×

Mes naudojame slapukus, kad padėtume pagerinti LingQ. Apsilankę avetainėje Jūs sutinkate su mūsų slapukų politika.

image

七つの大罪, Nanatsu no Taizai Episode 21

( ギルサンダ ー ) 一生 君 を 守り 続ける 。

( ナレ ー ション ) < メリオダス の 協力 に よって ギル サンダー は

10 年 に 及ぶ 呪縛 から 解放 さ れ

父 の 敵 で ある ヘンド リク セン を 打ち 倒し た >

♪~

< 暴 食 の 罪 暴 食 の 罪 マーリン の 登場 に より

ビビアン の 野望 も 砕か れる >

< 同じ ころ ホーク は 所在 不明 の 暗闇 の 中 で

不気味 に 響く 靴 音 を 聞いて い た >

( バン ) これ が 王国 の 至宝

「 ケルヌンノス の 角笛 」 か 。 N で け ぇ な 。

おい 女神 と やら 聞こえ てっ か ? もしも ~ し !

なあ この 声 が 聞こえ て ん なら

俺 の 命 を 引き換え に エレイン を 生き返ら せ て くれ 。

おい 聞こえ て ん の か ぁ ! ?

だ よ な ~。

ん な うまい 話 が ある かって の 。 N し ゃ あ ねぇ 。

≪ 誰 だ ? はっ !

( ホ ー ク ) と ~ ん ! ( バン ) 師匠 か よ !

つか そんな 所 で 何 やって ん だ よ ! ? つか なんで い ん だ よ ! ?

知ら ねぇ よ ! つ か ここ どこ よ ! ?

つか エリザベス ちゃん どこ よ ~ ! ?

< これ は いまだ 人 と 人 なら ざる もの の 世界 が

分かた れ て は い なかった 古 の 物語 >

< 国 ある 所 に 聖 騎士 あり >

< 聖 騎士 ある 所 に 国 は あら ず >

< しか して その 成り立ち は

聖 騎士 から 自由 や 正義 を 奪う もの で あった か >

< 故に 彼ら は 伝説 な の だ >

< 聖 騎士 を 超え た 聖 騎士 >

< それ すなわち 七 つ の 大 罪 >

♪~

( 国王 ) 怖い か ? ( エリザベス ) あっ 。

いいえ 。 メリオダス 様 が きっと 来 て くれる から 。

それ に 今 は 父上 が 一緒 です 。

( 国王 ) そう か 。 N だ が じきに また わし と お前 は

離れ離れ に なって しまう 。 N えっ ?

( 国王 ) お前 は わし の 魔力 「 千里眼 」 を 知って いる ね ?

あくまで 自分 の 身 と その 周辺 で 起こる こと に すぎ ぬ が

漠然 と し た 言葉 や 映像 で 未来 を 察知 する こと が できる 。

何 か 見え た の です か ?

間もなく 絶対 不可侵 の この 領域 より

紅 蓮 の 豚 が わし を 救う 。 N 豚 ?

( バン ) んじゃ ~ 師匠 は 例の 仮面 魔術 士 に

ここ まで す っ 飛ば さ れ て き た と ? ああ 。 おそらくは

俺 の 実力 を 恐れ て の こと だ ろ う な 。

ふん ! とにかく 外 に 出る ぞ 。

まずは エリザベス ちゃん を 助け に 行か ねぇ と な 。

( バン ) 悪 ぃ が …。 N えっ ?

師匠 は 先 に 行って て くれ 。 N なぜ に ?

( 心 の 声 ) ≪ や っぱ 簡単 に 諦め られ っか よ 。

俺 に は まだ やる こと が あん だ よ ≫

( 女神 族 ) そう お前 に は やる べき こと が ある 。

はっ ! だ … 誰 だ ? おい こら っ !

( バン ) 女神 族 か ! ? 女神 … 族 ?

姿 を 見せろ ! ど っ から 話し て や がる ?

( 女神 族 ) 残念 ながら 今 は 不可能 です 。

古 の 戦 で 力 を 失った 我ら が

元 の 姿 を 再び 構築 する に は しばし 時間 が 必要 です 。

偉 そう だ な こいつ 。 N ( 女神 族 ) しかし

妖精 族 一 人 を よみがえら せる 程度 の こと は

造作 も ない 。 N ( バン ) 自分 で 願 っと い て

言う の も あれ だ が … へ っ !

女神 族 って の は こう も 簡単 に

誰 の 願い で も かなえ て くれ ん の か ?

本当 に 俺 の 命 と 引き換え に あいつ を …。

( 女神 族 ) いいえ お前 の 命 を 奪う 気 は あり ませ ん 。

かわり に 使命 を 与え ます 。

おい バン ! こいつ は どう 考え て も う さん くせ ぇ ぞ 。

ああ かも なぁ 。 N でも 黙って ろ 師匠 。

( 女神 族 ) お 黙り なさい 豚 。 N ダ … ダブル で ! ?

分かった なんでも やって やる 。

( 女神 族 ) ある 者 を 殺し て ほしい 。 N ( バン ) 殺し だ ぁ ?

バン や べ ぇ って ! プゴッ !

( バン ) 女神 様 と も あ ろ う 方 が 物騒 な 申し出 だ なぁ 。

( 女神 族 ) 引き受け て は いただけ ませ ん か ?

言った ろ う が なんでも やる って よ 。

で ? 殺す 相手 は ?

( 女神 族 ) その 者 は 現在 こう 呼ば れ て い ます 。

七 つ の 大 罪 憤怒 の 罪

メリオダス 。 N は っ !

( ジェリコ ) はっ ! ギーラ …。

( ギ ー ラ ) よかった 。 N ( ジェリコ ) て め ぇ よくも …。

ぶ っ 殺し て やる ! ( ジ ー ル ) ダメ !

( ジェリコ ) なん だ ? この チビ 。 N ( ギ ー ラ ) ジール 。 私 の 弟 よ 。

( ジェリコ ) あっ … 戦い は どう なった ? 七 つ の 大 罪 は ?

あっ 。 ん ?

( ギ ー ラ ) もはや 私 たち が 彼ら と 戦う 理由 は ない わ 。

私 たち は 彼ら に 負け た の よ 。 N ( ジェリコ ) は あ ! ?

( ギ ー ラ ) そう いえ ば まだ ジェリコ の 答え を

聞い て なかった わ ね 。 N ( ジェリコ ) あん ?

( ギ ー ラ ) あなた は なんの ため に 魔 神 族 の 血 を 飲 ん だ の か 。

( ビビアン ) う っ ! う ぅ …。

( マ ー リン ) ビビアン エリザベス 王女 は どこ に いる ?

( ビビアン ) こ … 国王 の 部屋 に …。 N ( マ ー リン ) だ そう だ 。

( ビビアン ) う わ っ ! くっ ! ( ア ー サ ー ) あっ 逃げ た 。

どう し ます ? ( メリオダス ) もう いい 。 それ より

今 は エリザベス の 救出 が 先 だ 。

( マ ー リン ) で は 急ぐ と しよ う 。 N パチン

ここ は ? ( マ ー ガレット ) 父上 の 部屋 の 前 だ わ 。

( マ ー リン ) 中 まで 移動 しよ う と し た の だ が はじか れ た 。

どうやら 不 肖 の 弟子 の 仕業 の よう だ 。

よし 。 N そんじゃ みんな 下がって ろ 。

( マ ー リン ) 待て 団長 殿 。 N ん ?

( マ ー リン ) お前 の 力 でも この 障壁 は 破れ ぬ 。

「 完璧 なる 立方体 」 だ 。

魔 界 に 由来 の 術 で 全て の 力 を はね返す 。

力 の 大小 に 関係なく な 。 N ( ギルサンダ ー ) う っ !

( ビビアン ) そう 。 あなた たち 全員 で 総 攻撃 しよ う と

傷 一 つ も 付け られ ない 。 N 残念 で し た わ ね 。

ざま ぁ みろ ! ふ は は はっ ! は は は はっ !

どう やって 魔力 を 消し た ?

「 絶対 強制 解除 」。 我が 弟子 と

この 部屋 に かかった 魔力 を 断ち切った 。

( ビビアン ) は … 反則 でしょ 。

よう ! ≪ タッタッタッ … ( 足音 )

離れ て 1 日 も たって い ない のに

メリオダス 様 に 会い たく て しかたがなかった 。

よし よし 。 N ( 国王 ) う ぉ い !

老け た な バル トラ 。

お前 は 少しも 変わ っと ら ん な 。 N まあ な 。

あ … あの …。 N ( 国王 ) う ぉ い !

( 2 人 ) あっ ! ( ギルサンダ ー ) ドレ ファス 。

お前 と 会う の も 久しぶり だ な ドレ ファス 。

( ドレファス ) これ は 一体 どういう こと だ ?

( ギルサンダ ー ) ヘンド リク セン は 死 ん だ 。

一生 逃れ え ぬ 罪 を 懺悔 する こと も なく 。

( ドレファス ) 罪 …。 N ( マ ー ガレット ) 私 は 見 た の です 。

10 年 前 の 王国 誕生 祭 の 朝

あなた が ヘンド リク セン と 共謀 し ザラ トラス を 殺す

ある べく も ない 場面 を 。

( ドレファス ) あぁ …。

( マ ー ガレット ) そして その こと を 怖く て たまら ず

ギル に 伝え まし た 。

でも ちょうど そこ に ビビアン が 居合わせ て い て …。

私 たち は それぞれ に 見張り を 付け られ

彼女 の 言いなり に 。

なるほど 。 ビビアン は 当時 から

ギル サンダー に 大層 ご 執心 だった から な 。

しかし その 呪縛 も メリオダス が 解 い て くれ た 。

♪~

( ドレファス ) 私 の 負け だ 。

彼ら の 言う とおり ヘンド リク セン と 共謀 し

聖 騎士 長 ザラ トラス を 殺し まし た 。

初め は 兄 へ の 嫉妬 で し た 。

それ が いつしか 憎しみ へ と 変わり …。

申し訳 あり ませ ん 。

でも それ と 今回 の こと と どう つなが ん だ ?

( ドレファス ) 聖戦 を 実行 する ため だ 。

( ア ー サ ー ) 聖戦 ? ブリ タニア に 伝わる

古い 詩 の 中 に ある 言葉 だ 。

それ が 近く 起こる で あ ろ う と 国王 陛下 が 予言 さ れ た 。

( ドレファス ) だが 陛下 は 剣 を 置け と 命じ られ た 。

私 は この 聖戦 を 機 に 10 年 前 の 事件 に

終止符 を 打つ つもり だった 。

七 つ の 大 罪 を 聖戦 の 敵 と して 葬り去る こと で

事件 の 真相 を 知る 者 は い なく なる 。

しかし ヘンド リク セン は 違った 。

( ビビアン ) 反則 よ 反則 !

あの 女 が 出 て くる なんて 聞い て な いわ よ !

おかげ で 何もかも むちゃくちゃ よ !

ギル … ギル ! う ぅ ~ う う っ …

私 の ギル !

う ぅ …。 N そんなに 恋し けれ ば

もう 一 度 奪い取れ 。

えっ ?

( ドレファス ) 10 年 前 の 一 件 を 境 に ヘンド リク セン は 変わった 。

よもや 魔 神 復活 を 企む まで 乱心 し て いよ う と は

私 も 知ら なかった 。

なぜ こう なった の か …。 私 は ただ

息子 に 誇れ る 父 で あり たかった だけ な のに 。

グリア モール は 生き て い ます 。 N は っ !

ベロニカ 姉 様 の 亡骸 を 守る よう に …

今 も きっと 。

( ドレファス ) くっ … う う っ …。

う お ぉ ~~~

父上 。

( 国王 ) ドレ ファス よ 。 N は っ 。

( 国王 ) 今 この とき を もって

お前 の 聖 騎士 長 と して の 任 を 解く 。

追って 沙汰 を 出す まで 地下 で 待て 。

( ドレファス ) は は ~。

( ギルサンダ ー ) 私 が 地下 まで 。 N うむ 。

ご ほっ ! ( マ ー ガレット エリザベス ) 父上 !

( マ ー リン ) 私 が 診よ う 。

( マ ー リン ) だいぶ 衰弱 し て いる 。 N 急ぎ 治療 が 必要 だ 。

マーリン 様 どう か 父上 を お 助け ください 。

( マ ー ガレット ) 私 から も お 願い いたし ます 。

( マ ー リン ) 私 も 全力 を 尽くし ま しょ う 。

ただ ここ に い て は 陛下 の 気 も 休まら ぬ 。

キャメロット で 治療 に 当たり たい が よろしい か ?

( 国王 ) 二 人 と も 心配 せ ず と も よい 。

エリザベス 私 が 先ほど 伝え た 「 千里眼 」 を

思い出す が よい 。 N 「 千里眼 」 ?

紅 蓮 の 豚 ?

あっ 。 マーガレット 姉 様

マーリン 様 に お 任せ いた し ま しょ う 。

( マ ー ガレット ) あなた が そう 言う の なら 。

なんだか 分か ん ねぇ が 話 が まとまった み て ぇ だ な 。

そう と 決まりゃ あ 早速 …。 N メリオダス 殿 !

我々 が 出会え た の は 大いなる 運命 の 導き 。

ぜひ キャメロット の 聖 騎士 長 と して

私 に 力 を 貸し て ください ! ( 一同 ) あっ 。

♪~

いい ぜ 。 N は っ 。

ほ … 本当 です か ! ? で は 早速 一緒 に …。

気 が 向 い たら な 。 N 街 の 後片づけ や

「 豚 の 帽子 」 亭 も ある し な 。

すぐに と は いか ねぇ よ 。 N そん なぁ …。

( マ ー リン ) あ は は はっ うまく かわさ れ た か 。

マーリン お前 こそ 七 つ の 大 罪 に は 戻って こ ねぇ の か ?

気 が 向 い たら な 。

ち っ うまく 返さ れ た か 。

あっ しまった … マーリン に 10 年 前 の こと 聞く ん だった 。

あ … あの …。 N ん ?

メリオダス 様 は いつか

本当 に 私 の 前 から …。

ドドーン ! あっ !

ドドォーーン !

し … 城 が ! き ゃ あ ~ !

あっ ! あ あ ~ !

大丈夫 か ? エリザベス 。 N あっ … はい 。

一体 何 が 起き た の でしょ う ? ( マ ー ガレット ) 二 人 と も 無事 で し た か 。

( ギルサンダ ー ) あと は もう 一 人 。 N ああ 。

ドレ ファス が 消え た 。

ドドォーーン !

( 聖 騎士 ) 一体 これ は ! ? あっ …。

( 聖 騎士 ) どこ の 騎士 団 だ ? 持ち場 に 戻れ 。 ここ は …。

メメザ ・ ネメザ … メメノマザ 。

血 よ 目覚める の だ 。

おい 聞い てる の か ! ? あっ !

( ハウザ ー ) どう なって ん だ ? 城 が 崩れ落ち た ぞ !

( ゴウセル ) だが 団長 たち の 魔力 は 消え て ない 。

( キング ) 急 い で 合流 しよ う 。 N う っ !

( ジェリコ ) ぐ わ っ ! ( ディアンヌ ) 待って

ギーラ と ジェリコ の 様子 が おかしい よ 。

( ジェリコ ) が あぁ ~~ ! あ あ ~ ~ !

( ハウザ ー ) 尋常 な 苦しみ 方 じゃ ねぇ ぞ 。

う ぅ …。 N ( ジ ー ル ) お 姉ちゃん !

ぐ っ ! は ぁ は ぁ …。 俺 は

後悔 なんか … し て ない 。

魔 神 の 血 だ ろ う が な ん だ ろ う が 力 は 力 !

あっ … あ あ ~ ~ !

( キング ) 二 人 の 内側 から どす黒い 魔力 が あふれ て くる この 感じ …。

( ゴウセル ) たぶん デール を 襲った 変化 と 同じ だ 。

絶対 に 見返し て やる …。

女 だ から と バカ に し 続け た 兄貴 を !

あっ あぁ …。

( 一同 ) あっ !

( ジェリコ ) キャハハハ ! キャハハハ !

う っ ! う う っ …。 N あぁ …。

( ディアンヌ ) くっ ! 今 の うち に ! ( ゴウセル ) ほっ 。

キャハハハ ! くっ …。

( キング ) ディ アンヌ ! ( ハウザ ー ) 待て キング ! どう する 気 だ ! ?

ジェリコ を 殺す ! ディ アンヌ は まだ

動く の で やっと の 状態 な ん だ !

僕 なら 平気 。

それ より ギーラ たち に 何 が 起こって いる の ?

( キング ) たぶん 彼女 たち 新 世代 に 入った 魔 神 の 血 が

暴走 を 始め た ん だ 。

いや 暴走 さ せ られ てる ! ドカッ !

団 長 ~ !

( ハウザ ー ) ギル お前 … どう なって ん だ ?

( ギルサンダ ー ) 今 説明 し て いる 暇 は ない 。

あと で ゆっくり 話す よ 。

団長 。 暴走 さ せ られ て いる って

まさか 誰 か が これ を ? ああ 。

ギーラ も ジェリコ も 新 世代 だ 。 N 二 人 だけ じゃ ねぇ

町 じゅう の 新 世代 が 一斉に 暴走 を 始める なんて

不自然 だ と 思わ ねぇ か ?

一斉に って …。 N 見ろ 。

う っ … う わ ぁ ~~ ! ギャハ !

( 一同 ) ギャハハハハ !

( ハウザ ー ) こ っ これ は …。

ディ アンヌ ! ≫ さすが は 察 し が いい 。

あっ 。 N 新 世代 と は いわば

聖 騎士 に なれ なかった 人間 を ベース に し た 出来 損ない 。

ヤツ ら の 心 に ある の は 聖 騎士 へ の 劣等 感 と

力なき 自身 へ の 怒り 。

古 の 呪 言 は その 気持ち を 高め

いずれ 彼ら 全て を 支配 する 。

き … 君 は !

生き て い た の か ヘンド リク セン !

( ハウザ ー ) ヘンド リク セン ! ? でも あの 姿 は ?

こいつ 魔 神 の 血 を 取り込 ん で い た か 。

( ヘンドリクセン ) すばらしい 恩恵 だ 。 N 魔 神 の 血 の 真 の 適合 は

肉体 を 超 活性 化 さ せ 魔力 を 増幅 する 。

研究 と 実験 を 重ね た 甲斐 が あった 。

エリザベス を 渡せ 。

そう すれ ば 同族 の 情け と して お前 を 生かし て やろ う 。

一緒 に す ん な 。 N お前 は 人間 でも 魔 神 族 でも ねぇ

ただ の バカ 野郎 だ 。

想定 内 の 反応 だ な 。

( キング ) じゃあ これ も 想定 内 ?

当然 だ 。 N くっ ! 新手 か ! ?

はっ ! なぜ …

君 は さっき 死 ん だ はず じゃ …。

ヘル ブラム !

話しかけ て も 無駄 だ 。 こいつ は もともと 死 ん で い た の だ 。

こいつ を 殺し た 張本人 は 貴 様 な の だ ろ う ?

お前 ヘル ブラム に 何 を し た ?

キング ! う っ …。

貴 様 ら 妖精 族 は 死 ん で も 腐ら ん そう だ な 。

こいつ の 死体 は 200 年 近く 闇 商人 の 間 で

高値 で 取り引き さ れ て い た が

私 が 買い取り かりそめ の 命 を 与え て やった 。

ドル イド に 伝わる 禁 呪 「 死者 使役 」 で な 。

しかし 蘇生 も 2 度 が 限界 で な 。

回数 を 重ねる 度 に 魂 が 摩滅 し

性能 が 著しく 低下 する ん だ 。

そんな … そんな … あんまり だ 。

あ あ ~ ~ ! もっと 喜 ん で くれ 。

貴 様 に は すばらしい 機会 を 与え て やった の だ 。

友 を 3 度 殺す 機会 を 。 N ( ヘルブラム ) キエェ ~ !

楽しい ショー の 始まり だ 。

くそ っ ! う お っ !

ドーン ! う っ くそ っ …。

ドゴン ! う わ っ ! ん ん !

おいおい マジ か よ 。

ヘンド リク セン !

よく やった ビビアン 。 N ( 2 人 ) あっ !

メリオダス 様 ! ( マ ー ガレット ) ギル サンダー !

ビビアン 貴 様 ! ( ビビアン ) あなた は 私 の もの よ ギル 。

私 が どんなに あなた を 愛し て …。

あっ ! ドスッ !

♪~

( マ ー ガレット ビビアン ) ギル ! あっ …。

メリオダス … 様 …。

( ビビアン ) なぜ ギル まで ! ? 話 が 違う わ !

( ヘンドリクセン ) 違わ ない さ 。 N これ で この 男 は お前 の もの だ 。

骸 と なれ ば もう 二 度 と お前 の もと から 逃げ ない 。

永遠 に な 。 N そんな …。

( ヘンドリクセン ) さて … 二 人 と も

念入り に とどめ を 刺し て やろ う 。

くっ ! やめ なさい 。

望み どおり あなた と 共に 参り ます 。

そのかわり 二 人 に 手 を 出さ ない で 。

エリザベス …。

( マ ー ガレット ) エリザベス ! あなた 何 を …。

いい 子 だ 。 生かす と 言った の は メリオダス だけ の つもり だった が

ギル サンダー は サービス だ 。

ダメ … だ 。 行く な …。

エリザベス !

メリオダス 様

たまに は 私 に も 守ら せ て ください 。

では 参り ま しょ う か 。

行く な エリザベス !

メリオダス 様

私 と の 約束 決して 忘れ ない で ください 。

♪~

( 回想 ) ( ( 俺 は エリザベス と 七 つ の 大 罪 を 捜し

聖 騎士 を 食い止める と 決め た ) )

( ( たとえ お前 が 死 ん で も 俺 は お前 と の 約束 を 果たす ) )

♪~

エリザベス ~

♪~

団 ち ょ 。

バン … 手 を 貸し て くれ 。

エリザベス が ヘンド リク セン に さらわ れ た 。

また か ! まったく 聖 騎士 ども は 王女 様 を なん だ と 思って ん だ 。

ホーク お前 も 来 て た の か 。

ん な こと より お前 死 に かけ じゃ ねぇ か 。

少し 寝 て ろ ! よし バン

俺 と エリザベス ちゃん を 助け に 行 こ う ぜ 。

もちろん 一緒 に 行く よ な ? な っ ! ?

お … おい 。 そ … そう か !

まずは ディ アンヌ たち を 助け て から だ よ な 。

うん うん !

バン … N お前 変な こと 考え て ねぇ よ な ?

バン なんで ずっと 黙って る ?

ああ …。

愛し てる ぜ 団 ち ょ 。 N くっ !

( バン ) だ から 苦しま せ たく ねぇ 。 N よけ ん な 。

断る ! バイ ~ ン !

の わ ぁ ~ ! 高 っ !

ん ? さすが だ な 団 ち ょ 。

この 忙しい とき に なんの 冗談 だ 。

は あ ~ ~~ !

お前 ら いいかげん に しろ ~ !

今 は 仲間 同士 で 争って る 場合 じゃ ねぇ だ ろ が !

なあ 団 ち ょ 。 俺 は

ずっと 言う まい 考え まい と し て た ん だ けど よ ぉ

あえて 今 聞く わ 。

あんた 魔 神 族 な の か ?

♪~

♪~

♪~

( ヘンドリクセン ) さあ エリザベス 様 もう じき です ぞ 。

いいえ ここ で 終わり よ 。

私 が い なけ れ ば

魔 神 復活 と やら は 果たせ ない の でしょ ?

( ヘンドリクセン ) いつの間に 。 さあ いい 子 だ から

剣 を こっち へ 渡し なさい 。

≫ ヘンド リク セン 。 N ( ヘンドリクセン ) その 声 は …

ドレ ファス 。

( グスタフ ) グスタフ と 申し ます 。 N ジェリコ の 兄 です 。

妹 が 迷惑 を お かけ し て 申し訳 あり ませ ん 。

次回 『 七 つ の 大 罪 』 「 君 の ため に できる こと 」。

ああ 見え て 意外 と かわいい ところ も ある ん です よ 。

3 日 後 の 3 月 11 日 に

東 日本 大 震災 の 発生 から 4 年 と な る の を 前 に

被災 地 の 一部 で 追悼 式 が 行わ れ 、

Learn languages from TV shows, movies, news, articles and more! Try LingQ for FREE

( ギルサンダ ー ) 一生 君 を 守り 続ける 。

( ナレ ー ション ) < メリオダス の 協力 に よって ギル サンダー は

10 年 に 及ぶ 呪縛 から 解放 さ れ

父 の 敵 で ある ヘンド リク セン を 打ち 倒し た >

♪~

< 暴 食 の 罪 暴 食 の 罪 マーリン の 登場 に より

ビビアン の 野望 も 砕か れる >

< 同じ ころ ホーク は 所在 不明 の 暗闇 の 中 で

不気味 に 響く 靴 音 を 聞いて い た >

( バン ) これ が 王国 の 至宝

「 ケルヌンノス の 角笛 」 か 。\ N で け ぇ な 。

おい 女神 と やら 聞こえ てっ か ? もしも ~ し !

なあ この 声 が 聞こえ て ん なら

俺 の 命 を 引き換え に エレイン を 生き返ら せ て くれ 。

おい 聞こえ て ん の か ぁ ! ?

だ よ な ~。

ん な うまい 話 が ある かって の 。\ N し ゃ あ ねぇ 。

≪ 誰 だ ? はっ !

( ホ ー ク ) と ~ ん ! ( バン ) 師匠 か よ !

つか そんな 所 で 何 やって ん だ よ ! ? つか なんで い ん だ よ ! ?

知ら ねぇ よ ! つ か ここ どこ よ ! ?

つか エリザベス ちゃん どこ よ ~ ! ?

< これ は いまだ 人 と 人 なら ざる もの の 世界 が

分かた れ て は い なかった 古 の 物語 >

< 国 ある 所 に 聖 騎士 あり >

< 聖 騎士 ある 所 に 国 は あら ず >

< しか して その 成り立ち は

聖 騎士 から 自由 や 正義 を 奪う もの で あった か >

< 故に 彼ら は 伝説 な の だ >

< 聖 騎士 を 超え た 聖 騎士 >

< それ すなわち 七 つ の 大 罪 >

♪~

( 国王 ) 怖い か ? ( エリザベス ) あっ 。

いいえ 。 メリオダス 様 が きっと 来 て くれる から 。

それ に 今 は 父上 が 一緒 です 。

( 国王 ) そう か 。\ N だ が じきに また わし と お前 は

離れ離れ に なって しまう 。\ N えっ ?

( 国王 ) お前 は わし の 魔力 「 千里眼 」 を 知って いる ね ?

あくまで 自分 の 身 と その 周辺 で 起こる こと に すぎ ぬ が

漠然 と し た 言葉 や 映像 で 未来 を 察知 する こと が できる 。

何 か 見え た の です か ?

間もなく 絶対 不可侵 の この 領域 より

紅 蓮 の 豚 が わし を 救う 。\ N 豚 ?

( バン ) んじゃ ~ 師匠 は 例の 仮面 魔術 士 に

ここ まで す っ 飛ば さ れ て き た と ? ああ 。 おそらくは

俺 の 実力 を 恐れ て の こと だ ろ う な 。

ふん ! とにかく 外 に 出る ぞ 。

まずは エリザベス ちゃん を 助け に 行か ねぇ と な 。

( バン ) 悪 ぃ が …。\ N えっ ?

師匠 は 先 に 行って て くれ 。\ N なぜ に ?

( 心 の 声 ) ≪ や っぱ 簡単 に 諦め られ っか よ 。

俺 に は まだ やる こと が あん だ よ ≫

( 女神 族 ) そう お前 に は やる べき こと が ある 。

はっ ! だ … 誰 だ ? おい こら っ !

( バン ) 女神 族 か ! ? 女神 … 族 ?

姿 を 見せろ ! ど っ から 話し て や がる ?

( 女神 族 ) 残念 ながら 今 は 不可能 です 。

古 の 戦 で 力 を 失った 我ら が

元 の 姿 を 再び 構築 する に は しばし 時間 が 必要 です 。

偉 そう だ な こいつ 。\ N ( 女神 族 ) しかし

妖精 族 一 人 を よみがえら せる 程度 の こと は

造作 も ない 。\ N ( バン ) 自分 で 願 っと い て

言う の も あれ だ が … へ っ !

女神 族 って の は こう も 簡単 に

誰 の 願い で も かなえ て くれ ん の か ?

本当 に 俺 の 命 と 引き換え に あいつ を …。

( 女神 族 ) いいえ お前 の 命 を 奪う 気 は あり ませ ん 。

かわり に 使命 を 与え ます 。

おい バン ! こいつ は どう 考え て も う さん くせ ぇ ぞ 。

ああ かも なぁ 。\ N でも 黙って ろ 師匠 。

( 女神 族 ) お 黙り なさい 豚 。\ N ダ … ダブル で ! ?

分かった なんでも やって やる 。

( 女神 族 ) ある 者 を 殺し て ほしい 。\ N ( バン ) 殺し だ ぁ ?

バン や べ ぇ って ! プゴッ !

( バン ) 女神 様 と も あ ろ う 方 が 物騒 な 申し出 だ なぁ 。

( 女神 族 ) 引き受け て は いただけ ませ ん か ?

言った ろ う が なんでも やる って よ 。

で ? 殺す 相手 は ?

( 女神 族 ) その 者 は 現在 こう 呼ば れ て い ます 。

七 つ の 大 罪 憤怒 の 罪

メリオダス 。\ N は っ !

( ジェリコ ) はっ ! ギーラ …。

( ギ ー ラ ) よかった 。\ N ( ジェリコ ) て め ぇ よくも …。

ぶ っ 殺し て やる ! ( ジ ー ル ) ダメ !

( ジェリコ ) なん だ ? この チビ 。\ N ( ギ ー ラ ) ジール 。 私 の 弟 よ 。

( ジェリコ ) あっ … 戦い は どう なった ? 七 つ の 大 罪 は ?

あっ 。 ん ?

( ギ ー ラ ) もはや 私 たち が 彼ら と 戦う 理由 は ない わ 。

私 たち は 彼ら に 負け た の よ 。\ N ( ジェリコ ) は あ ! ?

( ギ ー ラ ) そう いえ ば まだ ジェリコ の 答え を

聞い て なかった わ ね 。\ N ( ジェリコ ) あん ?

( ギ ー ラ ) あなた は なんの ため に 魔 神 族 の 血 を 飲 ん だ の か 。

( ビビアン ) う っ ! う ぅ …。

( マ ー リン ) ビビアン エリザベス 王女 は どこ に いる ?

( ビビアン ) こ … 国王 の 部屋 に …。\ N ( マ ー リン ) だ そう だ 。

( ビビアン ) う わ っ ! くっ ! ( ア ー サ ー ) あっ 逃げ た 。

どう し ます ? ( メリオダス ) もう いい 。 それ より

今 は エリザベス の 救出 が 先 だ 。

( マ ー リン ) で は 急ぐ と しよ う 。\ N パチン

ここ は ? ( マ ー ガレット ) 父上 の 部屋 の 前 だ わ 。

( マ ー リン ) 中 まで 移動 しよ う と し た の だ が はじか れ た 。

どうやら 不 肖 の 弟子 の 仕業 の よう だ 。

よし 。\ N そんじゃ みんな 下がって ろ 。

( マ ー リン ) 待て 団長 殿 。\ N ん ?

( マ ー リン ) お前 の 力 でも この 障壁 は 破れ ぬ 。

「 完璧 なる 立方体 」 だ 。

魔 界 に 由来 の 術 で 全て の 力 を はね返す 。

力 の 大小 に 関係なく な 。\ N ( ギルサンダ ー ) う っ !

( ビビアン ) そう 。 あなた たち 全員 で 総 攻撃 しよ う と

傷 一 つ も 付け られ ない 。\ N 残念 で し た わ ね 。

ざま ぁ みろ ! ふ は は はっ ! は は は はっ !

どう やって 魔力 を 消し た ?

「 絶対 強制 解除 」。 我が 弟子 と

この 部屋 に かかった 魔力 を 断ち切った 。

( ビビアン ) は … 反則 でしょ 。

よう ! ≪ タッタッタッ … ( 足音 )

離れ て 1 日 も たって い ない のに

メリオダス 様 に 会い たく て しかたがなかった 。

よし よし 。\ N ( 国王 ) う ぉ い !

老け た な バル トラ 。

お前 は 少しも 変わ っと ら ん な 。\ N まあ な 。

あ … あの …。\ N ( 国王 ) う ぉ い !

( 2 人 ) あっ ! ( ギルサンダ ー ) ドレ ファス 。

お前 と 会う の も 久しぶり だ な ドレ ファス 。

( ドレファス ) これ は 一体 どういう こと だ ?

( ギルサンダ ー ) ヘンド リク セン は 死 ん だ 。

一生 逃れ え ぬ 罪 を 懺悔 する こと も なく 。

( ドレファス ) 罪 …。\ N ( マ ー ガレット ) 私 は 見 た の です 。

10 年 前 の 王国 誕生 祭 の 朝

あなた が ヘンド リク セン と 共謀 し ザラ トラス を 殺す

ある べく も ない 場面 を 。

( ドレファス ) あぁ …。

( マ ー ガレット ) そして その こと を 怖く て たまら ず

ギル に 伝え まし た 。

でも ちょうど そこ に ビビアン が 居合わせ て い て …。

私 たち は それぞれ に 見張り を 付け られ

彼女 の 言いなり に 。

なるほど 。 ビビアン は 当時 から

ギル サンダー に 大層 ご 執心 だった から な 。

しかし その 呪縛 も メリオダス が 解 い て くれ た 。

♪~

( ドレファス ) 私 の 負け だ 。

彼ら の 言う とおり ヘンド リク セン と 共謀 し

聖 騎士 長 ザラ トラス を 殺し まし た 。

初め は 兄 へ の 嫉妬 で し た 。

それ が いつしか 憎しみ へ と 変わり …。

申し訳 あり ませ ん 。

でも それ と 今回 の こと と どう つなが ん だ ?

( ドレファス ) 聖戦 を 実行 する ため だ 。

( ア ー サ ー ) 聖戦 ? ブリ タニア に 伝わる

古い 詩 の 中 に ある 言葉 だ 。

それ が 近く 起こる で あ ろ う と 国王 陛下 が 予言 さ れ た 。

( ドレファス ) だが 陛下 は 剣 を 置け と 命じ られ た 。

私 は この 聖戦 を 機 に 10 年 前 の 事件 に

終止符 を 打つ つもり だった 。

七 つ の 大 罪 を 聖戦 の 敵 と して 葬り去る こと で

事件 の 真相 を 知る 者 は い なく なる 。

しかし ヘンド リク セン は 違った 。

( ビビアン ) 反則 よ 反則 !

あの 女 が 出 て くる なんて 聞い て な いわ よ !

おかげ で 何もかも むちゃくちゃ よ !

ギル … ギル ! う ぅ ~ う う っ …

私 の ギル !

う ぅ …。\ N そんなに 恋し けれ ば

もう 一 度 奪い取れ 。

えっ ?

( ドレファス ) 10 年 前 の 一 件 を 境 に ヘンド リク セン は 変わった 。

よもや 魔 神 復活 を 企む まで 乱心 し て いよ う と は

私 も 知ら なかった 。

なぜ こう なった の か …。 私 は ただ

息子 に 誇れ る 父 で あり たかった だけ な のに 。

グリア モール は 生き て い ます 。\ N は っ !

ベロニカ 姉 様 の 亡骸 を 守る よう に …

今 も きっと 。

( ドレファス ) くっ … う う っ …。

う お ぉ ~~~

父上 。

( 国王 ) ドレ ファス よ 。\ N は っ 。

( 国王 ) 今 この とき を もって

お前 の 聖 騎士 長 と して の 任 を 解く 。

追って 沙汰 を 出す まで 地下 で 待て 。

( ドレファス ) は は ~。

( ギルサンダ ー ) 私 が 地下 まで 。\ N うむ 。

ご ほっ ! ( マ ー ガレット エリザベス ) 父上 !

( マ ー リン ) 私 が 診よ う 。

( マ ー リン ) だいぶ 衰弱 し て いる 。\ N 急ぎ 治療 が 必要 だ 。

マーリン 様 どう か 父上 を お 助け ください 。

( マ ー ガレット ) 私 から も お 願い いたし ます 。

( マ ー リン ) 私 も 全力 を 尽くし ま しょ う 。

ただ ここ に い て は 陛下 の 気 も 休まら ぬ 。

キャメロット で 治療 に 当たり たい が よろしい か ?

( 国王 ) 二 人 と も 心配 せ ず と も よい 。

エリザベス 私 が 先ほど 伝え た 「 千里眼 」 を

思い出す が よい 。\ N 「 千里眼 」 ?

紅 蓮 の 豚 ?

あっ 。 マーガレット 姉 様

マーリン 様 に お 任せ いた し ま しょ う 。

( マ ー ガレット ) あなた が そう 言う の なら 。

なんだか 分か ん ねぇ が 話 が まとまった み て ぇ だ な 。

そう と 決まりゃ あ 早速 …。\ N メリオダス 殿 !

我々 が 出会え た の は 大いなる 運命 の 導き 。

ぜひ キャメロット の 聖 騎士 長 と して

私 に 力 を 貸し て ください ! ( 一同 ) あっ 。

♪~

いい ぜ 。\ N は っ 。

ほ … 本当 です か ! ? で は 早速 一緒 に …。

気 が 向 い たら な 。\ N 街 の 後片づけ や

「 豚 の 帽子 」 亭 も ある し な 。

すぐに と は いか ねぇ よ 。\ N そん なぁ …。

( マ ー リン ) あ は は はっ うまく かわさ れ た か 。

マーリン お前 こそ 七 つ の 大 罪 に は 戻って こ ねぇ の か ?

気 が 向 い たら な 。

ち っ うまく 返さ れ た か 。

あっ しまった … マーリン に 10 年 前 の こと 聞く ん だった 。

あ … あの …。\ N ん ?

メリオダス 様 は いつか

本当 に 私 の 前 から …。

ドドーン ! あっ !

ドドォーーン !

し … 城 が ! き ゃ あ ~ !

あっ ! あ あ ~ !

大丈夫 か ? エリザベス 。\ N あっ … はい 。

一体 何 が 起き た の でしょ う ? ( マ ー ガレット ) 二 人 と も 無事 で し た か 。

( ギルサンダ ー ) あと は もう 一 人 。\ N ああ 。

ドレ ファス が 消え た 。

ドドォーーン !

( 聖 騎士 ) 一体 これ は ! ? あっ …。

( 聖 騎士 ) どこ の 騎士 団 だ ? 持ち場 に 戻れ 。 ここ は …。

メメザ ・ ネメザ … メメノマザ 。

血 よ 目覚める の だ 。

おい 聞い てる の か ! ? あっ !

( ハウザ ー ) どう なって ん だ ? 城 が 崩れ落ち た ぞ !

( ゴウセル ) だが 団長 たち の 魔力 は 消え て ない 。

( キング ) 急 い で 合流 しよ う 。\ N う っ !

( ジェリコ ) ぐ わ っ ! ( ディアンヌ ) 待って

ギーラ と ジェリコ の 様子 が おかしい よ 。

( ジェリコ ) が あぁ ~~ ! あ あ ~ ~ !

( ハウザ ー ) 尋常 な 苦しみ 方 じゃ ねぇ ぞ 。

う ぅ …。\ N ( ジ ー ル ) お 姉ちゃん !

ぐ っ ! は ぁ は ぁ …。 俺 は

後悔 なんか … し て ない 。

魔 神 の 血 だ ろ う が な ん だ ろ う が 力 は 力 !

あっ … あ あ ~ ~ !

( キング ) 二 人 の 内側 から どす黒い 魔力 が あふれ て くる この 感じ …。

( ゴウセル ) たぶん デール を 襲った 変化 と 同じ だ 。

絶対 に 見返し て やる …。

女 だ から と バカ に し 続け た 兄貴 を !

あっ あぁ …。

( 一同 ) あっ !

( ジェリコ ) キャハハハ ! キャハハハ !

う っ ! う う っ …。\ N あぁ …。

( ディアンヌ ) くっ ! 今 の うち に ! ( ゴウセル ) ほっ 。

キャハハハ ! くっ …。

( キング ) ディ アンヌ ! ( ハウザ ー ) 待て キング ! どう する 気 だ ! ?

ジェリコ を 殺す ! ディ アンヌ は まだ

動く の で やっと の 状態 な ん だ !

僕 なら 平気 。

それ より ギーラ たち に 何 が 起こって いる の ?

( キング ) たぶん 彼女 たち 新 世代 に 入った 魔 神 の 血 が

暴走 を 始め た ん だ 。

いや 暴走 さ せ られ てる ! ドカッ !

団 長 ~ !

( ハウザ ー ) ギル お前 … どう なって ん だ ?

( ギルサンダ ー ) 今 説明 し て いる 暇 は ない 。

あと で ゆっくり 話す よ 。

団長 。 暴走 さ せ られ て いる って

まさか 誰 か が これ を ? ああ 。

ギーラ も ジェリコ も 新 世代 だ 。\ N 二 人 だけ じゃ ねぇ

町 じゅう の 新 世代 が 一斉に 暴走 を 始める なんて

不自然 だ と 思わ ねぇ か ?

一斉に って …。\ N 見ろ 。

う っ … う わ ぁ ~~ ! ギャハ !

( 一同 ) ギャハハハハ !

( ハウザ ー ) こ っ これ は …。

ディ アンヌ ! ≫ さすが は 察 し が いい 。

あっ 。\ N 新 世代 と は いわば

聖 騎士 に なれ なかった 人間 を ベース に し た 出来 損ない 。

ヤツ ら の 心 に ある の は 聖 騎士 へ の 劣等 感 と

力なき 自身 へ の 怒り 。

古 の 呪 言 は その 気持ち を 高め

いずれ 彼ら 全て を 支配 する 。

き … 君 は !

生き て い た の か ヘンド リク セン !

( ハウザ ー ) ヘンド リク セン ! ? でも あの 姿 は ?

こいつ 魔 神 の 血 を 取り込 ん で い た か 。

( ヘンドリクセン ) すばらしい 恩恵 だ 。\ N 魔 神 の 血 の 真 の 適合 は

肉体 を 超 活性 化 さ せ 魔力 を 増幅 する 。

研究 と 実験 を 重ね た 甲斐 が あった 。

エリザベス を 渡せ 。

そう すれ ば 同族 の 情け と して お前 を 生かし て やろ う 。

一緒 に す ん な 。\ N お前 は 人間 でも 魔 神 族 でも ねぇ

ただ の バカ 野郎 だ 。

想定 内 の 反応 だ な 。

( キング ) じゃあ これ も 想定 内 ?

当然 だ 。\ N くっ ! 新手 か ! ?

はっ ! なぜ …

君 は さっき 死 ん だ はず じゃ …。

ヘル ブラム !

話しかけ て も 無駄 だ 。 こいつ は もともと 死 ん で い た の だ 。

こいつ を 殺し た 張本人 は 貴 様 な の だ ろ う ?

お前 ヘル ブラム に 何 を し た ?

キング ! う っ …。

貴 様 ら 妖精 族 は 死 ん で も 腐ら ん そう だ な 。

こいつ の 死体 は 200 年 近く 闇 商人 の 間 で

高値 で 取り引き さ れ て い た が

私 が 買い取り かりそめ の 命 を 与え て やった 。

ドル イド に 伝わる 禁 呪 「 死者 使役 」 で な 。

しかし 蘇生 も 2 度 が 限界 で な 。

回数 を 重ねる 度 に 魂 が 摩滅 し

性能 が 著しく 低下 する ん だ 。

そんな … そんな … あんまり だ 。

あ あ ~ ~ ! もっと 喜 ん で くれ 。

貴 様 に は すばらしい 機会 を 与え て やった の だ 。

友 を 3 度 殺す 機会 を 。\ N ( ヘルブラム ) キエェ ~ !

楽しい ショー の 始まり だ 。

くそ っ ! う お っ !

ドーン ! う っ くそ っ …。

ドゴン ! う わ っ ! ん ん !

おいおい マジ か よ 。

ヘンド リク セン !

よく やった ビビアン 。\ N ( 2 人 ) あっ !

メリオダス 様 ! ( マ ー ガレット ) ギル サンダー !

ビビアン 貴 様 ! ( ビビアン ) あなた は 私 の もの よ ギル 。

私 が どんなに あなた を 愛し て …。

あっ ! ドスッ !

♪~

( マ ー ガレット ビビアン ) ギル ! あっ …。

メリオダス … 様 …。

( ビビアン ) なぜ ギル まで ! ? 話 が 違う わ !

( ヘンドリクセン ) 違わ ない さ 。\ N これ で この 男 は お前 の もの だ 。

骸 と なれ ば もう 二 度 と お前 の もと から 逃げ ない 。

永遠 に な 。\ N そんな …。

( ヘンドリクセン ) さて … 二 人 と も

念入り に とどめ を 刺し て やろ う 。

くっ ! やめ なさい 。

望み どおり あなた と 共に 参り ます 。

そのかわり 二 人 に 手 を 出さ ない で 。

エリザベス …。

( マ ー ガレット ) エリザベス ! あなた 何 を …。

いい 子 だ 。 生かす と 言った の は メリオダス だけ の つもり だった が

ギル サンダー は サービス だ 。

ダメ … だ 。 行く な …。

エリザベス !

メリオダス 様

たまに は 私 に も 守ら せ て ください 。

では 参り ま しょ う か 。

行く な エリザベス !

メリオダス 様

私 と の 約束 決して 忘れ ない で ください 。

♪~

( 回想 ) ( ( 俺 は エリザベス と 七 つ の 大 罪 を 捜し

聖 騎士 を 食い止める と 決め た ) )

( ( たとえ お前 が 死 ん で も 俺 は お前 と の 約束 を 果たす ) )

♪~

エリザベス ~

♪~

団 ち ょ 。

バン … 手 を 貸し て くれ 。

エリザベス が ヘンド リク セン に さらわ れ た 。

また か ! まったく 聖 騎士 ども は 王女 様 を なん だ と 思って ん だ 。

ホーク お前 も 来 て た の か 。

ん な こと より お前 死 に かけ じゃ ねぇ か 。

少し 寝 て ろ ! よし バン

俺 と エリザベス ちゃん を 助け に 行 こ う ぜ 。

もちろん 一緒 に 行く よ な ? な っ ! ?

お … おい 。 そ … そう か !

まずは ディ アンヌ たち を 助け て から だ よ な 。

うん うん !

バン …\ N お前 変な こと 考え て ねぇ よ な ?

バン なんで ずっと 黙って る ?

ああ …。

愛し てる ぜ 団 ち ょ 。\ N くっ !

( バン ) だ から 苦しま せ たく ねぇ 。\ N よけ ん な 。

断る ! バイ ~ ン !

の わ ぁ ~ ! 高 っ !

ん ? さすが だ な 団 ち ょ 。

この 忙しい とき に なんの 冗談 だ 。

は あ ~ ~~ !

お前 ら いいかげん に しろ ~ !

今 は 仲間 同士 で 争って る 場合 じゃ ねぇ だ ろ が !

なあ 団 ち ょ 。 俺 は

ずっと 言う まい 考え まい と し て た ん だ けど よ ぉ

あえて 今 聞く わ 。

あんた 魔 神 族 な の か ?

♪~

♪~

♪~

( ヘンドリクセン ) さあ エリザベス 様 もう じき です ぞ 。

いいえ ここ で 終わり よ 。

私 が い なけ れ ば

魔 神 復活 と やら は 果たせ ない の でしょ ?

( ヘンドリクセン ) いつの間に 。 さあ いい 子 だ から

剣 を こっち へ 渡し なさい 。

≫ ヘンド リク セン 。\ N ( ヘンドリクセン ) その 声 は …

ドレ ファス 。

( グスタフ ) グスタフ と 申し ます 。\ N ジェリコ の 兄 です 。

妹 が 迷惑 を お かけ し て 申し訳 あり ませ ん 。

次回 『 七 つ の 大 罪 』 「 君 の ため に できる こと 」。

ああ 見え て 意外 と かわいい ところ も ある ん です よ 。

3 日 後 の 3 月 11 日 に

東 日本 大 震災 の 発生 から 4 年 と な る の を 前 に

被災 地 の 一部 で 追悼 式 が 行わ れ 、