Gate : Jieitai Kanochi nite , Kaku Tatakaeri Episode 10

本当 に ぃ 子供 か なぁ ほんとう|||こども||

なに あれ

えっ と …

これ は 携帯 と 言って 重要 な 要件 で 俺 を 呼び出す 道具 で ||けいたい||いって|じゅうよう||ようけん||おれ||よびだす|どうぐ|

時 と 場所 を 選ば ない なんて 無粋 な 道具 ぅ じ||ばしょ||えらば|||ぶすい||どうぐ|

閣下 かっか

皆様 ぁ こんな 夜 半 に わざわざ 御 足 労 様 みなさま|||よ|はん|||ご|あし|ろう|さま

特に 何も 望む こと なんて ない 身の程 は 知って いる さ とくに|なにも|のぞむ||||みのほど||しって||

そんな 僕 で さえ も 奥 の 方 に |ぼく||||おく||かた|

譲り たく ない 意向 程度 は ある らしい ゆずり|||いこう|ていど|||

守る って 案外 と 難しい ね まもる||あんがい||むずかしい|

諦める わけ じゃ ない けど あきらめる||||

青い 空 の 果て 繋がった 道 の 行方 あおい|から||はて|つながった|どう||ゆくえ

人 と 人 は 分かり 合え ない だ けど いい ん じゃ ない ？ じん||じん||わかり|あえ|||||||

開 い た 扉 は 全て を 変え て ゆく ひらき|||とびら||すべて||かえ||

それ は 暁 の よう に ||あかつき|||

どう し た 何 が 起き てる |||なん||おき|

作戦 は 失敗 作戦 は 失敗 し た さくせん||しっぱい|さくせん||しっぱい||

一体 何 が あった ん だ 日本 の 攻撃 か いったい|なん|||||にっぽん||こうげき|

違う ちがう

こ … 混乱 し て い て |こんらん||||

ほか の 国 の 連中 と それ と ||くに||れんちゅう|||

着物 姿 の 少女 きもの|すがた||しょうじょ

何 を 言って る 返事 しろ なん||いって||へんじ|

伏す ん でろ ふす||

動 い ちゃ ダメ どう|||だめ

クソ 何 が 起き てる か 分から ねえ くそ|なん||おき|||わから|

奴 ら ザスローン と 国家 安 全部 だ ぜ やつ||||こっか|やす|ぜんぶ||

ロシア や 中国 も 俺 たち と 同じ 狙い だった の か ろしあ||ちゅうごく||おれ|||おなじ|ねらい|||

どう する

化け物 め ばけもの|

クソ クソ クソ クソ クソ くそ|くそ|くそ|くそ|くそ

クソ くそ

クソ くそ

なんて こった

グループ アルファ 反応 消失 ぐるーぷ||はんのう|しょうしつ

対象 ブラック を 除き 周辺 の 敵 勢 反応 すべて 消失 たいしょう|ぶらっく||のぞき|しゅうへん||てき|ぜい|はんのう||しょうしつ

熱源 あり ませ ん ねつげん|||

あの 娘 亜 神 と か 言って た な |むすめ|あ|かみ|||いって||

対処 第 三 項 公安 に 出動 要請 を たいしょ|だい|みっ|うなじ|こうあん||しゅつどう|ようせい|

な な に これ

こんなに たくさん

すぐに 公安 が 来る はず だ が 俺 たち も ここ で 待って る わけ に は いか ん |こうあん||くる||||おれ|||||まって||||||

富田 栗林 は 使え そう な 武器 を 回収 し て みんな の 荷物 を まとめ させろ とみた|くりばやし||つかえ|||ぶき||かいしゅう|||||にもつ|||さ せろ

了解 りょうかい

ピニャ 殿下 と ボー ゼス さん も 着替え て 出発 の 準備 を |でんか||||||きがえ||しゅっぱつ||じゅんび|

し 承知 し た |しょうち||

この 体 は どんなに 傷 を 負って も 再生 する |からだ|||きず||おって||さいせい|

亜 神 は 死な ない あ|かみ||しな|

いいえ …

死ね ない の しね||

最近 ずっと 逃げ て ばっかり さいきん||にげ||

全然 休暇 に なって ねえ な ぜんぜん|きゅうか||||

あの 旅館 が 防衛 省 共済 組合 の 施設 で 良かった です よ |りょかん||ぼうえい|しょう|きょうさい|くみあい||しせつ||よかった||

飛び込み で 普通 の 旅館 に 入って たら 今頃 … とびこみ||ふつう||りょかん||はいって||いまごろ

だ な

隊長 前方 たいちょう|ぜんぽう

ごめん ね

悪い けど 降り て くれる かな わるい||ふり|||

ねえ 悪人 なら 撃って い いよ ね |あくにん||うって|||

後味 悪い って まだ 酔って る の か あとあじ|わるい|||よって|||

だけど どう する の

殴りつけ て 気絶 と か テレビ みたい な こ と する と 下手 すれ ば 死 ん じゃ う よ なぐりつけ||きぜつ|||てれび|||||||へた|||し||||

そりゃ まずい だ ろ う

伊丹 殺傷 せ ず 無力 化 が でき れ ば 良い いたみ|さっしょう|||むりょく|か|||||よい

レレイ ？

な まっすぐ 銀座 に 行く の やめよ う ||ぎんざ||いく|||

待ち伏せ さ れ たら きつい まちぶせ||||

しかし 変 に こっち に 居る より 「 門 」 の 向こう の 方 が 安全 です よ |へん||||いる||もん||むこう||かた||あんぜん||

戦闘 地域 の 方 が 安全 って 皮肉 せんとう|ちいき||かた||あんぜん||ひにく

ピニャ 殿 が 訪ね たい と |しんがり||たずね||

そもそも なぜ 妾 は 逃げ 隠れ し なく て は なら ぬ の か と ||めかけ||にげ|かくれ|||||||||

そう です よ 私 も 思い ます なぜ です か |||わたくし||おもい||||

隊長 教え て ください たいちょう|おしえ||

今 何 が 起こって る ん です か 隊長 いま|なん||おこって|||||たいちょう

実は な … じつは|

俺 に も よく わから ん おれ|||||

なんで や ねん

待った 待った 待った まった|まった|まった

話せ ば わかる はなせ||

いい加減 に し て ください 撃ち ます よ いいかげん|||||うち||

おい まだ 酔って ん の か ||よって|||

酔って ませ ん よって||

待た れよ これ から 妾 の 推測 を 言う の で 聞い て くれ また||||めかけ||すいそく||いう|||ききい||

まず 確認 し たい |かくにん||

妾 は 売り渡さ れ た の で は ない か めかけ||うりわたさ|||||||

いや それ は あり ませ ん

一 日 二 日 の 間 に 度重なる 乗り物 と 予定 の 変更 が 続 い て おき た ひと|ひ|ふた|ひ||あいだ||たびかさなる|のりもの||よてい||へんこう||つづ||||

そして ついに 先ほど の 旅 亭 で の 襲撃 怪しい 出来事 が 多 すぎる ||さきほど||たび|ちん|||しゅうげき|あやしい|できごと||おお|

妾 たち は 二 ホン と いう 国 と 帝国 と の 交渉 の 仲介 つまり 講和 の ため に 来 た めかけ|||ふた|ほん|||くに||ていこく|||こうしょう||ちゅうかい||こうわ||||らい|

察 する に それ を 快く 思わ ない 勢力 と 進め たい 勢力 が 有り せめぎ合って いる さっ|||||こころよく|おもわ||せいりょく||すすめ||せいりょく||あり|せめぎあって|

違う か ちがう|

つまり 君 は 我々 に 貴重 な 政治 カード を 切らせ た 上 に |きみ||われわれ||きちょう||せいじ|かーど||きらせ||うえ|

パラ ・ ミリ チーム も 全滅 |みり|ちーむ||ぜんめつ

更に 「 来賓 」 の 一 人 も 確保 でき なかった と さらに|らいひん||ひと|じん||かくほ|||

報告 で は 我々 以外 の 国 の 工作 員 と の 遭遇 戦 が あった と さ れ て … ほうこく|||われわれ|いがい||くに||こうさく|いん|||そうぐう|いくさ||||||

今 は 言い訳 の 時間 で は ない いま||いい わけ||じかん|||

そう だ ろ う グラハム ||||ぐらはむ

はい 必ず 「 来賓 」 を 確保 し ます 大統領 |かならず|らいひん||かくほ|||だいとうりょう

あったかい

押し た だけ で 出 て くる なんて おし||||だ|||

どういう 仕掛け ぇ |しかけ|

分から ない わから|

けど アルヌス の 自衛 隊 基地 に も あった |||じえい|たい|きち|||

森 の 妖精 に 漆黒 の 亜 神 しげる||ようせい||しっこく||あ|かみ

そして 賢き 魔 導 師 か |かしこき|ま|みちび|し|

誰 が 好み ？ だれ||よしみ

耀司 の 好み から する と エルフ の 子 ようじ||よしみ||||||こ

まあ な

性格 的 に は 黒 ゴス の 子 せいかく|てき|||くろ|||こ

ああ

保護 欲 が そそら れる の は プラチナ ブロンド の 子 か なあ ほご|よく||||||ぷらちな|ぶろんど||こ||

大変 良く わかって らっしゃる たいへん|よく||

何 年 付き合って る と 思って る なん|とし|つきあって|||おもって|

い て

お かえり

はい お 待た せ ||また|

おお サンキュー |さんきゅー

おし おし … なぜ お しるこ

美味し そう な もの を 選 ん で き た わ どう ？ おいし|||||せん||||||

間違っちゃ い ない けど まちがっちゃ|||

皇女 様 達 も おうじょ|さま|さとる|

ああ すまない

あの 俺 の 飲み物 は ？ |おれ||のみもの|

何 か やった の なん|||

何も し なかった ん だ よ なにも|||||

本日 十 四 時 銀座 事件 の 献花 台 に ほんじつ|じゅう|よっ|じ|ぎんざ|じけん||けんか|だい|

ロゥリイ テュカ レレイ の 三 名 が 献花 予定 ||||みっ|な||けんか|よてい

その後 特 地 へ の 帰途 に つく らし いっと そのご|とく|ち|||きと||||

よ ー し 食い つい て 来 た |-||くい|||らい|

今日 献花 なんて 予定 あり まし た っけ きょう|けんか||よてい||||

俺 が さっき 三 人 に 頼 ん だ ん だ おれ|||みっ|じん||たの||||

で どう だ 梨 紗 反応 ある か ？ |||なし|さ|はんのう||

ばっ ちり よ

参考人 招致 の 映像 が ネット で 大 好評 だった し さんこうにん|しょうち||えいぞう||ねっと||だい|こうひょう||

うまく いけ ば

彼女 たち を 一目 見よ う と する お 友達 を 千 人 ぐらい は 動員 できる はず かのじょ|||いちもく|みよ|||||ともだち||せん|じん|||どういん||

サンキュー さんきゅー

そん だけ 集まりゃ さすが の 工作 員 の 連中 も 動き にくい だ ろ う な ||あつまりゃ|||こうさく|いん||れんちゅう||うごき|||||

ほか の サイト に も 昼 まで 同じ ように 書き込 ん で お くわ ||さいと|||ひる||おなじ|よう に|かきこ||||

梨 紗 が い て くれ て 助かった よ なし|さ||||||たすかった|

もう すぐ 朝 か ||あさ|

今日 で 全部 終わる きょう||ぜんぶ|おわる

この ずっと 続く 追いかけ っこ と も お さらば だ ||つづく|おいかけ||||||

本日 未明 緊急 入院 し た 本位 総理 大臣 ほんじつ|みめい|きんきゅう|にゅういん|||ほんい|そうり|だいじん

その 突然 の 辞意 表明 は |とつぜん||じい|ひょうめい|

各界 に 衝撃 を もって 受け止め られ て い ます かくかい||しょうげき|||うけとめ||||

野党 勢力 は 首相 の 辞意 を 「 無責任 」 と 批判 し て い ます やとう|せいりょく||しゅしょう||じい||むせきにん||ひはん||||

あ あの …

本位 総理 の 突然 の 入院 と 辞意 表明 に つい て あなた は どう 思い ます か ？ ほんい|そうり||とつぜん||にゅういん||じい|ひょうめい|||||||おもい||

えっ 辞め た ん です か |やめ||||

と 言って も … |いって|

辞め て 当然 じゃ ない やめ||とうぜん||

すみません 興味 ない んで |きょうみ||

栗林 ちゃん 頼む よ 面白い コメント もらって よ くりばやし||たのむ||おもしろい|こめんと||

すみません

聞こえ ない きこえ|

面白い コメント と は 意外 性 の ある コメント の こと おもしろい|こめんと|||いがい|せい|||こめんと||

はい

わ 私 だって 頑張って る ん です よ |わたくし||がんばって||||

なん だ

なんか 人 増え まし た ね |じん|ふえ|||

皆 準備 は でき て いる よう だ な みな|じゅんび|||||||

詰め所 を 越え られ たら 手出し は 難しい つめしょ||こえ|||てだし||むずかしい

なんとか ここ で 「 来賓 」 を 回収 し なけ れ ば |||らいひん||かいしゅう||||

他の ２ 国 の 工作 員 も すでに 近く で 確認 さ れ て い ます たの|くに||こうさく|いん|||ちかく||かくにん|||||

難しい 任務 だ むずかしい|にんむ|

ハコネ で チーム は 全滅 ||ちーむ||ぜんめつ

首相 の 辞任 で 我々 の カード は 帳消し に さ れ て しまった しゅしょう||じにん||われわれ||かーど||ちょうけし|||||

いい か 俺 たち に 残さ れ た 方法 は ||おれ|||のこさ|||ほうほう|

奴 ら が 現れ たら パニック を 起こし やつ|||あらわれ||ぱにっく||おこし

同時に テレビ 局 の 回線 を 切断 どうじに|てれび|きょく||かいせん||せつだん

そして 速やか に 「 来賓 」 を 回収 する しか ない |すみやか||らいひん||かいしゅう|||

何 か 行事 が 予定 さ れ て い た か なん||ぎょうじ||よてい||||||

人 の 数 が 異常 だ じん||すう||いじょう|

全然 動け ませ ん ぜんぜん|うごけ||

参った なぁ まさか こんなに 集まる なんて まいった||||あつまる|

もし かして 帝国 に 攻め 入る 軍勢 か ？ ||ていこく||せめ|はいる|ぐんぜい|

どこ から これ だけ の 群衆 が … |||||ぐんしゅう|

どう し ます

歩 い て いく しか ない な ふ||||||

けど …

外 に 出 たら 危なく ない か がい||だ||あぶなく||

そりゃ 危ない っす よ |あぶない||

でも これ 絶対 動き ませ ん よ どう し ます ？ ||ぜったい|うごき||||||

大丈夫 よ ぉ だいじょうぶ||

こら ロゥリィ 待て ||まて

いい じゃ なぁ い

ねぇ 貴方 ぁ |あなた|

ギンザ は どっち ぃ ？

ヤバイ な 群衆 に どんな 人間 が いる か 分から ない ||ぐんしゅう|||にんげん||||わから|

ロゥリィ たち は 銀座 事件 の 遺族 に とっちゃ 初めて 見る 敵国 人 だ ぞ |||ぎんざ|じけん||いぞく|||はじめて|みる|てきこく|じん||

ロゥリィ は ともかく ピニャ さん たち を 外 に 出す わけ に は … |||||||がい||だす|||

今日 は 止し た 方 が … きょう||よし||かた|

でも 明日 に し た と して も また 工作 機関 が 待ち構え て い ます よ |あした||||||||こうさく|きかん||まちかまえ||||

だ ろ う な

ロゥリィ 様 |さま

本物 だ ほんもの|

情報 は 本当 だった ん だ じょうほう||ほんとう|||

テレビ に 映って た 通り だ てれび||うつって||とおり|

信じ られ ない しんじ||

異 世界 の 人 だ ぞ い|せかい||じん||

ロゥリィ 様 最高 |さま|さいこう

今 行か ない と 首相 の 辞任 も 梨 紗 の 人集 め も 無駄 に なる か いま|いか|||しゅしょう||じにん||なし|さ||ひとだかり|||むだ|||

く っそ まるで 借金 取り から 逃げ てる みたい だ |||しゃっきん|とり||にげ|||

梨 紗 悪い が ここ まで だ なし|さ|わるい||||

車 は 適当 な 所 まで 乗って 放置 し とい て くれ くるま||てきとう||しょ||のって|ほうち||||

ち ょ ち ょ ち ょ ちょっと 先輩 |||||||せんぱい

よろしく な

私 ペーパー ドライバー な の 知って る でしょ う わたくし|ぺーぱー|どらいばー|||しって|||

お前 なら 大丈夫 おまえ||だいじょうぶ

意味 分 かん ない いみ|ぶん||

そんな 顔 する な よ |かお|||

また 帰って くる ？ |かえって|

しばらく は 無理 だ ろ う けど また 連絡 する よ ||むり||||||れんらく||

それ より も 早く 借金 返 せよ な |||はやく|しゃっきん|かえ||

同人 誌 が 売れ たら ちゃん と 振り込む わ よ ー どうじん|し||うれ||||ふりこむ|||-

元気 で な げんき||

富田 二 曹 栗林 二 曹 とみた|ふた|そう|くりばやし|ふた|そう

これ より 特 地 から の 賓客 ５ 人 の 警護 に つく ||とく|ち|||ひんきゃく|じん||けいご||

もしも 彼女 たち を 害 そう と する 者 が いれ ば |かのじょ|||がい||||もの|||

撃て うて

了解 りょうかい

レレイ

ありがとう

レレイ ちゃん

昨日 の 国会 を 賑わし た 特 地 の 少女 たち 一行 です が きのう||こっかい||にぎわし||とく|ち||しょうじょ||いっこう||

先ほど 銀座 に 来 て いる と の 一報 が 入り まし た さきほど|ぎんざ||らい|||||いっぽう||はいり||

彼女 たち は 献花 の 後 特 地 に 帰る と いう 情報 が 入って おり ます かのじょ|||けんか||あと|とく|ち||かえる|||じょうほう||はいって||

それ を 聞きつけ た ファン が 駆けつけ て ||ききつけ||ふぁん||かけつけ|

銀座 は 身動き が とれ ない ほど の 人出 に なって い ます ぎんざ||みうごき||||||ひとで||||

現地 で の 栗林 さ ー ん げんち|||くりばやし||-|

栗林 さ ー ん くりばやし||-|

あ え い う

は はい 栗林 の 銀座 です ||くりばやし||ぎんざ|

いや 銀座 の 栗林 です |ぎんざ||くりばやし|

そちら は どう なって い ます か ？

大変 な 人出 の 中 たいへん||ひとで||なか

お 三方 が 周囲 の 人 に 手 を 振り ながら |さんぼう||しゅうい||じん||て||ふり|

献花 台 に 向かって 近づ い て き て い ます けんか|だい||むかって|ちかづ||||||

お 三方 だけ で なく 他 に も おい で の よう です |さんぼう||||た|||||||

見 た ところ ８ 名 いらっしゃい ます み|||な||

あれ

お 姉ちゃん |ねえちゃん

誰 か だれ|

あれ 菜々 美 |な々|び

あんた 何 やって ん の ？ |なん|||

て テレビ の 中継 |てれび||ちゅうけい

ねぇ お 姉ちゃん 特 地 から の ３ 人 に インタビュー でき ない ？ ||ねえちゃん|とく|ち|||じん||いんたびゅー||

無理 無理 献花 が 済 ん だ ら すぐ 特 地 に 帰ら ない と むり|むり|けんか||す|||||とく|ち||かえら||

また 行く の ？ |いく|

そう だ 菜々 美 私 も 一 つ お 願い が … ||な々|び|わたくし||ひと|||ねがい|

やっ ほ ー お 母さん 元気 し てる ？ ||-||かあさん|げんき||

しばらく 家 に 帰れ ない けど 休み 取れ たら 必ず 帰る から ね |いえ||かえれ|||やすみ|とれ||かならず|かえる||

おい なん だ これ インタビュー は ？ ||||いんたびゅー|

ごめんなさい

でも 一昨日 から ずっと 狙わ れ て て |いっさくじつ|||ねらわ|||

ど っか と ど っか と ど っか の 国 から 電車 は 止め られ ホテル は 放火 |||||||||くに||でんしゃ||とどめ||ほてる||ほうか

今 ここ でも 狙わ れ てる かも ねぇ いま|||ねらわ||||

お 姉ちゃん |ねえちゃん

な に 何 か まずい の ？ ||なん|||

まずい よ

厄介 だ な やっかい||

や あ グラハム さん ||ぐらはむ|

何 の 用 だ 駒 門 なん||よう||こま|もん

ハコネ の 件 は 話 が つい た はず だ ろ う ||けん||はなし|||||||

旅館 の 庭 に 乱入 し た 件 です か りょかん||にわ||らんにゅう|||けん||

そちら さん の 仕事 に つい て は 文句 を 言う な と 言わ れ て おり ます が |||しごと|||||もんく||いう|||いわ|||||

他の 国 は さすが に マーク し なく て は いけない もの で ね たの|くに||||||||||||

ところで グラハム さん |ぐらはむ|

ＣＩＡ の 局員 と 他の 国 の 工作 員 って どう やって 見分け たら い い ん です か ？ ||きょくいん||たの|くに||こうさく|いん||||み わけ||||||

何 だ と なん||

他の 国 の 工作 員 と 区別 つ か ない と 見 間違え ちゃ う ん です よ たの|くに||こうさく|いん||くべつ|||||み|まちがえ|||||

まさか …

心配 なら 電話 し て み れ ば いい しんぱい||でんわ||||||

いや あ 区別 が つけ られ ない もん で ねぇ ||くべつ|||||||

お前 っ おまえ|

伊丹 露 払い は し て おい た ぜ いたみ|ろ|はらい||||||

何 だ と なん||

ＣＩＡ チーム が 全員 押さえ られ た ？ |ちーむ||ぜんいん|おさえ||

申し訳 あり ませ ん もうし わけ|||

それ に 何 だ あの 女 自衛 官 は ||なん|||おんな|じえい|かん|

カメラ の 前 で あんな こと を ペラ ペタ と かめら||ぜん|||||||

モトイ め ぇ

やる じゃ ない か

撤収 の 指示 を 出 せ てっしゅう||しじ||だ|

たくさん の 死者 の ため に 鎮魂 の 鐘 が 必要 ね ||ししゃ||||ちんこん||かね||ひつよう|

誰 か ぁ 鐘 を 鳴らし て ちょうだい だれ|||かね||ならし||

鐘 ？ かね

あり が と ぉ

レレイ

ロゥリィ

テュカ

テュカ

隊長 お迎え に 上がり まし た たいちょう|おむかえ||あがり||

って あれ

疲れ た つかれ|

よう 休暇 は 楽しめ た か ？ |きゅうか||たのしめ||

全然 休暇 に なって ねぇ 年 末 に 三 日 取り 直す から な ぜんぜん|きゅうか||||とし|すえ||みっ|ひ|とり|なおす||

ま そうした けれ ば 交渉 する こと だ 直接 陸将 に ||||こうしょう||||ちょくせつ|りくしょう|

面白い 旅 だった わ ぁ おもしろい|たび|||

興味深い また 行き たい きょうみぶかい||いき|

買い物 楽しかった わ ね かいもの|たのしかった||

何 じゃ これ は なん|||

光った 光った ぞ レレイ ひかった|ひかった||

ただ い ま ー |||-

あれ

お 父さん |とうさん

もう 目 を 離す と すぐ これ な ん だ から |め||はなす|||||||

門 の 向こう は 圧倒 的 で あった もん||むこう||あっとう|てき||

このまま 戦争 を 続け たら 帝国 は 間違い なく 負ける |せんそう||つづけ||ていこく||まちがい||まける

いや 滅亡 する だ ろ |めつぼう|||

殿下 でんか

明朝 に は ここ を 出立 し て 帝都 に 向かう みょうちょう|||||いでたち|||ていと||むかう

講和 の 準備 を せ ね ば 一刻 も 早く こうわ||じゅんび|||||いっこく||はやく

妾 は めかけ|

この 戦争 を 終わら せる |せんそう||おわら|

運命 に は 逆らえ ない ね 出会って しまった うんめい|||さからえ|||であって|

何 が ある か 分から ない けれど キミ と 出かけよ う なん||||わから|||きみ||でかけよ|

心 おどる 遠い 景色 は なんだか 違って こころ||とおい|けしき|||ちがって

ドア を 開け て いつも の 調子 さ どうぞ よろしく ！ どあ||あけ||||ちょうし|||

まだ 決め られ ない 散歩 コース |きめ|||さんぽ|こーす

いろんな もの が 多 すぎ て |||おお||

光 の うず に 吸い込ま れ て まだ 迷って る の ？ ひかり||||すいこま||||まよって||

走り抜け た あの 瞬間 は 甘い 甘い 香り の 中 で はしりぬけ|||しゅんかん||あまい|あまい|かおり||なか|

新た な 未来 ここ に 感じ てる あらた||みらい|||かんじ|

飛 ん で 消える 歌 に のせ た 空 へ 空 へ きれい な 星 に と|||きえる|うた||||から||から||||ほし|

キラキラ 光る よう に 魔法 かけよ う から きらきら|ひかる|||まほう|||

次回 「 ゲート 」 じかい|げーと

来訪 者 らいほう|もの