三 姉妹 探偵 団 (2) Chapter 04 (2)
みっ|しまい|たんてい|だん|chapter
Three Sisters Detective Agency (2) Chapter 04 (2)
水口 さん 」
「 委員 長 の ?
みずぐち||いいん|ちょう|
何かしら 」
「 そりゃ 、 出て み ない と 分 ら ない と 思う けど 」
「 そう ね 」
綾子 は 、 あまり 腰 の 軽い 方 で は ない 。
なにかしら||でて||||ぶん||||おもう||||あやこ|||こし||かるい|かた|||
Something. "" Well, I do not think I will not know if I do not get it. "" Okay. "Ayako is not very light-sounding one.
仕方なく 立ち上り ながら 、 お茶 など 飲んで いる 。
しかたなく|たちのぼり||おちゃ||のんで|
While standing up without help, I am drinking tea etc.
玄関 の 方 へ 出て 、 欠 伸 を し ながら ── 何しろ 、 今朝 は 奇跡 的な 早起き だった のだ ── サンダル を 引っかける 。
げんかん||かた||でて|けつ|しん||||なにしろ|けさ||きせき|てきな|はやおき|||さんだる||ひっかける
While going out to the entrance and making a missing ─ ─ anyway, this morning it was a miraculous early riser ─ ─ I will catch sandals.
「 はい 、 ちょっと 待って 下さい ね 」
と 、 チェーン を 外そう と する 。
||まって|ください|||ちぇーん||がいそう||
"Yes, please wait for a moment", I will try to train the chain.
綾子 は 、 手先 も 無器用な ので 、 チェーン を 外す のに 、 手間取った 。
あやこ||てさき||ぶきような||ちぇーん||はずす||てまどった
Ayako was too clumsy with his hands, so I took the trouble to remove the chain.
それ が 幸いした のである 。
||さいわいした|
── 食堂 の 方 に 残った 珠美 は 、 夕 里子 へ 、
「 綾子 姉ちゃん 、 何も 知ら ない んだ ね 」
と 言って いた 。
しょくどう||かた||のこった|たまみ||ゆう|さとご||あやこ|ねえちゃん|なにも|しら|||||いって|
「 そう 。
それ で いい の よ 」
「 国友 さん と は うまく いって る ?
|||||くにとも||||||
That's OK. "" Are you going well with Kunieh?
」
「 あんた が 、 そんな こと 気 に し なく って いい の 」
「 さては 振ら れた な 」
「 大きな お 世話 」
夕 里子 は 、「 わざと 珠美 の 嫌いな もの を 作って 食べ させる から ね 」
と おど か して やった 。
||||き||||||||ふら|||おおきな||せわ|ゆう|さとご|||たまみ||きらいな|||つくって|たべ|さ せる|||||||
"You do not have to worry about that." "Well then it was shaken" "Ladies and gentle care," Yuriko says, "Because I make deliberately what I dislike and it makes me eat it" on purpose I did it.
その とたん ── ドスン 、 と いう 地響き と 共に 、 家 が 揺れた 。
||どすん|||じひびき||ともに|いえ||ゆれた
At that time, the house rocked with the earthquake, Dosun.
「 ど 、 どうした の ?
」
と 夕 里子 も 、 さすが に あわてた 。
|ゆう|さとご||||
Riko Yuri also hurriedly praised.
「 地震 !
じしん
早く 預金 通帳 !
はやく|よきん|つうちょう
Account passbook as soon as possible!
」
「 違う わ よ !
ちがう||
」
と 、 夕 里子 は 叫んだ 。
|ゆう|さとご||さけんだ
「── 玄関 の 方 だ わ !
げんかん||かた||
」
玄関 の 方 へ 出て 、 夕 里子 は 愕然と した 。
げんかん||かた||でて|ゆう|さとご||がくぜんと|
I went out to the entrance, I was stunned by Riko Yu.
ドア が 、 みごとに 内側 へ 倒れて いる 。
どあ|||うちがわ||たおれて|
The door is falling inward all the way.
表面 に は 、 焼けこげ が 広がって いた 。
ひょうめん|||やけこげ||ひろがって|
On the surface, burnt deposits had spread.
何 か 分 ら ない が 、 ともかく 爆発 が 起った のだ 。
なん||ぶん|||||ばくはつ||おこった|
Something is not understood, but an explosion happened anyhow.
で は ……。
「 お 姉さん !
|ねえさん
どこ な の ?
」
夕 里子 は 叫んだ 。
ゆう|さとご||さけんだ
まさか 、 吹っ飛ば さ れて 屋根 の 上って こと は ない だろう 。
|ふっとば|||やね||のぼって||||
No doubt, the roof will not rise as it is blown away.
「 お 姉さん !
|ねえさん
お 姉さん !
|ねえさん
」
「 ここ よ ……」
下 の 方 から 、 声 が した 。
||した||かた||こえ||
"Here [...]." From the bottom, there was a voice.
「 お 姉さん ……」
倒れた ドア が 、 少しずつ 動いて いる 。
|ねえさん|たおれた|どあ||すこしずつ|うごいて|
"Sister ... ..." The fallen door is moving little by little.
夕 里子 は 、 珠美 を 呼んで 、 二 人 で ドア を のけた 。
ゆう|さとご||たまみ||よんで|ふた|じん||どあ||
Yuriko called Arumi, and they left the door with two people.
綾子 が 、 尻もち を ついて 、 そのまま 座って いた 。
あやこ||しりもち||||すわって|
「 ああ 、 びっくり した !
」
「 こっち も よ !
誰 か 見た ?
だれ||みた
Did anyone see it?
」
「 全然 」
と 、 綾子 は 首 を 振った 。
ぜんぜん||あやこ||くび||ふった
「 いきなり ドカン と 来て 、 ドア が 倒れて 来た の 」
「 でも 、 この ドア で 命拾い した んだ よ 」
夕 里子 は 玄関 に 立って 、 外 を 見つめた 。
|||きて|どあ||たおれて|きた||||どあ||いのちびろい||||ゆう|さとご||げんかん||たって|がい||みつめた
"The door came down suddenly, and the door came down," "But I did something with this door." Yuriko stood at the entrance and stared outside.
「 爆発 ね 。
ばくはつ|
── こんなに 下 が 黒ずんで る わ 」
「 そんな 所 に ガス 、 通って る の ?
|した||くろずんで||||しょ||がす|かよって||
」
「 まさか !
これ は 爆弾 よ 」
綾子 は びっくり した 様子 で 、
「 へえ !
||ばくだん||あやこ||||ようす||
私 も ずいぶん 偉く なった もん ね 。
わたくし|||えらく|||
I also got a great deal.
でも 、 どう すれば いい ?
But what should I do?
」 「 一一〇番 よ !
いちいち|ばん|
」
と 、 夕 里子 は 叫んだ 。
|ゆう|さとご||さけんだ