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江戸小話, 身投げ

身投げ

る 日 、 両 国 橋 ( りょう ごく ば し ) の 橋 の 番人 が 、 番 所 ( ばんしょ → 役所 の ような もの ) に 呼び出さ れ ました 。 「 聞く ところ に よる と 、 毎晩 の 様 に 橋 の 上 から 身投げ (→ 飛び込み 自殺 ) が ある そうで は ない か 。 なぜ 、 気 を つけ ぬ 」 「 へい 」 「『 へい 』 で は ない 。 今晩 から 、 気 を つけて 見張れ よ 。 分かった な 」

さて 、 その 夜 。 橋 の 番人 が 、 油断 なく 見張って いる と 、 どこ から か あやしい 人影 が 現れて 、 橋 から 身 を 投げよう と し ました 。 番人 は 、 待って ました と ばかり に 人影 を 取り押さえる と 、 こう 言い ました 。 「 お前 だ な 、 毎晩 、 毎晩 、 身投げ を する の は 」

♪ ちゃん ちゃん ( おしまい )

身投げ みなげ

る 日 、 両 国 橋 ( りょう ごく ば し ) の 橋 の 番人 が 、 番 所 ( ばんしょ → 役所 の ような もの ) に 呼び出さ れ ました 。 |ひ|りょう|くに|きょう||||||きょう||ばんにん||ばん|しょ||やくしょ|||||よびださ|| 「 聞く ところ に よる と 、 毎晩 の 様 に 橋 の 上 から 身投げ (→ 飛び込み 自殺 ) が ある そうで は ない か 。 きく|||||まいばん||さま||きょう||うえ||みなげ|とびこみ|じさつ|||そう で||| なぜ 、 気 を つけ ぬ 」 「 へい 」 「『 へい 』 で は ない 。 |き|||||||| 今晩 から 、 気 を つけて 見張れ よ 。 こんばん||き|||みはれ| 分かった な 」 わかった|

さて 、 その 夜 。 ||よ 橋 の 番人 が 、 油断 なく 見張って いる と 、 どこ から か あやしい 人影 が 現れて 、 橋 から 身 を 投げよう と し ました 。 きょう||ばんにん||ゆだん||みはって|||||||ひとかげ||あらわれて|きょう||み||なげよう||| 番人 は 、 待って ました と ばかり に 人影 を 取り押さえる と 、 こう 言い ました 。 ばんにん||まって|||||ひとかげ||とりおさえる|||いい| 「 お前 だ な 、 毎晩 、 毎晩 、 身投げ を する の は 」 おまえ|||まいばん|まいばん|みなげ||||

♪ ちゃん ちゃん ( おしまい )