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ナルト, Naruto Episode 204

Naruto Episode 204

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ

♪ ~

♪ ずっと 側 に い た から

♪ 空 い た 隙間 大き すぎ て

♪ 生意気 な 君 の 素直 な 返事

♪ 「 また ね … 」 が 淋しい

♪ 見慣れ ない 街 で 泣 い てる なら

♪ 側 に い なく て も

♪ 笑顔 は 届け たい

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ

♪ こんなに も 近く に 感じ てる

♪ ふた つ の 想い

( 紅 ) あっ 。

♪ ~

( 八雲 ) 《 先生 お 願い ! 》

( 鼓動 ) ( 紅 ) う っ … 。

( 鼓動 )

《 フッ フフ フフ … 》

( 紅 ) あ ~ ~ !

( 暗部 ) 何 だ ?

( ナルト ) あぁ ~ ! 心臓 が ! 俺 の … 俺 の 心臓 が ~ !

ハァ ハァ … あれ ? 何とも ない って ば よ 。

( 暗部 ) こら また お前 か !

変化 の 術 で 紅 に 化ける と は 。

なぁ さっき の は 一体 何 な ん だって ば よ ?

( 暗部 ) 黙れ よけい な 詮索 は する な 。

その ほう が 身 の ため だ 。

ん ?

おい 。

あんた が 八雲 ? そう な ん だ ろ ?

あんた に 紅 先生 の こと で 聞き たい こと が ある ん だって ば よ 。

だっ !

く っそ … 。

♪ ~

あっ … 。

ここ は アカデミー の 廊下 だって ば よ 。

( 八雲 ) 先生 お 願い です !

あっ 。

( 八雲 ) どう し て 私 じゃ ダメ な ん です か ?

紅 先生 ?

( 八雲 ) 私 は どう し て も 忍者 に なり たい ん です !

なら なきゃ なら ない ん です !

諦め なさい と 言った はず よ 。

嫌 です !

では 封印 術 を 施し

あなた の 力 を 封じる しか あり ませ ん 。

えっ ? えっ ?

紅 先生 ! 何で だって ば よ ! ?

( 何 か を たたく 音 ) だっ !

( 何 か を たたく 音 ) あぁ ~ !

( 何 か を たたく 音 ) あ ~ ~

あ ? サクラ ちゃん ?

あの ここ は … どこ ?

俺 って ば どう し て こんな 所 で 寝 てる ん だ ?

そう だ ! 紅 先生 が 刺さ れ て そん で 俺 の 心臓 が 飛び出し て

… って いや 違う … あの 姉ちゃん は ?

八雲 は ?

( サクラ ) は ぁ ~ 全く 覚え て ない みたい ね 。

あんた 特別 警護 中 の 山荘 に 無断 で 入り込 ん で 捕まった の よ !

は ? 暗部 が 動 い てん だ から

命 が あった だけ でも ありがたい と 思い なさい よ ね 。

そう だ !

今 見 た 夢 妙に リアル だった けど … 。

あの 山荘 に い た 姉ちゃん に 間違い ねえ って ば よ 。

何 寝ぼけ た こ と 言って る の 。

いいかげん に し ない と 気 つけ 薬 打っちゃ う わ よ 。

こんな こと し て らん ねえ って ば よ !

待ち なさい よ !

まだ 薬 が 抜け て ない ん だ から !

先生 ! 紅 先生 !

( ガイ ) 紅 なら もう 出かけ た ぞ 。 えっ ?

( ガイ ) せっかく 早起き し た ん だ 。

どう だ ? 今 から 早朝 マラソン に つきあわ ん か ?

今 それ どころ じゃ ない ん だって ば 。

朝 の マラソン は いい ぞ 。

一 晩 の 睡眠 で 体 に たまった 不純 物 を

汗 と 共に 発散 さ せ て くれる ん だ 。

う っ ! あぁ … 。

それ より 紅 先生 は どこ に 行った ん だって ば よ ?

そう いえ ば 見舞い に 行く と か 言って た な 。

昔 世話 し た 生徒 が 体 を 壊し た と か で 。

あっ … 八雲 ん と こ だ 。

じゃあ 朝 の 体操 ぐらい つきあえ 。

朝 の 体操 は 一 晩 の 睡眠 で 体 に たまった 不純 物 を

汗 と 共に 発散 さ せ て … 。

紅 先生 !

あっ ちょ … オラ !

ハァ ハァ ハァ … 。

紅 先生 に 聞き たい こと が ある ん だ 。

ナルト もう これ 以上 私 の こと に 首 を 突っ込ま ない で 。

きのう 俺 八雲 ん 所 へ 行った ん だ 。

その せい か どう か は 分か ん ねえ けど

さっき 妙に リアル な 夢 を 見 た ん だ 。

( 紅 ) 夢 ? ああ 。

紅 先生 が 八雲 に 忍者 に なる の を 諦め ねえ ん なら

封印 術 を 使う って いう 夢 。

あっ 。

悪い けど 急ぐ から 。

えっ いや ちょっと … ちょっと 待って くれよ !

あなた に は 関係ない こと 。

そんな こと ねえ って ば よ 。

紅 先生 が やめる って いう んで ヒナタ も キバ も シノ も

みんな 悩 ん でる ん だ !

紅 先生 が 八 班 を やめよ う と し て ん の は

あの 八雲 って 姉ちゃん と 何 か 関係 ある ん じゃ ねえ の か ?

あなた が 見 た の は ただ の 夢 なんか じゃ ない 。

えっ ?

私 は 封印 術 を 使って

教え子 の 能力 を 奪った の よ 。

うそ だ ろ そんな こと … 。

もう 1 年 以上 も 前 の こと よ 。

個人 指導 を する こと に なった 八雲 と いう 少女 の …

幻 術 使い に な ろ う と し て た 彼女 の 夢 を …

私 が この 手 で 潰し た 。

うそ だ !

こんな 私 に

第 八 班 の 下 忍 たち の 命 を 預かる 資格 など ない わ 。

でも どう し て ?

さ ぁ どき なさい 私 の 話 は ここ まで よ 。

そんな … でも まだ 聞き たい こと が !

しかたない 。

どう なって る ん だって ば よ ?

う わ っ !

ぐ ぐ ぐ … ! 外れ ねえ 。

紅 先生 !

ひで ぇ って ば よ ~ !

( 暗部 ) すでに 取り囲ま れ て いる 。

里 に 緊急 報告 を 。 ( 忍 1 ) はい 。

( 暗部 ) そこ か !

♪ ~

( 忍 2 ) う わ ~ ! ( 忍 3 ) う お っ !

( 忍 4 ) う あっ ! ( 忍 5 ) う っ !

( 忍 6 ) う っ !

♪ ~

( 暗部 ) 何 ?

♪ ~

( 暗部 ) う っ … 。

う っ ! ( 忍 7 ) う ぅ !

♪ ~

頼 ん だ ぞ 。

何 ! ? う っ … ぐ っ … 。

あぁ … 。

急げ … 火影 様 の 元 へ … 。

( 絵 を 描く 音 )

( 絵 を 描く 音 )

( 絵 を 描く 音 )

( 忍 ) 八雲 一緒に 来 て もら お う 。

( 絵 を 描く 音 )

♪ ~

ふ ぅ ~ ナルト ったら 。

った く 一晩 中 看病 し た お 礼 ぐらい 言い なさい って の よ 。

( 伝書ばと が 羽ばたく 音 ) ん ?

えっ ?

う っ … う わ ~~

( 綱 手 ) そろそろ 茶 の 時間 に せんか ?

( シズネ ) この 書類 の 処理 が 終わって から です 。

ん ~ … 何で こんなに 仕事 が ある か なぁ 。

( シズネ ) 綱 手 様 が ちゃ っちゃ と 片づけ ない から です 。

緊急 連絡 用 の 伝書ばと が ! 何 ! ?

里見 ヶ 丘 の 山荘 から だ 。

八雲 の 身 に 何 か が 起こった 。

♪ ~

( 綱 手 ) < 木 ノ 葉 隠れ の 里 が 保護 し て いる 人物

鞍馬 八雲 が 誘拐 さ れ た 可能 性 が ある 。

里見 ヶ 丘 の 山荘 に 向かい 八雲 を 確保 する ん だ >

< あっ … 鞍馬 八雲 。

確か 昔 紅 が 預かって い た 娘 で し た ね >

< うん 鞍馬 一族 宗 家 ムラ クモ の 一 人 娘 だ >

( ヒナタ ) < あ … あの 鞍馬 一族 って … >

< お前 たち が 知ら ない の も 無理 は ない 。

かつて は 里 でも 一 大 勢力 を 誇る 名門 だった が

今 で は 見る 影 も ない 。

その きっかけ と なった の が

1 年 ほど 前 の 宗 家 ムラ クモ と その 妻 の 死去 だった 。

その 後 一門 は バラバラ に なった と 聞く >

( キバ ) < 宗 家 の 一 人 娘 が 誘拐 さ れ た って こと は

その 鞍馬 一族 の 秘伝 忍術 と か が 狙わ れ てる って こと か ? >

< それ は … >

< 三 代 目 から の 申し送り の 書類 に よる と

彼女 の 幻 術 忍者 と し て の 潜在 能力 は

危険 極まりない もの らしい > ( ヒナタ ・ キバ ) < あっ … >

< つまり その 能力 を 目覚め させる こと が でき れ ば

強力 な 戦力 と なる わけ だ >

( シノ ) < その 力 を 求める や から が い て も

おかしく は ない と いう こと か >

< 両親 が 亡くなら れ て から は

里 の ほう で 警護 態勢 を とって 預かって い た ん です >

< よし 任せ て おけ !

少女 に 涙 は 流さ せ ない !

この 木 ノ 葉 の 碧 い 猛獣 マイト ・ ガイ が

必ず 救出 し て み せる ! >

< サクラ お前 も 一緒 に 行け > < えっ ? >

( ガイ ) < えっ ? > ( 綱 手 ) < 八雲 を 保護 し たら

彼女 の 容体 を 診る 者 が 必要 に なる 。

それ は 医療 忍者 の 心得 が ある 者 しか でき ない >

< あっ はい ! >

《 この 任務 今 まで 師匠 に し て いた だい た 修業 の 成果 を

見せる チャンス ! 》

う わ っ !

( キバ ・ ヒナタ ) あっ 。

う ~ ん … 痛 ぁ ~。

痛 ぁ ~ って 木 の 根 に でも つまず い た か ?

何 ? これ 。

ナ … ナルト 君 !

( キバ ) あぁ … こんな 所 で 寝込み や が って 。

( 赤 丸 の ほえ 声 )

アッハハハハ … ! いい ぞ 赤 丸 !

ブッ … フッ !

( ヒナタ ) 《 ナルト 君 … 》

( 赤 丸 の ほえ 声 )

これ は 幻 術 に 落ち てる わ ! ( キバ ・ ヒナタ ) あっ 。

解 !

ん ~ … 。

あれ ? サクラ ちゃん … 。

し ょっ ぱっ !

な … 何 だって ば よ ? これ !

って か … 俺 って ば また 寝 て た の か ?

何 寝ぼけ て ん の よ !

( シノ ) お前 は 幻 術 に かかって いた ん だ 。

幻 術 ?

だ ぁ ~ !

俺 って ば 里見 山荘 に 向かって た 紅 先生 を 追っかけ て

話 聞い て もら お う と し て た ん だ 。

里見 山荘 だ と ?

では 紅 は 1 人 で 向かった の か ?

ああ たぶん 。

何 も 知ら ず に 向かった の だ と し たら

紅 も 危ない ぞ 。 えっ ?

♪ ~

( 紅 ) 《 様子 が 変 だ わ … 》

♪ ~

( 紅 ) 《 何者 か が いる !

くそ … 1 人 で 来 た の は 失敗 だった か 。

だが 里 に 戻って る 猶予 は ない 。

恐らく 賊 の 狙い は 八雲 》

何 ! ?

♪ ~

しまった ! う っ !

♪ ~

あっ 。

( 忍 ) 悪い が そな た に

われわれ の 仕事 の 邪魔 を さ せる わけ に は いか ん 。

よっ … 。

( 紅 ) それ で 私 を 捕まえ た つもり ?

何 ! ?

( 紅 ) 捕らえ られ た の は お前 の ほう だ !

( 忍 ) あっ 。

♪ ~

う あ ~ ! う ぅ … 。

あぁ … 。

♪ ~

は ぁ ~。

敵 も 幻 術 使い 。

負ける わけ に は いか ない わ ね 。

♪ ~

この 気配 は … 。

♪ ~

あっ 。

♪ ~

♪ ~

2 人 と も 幻 術 に 落ち て いる 。

≪ ( 八雲 の 泣き声 ) ( 紅 ) あっ 。

( 八雲 の 泣き声 )

八雲 ? 八雲 な の ?

( 八雲 の 泣き声 )

あっ 。

( 泣き声 )

無事 だった の ね 。

( 八雲 ) 助け て !

( 八雲 の 泣き声 )

もう 大丈夫 よ 八雲 。

あなた の こと は 私 が 必ず 守って み せる 。

紅 先生 … 。

( 泣き声 )

( 雲海 ) 解 !

( 忍 ) う っ … くっ … あっ 。

幻 術 返し を 食らった な ?

( 忍 ) め … 面目ない 。

さすが 上 忍 … いや

夕日 紅 と いう べき だ ろ う な 。

油断 する な !

木 ノ 葉 の 里 に 気取ら れ た と 考える べき だ ろ う 。

( 忍 たち ) はっ !

( 雲海 ) 《 八雲 を 連れ に 行った 2 人 も 戻ら ない 。

多少 手荒 な まね も この 際 しかたない か 》

同じ 里 の 者 と は いえ

われわれ は 何と して も 八雲 を 手 に 入れる いい か ?

( 忍 たち ) はっ !

あっ 。 ( キバ ) どう し た ? ヒナタ !

( シノ ) 何 か 見え た か ?

山荘 が 何者 か に 襲わ れ てる 。

表 に は 4 人 山荘 に も 4 人 。

山荘 の 中 に いる うち の 2 人 は 紅 と 八雲 か ?

きっと そう だって ば よ !

《 紅 先生 一体 何 が 起き た ん だ ! ? 》

《 教え て くれ って ば よ ! 》

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は

♪ いつも 近く で

♪ 笑って いる から

♪ ~

♪ 形 の 無い 喜び を 見つけ たい から

♪ かけぬけ て 行く 槍 の 雨 が 降って も

♪ 言葉 に なら ない この 大きな 夢 を

♪ 叶え て み せる 傷 が 深く なって も

♪ 信じ 続け て 今 の 僕等 は ある から

♪ 目 を そらさ ず 走り 続け て やる

♪ もしも 未来 に 光 が 無い と 言わ れ て も

♪ 変え て み せる 全て の 思い で

♪ 照らす よ 今 すぐ

♪ きっと 風 は 僕ら の 心 を 試し て いる ん だ ろ う

♪ そっと 心 の 中 で 手のひら を 握りしめ た

♪ きっと 君 は 涙 の 答え を

♪ 探し て いる ん だ ろ う

♪ ずっと 夢 は 近く で 答え を つか ん で 待って る

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は

♪ いつも 近く で 笑って いる から

♪ ~

( 紅 ) 〈 驚 い た わ ね まさか 侵入 者 の 正体 が あなた たち だった なんて 。

でも いかなる 理由 が あ ろ う と も 八雲 は 渡さ ない 。

この 子 は 私 が 三 代 目 から 預かった 子 。

たとえ あなた たち が 幻 術 使い の 名手 でも

持てる 力 の すべて を 使って

必ず この 子 を 守って み せる 〉

( 男性 1 ) 今 何 時 ? ( 男性 2 ) 2 時 ぐらい 。

団体 戦 の 準 決勝 し てる ところ 。

( 男性 3 ) スタンダード の A 級 戦 は 3 時 から だって 。

( 男性 4 ) 出場 選手 の 名簿 見 たら 釘宮 組 が い た から 驚 い た よ 。

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Naruto Episode 204 Naruto avsnitt 204

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ ゆらゆら||ひずみ|||から|

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ きみ||もと||と|||

♪ ~

♪ ずっと 側 に い た から |がわ||||

♪ 空 い た 隙間 大き すぎ て から|||すきま|おおき||

♪ 生意気 な 君 の 素直 な 返事 なまいき||きみ||すなお||へんじ

♪ 「 また ね … 」 が 淋しい |||さびしい

♪ 見慣れ ない 街 で 泣 い てる なら みなれ||がい||なき|||

♪ 側 に い なく て も がわ|||||

♪ 笑顔 は 届け たい えがお||とどけ|

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ ゆらゆら||ひずみ|||から|

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ きみ||もと||と|||

♪ こんなに も 近く に 感じ てる ||ちかく||かんじ|

♪ ふた つ の 想い |||おもい

( 紅 ) あっ 。 くれない|

♪ ~

( 八雲 ) 《 先生 お 願い ! 》 やくも|せんせい||ねがい

( 鼓動 ) ( 紅 ) う っ … 。 こどう|くれない||

( 鼓動 ) こどう

《 フッ フフ フフ … 》

( 紅 ) あ ~ ~ ! くれない|

( 暗部 ) 何 だ ? あんぶ|なん|

( ナルト ) あぁ ~ ! 心臓 が ! 俺 の … 俺 の 心臓 が ~ ! ||しんぞう||おれ||おれ||しんぞう|

ハァ ハァ … あれ ? 何とも ない って ば よ 。 |||なんとも||||

( 暗部 ) こら また お前 か ! あんぶ|||おまえ|

変化 の 術 で 紅 に 化ける と は 。 へんか||じゅつ||くれない||ばける||

なぁ さっき の は 一体 何 な ん だって ば よ ? ||||いったい|なん|||||

( 暗部 ) 黙れ よけい な 詮索 は する な 。 あんぶ|だまれ|||せんさく|||

その ほう が 身 の ため だ 。 |||み|||

ん ?

おい 。

あんた が 八雲 ? そう な ん だ ろ ? ||やくも|||||

あんた に 紅 先生 の こと で 聞き たい こと が ある ん だって ば よ 。 ||くれない|せんせい||||きき||||||||

だっ !

く っそ … 。

♪ ~

あっ … 。

ここ は アカデミー の 廊下 だって ば よ 。 ||あかでみー||ろうか|||

( 八雲 ) 先生 お 願い です ! やくも|せんせい||ねがい|

あっ 。

( 八雲 ) どう し て 私 じゃ ダメ な ん です か ? やくも||||わたくし||だめ||||

紅 先生 ? くれない|せんせい

( 八雲 ) 私 は どう し て も 忍者 に なり たい ん です ! やくも|わたくし||||||にんじゃ|||||

なら なきゃ なら ない ん です !

諦め なさい と 言った はず よ 。 あきらめ|||いった||

嫌 です ! いや|

では 封印 術 を 施し |ふういん|じゅつ||ほどこし

あなた の 力 を 封じる しか あり ませ ん 。 ||ちから||ふうじる||||

えっ ? えっ ?

紅 先生 ! 何で だって ば よ ! ? くれない|せんせい|なんで|||

( 何 か を たたく 音 ) だっ ! なん||||おと|

( 何 か を たたく 音 ) あぁ ~ ! なん||||おと|

( 何 か を たたく 音 ) あ ~ ~ なん||||おと|

あ ? サクラ ちゃん ? |さくら|

あの ここ は … どこ ?

俺 って ば どう し て こんな 所 で 寝 てる ん だ ? おれ|||||||しょ||ね|||

そう だ ! 紅 先生 が 刺さ れ て そん で 俺 の 心臓 が 飛び出し て ||くれない|せんせい||ささ|||||おれ||しんぞう||とびだし|

… って いや 違う … あの 姉ちゃん は ? ||ちがう||ねえちゃん|

八雲 は ? やくも|

( サクラ ) は ぁ ~ 全く 覚え て ない みたい ね 。 |||まったく|おぼえ||||

あんた 特別 警護 中 の 山荘 に 無断 で 入り込 ん で 捕まった の よ ! |とくべつ|けいご|なか||さんそう||むだん||はいりこ|||つかまった||

は ? 暗部 が 動 い てん だ から |あんぶ||どう||||

命 が あった だけ でも ありがたい と 思い なさい よ ね 。 いのち|||||||おもい|||

そう だ !

今 見 た 夢 妙に リアル だった けど … 。 いま|み||ゆめ|みょうに|りある||

あの 山荘 に い た 姉ちゃん に 間違い ねえ って ば よ 。 |さんそう||||ねえちゃん||まちがい||||

何 寝ぼけ た こ と 言って る の 。 なん|ねぼけ||||いって||

いいかげん に し ない と 気 つけ 薬 打っちゃ う わ よ 。 |||||き||くすり|うっちゃ|||

こんな こと し て らん ねえ って ば よ !

待ち なさい よ ! まち||

まだ 薬 が 抜け て ない ん だ から ! |くすり||ぬけ|||||

先生 ! 紅 先生 ! せんせい|くれない|せんせい

( ガイ ) 紅 なら もう 出かけ た ぞ 。 えっ ? |くれない|||でかけ|||

( ガイ ) せっかく 早起き し た ん だ 。 ||はやおき||||

どう だ ? 今 から 早朝 マラソン に つきあわ ん か ? ||いま||そうちょう|まらそん||||

今 それ どころ じゃ ない ん だって ば 。 いま|||||||

朝 の マラソン は いい ぞ 。 あさ||まらそん|||

一 晩 の 睡眠 で 体 に たまった 不純 物 を ひと|ばん||すいみん||からだ|||ふじゅん|ぶつ|

汗 と 共に 発散 さ せ て くれる ん だ 。 あせ||ともに|はっさん||||||

う っ ! あぁ … 。

それ より 紅 先生 は どこ に 行った ん だって ば よ ? ||くれない|せんせい||||おこなった||||

そう いえ ば 見舞い に 行く と か 言って た な 。 |||みまい||いく|||いって||

昔 世話 し た 生徒 が 体 を 壊し た と か で 。 むかし|せわ|||せいと||からだ||こわし||||

あっ … 八雲 ん と こ だ 。 |やくも||||

じゃあ 朝 の 体操 ぐらい つきあえ 。 |あさ||たいそう||

朝 の 体操 は 一 晩 の 睡眠 で 体 に たまった 不純 物 を あさ||たいそう||ひと|ばん||すいみん||からだ|||ふじゅん|ぶつ|

汗 と 共に 発散 さ せ て … 。 あせ||ともに|はっさん|||

紅 先生 ! くれない|せんせい

あっ ちょ … オラ !

ハァ ハァ ハァ … 。

紅 先生 に 聞き たい こと が ある ん だ 。 くれない|せんせい||きき||||||

ナルト もう これ 以上 私 の こと に 首 を 突っ込ま ない で 。 |||いじょう|わたくし||||くび||つっこま||

きのう 俺 八雲 ん 所 へ 行った ん だ 。 |おれ|やくも||しょ||おこなった||

その せい か どう か は 分か ん ねえ けど ||||||わか|||

さっき 妙に リアル な 夢 を 見 た ん だ 。 |みょうに|りある||ゆめ||み|||

( 紅 ) 夢 ? ああ 。 くれない|ゆめ|

紅 先生 が 八雲 に 忍者 に なる の を 諦め ねえ ん なら くれない|せんせい||やくも||にんじゃ|||||あきらめ|||

封印 術 を 使う って いう 夢 。 ふういん|じゅつ||つかう|||ゆめ

あっ 。

悪い けど 急ぐ から 。 わるい||いそぐ|

えっ いや ちょっと … ちょっと 待って くれよ ! ||||まって|

あなた に は 関係ない こと 。 |||かんけいない|

そんな こと ねえ って ば よ 。

紅 先生 が やめる って いう んで ヒナタ も キバ も シノ も くれない|せんせい||||||||||しの|

みんな 悩 ん でる ん だ ! |なや||||

紅 先生 が 八 班 を やめよ う と し て ん の は くれない|せんせい||やっ|はん|||||||||

あの 八雲 って 姉ちゃん と 何 か 関係 ある ん じゃ ねえ の か ? |やくも||ねえちゃん||なん||かんけい||||||

あなた が 見 た の は ただ の 夢 なんか じゃ ない 。 ||み||||||ゆめ|||

えっ ?

私 は 封印 術 を 使って わたくし||ふういん|じゅつ||つかって

教え子 の 能力 を 奪った の よ 。 おしえご||のうりょく||うばった||

うそ だ ろ そんな こと … 。

もう 1 年 以上 も 前 の こと よ 。 |とし|いじょう||ぜん|||

個人 指導 を する こと に なった 八雲 と いう 少女 の … こじん|しどう||||||やくも|||しょうじょ|

幻 術 使い に な ろ う と し て た 彼女 の 夢 を … まぼろし|じゅつ|つかい|||||||||かのじょ||ゆめ|

私 が この 手 で 潰し た 。 わたくし|||て||つぶし|

うそ だ !

こんな 私 に |わたくし|

第 八 班 の 下 忍 たち の 命 を 預かる 資格 など ない わ 。 だい|やっ|はん||した|おし|||いのち||あずかる|しかく|||

でも どう し て ?

さ ぁ どき なさい 私 の 話 は ここ まで よ 。 ||||わたくし||はなし||||

そんな … でも まだ 聞き たい こと が ! |||きき|||

しかたない 。

どう なって る ん だって ば よ ?

う わ っ !

ぐ ぐ ぐ … ! 外れ ねえ 。 |||はずれ|

紅 先生 ! くれない|せんせい

ひで ぇ って ば よ ~ !

( 暗部 ) すでに 取り囲ま れ て いる 。 あんぶ||とりかこま|||

里 に 緊急 報告 を 。 ( 忍 1 ) はい 。 さと||きんきゅう|ほうこく||おし|

( 暗部 ) そこ か ! あんぶ||

♪ ~

( 忍 2 ) う わ ~ ! ( 忍 3 ) う お っ ! おし|||おし|||

( 忍 4 ) う あっ ! ( 忍 5 ) う っ ! おし|||おし||

( 忍 6 ) う っ ! おし||

♪ ~

( 暗部 ) 何 ? あんぶ|なん

♪ ~

( 暗部 ) う っ … 。 あんぶ||

う っ ! ( 忍 7 ) う ぅ ! ||おし||

♪ ~

頼 ん だ ぞ 。 たの|||

何 ! ? う っ … ぐ っ … 。 なん||||

あぁ … 。

急げ … 火影 様 の 元 へ … 。 いそげ|ほかげ|さま||もと|

( 絵 を 描く 音 ) え||えがく|おと

( 絵 を 描く 音 ) え||えがく|おと

( 絵 を 描く 音 ) え||えがく|おと

( 忍 ) 八雲 一緒に 来 て もら お う 。 おし|やくも|いっしょに|らい||||

( 絵 を 描く 音 ) え||えがく|おと

♪ ~

ふ ぅ ~ ナルト ったら 。

った く 一晩 中 看病 し た お 礼 ぐらい 言い なさい って の よ 。 ||ひとばん|なか|かんびょう||||れい||いい||||

( 伝書ばと が 羽ばたく 音 ) ん ? でんしょばと||はばたく|おと|

えっ ?

う っ … う わ ~~

( 綱 手 ) そろそろ 茶 の 時間 に せんか ? つな|て||ちゃ||じかん||

( シズネ ) この 書類 の 処理 が 終わって から です 。 ||しょるい||しょり||おわって||

ん ~ … 何で こんなに 仕事 が ある か なぁ 。 |なんで||しごと||||

( シズネ ) 綱 手 様 が ちゃ っちゃ と 片づけ ない から です 。 |つな|て|さま|||||かたづけ|||

緊急 連絡 用 の 伝書ばと が ! 何 ! ? きんきゅう|れんらく|よう||でんしょばと||なん

里見 ヶ 丘 の 山荘 から だ 。 さとみ||おか||さんそう||

八雲 の 身 に 何 か が 起こった 。 やくも||み||なん|||おこった

♪ ~

( 綱 手 ) < 木 ノ 葉 隠れ の 里 が 保護 し て いる 人物 つな|て|き||は|かくれ||さと||ほご||||じんぶつ

鞍馬 八雲 が 誘拐 さ れ た 可能 性 が ある 。 あんば|やくも||ゆうかい||||かのう|せい||

里見 ヶ 丘 の 山荘 に 向かい 八雲 を 確保 する ん だ > さとみ||おか||さんそう||むかい|やくも||かくほ|||

< あっ … 鞍馬 八雲 。 |あんば|やくも

確か 昔 紅 が 預かって い た 娘 で し た ね > たしか|むかし|くれない||あずかって|||むすめ||||

< うん 鞍馬 一族 宗 家 ムラ クモ の 一 人 娘 だ > |あんば|いちぞく|はじめ|いえ|むら|くも||ひと|じん|むすめ|

( ヒナタ ) < あ … あの 鞍馬 一族 って … > |||あんば|いちぞく|

< お前 たち が 知ら ない の も 無理 は ない 。 おまえ|||しら||||むり||

かつて は 里 でも 一 大 勢力 を 誇る 名門 だった が ||さと||ひと|だい|せいりょく||ほこる|めいもん||

今 で は 見る 影 も ない 。 いま|||みる|かげ||

その きっかけ と なった の が

1 年 ほど 前 の 宗 家 ムラ クモ と その 妻 の 死去 だった 。 とし||ぜん||はじめ|いえ|むら|くも|||つま||しきょ|

その 後 一門 は バラバラ に なった と 聞く > |あと|いちもん||ばらばら||||きく

( キバ ) < 宗 家 の 一 人 娘 が 誘拐 さ れ た って こと は |はじめ|いえ||ひと|じん|むすめ||ゆうかい||||||

その 鞍馬 一族 の 秘伝 忍術 と か が 狙わ れ てる って こと か ? > |あんば|いちぞく||ひでん|にんじゅつ||||ねらわ|||||

< それ は … >

< 三 代 目 から の 申し送り の 書類 に よる と みっ|だい|め|||もうしおくり||しょるい|||

彼女 の 幻 術 忍者 と し て の 潜在 能力 は かのじょ||まぼろし|じゅつ|にんじゃ|||||せんざい|のうりょく|

危険 極まりない もの らしい > ( ヒナタ ・ キバ ) < あっ … > きけん|きわまりない|||||

< つまり その 能力 を 目覚め させる こと が でき れ ば ||のうりょく||めざめ||||||

強力 な 戦力 と なる わけ だ > きょうりょく||せんりょく||||

( シノ ) < その 力 を 求める や から が い て も しの||ちから||もとめる||||||

おかしく は ない と いう こと か >

< 両親 が 亡くなら れ て から は りょうしん||なくなら||||

里 の ほう で 警護 態勢 を とって 預かって い た ん です > さと||||けいご|たいせい|||あずかって||||

< よし 任せ て おけ ! |まかせ||

少女 に 涙 は 流さ せ ない ! しょうじょ||なみだ||ながさ||

この 木 ノ 葉 の 碧 い 猛獣 マイト ・ ガイ が |き||は||みどり||もうじゅう|||

必ず 救出 し て み せる ! > かならず|きゅうしゅつ||||

< サクラ お前 も 一緒 に 行け > < えっ ? > さくら|おまえ||いっしょ||いけ|

( ガイ ) < えっ ? > ( 綱 手 ) < 八雲 を 保護 し たら ||つな|て|やくも||ほご||

彼女 の 容体 を 診る 者 が 必要 に なる 。 かのじょ||ようだい||みる|もの||ひつよう||

それ は 医療 忍者 の 心得 が ある 者 しか でき ない > ||いりょう|にんじゃ||こころえ|||もの|||

< あっ はい ! >

《 この 任務 今 まで 師匠 に し て いた だい た 修業 の 成果 を |にんむ|いま||ししょう|||||||しゅぎょう||せいか|

見せる チャンス ! 》 みせる|ちゃんす

う わ っ !

( キバ ・ ヒナタ ) あっ 。

う ~ ん … 痛 ぁ ~。 ||つう|

痛 ぁ ~ って 木 の 根 に でも つまず い た か ? つう|||き||ね||||||

何 ? これ 。 なん|

ナ … ナルト 君 ! ||きみ

( キバ ) あぁ … こんな 所 で 寝込み や が って 。 |||しょ||ねこみ|||

( 赤 丸 の ほえ 声 ) あか|まる|||こえ

アッハハハハ … ! いい ぞ 赤 丸 ! |||あか|まる

ブッ … フッ !

( ヒナタ ) 《 ナルト 君 … 》 ||きみ

( 赤 丸 の ほえ 声 ) あか|まる|||こえ

これ は 幻 術 に 落ち てる わ ! ( キバ ・ ヒナタ ) あっ 。 ||まぼろし|じゅつ||おち|||||

解 ! かい

ん ~ … 。

あれ ? サクラ ちゃん … 。 |さくら|

し ょっ ぱっ !

な … 何 だって ば よ ? これ ! |なん||||

って か … 俺 って ば また 寝 て た の か ? ||おれ||||ね||||

何 寝ぼけ て ん の よ ! なん|ねぼけ||||

( シノ ) お前 は 幻 術 に かかって いた ん だ 。 しの|おまえ||まぼろし|じゅつ|||||

幻 術 ? まぼろし|じゅつ

だ ぁ ~ !

俺 って ば 里見 山荘 に 向かって た 紅 先生 を 追っかけ て おれ|||さとみ|さんそう||むかって||くれない|せんせい||おっかけ|

話 聞い て もら お う と し て た ん だ 。 はなし|ききい||||||||||

里見 山荘 だ と ? さとみ|さんそう||

では 紅 は 1 人 で 向かった の か ? |くれない||じん||むかった||

ああ たぶん 。

何 も 知ら ず に 向かった の だ と し たら なん||しら|||むかった|||||

紅 も 危ない ぞ 。 えっ ? くれない||あぶない||

♪ ~

( 紅 ) 《 様子 が 変 だ わ … 》 くれない|ようす||へん||

♪ ~

( 紅 ) 《 何者 か が いる ! くれない|なにもの|||

くそ … 1 人 で 来 た の は 失敗 だった か 。 |じん||らい||||しっぱい||

だが 里 に 戻って る 猶予 は ない 。 |さと||もどって||ゆうよ||

恐らく 賊 の 狙い は 八雲 》 おそらく|ぞく||ねらい||やくも

何 ! ? なん

♪ ~

しまった ! う っ !

♪ ~

あっ 。

( 忍 ) 悪い が そな た に おし|わるい||||

われわれ の 仕事 の 邪魔 を さ せる わけ に は いか ん 。 ||しごと||じゃま||||||||

よっ … 。

( 紅 ) それ で 私 を 捕まえ た つもり ? くれない|||わたくし||つかまえ||

何 ! ? なん

( 紅 ) 捕らえ られ た の は お前 の ほう だ ! くれない|とらえ|||||おまえ|||

( 忍 ) あっ 。 おし|

♪ ~

う あ ~ ! う ぅ … 。

あぁ … 。

♪ ~

は ぁ ~。

敵 も 幻 術 使い 。 てき||まぼろし|じゅつ|つかい

負ける わけ に は いか ない わ ね 。 まける|||||||

♪ ~

この 気配 は … 。 |けはい|

♪ ~

あっ 。

♪ ~

♪ ~

2 人 と も 幻 術 に 落ち て いる 。 じん|||まぼろし|じゅつ||おち||

≪ ( 八雲 の 泣き声 ) ( 紅 ) あっ 。 やくも||なきごえ|くれない|

( 八雲 の 泣き声 ) やくも||なきごえ

八雲 ? 八雲 な の ? やくも|やくも||

( 八雲 の 泣き声 ) やくも||なきごえ

あっ 。

( 泣き声 ) なきごえ

無事 だった の ね 。 ぶじ|||

( 八雲 ) 助け て ! やくも|たすけ|

( 八雲 の 泣き声 ) やくも||なきごえ

もう 大丈夫 よ 八雲 。 |だいじょうぶ||やくも

あなた の こと は 私 が 必ず 守って み せる 。 ||||わたくし||かならず|まもって||

紅 先生 … 。 くれない|せんせい

( 泣き声 ) なきごえ

( 雲海 ) 解 ! うんかい|かい

( 忍 ) う っ … くっ … あっ 。 おし||||

幻 術 返し を 食らった な ? まぼろし|じゅつ|かえし||くらった|

( 忍 ) め … 面目ない 。 おし||めんぼくない

さすが 上 忍 … いや |うえ|おし|

夕日 紅 と いう べき だ ろ う な 。 ゆうひ|くれない|||||||

油断 する な ! ゆだん||

木 ノ 葉 の 里 に 気取ら れ た と 考える べき だ ろ う 。 き||は||さと||きどら||||かんがえる||||

( 忍 たち ) はっ ! おし||

( 雲海 ) 《 八雲 を 連れ に 行った 2 人 も 戻ら ない 。 うんかい|やくも||つれ||おこなった|じん||もどら|

多少 手荒 な まね も この 際 しかたない か 》 たしょう|てあら|||||さい||

同じ 里 の 者 と は いえ おなじ|さと||もの|||

われわれ は 何と して も 八雲 を 手 に 入れる いい か ? ||なんと|||やくも||て||いれる||

( 忍 たち ) はっ ! おし||

あっ 。 ( キバ ) どう し た ? ヒナタ !

( シノ ) 何 か 見え た か ? しの|なん||みえ||

山荘 が 何者 か に 襲わ れ てる 。 さんそう||なにもの|||おそわ||

表 に は 4 人 山荘 に も 4 人 。 ひょう|||じん|さんそう|||じん

山荘 の 中 に いる うち の 2 人 は 紅 と 八雲 か ? さんそう||なか|||||じん||くれない||やくも|

きっと そう だって ば よ !

《 紅 先生 一体 何 が 起き た ん だ ! ? 》 くれない|せんせい|いったい|なん||おき|||

《 教え て くれ って ば よ ! 》 おしえ|||||

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は さび||こころ||とびら||かぎ|

♪ いつも 近く で |ちかく|

♪ 笑って いる から わらって||

♪ ~

♪ 形 の 無い 喜び を 見つけ たい から かた||ない|よろこび||みつけ||

♪ かけぬけ て 行く 槍 の 雨 が 降って も ||いく|やり||あめ||ふって|

♪ 言葉 に なら ない この 大きな 夢 を ことば|||||おおきな|ゆめ|

♪ 叶え て み せる 傷 が 深く なって も かなえ||||きず||ふかく||

♪ 信じ 続け て 今 の 僕等 は ある から しんじ|つづけ||いま||ぼくら|||

♪ 目 を そらさ ず 走り 続け て やる め||||はしり|つづけ||

♪ もしも 未来 に 光 が 無い と 言わ れ て も |みらい||ひかり||ない||いわ|||

♪ 変え て み せる 全て の 思い で かえ||||すべて||おもい|

♪ 照らす よ 今 すぐ てらす||いま|

♪ きっと 風 は 僕ら の 心 を 試し て いる ん だ ろ う |かぜ||ぼくら||こころ||ためし||||||

♪ そっと 心 の 中 で 手のひら を 握りしめ た |こころ||なか||てのひら||にぎりしめ|

♪ きっと 君 は 涙 の 答え を |きみ||なみだ||こたえ|

♪ 探し て いる ん だ ろ う さがし||||||

♪ ずっと 夢 は 近く で 答え を つか ん で 待って る |ゆめ||ちかく||こたえ|||||まって|

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は さび||こころ||とびら||かぎ|

♪ いつも 近く で 笑って いる から |ちかく||わらって||

♪ ~

( 紅 ) 〈 驚 い た わ ね まさか 侵入 者 の 正体 が あなた たち だった なんて 。 くれない|おどろ||||||しんにゅう|もの||しょうたい|||||

でも いかなる 理由 が あ ろ う と も 八雲 は 渡さ ない 。 ||りゆう|||||||やくも||わたさ|

この 子 は 私 が 三 代 目 から 預かった 子 。 |こ||わたくし||みっ|だい|め||あずかった|こ

たとえ あなた たち が 幻 術 使い の 名手 でも ||||まぼろし|じゅつ|つかい||めいしゅ|

持てる 力 の すべて を 使って もてる|ちから||||つかって

必ず この 子 を 守って み せる 〉 かならず||こ||まもって||

( 男性 1 ) 今 何 時 ? ( 男性 2 ) 2 時 ぐらい 。 だんせい|いま|なん|じ|だんせい|じ|

団体 戦 の 準 決勝 し てる ところ 。 だんたい|いくさ||じゅん|けっしょう|||

( 男性 3 ) スタンダード の A 級 戦 は 3 時 から だって 。 だんせい|すたんだーど|||きゅう|いくさ||じ||

( 男性 4 ) 出場 選手 の 名簿 見 たら 釘宮 組 が い た から 驚 い た よ 。 だんせい|しゅつじょう|せんしゅ||めいぼ|み||くぎみや|くみ|||||おどろ|||