フルメタル ・パニック ? ふ もっふ#2
優し さ は 時々 残酷だ から
求める 程 こたえ を 見失う
雨上がり の 街 虹 が 見える なら
今 歩き 出そう 何 か が 始まる
君 が いる から 明日 が ある から
一 人きり じゃ 生きて ゆけ ない から
こんなに 近く に 感じる それ が 愛 でしょう
涙 の 数 の 痛 み を 君 は 知って る から
透き通る その 目 の 中 に 確かな 意味 を 探して
笑顔 見つけ たい
走りだす 瞬間
坂道 で 風 に なる
焼きつけた 陽射 しが
胸 の 奥 熱く した
Ah ー 君 に 近づいて
行く たび 早く なる
時 を 駈 ける
始まり の 予感 さ せる 眼差し が 好き
小さな 愛で いい
いつも 側 で あたり 前 の 時間
また 一 つ 増える 笑い声
空 に 響いて いく
つまり
近年 の この ジャンル に おける 団体 の 分裂
および 所属 選手 の 引き抜き
弱小 団体 の 際限 の ない 旗揚げ と 消滅 は
実のところ この 国 に おける 社会 の 縮図 である わけです ね
昭和 の 時代 に は 大きな 2 つ の 団体 が 業界 を 独占 して ました が
その 体制 が 崩れる と 共に
自由 化 ・ 規制 緩和 の 時代 が 始まった わけです
それ は 自由 度 の 拡大 及び 女性 の 躍進 を 含む
さまざまな スタイル の 誕生 ・ 発展 と いう プラス の 効果 を 生み出し ました が
安易な 発想 に 基づく 団体 の 乱立 や
企業 モラル の 衰退 と いう マイナス の …
なに か …
質問 は ?
ない ようでしたら
以上 です
起立
礼 あたし ピンチ 負け ない 頑張れ あたし
おばちゃん コロッケパン と カスタードパン
はい よ 290 円
カナ ちゃん はや ー い
売れ残り の コッペパン なんて ごめん だ もん ね
どうした の 宗 介
あんた も パン
干し 肉 も 野菜 も 切らして しまって な
しかし この ありさま で は …
な に 言って ん の よ あんた らしく も ない
もたもた して る と 売り切れちゃ うわ よ
それ は 困る
で っ かい 声 で 注文 し ない と 気迫 よ 気迫
分かった 気迫 だ な
コッペパン を 要求 する
コッペ ?
おとなしく コッペパン を 出せ さもなくば
射殺 する
全治 2 週間 だ そうです
2 週間 … です か
実際 は そう 大きな ケガ で は ない そう な のです が
だが ケガ を した パン 屋 側 は
当面 出張 販売 を 休止 する と 言って いる
遠回しな 抗議 の つもりな のだろう
これ は 深刻な 食糧 問題 だ
パン の 出張 販売 に 依存 して いる 120 名 の 生徒 が 飢えて しまう
その 結果 は 明らかだ
暴動 と 略奪 人心 の 荒廃
校 内 の 治安 は 一気に 低下 する だろう
そこ で 校長 と 協議 した 結果
臨時 に 生徒 会 が 食料 の 仕入れ と 販売 を 行う こと に なった
ついては その マネージャー を 決め なければ なら ない のだ が
校長 私 は 納得 でき ませ ん ぞ
なに から なに まで 生徒 任せ と いう の は
もはや 「 自主 性 の 尊重 」 と は 呼び ませ ん
野放し の 無法 状態 です
いい で は ないで す か 小暮 先生
昼食 の 販売 くらい なら
そもそも 事故 の 原因 は 生徒 側 に ある の を お 忘れ です か
それなのに 飲食 物 を 生徒 たち に 売ら せる など と は
学園 祭 の 延長 みたいな もの です よ
そう 目くじら を 立てる こと は ない でしょ
しかし …
あー もう なんで こんな ことし なきゃ なら ない の よ
仕方 ある まい
事件 の いきさつ を 鑑みる と
やはり これ は 俺 たち の 役目 だ
そりゃ そうなん …
って あんた 一 人 の せい でしょう が
話 に なら ん
これ は これ は 相良 じゃ ない か 今日 も 元気 そうだ な
とても 人 一 人 を 病院 送り に した 後 に は 見え ない ぞ
お 褒め に 預かり 光栄です
褒め とら ん
いい か 相良
お前 や 林 水 の ような 生徒 を のさばら せて おく こと が
私 に は 我慢 なら ん のだ
校長 に は 逆らえ ん が
私 は 私 の やり 方 で プレッシャー を 与えて いく から な
了解 し ました
バカに し おって 今に 見て おれよ
はっ 今に 見て おり ます
や ー ね カルシウム 不足 かしら
保健 体育 の 先生 な のに
いや 小暮 先生 は 訓練 教官 と して の 責務 を 果たして いる だけ だ
この クソ ブタ 野郎 お前 の …
あの 激高 ぶり さすが プロ だ な
ひょっとして あんた 他人 の 悪意 に ものすごい 鈍感だったり し ない ?
これ で よしっ と あと は 昼 休み に 売る だけ ね
どうした の 宗 介
コッペパン が ない
いつも 売れ残る もん もったいない でしょ
俺 たち だけ で 販売 する の か
まさか 恭子 たち に 手伝い 頼んで ある わ
おつり の 準備 エプロン の 準備 台 に する 机 の 貸し出し 許可
すべて 抜かり なし
見事な 手際 だ
あと は お 昼 を 待つ ばかり ね
一 つ 教訓 を 与えて やら ん と な これ も 愛 の 鞭 だ
これ を パン の 中 に … 入れて おけば
さ ぁて これ から が 大変 よ
なにしろ 100 人 以上 が 押しかけて くる んだ から
頼む わ ね 瑞樹
カスタードパン の 取り 置き 忘れ ないで よね
さあ 皆さん 急ぎ ませ ん と
よし 早い とこ 準備 しちゃ おう
触る な
誰 か が パン を 盗む かも しれ ん と 思って
ケース に 罠 を 仕掛けて おいた のだ
高圧 電流 で 獲物 を 気絶 さ せる 仕組み だ
引っかかれば 失神 だけ で は 済ま ん
意識 を 回復 した 後 でも
頭痛 や 嘔吐 動 悸 や 息切れ 倦怠 感 など が
あんた ね
しっかり 小暮 先生
すぐ ハイヤー が 来 ます から 早く 病院 に
おのれ …
小暮 先生 どう なさった んでしょう
きっと ビタミン も 不足 して る の ね
頻繁に 怒鳴る 過酷な 職務 だ から な 過労 かも しれ ん
気の毒に
って 宗 介 明日 から 罠 なんか 仕掛けちゃ ダメ
電気 トラップ の こと か いや …
カバディ カバディ カバディ …
相良 め あんな 卑劣な 罠 を 仕掛け おって
俺 は ただ イナゴ の 足 を パン に 混ぜよう と した だけ な のに
今日 は 電流 ごとき … に は 負け ん ぞ
覚悟 … しろ よ
はい チーズ
今日 も ジャンジャンバリバリ 売る わ よ
あんた 楽し そう ね
結構 向いて ん の か な
あれ
シート 風 で 飛んだ の か な
盗ま れて は い ない ようです が
なに それ
防水 シート を 剥がす と 催涙 ガス が 吹き出す よう 細工 して おいた
目 や 鼻 喉 に 激しい 痛み を 訴え
さらに は 呼吸 困難 頭痛 や 吐き気 など の 症状 を
しっかり 小暮 先生
すぐ ハイヤー が 来 ます から 早く 病院 に
小暮 先生 どう なさった んでしょう
季節 外れ の 花粉 症 かしら
アレルギー 性 鼻 炎 の 一種 だ な
持病 を 押して 出勤 して くる と は
やはり 小暮 先生 は 立派な …
宗 介 明日 から は 催涙 ガス も 禁止 罠 関係 全部 ダメ
しかし 盗難 防止 を …
レッツゴー
電気 の 次 は ガス なんと 陰湿で 質 の 悪い
俺 は ただ 下剤 を 混ぜよう と した だけ な のに
だが
もう これ で 完璧だ
相良 勝負 わ
あれ
まあ いい
貴 様 の 最後 だ 相良 食らえ ー
この この この どう だい 痛い か
これ どう だい どう だい 痛い か
これ どう だい
これ で おしまい 無事に 終わって よかった わ
明日 から は いつも の パン 屋 さん が 戻って いらっしゃい ます しね
意外 と 楽しかった かも ね ー
ねぇ ねぇ 1 枚 撮る よ
でも あん だけ 文句 言って た 小暮 先生
結局 パン 売り場 に は 姿 見せ なかった ね
最近 ずっと 休んで る みたい よ
ホント
小暮 先生 ね このまま 休職 する んだ って
まあ
そう な んだ
やっぱり 病気 だった の かしら
残念だ 立派な 先生 だった んだ が
我が 背 子 を 大和 へ 遣 る と さ 夜 ふけて
暁 露 に 我 れ 立ち 濡れ し
「 我が 背 子 を 」 と は 背中 に いる 子ども の こと か
つまり この 作者 は 負傷 した 子ども を 背負って いる の か
さらに それ を 「 大和 へ 遣 る 」 と は どういう こと だ
大和 は 太平洋 戦争 中 の 超 弩級 戦艦 の こと だ
つまり 負傷 者 を 戦艦 に 移送 して
「 暁 」
つまり 早朝 に 海水 に 濡れ ながら 戦って いる さま を 描写 して いる の か
しかし なぜ 戦艦 な のだ
近く に 野戦 病院 が なかった の か
そもそも 万葉 集 の 時代 は 第 二 次 大戦 と は 無関係で は ない の か
まったく 分から ん
相良 君 古典 苦手だ もん ね
仕方 が ない アフガニスタン や カンボジア でも
俺 の 周囲 に は 万葉 集 や 土佐 日記 を 読める 人間 など い なかった
でも その 宿題 って 明日 の 5 時間 目 が 締切り だ よ
提出 遅れたら 次の 休み に 補習 だって
しょうがない わ ね
あたし の ノート 貸して あげる
古典 の 藤 咲 先生 って 超 厳しい し
丸 写し したら バレ ちゃ う から あくまで 参考 に ね
いや しかし 俺 は 独力 で …
いい から 人 の 好意 は 素直に 受け なさい
では 借りよう 助かる
うん 頑張り なさい
ただし 明日 ちゃん と 返して ね
やけに 機嫌 いいね
便秘 で も 治った の か な
大切な 弟 が 大和 へ 帰る ので 見送って いる と
夜 が 更けて 私 は 明け方 の 露 に 立ち 濡れて しまった こと だ
ああ なんて かわいそうな 私 る ー る ー る ー
なるほど 「 る ー る ー る ー 」 か
る ー る ー る ー
任務 … 完了
強盗 か
で 痴漢 に 間違え られた の
その 部屋 の 奥さん に 殺虫 剤 かけ られちゃ った の か
ゴキブリ の 代わり に
そういう こと だ 催涙 弾 より 効いた
いきなり 突入 しちゃ うって の は ね
宗 介
宿題 は ?
できた 君 の おかげ だ
よかった じゃ ノート 返して
しばし 待て
千鳥
なに
非常に 言いにくい こと な のだ が
なに が
この 問題 は 冷静に 対処 する 必要 が ある
どれ だけ 絶望 的だろう と パニック に 陥って は いけない
なんの 話 ?
ノート を 忘れて しまった
千鳥
ど ど ど ど ど ど どう す ん どう す ん の よ
落ち … 落ち … 落ち着け 千鳥
提出 でき なかったら 補習 よ 補習
次の 休み に バイト し ない と 来月 の お 小遣い 全然 ない のに
なのに な のに あんた は
どうして くれ ん の ー
あの 技 は ?
ジャパニーズ ・ オーシャン ・ サイクロン ・ スープレックスホールド
こんな マニアックな 技 の 使い 手 が これほど 身近に いた なんて
この際 どうでも いい けど ね
とにかく 行動 だ
職員 室 に 行って 藤 咲 先生 に 事情 を 話そう きっと 分かって …
行って き なさい すぐ
了解 した
行って きた
どう だった
ダメだった
偉 そうに 言う な
正確に 言う と 藤 咲 先生 は 不在 だった
他の 先生 から の 情報 に よれば …
こう なったら ノート を 取り に 行く わ よ
俺 の 部屋 に か
決まって る じゃ ない さあ
カナ ちゃん
風間 君 こんな 時間 に 出て いって 大丈夫 かな
5 時間 目 は 1 時 半 だ から ね あと 52 分
間に合う かな
若い な
ヘイ タクシー
こ … 殺す 気 か
うるさい 早く 乗る
多摩川 町 の タイガースマンション テニス クラブ の すぐ そば よ
ゴーゴーゴー
千鳥 俺 は …
言い訳 なんか 聞き たく ない
あんた の 責任 感 なんて 結局 その 程度 の もの な の よ
すまない と 思って る
ごめん で 済んだら 戦争 なんか 起き ない し 兵隊 も いら ない の よ
お 分かり ? 専門 家 の 相良 軍曹 殿
あと 45 分
帰り も 乗る から 待って もらって
了解 した
確保 した
よし 戻ろう
待つ ように 言った の よ ね
ああ しっかり と 言い含めた
銃 を チラ つか せて 「 逃げたら 殺す 」 と
ちょ っ … ちょっと これ って 犯罪 よ
あと で 修理 して 返す 行く ぞ
待って
すごい
表通り は ダメ ショート カット しよう
了解 した
坂道 か このまま 行く ぞ
感心 それ 行け
降りよう か
その 必要 は ない
無理 して へばら れて も 困る んだ けど
俺 が 倒れたら 君 だけ で 行け
あ … 当たり前 よ
もともと あんた の ミス なんだ から さっさと 見捨てて 行く わ よ
おお 頑張った じゃ ん
いや 先 が まだ …
そこ の 二 人 乗り 止まり なさい
あっちゃ ー
ちょ っ 宗 介 ?
盗難 車両 に 二 人 乗り 捕まったら 最後 だ
さ せる か
来た
しっかり 捕まって ろ
甘い 甘い わ
しつこい わ ね
若菜 ちょっと 落ち着いて
覚悟 して
千鳥
飛ぶ ぞ
飛ぶ って なに ?
いまだ
バカな
って ここ まで する こと ない でしょう
君 なら これ くらい の マネ は できる と 信頼 した のだ
今 1 時 11 分 電車 に 乗れば まだ なんとか
あと 30 秒 で 快速 が 発車 する
それ から 当分 快速 は 来 ない
あれ ね 宗 介 ダッシュ よ
了解 した
間に合え ー
余裕 じゃ ない まだ 1 時 16 分
駅 から 学校 まで 歩いて も すぐだ
なんとか 切り抜けた ようだ な かなり 際どかった が
ホント 無 茶 した よ ね
君 の 行動 力 に は 時々 驚か さ れる
でも あたし たち 結構 息 合って た よ ね 最後 と か
そう だ な なかなか の コンビ だった
本日 は ご 乗車 誠に ありがとう ございます
この 車両 は 特急 新宿 行き です
次の 停車 駅 は 明大前 明大前
これ 特急 ?
泉川 通過 しちゃ う じゃ ない
土 日 の 時刻 表 と 勘違い して いた ようだ
俺 らしく も ない 単純な ミス だ
死に なさい 今 すぐ ここ で 死に なさい
あたし を 少し でも 哀れに 思う なら お 願い だ から いっぺん 死んで ー !
終わった わ なにもかも
今日 の 俺 は どうかして いた
こう も 致命 的な ミス を 繰り返した こと など
人生 に 一 度 も …
いや とにかく … すまない
宗 介 ?
なんで 黙って た の よ
こんな 熱 で 走り回る なんて あんた 正気 ?
この 程度 なら 死に は し ない
死ぬ わ よ バカ
なんで こんな 無 茶 を なんで …
具合 が 悪い って 言って くれれば
あんなに 怒ったり し なかった のに
許して くれる の か
もう いい よ 一緒に 補習 受けよう
39 度 2 分
運 が よかった わ ね ベッド の 空き は あと 1 つ だった の よ
藤 咲 先生
おお 千鳥 か
4 組 の 連中 は ちゃんと 自習 して る か
じ … 自習 ?
宿題 は 学級 委員 の お前 が 放課後 まで に 集めて おく んだ ぞ いい な
やはり 先生 も 動け なかった か
職員 室 に 行った 時 先生 が 風邪 で 倒れた と 聞いた のだ
風邪 ごとき で 任務 を 放棄 する わけ が ない と 思った のだ が
これ は … こたえる
それ を 先 に 言え ー
青い 空 輝く 太陽
今度 は 海 に やってき ました ー
って 宗 介 あんた なに 鉄砲 磨いて ん の
戦闘 の 準備 だ が
こんな 平和な 砂浜 で なに と 戦う って いう の よ
アマチュア の 君 は そう 考える かも しれ ん
だが 見ろ 君 を 監視 して いる あの 謎 の 人物 の 姿 を
うわ ぁ かわいい 男の子
次回 「 鋼鉄 の サマー ・ イリュージョン 」 に
あたし が 期待 しちゃ おう っと
夏 の 海 は 戦場 だ
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日 听 gen
日 校 戚风
翻 译 yuka
校 对 小 江
时间 轴 Usagi
时间 轴 Foyzi
压制 紺野 木綿 季
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