( 金城 ) オー ゴッド ! また か ね … 。
いったい 誰 が こんな こと を … 。
( 島田 ) また 現れ た みたい ね ガラス 男 。 これ は もう 事件 だ わ !
ねぇ ねぇ ! 何 か 噂 と か 聞い て ない ?
え ?
( 2 人 ) えっ ? 密着 取材 ?
( 八木 ) ええ 。 協力 お 願い できる かしら ?
( ボッスン ) え ! 密着 す ん の ? 八木 ちゃん が 俺 に ! ?
それ で インタビュー と か ?
好き な 食べ物 は ? みかん ゼリー … 。
密着 取材 と は そう いう 意味 で は ない わ 。
お ぉ … さすが 八木 ちゃん 。 こんな ボケ じゃ びくとも し ない ぜ 。
いわゆる ドキュメンタリー ね 。
活動 し て いる 様子 を カメラ に 収め たい の 。
( 安田 ) 八木 さん に あなた たち の こと を 聞い て →
私 が 提案 し た の よ 。 あ !
あんた 確か … 。 ( ヒメコ ) 校 内 放送 ん とき の … 。
はい あの とき は どうも 。 放送 部 の 安田 沙織 です 。
スケット 団 って めずらしい 部活 だ し →
放送 コンクール に 出品 する 映像 と し て →
きっと おもしろい 作品 に なる と 思う わ 。
活動 の おじゃま に なら ない よう に 気 を つける し どう かしら ?
あ ~ ま ぁ 別に いい けど よ ぉ →
活動 って も 毎日 何 か ある わけ じゃ ねえ し な 。
( スイッチ ) 正直 引く と 思う ぞ 。
私ら 普通 に おりがみ と か やって ん で ?
そんな ん 撮る ん ? あ ~ !
撮る もの なかったら 俺 百 面 相 し よっ か ?
結構 おもしろ … お ぉ … 。
大丈夫 やる こと は ある わ 。
( ボッスン たち ) ガラス 男 の 捜査 ?
何 だ それ ? 聞い た こ と ない ?
今 学校 で 騒が れ てる ガラス 割り 事件 の 犯人 よ 。
ああ なんか 学校 新聞 で 記事 に なって た な 。
結構 話題 に な っと る みたい や な 。 私 も よう 知ら ん ね ん けど 。
ガラス 男 は 最近 立て続け に 学校 内 の ガラス を 割って いる 謎 の 人物 だ 。
物 を とら れ たり し た 形跡 は ない から →
いわゆる 愉快 犯 だ と 思わ れる が … 。
最初 の 事件 は 先週 の 木曜日 。
多目的 室 の 窓 が 割ら れ て い た の 。
ただ の いたずら と 思わ れ て いた ん だ けど →
翌日 に は 教務 室 の 窓 が … 。
今週 に 入って から も 月曜 に 化学 室 火曜 に 漫研 部室 →
昨日 は 視聴覚 室 の 窓 が 割ら れ て た わ 。
目撃 者 が まだ 誰 も い なく て →
そして 今朝 も 作法 室 の 窓 が 割ら れ た 。
これ で 6 件 目 。 そう いや チュウ さん が →
そんな こと 言って た な 。 浪漫 も 言う とった で 。
( 浪漫 ) 私 は 悪者 に 狙わ れ て いる !
とか なんとか 。 浪漫 が ?
そう か 漫研 の 部室 も 割ら れ て いる の か 。
そう な の 助け て 王子 !
あれ ? また しゃべ っち まっ た !
前回 散々 やった だ ろ う 。
今回 は そう いう ノリ じゃ ねえ ん だ よ 。
きっと 犯人 は こんな 悪者 だ ぞ ! いや いや いや … 。
ここ は 科学 的 な プロ ファイル から 犯人 像 を … 。
その 必要 は ない わ !
( 結城 ) これ は ポルターガイスト の 仕業 よ !
また なんか 来 よった !
そこ で この 事件 を スケット 団 で 解決 する の よ 。
さすが 八木 ちゃん や な 。
それ じゃあ 撮影 始める わ ね 。
撮ら れる と なる と ちょっと 緊張 し て まう わ 。
なぁ ボッスン … 。
あか ん もう ご っつ 緊張 し とる 。
いつも どおり で 大丈夫 よ 。
見回り を し て いる 公務 員 の 吉村 さん 情報 に よる と →
犯行 は 早朝 6 時 半 から 7 時 半 の 間 らしい 。
って こと だ よ な ?
そう ね 。 最近 この 時間 帯 に 学校 へ 来 てる の は →
朝 の 自主 練 を やって る 野球 部員 数 人 だけ らしい わ 。
了解 や 。 ほ な 野球 部 の そい つ ら を 脅し て →
吐か せ たら ええ ねん な 。 任せ とけ やった んで !
待て 待て 待て 待て 。
あくまで 確率 が 高い って だけ で 野球 部 だ と 決まった わけ じゃ ねえ 。
まず アリバイ を 聞い て から … 。 ボッスン 。
聞き込み し て き た ぞ 。 ( 2 人 ) お ?
ホシ の 野郎 重大 な ヘマ を やら かし てる ぜ 。
何で トレンチコート 着 ちゃ った ?
いや 久々 の こう いう 事件 だ から つい 意気込 ん じゃ って 。
意気込み じゃ ねえ よ な ? ふざけ たかった ん だ ろ ?
もう いい わ 。 で 何 が わかった ん だ ? スイッチ 。
お いい ね それ 。 何 か 刑事 って 感じ で 。
もともと お前 の あだ名 やろ が い 。
最初 に 割ら れ た 多目的 室 に 転がって い た そう だ 。
よし ! 野球 部 行く ぞ !
あんた が マネージャー の 高島 さん ?
( 高島 ) はい ? ちょっと 聞き たい こと が あん だ けど … 。
って アフロ は もう いい加減 ええ やろ 。
朝 自主 練 し て いる 人 たち ?
今 は 3 人 だけ よ 。
それ 誰 だ か 教え て くれる か ?
えっ と ショート 尾崎 守 君 と →
4 番 打者 の 嶋崎 崇夫 君 。
そして … 私 の 大切 な 人 。
レギュラー じゃ ない けど 早 希 子 を 甲子園 に 連れ て って 。
控え ピッチャー の 平泉 英一 君 。
そこ まで 聞い て ない ん だ けど な 。
でも どう し て そんな こと を ?
いや ちょっと 放送 部 の 手伝い し て て さ 。
じゃ あり が と な 。
尾崎 嶋崎 平泉 … 。
この 中 に ガラス 男 が いる 。
尾崎 守 っす 。 よろしく お 願い し ます 。
6 時 半 から 7 時 半 の 間 っす か ?
ウス ! 自分 は いつも ランニング し てる っす 。
1 人 で か ? ウス !
どんな コース だ ? ウス !
まず 多目的 室 の 裏 を とおり 教務 室 棟 脇 の 道 を 抜け て →
漫研 部室 横 で Uターン する っす 。
そこ から 視聴覚 室 の ほう へ 向かい 作法 室 の 裏 を 通って … 。
お前 めちゃめちゃ 怪しい な 。
( 平泉 ) アリバイ ?
俺 1 人 で 投球 練習 し てる から な 証明 は でき ない よ 。
ほ な お前 が 犯人 や な 。 自首 せ え 。
犯人 ? 毎朝 1 人 で 黙々 と 投げ込 ん でる よ 。
約束 し ち まった から な 。
早 希 子 を 甲子園 に … 。
連れ て 行く って 。
スイッチ 並み の ノーコン や な … 。
場所 に よって は ガラス 割って まう や ん この 人 。
や っぱ お前 が 犯人 や な ? い ける な 甲子園 。
自首 せ え 。 自首 ?
4 番 バッター 嶋崎 崇夫 だ 。
俺 は その 時間 … 1 人 で 素振り を し て い た 。
いい か 。 俺 に とって バット は 敵 を 倒す 武器 だ 。
俺 が この バット を 触って いる と →
気持 が やけに 高ぶって くる ん だ … 。
そして … そこら 中 の もの 全部 ぶち壊し たく な ん だ よ 。
( 笑い声 )
ど いつ も こいつ も 怪しい じゃ ねえ か 。
しかし アリバイ が ない と いう こと は →
目撃 者 が い ない と いう こと だ から な 。
結局 証拠 が なきゃ 何 も で け へん や ん 。
だいたい 犯人 の 目的 が わかん ねえ 。
狙う 教室 に 一貫 性 が な い っつ うか … 。
愉快 犯 の 仕業 なら →
どこ か で 自分 の 存在 を 主張 し て いる の かも しれ ない 。
この 手 の やつ は 自己 顕 示 欲 が 強い から な 。
ふ ~ む 自分 の 存在 … 名前 ?
暗号 と か ? そう か … 。
暗号 か ! 暗号 ?
ああ 。 つまり こいつ を こう し て バラバラ に … 。
よし ! そんな の は 得意 だ ぜ 。
~ たき たき か ま … 違う 。 し … しか たま … たま か … さ … た か … 。
ぶ は っ 。
げ ほっ わか … げ ほっ … 。
おもしろい 顔 だ が 毎度 心配 に なる な 。
何 や ? 何 か わかった ん か ?
ああ 。
明日 の 朝 ガラス 男 は … 。
応接 室 に 現れる 。
誰 に 言う てん ねん !
あそこ が 応接 室 だ 。 ほん ま に 来る ん かな ?
犯人 は 自分 の 名前 を 暗号 に し て 残し た ん だ 。
次 は この 部屋 以外 考え られ ねえ 。 来 た !
今 だ ! やめろ ガラス 男 。
おっと 逃げ て も 無駄 だ ぜ 。
誰 か は わかって る ん だ 観念 し や がれ !
お前 が ガラス を 割って い た 教室 に は 意 味 が あった ん だ な 。
頭文字 た き か ま し さ →
これ を 並び 替える と 人 の 名前 が 浮かび上がる 。
最後 に 応接 室 を 割れ ば 暗号 完成 だった わけ だ 。
嶋崎 崇夫 。
ヒメコ ! おう 逃がす かい 。
観念 せ え 嶋崎 崇夫 !
お っ … 女 ?
あれ ? この 人 野球 部 の … 。
2 年 F 組 高島 早 希 子 。
毎朝 自主 練 の 時間 内 に 登校 し て いる が →
1 人 で 雑務 を し て いる ため やはり アリバイ は ない 。
あんた が ガラス 男 だった の か … 。
そう よ 私 が ガラス 男 よ 。
そんな バカ な ! 嶋崎 じゃ ない ?
並び 替え に 他 の 可能 性 が … 。
た … たか しま さき 高島 早 希 子 ! 当てはまる 。
なんで や ガラス 男 や から 男 ちゃ う ん か ?
そう と も 限 ん ねえ だ ろ 。
そもそも 誰 が つけ た か も わかん ねえ 通り 名 だ … 。
でも どう し て こんな こと を ?
騒ぎ で 注目 を 浴び たかった と いう こと か ?
そう よ 目立ち たく て 。
うっぷん を 晴らす ため に 窓 ガラス を 割った の よ 。
なん や ほん ま に そん だけ の こと で 。
本人 に とって は ガラス を 割る ほど の こと だった って こと だ ろ 。
一緒に 職員 室 に 行って くれる な ?
一 件 落着 か 。 そう だ な … 。
今日 の 分 が 割ら れ なかった だけ でも よかった … 。
応接 室 ? ちょっと 待て !
なん や ど ない し てん ?
なんで なんで 応接 室 に 来 た ん だ ?
あんた の 名前 に 「 お 」 は つか ない のに 。
どう いう こと や ?
俺 は 犯人 が 嶋崎 崇夫 だ と 思った から →
「 お 」 が つく 応接 室 と 予想 し た ん だ 。
犯人 の 名前 が 高島 早 希 子 なら 今日 は 「 こ 」 が つく 教室 … 。
例えば 工芸 室 の ガラス を 割り に いく はず だ !
どこ を 割る か なんて 私 の 勝手 じゃ ない … 。
あんた なんか 隠し てる だ ろ 。
高島 さん な →
言い出し づらい こと も ある かも しれ へん けど →
私ら 敵 や ない で 。
ボッスン は ちゃんと 聞い て くれる 。
私 命令 さ れ て た の 。
命令 ? 従う しか なかった の 。
過去 の 秘密 を バラ す って 脅さ れ て 。
先週 水曜日 の 放 課 後 下駄 箱 の 中 に 手紙 が 入って た の 。
明日 の 朝 6 時 半 に 多目的 室 の 裏 に 来い って 。
それ で … その 手紙 と 一緒に 。
写真 ? あんた ら は まだ あか ん で 。
誰 ?
中学 の とき の 私 な の 。
嘘 ! ? でも … 。
すごく 太って る でしょ ?
言う とおり に し ない と この 写真 を 学校 中 に 広め て やる って →
書 い て あった の 。
次 の 日 の 朝 指定 さ れ た 場所 に 行った わ 。
そう し たら … 。
中学 時代 の 写真 が 貼ら れ て い た の 。
でも はがし た 部分 に は … 。
釘 みたい な もの で 引っか い た 文字 が … 。
高島 早 希 子 は 昔 デブ だった って 。
私 どう し たら いい か わから なく なっちゃ っ て 。
え い っ !
野球 部 の ボール が 落ち て た って わけ か 。
どう いう こと な ん ? 犯人 は 最初 から →
彼女 に ガラス を 割ら せる つもり だった ん だ ろ 。
傷 を つけ て 書か れ た 文 字 を 消す に は →
窓 ガラス ごと 粉々 に 割る しか ない と いう こと か 。
犯人 が わざと その へん に 置 い と い た ん だ 。
ボール を 使わ せる こと で →
彼女 が 所属 し て いる 野球 部 の 犯行 だ と →
思わ せ られる から な 。
それ から 2 回 目 3 回 目 と →
ガラス を 割る たび に 新しい 命令 が 届 い た の 。
秘密 を 守り たけ れ ば 従い 続けろ って … 。
それ で 言わ れる が まま に 従 っち まっ た って わけ か 。
でも どう し て ここ まで … 。 怖かった の !
いきなり こんな 手紙 が き て … 。
いけ ない こと だって わかって た けど →
太って い た こと を 知ら れ たら →
きっと 彼 に 嫌わ れ ちゃ う … 。
犯人 の 言いなり に なる しか … こう する しか なかった の 。
女の子 に は 守ら な あ かん もん が あん ねん な 。
しかし そう なる と 真 犯人 が 別に いる と いう こと に なる な 。
ああ 。 理由 は わから ねえ が →
高島 さん に 恨み が あって →
連続 ガラス 割り 事件 の 犯人 に 仕立て上げよ う と し た ん だ 。
言いなり に なる しか なかった 高島 さん は →
毎朝 指示 どおり 教室 の ガラス 窓 を 割って いった 。
自分 の 名前 が 暗号 と し て 隠さ れ て いる こと も 知ら ず に な 。
だが 犯人 は 暗号 の 最後 の 文字 を 突然 変更 し た 。
なぜ か ? それ は 捜査 し て いる 俺 たち が →
間違った 推理 に いっち まっ た から だ … 。
そう か そう だった の か … 。
そのまま 高島 さん に 行き着け ば 問題 なかった 。
でも 犯人 に は 2 つ 誤算 が あった ん だ 。
あの アナグラム で は 嶋崎 崇夫 に も たどり着 い ち まう こと 。
そして … 。 ガラス 男 と いう 名前 が →
噂 に なって しまった こと か 。 ああ 。
俺 は 犯人 が 男 だ と いう 間違った 噂 に 惑わ さ れ →
高島 さん を 容疑 者 から 外し て 考え て しまった 。
結果 嶋崎 崇夫 に 行き着き … 。
「 お 」 の つく 応接 室 と 推理 し たん や な 。
焦った 犯人 は ここ で 最大 の ミス を 犯す 。
手っとり早く 高島 さん を 捕まえ て もら お う と →
俺 の 間違った 推理 に 便乗 し ち まった ん だ 。
最後 に 「 こ 」 が つく 教室 を →
割ら せる べき ところ を 応接 室 に 変更 し た 。
こんな こと が できる の は 応接 室 で →
待ち 伏せる こと を 知って い た 唯一 の 人物 。
犯人 は ずっと 俺 たち の 捜査 に 張り付き →
行動 を 把握 し て い た … 。
ちょっと 離し て !
安田 沙織 さん あんた だ な !
あんた の 目的 は 俺 たち を この 暗号 に 気づか せ て →
密着 取材 と 称し て 捜査 から 逮捕 まで の 様子 を →
カメラ に 収める こと 。
映像 は コンクール に 出 さ ねえ まで も →
何 人 か の 生徒 に 見せりゃ 高島 さん の 悪 名 は 広まる 。
そ そんな … 。 暗号 の 存在 に 気づけ ば →
解く の は 簡単 だ 。 そう いえ ば あんた … 。
撮影 し ながら ヒント も くれ て た な 。
安田 : 暗号 と か ?
そう よ 私 が ガラス 男 を … 。
いえ … 高島 さん を 操って い た の よ !
どう し て ? どう し て こんな こと … 。
嫌い だ から よ !
あなた が … 嫌い だ から よ 高島 早 希 子 !
何で ? 私 あなた の こと 知ら ない わ 。
なのに … 。 私 は 知って る わ 。
あなた の し た こと も 忘れ ない 。
( 安田 ) 中学 の とき 私 に は 好き な 人 が い た 。
私 は 彼 に 話しかける こと すら でき ず に … 。
それ でも 日に日に 思い は 募って … 。
思い切って ラブ レター を 書 い た の 。
あなた と 同じ ように ね !
彼女 たち は 同じ 中学 出 身 だ 。
同じ 中学 ? そう よ 。
ラブ レター を 受け取って くれる か 確認 し たく て →
私 は あの とき 見 て い た の よ 。
あっ 確か 3 組 の 高島 さん ?
( 安田 ) 私 の 手紙 …
( 安田 ) あなた は 私 の 手紙 を 捨て て →
自分 の 手紙 だけ を げた 箱 に 入れ た 。
私 の 恋 を 踏みにじって →
自分 だけ うまく いこ う と し た の よ 。
あれ は あなた の 手紙 だった の ね 。
でも 結局 返事 は もら え なかった の 。
そんな の 私 に は 関係ない 。
問題 な の は あなた の 手 に よって →
私 の 思い が 伝わら なかった こと よ 。
それなのに それなのに あなた だけ 幸せ に なって →
私 は いつ まで たって も 報 わ れ ない じゃ ない !
安田 さん … 。
確か に 高島 さん が し た こと は 褒め られ た こと じゃ ねえ 。
それ は 謝 ん なきゃ な 。
でも 彼女 は その 恋 を ばね に し て 努力 し た ん だ 。
必死 で 変わった ん だ ろ 。
だが あんた は 昔 の 恨み を ずっと 抱え て →
止まった まま な ん だ 。
( 笑い声 )
そう な ん だ 。
( 笑い声 )
あんた だ ろ ガラス を ぶち 破 ん なきゃ な ん ねえ の は 。
どうやら その よう ね 。 安田 さん 。
この 事件 は 私 が 起こし た こと 。
ガラス は すべて 私 が 割った こと に する わ 。
これ は 私 が 映って いる 部分 だけ 学校 に 提出 する わ 。
安田 さん ! 待って !
ちょっと 待って ! 何 よ つい て こ ない で 。
元 は 私 の せい な の に 安田 さん だけ 責任 を 負う なんて 。
別に あなた の ため に やる わけ じゃ ない わ 。
これ は 私 自身 の 問題 な の 。
( 島田 ) また スケット 団 ね ! スクープ だ わ !
( 金城 ) まったく 君 たち は !
何度 騒ぎ を 起こし たら 気 が 済む の か ね 。
( 3 人 ) すみません で し た 。
本当 に 反省 し た ん だ ね 。 はい 。
よろしい 。 で は 君 たち は 奉仕 作業 1 週間 だ 。
アンダー スタンド ? へい へい 。
は いはい 。 ほ い ほ い 。
( 金城 ) いい か ね 心 を 入れ替え て 取り組み たまえ 。
ジャスト ドゥ イット ! ( 3 人 ) ジャスト ドゥ イット !
重要 な の は 協調 性 だ チームワーク ! チームワーク !
( 金城 ) 1 人 が みんな の ため に ワン フォー オール ! ワン フォー オール !
私 変わって いく あなた が うらやましく て … 。
ごめんなさい 。
う うん 。 私 の ほう こそ ごめんなさい 。
お ?
今回 の 件 は ごめんなさい 。
彼女 も 反省 し て い た わ 。
い や ぁ なん の なん の 。
でも 本当 に よかった の かしら 。
結局 いろいろ かぶって しまった けど 。
俺 たち 怒ら れ ん の 慣れ てる から 。
恋する 乙女 に ゃ かなわない って こと で 。