Naruto Episode 131
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ ~
♪ 少年 よ 聞い て くれ
♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ
♪ 明日 なんて もう いら ない から
♪ 握った 拳 を 隠す な よ
♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど
♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ
♪ 少年 よ 心 の 銃 の
♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ
♪ ~
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ どう しよ も なく くだらない
♪ この 素晴らしい 世界 に
♪ たった 今 生き て いる から
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ すべて の 本当 と 嘘 を
♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う
♪ しらけ た 面 が 並 ん でる
♪ からっぽ の この 街 で
♪ すべて の 若者 は 行った
♪ 風 の 無い この 夜 に
♪ 何 か を 変えよ う と し てる から
♪ ~
( サスケ ) ハァ ~ !
( ナルト ) ぐ は っ !
♪ ~
が っ !
♪ ~
《 この 先 が どんな 闇 だ ろ う と
俺 は 突き進 ん で やる 。
どんな こと が あって も 力 を 手 に 入れ て やる 》
《 だいぶ 遅く なっちゃ っ た な 》
♪ ~
《 何 だ ? 今 誰 かい た よう な 気 が … 》
《 明かり が … 。
まだ 寝る よう な 時間 じゃ ない のに 》
♪ ~
これ は !
な … 何 だ よ ? これ 。
《 何 な ん だ よ ! ? 一体 ! 》
あっ 。
おじさん … おばさん … 。
父さん … 母 さん … 。
♪ ~
父さん ? 母 さん ?
♪ ~
≪ ( 物音 )
♪ ~
《 誰 か いる … 》
♪ ~
《 動け … 。
動け !
動け 》
♪ ~
父さん ! 母 さん !
♪ ~
♪ ~
兄さん !
兄さん ! 父さん と 母 さん が !
何で ? どう し て ?
一体 誰 が … 。
♪ ~
兄さん 何 を ?
♪ ~
何 する ん だ よ ? 兄さん 。
( イタチ ) 愚か なる 弟 よ 。
( 鼓動 )
( イタチ ) 《 万華鏡 写 輪 眼 ! 》
( 刺さる 音 )
う あ ~ ~ !
やめ て ~ ! 兄 さ ~ ん !
こんな の 見せ ない で ~ !
どう し て …
どう し て 兄さん が … 。
( 斬る 音 )
う あ ~ ~
( 倒れる 音 )
ハァ ハァ ハァ … 。
どう し て …
どう し て 兄さん が … 。
( イタチ ) 己 の 器 を 量る ため だ 。
器 を 量る … ?
それ だけ … 。
それ だけ の ため に
みんな を … 。
( イタチ ) それ が 重要 な の だ 。
何 だ ? それ … 。
う わ ~ ! ふざけ ん な ~ !
♪ ~
♪ ~
《 怖い … 怖い ! 》
う わ ~~ !
♪ ~
あ ~ !
殺さ ない で ~~ !
♪ ~
♪ ~
うそ だ … こんな の 兄さん じゃ ない !
だって … 。
お前 が 望む よう な 兄 を 演じ 続け て き た の は
お前 の 器 を 確かめる ため だ 。
お前 は 俺 の 器 を 確かめる ため の 相手 に なる 。
そう いう 可能 性 を 秘め て いる 。
俺 を 疎 ま しく 思い 俺 を 憎 ん で い た 。
この 俺 を 超える こと を 望み 続け て い た 。
だからこそ 生かし て やる 。
俺 の ため に 。
お前 も 俺 と 同じ 万華鏡 写 輪 眼 を 開眼 し うる 者 だ 。
( イタチ ) ただし それ に は 条件 が ある 。
最も 親しい 友 を … 。
( 風 の 音 )
そんな … 。
( イタチ ) この … 俺 の よう に な 。
はっ 。
( ヤシロ ) < 昨夜 南 賀 ノ 川 に 身投げ し て 自殺 し た
うち は シスイ に つい て だ >
( イナビ ) < 会合 に 来 なかった もう 一 人 が その シスイ だ 。
確か お前 は
シスイ を 実の 兄 の よう に 慕って た な >
あれ … 兄さん が …
兄さん が シスイ さん を ?
そう だ その おかげ で この 眼 を 手 に 入れ た 。
( イタチ ) 南 賀 ノ 神社 本堂
その 右 奥 から 7 枚 目 の 畳 の 下 に
一族 の 集会 場 が ある 。
そこ に この うち は 一族 の 瞳 術 が
本来 何 の ため に 存在 する の か
その 本当 の 秘密 が 記さ れ て いる 。
《 本当 の 秘密 … 》
( イタチ ) お前 が 開眼 すれ ば
俺 を 含め 万華鏡 写 輪 眼 を 扱う 者 は
3 人 に なる 。
そう なれ ば … フッ …
お前 を 生かし て おく 意味 も ある 。
だが 今 の … 。
はっ !
貴 様 など 殺す 価値 も ない 。
愚か なる 弟 よ 。
この 俺 を 殺し たく ば 恨め 憎 め 。
そして 醜く 生き延びる が いい 。
逃げ て 逃げ て 生 に しがみつく が いい 。
そして いつか 俺 と 同じ 眼 を 持って
俺 の 前 に 来い 。
ハァ ハァ ハァ … 。
《 夢 … 》
痛 っ 。
( 看護 師 1 ) そう … 。 ( 看護 師 2 ) そう な の よ 。
助かった の あの 子 だけ な ん です って 。
( 看護 師 1 ) 確か お 兄さん が い た わ よ ね ? あの 子 。
( 看護 師 2 ) それ が 行方 が 分から ない ん です って 。
( 看護 師 1 ) あぁ … 。
まさか あの 名門 の うち は 一族 が ねぇ 。
ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
( ウルチ ) や ぁ サスケ ちゃん きょう は 何 買い に 来た ん だい ?
♪ ~
♪ ~
( ウルチ ) < サスケ ちゃん これ から 学校 かい ? >
< うん >
< さっき イタチ ちゃん 見 た けど 立派 に なった ねぇ 。
もう 一流 の 忍 だ よ 。
7 歳 で アカデミー を 首席 で 卒業 し て
10 歳 で 中 忍 に 昇格 し た ん だ よ ね >
< 8 歳 で 写 輪 眼 が 使える よう に なった ん だ >
< そう だった ねぇ 。
あたし ら うち は 一族 の 誇り だ よ あの 子 は >
♪ ~
( 雷鳴 )
♪ ~
( ミコト ) < お かえり サスケ >
♪ ~
♪ ~
( ミコト ) < サスケ … ちょっと 待って >
< 何 ?
痛 っ >
< ウフフ … >
≪ ( 物音 )
母 さん ! ( 雷鳴 )
( 猫 の 鳴き声 )
♪ ~
< じゃあ 何で 兄さん ばっかり ! >
< は ぁ … 。
兄さん は 兄さん あなた は あなた よ 。
父さん は いつも あなた たち の こと を 気 に かけ てる わ >
♪ ~
( 雷鳴 )
♪ ~
( 雷鳴 )
♪ ~
( イタチ ) < 南 賀 ノ 神社 本堂 >
( イタチ ) < その 右 奥 から 7 枚 目 の 畳 の 下 に
一族 秘密 の 集会 場 が ある >
そう か … 。
そう いう こと か … 。
( チョウジ ) ねぇ シカマル 放 課 後 駄菓子 屋 行か ない ?
( シカマル ) あぁ 無理 無理 。
そりゃ お前 の 母ちゃん は 優しい から いい けど よ
うち の おかん に 帰り の 買い食い が バレ たら
めん どくせ ぇ ことに なる から よ 。
( 生徒 1 ) 知って る か ? うち は 一族 って
みんな 殺さ れ た らしい ぜ 。 ( 生徒 2 ) うん 。
父ちゃん も 言って た 。
( 生徒 1 ) 生き残った の あいつ だけ な ん だって さ 。
♪ ~
( フガク ) < さすが 俺 の 子 だ >
( ミコト ) < あなた の こと ばかり 話し てる の よ 父さん >
♪ ~
母 さん と どんな 話し て た ん だ ろ ?
父さん 。
♪ ~
( イタチ ) < この 俺 を 殺し たく ば 恨め 憎め >
《 兄さん … 》
《 あんた を 殺す ため なら この 先 が どんな 闇 だ ろ う と
俺 は 突き進 ん で やる 。
どんな こと が あって も 力 を 手 に 入れ て やる !
今 から 俺 は 復しゅう 者 だ ! 》
( ネジ ) < サスケ は 今 闇 の 中 に いる 。
こんな 所 に 止まって い て は サスケ に 追いつ け なく なる >
♪ ~
( せきこみ )
♪ ~
《 ネジ … お前 の 言った とおり だ 。
あいつ は 今 闇 ん 中 に いる み て ぇ だ 。
本気 で くれ や が って … チクショ ~ ! 》
♪ ~
もう 俺 って ば
お前 に とって 仲間 でも 何でも ねえ の か よ ?
俺 たち 第 七 班 で やって き た こと は
全部 何 の 意味 も なかった の か よ ! ?
いや … 。
《 どんな こと が あって も 力 を 手 に 入れ て やる ! 》
無意味 じゃ ない 。
俺 に とって お前 は 最も …
親しい 友 に なった … 。
友 に なった … ?
だったら 何で … 。
だからこそ だ 。
だからこそ お前 に は
倒す 価値 が ある 。
♪ ~
何 か 分か ん ねえ けど
俺 と 本気 で やろ う って の は 分かった ぜ 。
サスケ よ !
♪ ~
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ 一つ一つ 思い出せ ば
♪ 全て わかって い た 気 が し て い た のに
♪ 色褪せ た 言葉 は
♪ 僕 の すぐ そば に 置 い て あった
♪ 答え の 出 ない 夜 と
♪ 一片 の 温もり と
♪ 遥か 彼方 の 憧れ と
♪ ただ それ だけ を
♪ 繰り返し 僕 は 生き て いる
♪ ~
♪ この 両手 に 抱え て いる もの
♪ 時 の しずく
♪ そっと 握り締め て 忘れ た 記憶
♪ 失 くし た 言葉
♪ ~
♪ この 思い は
〈 お前 は 本気 で 俺 を やろ う って ん だ な 。
今 は もう さっき の お前 の ことば が
ホント だった の か さえ 俺 に は 分か ん ねえ 。
もしかしたら 勝手 に 友達 だ と 思って い た の は
俺 だけ かも しん ねえ !
だったら 俺 …
すげ ぇ ダセェ じゃ ねえ か よ !
なぁ サスケ ! 〉