Naruto Episode 87
♪ ( ｵ ｰ ﾌﾟﾆﾝｸﾞﾃ ｰ ﾏ )
♪ We are Fighting Dreamers 高 み を 目指し て
♪ Fighting Dreamers なりふり 構わ ず
♪ Fighting Dreamers 信じる が まま に
♪ Oli Oli Oli Oh - ！ Just go my way ！
♪ Right here Right now ( Bang ！ ) ぶ っ放せ Like a 弾丸 ライナー ！
♪ Right here Right now ( Burn ！ )
♪ 険しい 修羅 の 道 の 中
♪ 他人 の 地図 を 広げ て 何 処 へ 行く ？
♪ 極彩色 の カラス が
♪ それ を 奪い取って 破り 捨て た
♪ さ ぁ 心 の 目 見開 い て
♪ しか と 真実 を 見極めろ ！ ( Yeah ！ )
♪ 失う モノ なんて ない さ
♪ いざ 参ろう ！
♪ We are Fighting Dreamers 高 み を 目指し て
♪ Fighting Dreamers なりふり 構わ ず
♪ Fighting Dreamers 信じる が まま に
♪ Oli Oli Oli Oh - ！ Just go my way ！
♪ Right here Right now ( Bang ！ ) ぶ っ放せ Like a 弾丸 ライナー ！
♪ Right here Right now ( Burn ！ ) ぶった 斬って く ぜ Get the fire ！
♪ Right here Right now ( Bang ！ ) ぶ っ放せ Like a 弾丸 ライナー ！
♪ Right here Right now ( Burn ！ ) ぶった 斬って く ぜ Get the fire ！
♪ ～
( ﾅﾙﾄ ) やった ！ 水 が 回って る ！
こりゃ 思った より 簡単 に 割れ そう だって ば よ ！
( 自 来 也 ) ん じゃ できる まで わし は ちょっと ひと休み と 行く か ｡
こいつ と 一緒に な ｡
あ ～ ！ 何 だ よ ？ それ ！
暇 つぶし に は 必要 な ん で の う ｡
そん で 一 眠り と ｡
ヘン この 調子 じゃ 昼寝 に も なら ねえ ぜ ｡
そう か の ？ 割れ たら 声 を 掛け て もら お う か ？
待って ろ ～ ！ ヘン ！
こんなん じゃ きょう 中 に 会得 でき ん じゃ ねえ の ？
俺 って ば ！
ハァ ～ ！
( 自 来 也 の いびき )
ハァ ハァ ハァ … ｡
あぁ … もう … ｡
何で 割れ ない ん だって ば よ ！
( 自 来 也 ) ん ～ ？ あっ … お っ でき た か ？
あ … うん ま ぁ
でき た って いう か 何て いう か … ｡
は ～ あ どうやら 昼寝 どころ か
熟睡 し ち まった よう だ のう ｡
あの さ … あの さ ！ どう やれ ば 割れ ん の ？
割れる まで 詳しい 説明 は なし だっ つったろう のう ｡
ヘッ 分かった わ い ｡
本来 なら 試行 錯誤 し ながら 自分 で 気付き
術 の ノウハウ を マスター し て いく もん だ が … ｡
うん ！ うん ！
ちょっと だけ 術 に つい て 教え て やろ う かのう ｡
お前 ちょっと 水 を 回転 さ せ て みろ ｡
ん ？ うん ｡
ん ～ ！
右 と 左 どっち 回転 を イメージ し て 回し た ？
ん ？ ん っと … 左 だ けど ？
ちょ い こっち 来 て み ｡ うん ｡
ん ？
フン やっぱり のう ｡
ん ？ な … 何 だ よ ？
やっぱり お前 は 右 回転 型 だった のう ｡
右 ？ チャクラ を 練る に は
エネルギー を 混ぜ合わせる 必要 が ある から
誰 でも 無意識 に 体 内 で 回転 さ せ
ﾁｬｸﾗ を 練り上げる その とき に
回転 の 向き が 右 な の か 左 な の か は
人 に よって 異なる つまり
この 修業 で は 自分 の 回転 型 と
逆 の 回転 を 水 風船 に イメージ し て しまう と
チャクラ の 流れ が 分断 反発 し 合って
回転 が うまく 勢い に 乗ら ない ｡
そんな もの は 己 の 感覚 で 大体 分かる もん な ん だ が のう ｡
でも さ でも さ ！ 何で すぐ に 俺 が 右 タイプ って 分かった の ？
げ っ ｡
頭 の つむ じ ｡
つむ じ の 巻き 方 が 右 巻き なら 右 タイプ
左 巻き なら 左 タイプ に 分かれる ｡
簡単 だ のう ｡ ふ ～ ん ｡
ん じゃ 俺 って ば 右 巻き な ん だ な ｡
( 自 来 也 ) おう だ から 回す ん なら 右 回転 を イメージ し なきゃ の ｡
う ～ ん 俺 って ば そんな の 今 まで 気 に し た こ と なかった から … ｡
だが この 術 は お前 に は 持って来い の 術 だ ｡
印 は 一切 不要 ｡
チャクラ だけ あれ ば いい ん だ から のう ｡
小 難しい 印 を 覚える 必要 が ない ｡
ばか で ＯＫ ｡ 俺 は ばか じゃ ねえ って ば よ ！
俺 は な いずれ 火影 に なる 男 だ ！ 気付け ば 簡単 ！
こんな 術 ３ 日 も あれ ば 完璧 に マスター し て やる って ば よ ！
( 自 来 也 ) ３ 日 か ｡
この 術 は あの 四 代 目 火影 が 残し た 忍術 だ ｡
え ？
四 代 目 が この 術 を 完成 さ せる のに 丸 ３ 年 ｡
この 術 の 会得 難易 度 は ６ 段階 で 上 から ２ つ 目 ｡
Ａ ランク 超 高 等 忍術 レベル だ から のう ｡
この 術 を 会得 する に は ３ 段階 の 修業 が いる ｡
この 水 風船 割り は 第 １ 段階 だ ｡
《 あの 天才 忍者 四 代 目 が … 》
《 ３ 年 … 》
と 第 １ 段階 も クリア でき ん ヤツ に
これ 以上 の 説明 を し て も 意味 が ない ｡
あと は 自分 で やって みろ ｡
じゃあ わし は もう 街 に 戻る ｡
情報 収集 が ある から のう ｡
お前 は どう する ？
《 会得 難易 度 Ａ ランク ｡
四 代 目 火影 が 残し た 忍術 … 》
俺 って ば まだ 帰 ん ない ｡
フッ じゃあ のう ほど ほど に な ｡
さ ～ て どう なる かのう ｡
気 に なる ところ だ が … ｡
≪ ( 女性 ) お 客 さん ｡
どう ？ 寄って か ない ？ 今月 は サービス 月間 な の よ ｡
お ～ ！ サービス 月間 と な ！
来 れ ば 来る だけ お 得 よ ！ はい スタンプ カード ｡
いっぱい サービス し ちゃ う わ よ ！
ナハ ハハ … ！ 来る 来る ～ ！
( ｼｭｳ の 鳴き声 )
( 女性 ) こら シュウ 下りる よ ｡ ( ｼｭｳ の 鳴き声 )
ねぇ ねぇ トイレ どこ ？
《 俺 って ば ３ 年 も かけ てる 暇 は ねえ って ば よ ！ 》
よ ～ っし ！ きょう も 修業 バリバリ 頑張っちゃ う って ば よ ！
割れろ ！ 割れろ 割れろ ！
ハァ … ｡
《 何で 割れ ねえ ん だって ば よ 》
♪ ～
( 女性 ) イヤ ～ ン じ ら ちゃん の エッチ ！
アハ ハハ … ！ 男 は みんな エッチ じゃ ！
ヌフ フフ … ！
♪ ～
く っそ ～ ！
《 エロ 仙人 に コツ を 聞い て から
もう ３ 日 も 過ぎ ち まった ｡
ここ まで ゴム が 伸び て ん の に 何で 割れ ねえ ん だ ？
エロ 仙人 と 何 が 違う ん だって ば よ ？ 》
ガハハハ … ！ ウホホ ～ ！
ええ のう ！ ええ のう ！
ウホホホ … ！
( 自 来 也 の いびき )
ぶ ぇっ ！
何 だ ？
( いびき )
あ ～ … 酒 臭 ぇ ｡
いった だっ き ます ！
あれ ？
何 だ ？
あ ～ も ～ う ！
《 く っそ ～ ！ 何で だ よ ！ 》
♪ ～
＜ 小 難しい 印 を 覚える 必要 が ない ｡
ばか で ＯＫ ＞
《 印 を 結ば なく たって いい
… った って なぁ 》
( ﾄｲﾚ の 水洗 音 )
ん ？ それ って … ｡ ( ｼｭｳ の 鳴き声 )
お前 の おもちゃ じゃ ねえ って … ｡
( 鳴き声 )
これ だ ！
( 足音 ) ( ﾄﾞｱ の 開閉 音 )
( 自 来 也 ) ぶ ぇ ～ … ｡ いいかげん に 起きろ って ば よ ｡
おい ！ エロ 仙人 って ば ｡
う ～ … ちょ … ちょうど いい ｡
水 持ってこい の う ｡
水 ？ フン ｡
( 水 風船 の 水 の 音 ) ( 水 風船 が 破裂 する 音 )
ブァ ～ ！
第 １ 段階 クリア だって ば よ ！
( 自 来 也 ) クリア ？ じゃあ 見せ て もら お う かのう ｡
よ ～ し ！ しっかり 見 て て よ ！
( 息 を 吸う 音 )
( 自 来 也 ) 《 左手 ？ 》
ハァ ～ ！
♪ ～
行け ～ ！
♪ ～
よっ しゃ ～ ！ ほら な ！ ほら な ！
あっ … 寝 てる し ～ ！
( 自 来 也 ) あっ いや すま ん すま ん ｡
連日 連夜 の 情報 収集 で 疲れ て て のう ｡
《 それ が そもそも 怪しい ん だって ば よ ｡
まだ 酒 臭 ぇ し 》
( 自 来 也 ) 《 しかし 左手 に 持った 水 風船 に
右手 を 何度 も あてがう こと で 中 の 水 を 回転 さ せる と は な ｡
ちょっと 変わった 発想 だ が おもしろい ヤツ だ のう 》
うん うん よく コツ を 理解 し た な ｡
それ も これ も 全部 わし の おかげ だ のう ｡
ふ ～ ん … こいつ の おかげ だって ば よ ！
( 鳴き声 ) ( 自 来 也 ) あ ？
こいつ が 水 風船 で 遊 ん でる の を 見 て
気付 い た ん だって ば よ ！
前足 で 何度 も 何度 も はじく から
中 の 水 が いろんな 方向 に 揺れ て て
それ で ピ ～ ン と 来 た ！
どう ピ ～ ン と 来 た ？
エロ 仙人 が 最初 に 割って 見せ て くれ た 時
水 風船 が ボコボコ に なって た の 思い出し た ん だって ば よ ｡
俺 って ば それ まで ず ～ っと 同じ 方向 に しか
水 を 回し て なかった から ｡
エロ 仙人 の 水 風船 が ボコボコ に なって た の は
中 の 水 を いろんな 方向 に 回し て た から だ って
気付 い た ん だって ば ｡
んで 俺 なり に 工夫 し て やって み たら 割れ た ｡
( 自 来 也 ) 《 まだまだ 片手 で チャクラ を 乱 回転 さ せる の は
無理 な よう だ が こいつ なり に よく 考え た と いった ところ か の 》
ヒヒ っ さすが 俺 だって ば よ ！
とりあえず 第 １ 段階 は 終了 だの う ｡
ウフ っ よっ しゃ ～ ！
ん じゃあ もっか い 見せ て や ろ っか ？ もっか い ！
あっ ！
( 自 来 也 ) 《 チャクラ の 使い 過ぎ で
そろそろ 経 絡 系 に 負担 が 来 てる な ｡
だが 次 は こんな もん じゃ ない ぞ 》
フフ ～｡
( 自 来 也 ) え ～ で は これ から 第 ２ 段階 に 入る ｡
イエ ～ イ ！ やっと まとも な 修業 に 入れ そう だって ば よ ！
( 自 来 也 ) おい ｡ あ ？
ゴム ボール ？ え ～ … また こんな の か よ ？
今度 は これ を 割る ｡
( 唾 を 飲み込む 音 )
水 風船 の
《 くっ ！ 硬 ぇ ！ 》
( 自 来 也 ) 第 １ 段階 は 回転 ｡
第 ２ 段階 は 威力 ｡
水 が 入って ない 分 チャクラ の 回転 が イメージ し づらい から
チャクラ を 回す の も 難しい ｡ 確か に ｡
( 自 来 也 ) そこ ん とこ よろしく だ のう ｡
《 また コツ が い ん の か 》
じゃあ わし は 情報 収集 に 行く かのう ｡
あっ ！ 待って 待って 待って ！
久しぶり に 一緒に 修業 しよ う って ば よ ！
昼寝 し て て も いい から さ ！
( 自 来 也 ) 甘える な ！
お前 何 か 勘違い し て い ない か ？
えっ … ｡
術 を 教える ��� は 言った が
手 取り 足取り 教える 義理 は ない ｡
１ 人 で でき なきゃ それ まで だ ｡
いつ まで も ガキ み たい に … ｡
もっと 立派 に 忍 らしく いろ ｡
じゃ … じゃあ さ じゃ あさ ｡
せめて また コツ なんか … その 教え て くれ て から … ｡
金 ｡
何 が … 何 が 立派 に 忍 らしく だ よ ！
そう いう あんた は 汚く て がめつい 大人 だ ろ ！
全然 立派 な 忍 じゃ ねえ って ば よ ！
♪ ～
《 水 風船 の 時 より 桁違い に 難しい って ば よ 》
《 そ … それ に …
手 と 腕 が … 痛 ぇ ！ 》
ハッ ！ ハァ ～ ！ ハッ ！ う っ ！
ハァ ～ ！ う っ ！ ハッ ！ ハァ ～ ！
ハッ ！ ハッ ！ う っ ！ ハァ ～ ！
ハッ ！ ハッ ！ ハァ ～ ！
ハァ ～ ！
ハァ ハァ ハァ … ｡
チクショ ～ … 何 日 同じ こと やって る ん だって ば よ ！
ハァ ハァ ハァ … ｡
ハァ ハァ ハァ … ｡
＜ 会得 難易 度 は 上 から ２ つ 目 ｡
甘える な お前 何 か 勘違い し て い ない か ？ ＞
く っそ ～ ！
( 自 来 也 ) おい ナルト ｡
何 し に 来 た ん だって ば よ ？
食い物 下 の 街 で 買って き て くれ ｡
え ぇ ？ 何で 俺 が ？
お前 仮に も わし に 術 を 教わって る 身 だ ぞ ？
ん ～ ！
( 店員 ) あい よ お 待ち ｡
あん が と おっちゃん ｡
《 何 も 教え て くん ない くせ し て
こんな とき だけ 師匠 面し や が って … 》
( 男の子 ) 父ちゃん 父ちゃん アイス 買って ！
これ が いい ！ パキン って する やつ ！
( 男の子 の 父 ) ほら ｡ ( 男の子 ) え ～ ？
全部 １ 人 で 食べ られる よ ～｡ ( 男の子 の 父 ) ダ ～ メ ｡
帰ったら 母 さん が ごはん 作って くれ てん だ から な ｡
は ～ い ｡
あ … あの さ … ｡ ( 自 来 也 ) ん ？
きょう は さ ち っと だけ 修業 つき あって くん ない ？
そんな 時間 は ない のう ｡
わし は これ から すぐ 街 に 行く ん で の う ｡
自分 で 考え 自分 で コツ を つかま なけりゃ あ
いつ まで たった って うまく 行きゃ し ねえ のう ｡
３ 週間 前 に も 言った はず だ ｡
ガキ み たい に 甘える なって の ｡
お前 は 忍者 だ ぞ ｡
テヘヘ ～ ！ ん な の 言わ れ なく て も 分かって る って ば よ ｡
ちょっと 言って み た だけ だって ぇ の ｡
さっさと 行 っち まえ ！ この エロ 仙人 ！
( 女性 １ ) や ～ だ ！ じ ら ちゃん ったら うそ ばっかり ｡
ナハハ ！ 何 を 言う 全部 ホント の こと よ ｡
( 女性 ２ ･ 女性 １ ) アハ ハハ … ！ ( 自 来 也 ) オホホホ … ！
♪ ～
あっ ぐ っ … ｡
( ﾄﾞｱ の 開閉 音 )
チクショ ～ ！ いくら やって も 割れ ねえ ！
これ じゃ ただ チャクラ を 垂れ流し てる だけ だって ば よ ｡
《 それ に 流す 量 を 増やせ ば 増やす だけ
痛み が ひどい って ば よ ｡
けど 何 か もう チャクラ を 爆発 さ せる みたい に
一気に 行か ねえ と 割れ っこ ない って ば ！ 》
《 そう か ！
痛み で 流れ て いる チャクラ の 量 が 分かる ！
だったら 痛み の 限界 まで 我慢 し て
一気に ！
く ～ ！ まだ … まだ だ ！
まだ ！ 》
ぐ っ ！ ぐ ～ … ！
《 まだ … ためる ！ 》
《 今 だ ！ 》
う … う あ ～ ！ 痛 ぇ ！
あっ ｡
( 自 来 也 ) ほう 少し は 進歩 が あった よう だ のう ｡
あっ フン … まだ 穴 が 開 い た だけ で
パ ～ ン って 割れ て ねえ ｡
ま ぁ そう 強 がる な ほれ ｡
自力 で よく ここ まで 来 た のう ｡
ハ … ハハハ … ｡
うめ ぇ ！ うん ！ ハハハ ！
そう だ ちょいと 試し て みる かのう ｡
ん ？ 何 ？ 何 ？
( 自 来 也 ) 右手 貸し て み ｡
ん ？
何 だ ？ これ ｡
♪ ( ｴﾝﾃﾞｨﾝｸﾞﾃ ｰ ﾏ )
♪ 我慢 の 連続 だった ろ
♪ 心 で 泣 い て いた ん だ ろ
♪ 自分 で 決め た その 夢 だけ は
♪ ゆず れ ない ん だ ろ ？
♪ 脇役 だ けど
♪ ～
♪ かげ の 人 だ けど
♪ 夢 と 向き合う 時 くらい
♪ 真ん中 に い させ て 正直 に い させ て
♪ 今 まで 何度 も なんとか あきらめ ず に
♪ 今 まで 何度 も 立ち上がって き た じゃ ない か
♪ 今 まで 何度 も 僕ら 何度 も 信じ て
♪ 何度 も 夢見 て 何度 も …
♪ 今 まで 何度 も バカ を 見 て き た じゃ ない か
♪ 何度 も 人 の かげ に 立って き た じゃ ない か
♪ さ ぁ 主役 だ よ
♪ 自分 の 夢 くらい
♪ わがまま で い させ て
♪ ～
〈 集中 集中 集中 ！ って
そんな の 俺 って ば 昔 から 苦手 だ っつ うの ！
は ぁ ～ 集中 か … そう いえ ば アカデミー 時代
イルカ 先生 から ｢ 集中 力 が ない ｣ って よく 怒ら れ た っけ ｡
あ ～ あ … こんな こと なら ち っと は イルカ 先生 の 言う こと
聞い ときゃ よかった って ば よ … 〉
