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ナルト, Naruto Episode 205

Naruto Episode 205

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ

♪ ~

♪ ずっと 側 に い た から

♪ 空 い た 隙間 大き すぎ て

♪ 生意気 な 君 の 素直 な 返事

♪ 「 また ね … 」 が 淋しい

♪ 見慣れ ない 街 で 泣 い てる なら

♪ 側 に い なく て も

♪ 笑顔 は 届け たい

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ

♪ こんなに も 近く に 感じ てる

♪ ふた つ の 想い

♪ ~

( サクラ ) 《 この 任務 今 まで 師匠 に し て いた だい た 修業 の 成果 を

見せる チャンス ! 》

♪ ~

♪ ~

( 紅 ) 2 人 と も 幻 術 に 落ち て いる 。

≪ ( 八雲 の 泣き声 ) ( 紅 ) あっ 。

( 八雲 の 泣き声 )

八雲 ? 八雲 な の ?

( 八雲 の 泣き声 )

あっ 。

( 八雲 の 泣き声 )

無事 だった の ね 。

( 八雲 ) 助け て !

( 八雲 の 泣き声 )

もう 大丈夫 よ 八雲 。

あなた の こと は 私 が 必ず 守って み せる 。

( 八雲 ) 紅 先生 … 。

( 泣き声 )

♪ ~

( 雲海 ) 先 に 入った 2 人 は 帰ら ぬ か 。

やはり 八雲 め 目覚め つつ ある の か 。

お前 たち は 八雲 と 紅 を 。

( 忍 1 ・ 忍 2 ) はっ !

お前 は ここ で こちら に 向かって いる

邪魔者 たち の 相手 を し て やれ 。 ( 忍 3 ) はっ !

♪ ~

( 忍 1 ) 何 ! ?

( 紅 ) 私 に 任せ て 。

( 紅 ) その 紋章 は … 。

お前 たち 鞍馬 一族 ! ?

( 忍 1 ) 夕日 紅 八雲 を おとなしく 渡す の だ 。

( 紅 ) 鞍馬 一族 の お前 たち が 八雲 を どう する つもり ?

( 忍 1 ) これ は 一族 の 内部 の 問題 。

お前 に は 関係 の ない こと 。

八雲 は 私 が 三 代 目 から 預かった 子 。

( 忍 1 ) ならば 力ずく で 。

( 紅 ) あっ 。 ( 八雲 ) キャ ~ !

嫌 ~ !

う っ !

♪ ~

( 忍 1 ) フフ フフ … もう 逃げ られ ん ぞ 。

( 紅 ) フン 。

これ は ! ? ( 忍 2 ) 幻 術 に 落ち た と 見せ て

俺 たち を 幻 術 に ハメ る と は !

く そ っ ! どこ へ … 。 ( 忍 2 ) う わ ~ !

う っ … 苦し … ! ( 忍 1 ) 大丈夫 か ! ?

う っ … ん ?

あっ ! あっ … 。

あぁ !

( 忍 2 ・ 忍 1 ) あっ … あぁ … あ ~ !

( ナルト ) あっ 。

この 野郎 !

( ヒナタ ) あっ ナルト 君 ! こら 待ち なさい !

食らえ !

何 ! ? だっ !

て て て … 。

あっ … あ ~ !

だっ … だっ ! あぁ !

デカ すぎ だ ろ この 豆 !

♪ ~

う っ ! が っ !

う … 動 け ねえ … 。

♪ ~

ヤベェ って ば よ 。

( シノ ) ナルト !

( 忍 ) 死ね !

シノ !

何 ! ?

蟲 たち に 幻 術 は 効か ない 。

くそ ! あっ … 何 だ ! ?

う … う わ っ … !

♪ ~

( 忍 ) う っ ! う っ … う あっ !

( シノ ) 消え た ! ?

( 赤 丸 の ほえ 声 )

( キバ ) そこ か !

どこ に 隠れ て も におい は ごまか せ ない ぜ !

獣 人 分身 !

牙 通 牙 !

♪ ~

( 忍 ) ぐ は っ ! あぁ … 。

よっ しゃ ! ( 赤 丸 の ほえ 声 )

( ガイ ) 木 ノ 葉 剛 力 旋風 !

( 忍 ) ぐ あっ ! う っ … う っ !

( ガイ ) 鍛え 抜か れ た われわれ に

中途半端 な 幻 術 など 効く はず も ない 。

よせ ! 放せ ! ( キバ ・ ガイ ) お っ ?

放せ って ば よ ~ ! った くも う ~ … 。

あ ~ ! 放し て ! ナルト !

ん が っ ! ん … ! 解 !

ん … 。

あれ ~ ? サクラ ちゃん … 。

おはよう 。

勝手 に 敵 の 術中 に 飛び込む から よ !

あっ ! 紅 先生 と 八雲 !

( 一同 ) は ぁ ~ … 。

紅 先生 !

この 人 たち は ?

4 人 と も 幻 術 に 陥って 気 を 失って る わ 。

紅 先生 !

せ … 先生 ? 紅 先生 ? ん ? ん ?

あぁ どこ に も い ねえ って ば よ 。

白 眼 !

( ヒナタ ) あっ 。 どう し た ! ?

く … 紅 先生 が … 。

♪ ~

( 紅 ) 《 まだ 1 人 … 》

( 足 を つ かま れる 音 ) う っ !

( 紅 ) 《 いつの間に … この 私 に 幻 術 を かける なんて ! 》

解 !

何 ! ? 解け ない !

♪ ~

はっ !

父 亡き あと 鞍馬 一族 の おさ 代わり を 務める 雲海 です 。

( 紅 ) 鞍馬 一族 の 雲海 … 。

なるほど ほか の 者 の よう に は いか ない わけ ね 。

( 雲海 ) フフ フフ … 。

幻 術 使い 夕日 紅 。

あなた に 褒め られる と は 面はゆい 。

私 とて ムダ な 争い は 避け たい 。

八雲 を 引き渡し て もら お う 。

しっかり つかまって なさい 。

いかに 夕日 紅 と は いえ わが 術 中 に あり

どう やって 戦う つもり だ ?

フン 。

( 紅 ) ん !

しまった !

あっ !

おのれ !

ん ? 血 の におい … 。

フッ 逃がす か 。

そこ か !

( 紅 ) う っ !

ん !

( 雲海 ) 次 は 心 の 臓 を 貫 い て やる 。

八雲 を 渡せ ! なぜ かばう ?

♪ ~

紅 先生 ! ( 雲海 ) あっ !

チッ 。

♪ ~

紅 先生 に は 手 を 出さ せ ねえ !

危ない !

また か よ !

もう ! 少し は 学習 し なさい よ ナルト !

白 眼 !

あっ ! ナルト 君 敵 は 上 よ !

えっ ?

くっ ! 白 眼 か 。

そっち が 幻 術 で 来る ん なら … 。

多重 影 分身 の 術 !

行け ~ !

フン 分身 か 。

ヘッ 俺 の は 幻 なんか じゃ ない ぜ 。

行く ぞ ! おう !

う ! ず !

ま ! き !

ナルト 連 弾 !

う っ ! う あ ~ !

♪ ~

か … 必ずや 八雲 は … 。

あっ … 。

白 眼 !

は ぁ 。

今 八雲 さん は

神経 を 落ち着か せる 薬 で 眠って もらって い ます 。

でも 一 度 里 の 病院 で 精密 検査 を し て もらった ほう が いい わ 。

あなた が い て くれ て 助かった わ サクラ 。

う っ … 。 先生 も 応急 処置 を 。

あぁ … 頼む わ 。

さ ぁ 見せ て ください 。

( 忍 たち の いびき )

( ガイ ) こい つら ず ~ っと この 調子 だ 。

この 人 たち 当分 幻 術 から 覚め そう も ない 。

ま ぁ その ほう が 都合 が よい か 。

ん ? あれ は !

あっ !

( キバ ) 紅 先生 !

( ガイ ) おう 元気 そう で よかった !

( 紅 ) あ … ええ 。

元気 じゃ あり ませ ん ! え ?

応急 処置 は し まし た けど 1 か所 深い 傷 が あり ます 。

里 へ 急 い で 戻ら ない と 。

私 より 八雲 が 不安定 な の が 気がかり で … 。

うん … あいつ ら の 仲間 が 戻って こ ん と も 限ら ん し な 。

それ に 八雲 の 警護 に 当たって い た 3 人 の 姿 が 見当たら ない の も

気 に かかる 。

よし ! ここ は 俺 に 任せ て

紅 と 八雲 を 連れ て みんな いったん 里 に 帰れ 。

応援 部隊 を 整え て くる ん だ 。

相手 は 幻 術 使い だ 1 人 で 大丈夫 か ?

な ~ に ! 鍛え 抜か れ た この 体 !

鞍馬 一族 の 幻 術 ごとき に は

目 を くらまさ れる こと は ない ハハ … アハ 。

ハッ ハハハハ … !

ダジャレ … 。 ( ガイ ) ハハハハ … !

あっ 気 が 付い た か ?

お前 って ば

紅 先生 に 幻 術 を 封印 さ れ ち まった こと

恨 ん でる の か ?

( 八雲 ) あの 人 は 私 の こと が 嫌い な の 。

えっ ?

私 を 幻 術 使い に し たく なかった の よ 。

そんな こと ねえ って ば よ 。 じゃ あな ぜ ?

いや … きっと 何 か 理由 が あって の こと だって ば よ 。

ほら さっき だって 紅 先生 が 体 張って 助け て くん なきゃ

お前 危なかった ん だ ぞ 。

あれ は 鞍馬 一族 。

私 と 同じ 一族 の 者 たち です 。

えっ … 同じ 一族 の 者 が 何で … 。

キバ 紅 先生 を 里 まで 連れ て いって くれる ?

大丈夫 よ それ くらい は 自分 で … 。

キバ ! なぁ 紅 先生 。

ホント の こと を 言って くれよ 。

今度 の こと と 俺 たち の 班 を 降り た こと

何 か 関係 ある ん じゃ ない の か ?

は ぁ … 。

八雲 が 生まれ 育った 鞍馬 一族 は

かつて 幻 術 使い の 家柄 と し て

木 ノ 葉 隠れ の 里 でも 一 大 勢力 を 誇って い た 。

ところが 近年 上 忍 中 忍 を 送り出す こと が でき ず に

没落 し て いった の その 一族 に 現れ た

才 に あふれ た 希望 の 星 それ が 八雲 だった 。

両親 も 親戚 も

本家 の 一 人 娘 だった 私 に

期待 を かけ て くれ た 。

でも 体 の 弱かった 私 は

アカデミー へ の 正式 な 入学 は 認め られ なかった 。

両親 の … そして 一族 の 期待 に 応え たい と 思って い た 私 は

ひどく 落ち込 ん で いった 。

( 八雲 ) 父さん は そんな 私 を 見 て

三 代 目 火影 様 に 直接 掛け合って くれ た の よ 。

ムラ クモ に 相談 さ れ た 三 代 目 は

八雲 の 潜在 能力 の 高 さ に 気付き

私 に 預け て 育てよ う と 考え た 。

三 代 目 火影 様 の 命 に より

紅 先生 が 私 の 個人 教授 に なった ん です 。

でも … 。

( 泣き声 )

あ … 八雲 ?

( 八雲 ) 紅 先生 は … 先生 は !

♪ ~

♪ ~

あっ … 。

何で だ よ ! ?

( シノ ) ん ?

( 紅 ) さ ぁ ? 同じ 幻 術 使い と し て

八雲 の 潜在 能力 の 高 さ に 嫉妬 し た の かも しれ ない わ ね 。

嫉妬 ?

( 紅 ) この 里 に 私 以上 の 幻 術 使い は 必要 ない わ 。

うそ だ ろ ? 先生 が そんな 理由 で … 。

( 紅 ) 分かった でしょ ? こんな わがまま な 人間 が

あなた たち の 命 を 預かる よう な 任務 続け られる はず が ない 。

そんな の 信じ らん ねえ って ば よ 。

先生 だけ じゃ ない わ 。

木 ノ 葉 の 里 は 私 の こと が 邪魔 な の よ 。

どう いう こと だ よ ?

( キバ ) や っぱ 信じ られ ねえ 。

紅 先生 は まだ 何 か 隠し てる ん じゃ ねえ か ?

私 も そ … そんな 気 が する 。

( シノ ) その とおり だ 。 ( キバ ・ ヒナタ ) あっ … 。

( シノ ) なぜ なら …

過去 の 出来事 を 語る 時

紅 先生 の 手 は 心痛 で 震え て い た 。

しかし 動機 を 語る 時

震え は 止まって い た から だ 。

どう いう こと だ ?

( シノ ) あの 動機 は うそ だ 。

作り話 で は 心 は 震え ない 。

じゃあ 八雲 に 嫉妬 し た って の は … 。

( シノ ) 先生 は 恐らく 誰 か を かばって いる 。

紅 先生 が かばう よう な 大事 な 人 … 。

それ は 例えば … 。

あっ !

私 は 紅 先生 と 三 代 目 火影 様 の 話 を

聞い て しまった の 。

< あっ … >

( 紅 ) < これ で しばらく は 八雲 の 能力 が 目覚める こと は ない でしょ う >

( 八雲 ) < えっ ? >

( 猿 飛 ) < そう か … しかし いずれ せき を 切り

あふれ 出す 時 が 来る 。

鞍馬 一族 の あの 力 は いずれ

木 ノ 葉 隠れ の 里 を 脅かす こと に な ろ う 。

その とき は あれ を 抹殺 せ ね ば なる まい な >

( 八雲 ) 《 えっ ! ? 》

私 の 能力 の 封印 に は

三 代 目 火影 様 まで 関わって い た の です 。

三 代 目 がん な こと 命令 する わけ ねえ って ば よ !

私 が 紅 先生 の 下 で 修業 を 始める 直前

私 の 両親 は 死 ん だ !

突然 の 火事

火 の 回り が 早く 助け出す こと も でき なかった らしい けど … 。

両親 共に 上 忍 に まで なった 人 たち よ !

それ がた だの 火事 で … しかも 真昼 の 火事 で 死ぬ なんて … 。

その 後 事件 性 は ない と 言わ れ ながら も

検視 報告 は 極秘 と さ れ 封印 さ れ た 。

まさか … ただ の 火事 じゃ ねえ の か ?

三 代 目 の 命令 に よって

私 の 両親 は 殺さ れ た !

そんな …

そんな こと ある わけ ねえ って ば よ 。

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は

♪ いつも 近く で

♪ 笑って いる から

♪ ~

♪ 形 の 無い 喜び を 見つけ たい から

♪ かけぬけ て 行く 槍 の 雨 が 降って も

♪ 言葉 に なら ない この 大きな 夢 を

♪ 叶え て み せる 傷 が 深く なって も

♪ 信じ 続け て 今 の 僕等 は ある から

♪ 目 を そらさ ず 走り 続け て やる

♪ もしも 未来 に 光 が 無い と 言わ れ て も

♪ 変え て み せる 全て の 思い で

♪ 照らす よ 今 すぐ

♪ きっと 風 は 僕ら の 心 を 試し て いる ん だ ろ う

♪ そっと 心 の 中 で 手のひら を 握りしめ た

♪ きっと 君 は 涙 の 答え を

♪ 探し て いる ん だ ろ う

♪ ずっと 夢 は 近く で 答え を つか ん で 待って る

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は

♪ いつも 近く で 笑って いる から

♪ ~

〈 姉ちゃん から 聞い た 話 紅 先生 から 聞い た 話

一体 何 が ホント な ん だって ば よ ?

みんな うそ つい てる と も 思え ねえ し 。

でも これ だけ は 言 える 三 代 目 の じいちゃん が

姉ちゃん の 抹殺 なんて 考える はず が ねえ 。

とりあえず 今 は 先生 たち を 早く 病院 に 連れ て く っき ゃ …

って 何 だ ? これ … 〉

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Naruto Episode 205 Naruto Episode 205 Naruto Avsnitt 205

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ ゆらゆら||ひずみ|||から|

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ きみ||もと||と|||

♪ ~

♪ ずっと 側 に い た から |がわ||||

♪ 空 い た 隙間 大き すぎ て から|||すきま|おおき||

♪ 生意気 な 君 の 素直 な 返事 なまいき||きみ||すなお||へんじ

♪ 「 また ね … 」 が 淋しい |||さびしい

♪ 見慣れ ない 街 で 泣 い てる なら みなれ||がい||なき|||

♪ 側 に い なく て も がわ|||||

♪ 笑顔 は 届け たい えがお||とどけ|

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ ゆらゆら||ひずみ|||から|

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ きみ||もと||と|||

♪ こんなに も 近く に 感じ てる ||ちかく||かんじ|

♪ ふた つ の 想い |||おもい

♪ ~

( サクラ ) 《 この 任務 今 まで 師匠 に し て いた だい た 修業 の 成果 を ||にんむ|いま||ししょう|||||||しゅぎょう||せいか|

見せる チャンス ! 》 みせる|ちゃんす

♪ ~

♪ ~

( 紅 ) 2 人 と も 幻 術 に 落ち て いる 。 くれない|じん|||まぼろし|じゅつ||おち||

≪ ( 八雲 の 泣き声 ) ( 紅 ) あっ 。 やくも||なきごえ|くれない|

( 八雲 の 泣き声 ) やくも||なきごえ

八雲 ? 八雲 な の ? やくも|やくも||

( 八雲 の 泣き声 ) やくも||なきごえ

あっ 。

( 八雲 の 泣き声 ) やくも||なきごえ

無事 だった の ね 。 ぶじ|||

( 八雲 ) 助け て ! やくも|たすけ|

( 八雲 の 泣き声 ) やくも||なきごえ

もう 大丈夫 よ 八雲 。 |だいじょうぶ||やくも

あなた の こと は 私 が 必ず 守って み せる 。 ||||わたくし||かならず|まもって||

( 八雲 ) 紅 先生 … 。 やくも|くれない|せんせい

( 泣き声 ) なきごえ

♪ ~

( 雲海 ) 先 に 入った 2 人 は 帰ら ぬ か 。 うんかい|さき||はいった|じん||かえら||

やはり 八雲 め 目覚め つつ ある の か 。 |やくも||めざめ||||

お前 たち は 八雲 と 紅 を 。 おまえ|||やくも||くれない|

( 忍 1 ・ 忍 2 ) はっ ! おし|おし|

お前 は ここ で こちら に 向かって いる おまえ||||||むかって|

邪魔者 たち の 相手 を し て やれ 。 ( 忍 3 ) はっ ! じゃまもの|||あいて|||||おし|

♪ ~

( 忍 1 ) 何 ! ? おし|なん

( 紅 ) 私 に 任せ て 。 くれない|わたくし||まかせ|

( 紅 ) その 紋章 は … 。 くれない||もんしょう|

お前 たち 鞍馬 一族 ! ? おまえ||あんば|いちぞく

( 忍 1 ) 夕日 紅 八雲 を おとなしく 渡す の だ 。 おし|ゆうひ|くれない|やくも|||わたす||

( 紅 ) 鞍馬 一族 の お前 たち が 八雲 を どう する つもり ? くれない|あんば|いちぞく||おまえ|||やくも||||

( 忍 1 ) これ は 一族 の 内部 の 問題 。 おし|||いちぞく||ないぶ||もんだい

お前 に は 関係 の ない こと 。 おまえ|||かんけい|||

八雲 は 私 が 三 代 目 から 預かった 子 。 やくも||わたくし||みっ|だい|め||あずかった|こ

( 忍 1 ) ならば 力ずく で 。 おし||ちからずく|

( 紅 ) あっ 。 ( 八雲 ) キャ ~ ! くれない||やくも|

嫌 ~ ! いや

う っ !

♪ ~

( 忍 1 ) フフ フフ … もう 逃げ られ ん ぞ 。 おし||||にげ|||

( 紅 ) フン 。 くれない|ふん

これ は ! ? ( 忍 2 ) 幻 術 に 落ち た と 見せ て ||おし|まぼろし|じゅつ||おち|||みせ|

俺 たち を 幻 術 に ハメ る と は ! おれ|||まぼろし|じゅつ|||||

く そ っ ! どこ へ … 。 ( 忍 2 ) う わ ~ ! |||||おし||

う っ … 苦し … ! ( 忍 1 ) 大丈夫 か ! ? ||にがし|おし|だいじょうぶ|

う っ … ん ?

あっ ! あっ … 。

あぁ !

( 忍 2 ・ 忍 1 ) あっ … あぁ … あ ~ ! おし|おし|||

( ナルト ) あっ 。

この 野郎 ! |やろう

( ヒナタ ) あっ ナルト 君 ! こら 待ち なさい ! |||きみ||まち|

食らえ ! くらえ

何 ! ? だっ ! なん|

て て て … 。

あっ … あ ~ !

だっ … だっ ! あぁ !

デカ すぎ だ ろ この 豆 ! |||||まめ

♪ ~

う っ ! が っ !

う … 動 け ねえ … 。 |どう||

♪ ~

ヤベェ って ば よ 。

( シノ ) ナルト ! しの|

( 忍 ) 死ね ! おし|しね

シノ ! しの

何 ! ? なん

蟲 たち に 幻 術 は 効か ない 。 むし|||まぼろし|じゅつ||きか|

くそ ! あっ … 何 だ ! ? ||なん|

う … う わ っ … !

♪ ~

( 忍 ) う っ ! う っ … う あっ ! おし||||||

( シノ ) 消え た ! ? しの|きえ|

( 赤 丸 の ほえ 声 ) あか|まる|||こえ

( キバ ) そこ か !

どこ に 隠れ て も におい は ごまか せ ない ぜ ! ||かくれ||||||||

獣 人 分身 ! けだもの|じん|ぶんしん

牙 通 牙 ! きば|つう|きば

♪ ~

( 忍 ) ぐ は っ ! あぁ … 。 おし||||

よっ しゃ ! ( 赤 丸 の ほえ 声 ) ||あか|まる|||こえ

( ガイ ) 木 ノ 葉 剛 力 旋風 ! |き||は|かたし|ちから|せんぷう

( 忍 ) ぐ あっ ! う っ … う っ ! おし||||||

( ガイ ) 鍛え 抜か れ た われわれ に |きたえ|ぬか||||

中途半端 な 幻 術 など 効く はず も ない 。 ちゅうとはんぱ||まぼろし|じゅつ||きく|||

よせ ! 放せ ! ( キバ ・ ガイ ) お っ ? |はなせ||||

放せ って ば よ ~ ! った くも う ~ … 。 はなせ||||||

あ ~ ! 放し て ! ナルト ! |はなし||

ん が っ ! ん … ! 解 ! ||||かい

ん … 。

あれ ~ ? サクラ ちゃん … 。 |さくら|

おはよう 。

勝手 に 敵 の 術中 に 飛び込む から よ ! かって||てき||じゅっちゅう||とびこむ||

あっ ! 紅 先生 と 八雲 ! |くれない|せんせい||やくも

( 一同 ) は ぁ ~ … 。 いちどう||

紅 先生 ! くれない|せんせい

この 人 たち は ? |じん||

4 人 と も 幻 術 に 陥って 気 を 失って る わ 。 じん|||まぼろし|じゅつ||おちいって|き||うしなって||

紅 先生 ! くれない|せんせい

せ … 先生 ? 紅 先生 ? ん ? ん ? |せんせい|くれない|せんせい||

あぁ どこ に も い ねえ って ば よ 。

白 眼 ! しろ|がん

( ヒナタ ) あっ 。 どう し た ! ?

く … 紅 先生 が … 。 |くれない|せんせい|

♪ ~

( 紅 ) 《 まだ 1 人 … 》 くれない||じん

( 足 を つ かま れる 音 ) う っ ! あし|||||おと||

( 紅 ) 《 いつの間に … この 私 に 幻 術 を かける なんて ! 》 くれない|いつのまに||わたくし||まぼろし|じゅつ|||

解 ! かい

何 ! ? 解け ない ! なん|とけ|

♪ ~

はっ !

父 亡き あと 鞍馬 一族 の おさ 代わり を 務める 雲海 です 。 ちち|なき||あんば|いちぞく|||かわり||つとめる|うんかい|

( 紅 ) 鞍馬 一族 の 雲海 … 。 くれない|あんば|いちぞく||うんかい

なるほど ほか の 者 の よう に は いか ない わけ ね 。 |||もの||||||||

( 雲海 ) フフ フフ … 。 うんかい||

幻 術 使い 夕日 紅 。 まぼろし|じゅつ|つかい|ゆうひ|くれない

あなた に 褒め られる と は 面はゆい 。 ||ほめ||||おもはゆい

私 とて ムダ な 争い は 避け たい 。 わたくし||むだ||あらそい||さけ|

八雲 を 引き渡し て もら お う 。 やくも||ひきわたし||||

しっかり つかまって なさい 。

いかに 夕日 紅 と は いえ わが 術 中 に あり |ゆうひ|くれない|||||じゅつ|なか||

どう やって 戦う つもり だ ? ||たたかう||

フン 。 ふん

( 紅 ) ん ! くれない|

しまった !

あっ !

おのれ !

ん ? 血 の におい … 。 |ち||

フッ 逃がす か 。 |にがす|

そこ か !

( 紅 ) う っ ! くれない||

ん !

( 雲海 ) 次 は 心 の 臓 を 貫 い て やる 。 うんかい|つぎ||こころ||ぞう||つらぬ|||

八雲 を 渡せ ! なぜ かばう ? やくも||わたせ||

♪ ~

紅 先生 ! ( 雲海 ) あっ ! くれない|せんせい|うんかい|

チッ 。

♪ ~

紅 先生 に は 手 を 出さ せ ねえ ! くれない|せんせい|||て||ださ||

危ない ! あぶない

また か よ !

もう ! 少し は 学習 し なさい よ ナルト ! |すこし||がくしゅう||||

白 眼 ! しろ|がん

あっ ! ナルト 君 敵 は 上 よ ! ||きみ|てき||うえ|

えっ ?

くっ ! 白 眼 か 。 |しろ|がん|

そっち が 幻 術 で 来る ん なら … 。 ||まぼろし|じゅつ||くる||

多重 影 分身 の 術 ! たじゅう|かげ|ぶんしん||じゅつ

行け ~ ! いけ

フン 分身 か 。 ふん|ぶんしん|

ヘッ 俺 の は 幻 なんか じゃ ない ぜ 。 |おれ|||まぼろし||||

行く ぞ ! おう ! いく||

う ! ず !

ま ! き !

ナルト 連 弾 ! |れん|たま

う っ ! う あ ~ !

♪ ~

か … 必ずや 八雲 は … 。 |かならずや|やくも|

あっ … 。

白 眼 ! しろ|がん

は ぁ 。

今 八雲 さん は いま|やくも||

神経 を 落ち着か せる 薬 で 眠って もらって い ます 。 しんけい||おちつか||くすり||ねむって|||

でも 一 度 里 の 病院 で 精密 検査 を し て もらった ほう が いい わ 。 |ひと|たび|さと||びょういん||せいみつ|けんさ||||||||

あなた が い て くれ て 助かった わ サクラ 。 ||||||たすかった||さくら

う っ … 。 先生 も 応急 処置 を 。 ||せんせい||おうきゅう|しょち|

あぁ … 頼む わ 。 |たのむ|

さ ぁ 見せ て ください 。 ||みせ||

( 忍 たち の いびき ) おし|||

( ガイ ) こい つら ず ~ っと この 調子 だ 。 ||||||ちょうし|

この 人 たち 当分 幻 術 から 覚め そう も ない 。 |じん||とうぶん|まぼろし|じゅつ||さめ|||

ま ぁ その ほう が 都合 が よい か 。 |||||つごう|||

ん ? あれ は !

あっ !

( キバ ) 紅 先生 ! |くれない|せんせい

( ガイ ) おう 元気 そう で よかった ! ||げんき|||

( 紅 ) あ … ええ 。 くれない||

元気 じゃ あり ませ ん ! え ? げんき|||||

応急 処置 は し まし た けど 1 か所 深い 傷 が あり ます 。 おうきゅう|しょち||||||かしょ|ふかい|きず|||

里 へ 急 い で 戻ら ない と 。 さと||きゅう|||もどら||

私 より 八雲 が 不安定 な の が 気がかり で … 。 わたくし||やくも||ふあんてい||||きがかり|

うん … あいつ ら の 仲間 が 戻って こ ん と も 限ら ん し な 。 ||||なかま||もどって|||||かぎら|||

それ に 八雲 の 警護 に 当たって い た 3 人 の 姿 が 見当たら ない の も ||やくも||けいご||あたって|||じん||すがた||みあたら|||

気 に かかる 。 き||

よし ! ここ は 俺 に 任せ て |||おれ||まかせ|

紅 と 八雲 を 連れ て みんな いったん 里 に 帰れ 。 くれない||やくも||つれ||||さと||かえれ

応援 部隊 を 整え て くる ん だ 。 おうえん|ぶたい||ととのえ||||

相手 は 幻 術 使い だ 1 人 で 大丈夫 か ? あいて||まぼろし|じゅつ|つかい||じん||だいじょうぶ|

な ~ に ! 鍛え 抜か れ た この 体 ! ||きたえ|ぬか||||からだ

鞍馬 一族 の 幻 術 ごとき に は あんば|いちぞく||まぼろし|じゅつ|||

目 を くらまさ れる こと は ない ハハ … アハ 。 め||||||||

ハッ ハハハハ … !

ダジャレ … 。 ( ガイ ) ハハハハ … !

あっ 気 が 付い た か ? |き||つけい||

お前 って ば おまえ||

紅 先生 に 幻 術 を 封印 さ れ ち まった こと くれない|せんせい||まぼろし|じゅつ||ふういん|||||

恨 ん でる の か ? うら||||

( 八雲 ) あの 人 は 私 の こと が 嫌い な の 。 やくも||じん||わたくし||||きらい||

えっ ?

私 を 幻 術 使い に し たく なかった の よ 。 わたくし||まぼろし|じゅつ|つかい||||||

そんな こと ねえ って ば よ 。 じゃ あな ぜ ?

いや … きっと 何 か 理由 が あって の こと だって ば よ 。 ||なん||りゆう|||||||

ほら さっき だって 紅 先生 が 体 張って 助け て くん なきゃ |||くれない|せんせい||からだ|はって|たすけ|||

お前 危なかった ん だ ぞ 。 おまえ|あぶなかった|||

あれ は 鞍馬 一族 。 ||あんば|いちぞく

私 と 同じ 一族 の 者 たち です 。 わたくし||おなじ|いちぞく||もの||

えっ … 同じ 一族 の 者 が 何で … 。 |おなじ|いちぞく||もの||なんで

キバ 紅 先生 を 里 まで 連れ て いって くれる ? |くれない|せんせい||さと||つれ|||

大丈夫 よ それ くらい は 自分 で … 。 だいじょうぶ|||||じぶん|

キバ ! なぁ 紅 先生 。 ||くれない|せんせい

ホント の こと を 言って くれよ 。 ほんと||||いって|

今度 の こと と 俺 たち の 班 を 降り た こと こんど||||おれ|||はん||ふり||

何 か 関係 ある ん じゃ ない の か ? なん||かんけい||||||

は ぁ … 。

八雲 が 生まれ 育った 鞍馬 一族 は やくも||うまれ|そだった|あんば|いちぞく|

かつて 幻 術 使い の 家柄 と し て |まぼろし|じゅつ|つかい||いえがら|||

木 ノ 葉 隠れ の 里 でも 一 大 勢力 を 誇って い た 。 き||は|かくれ||さと||ひと|だい|せいりょく||ほこって||

ところが 近年 上 忍 中 忍 を 送り出す こと が でき ず に |きんねん|うえ|おし|なか|おし||おくりだす|||||

没落 し て いった の その 一族 に 現れ た ぼつらく||||||いちぞく||あらわれ|

才 に あふれ た 希望 の 星 それ が 八雲 だった 。 さい||||きぼう||ほし|||やくも|

両親 も 親戚 も りょうしん||しんせき|

本家 の 一 人 娘 だった 私 に ほんけ||ひと|じん|むすめ||わたくし|

期待 を かけ て くれ た 。 きたい|||||

でも 体 の 弱かった 私 は |からだ||よわかった|わたくし|

アカデミー へ の 正式 な 入学 は 認め られ なかった 。 あかでみー|||せいしき||にゅうがく||みとめ||

両親 の … そして 一族 の 期待 に 応え たい と 思って い た 私 は りょうしん|||いちぞく||きたい||こたえ|||おもって|||わたくし|

ひどく 落ち込 ん で いった 。 |おちこ|||

( 八雲 ) 父さん は そんな 私 を 見 て やくも|とうさん|||わたくし||み|

三 代 目 火影 様 に 直接 掛け合って くれ た の よ 。 みっ|だい|め|ほかげ|さま||ちょくせつ|かけあって||||

ムラ クモ に 相談 さ れ た 三 代 目 は むら|くも||そうだん||||みっ|だい|め|

八雲 の 潜在 能力 の 高 さ に 気付き やくも||せんざい|のうりょく||たか|||きづき

私 に 預け て 育てよ う と 考え た 。 わたくし||あずけ||そだてよ|||かんがえ|

三 代 目 火影 様 の 命 に より みっ|だい|め|ほかげ|さま||いのち||

紅 先生 が 私 の 個人 教授 に なった ん です 。 くれない|せんせい||わたくし||こじん|きょうじゅ||||

でも … 。

( 泣き声 ) なきごえ

あ … 八雲 ? |やくも

( 八雲 ) 紅 先生 は … 先生 は ! やくも|くれない|せんせい||せんせい|

♪ ~

♪ ~

あっ … 。

何で だ よ ! ? なんで||

( シノ ) ん ? しの|

( 紅 ) さ ぁ ? 同じ 幻 術 使い と し て くれない|||おなじ|まぼろし|じゅつ|つかい|||

八雲 の 潜在 能力 の 高 さ に 嫉妬 し た の かも しれ ない わ ね 。 やくも||せんざい|のうりょく||たか|||しっと||||||||

嫉妬 ? しっと

( 紅 ) この 里 に 私 以上 の 幻 術 使い は 必要 ない わ 。 くれない||さと||わたくし|いじょう||まぼろし|じゅつ|つかい||ひつよう||

うそ だ ろ ? 先生 が そんな 理由 で … 。 |||せんせい|||りゆう|

( 紅 ) 分かった でしょ ? こんな わがまま な 人間 が くれない|わかった|||||にんげん|

あなた たち の 命 を 預かる よう な 任務 続け られる はず が ない 。 |||いのち||あずかる|||にんむ|つづけ||||

そんな の 信じ らん ねえ って ば よ 。 ||しんじ|||||

先生 だけ じゃ ない わ 。 せんせい||||

木 ノ 葉 の 里 は 私 の こと が 邪魔 な の よ 。 き||は||さと||わたくし||||じゃま|||

どう いう こと だ よ ?

( キバ ) や っぱ 信じ られ ねえ 。 |||しんじ||

紅 先生 は まだ 何 か 隠し てる ん じゃ ねえ か ? くれない|せんせい|||なん||かくし|||||

私 も そ … そんな 気 が する 。 わたくし||||き||

( シノ ) その とおり だ 。 ( キバ ・ ヒナタ ) あっ … 。 しの||||||

( シノ ) なぜ なら … しの||

過去 の 出来事 を 語る 時 かこ||できごと||かたる|じ

紅 先生 の 手 は 心痛 で 震え て い た 。 くれない|せんせい||て||しんつう||ふるえ|||

しかし 動機 を 語る 時 |どうき||かたる|じ

震え は 止まって い た から だ 。 ふるえ||とまって||||

どう いう こと だ ?

( シノ ) あの 動機 は うそ だ 。 しの||どうき|||

作り話 で は 心 は 震え ない 。 つくりばなし|||こころ||ふるえ|

じゃあ 八雲 に 嫉妬 し た って の は … 。 |やくも||しっと|||||

( シノ ) 先生 は 恐らく 誰 か を かばって いる 。 しの|せんせい||おそらく|だれ||||

紅 先生 が かばう よう な 大事 な 人 … 。 くれない|せんせい|||||だいじ||じん

それ は 例えば … 。 ||たとえば

あっ !

私 は 紅 先生 と 三 代 目 火影 様 の 話 を わたくし||くれない|せんせい||みっ|だい|め|ほかげ|さま||はなし|

聞い て しまった の 。 ききい|||

< あっ … >

( 紅 ) < これ で しばらく は 八雲 の 能力 が 目覚める こと は ない でしょ う > くれない|||||やくも||のうりょく||めざめる|||||

( 八雲 ) < えっ ? > やくも|

( 猿 飛 ) < そう か … しかし いずれ せき を 切り さる|と|||||||きり

あふれ 出す 時 が 来る 。 |だす|じ||くる

鞍馬 一族 の あの 力 は いずれ あんば|いちぞく|||ちから||

木 ノ 葉 隠れ の 里 を 脅かす こと に な ろ う 。 き||は|かくれ||さと||おびやかす|||||

その とき は あれ を 抹殺 せ ね ば なる まい な > |||||まっさつ||||||

( 八雲 ) 《 えっ ! ? 》 やくも|

私 の 能力 の 封印 に は わたくし||のうりょく||ふういん||

三 代 目 火影 様 まで 関わって い た の です 。 みっ|だい|め|ほかげ|さま||かかわって||||

三 代 目 がん な こと 命令 する わけ ねえ って ば よ ! みっ|だい|め||||めいれい||||||

私 が 紅 先生 の 下 で 修業 を 始める 直前 わたくし||くれない|せんせい||した||しゅぎょう||はじめる|ちょくぜん

私 の 両親 は 死 ん だ ! わたくし||りょうしん||し||

突然 の 火事 とつぜん||かじ

火 の 回り が 早く 助け出す こと も でき なかった らしい けど … 。 ひ||まわり||はやく|たすけだす||||||

両親 共に 上 忍 に まで なった 人 たち よ ! りょうしん|ともに|うえ|おし||||じん||

それ がた だの 火事 で … しかも 真昼 の 火事 で 死ぬ なんて … 。 |||かじ|||まひる||かじ||しぬ|

その 後 事件 性 は ない と 言わ れ ながら も |あと|じけん|せい||||いわ|||

検視 報告 は 極秘 と さ れ 封印 さ れ た 。 けんし|ほうこく||ごくひ||||ふういん|||

まさか … ただ の 火事 じゃ ねえ の か ? |||かじ||||

三 代 目 の 命令 に よって みっ|だい|め||めいれい||

私 の 両親 は 殺さ れ た ! わたくし||りょうしん||ころさ||

そんな …

そんな こと ある わけ ねえ って ば よ 。

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は さび||こころ||とびら||かぎ|

♪ いつも 近く で |ちかく|

♪ 笑って いる から わらって||

♪ ~

♪ 形 の 無い 喜び を 見つけ たい から かた||ない|よろこび||みつけ||

♪ かけぬけ て 行く 槍 の 雨 が 降って も ||いく|やり||あめ||ふって|

♪ 言葉 に なら ない この 大きな 夢 を ことば|||||おおきな|ゆめ|

♪ 叶え て み せる 傷 が 深く なって も かなえ||||きず||ふかく||

♪ 信じ 続け て 今 の 僕等 は ある から しんじ|つづけ||いま||ぼくら|||

♪ 目 を そらさ ず 走り 続け て やる め||||はしり|つづけ||

♪ もしも 未来 に 光 が 無い と 言わ れ て も |みらい||ひかり||ない||いわ|||

♪ 変え て み せる 全て の 思い で かえ||||すべて||おもい|

♪ 照らす よ 今 すぐ てらす||いま|

♪ きっと 風 は 僕ら の 心 を 試し て いる ん だ ろ う |かぜ||ぼくら||こころ||ためし||||||

♪ そっと 心 の 中 で 手のひら を 握りしめ た |こころ||なか||てのひら||にぎりしめ|

♪ きっと 君 は 涙 の 答え を |きみ||なみだ||こたえ|

♪ 探し て いる ん だ ろ う さがし||||||

♪ ずっと 夢 は 近く で 答え を つか ん で 待って る |ゆめ||ちかく||こたえ|||||まって|

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は さび||こころ||とびら||かぎ|

♪ いつも 近く で 笑って いる から |ちかく||わらって||

♪ ~

〈 姉ちゃん から 聞い た 話 紅 先生 から 聞い た 話 ねえちゃん||ききい||はなし|くれない|せんせい||ききい||はなし

一体 何 が ホント な ん だって ば よ ? いったい|なん||ほんと|||||

みんな うそ つい てる と も 思え ねえ し 。 ||||||おもえ||

でも これ だけ は 言 える 三 代 目 の じいちゃん が ||||げん||みっ|だい|め|||

姉ちゃん の 抹殺 なんて 考える はず が ねえ 。 ねえちゃん||まっさつ||かんがえる|||

とりあえず 今 は 先生 たち を 早く 病院 に 連れ て く っき ゃ … |いま||せんせい|||はやく|びょういん||つれ||||

って 何 だ ? これ … 〉 |なん||