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ナルト, Naruto Episode 129

Naruto Episode 129

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ 少年 よ 聞い て くれ

♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ

♪ 明日 なんて もう いら ない から

♪ 握った 拳 を 隠す な よ

♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど

♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ

♪ 少年 よ 心 の 銃 の

♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ

♪ ~

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ どう しよ も なく くだらない

♪ この 素晴らしい 世界 に

♪ たった 今 生き て いる から

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ すべて の 本当 と 嘘 を

♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う

♪ しらけ た 面 が 並 ん でる

♪ からっぽ の この 街 で

♪ すべて の 若者 は 行った

♪ 風 の 無い この 夜 に

♪ 何 か を 変えよ う と し てる から

♪ ~

( ナルト ) サスケ ~ !

あっ 。

♪ ~

ん な ろ ~ !

あっ 。

《 な っ … 。

何 だ よ ? こいつ … 。

何で …

く そ っ ! 》

( サスケ ) この 程度 か 。

この 程度 なら まだ 使わ なく て も

大丈夫 だ な 。 何 ! ?

気付 い て ない の か ?

俺 は 写 輪 眼 を 使って ない 。

ナメ ん な !

足り ねえ ん だ よ 。

力 も 思い も 。

( イタチ ) < お前 は 弱い 。

なぜ 弱い か ?

足り ない から だ 。

憎しみ が … >

お前 たち と 仲間 ごっこ し て たら … 。

う っ … 。

う わ っ !

ここ まで の 力 を 手 に 入れる こと は … 。

なかった 。

♪ ~

そう … 俺 に は 必要 な ん だ 。

力 も 憎しみ も … 。

あいつ に 追いつく ため に は 。

兄さん 下りる よ 。

( イタチ ) 無理 する な 。 うん … 。

あっ … 。 どう し た ?

ここ でしょ ? 父さん が 働 い てる 所 。

( イタチ ) あぁ … 木 ノ 葉 警務 部隊 の 本部 だ 。

前 から 気 に なって た ん だ けど

何で 警務 部隊 の マーク に

うち は 一族 の 家紋 が 入って る の ?

何 だ 気付 い て た の か 。 当たり 前 だ ろ 。

う ~ ん … そう だ な 簡単 に 言う と

この 警務 部隊 を 組織 し 設立 し た の が

うち は 一族 の 先代 たち だった らしい 。

だから この 組織 の シンボル マーク に

自分 たち の 家紋 を 付け た の さ 。

昔 から うち は 一族 は

この 里 の 治安 を ずっと 預かり 守って き た 。

うち は の 家紋 は

その 誇り 高き 一族 の 証し で も ある ん だ よ 。

今や うち は 一族 も 小さく なって しまった けど

今 でも ほぼ 全員 が ここ の 第 一 部隊 に 所属 し

里 の 治安 維持 に 貢献 し てる 。

忍 の 起こす 犯罪 を 取り締ま れる の は

さらに 優秀 な 忍 だけ だ から な 。

《 やっぱり 父さん は すごい や ! 》

兄さん も あそこ に 入る の ?

( イタチ ) さ ぁ ? どう かな … 。

そう し な よ 。

大きく なったら 俺 も 警務 部隊 に 入る から さ 。

あした の 入学 式 に は 父さん も 来 て くれる 。

俺 の 夢 の 第 一 歩 だ 。 ( イタチ ) そう だ な 。

( フガク ) 遅かった な 何 を し て た ?

父さん … 。

今 から 話 が ある 早く 来い 。

( フガク ) フフ … さすが に 俺 の 子 だ 。

中 忍 に 昇格 し て から たった 半年 で ここ まで 来 た 。

あした の 特別 任務 だ が

俺 も ついていく こと に し た 。

《 あした ? 》

この 任務 が 成功 すれ ば

イタチ … お前 の 暗部 へ の 入隊 が ほぼ 内定 する 。

( フガク ) 分かって る な ?

( イタチ ) そんなに 心配 し なく て も 大丈夫 です よ 。

それ より … 。

あの … 父さん 。

あした は 俺 の … 。

あした の 任務 は お前 だけ で は なく

うち は 一族 に とって も 大事 な 任務 と なる 。

( イタチ ) 俺 やっぱり あした の 任務 やめる よ 。

何 を 血迷った こと を 言って る ! ?

あした が どれほど 大事 な 日 か お前 に も 分かって いる はず だ !

あした は サスケ の アカデミー の 入学 式 に つい て く よ 。

あ … 。

アカデミー の 入学 式 に は

身内 が 参列 する の が 通例 。

通達 が あった でしょ ? 父上 。

もう 分かった アカデミー へ は 俺 が 行く 。

左 足 ちゃん と 冷やし と け よ 。

うん … 。

《 兄さん … 何て 遠い ん だ … 》

♪ ~

( 猿 飛 ) 皆さん 入学 おめでとう 。

これ から は 忍 の 道 を 目指す 者 と し て 大いに 励 ん で ください 。

そして より 一層 この 木 ノ 葉 の 里 を

盛り立て て いって もらい たい 。

( 教師 ) い や ぁ イタチ 君 が 入って き た 時 の こと を 思い出し ます よ 。

さすが に 兄弟 だ 。

兄弟 そろって お 世話 に なり ます 。

いやいや お 世話 だ など 。

アカデミー 始まって 以来 の 天才 。

あの 子 ほど 優秀 な 生徒 は い ませ ん でし た よ 。

( フガク ) それ は ち と 褒め 過ぎ です な 。

( 教師 ) いやいや いやいや … 。

君 に も 期待 し てる よ 。

兄さん の よう に 立派 な 忍 に な れよ 。

はい … 。

♪ ~

( 生徒 1 ) おい あ れ って うち は だ よ な ?

( 生徒 2 ) ああ 。

( 生徒 1 ) あいつ や っぱ すげ ぇ の かな ?

( 生徒 2 ) ああ じゃ ない ?

( シカマル ) やっと 休み 時間 か よ め ん どくせ ぇ 。

まだ 慣れ ねえ な ここ は 。

( チョウジ ) シカマル も 食う ?

つう か お 前 休み 時間 が 全部 食事 時間 に なって ん ぞ 。

ハァ ハァ ハァ … 。

ハァ ハァ ハァ … 。

( フガク ) フフフ … 。

さすが 俺 の 子 だ 。

暗部 入り 心から 頼もしく 思う ぞ 。

ハァ ハァ … 。

こんなん じゃ ダメ だ … こんな ん じゃ … 。

まだ … まだ … 。

( ミコト ) 全く アカデミー が 休み の 日 くらい

ちゃんと 体 を 休め なさい 。

痛 っ 。 ( ミコト ) 無理 し なく て いい の よ 。

兄さん たった 1 年 で アカデミ ー を 卒業 し た ん だって さ 。

( ミコト ) あの ころ と 今 と じゃ 時代 が 違う わ 。

それ に … 。

あの 子 は ちょっと 特別 だ から 。

( フガク ) < さすが 俺 の 子 だ >

( 教師 ) で は これ から 上期 の 成績 表 を 渡す 。

( 生徒 たち ) え ~ !

この 調子 で 兄さん の よう に 立派 に やり なさい 。

《 父さん 俺 は …

「 さすが 俺 の 子 だ 」 って 言って ほしかった ん だ … 》

( フガク ) 何 だ と ? あした の 会合 に 出 られ ない と は どう いう こと だ !

お前 は 自分 の 立場 が 分かって い ない 。

( イタチ ) 俺 は あした 任務 に 就く 。

《 明かり も つけ ない で こんな 夜中 に 何 してん だ ろ ? 》

何 の 任務 だ ?

それ は 言 え ない 極秘 任務 だ 。

( フガク ) イタチ お前 は 一族 と 里 の 中枢 を つなぐ

パイプ 役 で も ある の だ 。

それ は 分かって る な ?

ああ 。

( フガク ) それ を よく 肝 に 銘じ て おけ 。

そして あした の 会合 に は 来い 。

サスケ 。 ( フガク ・ ミコト ) あっ … 。

トイレ に 行ったら 早く 寝ろ よ 。

うん 。

( フガク ) こんな 夜中 に 何 を ウロウロ し てる !

さっさと 寝ろ 。 は い 。

父さん は 兄さん の こと ばっかり だ 。

俺 が 疎 ま しい か ?

( イタチ ) 別に いい さ 。

忍 って の は 人 に 憎ま れ 生き て いく の が

道理 って もん だ から な 。

そんな ふう に は … 。

《 兄さん の 言う とおり だ 。

ホント は 俺 兄さん の こと … 》

フフ … 優秀 って の も 考え物 さ 。

力 を 持て ば 孤立 も する し 傲慢 に も なって くる 。

最初 は 望ま れ 求め られ て い た と し て も だ 。

ただ お前 と 俺 は 唯一無二 の 兄弟 だ 。

お前 の 越える べき 壁 と し て

俺 は お前 と 共に あり 続ける の さ 。

たとえ 憎ま れよ う と も な 。

それ が 兄貴 って もん だ 。 ( 戸 が 開く 音 )

( イナビ ) イタチ は いる か ! ? 話 が ある !

出 て こい !

何 です ? 皆さん お そろい で 。

きのう の 会合 に 来 なかった ヤツ が 2 人 いる 。

お前 は なぜ 来 なかった ?

《 やっぱり 兄さん ゆうべ 父さん が 言って た

会合 に は 行か なかった ん だ 》

暗部 に 入り いろいろ な 面倒 事 に

駆り出さ れる の は 分かる 。

お前 の 父上 も そう 言い 何 か と かばって は いる が … 。

( ヤシロ ) しかし われわれ と し て は お前 を 特別 扱い する 気 は ない 。

分かり まし た 。

以後 気 を 付け ま しょ う 。

そろそろ お 引き取り を 。

( ヤシロ ) そう だ な 。

だが その 前 に もう 少し だけ 聞き たい こと が あって な … 。

ん ?

( ヤシロ ) 昨夜 南 賀 ノ 川 に 身投げ し て 自殺 し た

うち は シスイ に つい て だ 。

《 身投げ ! ? 》

会合 に 来 なかった もう 一 人 が その シスイ だ 。

確か お前 は

シスイ を 実の 兄 の よう に 慕って た な 。

そう です か … 。

最近 は 全く 会って なかった が … 。

残念 です 。

で われわれ 警務 部隊 は

全力 で 捜査 に 乗り出す こと を 決定 し た 。

( イタチ ) 捜査 ?

これ が シスイ の 書 い た 遺書 だ 。

筆跡 の 鑑定 は 済 ん でる 。

間違い なく 本人 が 書 い た もの だ 。

他殺 の 線 が ない なら 何 の 捜査 です か ?

写 輪 眼 を 使える 者 なら

筆跡 の コピー など たやすい が な 。

( ヤシロ ) うち は 一 の 手 だれ

瞬 身 の シスイ と 恐れ られ た 男 だ 。

一族 の ため なら どんな 任務 でも 先立って やる 男 だった 。

( イナビ ) そんな 男 が こんな もの を 残し て 自殺 する と は 考え づらい 。

( イタチ ) 見た目 や 思い込み だけ で

人 を 判断 し ない ほう が いい です よ 。

( イナビ ) とりあえず その 遺書 を お前 に 預ける 。

それ を 持って お前 から 暗部 に も 捜査 協力 を 要請 しろ 。

( イタチ ) 了解 し まし た 。

手がかり が 出 て くる と いい が な 。

それ と 俺 たち に も 暗部 に は 別 ルート だって ある 。

捜査 要請 を 握りつぶし たり すれ ば

すぐ 分かる ぞ 。

( イタチ ) もっと 直接 的 に 言ったら どう です ?

俺 を 疑って る って わけ か 。

ああ そう だ くそ ガキ 。

いい か ? イタチ !

一族 を 裏切る よう な ま ね を し て みろ 。

タダ じゃ 済ま さ ねえ ぞ !

( 殴る 音 )

( イナビ たち ) あ … あぁ … 。

さっき も 言った はず だ 。

見た目 や 思い込み だけ で 人 を 判断 し ない ほう が いい 。

俺 の 気 が 長い と 勝手 に 判断 し た か を くくる から 。

一族 … 一族 … 。

そう いう あんた ら は 己 の 器 の 大き さ を 量り 違え

俺 の 器 の 深 さ �� 知ら ぬ から

今 そこ に は いつ くばって る 。

《 こんな 兄さん 今 まで 見 た こと … 》

シスイ は … 最近 の お前 を 監視 し て い た 。

暗部 に 入って 半年 … 。

最近 の お前 の 言動 の おかし さ は

目 に 余る … 。

お前 は 一体 何 を 考え て … 。

( イタチ ) 組織 に 執着 し 一族 に 執着 し 名 に 執着 する 。

それ は 己 を 制約 し

己 の 器 を 決めつける 忌む べき こと 。

そして いまだ 見 ぬ

知ら ぬ もの を 恐れ 憎し む 愚か しき こと 。

( フガク ) やめろ イタチ !

一体 どう し た と いう ん だ ?

イタチ お前 最近 少し 変 だ ぞ 。

( イタチ ) 何 も おかしく など ない 。

自分 の 役割 を 果たし て いる それ だけ だ 。

じゃあ なぜ ゆうべ は 来 なかった ?

( イタチ ) 高 み に 近づく ため 。

( フガク ) ん ? 何 の 話 だ ?

あっ !

俺 の 器 は

この くだら ぬ 一族 に 絶望 し て いる 。

< 昔 から うち は 一族 は

この 里 の 治安 を ずっと 預かり 守って き た 。

うち は の 家紋 は

その 誇り 高き 一族 の 証し で も ある ん だ よ >

( フガク ) < さすが 俺 の 子 だ 。

暗部 入り 心から 頼もしく 思う ぞ >

一族 など と ちっぽけ な もの に 執着 する から

本当 に 大切 な もの を 見失う 。

本当 の 変化 と は

規制 に 制約 予感 や 想像 の 枠 に 収まり きって い て は でき ない 。

傲慢 な こと を … 。 ( ヤシロ ) もう いい !

それ 以上 くだら ぬ ざ れ 言 を 言う なら

ろう に つなぐ !

< フフ … 優秀 って の も 考え物 さ 。

力 を 持て ば 孤立 も する し 傲慢 に も なって くる 。

最初 は 望ま れ 求め られ て い た と し て も だ >

《 何で … 兄さん … 》

( ヤシロ ) さ ぁ どう する ん だ ! ?

もう 許容 でき ませ ん 。

隊長 拘束 の 命令 を !

兄さん もう やめ て よ !

( イタチ ) シスイ を 殺し た の は 俺 じゃ ない 。

けれど 数々 の 失言 は 謝り ます 。

申し訳 あり ませ ん 。

( フガク ) 最近 暗部 で の 任務 に 忙殺 さ れ て

少し 疲れ て い た よう だ な 。

隊長 !

( フガク ) 暗部 は 火影 様 の 直轄 部隊 。

いくら われわれ 警務 部隊 でも

捕 捉 状 が なけ れ ば 逮捕 でき ない 。

( フガク ) それ に イタチ の こと は …

この 俺 が 責任 を 持って 監視 する 。

頼む 。

分かり まし た 。

♪ ~

♪ ~

お前 の ほう こそ これ で 目 が 覚め た ん じゃ ない か ?

♪ ~

フン あの 時 は 邪魔 が 入った が … 。

♪ ~

今度 は そう は いか ない 。

♪ ~

見せ て やる よ 。

写 輪 眼 の 本当 の 力 を な 。

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ 一つ一つ 思い出せ ば

♪ 全て わかって い た 気 が し て い た のに

♪ 色褪せ た 言葉 は

♪ 僕 の すぐ そば に 置 い て あった

♪ 答え の 出 ない 夜 と

♪ 一片 の 温もり と

♪ 遥か 彼方 の 憧れ と

♪ ただ それ だけ を

♪ 繰り返し 僕 は 生き て いる

♪ ~

♪ この 両手 に 抱え て いる もの

♪ 時 の しずく

♪ そっと 握り締め て 忘れ た 記憶

♪ 失 くし た 言葉

♪ ~

♪ この 思い は

〈 どう し た ? 本気 で かかって こい ナルト 。

それとも これ が お前 の 本気 だって の か ?

この 程度 で … この 程度 の 力 で

今 まで 忍 道 だ の 何 だの って 偉 そう に ほ ざい て や がった の か 。

フン 冗談 じゃ ねえ 。

今 の て め ぇ は 倒す 価値 も ない 野郎 だ ぜ ! 〉

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Naruto Episode 129 naruto|episode Naruto Avsnitt 129

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ 少年 よ 聞い て くれ しょうねん||ききい||

♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ にんげん|||||||

♪ 明日 なんて もう いら ない から あした|||||

♪ 握った 拳 を 隠す な よ にぎった|けん||かくす||

♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど ふあん||ゆめ||うりとばす|

♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ |ろう|||||||

♪ 少年 よ 心 の 銃 の しょうねん||こころ||じゅう|

♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ ひきがね||ひける|||きみ||

♪ ~

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ どう しよ も なく くだらない

♪ この 素晴らしい 世界 に |すばらしい|せかい|

♪ たった 今 生き て いる から |いま|いき|||

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ すべて の 本当 と 嘘 を ||ほんとう||うそ|

♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に けっして|わすれ|||||

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う しぬ|||わか||||

♪ しらけ た 面 が 並 ん でる ||おもて||なみ||

♪ からっぽ の この 街 で |||がい|

♪ すべて の 若者 は 行った ||わかもの||おこなった

♪ 風 の 無い この 夜 に かぜ||ない||よ|

♪ 何 か を 変えよ う と し てる から なん|||かえよ|||||

♪ ~

( ナルト ) サスケ ~ ! |さすけ

あっ 。

♪ ~

ん な ろ ~ !

あっ 。

《 な っ … 。

何 だ よ ? こいつ … 。 なん|||

何で … なんで

く そ っ ! 》

( サスケ ) この 程度 か 。 ||ていど|

この 程度 なら まだ 使わ なく て も |ていど|||つかわ|||

大丈夫 だ な 。 何 ! ? だいじょうぶ|||なん

気付 い て ない の か ? きづ|||||

俺 は 写 輪 眼 を 使って ない 。 おれ||うつ|りん|がん||つかって|

ナメ ん な !

足り ねえ ん だ よ 。 たり||||

力 も 思い も 。 ちから||おもい|

( イタチ ) < お前 は 弱い 。 |おまえ||よわい

なぜ 弱い か ? |よわい|

足り ない から だ 。 たり|||

憎しみ が … > にくしみ|

お前 たち と 仲間 ごっこ し て たら … 。 おまえ|||なかま||||

う っ … 。

う わ っ !

ここ まで の 力 を 手 に 入れる こと は … 。 |||ちから||て||いれる||

なかった 。

♪ ~

そう … 俺 に は 必要 な ん だ 。 |おれ|||ひつよう|||

力 も 憎しみ も … 。 ちから||にくしみ|

あいつ に 追いつく ため に は 。 ||おいつく|||

兄さん 下りる よ 。 にいさん|おりる|

( イタチ ) 無理 する な 。 うん … 。 |むり|||

あっ … 。 どう し た ?

ここ でしょ ? 父さん が 働 い てる 所 。 ||とうさん||はたら|||しょ

( イタチ ) あぁ … 木 ノ 葉 警務 部隊 の 本部 だ 。 ||き||は|けいむ|ぶたい||ほんぶ|

前 から 気 に なって た ん だ けど ぜん||き||||||

何で 警務 部隊 の マーク に なんで|けいむ|ぶたい|||

うち は 一族 の 家紋 が 入って る の ? ||いちぞく||かもん||はいって||

何 だ 気付 い て た の か 。 当たり 前 だ ろ 。 なん||きづ||||||あたり|ぜん||

う ~ ん … そう だ な 簡単 に 言う と |||||かんたん||いう|

この 警務 部隊 を 組織 し 設立 し た の が |けいむ|ぶたい||そしき||せつりつ||||

うち は 一族 の 先代 たち だった らしい 。 ||いちぞく||せんだい|||

だから この 組織 の シンボル マーク に ||そしき||しんぼる||

自分 たち の 家紋 を 付け た の さ 。 じぶん|||かもん||つけ|||

昔 から うち は 一族 は むかし||||いちぞく|

この 里 の 治安 を ずっと 預かり 守って き た 。 |さと||ちあん|||あずかり|まもって||

うち は の 家紋 は |||かもん|

その 誇り 高き 一族 の 証し で も ある ん だ よ 。 |ほこり|たかき|いちぞく||しょうし||||||

今や うち は 一族 も 小さく なって しまった けど いまや|||いちぞく||ちいさく|||

今 でも ほぼ 全員 が ここ の 第 一 部隊 に 所属 し いま|||ぜんいん||||だい|ひと|ぶたい||しょぞく|

里 の 治安 維持 に 貢献 し てる 。 さと||ちあん|いじ||こうけん||

忍 の 起こす 犯罪 を 取り締ま れる の は おし||おこす|はんざい||とりしま|||

さらに 優秀 な 忍 だけ だ から な 。 |ゆうしゅう||おし||||

《 やっぱり 父さん は すごい や ! 》 |とうさん|||

兄さん も あそこ に 入る の ? にいさん||||はいる|

( イタチ ) さ ぁ ? どう かな … 。

そう し な よ 。

大きく なったら 俺 も 警務 部隊 に 入る から さ 。 おおきく||おれ||けいむ|ぶたい||はいる||

あした の 入学 式 に は 父さん も 来 て くれる 。 ||にゅうがく|しき|||とうさん||らい||

俺 の 夢 の 第 一 歩 だ 。 ( イタチ ) そう だ な 。 おれ||ゆめ||だい|ひと|ふ|||||

( フガク ) 遅かった な 何 を し て た ? |おそかった||なん||||

父さん … 。 とうさん

今 から 話 が ある 早く 来い 。 いま||はなし|||はやく|こい

( フガク ) フフ … さすが に 俺 の 子 だ 。 ||||おれ||こ|

中 忍 に 昇格 し て から たった 半年 で ここ まで 来 た 。 なか|おし||しょうかく|||||はんとし||||らい|

あした の 特別 任務 だ が ||とくべつ|にんむ||

俺 も ついていく こと に し た 。 おれ||||||

《 あした ? 》

この 任務 が 成功 すれ ば |にんむ||せいこう||

イタチ … お前 の 暗部 へ の 入隊 が ほぼ 内定 する 。 いたち|おまえ||あんぶ|||にゅうたい|||ないてい|

( フガク ) 分かって る な ? |わかって||

( イタチ ) そんなに 心配 し なく て も 大丈夫 です よ 。 ||しんぱい|||||だいじょうぶ||

それ より … 。

あの … 父さん 。 |とうさん

あした は 俺 の … 。 ||おれ|

あした の 任務 は お前 だけ で は なく ||にんむ||おまえ||||

うち は 一族 に とって も 大事 な 任務 と なる 。 ||いちぞく||||だいじ||にんむ||

( イタチ ) 俺 やっぱり あした の 任務 やめる よ 。 |おれ||||にんむ||

何 を 血迷った こと を 言って る ! ? なん||ちまよった|||いって|

あした が どれほど 大事 な 日 か お前 に も 分かって いる はず だ ! |||だいじ||ひ||おまえ|||わかって|||

あした は サスケ の アカデミー の 入学 式 に つい て く よ 。 ||さすけ||あかでみー||にゅうがく|しき|||||

あ … 。

アカデミー の 入学 式 に は あかでみー||にゅうがく|しき||

身内 が 参列 する の が 通例 。 みうち||さんれつ||||つうれい

通達 が あった でしょ ? 父上 。 つうたつ||||ちちうえ

もう 分かった アカデミー へ は 俺 が 行く 。 |わかった|あかでみー|||おれ||いく

左 足 ちゃん と 冷やし と け よ 。 ひだり|あし|||ひやし|||

うん … 。

《 兄さん … 何て 遠い ん だ … 》 にいさん|なんて|とおい||

♪ ~

( 猿 飛 ) 皆さん 入学 おめでとう 。 さる|と|みなさん|にゅうがく|

これ から は 忍 の 道 を 目指す 者 と し て 大いに 励 ん で ください 。 |||おし||どう||めざす|もの||||おおいに|はげ|||

そして より 一層 この 木 ノ 葉 の 里 を ||いっそう||き||は||さと|

盛り立て て いって もらい たい 。 もりたて||||

( 教師 ) い や ぁ イタチ 君 が 入って き た 時 の こと を 思い出し ます よ 。 きょうし||||いたち|きみ||はいって|||じ||||おもいだし||

さすが に 兄弟 だ 。 ||きょうだい|

兄弟 そろって お 世話 に なり ます 。 きょうだい|||せわ|||

いやいや お 世話 だ など 。 ||せわ||

アカデミー 始まって 以来 の 天才 。 あかでみー|はじまって|いらい||てんさい

あの 子 ほど 優秀 な 生徒 は い ませ ん でし た よ 。 |こ||ゆうしゅう||せいと|||||||

( フガク ) それ は ち と 褒め 過ぎ です な 。 |||||ほめ|すぎ||

( 教師 ) いやいや いやいや … 。 きょうし||

君 に も 期待 し てる よ 。 きみ|||きたい|||

兄さん の よう に 立派 な 忍 に な れよ 。 にいさん||||りっぱ||おし|||

はい … 。

♪ ~

( 生徒 1 ) おい あ れ って うち は だ よ な ? せいと|||||||||

( 生徒 2 ) ああ 。 せいと|

( 生徒 1 ) あいつ や っぱ すげ ぇ の かな ? せいと|||||||

( 生徒 2 ) ああ じゃ ない ? せいと|||

( シカマル ) やっと 休み 時間 か よ め ん どくせ ぇ 。 ||やすみ|じかん||||||

まだ 慣れ ねえ な ここ は 。 |なれ||||

( チョウジ ) シカマル も 食う ? |||くう

つう か お 前 休み 時間 が 全部 食事 時間 に なって ん ぞ 。 |||ぜん|やすみ|じかん||ぜんぶ|しょくじ|じかん||||

ハァ ハァ ハァ … 。

ハァ ハァ ハァ … 。

( フガク ) フフフ … 。

さすが 俺 の 子 だ 。 |おれ||こ|

暗部 入り 心から 頼もしく 思う ぞ 。 あんぶ|はいり|こころから|たのもしく|おもう|

ハァ ハァ … 。

こんなん じゃ ダメ だ … こんな ん じゃ … 。 ||だめ||||

まだ … まだ … 。

( ミコト ) 全く アカデミー が 休み の 日 くらい |まったく|あかでみー||やすみ||ひ|

ちゃんと 体 を 休め なさい 。 |からだ||やすめ|

痛 っ 。 ( ミコト ) 無理 し なく て いい の よ 。 つう|||むり||||||

兄さん たった 1 年 で アカデミ ー を 卒業 し た ん だって さ 。 にいさん||とし|||||そつぎょう|||||

( ミコト ) あの ころ と 今 と じゃ 時代 が 違う わ 。 ||||いま|||じだい||ちがう|

それ に … 。

あの 子 は ちょっと 特別 だ から 。 |こ|||とくべつ||

( フガク ) < さすが 俺 の 子 だ > ||おれ||こ|

( 教師 ) で は これ から 上期 の 成績 表 を 渡す 。 きょうし|||||かみき||せいせき|ひょう||わたす

( 生徒 たち ) え ~ ! せいと||

この 調子 で 兄さん の よう に 立派 に やり なさい 。 |ちょうし||にいさん||||りっぱ|||

《 父さん 俺 は … とうさん|おれ|

「 さすが 俺 の 子 だ 」 って 言って ほしかった ん だ … 》 |おれ||こ|||いって|||

( フガク ) 何 だ と ? あした の 会合 に 出 られ ない と は どう いう こと だ ! |なん|||||かいごう||だ||||||||

お前 は 自分 の 立場 が 分かって い ない 。 おまえ||じぶん||たちば||わかって||

( イタチ ) 俺 は あした 任務 に 就く 。 |おれ|||にんむ||つく

《 明かり も つけ ない で こんな 夜中 に 何 してん だ ろ ? 》 あかり||||||よなか||なん|||

何 の 任務 だ ? なん||にんむ|

それ は 言 え ない 極秘 任務 だ 。 ||げん|||ごくひ|にんむ|

( フガク ) イタチ お前 は 一族 と 里 の 中枢 を つなぐ |いたち|おまえ||いちぞく||さと||ちゅうすう||

パイプ 役 で も ある の だ 。 ぱいぷ|やく|||||

それ は 分かって る な ? ||わかって||

ああ 。

( フガク ) それ を よく 肝 に 銘じ て おけ 。 ||||かん||めいじ||

そして あした の 会合 に は 来い 。 |||かいごう|||こい

サスケ 。 ( フガク ・ ミコト ) あっ … 。 さすけ|||

トイレ に 行ったら 早く 寝ろ よ 。 といれ||おこなったら|はやく|ねろ|

うん 。

( フガク ) こんな 夜中 に 何 を ウロウロ し てる ! ||よなか||なん||うろうろ||

さっさと 寝ろ 。 は い 。 |ねろ||

父さん は 兄さん の こと ばっかり だ 。 とうさん||にいさん||||

俺 が 疎 ま しい か ? おれ||うと|||

( イタチ ) 別に いい さ 。 |べつに||

忍 って の は 人 に 憎ま れ 生き て いく の が おし||||じん||にくま||いき||||

道理 って もん だ から な 。 どうり|||||

そんな ふう に は … 。

《 兄さん の 言う とおり だ 。 にいさん||いう||

ホント は 俺 兄さん の こと … 》 ほんと||おれ|にいさん||

フフ … 優秀 って の も 考え物 さ 。 |ゆうしゅう||||かんがえもの|

力 を 持て ば 孤立 も する し 傲慢 に も なって くる 。 ちから||もて||こりつ||||ごうまん||||

最初 は 望ま れ 求め られ て い た と し て も だ 。 さいしょ||のぞま||もとめ|||||||||

ただ お前 と 俺 は 唯一無二 の 兄弟 だ 。 |おまえ||おれ||ゆいいつむに||きょうだい|

お前 の 越える べき 壁 と し て おまえ||こえる||かべ|||

俺 は お前 と 共に あり 続ける の さ 。 おれ||おまえ||ともに||つづける||

たとえ 憎ま れよ う と も な 。 |にくま|||||

それ が 兄貴 って もん だ 。 ( 戸 が 開く 音 ) ||あにき||||と||あく|おと

( イナビ ) イタチ は いる か ! ? 話 が ある ! |いたち||||はなし||

出 て こい ! だ||

何 です ? 皆さん お そろい で 。 なん||みなさん|||

きのう の 会合 に 来 なかった ヤツ が 2 人 いる 。 ||かいごう||らい||やつ||じん|

お前 は なぜ 来 なかった ? おまえ|||らい|

《 やっぱり 兄さん ゆうべ 父さん が 言って た |にいさん||とうさん||いって|

会合 に は 行か なかった ん だ 》 かいごう|||いか|||

暗部 に 入り いろいろ な 面倒 事 に あんぶ||はいり|||めんどう|こと|

駆り出さ れる の は 分かる 。 かりださ||||わかる

お前 の 父上 も そう 言い 何 か と かばって は いる が … 。 おまえ||ちちうえ|||いい|なん||||||

( ヤシロ ) しかし われわれ と し て は お前 を 特別 扱い する 気 は ない 。 |||||||おまえ||とくべつ|あつかい||き||

分かり まし た 。 わかり||

以後 気 を 付け ま しょ う 。 いご|き||つけ|||

そろそろ お 引き取り を 。 ||ひきとり|

( ヤシロ ) そう だ な 。

だが その 前 に もう 少し だけ 聞き たい こと が あって な … 。 ||ぜん|||すこし||きき|||||

ん ?

( ヤシロ ) 昨夜 南 賀 ノ 川 に 身投げ し て 自殺 し た |さくや|みなみ|が||かわ||みなげ|||じさつ||

うち は シスイ に つい て だ 。

《 身投げ ! ? 》 みなげ

会合 に 来 なかった もう 一 人 が その シスイ だ 。 かいごう||らい|||ひと|じん||||

確か お前 は たしか|おまえ|

シスイ を 実の 兄 の よう に 慕って た な 。 ||じつの|あに||||したって||

そう です か … 。

最近 は 全く 会って なかった が … 。 さいきん||まったく|あって||

残念 です 。 ざんねん|

で われわれ 警務 部隊 は ||けいむ|ぶたい|

全力 で 捜査 に 乗り出す こと を 決定 し た 。 ぜんりょく||そうさ||のりだす|||けってい||

( イタチ ) 捜査 ? |そうさ

これ が シスイ の 書 い た 遺書 だ 。 ||||しょ|||いしょ|

筆跡 の 鑑定 は 済 ん でる 。 ひっせき||かんてい||す||

間違い なく 本人 が 書 い た もの だ 。 まちがい||ほんにん||しょ||||

他殺 の 線 が ない なら 何 の 捜査 です か ? たさつ||せん||||なん||そうさ||

写 輪 眼 を 使える 者 なら うつ|りん|がん||つかえる|もの|

筆跡 の コピー など たやすい が な 。 ひっせき||こぴー||||

( ヤシロ ) うち は 一 の 手 だれ |||ひと||て|

瞬 身 の シスイ と 恐れ られ た 男 だ 。 またた|み||||おそれ|||おとこ|

一族 の ため なら どんな 任務 でも 先立って やる 男 だった 。 いちぞく|||||にんむ||さきだって||おとこ|

( イナビ ) そんな 男 が こんな もの を 残し て 自殺 する と は 考え づらい 。 ||おとこ|||||のこし||じさつ||||かんがえ|

( イタチ ) 見た目 や 思い込み だけ で |みため||おもいこみ||

人 を 判断 し ない ほう が いい です よ 。 じん||はんだん|||||||

( イナビ ) とりあえず その 遺書 を お前 に 預ける 。 |||いしょ||おまえ||あずける

それ を 持って お前 から 暗部 に も 捜査 協力 を 要請 しろ 。 ||もって|おまえ||あんぶ|||そうさ|きょうりょく||ようせい|

( イタチ ) 了解 し まし た 。 |りょうかい|||

手がかり が 出 て くる と いい が な 。 てがかり||だ||||||

それ と 俺 たち に も 暗部 に は 別 ルート だって ある 。 ||おれ||||あんぶ|||べつ|るーと||

捜査 要請 を 握りつぶし たり すれ ば そうさ|ようせい||にぎりつぶし|||

すぐ 分かる ぞ 。 |わかる|

( イタチ ) もっと 直接 的 に 言ったら どう です ? ||ちょくせつ|てき||いったら||

俺 を 疑って る って わけ か 。 おれ||うたがって||||

ああ そう だ くそ ガキ 。 ||||がき

いい か ? イタチ ! ||いたち

一族 を 裏切る よう な ま ね を し て みろ 。 いちぞく||うらぎる||||||||

タダ じゃ 済ま さ ねえ ぞ ! ただ||すま|||

( 殴る 音 ) なぐる|おと

( イナビ たち ) あ … あぁ … 。

さっき も 言った はず だ 。 ||いった||

見た目 や 思い込み だけ で 人 を 判断 し ない ほう が いい 。 みため||おもいこみ|||じん||はんだん|||||

俺 の 気 が 長い と 勝手 に 判断 し た か を くくる から 。 おれ||き||ながい||かって||はんだん||||||

一族 … 一族 … 。 いちぞく|いちぞく

そう いう あんた ら は 己 の 器 の 大き さ を 量り 違え |||||おのれ||うつわ||おおき|||はかり|ちがえ

俺 の 器 の 深 さ �� 知ら ぬ から おれ||うつわ||ふか||しら||

今 そこ に は いつ くばって る 。 いま||||||

《 こんな 兄さん 今 まで 見 た こと … 》 |にいさん|いま||み||

シスイ は … 最近 の お前 を 監視 し て い た 。 ||さいきん||おまえ||かんし||||

暗部 に 入って 半年 … 。 あんぶ||はいって|はんとし

最近 の お前 の 言動 の おかし さ は さいきん||おまえ||げんどう||||

目 に 余る … 。 め||あまる

お前 は 一体 何 を 考え て … 。 おまえ||いったい|なん||かんがえ|

( イタチ ) 組織 に 執着 し 一族 に 執着 し 名 に 執着 する 。 |そしき||しゅうちゃく||いちぞく||しゅうちゃく||な||しゅうちゃく|

それ は 己 を 制約 し ||おのれ||せいやく|

己 の 器 を 決めつける 忌む べき こと 。 おのれ||うつわ||きめつける|いむ||

そして いまだ 見 ぬ ||み|

知ら ぬ もの を 恐れ 憎し む 愚か しき こと 。 しら||||おそれ|にくし||おろか||

( フガク ) やめろ イタチ ! ||いたち

一体 どう し た と いう ん だ ? いったい|||||||

イタチ お前 最近 少し 変 だ ぞ 。 いたち|おまえ|さいきん|すこし|へん||

( イタチ ) 何 も おかしく など ない 。 |なん||||

自分 の 役割 を 果たし て いる それ だけ だ 。 じぶん||やくわり||はたし|||||

じゃあ なぜ ゆうべ は 来 なかった ? ||||らい|

( イタチ ) 高 み に 近づく ため 。 |たか|||ちかづく|

( フガク ) ん ? 何 の 話 だ ? ||なん||はなし|

あっ !

俺 の 器 は おれ||うつわ|

この くだら ぬ 一族 に 絶望 し て いる 。 |||いちぞく||ぜつぼう|||

< 昔 から うち は 一族 は むかし||||いちぞく|

この 里 の 治安 を ずっと 預かり 守って き た 。 |さと||ちあん|||あずかり|まもって||

うち は の 家紋 は |||かもん|

その 誇り 高き 一族 の 証し で も ある ん だ よ > |ほこり|たかき|いちぞく||しょうし||||||

( フガク ) < さすが 俺 の 子 だ 。 ||おれ||こ|

暗部 入り 心から 頼もしく 思う ぞ > あんぶ|はいり|こころから|たのもしく|おもう|

一族 など と ちっぽけ な もの に 執着 する から いちぞく|||||||しゅうちゃく||

本当 に 大切 な もの を 見失う 。 ほんとう||たいせつ||||みうしなう

本当 の 変化 と は ほんとう||へんか||

規制 に 制約 予感 や 想像 の 枠 に 収まり きって い て は でき ない 。 きせい||せいやく|よかん||そうぞう||わく||おさまり||||||

傲慢 な こと を … 。 ( ヤシロ ) もう いい ! ごうまん||||||

それ 以上 くだら ぬ ざ れ 言 を 言う なら |いじょう|||||げん||いう|

ろう に つなぐ !

< フフ … 優秀 って の も 考え物 さ 。 |ゆうしゅう||||かんがえもの|

力 を 持て ば 孤立 も する し 傲慢 に も なって くる 。 ちから||もて||こりつ||||ごうまん||||

最初 は 望ま れ 求め られ て い た と し て も だ > さいしょ||のぞま||もとめ|||||||||

《 何で … 兄さん … 》 なんで|にいさん

( ヤシロ ) さ ぁ どう する ん だ ! ?

もう 許容 でき ませ ん 。 |きょよう|||

隊長 拘束 の 命令 を ! たいちょう|こうそく||めいれい|

兄さん もう やめ て よ ! にいさん||||

( イタチ ) シスイ を 殺し た の は 俺 じゃ ない 。 |||ころし||||おれ||

けれど 数々 の 失言 は 謝り ます 。 |かずかず||しつげん||あやまり|

申し訳 あり ませ ん 。 もうしわけ|||

( フガク ) 最近 暗部 で の 任務 に 忙殺 さ れ て |さいきん|あんぶ|||にんむ||ぼうさつ|||

少し 疲れ て い た よう だ な 。 すこし|つかれ||||||

隊長 ! たいちょう

( フガク ) 暗部 は 火影 様 の 直轄 部隊 。 |あんぶ||ほかげ|さま||ちょっかつ|ぶたい

いくら われわれ 警務 部隊 でも ||けいむ|ぶたい|

捕 捉 状 が なけ れ ば 逮捕 でき ない 。 ほ|そく|じょう|||||たいほ||

( フガク ) それ に イタチ の こと は … |||いたち|||

この 俺 が 責任 を 持って 監視 する 。 |おれ||せきにん||もって|かんし|

頼む 。 たのむ

分かり まし た 。 わかり||

♪ ~

♪ ~

お前 の ほう こそ これ で 目 が 覚め た ん じゃ ない か ? おまえ||||||め||さめ|||||

♪ ~

フン あの 時 は 邪魔 が 入った が … 。 ふん||じ||じゃま||はいった|

♪ ~

今度 は そう は いか ない 。 こんど|||||

♪ ~

見せ て やる よ 。 みせ|||

写 輪 眼 の 本当 の 力 を な 。 うつ|りん|がん||ほんとう||ちから||

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ 一つ一つ 思い出せ ば ひとつひとつ|おもいだせ|

♪ 全て わかって い た 気 が し て い た のに すべて||||き||||||

♪ 色褪せ た 言葉 は いろあせ||ことば|

♪ 僕 の すぐ そば に 置 い て あった ぼく|||||お|||

♪ 答え の 出 ない 夜 と こたえ||だ||よ|

♪ 一片 の 温もり と いっぺん||ぬくもり|

♪ 遥か 彼方 の 憧れ と はるか|かなた||あこがれ|

♪ ただ それ だけ を

♪ 繰り返し 僕 は 生き て いる くりかえし|ぼく||いき||

♪ ~

♪ この 両手 に 抱え て いる もの |りょうて||かかえ|||

♪ 時 の しずく じ||

♪ そっと 握り締め て 忘れ た 記憶 |にぎりしめ||わすれ||きおく

♪ 失 くし た 言葉 うしな|||ことば

♪ ~

♪ この 思い は |おもい|

〈 どう し た ? 本気 で かかって こい ナルト 。 |||ほんき||||

それとも これ が お前 の 本気 だって の か ? |||おまえ||ほんき|||

この 程度 で … この 程度 の 力 で |ていど|||ていど||ちから|

今 まで 忍 道 だ の 何 だの って 偉 そう に ほ ざい て や がった の か 。 いま||おし|どう|||なん|||えら|||||||||

フン 冗談 じゃ ねえ 。 ふん|じょうだん||

今 の て め ぇ は 倒す 価値 も ない 野郎 だ ぜ ! 〉 いま||||||たおす|かち|||やろう||