Kantai Collection Episode 10

おはよう ございます 今日 も 頑張って ます ね ||きょう||がんばって||

はい

大丈夫 ？ だいじょうぶ

はい もう 一 周 行って き ます ||ひと|しゅう|おこなって||

いって らっしゃい

あと 一息 私 も 頑張 ろ う かな |ひといき|わたくし||がんば|||

改 に ？ かい|

そう だ 提督 は お前 を 大規模 改装 さ せる ため に 鎮守 府 に 呼び戻し た ||ていとく||おまえ||だいきぼ|かいそう|||||ちんじゅ|ふ||よびもどし|

お前 が 次 の 戦い に 必要 に なる どうしても 欠く こと は でき ない おまえ||つぎ||たたかい||ひつよう||||かく||||

そう おっしゃって い た の だ

司令 官 が … 私 を … しれい|かん||わたくし|

頑張る 私 必ず 改 に なって み せる がんばる|わたくし|かならず|かい||||

もう 一 周 |ひと|しゅう

朝 の 光 眩 しく て あさ||ひかり|くら||

Weigh Anchor !

言葉 も 無く て ただ 波 の 音 聞い て た ことば||なく|||なみ||おと|ききい||

記憶 の 意味 試さ れ て いる みたい に きおく||いみ|ためさ|||||

闇 の 中 でも 思い出す やみ||なか||おもいだす

前 に 進む の 見て い て よ ぜん||すすむ||みて|||

So repeatedly , we won ' t regret to them

そんな 風 に 考え て い た の |かぜ||かんがえ||||

憧れ 抜 錨 未来 あこがれ|ぬき|いかり|みらい

絶望 喪失 別離 ぜつぼう|そうしつ|べつり

いく つ も の 悲しみ と 海 を 越え ||||かなしみ||うみ||こえ

たとえ 世界 の すべて が 海 色 に 溶け て も |せかい||||うみ|いろ||とけ||

きっと あなた の 声 が する |||こえ||

大丈夫 帰 ろ う って でも だいじょうぶ|かえ||||

世界 が すべて 反転 し て いる の なら せかい|||はんてん|||||

それ でも あなた と 真っ直ぐ に 前 を 見 て て ||||まっすぐ||ぜん||み||

今 願い 込め た 一撃 爆ぜ た いま|ねがい|こめ||いちげき|はぜ|

そう か 見失った か ||みうしなった|

はい その うち 一 隻 は 隻 眼 の ヲ 級 で ある こと を 確認 し まし た |||ひと|せき||せき|がん|||きゅう|||||かくにん|||

鎮守 府 を 爆撃 し た 機動 部隊 に 間違い なかった の です が ちんじゅ|ふ||ばくげき|||きどう|ぶたい||まちがい||||

申し訳 あり ませ ん もうし わけ|||

どう ？

残念 です が その 情報 だけ で は どこ から 来 た か の 特定 は ざんねん||||じょうほう||||||らい||||とくてい|

そう か

我が 連合 艦隊 の 総力 を もって 棲 地 AF を 攻略 わが|れんごう|かんたい||そうりょく|||せい|ち|||こうりゃく

敵 の 機動 部隊 を 誘引 し これ を 撃 滅 せよ てき||きどう|ぶたい||ゆういん||||う|めつ|

それ が 提督 の 残し た 作戦 な の です か ||ていとく||のこし||さくせん||||

棲 地 AF せい|ち|

おそらく 情報 の 漏洩 を 恐れ て 提督 が 暗号 で 書 い た と 思わ れる の |じょうほう||ろうえい||おそれ||ていとく||あんごう||しょ||||おもわ||

何 か 分かる こと ない ？ なん||わかる||

分かる ？ わかる

一体 どこ だ いったい||

机 が ちょっと 低い っぽい つくえ|||ひくい|

わ … 私 も 低い かも しれ ない わ ね |わたくし||ひくい|||||

暁 ちゃん は ぴったり な の です あかつき||||||

それ より あと は あと は

特に は な いわ ね とくに||||

これ やった 時 練 度 が どーんと 上がった な みたい な の ||じ|ね|たび|||あがった||||

また 聞い てる の ？ |ききい||

だって まだまだ 足り ない ん だ もん ||たり||||

もっと やる こと を いろいろ 増やさ なきゃ って |||||ふやさ||

まだ 増やす の ？ |ふやす|

しょうがない よ 改 に なる に は 練 度 を あげる しか ない って しょうが ない||かい|||||ね|たび|||||

赤城 先輩 に も 言わ れ た し あかぎ|せんぱい|||いわ|||

次 行く ぞ つぎ|いく|

はい

もう 一 度 お 願い し ます |ひと|たび||ねがい||

行く ぞ いく|

すごく 上手 に なった の です |じょうず||||

じゃあ 行く わ ね |いく||

うん また 明日 ||あした

演習 頑張って ね えんしゅう|がんばって|

そう そう

今日 から 間宮 さん の とこ 正式 に 営業 する らしい よ きょう||まみや||||せいしき||えいぎょう|||

本当 ？ よかった ほんとう|

うん 寄って か ない ？ |よって||

ああ 今日 は いい や |きょう|||

トレーニング の メニュー 残って る し とれーにんぐ||めにゅー|のこって||

あんまり 食べる と 眠く なっちゃ う し |たべる||ねむく|||

間宮 さん に よろしく 伝え て おい て よ まみや||||つたえ||||

じゃあ ね

赤城 先輩 すみません 失礼 し ます あかぎ|せんぱい||しつれい||

珍しい あの 子 が 赤城 さん を 見つけ て そのまま 行って しまう なんて めずらしい||こ||あかぎ|||みつけ|||おこなって||

MI 方面 です か |ほうめん||

ああ 状況 を 確認 し て き て もらい たい |じょうきょう||かくにん||||||

ただ 深入り は 禁物 よ |ふかいり||きんもつ|

あと 火 に は 気 を つけ て ね |ひ|||き||||

はい

任務 は あくまで 棲 地 AF の 特定 だ にんむ|||せい|ち|||とくてい|

寒い さむい

すでに 北方 海域 と 南西 海域 に は 別 の 部隊 を 偵察 に 出し て いる |ほっぽう|かいいき||なんせい|かいいき|||べつ||ぶたい||ていさつ||だし||

鎮守 府 に 爆撃 を 行った 機動 部隊 は 敵 の 主力 部隊 で ある こと は 間違い ない ちんじゅ|ふ||ばくげき||おこなった|きどう|ぶたい||てき||しゅりょく|ぶたい|||||まちがい|

近づけ ば 必ず 動き が ある はず だ ちかづけ||かならず|うごき||||

つまり 近づ い て 動き が あった 棲 地 の 付近 に 機動 部隊 が いる |ちかづ|||うごき|||せい|ち||ふきん||きどう|ぶたい||

そういう こと

以上 だ 出撃 せよ いじょう||しゅつげき|

何 か 引っかかる ？ なん||ひっかかる

いや なぜ 提督 は あの 艦 を 選 ん だ の か と 思って な ||ていとく|||かん||せん||||||おもって|

吹雪 ちゃん ？ ふぶき|

確か あの 子 を 鎮守 府 に 呼び寄せ た の も 提督 だった わ ね たしか||こ||ちんじゅ|ふ||よびよせ||||ていとく|||

特 型 駆逐 艦 の 一 番 艦 で は ある が とく|かた|くちく|かん||ひと|ばん|かん||||

装備 機動 性 に おい て 特に 秀で た もの は ない そうび|きどう|せい||||とくに|ひいで||||

大規模 改装 が 行わ れ た ところ で 劇的 な 変化 は 望め ない はず だ が だいきぼ|かいそう||おこなわ|||||げきてき||へんか||のぞめ||||

やい てる の ？ あの 子 に ||||こ|

バカ な ただ 疑問 に 思った だけ だ ばか|||ぎもん||おもった||

提督 は きっと 気まぐれ な の よ ていとく|||きまぐれ|||

あなた を 秘書 艦 に 指名 する ぐらい な ん だ から ||ひしょ|かん||しめい||||||

何 が 言い たい ？ なん||いい|

やきもち やく の も 悪く ない わ ||||わるく||

私 だって やい てる の よ わたくし|||||

自分 の 大切 な 子 を 秘書 艦 に し た 提督 に じぶん||たいせつ||こ||ひしょ|かん||||ていとく|

自分 の 大切 な … じぶん||たいせつ|

那珂 ちゃん だめ よ なか|||

ちゃんと 警戒 し て |けいかい||

だって 退屈 な ん だ もん |たいくつ||||

偵察 機 の 方 は ？ ていさつ|き||かた|

特に 何も とくに|なにも

海 も 静か だ ね うみ||しずか||

つまり ここ じゃ ない って

見 て ください み||

確実 に 見つかった ね かくじつ||みつかった|

写真 は 鎮守 府 を 通さ なきゃ だめ しゃしん||ちんじゅ|ふ||つう さ||

至急 この 海域 から 離脱 し ます しきゅう||かいいき||りだつ||

各自 確認 を かくじ|かくにん|

敵 艦 発見 てき|かん|はっけん

回り込ま れ た みたい だ ね まわりこま|||||

もう しつこい ん だ から

こう なったら 素敵 な パーティー 始める しか な いわ ね ||すてき||ぱーてぃー|はじめる||||

だめ です

神 通 かみ|つう

敵 の 数 は ？ てき||すう|

敵 駆逐 艦 4 軽 巡 2 てき|くちく|かん|けい|めぐり

その くらい なら

行っちゃ お う よ おこなっちゃ|||

仕方 あり ませ ん しかた|||

三水 戦 戦闘 用意 さんずい|いくさ|せんとう|ようい

ここ で 私 が 倒せ れ ば ||わたくし||たおせ||

練 度 が … ね|たび|

吹雪 ちゃん ふぶき|

私 前 に 行き ます わたくし|ぜん||いき|

司令 官 見 て て ください しれい|かん|み|||

私 が やっつけ ちゃ う ん だ から わたくし|||||||

夾 叉 次 きょう|さ|つぎ

当たった あたった

吹雪 ちゃん ふぶき|

吹雪 ちゃん ふぶき|

下がり な 特 型 駆逐 艦 さがり||とく|かた|くちく|かん

平気 です 川内 さん たち は 敵 駆逐 を へいき||かわうち||||てき|くちく|

向こう も 損傷 し て い ます むこう||そんしょう||||

あと もう 一 度 当たる こと が でき れ ば ||ひと|たび|あたる|||||

吹雪 ちゃん ふぶき|

もう 一 度 |ひと|たび

まだ 大丈夫 |だいじょうぶ

倒す こと が でき れ ば たおす|||||

きっと … きっと …

吹雪 ちゃん だめ ふぶき||

これ で

うそ

あれ 夢 ？ |ゆめ

気づ い た ？ きづ||

睦月 ちゃん むつき|

よかった よかった よ

あの 私 … |わたくし

敵 の 最後 の 一 発 が 運よく 逸れ て さ てき||さいご||ひと|はつ||うんよく|それ||

当たって たら 轟 沈 だった よ あたって||とどろき|しず||

じゃあ

睦月 ちゃん あの 深海 棲 艦 私 倒せ た ？ むつき|||しんかい|せい|かん|わたくし|たおせ|

吹雪 ちゃん ふぶき|

残念 だ けど そっち も 外れ ざんねん|||||はずれ

そう です か

もう 少し か と 思った のに な |すこし|||おもった||

そんな の どうでも いい よ

吹雪 ちゃん 轟 沈 する ところ だった ん だ よ ふぶき||とどろき|しず||||||

睦月 ちゃん むつき|

だめ だ よ あんな こと し ちゃ

轟 沈 し たら もう 戻って こ れ ない ん だ よ とどろき|しず||||もどって||||||

戦う こと も 歩く こと も たたかう|||あるく||

みんな と お 話 する こと も 何 も でき なく なっちゃ う ん だ よ |||はなし||||なん||||||||

後悔 も でき ない まま 海 の 中 に 消え ちゃ う ん だ よ こうかい|||||うみ||なか||きえ|||||

でも

私 もう 嫌 な の わたくし||いや||

如月 ちゃん み たい に 吹雪 ちゃん が い なく なったら と 思ったら きさらぎ|||||ふぶき|||||||おもったら

もう あんな の 嫌 な の |||いや||

睦月 ちゃん むつき|

少し は 気持ち 考え て あげ ない と ね すこし||きもち|かんがえ|||||

三水 戦 が 一 番 激しい 攻撃 を 受け た と 考える と さんずい|いくさ||ひと|ばん|はげしい|こうげき||うけ|||かんがえる|

棲 地 MI が 本命 か せい|ち|||ほんめい|

でも それ だけ で 特定 する の は 早計 じゃ ない ？ ||||とくてい||||そうけい||

分かって いる 何 か 決め手 と なる もの が ほしい わかって||なん||きめて|||||

もう 何 な ん です これ |なん||||

どう し た の

いえ さっき から 千 歳 と 連絡 を 取って いる の です が |||せん|さい||れんらく||とって||||

どうも 混信 し てる みたい で |こんしん||||

大淀 おおよど

はい ？

睦月 ちゃん お 話 が ある の むつき|||はなし|||

こんな 暗い ところ を 北上 さん と 二 人きり … |くらい|||ほくじょう|||ふた|ひときり

大井 っち おおい|

はい

手 繋 い で も いい て|つな||||

暗く て 前 よく 見え なく て くらく||ぜん||みえ||

ダメ ？ だめ

も もちろん です

そ っか やっぱり ダメ か |||だめ|

ち ちがい ます 構い ませ ん |||かまい||

賛成 です さんせい|

是 か 非 って 言え ば 是 です ぜ||ひ||いえ||ぜ|

ぜひ

なんか よく わから ない けど じゃあ

明るく なった ね これ なら 見える よ あかるく|||||みえる|

行 こ う ぎょう||

空気 読み なさい よ くうき|よみ||

そこ の 海 に 沈める わ よ ||うみ||しずめる||

大井 っち 何 月 に 叫 ん でる の おおい||なん|つき||さけ|||

な なんでもない です

ごめん ね なんか 急に いろんな こと が 起き すぎ ちゃ って |||きゅうに||||おき|||

よく 考え られ なく て |かんがえ|||

う うん 吹雪 の 気持ち は わかって る つもり だ よ ||ふぶき||きもち||||||

私 の 方 こそ ごめん わたくし||かた||

どうしても 怖く なっちゃ っ て |こわく|||

あの ね 私 ここ で 司令 官 に 声 掛け て もらった の ||わたくし|||しれい|かん||こえ|かけ|||

こう して いる とき 後ろ から 足音 が し て ||||うしろ||あしおと|||

振り返ったら 司令 官 だった ふりかえったら|しれい|かん|

まだ 鎮守 府 に 来 た ばかり で ね すごい 不安 で |ちんじゅ|ふ||らい||||||ふあん|

なんで 呼ば れ た の か なって 何も でき ない の に って |よば||||||なにも|||||

だから 私 思い切って 聞い て み た の |わたくし|おもいきって|ききい||||

どうして 私 な ん です か 私 を 呼 ん だ ん です か って |わたくし|||||わたくし||よ||||||

答え て くれ た ？ こたえ|||

夢 に 見 た ん だ って ゆめ||み||||

私 が 司令 官 に 一生懸命 話 し て いる らしく て わたくし||しれい|かん||いっしょうけんめい|はなし|||||

私 司令 官 の こと だ いす … 信頼 し て い ます は い わたくし|しれい|かん|||||しんらい||||||

それ だけ ？

うん だ から ここ から 始め て い こ う って そう 言わ れ た の |||||はじめ|||||||いわ|||

だから だ から 私 も 始めよ う って |||わたくし||はじめよ||

夢 を 持って 進 ん で いこ う って ゆめ||もって|すすむ|||||

吹雪 ちゃん の 夢 って ふぶき|||ゆめ|

誰 か の 役 に 立つ こと だれ|||やく||たつ|

どんな 些細 な 事 で も いい |ささい||こと|||

みんな の 役 に 立ち たい の ||やく||たち||

じゃあ 改 に なる の も その ため ？ |かい||||||

うん

そ っか

ごめん ね

睦月 ちゃん むつき|

絶対 い なく なったり し ない から 約束 する から ぜったい|||||||やくそく||

以前 提督 に 言わ れ た こと が ある ん です いぜん|ていとく||いわ|||||||

私 の 随伴 艦 は 私 が 決め なさい と わたくし||ずいはん|かん||わたくし||きめ||

赤城 さん あかぎ|

戦力 が 増強 さ れ て いる せんりょく||ぞうきょう||||

間違い ない の か まちがい|||

はい 水上 機 母艦 千歳 千代田 が 確認 し まし た |すいじょう|き|ぼかん|ちとせ|ちよだ||かくにん|||

やはり か

重要 拠点 で あれ ば 情報 伝達 の 量 が 多く なる じゅうよう|きょてん||||じょうほう|でんたつ||りょう||おおく|

航空 戦力 も かなり の 数 集結 し て いる な こうくう|せんりょく||||すう|しゅうけつ||||

やはり

でも あくまで 可能 性 の 話 よ ||かのう|せい||はなし|

わかって いる だ が

指令 書 に 残さ れ た 棲 地 AF は MI と 断定 する しれい|しょ||のこさ|||せい|ち|||||だんてい|

よし

あれ は

おはよう ございます 吹雪 さん ||ふぶき|

赤城 先輩 あかぎ|せんぱい

どう 新た な 自分 は 見つかり そう ？ |あらた||じぶん||みつかり|

はい 頑張って は いる ん です けど |がんばって|||||

そう です か 実は あなた に お 願い が あって き まし た |||じつは||||ねがい|||||

随伴 艦 です か ずいはん|かん||

ええ 受け て くれる かしら |うけ|||

私 が … わたくし|

赤城 さん あかぎ|

加賀 さん かが|

赤城 さん の 意志 は 尊重 し たい あかぎ|||いし||そんちょう||

けど あなた は 私 に とって |||わたくし||

いえ 連合 艦隊 に とって 決して 欠く こと の でき ない |れんごう|かんたい|||けっして|かく||||

一 航 戦 の 正規 空母 ひと|わたる|いくさ||せいき|くうぼ

吹雪 さん あなた に 赤城 さん を 守る 力 が ある の か ふぶき||||あかぎ|||まもる|ちから||||

試さ せ て ほしい ためさ|||

無理 だ と 言う なら 今 ここ で 辞退 し て むり|||いう||いま|||じたい||

加賀 さん かが|

やり ます やら せ て ください

今度 の 戦い は 機動 部隊 同士 の 航空 戦 が 予想 さ れる わ こんど||たたかい||きどう|ぶたい|どうし||こうくう|いくさ||よそう|||

護衛 艦 と して 防空 能力 も 必要 ごえい|かん|||ぼうくう|のうりょく||ひつよう

はい

今 から 演習 用 の 機体 を 放ち ます いま||えんしゅう|よう||きたい||はなち|

その 攻撃 を 避け ながら 撃破 し て 見せ て |こうげき||さけ||げきは|||みせ|

お 願い し ます |ねがい||

それでは 赤城 さん の 護衛 艦 を 務め させる わけ に は いか ない わ |あかぎ|||ごえい|かん||つとめ|||||||

もう 一 度 |ひと|たび

はい

ちゃんと 宿題 やって き た |しゅくだい|||

吹雪 ちゃん ？ 来 て ない の です ふぶき||らい||||

もちろん わたし を 誰 だ と 思って る の よ |||だれ|||おもって|||

トレーニング 行った きり 戻って こ ない から てっきり とれーにんぐ|おこなった||もどって||||

まだ 走って る っぽい ？ |はしって||

大変 だ よ 今 演習 場 の ほう 通って き たら 吹雪 ちゃん が い て たいへん|||いま|えんしゅう|じょう|||かよって|||ふぶき||||

もう 一 度 |ひと|たび

はい

吹雪 ちゃん ふぶき|

早く 立って それとも 諦める はやく|たって||あきらめる

やり ます

そんな …

もう 無理 だ よ もう |むり|||

ダメ だめ

吹雪 ちゃん ふぶき|

私 赤城 先輩 の 護衛 艦 に なり たい の わたくし|あかぎ|せんぱい||ごえい|かん||||

誰 か の 役 に 立ち たい の だれ|||やく||たち||

吹雪 ちゃん ふぶき|

お 願い し ます もう 一 度 もう 一 度 |ねがい||||ひと|たび||ひと|たび

吹雪 さん ふぶき|

いき ます よ

立ち なさい たち|

あなた の これ まで の 努力 そんな もの で は なかった はず です |||||どりょく|||||||

先輩 せんぱい

私 は 知って い ます わたくし||しって||

海上 を 進む こと すら ままならなかった あなた が かいじょう||すすむ|||||

悖 ら ず 恥じ ず 憾 ま ず はい|||はじ||かん||

いかに 前 を 向 い て ここ まで 来 た か |ぜん||むかい|||||らい||

あなた なら できる はず です 立ち なさい |||||たち|

吹雪 ちゃん ふぶき|

誰 か の 役 に 立ち たい の だれ|||やく||たち||

頑張れ 頑張れ がんばれ|がんばれ

あたって

あと 一 機 頑張って いき ま しょ う |ひと|き|がんばって||||

あたって ください

い っけ ー ||-

吹雪 ちゃん ふぶき|

吹雪 ちゃん 大丈夫 ふぶき||だいじょうぶ

よく 頑張り まし た |がんばり||

やった

上々 ね すぐ 工 廠 へ 行き なさい じょうじょう|||こう|しょう||いき|

はい

どう ？ いい ？

うん どうぞ

これ が 改 ？ ||かい

あんまり 変わら ない っぽい ？ |かわら||

よかった ね

よく ない よ

まさか 改装 さ れ て ない と か |かいそう||||||

そんな こと ない よ

ほら 長 10 センチ 砲 に なって る し |ちょう|せんち|ほう||||

服 も ちょっと 変わった し ふく|||かわった|

ただ 姿 は 変わら ない こと も ある ん だ って |すがた||かわら|||||||

そう な の

なんか 頑張って ちょっぴり 損 し た 気分 |がんばって||そん|||きぶん

赤城 先輩 あかぎ|せんぱい

吹雪 さん 約束 通り ふぶき||やくそく|とおり

次 の 戦い の 随伴 艦 は あなた に お 願い し ます つぎ||たたかい||ずいはん|かん|||||ねがい||

引き受け て くれ ます ね ひきうけ||||

はい

そう か ご 苦労 だった |||くろう|

いえ 私 も 望 ん で い た こと です から |わたくし||のぞみ|||||||

ですが なぜ 提督 は そこ まで ||ていとく|||

私 に も わから ない ただ 指令 書 に も 書か れ て いる の だ わたくし||||||しれい|しょ|||かか|||||

駆逐 艦 吹雪 が この 作戦 の 鍵 と なる と な くちく|かん|ふぶき|||さくせん||かぎ||||

司令 官 私 赤城 先輩 の 護衛 艦 に なり ます しれい|かん|わたくし|あかぎ|せんぱい||ごえい|かん|||

届け 届け とどけ|とどけ

想い よ 届け おもい||とどけ

そう あの 日 笑顔 私 の 願い 全て ||ひ|えがお|わたくし||ねがい|すべて

君 と 優しい 時間 へ と 届け きみ||やさしい|じかん|||とどけ

海 の 青 広 がる 赤 煉瓦 その 向こう に うみ||あお|ひろ||あか|れんが||むこう|

ねえ

光る 磯 波 越え 叢雲 の 空 眩 しい ひかる|いそ|なみ|こえ|むらくも||から|くら|

言葉 選 ん で 瞳 伏せ て も ことば|せん|||ひとみ|ふせ||

見え ない 明日 も 君 の 笑顔 も ! みえ||あした||きみ||えがお|

白く 白く 吹雪 の よう な しろく|しろく|ふぶき|||

そう 、 出逢う 前 から 解って た この 想い |であう|ぜん||わかって|||おもい

今 なら もっと ずっと 強く いま||||つよく

強く 強く 願い は 強く つよく|つよく|ねがい||つよく

繋ぐ よ その 手 を 感じ て 明日 を つなぐ|||て||かんじ||あした|

信じる 優しい 未来 へ と 届け しんじる|やさしい|みらい|||とどけ