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ナルト, Naruto Episode 45

Naruto Episode 45

「 自分 は 空 だって 飛 べ る 」 か … よし !

やっ !

あっ … やった ぁ ! 跳 べ た よ 2 重 跳び 跳 べ た !

やった ! ( ドロロ ) あっぱれ で ご ざる !

やれ ば できる の よ ! ズル し なく て も ね 。

3,286 3,287 … 冬樹 殿 お めで と う ~ !

♪ ~

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ 踏み込む ぜ アクセル

♪ 駆け引き は 無い さ 、 そう だ よ

♪ 夜 を ぬける

♪ ねじ込む さ 最後 に

♪ 差し引き ゼロ さ 、 そう だ よ

♪ 日々 を 削る

♪ 心 を そっと

♪ 開 い て ギュ っと

♪ 引き寄せ たら

♪ ~

♪ 届く よ きっと

♪ 伝う よ もっと さあ

♪ ~

♪ 生き 急 い で

♪ 搾り 取って

♪ 縺 れる 足 だ けど 前 より

♪ ずっと そう 、 遠く へ

♪ 奪い取って

♪ 掴 ん だ って

♪ 君 じゃ ない なら 意味 は 無い の さ

♪ だ から 、 嗚呼 、

♪ 遥か 彼方

♪ ~

( ナルト ) う っ … 俺 は … 。

火影 に … 。

こんな ところ で … 。

( キバ ) お前 が 火影 ?

この 俺 より 弱い のに か ? ハハハ … 。

火影 なら な この 俺 が なって やる よ !

ハハハハ … !

< 変化 ! >

( 生徒 たち ) < ハハハハ … ! > ( キバ ) < おいおい マジ か よ 。

3 年 も い て 変化 の 術 も まとも に でき ねえ の か ? >

< お前 ら 今 に 見 て ろ 。

俺 は いつか 絶対 本当 の 本物 の

火影 に なって やる ん だ から な ! >

( 生徒 たち ) < ハハハハ … ! ハハハハ … ! >

< だっせ ぇ ~ ! 何 が 火影 だ >

( キバ ) お前 本心 じゃ

火影 に な れる なんて 思って も ねえ くせ に

強 がって ん じゃ ねえ !

ハハハ … ! ( ヒナタ ) 《 ち … 違う よ キバ 君 》

♪ ~

俺 と 火影 の 名 を 取り 合ったら … 。

お前 負け 犬 に なん ぞ 。

フッ !

った く 何度 も 何度 も しつけ ぇ 野郎 だ な !

ヘッ !

ま ぁ いい だったら

二 度 と 立て ねえ よう に して やる ぜ !

行く ぞ ! 赤 丸 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 )

そう 何度 も 同じ 手 食う か !

食らえ !

♪ ~

フッ ! う わ !

う わ !

♪ ~

《 く っそ ~ ! 》

( キバ ) 牙 通 牙 ~ !

♪ ~

《 この 技 さっき 見 た と は いえ

そう 何度 も よけ られる 技 じゃ ねえ って ば よ 。

どう する ?

どう すれ ば いい ん だって ば よ ! ? 》

♪ ~

フン ! 余裕 な さ そう じゃ ねえ の 。

ハッ ! 余裕 余裕 !

て め ぇ ら 3 倍 4 倍 増え た って

まだまだ 余裕 だって ば よ !

ハッ ! 口 の 減ら ねえ 野郎 だ 。

次 で 終わら せる ぞ 赤 丸 ! ( 赤 丸 の ほえ 声 )

フン !

( キバ ) ハッ !

♪ ~

く っそ ~ ! 何とか 反撃 し ねえ と 。

《 やる に し て も キバ を や ん なきゃ 意味 ねえ って ば よ 。

でも どっち が どっち か … 》

( サクラ ) どう す ん の よ ? ナルト 。

( ヒナタ ) 《 ナ … ナルト 君 》

《 そう か 》

変化 !

もらった ~ !

( 一同 ) あっ 。

( カカシ ) なる ほど な 。

え ? ( カカシ ) ほら よく 見ろ 。

あっ !

♪ ~

やる ~ ! 考え た わ ね ナルト 。

( ヒナタ ) あっ ナルト 君 。

キバ に 変化 し ちゃ え ば 本物 の キバ に は

どっち が 赤 丸 で どっち が ナルト か 分から ない 。

うかつ に 攻撃 でき ない わけ ね 。

( リー ) しかし ナルト 君 は どちら を 攻撃 し て も OK です !

う お ~ !

一瞬 の 隙 を 作り出し た うまい !

( キバ ) 《 なるほど そう 来 た か 。

でも な … 》

1 つ 忠告 し て おく 。

さっき は 油断 し て 気付く の が 少し 遅れ た が

もう 変化 の 術 は 効か ねえ !

どう し て かって ぇ と !

い や っほ ~ !

( に おい を 嗅ぐ 音 ) に おう ん だ よ な 。

俺 たち の 嗅覚 を ナメ る な よ ナルト 。

( 紅 ) 《 キバ は チャクラ を 鼻 に 集中 する こと で

嗅覚 を 通常 の 何 万 倍 に も できる の よ 。

もちろん に おいで 人 を 判別 する こと も ね 》

( キバ ) ヘッ 勝った 。

( キバ ) な … 何 ! ?

( シノ ) 《 どう いう こと だ ? キバ の 鼻 が

ナルト と 赤 丸 を 取り違える など … 》

( キバ ) 《 チクショ ~ ! 一体 どう なって や がる ? 》

( キバ ) じゃあ て め ぇ が ナルト か ~ !

ふざけ や が って !

何 ! ?

あっ !

( カカシ ) 《 まっ 元 いたずら 小僧 の 発想 だ な 》

( 紅 ) 《 やら れ た 》

♪ ~

そ ~ り ゃ ~ ! やった ~ !

ナルト 君 すごい 。

♪ ~

チッ ! ヘヘ ヘヘ … !

《 なるほど 。

キバ に 変化 し た ナルト が

におい で バレ て 本物 の キバ に 殴ら れ た 》

《 でも ナルト は 本来 の 姿 に 戻ら ない で

すかさず 赤 丸 に 変化 。

あたかも 赤 丸 の ほう が 殴ら れ て

擬人 変化 が 解け た か の よう に 見せかける ため に ね 》

( いの ) ナルト って あんな に 頭 の 切れ よかった っけ ?

くそ が ~。 ハッ !

術 は よ ~ く 考え て 使え !

だから 逆 に 利用 さ れ ん だって ば よ ば ~ か 。

( キバ ) く ~ !

( カカシ ) 《 ハハ … まん ま 俺 の セリフ だったり し て 》

( キバ ) 《 こいつ と 口 で やり合って る だけ 時間 の むだ だ 。

ナルト の ペース に 乗る な 落ち着け 》

( キバ ) 《 落ち着け ! 》

( キバ ) 《 こいつ は 実際 俺 の 動き に つい て こ れ て ねえ 。

まだ 俺 の ほう が 断然 優位 》

( キバ ) 《 ナルト の 動き を よく 見 て 隙 を 突け ば

四 脚 の 術 で 確実 に 後ろ を 取れる 。

焦る こと は ね え ん だ 冷静 に やりゃ

確実 に 勝 てる 試合 だ 》

( カカシ ) 《 どうやら 敵 は 冷静 に なった な 。

さ ぁ どう する ? ナルト 》

ヘッ やっと 本気 に なり や がった か キバ 。

ん じゃ

俺 の 取って置き の 新 必殺 技 で

けり つけ て やる って ば よ !

ヘッ やっと 本気 に なり や がった か キバ 。

ん じゃ

俺 の 取って置き の 新 必殺 技 で

けり つけ て やる って ば よ !

何 ! ?

新 必殺 技 ?

えっ そんな の いつの間に ?

まだ 新 技 を 隠し持って い た と は さすが です !

( キバ ) ケッ ! 何 が 新 必殺 技 だ はったり に 決まって ん だ ろ !

はったり か どう か 試し て み れ ば いい って ば よ !

( キバ ) 《 チッ これ じゃ さっき と 変わら ねえ 。

ヤツ の ペース に 乗る な 落ち着け ! 》

行く って ば よ !

どんな 技 か は 知ら ねえ が

そんな もん さ せ なきゃ いい !

えっ ! ?

♪ ~

( キバ ) 《 今 だ ! 》 擬 獣 忍法 四 脚 の 術 !

う わ 。 ( キバ ) うりゃ !

あ ~ ! 何 止まって ん だ よ ! ?

う わ !

ナルト ! ナルト 君 !

♪ ~

( カンクロウ ) フッ やはり ここ まで の ヤツ じゃ ん 。

フッ 。

立って ! ナルト !

く … く っそ ~ 。

これ じゃ チャクラ を 練り上げ てる 時間 も ねえ って ば よ 。

おら おら どう し た ん だ よ ? ナルト !

( キバ ) フッ ! う ~ !

う わ ~ !

( チョウジ ) 速 ぇ 。 ( いの ) 無理 よ 。

印 を 結ぶ 暇 も ない わ 。

( シカマル ) 《 力 の 差 が あり 過ぎる ぜ 。

や っぱ ナルト に は 無理 か 》

( キバ ) フッ 。

( ヒナタ ) 《 ナ … ナルト 君 》

( カンクロウ ) 《 フッ 》

く … く っそ ~ 。

( キバ ) 食ら え ~ !

( キバ ) 《 何 ! ? 》

こ ~ の ~ !

ハァ ハァ ハァ … 。

俺 は 火影 に なる ん だ 。

こんな ところ で 負け て たまる か って ば よ !

ほ ざ け よ ! 俺 の スピード に 全く つい て こ れ ねえ くせ に 。

♪ ~

ヤァ ~ !

う わ !

( キバ ) おら おら おら おら おら おら おら ~ !

フッ ! う わ ~ !

ナルト !

ハァ ハァ ハァ … 。

ケッ 俺 が 本気 出しゃ こんな もん だ 。

♪ ~

分かった だ ろ ? しょせん お前 は 俺 様 に とっちゃ ただ の … 。

あっ 。

♪ ~

♪ ~

あっ 。

俺 って ば … 。

絶対 負け ねえ !

ケッ 。

ナルト の ヤツ 頑張る な 。 ( いの ) うん 。

( シカマル ) 俺 が キバ だったら もう うんざり だ な 。

もう どっち で も いい から 早く 白黒 つけ て ほしい じゃ ん 。

( ヒナタ ) 《 ナルト 君 頑張って ! 》

ナルト 新 技 でも 何でも いい から 決め ちゃ い なさい !

ナルト 君 ガンバ です !

♪ ~

《 チッ 何とか キバ の 野郎 の 隙 を 突か ねえ と … 》

ハッ ! 全然 効 い て ねえ ぞ !

その 根性 だけ は 認め て やる よ !

( キバ ) 《 ヤツ は ジリ 貧 だ 次 で 決める ! 》

意地 でも 新 技 さく裂 さ せ て やる って ば よ !

さ せる か ! ハァ ~ !

( キバ ) 遅い ! ハァ ~ !

( キバ ) 食ら え ~ !

( お なら ) あっ !

( キバ ) ぐ っ !

ぐ は ~ !

( 一同 ) あ ~ !

( カカシ ) 《 速い 動き と よく 利く 鼻 。

擬 獣 忍法 が あだ に なった な 》

( 紅 ) 《 今 キバ の 嗅覚 は 通常 の 何 万 倍 に も … 》

( キバ ) う っ … 。

( カカシ ) 《 まっ あの へ は 偶然 だ ろ う が

さすが 意外 性 No . 1 の 忍者 だけ ある わ 》

ナルト ~ 今 が チャ ~ ンス !

く そ ~ ! 力み 過ぎ た !

だけど こっか ら が 新 技 の 見せどころ だって ば よ !

影 分身 の 術 !

( ヒナタ ) 《 ナルト 君 》

よ ~ し 今 まで やら れ た 分 一気に 返す ぜ !

♪ ~

( キバ ) 《 く … く っそ ~ ! 》

♪ ~

あっ !

う ! ( キバ ) う わ !

ず ! ま ! き !

♪ ~

ナルト 連 弾 !

ハァ ハァ ハァ … 。

( カカシ ) 《 新 技 ねぇ 》

( カカシ ) 《 さっき サスケ の 技 見 て た から な あいつ 》

( サスケ ) < 獅子 連 弾 ! >

( カカシ ) 《 ちなみに 名前 も パクリ ね 》

ハァ ハァ ハァ … 。

( キバ ) う っ … あぁ … 。

( ハヤテ の せきこみ )

( ハヤテ ) 勝者 うずまき ナルト 。

う お ~ !

しゃ ~ ん な ろ ~ ! いい 感じ !

やった ~ !

あの ナルト が キバ に 勝ち や がった ぜ 。

大 番狂わせ だ な 。 ( いの ) うん !

うん !

ハァ ハァ ハァ … 。

( カカシ ) ん !

《 俺 って ば … 強く なって る 》

ハハハ ! 余裕 余裕 っと !

( ヒナタ ) 《 あっ 。

ど … どう しよ う … 。

どう しよ う … 》

ナ … ナルト 君 … 。

あ ? ヒナタ か 何 か 言った ?

あ … あ … あの … 。

( 唾 を 飲み込む 音 )

♪ ~

ん ?

( 紅 ) 《 ヒナタ … 》

何 だ ? これ 。

( 紅 ) 塗り 薬 よ 。

何で 俺 に ?

あ ?

もらって やり な ナルト 。

ん ~ … うん !

サンキュー ! お前 いい ヤツ だ な ヒナタ 。

( 紅 ) 《 キバ 恥じる こと は ない わ 。

この 子 は 十 分 強い 相手 だった 》

♪ ~

( ネジ ) 《 フン ずいぶん と 気楽 な もん だ な

ヒナタ 様 》

♪ ねぇ 聞こえ ます か ?

♪ 空 は 果てしなく

♪ 青く 澄 ん で い て

♪ 海 は 限りなく

♪ 広大 で い て

♪ 君 は いつ まで も

♪ 笑顔 で い て

♪ じゃ ない と

♪ 泣 い ちゃ う から

♪ 周り を 見まわさ なく て も

♪ もう いい ん だ よ

♪ この 手 の 中 に は

♪ みんな が いる から

♪ 泣き たく なって

♪ 逃げ たく なって

♪ 幸せ を 忘れ て しまったら

♪ みな 歌え

♪ 光 が 生まれ

♪ 闇 が 生まれ た

♪ 二 つ は 一 つ

♪ ハルモニア 感じ て

♪ テレパシー

♪ ねぇ 聞こえ ます か ?

〈 何 な ん だ ? あいつ 人 の こと 落ちこぼれ だ 何 だって

決めつけ や が って … 偉 そう に

ベラベラ ベラベラ ベラベラ ベラベラ もう !

気分 悪い って ば よ ! ヒナタ お前 も 何 か 言い返せ !

そんな ヤツ やって やれ ! 人 が ホント に 変わ れ ない か どう か

そい つ に 見せつけ て やれ って ば よ ! 〉

〈 行 っけ ~ ! 頑張れ ヒナタ ~ ! 〉

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Naruto Episode 45 Naruto Episode 45

「 自分 は 空 だって 飛 べ る 」 か … よし ! じぶん||から||と||||

やっ !

あっ … やった ぁ ! 跳 べ た よ 2 重 跳び 跳 べ た ! |||と||||おも|とび|と||

やった ! ( ドロロ ) あっぱれ で ご ざる !

やれ ば できる の よ ! ズル し なく て も ね 。

3,286 3,287 … 冬樹 殿 お めで と う ~ ! ふゆき|しんがり||||

♪ ~

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ 踏み込む ぜ アクセル ふみこむ||あくせる

♪ 駆け引き は 無い さ 、 そう だ よ かけひき||ない||||

♪ 夜 を ぬける よ||

♪ ねじ込む さ 最後 に ねじこむ||さいご|

♪ 差し引き ゼロ さ 、 そう だ よ さしひき|||||

♪ 日々 を 削る ひび||けずる

♪ 心 を そっと こころ||

♪ 開 い て ギュ っと ひらき||||

♪ 引き寄せ たら ひきよせ|

♪ ~

♪ 届く よ きっと とどく||

♪ 伝う よ もっと さあ つたう|||

♪ ~

♪ 生き 急 い で いき|きゅう||

♪ 搾り 取って しぼり|とって

♪ 縺 れる 足 だ けど 前 より れん||あし|||ぜん|

♪ ずっと そう 、 遠く へ ||とおく|

♪ 奪い取って うばいとって

♪ 掴 ん だ って つか|||

♪ 君 じゃ ない なら 意味 は 無い の さ きみ||||いみ||ない||

♪ だ から 、 嗚呼 、 ||ああ

♪ 遥か 彼方 はるか|かなた

♪ ~

( ナルト ) う っ … 俺 は … 。 |||おれ|

火影 に … 。 ほかげ|

こんな ところ で … 。

( キバ ) お前 が 火影 ? |おまえ||ほかげ

この 俺 より 弱い のに か ? ハハハ … 。 |おれ||よわい|||

火影 なら な この 俺 が なって やる よ ! ほかげ||||おれ||||

ハハハハ … !

< 変化 ! > へんか

( 生徒 たち ) < ハハハハ … ! > ( キバ ) < おいおい マジ か よ 。 せいと|||||||

3 年 も い て 変化 の 術 も まとも に でき ねえ の か ? > とし||||へんか||じゅつ|||||||

< お前 ら 今 に 見 て ろ 。 おまえ||いま||み||

俺 は いつか 絶対 本当 の 本物 の おれ|||ぜったい|ほんとう||ほんもの|

火影 に なって やる ん だ から な ! > ほかげ|||||||

( 生徒 たち ) < ハハハハ … ! ハハハハ … ! > せいと|||

< だっせ ぇ ~ ! 何 が 火影 だ > ||なん||ほかげ|

( キバ ) お前 本心 じゃ |おまえ|ほんしん|

火影 に な れる なんて 思って も ねえ くせ に ほかげ|||||おもって||||

強 がって ん じゃ ねえ ! つよ||||

ハハハ … ! ( ヒナタ ) 《 ち … 違う よ キバ 君 》 |||ちがう|||きみ

♪ ~

俺 と 火影 の 名 を 取り 合ったら … 。 おれ||ほかげ||な||とり|あったら

お前 負け 犬 に なん ぞ 。 おまえ|まけ|いぬ|||

フッ !

った く 何度 も 何度 も しつけ ぇ 野郎 だ な ! ||なんど||なんど||||やろう||

ヘッ !

ま ぁ いい だったら

二 度 と 立て ねえ よう に して やる ぜ ! ふた|たび||たて||||||

行く ぞ ! 赤 丸 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 ) いく||あか|まる|あか|まる|||こえ

そう 何度 も 同じ 手 食う か ! |なんど||おなじ|て|くう|

食らえ ! くらえ

♪ ~

フッ ! う わ !

う わ !

♪ ~

《 く っそ ~ ! 》

( キバ ) 牙 通 牙 ~ ! |きば|つう|きば

♪ ~

《 この 技 さっき 見 た と は いえ |わざ||み||||

そう 何度 も よけ られる 技 じゃ ねえ って ば よ 。 |なんど||||わざ|||||

どう する ?

どう すれ ば いい ん だって ば よ ! ? 》

♪ ~

フン ! 余裕 な さ そう じゃ ねえ の 。 ふん|よゆう||||||

ハッ ! 余裕 余裕 ! |よゆう|よゆう

て め ぇ ら 3 倍 4 倍 増え た って ||||ばい|ばい|ふえ||

まだまだ 余裕 だって ば よ ! |よゆう|||

ハッ ! 口 の 減ら ねえ 野郎 だ 。 |くち||へら||やろう|

次 で 終わら せる ぞ 赤 丸 ! ( 赤 丸 の ほえ 声 ) つぎ||おわら|||あか|まる|あか|まる|||こえ

フン ! ふん

( キバ ) ハッ !

♪ ~

く っそ ~ ! 何とか 反撃 し ねえ と 。 ||なんとか|はんげき|||

《 やる に し て も キバ を や ん なきゃ 意味 ねえ って ば よ 。 ||||||||||いみ||||

でも どっち が どっち か … 》

( サクラ ) どう す ん の よ ? ナルト 。

( ヒナタ ) 《 ナ … ナルト 君 》 |||きみ

《 そう か 》

変化 ! へんか

もらった ~ !

( 一同 ) あっ 。 いちどう|

( カカシ ) なる ほど な 。

え ? ( カカシ ) ほら よく 見ろ 。 ||||みろ

あっ !

♪ ~

やる ~ ! 考え た わ ね ナルト 。 |かんがえ||||

( ヒナタ ) あっ ナルト 君 。 |||きみ

キバ に 変化 し ちゃ え ば 本物 の キバ に は ||へんか|||||ほんもの||||

どっち が 赤 丸 で どっち が ナルト か 分から ない 。 ||あか|まる||||||わから|

うかつ に 攻撃 でき ない わけ ね 。 ||こうげき||||

( リー ) しかし ナルト 君 は どちら を 攻撃 し て も OK です ! |||きみ||||こうげき|||||

う お ~ !

一瞬 の 隙 を 作り出し た うまい ! いっしゅん||すき||つくりだし||

( キバ ) 《 なるほど そう 来 た か 。 |||らい||

でも な … 》

1 つ 忠告 し て おく 。 |ちゅうこく|||

さっき は 油断 し て 気付く の が 少し 遅れ た が ||ゆだん|||きづく|||すこし|おくれ||

もう 変化 の 術 は 効か ねえ ! |へんか||じゅつ||きか|

どう し て かって ぇ と !

い や っほ ~ !

( に おい を 嗅ぐ 音 ) に おう ん だ よ な 。 |||かぐ|おと||||||

俺 たち の 嗅覚 を ナメ る な よ ナルト 。 おれ|||きゅうかく||||||

( 紅 ) 《 キバ は チャクラ を 鼻 に 集中 する こと で くれない|||||はな||しゅうちゅう|||

嗅覚 を 通常 の 何 万 倍 に も できる の よ 。 きゅうかく||つうじょう||なん|よろず|ばい|||||

もちろん に おいで 人 を 判別 する こと も ね 》 |||じん||はんべつ||||

( キバ ) ヘッ 勝った 。 ||かった

( キバ ) な … 何 ! ? ||なん

( シノ ) 《 どう いう こと だ ? キバ の 鼻 が しの|||||||はな|

ナルト と 赤 丸 を 取り違える など … 》 ||あか|まる||とりちがえる|

( キバ ) 《 チクショ ~ ! 一体 どう なって や がる ? 》 ||いったい||||

( キバ ) じゃあ て め ぇ が ナルト か ~ !

ふざけ や が って !

何 ! ? なん

あっ !

( カカシ ) 《 まっ 元 いたずら 小僧 の 発想 だ な 》 ||もと||こぞう||はっそう||

( 紅 ) 《 やら れ た 》 くれない|||

♪ ~

そ ~ り ゃ ~ ! やった ~ !

ナルト 君 すごい 。 |きみ|

♪ ~

チッ ! ヘヘ ヘヘ … !

《 なるほど 。

キバ に 変化 し た ナルト が ||へんか||||

におい で バレ て 本物 の キバ に 殴ら れ た 》 ||||ほんもの||||なぐら||

《 でも ナルト は 本来 の 姿 に 戻ら ない で |||ほんらい||すがた||もどら||

すかさず 赤 丸 に 変化 。 |あか|まる||へんか

あたかも 赤 丸 の ほう が 殴ら れ て |あか|まる||||なぐら||

擬人 変化 が 解け た か の よう に 見せかける ため に ね 》 ぎじん|へんか||とけ||||||みせかける|||

( いの ) ナルト って あんな に 頭 の 切れ よかった っけ ? |||||あたま||きれ||

くそ が ~。 ハッ !

術 は よ ~ く 考え て 使え ! じゅつ||||かんがえ||つかえ

だから 逆 に 利用 さ れ ん だって ば よ ば ~ か 。 |ぎゃく||りよう||||||||

( キバ ) く ~ !

( カカシ ) 《 ハハ … まん ま 俺 の セリフ だったり し て 》 ||||おれ||せりふ|||

( キバ ) 《 こいつ と 口 で やり合って る だけ 時間 の むだ だ 。 |||くち||やりあって|||じかん|||

ナルト の ペース に 乗る な 落ち着け 》 ||ぺーす||のる||おちつけ

( キバ ) 《 落ち着け ! 》 |おちつけ

( キバ ) 《 こいつ は 実際 俺 の 動き に つい て こ れ て ねえ 。 |||じっさい|おれ||うごき|||||||

まだ 俺 の ほう が 断然 優位 》 |おれ||||だんぜん|ゆうい

( キバ ) 《 ナルト の 動き を よく 見 て 隙 を 突け ば |||うごき|||み||すき||つけ|

四 脚 の 術 で 確実 に 後ろ を 取れる 。 よっ|あし||じゅつ||かくじつ||うしろ||とれる

焦る こと は ね え ん だ 冷静 に やりゃ あせる|||||||れいせい||

確実 に 勝 てる 試合 だ 》 かくじつ||か||しあい|

( カカシ ) 《 どうやら 敵 は 冷静 に なった な 。 ||てき||れいせい|||

さ ぁ どう する ? ナルト 》

ヘッ やっと 本気 に なり や がった か キバ 。 ||ほんき||||||

ん じゃ

俺 の 取って置き の 新 必殺 技 で おれ||とっておき||しん|ひっさつ|わざ|

けり つけ て やる って ば よ !

ヘッ やっと 本気 に なり や がった か キバ 。 ||ほんき||||||

ん じゃ

俺 の 取って置き の 新 必殺 技 で おれ||とっておき||しん|ひっさつ|わざ|

けり つけ て やる って ば よ !

何 ! ? なん

新 必殺 技 ? しん|ひっさつ|わざ

えっ そんな の いつの間に ? |||いつのまに

まだ 新 技 を 隠し持って い た と は さすが です ! |しん|わざ||かくしもって||||||

( キバ ) ケッ ! 何 が 新 必殺 技 だ はったり に 決まって ん だ ろ ! ||なん||しん|ひっさつ|わざ||||きまって|||

はったり か どう か 試し て み れ ば いい って ば よ ! ||||ためし||||||||

( キバ ) 《 チッ これ じゃ さっき と 変わら ねえ 。 ||||||かわら|

ヤツ の ペース に 乗る な 落ち着け ! 》 やつ||ぺーす||のる||おちつけ

行く って ば よ ! いく|||

どんな 技 か は 知ら ねえ が |わざ|||しら||

そんな もん さ せ なきゃ いい !

えっ ! ?

♪ ~

( キバ ) 《 今 だ ! 》 擬 獣 忍法 四 脚 の 術 ! |いま||ぎ|けだもの|にんぽう|よっ|あし||じゅつ

う わ 。 ( キバ ) うりゃ !

あ ~ ! 何 止まって ん だ よ ! ? |なん|とまって|||

う わ !

ナルト ! ナルト 君 ! ||きみ

♪ ~

( カンクロウ ) フッ やはり ここ まで の ヤツ じゃ ん 。 ||||||やつ||

フッ 。

立って ! ナルト ! たって|

く … く っそ ~ 。

これ じゃ チャクラ を 練り上げ てる 時間 も ねえ って ば よ 。 ||||ねりあげ||じかん|||||

おら おら どう し た ん だ よ ? ナルト !

( キバ ) フッ ! う ~ !

う わ ~ !

( チョウジ ) 速 ぇ 。 ( いの ) 無理 よ 。 |はや|||むり|

印 を 結ぶ 暇 も ない わ 。 いん||むすぶ|いとま|||

( シカマル ) 《 力 の 差 が あり 過ぎる ぜ 。 |ちから||さ|||すぎる|

や っぱ ナルト に は 無理 か 》 |||||むり|

( キバ ) フッ 。

( ヒナタ ) 《 ナ … ナルト 君 》 |||きみ

( カンクロウ ) 《 フッ 》

く … く っそ ~ 。

( キバ ) 食ら え ~ ! |くら|

( キバ ) 《 何 ! ? 》 |なん

こ ~ の ~ !

ハァ ハァ ハァ … 。

俺 は 火影 に なる ん だ 。 おれ||ほかげ||||

こんな ところ で 負け て たまる か って ば よ ! |||まけ||||||

ほ ざ け よ ! 俺 の スピード に 全く つい て こ れ ねえ くせ に 。 ||||おれ||すぴーど||まったく|||||||

♪ ~

ヤァ ~ !

う わ !

( キバ ) おら おら おら おら おら おら おら ~ !

フッ ! う わ ~ !

ナルト !

ハァ ハァ ハァ … 。

ケッ 俺 が 本気 出しゃ こんな もん だ 。 |おれ||ほんき|だしゃ|||

♪ ~

分かった だ ろ ? しょせん お前 は 俺 様 に とっちゃ ただ の … 。 わかった||||おまえ||おれ|さま||||

あっ 。

♪ ~

♪ ~

あっ 。

俺 って ば … 。 おれ||

絶対 負け ねえ ! ぜったい|まけ|

ケッ 。

ナルト の ヤツ 頑張る な 。 ( いの ) うん 。 ||やつ|がんばる|||

( シカマル ) 俺 が キバ だったら もう うんざり だ な 。 |おれ|||||||

もう どっち で も いい から 早く 白黒 つけ て ほしい じゃ ん 。 ||||||はやく|しろくろ|||||

( ヒナタ ) 《 ナルト 君 頑張って ! 》 ||きみ|がんばって

ナルト 新 技 でも 何でも いい から 決め ちゃ い なさい ! |しん|わざ||なんでも|||きめ|||

ナルト 君 ガンバ です ! |きみ||

♪ ~

《 チッ 何とか キバ の 野郎 の 隙 を 突か ねえ と … 》 |なんとか|||やろう||すき||つか||

ハッ ! 全然 効 い て ねえ ぞ ! |ぜんぜん|き||||

その 根性 だけ は 認め て やる よ ! |こんじょう|||みとめ|||

( キバ ) 《 ヤツ は ジリ 貧 だ 次 で 決める ! 》 |やつ|||ひん||つぎ||きめる

意地 でも 新 技 さく裂 さ せ て やる って ば よ ! いじ||しん|わざ|さくれつ|||||||

さ せる か ! ハァ ~ !

( キバ ) 遅い ! ハァ ~ ! |おそい|

( キバ ) 食ら え ~ ! |くら|

( お なら ) あっ !

( キバ ) ぐ っ !

ぐ は ~ !

( 一同 ) あ ~ ! いちどう|

( カカシ ) 《 速い 動き と よく 利く 鼻 。 |はやい|うごき|||きく|はな

擬 獣 忍法 が あだ に なった な 》 ぎ|けだもの|にんぽう|||||

( 紅 ) 《 今 キバ の 嗅覚 は 通常 の 何 万 倍 に も … 》 くれない|いま|||きゅうかく||つうじょう||なん|よろず|ばい||

( キバ ) う っ … 。

( カカシ ) 《 まっ あの へ は 偶然 だ ろ う が |||||ぐうぜん||||

さすが 意外 性 No . 1 の 忍者 だけ ある わ 》 |いがい|せい|||にんじゃ|||

ナルト ~ 今 が チャ ~ ンス ! |いま|||

く そ ~ ! 力み 過ぎ た ! ||りきみ|すぎ|

だけど こっか ら が 新 技 の 見せどころ だって ば よ ! ||||しん|わざ||みせどころ|||

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

( ヒナタ ) 《 ナルト 君 》 ||きみ

よ ~ し 今 まで やら れ た 分 一気に 返す ぜ ! ||いま|||||ぶん|いっきに|かえす|

♪ ~

( キバ ) 《 く … く っそ ~ ! 》

♪ ~

あっ !

う ! ( キバ ) う わ !

ず ! ま ! き !

♪ ~

ナルト 連 弾 ! |れん|たま

ハァ ハァ ハァ … 。

( カカシ ) 《 新 技 ねぇ 》 |しん|わざ|

( カカシ ) 《 さっき サスケ の 技 見 て た から な あいつ 》 ||さすけ||わざ|み|||||

( サスケ ) < 獅子 連 弾 ! > |しし|れん|たま

( カカシ ) 《 ちなみに 名前 も パクリ ね 》 ||なまえ|||

ハァ ハァ ハァ … 。

( キバ ) う っ … あぁ … 。

( ハヤテ の せきこみ )

( ハヤテ ) 勝者 うずまき ナルト 。 |しょうしゃ||

う お ~ !

しゃ ~ ん な ろ ~ ! いい 感じ ! |||||かんじ

やった ~ !

あの ナルト が キバ に 勝ち や がった ぜ 。 |||||かち|||

大 番狂わせ だ な 。 ( いの ) うん ! だい|ばんくるわせ||||

うん !

ハァ ハァ ハァ … 。

( カカシ ) ん !

《 俺 って ば … 強く なって る 》 おれ|||つよく||

ハハハ ! 余裕 余裕 っと ! |よゆう|よゆう|

( ヒナタ ) 《 あっ 。

ど … どう しよ う … 。

どう しよ う … 》

ナ … ナルト 君 … 。 ||きみ

あ ? ヒナタ か 何 か 言った ? |||なん||いった

あ … あ … あの … 。

( 唾 を 飲み込む 音 ) つば||のみこむ|おと

♪ ~

ん ?

( 紅 ) 《 ヒナタ … 》 くれない|

何 だ ? これ 。 なん||

( 紅 ) 塗り 薬 よ 。 くれない|ぬり|くすり|

何で 俺 に ? なんで|おれ|

あ ?

もらって やり な ナルト 。

ん ~ … うん !

サンキュー ! お前 いい ヤツ だ な ヒナタ 。 さんきゅー|おまえ||やつ|||

( 紅 ) 《 キバ 恥じる こと は ない わ 。 くれない||はじる||||

この 子 は 十 分 強い 相手 だった 》 |こ||じゅう|ぶん|つよい|あいて|

♪ ~

( ネジ ) 《 フン ずいぶん と 気楽 な もん だ な ねじ|ふん|||きらく||||

ヒナタ 様 》 |さま

♪ ねぇ 聞こえ ます か ? |きこえ||

♪ 空 は 果てしなく から||はてしなく

♪ 青く 澄 ん で い て あおく|きよし||||

♪ 海 は 限りなく うみ||かぎりなく

♪ 広大 で い て こうだい|||

♪ 君 は いつ まで も きみ||||

♪ 笑顔 で い て えがお|||

♪ じゃ ない と

♪ 泣 い ちゃ う から なき||||

♪ 周り を 見まわさ なく て も まわり||みまわさ|||

♪ もう いい ん だ よ

♪ この 手 の 中 に は |て||なか||

♪ みんな が いる から

♪ 泣き たく なって なき||

♪ 逃げ たく なって にげ||

♪ 幸せ を 忘れ て しまったら しあわせ||わすれ||

♪ みな 歌え |うたえ

♪ 光 が 生まれ ひかり||うまれ

♪ 闇 が 生まれ た やみ||うまれ|

♪ 二 つ は 一 つ ふた|||ひと|

♪ ハルモニア 感じ て |かんじ|

♪ テレパシー てれぱしー

♪ ねぇ 聞こえ ます か ? |きこえ||

〈 何 な ん だ ? あいつ 人 の こと 落ちこぼれ だ 何 だって なん|||||じん|||おちこぼれ||なん|

決めつけ や が って … 偉 そう に きめつけ||||えら||

ベラベラ ベラベラ ベラベラ ベラベラ もう ! べらべら|べらべら|べらべら|べらべら|

気分 悪い って ば よ ! ヒナタ お前 も 何 か 言い返せ ! きぶん|わるい|||||おまえ||なん||いいかえせ

そんな ヤツ やって やれ ! 人 が ホント に 変わ れ ない か どう か |やつ|||じん||||かわ|||||

そい つ に 見せつけ て やれ って ば よ ! 〉 |||みせつけ|||||

〈 行 っけ ~ ! 頑張れ ヒナタ ~ ! 〉 ぎょう||がんばれ|