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ナルト, Naruto Episode 140

Naruto Episode 140

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ 少年 よ 聞い て くれ

♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ

♪ 明日 なんて もう いら ない から

♪ 握った 拳 を 隠す な よ

♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど

♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ

♪ 少年 よ 心 の 銃 の

♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ

♪ ~

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ どう しよ も なく くだらない

♪ この 素晴らしい 世界 に

♪ たった 今 生き て いる から

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ すべて の 本当 と 嘘 を

♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う

♪ しらけ た 面 が 並 ん でる

♪ からっぽ の この 街 で

♪ すべて の 若者 は 行った

♪ 風 の 無い この 夜 に

♪ 何 か を 変えよ う と し てる から

♪ ~

( 大 蛇 丸 ) フフハハハ … 。 ( サクラ ) えっ ?

あっ !

まさか !

( 大 蛇 丸 ) フフ フフ … 。

虚勢 を 張って も お 見通し だ わ 。

お前 は もう …

終わり な の よ 。

♪ ~

( 大 蛇 丸 ) フフフ かわいそう に 。

この 子 子 犬 の よう に 震え て いる じゃ ない 。

さ ぁ カブト 。

苦しま ない よう に 始末 し て あげ なさい 。

( カブト ) はい 。

( 足音 )

《 サスケ 君 … 》

< 私 サスケ 君 の ため なら 何 だって する ! だ から …

お 願い だ から ここ に い て ! >

( サスケ ) < やっぱり お前 ウザ い よ >

< 行か ない で ! >

< サクラ … >

< ありがとう >

( 突く 音 )

《 サスケ 君 … 》

はっ !

待って ! ( 大 蛇 丸 ) ん ?

何 か 言った かしら ?

待ち なさい !

( 大 蛇 丸 ) フフフ … 。

サスケ 君 は … サスケ 君 は どこ に ! ?

まさか もう あなた の その 肉体 は サスケ 君 の … 。

( 大 蛇 丸 ) もはや 隠す 必要 も ない わ 。

いい でしょ う カブト 教え て あげ なさい 。

( 扉 が 閉まる 音 )

( カブト ) ここ に 来る の が 少し 遅かった ん だ よ 。

大 蛇 丸 様 は サスケ 君 を 待 て ず

すでに 別 の 器 に 転生 な さ れ た ん だ 。

じゃあ サスケ 君 は 無事 な の ねこ の 建物 の どこ か に ?

大 蛇 丸 様 は 次 なる 転生 の 機会 を 待つ ため に

サスケ 君 に 呪 印 を お 与え に なった ん だ よ 。

でも …

すべて の 人 間 が 呪 印 に 耐え られる わけ で は ない 。

えっ … 。

< う わ っ ! >

まさか … まさか サスケ 君 は … 。

ああ そう だ 。

サスケ 君 は 呪 印 に 耐え られ ず に 死 ん だ ん だ よ 。

そんな … うそ よ … 。

うそ に 決まって る わ !

は ぁ … 。

そんな うそ を つい て 何 に なる と いう ん だい ?

これ から 死 ん で ゆく 君 に … 。

そこ まで 会い たい の なら 会わ せ て あげる よ 。

死ね ば あの世 で 会 える から ね 。

♪ ~

( カブト ) フッ 。

♪ ~

《 サスケ 君 … 》

( ナルト ) サクラ ちゃん !

サクラ ちゃん ! そんな ヤツ の 言う こと は …

信じ ん な よ ! ナルト … 。

お やおや ナルト 君 。

とう に 溺れ 死 ん だ と 思って い た が … 。

一 度 約束 し たら 諦め ねえ の が 俺 の 忍 道 だって ば よ !

サスケ を 取り返す まで 俺 は 絶対 死な ねえ ぞ !

フン おもしろい 。

サクラ ちゃん 隠れ て ろ 。

影 分身 の 術 !

こっち だって ば よ !

ヘヘ ~ ! バ ~ カ ! こっち だ ぜ !

こっち こっち ! どこ 見 てん だ ?

こっち だって ば よ ! こっち !

ナハハハハ … ! 何 やって ん の ?

お ~ い ! くっ !

♪ ~

ヘッヘッヘックナイ を 使い果たし た な 。

思いっ切り …

ぶ っ 飛ばし て やる って ば よ !

ドリャ ~ !

♪ ~

えい うっとうしい 分身 が !

( カブト ) 《 火 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 霞 炎 舞 の 術 ! 》

う わ ~ !

熱 ち ちち … !

わ は ~ ! あ ~ !

あ ~ !

ハハハ … 。

ん ?

遅い って ば よ !

螺旋 丸 !

う っ !

ドリャ ~ !

( カブト ) う わ ~ !

( カブト ) う っ !

( 倒れる 音 ) ハァ … 。

ナルト !

お前 と 大 蛇 丸 が ここ に いる って こと は

きっと サスケ も ここ に いる はず だ 。

本当の こと を 言え って ば よ 。

フフフ … 。

な … 。 あっ … 。

あ … 何 だって ば よ … ?

体 が … 動か ねえ … 。

フッ … フフフ … 。

自分 の 姿 を よく 見 て みる ん だ ね 。

こ … これ は … 。

そい つ は チャクラ 糸 さ 。

チャクラ 糸 … 。

( カブト ) さっき の 君 の 攻撃 の 時 に

糸 を 巻き つけ させ て もらった の さ 。

そして その 糸 が どこ に 通じ てる の か

よく 見 て ごらん 。

( カブト ) そう その チャクラ の 糸 は …

僕 の 心臓 の 経 絡 系 に つながって いる 。

そして ナルト 君 。

君 に 絡まった 糸 は 経 絡 系 を 通じ 内臓 に …

そして 君 の 心臓 に つながって いる 。

な っ … 。

( 鼓動 ) ほ ~ ら 聞こえる だ ろ う 。

僕 と 君 の 心臓 が

やがて 1 つ に なる ん だ 。

この ! ナルト !

う っ … ぐ っ !

ムダ だ よ 。

チャクラ を 練って 紡 い だ 糸 は 決して 切れ た り は し ない 。

( 鼓動 )

( カブト ) 今 僕 たち の 心臓 は

完全 に 同調 し た 。

僕 の 心臓 から

この 糸 を 通じ て 経 絡 系 を 通った チャクラ が

君 の 心臓 を 支配 し た ん だ よ 。

《 あ … ダメ だ 俺 の 心臓 な の に … 》

僕 の 鼓動 が 速く なれ ば 君 の 心臓 も 速く なる 。

そして 僕 の 心臓 の 鼓動 が 止まる とき

君 も 死ぬ 。

やめ なさい ! 心臓 を 止め たら あなた も 死ぬ わ !

そう さ でも どう って こと ない ん だ よ 。

僕 の この 体 は すでに 大 蛇 丸 様 に ささげ た もの な の だ から ね 。

( 鼓動 )

う ぅ ! ( 鼓動 )

( 鼓動 )

あっ ! 嫌 っ ! ( 鼓動 )

( 鼓動 )

な … 何 を する ん だって ば よ ?

フフ … この 心臓 を 握りつぶせ ば …

君 も 死ぬ よ 。

( 鼓動 )

( カブト ) この 心臓 を 握りつぶせ ば …

君 も 死ぬ よ 。

さ ぁ 僕 と 一緒に … 。

( 鼓動 ) う わ っ !

ナルト ! ( カブト ) どう だい ?

心臓 を わしづかみ に さ れ た 気分 は ?

大丈夫 すぐ に 楽 に な れる よ 。

ぐ わ っ !

やめ なさい !

愚か だ ね 。

僕 を 殺せ ば ナルト 君 も 死ぬ よ 。

切る の は

こっち よ !

あっ … 。

( カブト ) ムダ だ よ チャクラ を 練って 作った 糸 は

切る こと など 不可能 な の さ 。

う ぅ … う っ !

フフフ … 。

たとえ 綱 手 様 の 怪力 でも ちぎれ ない よ 。

う ぅ !

《 どう すれ ば … どう すれ ば いい の ?

目 の 前 で ナルト が 苦し ん でる のに

あたし 何にも でき ない … 》

サクラ ちゃん … 。

はっ … 。

俺 は … 絶対 負け ねえ … 。

約束 を 守る まで … 。

強 がり も そこ まで だ よ 。

じゃあ 一緒に 死 の う か 。

サスケ 君 の 待って いる 所 へ ね 。

ぐ が っ !

( 鼓動 )

( 鼓動 が 速く なる )

う っ !

う っ … あ ~ ~

ナルト !

( ササメ ) サクラ さん !

ササメ ちゃん ! ( ササメ ) サクラ さん

この お札 を クナイ に 貼って !

( 鼓動 )

ハッ ! ( 鼓動 )

う わ っ ! う わ っ !

ナルト !

ナルト 。

ナルト ? ねぇ 大丈夫 ?

ナルト !

まさか … そんな … 。

まさか … 。

ナルト ~ !

( 泣き声 )

( 鼓動 ) あっ … 。

( 鼓動 )

あ ~ 今 の 俺 の 胸 って ば

めちゃくちゃ と きめい てる 。

ん ~ ! バカ !

心配 し て 損し た じゃ ない ! った く !

く ~ … ごめん サクラ ちゃん … 。

( ガマ 吉 ) しょうが ねえ ヤツ じゃ のう 。

フフ 。

そう だ ササメ ちゃん どう し て ここ に ?

( ササメ ) えっ … それ は … 。

あぁ 俺 ササメ ちゃん に 助け られ た ん だって ば よ 。

俺 も じゃ 。 えっ どう いう こと ?

さっき の 落とし穴 に 水 が 流れ 込 ん で き た ん だ 。

♪ ~

< プハッ !

ハァ … そう だ 落とし穴 の ふた は … >

< デヤッ ! か っ … ! く そ っ ! >

< に っ … ! ん ! ん ! >

天上 まで 水 が 届 い た 時

必死 に ふた を 開けよ う と し た ん だ けど さ

脱出 でき なく って … 。

< あっ … >

( ササメ ) 自 来 也 様 から は ハンザキ の 元 へ 行く よう に 言わ れ て た ん だ けど … 。

( ササメ ) どう し て も アラシ 兄ちゃん の こと が 気 に なって 来 て み たら … 。

< う っ ! >

< はっ ! >

< ナルト さん ! >

< よっ ! すま ん のう >

< ひ っ … カエル が しゃべった ! ? >

ま ぁ 考え て み っと

落とし穴 の ふた を 押し て も 開く わけ ねえ ん だ けど な 。

もう … 。

でも クナイ で 切れ なかった 糸 が

どう し て ササメ ちゃん の お 札 を 貼ったら 切れ た の ?

( ササメ ) チャクラ の 糸 は 私 たち ふう ま 忍法 の 奥義 中 の 奥義 だ から 。

えっ ! ふう ま の ?

そう だった ん だ じゃあ こいつ 何者 な ん だ ?

あっ … 。

あっ !

こいつ は さっき の … 。

( ササメ ) カゲロウ 様 … 。

ふう ま の 上 忍 です 。

ササメ ちゃん … 。

( カゲロウ ) ササメ … 。

私 は 大 蛇 丸 様 に より よみがえら せ て もらった の です 。

お前 って ば 大 蛇 丸 に だまさ れ てん だ !

サスケ 君 は どこ な の ! ? アラシ は …

ササメ ちゃん の いとこ は 今 どこ に いる ん だって ば よ ! ?

大 蛇 丸 様 は いま 一 度

われら ふう ま 一族 を 忍 の 表 舞台 に …

引き上げ て くださる … 。

まだ そんな こと 言って ん の か ?

せめて ササメ ちゃん に は 本当 の こと を 教え て やれ 。

♪ ~

( サクラ ・ ササメ ・ ナルト ) あっ 。

あそこ か … あそこ に い ん の か ?

ササメ と アラシ … 。

仲 の よい 2 人 だった わ 。

( 鼓動 ) う っ !

あっ … 。 ( カゲロウ ) ならば

会わ ない ほう が いい 。 ( ササメ ) えっ … 。

( 鼓動 )

( 鼓動 が 遅く なる )

( ササメ ) カゲロウ 様 … 。

ササメ ちゃん どう する ?

ここ で 待って る ?

会い ます ! たとえ どんな こと が 待って いる と し て も

アラシ 兄ちゃん に 会う ため に ここ まで 来 た ん です !

うん ! ええ 根性 し てる ぜ !

よっ しゃ じゃあ 一緒 に 行く って ば よ !

ええ 行 こ う !

♪ ~

( 男性 ) ササメ … 。

何 か 仕掛け て ある かも しれ ない 。

俺 に 任せろ って ば よ 。

( 一同 ) あっ … 。

♪ ~

大 蛇 丸 !

♪ ~

よく 来 た ね ササメ 。

えっ … どう し て ?

♪ ~

( 一同 ) あっ … 。 ( ササメ ) あっ !

アラシ 兄ちゃん !

アラシ 兄ちゃん !

お 兄ちゃん … 。

( アラシ ) 僕 は もう …

アラシ じゃ ない ん だ よ 。

あ ~ !

♪ ~

( ジグモ ) ア ~。 ( カミキリ ) ア ~。

♪ ~

一体 … どう なって る ん だって ば よ ?

( アラシ ) アハハ … 。

ふう ま の 上 忍 の 技 と 肉体 が 1 つ に 集め られ て

僕 は 最高 の 忍者 に 生まれ変わった ん だ よ 。

さ ぁ

僕 の 最高 の 忍術 を 見せ て あげる よ 。

ササメ 。

そんな … アラシ 兄ちゃん … 。

大 蛇 丸 の 野郎 … 。

ヤツ だけ は 絶対 許さ ねえ !

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ 一つ一つ 思い出せ ば

♪ 全て わかって い た 気 が し て い た のに

♪ 色褪せ た 言葉 は

♪ 僕 の すぐ そば に 置 い て あった

♪ 答え の 出 ない 夜 と

♪ 一片 の 温もり と

♪ 遥か 彼方 の 憧れ と

♪ ただ それ だけ を

♪ 繰り返し 僕 は 生き て いる

♪ ~

♪ この 両手 に 抱え て いる もの

♪ 時 の しずく

♪ そっと 握り締め て 忘れ た 記憶

♪ 失 くし た 言葉

♪ ~

♪ この 思い は

〈 ごめん … ごめん ね ナルト 。

結局 私 何にも でき なく て … いつも あんた の 足手まとい 。

全然 変わって なかった 。

でも ナルト ササメ ちゃん 。

あなた たち は 教え て くれ た 。

だから あたし こんな 自分 を 変え たい の 。

今度 は … 今度 は 私 が 頑張る 番 ! 〉

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

Naruto Episode 140 Naruto Episode 140 Naruto Episodio 140

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ 少年 よ 聞い て くれ しょうねん||ききい||

♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ にんげん|||||||

♪ 明日 なんて もう いら ない から あした|||||

♪ 握った 拳 を 隠す な よ にぎった|けん||かくす||

♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど ふあん||ゆめ||うりとばす|

♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ |ろう|||||||

♪ 少年 よ 心 の 銃 の しょうねん||こころ||じゅう|

♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ ひきがね||ひける|||きみ||

♪ ~

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ どう しよ も なく くだらない

♪ この 素晴らしい 世界 に |すばらしい|せかい|

♪ たった 今 生き て いる から |いま|いき|||

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ すべて の 本当 と 嘘 を ||ほんとう||うそ|

♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に けっして|わすれ|||||

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う しぬ|||わか||||

♪ しらけ た 面 が 並 ん でる ||おもて||なみ||

♪ からっぽ の この 街 で |||がい|

♪ すべて の 若者 は 行った ||わかもの||おこなった

♪ 風 の 無い この 夜 に かぜ||ない||よ|

♪ 何 か を 変えよ う と し てる から なん|||かえよ|||||

♪ ~

( 大 蛇 丸 ) フフハハハ … 。 ( サクラ ) えっ ? だい|へび|まる|||

あっ !

まさか !

( 大 蛇 丸 ) フフ フフ … 。 だい|へび|まる||

虚勢 を 張って も お 見通し だ わ 。 きょせい||はって|||みとおし||

お前 は もう … おまえ||

終わり な の よ 。 おわり|||

♪ ~

( 大 蛇 丸 ) フフフ かわいそう に 。 だい|へび|まる|||

この 子 子 犬 の よう に 震え て いる じゃ ない 。 |こ|こ|いぬ||||ふるえ||||

さ ぁ カブト 。

苦しま ない よう に 始末 し て あげ なさい 。 くるしま||||しまつ||||

( カブト ) はい 。

( 足音 ) あしおと

《 サスケ 君 … 》 さすけ|きみ

< 私 サスケ 君 の ため なら 何 だって する ! だ から … わたくし|さすけ|きみ||||なん||||

お 願い だ から ここ に い て ! > |ねがい||||||

( サスケ ) < やっぱり お前 ウザ い よ > ||おまえ|||

< 行か ない で ! > いか||

< サクラ … > さくら

< ありがとう >

( 突く 音 ) つく|おと

《 サスケ 君 … 》 さすけ|きみ

はっ !

待って ! ( 大 蛇 丸 ) ん ? まって|だい|へび|まる|

何 か 言った かしら ? なん||いった|

待ち なさい ! まち|

( 大 蛇 丸 ) フフフ … 。 だい|へび|まる|

サスケ 君 は … サスケ 君 は どこ に ! ? さすけ|きみ||さすけ|きみ|||

まさか もう あなた の その 肉体 は サスケ 君 の … 。 |||||にくたい||さすけ|きみ|

( 大 蛇 丸 ) もはや 隠す 必要 も ない わ 。 だい|へび|まる||かくす|ひつよう|||

いい でしょ う カブト 教え て あげ なさい 。 ||||おしえ|||

( 扉 が 閉まる 音 ) とびら||しまる|おと

( カブト ) ここ に 来る の が 少し 遅かった ん だ よ 。 |||くる|||すこし|おそかった|||

大 蛇 丸 様 は サスケ 君 を 待 て ず だい|へび|まる|さま||さすけ|きみ||ま||

すでに 別 の 器 に 転生 な さ れ た ん だ 。 |べつ||うつわ||てんせい||||||

じゃあ サスケ 君 は 無事 な の ねこ の 建物 の どこ か に ? |さすけ|きみ||ぶじ|||||たてもの||||

大 蛇 丸 様 は 次 なる 転生 の 機会 を 待つ ため に だい|へび|まる|さま||つぎ||てんせい||きかい||まつ||

サスケ 君 に 呪 印 を お 与え に なった ん だ よ 。 さすけ|きみ||まじない|いん|||あたえ|||||

でも …

すべて の 人 間 が 呪 印 に 耐え られる わけ で は ない 。 ||じん|あいだ||まじない|いん||たえ|||||

えっ … 。

< う わ っ ! >

まさか … まさか サスケ 君 は … 。 ||さすけ|きみ|

ああ そう だ 。

サスケ 君 は 呪 印 に 耐え られ ず に 死 ん だ ん だ よ 。 さすけ|きみ||まじない|いん||たえ||||し|||||

そんな … うそ よ … 。

うそ に 決まって る わ ! ||きまって||

は ぁ … 。

そんな うそ を つい て 何 に なる と いう ん だい ? |||||なん||||||

これ から 死 ん で ゆく 君 に … 。 ||し||||きみ|

そこ まで 会い たい の なら 会わ せ て あげる よ 。 ||あい||||あわ||||

死ね ば あの世 で 会 える から ね 。 しね||あのよ||かい|||

♪ ~

( カブト ) フッ 。

♪ ~

《 サスケ 君 … 》 さすけ|きみ

( ナルト ) サクラ ちゃん ! |さくら|

サクラ ちゃん ! そんな ヤツ の 言う こと は … さくら|||やつ||いう||

信じ ん な よ ! ナルト … 。 しんじ||||

お やおや ナルト 君 。 |||きみ

とう に 溺れ 死 ん だ と 思って い た が … 。 ||おぼれ|し||||おもって|||

一 度 約束 し たら 諦め ねえ の が 俺 の 忍 道 だって ば よ ! ひと|たび|やくそく|||あきらめ||||おれ||おし|どう|||

サスケ を 取り返す まで 俺 は 絶対 死な ねえ ぞ ! さすけ||とりかえす||おれ||ぜったい|しな||

フン おもしろい 。 ふん|

サクラ ちゃん 隠れ て ろ 。 さくら||かくれ||

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

こっち だって ば よ !

ヘヘ ~ ! バ ~ カ ! こっち だ ぜ !

こっち こっち ! どこ 見 てん だ ? |||み||

こっち だって ば よ ! こっち !

ナハハハハ … ! 何 やって ん の ? |なん|||

お ~ い ! くっ !

♪ ~

ヘッヘッヘックナイ を 使い果たし た な 。 ||つかいはたし||

思いっ切り … おもいっきり

ぶ っ 飛ばし て やる って ば よ ! ||とばし|||||

ドリャ ~ !

♪ ~

えい うっとうしい 分身 が ! ||ぶんしん|

( カブト ) 《 火 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 霞 炎 舞 の 術 ! 》 |ひ|がい|||||||かすみ|えん|まい||じゅつ

う わ ~ !

熱 ち ちち … ! ねつ||

わ は ~ ! あ ~ !

あ ~ !

ハハハ … 。

ん ?

遅い って ば よ ! おそい|||

螺旋 丸 ! らせん|まる

う っ !

ドリャ ~ !

( カブト ) う わ ~ !

( カブト ) う っ !

( 倒れる 音 ) ハァ … 。 たおれる|おと|

ナルト !

お前 と 大 蛇 丸 が ここ に いる って こと は おまえ||だい|へび|まる|||||||

きっと サスケ も ここ に いる はず だ 。 |さすけ||||||

本当の こと を 言え って ば よ 。 ほんとうの|||いえ|||

フフフ … 。

な … 。 あっ … 。

あ … 何 だって ば よ … ? |なん|||

体 が … 動か ねえ … 。 からだ||うごか|

フッ … フフフ … 。

自分 の 姿 を よく 見 て みる ん だ ね 。 じぶん||すがた|||み|||||

こ … これ は … 。

そい つ は チャクラ 糸 さ 。 ||||いと|

チャクラ 糸 … 。 |いと

( カブト ) さっき の 君 の 攻撃 の 時 に |||きみ||こうげき||じ|

糸 を 巻き つけ させ て もらった の さ 。 いと||まき||さ せ||||

そして その 糸 が どこ に 通じ てる の か ||いと||||つうじ|||

よく 見 て ごらん 。 |み||

( カブト ) そう その チャクラ の 糸 は … |||||いと|

僕 の 心臓 の 経 絡 系 に つながって いる 。 ぼく||しんぞう||へ|から|けい|||

そして ナルト 君 。 ||きみ

君 に 絡まった 糸 は 経 絡 系 を 通じ 内臓 に … きみ||からまった|いと||へ|から|けい||つうじ|ないぞう|

そして 君 の 心臓 に つながって いる 。 |きみ||しんぞう|||

な っ … 。

( 鼓動 ) ほ ~ ら 聞こえる だ ろ う 。 こどう|||きこえる|||

僕 と 君 の 心臓 が ぼく||きみ||しんぞう|

やがて 1 つ に なる ん だ 。

この ! ナルト !

う っ … ぐ っ !

ムダ だ よ 。 むだ||

チャクラ を 練って 紡 い だ 糸 は 決して 切れ た り は し ない 。 ||ねって|つむ|||いと||けっして|きれ|||||

( 鼓動 ) こどう

( カブト ) 今 僕 たち の 心臓 は |いま|ぼく|||しんぞう|

完全 に 同調 し た 。 かんぜん||どうちょう||

僕 の 心臓 から ぼく||しんぞう|

この 糸 を 通じ て 経 絡 系 を 通った チャクラ が |いと||つうじ||へ|から|けい||かよった||

君 の 心臓 を 支配 し た ん だ よ 。 きみ||しんぞう||しはい|||||

《 あ … ダメ だ 俺 の 心臓 な の に … 》 |だめ||おれ||しんぞう|||

僕 の 鼓動 が 速く なれ ば 君 の 心臓 も 速く なる 。 ぼく||こどう||はやく|||きみ||しんぞう||はやく|

そして 僕 の 心臓 の 鼓動 が 止まる とき |ぼく||しんぞう||こどう||とまる|

君 も 死ぬ 。 きみ||しぬ

やめ なさい ! 心臓 を 止め たら あなた も 死ぬ わ ! ||しんぞう||とどめ||||しぬ|

そう さ でも どう って こと ない ん だ よ 。

僕 の この 体 は すでに 大 蛇 丸 様 に ささげ た もの な の だ から ね 。 ぼく|||からだ|||だい|へび|まる|さま|||||||||

( 鼓動 ) こどう

う ぅ ! ( 鼓動 ) ||こどう

( 鼓動 ) こどう

あっ ! 嫌 っ ! ( 鼓動 ) |いや||こどう

( 鼓動 ) こどう

な … 何 を する ん だって ば よ ? |なん||||||

フフ … この 心臓 を 握りつぶせ ば … ||しんぞう||にぎりつぶせ|

君 も 死ぬ よ 。 きみ||しぬ|

( 鼓動 ) こどう

( カブト ) この 心臓 を 握りつぶせ ば … ||しんぞう||にぎりつぶせ|

君 も 死ぬ よ 。 きみ||しぬ|

さ ぁ 僕 と 一緒に … 。 ||ぼく||いっしょに

( 鼓動 ) う わ っ ! こどう|||

ナルト ! ( カブト ) どう だい ?

心臓 を わしづかみ に さ れ た 気分 は ? しんぞう|||||||きぶん|

大丈夫 すぐ に 楽 に な れる よ 。 だいじょうぶ|||がく||||

ぐ わ っ !

やめ なさい !

愚か だ ね 。 おろか||

僕 を 殺せ ば ナルト 君 も 死ぬ よ 。 ぼく||ころせ|||きみ||しぬ|

切る の は きる||

こっち よ !

あっ … 。

( カブト ) ムダ だ よ チャクラ を 練って 作った 糸 は |むだ|||||ねって|つくった|いと|

切る こと など 不可能 な の さ 。 きる|||ふかのう|||

う ぅ … う っ !

フフフ … 。

たとえ 綱 手 様 の 怪力 でも ちぎれ ない よ 。 |つな|て|さま||かいりき||||

う ぅ !

《 どう すれ ば … どう すれ ば いい の ?

目 の 前 で ナルト が 苦し ん でる のに め||ぜん||||にがし|||

あたし 何にも でき ない … 》 |なんにも||

サクラ ちゃん … 。 さくら|

はっ … 。

俺 は … 絶対 負け ねえ … 。 おれ||ぜったい|まけ|

約束 を 守る まで … 。 やくそく||まもる|

強 がり も そこ まで だ よ 。 つよ||||||

じゃあ 一緒に 死 の う か 。 |いっしょに|し|||

サスケ 君 の 待って いる 所 へ ね 。 さすけ|きみ||まって||しょ||

ぐ が っ !

( 鼓動 ) こどう

( 鼓動 が 速く なる ) こどう||はやく|

う っ !

う っ … あ ~ ~

ナルト !

( ササメ ) サクラ さん ! |さくら|

ササメ ちゃん ! ( ササメ ) サクラ さん |||さくら|

この お札 を クナイ に 貼って ! |おふだ||||はって

( 鼓動 ) こどう

ハッ ! ( 鼓動 ) |こどう

う わ っ ! う わ っ !

ナルト !

ナルト 。

ナルト ? ねぇ 大丈夫 ? ||だいじょうぶ

ナルト !

まさか … そんな … 。

まさか … 。

ナルト ~ !

( 泣き声 ) なきごえ

( 鼓動 ) あっ … 。 こどう|

( 鼓動 ) こどう

あ ~ 今 の 俺 の 胸 って ば |いま||おれ||むね||

めちゃくちゃ と きめい てる 。

ん ~ ! バカ ! |ばか

心配 し て 損し た じゃ ない ! った く ! しんぱい|||そんし|||||

く ~ … ごめん サクラ ちゃん … 。 ||さくら|

( ガマ 吉 ) しょうが ねえ ヤツ じゃ のう 。 |きち|||やつ||

フフ 。

そう だ ササメ ちゃん どう し て ここ に ?

( ササメ ) えっ … それ は … 。

あぁ 俺 ササメ ちゃん に 助け られ た ん だって ば よ 。 |おれ||||たすけ||||||

俺 も じゃ 。 えっ どう いう こと ? おれ||||||

さっき の 落とし穴 に 水 が 流れ 込 ん で き た ん だ 。 ||おとしあな||すい||ながれ|こみ||||||

♪ ~

< プハッ !

ハァ … そう だ 落とし穴 の ふた は … > |||おとしあな|||

< デヤッ ! か っ … ! く そ っ ! >

< に っ … ! ん ! ん ! >

天上 まで 水 が 届 い た 時 てんじょう||すい||とどけ|||じ

必死 に ふた を 開けよ う と し た ん だ けど さ ひっし||||あけよ||||||||

脱出 でき なく って … 。 だっしゅつ|||

< あっ … >

( ササメ ) 自 来 也 様 から は ハンザキ の 元 へ 行く よう に 言わ れ て た ん だ けど … 。 |じ|らい|や|さま|||||もと||いく|||いわ||||||

( ササメ ) どう し て も アラシ 兄ちゃん の こと が 気 に なって 来 て み たら … 。 ||||||にいちゃん||||き|||らい|||

< う っ ! >

< はっ ! >

< ナルト さん ! >

< よっ ! すま ん のう >

< ひ っ … カエル が しゃべった ! ? > ||かえる||

ま ぁ 考え て み っと ||かんがえ|||

落とし穴 の ふた を 押し て も 開く わけ ねえ ん だ けど な 。 おとしあな||||おし|||あく||||||

もう … 。

でも クナイ で 切れ なかった 糸 が |||きれ||いと|

どう し て ササメ ちゃん の お 札 を 貼ったら 切れ た の ? |||||||さつ||はったら|きれ||

( ササメ ) チャクラ の 糸 は 私 たち ふう ま 忍法 の 奥義 中 の 奥義 だ から 。 |||いと||わたくし||||にんぽう||おうぎ|なか||おうぎ||

えっ ! ふう ま の ?

そう だった ん だ じゃあ こいつ 何者 な ん だ ? ||||||なにもの|||

あっ … 。

あっ !

こいつ は さっき の … 。

( ササメ ) カゲロウ 様 … 。 ||さま

ふう ま の 上 忍 です 。 |||うえ|おし|

ササメ ちゃん … 。

( カゲロウ ) ササメ … 。

私 は 大 蛇 丸 様 に より よみがえら せ て もらった の です 。 わたくし||だい|へび|まる|さま||||||||

お前 って ば 大 蛇 丸 に だまさ れ てん だ ! おまえ|||だい|へび|まる|||||

サスケ 君 は どこ な の ! ? アラシ は … さすけ|きみ||||||

ササメ ちゃん の いとこ は 今 どこ に いる ん だって ば よ ! ? |||||いま|||||||

大 蛇 丸 様 は いま 一 度 だい|へび|まる|さま|||ひと|たび

われら ふう ま 一族 を 忍 の 表 舞台 に … |||いちぞく||おし||ひょう|ぶたい|

引き上げ て くださる … 。 ひきあげ||

まだ そんな こと 言って ん の か ? |||いって|||

せめて ササメ ちゃん に は 本当 の こと を 教え て やれ 。 |||||ほんとう||||おしえ||

♪ ~

( サクラ ・ ササメ ・ ナルト ) あっ 。

あそこ か … あそこ に い ん の か ?

ササメ と アラシ … 。

仲 の よい 2 人 だった わ 。 なか|||じん||

( 鼓動 ) う っ ! こどう||

あっ … 。 ( カゲロウ ) ならば

会わ ない ほう が いい 。 ( ササメ ) えっ … 。 あわ||||||

( 鼓動 ) こどう

( 鼓動 が 遅く なる ) こどう||おそく|

( ササメ ) カゲロウ 様 … 。 ||さま

ササメ ちゃん どう する ?

ここ で 待って る ? ||まって|

会い ます ! たとえ どんな こと が 待って いる と し て も あい||||||まって|||||

アラシ 兄ちゃん に 会う ため に ここ まで 来 た ん です ! |にいちゃん||あう|||||らい|||

うん ! ええ 根性 し てる ぜ ! ||こんじょう|||

よっ しゃ じゃあ 一緒 に 行く って ば よ ! |||いっしょ||いく|||

ええ 行 こ う ! |ぎょう||

♪ ~

( 男性 ) ササメ … 。 だんせい|

何 か 仕掛け て ある かも しれ ない 。 なん||しかけ|||||

俺 に 任せろ って ば よ 。 おれ||まかせろ|||

( 一同 ) あっ … 。 いちどう|

♪ ~

大 蛇 丸 ! だい|へび|まる

♪ ~

よく 来 た ね ササメ 。 |らい|||

えっ … どう し て ?

♪ ~

( 一同 ) あっ … 。 ( ササメ ) あっ ! いちどう|||

アラシ 兄ちゃん ! |にいちゃん

アラシ 兄ちゃん ! |にいちゃん

お 兄ちゃん … 。 |にいちゃん

( アラシ ) 僕 は もう … |ぼく||

アラシ じゃ ない ん だ よ 。

あ ~ !

♪ ~

( ジグモ ) ア ~。 ( カミキリ ) ア ~。

♪ ~

一体 … どう なって る ん だって ば よ ? いったい|||||||

( アラシ ) アハハ … 。

ふう ま の 上 忍 の 技 と 肉体 が 1 つ に 集め られ て |||うえ|おし||わざ||にくたい||||あつめ||

僕 は 最高 の 忍者 に 生まれ変わった ん だ よ 。 ぼく||さいこう||にんじゃ||うまれかわった|||

さ ぁ

僕 の 最高 の 忍術 を 見せ て あげる よ 。 ぼく||さいこう||にんじゅつ||みせ|||

ササメ 。

そんな … アラシ 兄ちゃん … 。 ||にいちゃん

大 蛇 丸 の 野郎 … 。 だい|へび|まる||やろう

ヤツ だけ は 絶対 許さ ねえ ! やつ|||ぜったい|ゆるさ|

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ 一つ一つ 思い出せ ば ひとつひとつ|おもいだせ|

♪ 全て わかって い た 気 が し て い た のに すべて||||き||||||

♪ 色褪せ た 言葉 は いろあせ||ことば|

♪ 僕 の すぐ そば に 置 い て あった ぼく|||||お|||

♪ 答え の 出 ない 夜 と こたえ||だ||よ|

♪ 一片 の 温もり と いっぺん||ぬくもり|

♪ 遥か 彼方 の 憧れ と はるか|かなた||あこがれ|

♪ ただ それ だけ を

♪ 繰り返し 僕 は 生き て いる くりかえし|ぼく||いき||

♪ ~

♪ この 両手 に 抱え て いる もの |りょうて||かかえ|||

♪ 時 の しずく じ||

♪ そっと 握り締め て 忘れ た 記憶 |にぎりしめ||わすれ||きおく

♪ 失 くし た 言葉 うしな|||ことば

♪ ~

♪ この 思い は |おもい|

〈 ごめん … ごめん ね ナルト 。

結局 私 何にも でき なく て … いつも あんた の 足手まとい 。 けっきょく|わたくし|なんにも|||||||あしでまとい

全然 変わって なかった 。 ぜんぜん|かわって|

でも ナルト ササメ ちゃん 。

あなた たち は 教え て くれ た 。 |||おしえ|||

だから あたし こんな 自分 を 変え たい の 。 |||じぶん||かえ||

今度 は … 今度 は 私 が 頑張る 番 ! 〉 こんど||こんど||わたくし||がんばる|ばん

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )