Yahari Ore no Seishun Love Come wa Machigatteiru Episode 7 Yahari Ore no Seishun Love Come wa Machigatteiru Episode 7

（ メール 受信 ） めーる|じゅしん

（ 比企 谷 ） うん ？ ひき|たに|

＜ これ で よし あと は 深夜 に ＞ |||||しんや|

＜ 「 ご め ～ ん 電池 切れ て た 」 と か ＞ |||でんち|きれ||||

＜ 「 ちょっと 圏 外 だった みたい 」 と か 返せ ば 大丈夫 ＞ |けん|がい|||||かえせ||だいじょうぶ

＜ こう 返さ れ たら 向こう も 責める こと は でき まい ＞ |かえさ|||むこう||せめる||||

＜ ソース は 俺 中学 時代 ＞ そーす||おれ|ちゅうがく|じだい

＜ 勇気 を 振りしぼって 女子 に メール し たら ＞ ゆうき||ふりしぼって|じょし||めーる||

＜ ４ 割 の 確率 で これ が 返って き た ＞ わり||かくりつ||||かえって||

＜ ちなみに ３ 割 は 返信 が なく 残り の ３ 割 は ＞ |わり||へんしん|||のこり||わり|

＜ メーラーダエモン さん と か いう 外国 人 から メール が 来 た ＞ |||||がいこく|じん||めーる||らい|

（ 携帯 着信 ） けいたい|ちゃくしん

（ メール 受信 が ４ 回 ） めーる|じゅしん||かい

（ メール 受信 ） めーる|じゅしん

怖い 怖い よ こわい|こわい|

＜ 平塚 先生 が 結婚 でき ない 理由 の 一端 を かいま見 た 気 が し た ＞ ひらつか|せんせい||けっこん|||りゆう||いったん||かいまみ||き|||

＜ あの 人 俺 の こと どん だけ 好き な ん だ よ ＞ |じん|おれ|||||すき||||

＜ こえ ～ よ 怖い ＞ ||こわい

♪♪～

（ 小町 ） あ ～ 夏 休み の 宿題 終わった ～ ！ こまち||なつ|やすみ||しゅくだい|おわった

お 疲れ お 兄 ちゃ ～ ん |つかれ||あに||

小町 は すごく 頑張って 勉強 し まし た こまち|||がんばって|べんきょう|||

まあ そう だ な 頑張った 小町 に は ||||がんばった|こまち||

自分 へ の ご ほうび が あって いい と 思う の です じぶん|||||||||おもう||

お前 は 丸の内 の ＯＬ か おまえ||まるのうち|||

とにかく ご ほうび が 必要 です ||||ひつよう|

だから お 兄ちゃん は 小町 と 一緒 に ||にいちゃん||こまち||いっしょ|

千葉 に 行か ない と いけない の です ちば||いか|||||

お前 の 論理 すげ え な おまえ||ろんり|||

鳥 人間 コンテスト 優勝 できる レベル で 飛躍 し た ぞ ちょう|にんげん|こんてすと|ゆうしょう||れべる||ひやく|||

何 か 欲しい もの でも あん の か ？ なん||ほしい|||||

あん ま し 高い もん は 無理 だ ぞ 財布 に ４００ 円 しか ない |||たかい|||むり|||さいふ||えん||

安い の も 無理 じゃ ん 別に 物 が 欲しい ん じゃ ない よ やすい|||むり|||べつに|ぶつ||ほしい||||

お 兄ちゃん と 出かけ られ れ ば それ で 十 分 だ もん |にいちゃん||でかけ||||||じゅう|ぶん||

あ ッ 今 の 結構 小町 的 に ポイント 高い ||いま||けっこう|こまち|てき||ぽいんと|たかい

う ぜ え …\ N 出かける の は いい けど 着替えろ よ ||||でかける|||||きがえろ|

その 格好 で 外出 さ れ たら 俺 は 道 行く 男子 の 目 に |かっこう||がいしゅつ||||おれ||どう|いく|だんし||め|

レーザー ポインター 浴びせ に ゃ なら ん れーざー||あびせ||||

おお 今 の 八幡 的 に ポイント 高い よ な |いま||はちまん|てき||ぽいんと|たかい||

いや ～ その シスコン ぶり は 正直 キモ い けど |||||しょうじき|||

千葉 で 何 する か 知ら ん が ちば||なん|||しら||

一緒 に 行く くらい なら 別に いい ぞ いっしょ||いく|||べつに||

お お ッ ！ ありがとう

じゃ お 兄ちゃん も 動き やすい 格好 に 着替え て ||にいちゃん||うごき||かっこう||きがえ|

（ 鼻歌 を 歌う 小町 ） はなうた||うたう|こまち

よし と … よ ～ し レッツゴー ！

♪♪～ ち ～ ば ち ば ち ば …\ N うん ？

（ 平塚 ） さて 電話 に 出 なかった 言い訳 を 聞こ う か ひらつか||でんわ||だ||いい わけ||ききこ||

まあ 無事 なら それ で 結構 |ぶじ||||けっこう

色々 と 手 を 回し て 君 の 妹 に 連絡 が 取れ た ので いろいろ||て||まわし||きみ||いもうと||れんらく||とれ||

私 も 一安心 だ わたくし||ひとあんしん|

＜ メール と いい 安否 確認 の 仕方 と いい 怖い ＞ めーる|||あんぴ|かくにん||しかた|||こわい

つ ～ か 何 か 用 す か 俺 これ から 千葉 … ||なん||よう|||おれ|||ちば

千葉 に 行く ん だ まだ メール 見 て なかった の か ちば||いく||||めーる|み||||

は あ ？ （ 結 衣 ） ヒッキー 遅い し ||けつ|ころも||おそい|

え ッ 何で お前 ら い ん の ？ ||なんで|おまえ||||

「 何で 」 って 部活 じゃ ん なんで||ぶかつ||

結 衣 さん やっ は ろ ー 小町 ちゃん やっ は ろ ー けつ|ころも|||||-|こまち|||||-

＜ その 挨拶 は やって ん の か バカ っぽい から やめろ ＞ |あいさつ||||||ばか|||

雪 乃 さん も やっ は ろ ー や ッ … ゆき|の||||||-||

こんにち は 小町 さん ||こまち|

小町 も 呼 ん で もらって 嬉しい です こまち||よ||||うれしい|

＜ 妹 へ の 愛情 を 利用 し て おびき出す と は 卑怯 な ＞ いもうと|||あいじょう||りよう|||おびきだす|||ひきょう|

＜ でも 一 番 卑怯 な の は 妹 です よ ね ＞ |ひと|ばん|ひきょう||||いもうと|||

≪ （ 戸塚 ） 八幡 ～ ！ とつか|はちまん

＜ いや 俺 は この こと を 予見 し て ＞ |おれ|||||よけん||

＜ あえて おびき出さ れ た ふり を し た ＞ |おびきださ||||||

＜ 結果 オーライ 今日 から 神 信じ ちゃ う ＞ けっか|おーらい|きょう||かみ|しんじ||

戸塚 さん やっ は ろ ー やっ は ろ ー とつか|||||-||||-

＜ 何 それ カワイイ もっと はやら せよ う ぜ ＞ なん|||||||

では 行 こ う 早く 乗り込み たまえ |ぎょう|||はやく|のりこみ|

あの ～ 千葉 駅 行く の に 何で 高速 乗る ん です か ？ |ちば|えき|いく|||なんで|こうそく|のる|||

逆 に 聞こ う 一体 いつ から ぎゃく||ききこ||いったい||

千葉 駅 に 向かう と 錯覚 し て い た ？ ちば|えき||むかう||さっかく||||

錯覚 も 何 も 「 千葉 行く 」 って 言ったら 普通 … さっかく||なん||ちば|いく||いったら|ふつう

千葉 駅 か と 思った ？ 残念 ！ 千葉 村 で し た ちば|えき|||おもった|ざんねん|ちば|むら|||

何 す か ？ その アレ な テンション なん||||||てんしょん

う ～ ん …

思い出し た 千葉 村 って おもいだし||ちば|むら|

中学 の とき 自然 教室 で 行った とこ だ ちゅうがく|||しぜん|きょうしつ||おこなった||

うん ？

葉山 や あ ヒキタニ 君 はやま||||きみ

お前 ら どうして ここ に ？ おまえ||||

全員 揃った よう だ な え ッ ？ ぜんいん|そろった|||||

君 達 に は しばらく ボランティア 活動 を し て もらう きみ|さとる||||ぼらんてぃあ|かつどう||||

ボランティア ？ ぼらんてぃあ

奉仕 部 の 合宿 を 兼ねて ほうし|ぶ||がっしゅく||かねて

林間 学校 サポート スタッフ と して 働 い て もらう りんかん|がっこう|さぽーと|すたっふ|||はたら|||

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] （ 教師 Ａ ） 最後 に 皆さん の お 手伝い を し て くれる |||きょうし||さいご||みなさん|||てつだい||||

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] お にいさん お ねえさん に 挨拶 し ま しょ う ||||||||あいさつ||||

（ 子供 達 ） よろしく お 願い し ます こども|さとる|||ねがい||

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] 何 か あったら いつ でも 僕達 に 言って ください |||なん|||||ぼくたち||いって|

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] この 林間 学校 で 素敵 な 思い出 を ||||りんかん|がっこう||すてき||おもいで|

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] たくさん つくって ください よろしく お 願い し ます ||||||||ねがい||

あの なぜ 葉山 君 達 まで いる ん でしょ う か ||はやま|きみ|さとる||||||

人手 が 足り ない から → ひとで||たり||

内 申 点 を エサ に 募集 を かけ て い た の だ よ うち|さる|てん||えさ||ぼしゅう||||||||

これ も いい 機会 だ ろ 君 達 は 別 の コミュニティー と |||きかい|||きみ|さとる||べつ||こみゅにてぃー|

うまく やる 術 を 身 に つけ た 方 が いい ||じゅつ||み||||かた||

無理 です よ あの 辺 と 仲良く する なんて むり||||ほとり||なかよく||

≪ （ 平塚 ） 違う よ 仲良く する 必要 は ない ひらつか|ちがう||なかよく||ひつよう||

「 うまく やれ 」 と 言って いる ん だ |||いって|||

敵対 でも 無視 でも なく てきたい||むし||

さらっと 無難 に やり過ごす 術 を 身 に つけ たまえ |ぶなん||やりすごす|じゅつ||み|||

それ が 社会 に 適応 する と いう こと さ ||しゃかい||てきおう|||||

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] （ 教師 Ａ ） で は オリエンテーリング スタート |||きょうし|||||すたーと

さて 君 達 の 最初 の 仕事 は オリエンテーリング の サポート だ |きみ|さとる||さいしょ||しごと||||さぽーと|

一緒 に 行動 し て トラブル の ない よう 見守って くれ いっしょ||こうどう|||とらぶる||||みまもって|

≪ （ 戸部 ） い ～ や 小学生 マジ 若い わ → とべ|||しょうがくせい||わかい|

俺 ら 高校 生 と か もう オッサン じゃ ね ？ おれ||こうこう|せい||||||

（ 優美子 ） やめ て あー し が ババア み たい じゃ ん ゆみこ||||||||||

でも 僕 が 小学生 くらい の 頃 って |ぼく||しょうがくせい|||ころ|

高校 生 は すごく 大人 に 見え た な こうこう|せい|||おとな||みえ||

小町 から 見 て も 高校 生 って こまち||み|||こうこう|せい|

大人 って 感じ し ます よ 兄 を 除 い て おとな||かんじ||||あに||のぞ||

オイ 俺 メチャクチャ 大人っぽい だ ろ う が おい|おれ||おとなっぽい||||

グチ を こぼし た り 汚い 嘘 つい たり |||||きたない|うそ||

卑怯 な こと を し たり ひきょう|||||

ヒッキー の 大人 の イメージ って そんな 悲しい もの な ん だ ||おとな||いめーじ|||かなしい||||

ねえ あの 子 達 何 し てる の かしら ？ ||こ|さとる|なん||||

（ 女子 達 ） う わ ～\ N 見 て こよ う じょし|さとる||||み|||

≪ 怖い よ ～ こわい|

大丈夫 ただ の アオダイショウ だ よ だいじょうぶ|||||

（ 由香 ） お にいさん すご ～ い ！ ゆか||||

（ 仁美 ） よく 触れる ね 平気 だ よ ひとみ||ふれる||へいき||

噛ま ない し 毒 も ない から かま|||どく|||

噛ま なく て も 触り たく ない し かま||||さわり|||

（ 女子 達 ） ねえ ～\ N うん ？ じょし|さとる|||

は あ …\ N うん ？

＜ スタンド 使い と スタンド 使い が ひか れ 合う よう に ＞ すたんど|つかい||すたんど|つかい||||あう||

＜ ぼ っち は ぼ っち を 発見 する 能力 に 長 け てる らしい ＞ ||||||はっけん||のうりょく||ちょう|||

（ 由香 ） お にいさん チェック ポイント どこ に ある の ゆか|||ちぇっく|ぽいんと||||

どこ だ ろ う （ 仁美 ） 一緒 に 探し て よ ||||ひとみ|いっしょ||さがし||

じゃ ここ だけ 手伝う よ |||てつだう|

でも 他の みんな に は 内緒 な わ ～ い ！ |たの||||ないしょ|||

＜ さすが 葉山 コミュ 力 高い 秘密 の 共有 も ＞ |はやま||ちから|たかい|ひみつ||きょうゆう|

＜ 人 と うまく やる ため の テクニック な ん だ ろ う ＞ じん||||||てくにっく|||||

お 兄ちゃん 大変 大変 ！ ど し た ？ |にいちゃん|たいへん|たいへん|||

あの イケメン 相手 に し たら お 兄ちゃん に 勝ち目 ゼロ ||あいて|||||にいちゃん||かちめ|

危険 信号 だ よ うる せ ほっとけ きけん|しんごう|||||

（ 海老名 ） 確かに 大変 かも しれ ない えびな|たしかに|たいへん|||

ヒキタニ 君 受け オーラ すごい し ヘタレ 受け って 感じ だ から |きみ|うけ|||||うけ||かんじ||

葉山 君 に 迫ら れ たら 即 落ち そう はやま|きみ||せまら|||そく|おち|

そ … そう か 気 を つける |||き||

チェック ポイント 見つかった ？ ちぇっく|ぽいんと|みつかった

（ 留美 ） いいえ そ っか るみ|||

じゃ みんな で 探 そ う 名前 は ？ |||さが|||なまえ|

鶴見 … 留美 つるみ|るみ

俺 は 葉山 隼人 よろしく ね おれ||はやま|はやと||

あっ ち の 方 と か 隠れ て そう じゃ ない ？ |||かた|||かくれ||||

見 た ？ 今 の み||いま|

アイツ 超 ナチュラル に 誘った ぞ |ちょう|なちゅらる||さそった|

さりげなく 名前 聞き出し てる し |なまえ|ききだし||

あなた に は 一生 かかって も でき ない 芸当 ね |||いっしょう|||||げいとう|

けれど … あまり いい やり 方 と は 言え な いわ ね ||||かた|||いえ|||

やっぱり ね …

小学生 でも ああいう の ある もん だ な しょうがくせい|||||||

小学生 も 高校 生 も 変わら ない わ よ しょうがくせい||こうこう|せい||かわら|||

等しく 同じ 人間 な の だ から ひとしく|おなじ|にんげん||||

ざっと こんな ところ だ な

何 か メチャクチャ 手慣れ て ます ね なん|||てなれ|||

これ でも 大学 時代 は よく サークル で バーベキュー を し た もの さ ||だいがく|じだい|||さーくる||ばーべきゅー|||||

私 が 火 を つけ てる 間 カップル 達 が イチャ こら … わたくし||ひ||||あいだ|かっぷる|さとる|||

チッ 気 分 が 悪く なった → |き|ぶん||わるく|

男子 は 火 の 準備 女子 は 食 材 を 取り に いき たまえ だんし||ひ||じゅんび|じょし||しょく|ざい||とり|||

は ～ い ！

＜ ここ で 男女 を 引き離す の は ＞ ||だんじょ||ひきはなす||

＜ 過去 の 恨み が 入って ませ ん か 大丈夫 です か ＞ かこ||うらみ||はいって||||だいじょうぶ||

まあ 小学 ６ 年生 の 野外 炊飯 で ある こと を 考え れ ば |しょうがく|ねんせい||やがい|すいはん|||||かんがえ||

妥当 な メニュー ね だとう||めにゅー|

家 カレー だ と 作る 人 に よって 個性 出る よ な いえ|かれー|||つくる|じん|||こせい|でる||

母ちゃん の 作る カレー な ん か 色々 入って て かあちゃん||つくる|かれー||||いろいろ|はいって|

厚 揚げ と か ある ある ！ こう|あげ||||

ちくわ と か 入って る べ あれ おお … |||はいって||||

＜ いきなり 気 安く す ん な よ 友達 な の か と 思っちゃ う だ ろ ＞ |き|やすく|||||ともだち|||||おもっちゃ|||

ママ カレー って そういう の ある よ ね まま|かれー||||||

こない だ も 変 な 葉っぱ 入って て さ |||へん||はっぱ|はいって||

ウチ の ママ 結構 ボー っと し てる とこ ある から な うち||まま|けっこう||||||||

その 葉っぱ って ローリエ だった ん じゃ ない かしら |はっぱ|||||||

＜ 何 ロリエ ！ ？ ＞ なん|

ふえ ～ カレー に 葉っぱ 入っちゃ っ た よ ～ |かれー||はっぱ|はいっちゃ|||

念のため に 言って おく けれど ねんのため||いって||

ローリエ は 月桂樹 の 葉 の こと よ ||げっけいじゅ||は|||

ローリエ って ティッシュ の こと じゃ ない ん だ ||てぃっしゅ||||||

あと は 火 が 通る の を 待つ だけ と ||ひ||とおる|||まつ||

暇 なら 見回って 手伝い で も する か ね いとま||みまわって|てつだい|||||

まあ 小学生 と 話す 機会 なんて そう そう ないし |しょうがくせい||はなす|きかい||||

行 こ う か ？ 俺 鍋 見 てる わ ぎょう||||おれ|なべ|み||

（ 平塚 ） 気 に する な 比企 谷 ひらつか|き||||ひき|たに

私 が 見 て て やろ う わたくし||み||||

カレー 好き ？ かれー|すき

は あ …

＜ 同感 だ ぼ っち に 声 を かける とき は ＞ どうかん|||||こえ||||

＜ あくまで 秘密裏 に ひそか に やる べき だ ＞ |ひみつり||||||

＜ さらし 者 に なら ない よう に 最大 限 の 配慮 を する 必要 が ある ＞ |もの||||||さいだい|げん||はいりょ|||ひつよう||

別に カレー に 興味 ない し べつに|かれー||きょうみ||

＜ いい 答え だ ＞ |こたえ|

＜ 好意 的 に 答え れ ば まわり から 調子 乗って る と 思わ れ ＞ こうい|てき||こたえ|||||ちょうし|のって|||おもわ|

＜ すげなく 答え れ ば 何 様 調子 乗って る と なる ＞ |こたえ|||なん|さま|ちょうし|のって||| ＜ If I answered in a casual way, I'd say, "How slick, you're in a slick mood.

＜ この 場 は 戦略 的 撤退 しか ない ＞ |じょう||せんりゃく|てき|てったい||

せっかく だ し 隠し 味 入れる か 何 か 入れ たい もの ある 人 |||かくし|あじ|いれる||なん||いれ||||じん

は ～ い ！ はい ！

私 フルーツ が いい と 思う 桃 と か ！ わたくし|ふるーつ||||おもう|もも||

アイツ バカ か ホント バカ ばっ か |ばか||ほんと|ばか||

まあ 世の中 は 大概 そう だ |よのなか||たいがい||

早く 気 が つい て よかった な はやく|き|||||

あなた も その 大概 でしょ |||たいがい|

あまり 俺 を ナメ る な 大概 と か その 他 大勢 の 中 で すら |おれ|||||たいがい||||た|おおぜい||なか||

１ 人 に なれる 逸材 だ ぞ 俺 は じん|||いつざい|||おれ|

そんな こと を そこ まで

誇らし げ に 言え る の は あなた くらい でしょ う ね ほこらし|||いえ||||||||

あきれる の を 通り越し て 軽蔑 する わ |||とおりこし||けいべつ||

通り越し たら 尊敬 し ねえ か 普通 とおりこし||そんけい||||ふつう

名前 ああ ？ 名前 が 何 だ よ なまえ||なまえ||なん||

名前 を 聞い てん の 普通 さっき の で 伝わる でしょ なまえ||ききい|||ふつう||||つたわる|

人 に 名前 を 尋ねる とき は まず 自分 から 名乗る もの よ じん||なまえ||たずねる||||じぶん||なのる||

鶴見 留美 つるみ|るみ

私 は 雪ノ下 雪 乃 わたくし||ゆきのした|ゆき|の

そこ の は ヒキ …\ N ヒキガ …

ヒキガエル 君 だった かしら ひきがえる|きみ||

何で 俺 の 小 ４ の 頃 の あだ名 知って ん だ よ なんで|おれ||しょう||ころ||あだな|しって|||

最後 の 方 は 「 ヒキ 」 も 取れ て ただ の 「 カエル 」 と 呼ば れ て い た さいご||かた||||とれ||||かえる||よば||||

《 ≪ （ 子供 Ａ ） カエル もう カエル の か よ 》 こども||かえる||かえる|||

《 ≪ （ 子供 達 ） ギャハハ … 》 こども|さとる|

比企 谷 八幡 だ ひき|たに|はちまん|

で これ が 由比 ヶ 浜 結 衣 な |||ゆひ||はま|けつ|ころも|

鶴見 … 留美 ちゃん だ よ ね ？ よろしく ね つるみ|るみ||||||

何 か … そっち の ２ 人 は 違う 感じ する なん||||じん||ちがう|かんじ|

あの 辺 の 人 達 と |ほとり||じん|さとる|

私 も 違う の あの 辺 と わたくし||ちがう|||ほとり|

「 違う 」 って 何 が ？ ちがう||なん|

みんな ガキ な ん だ もん |がき||||

だから 別に １ 人 で も いい か な って |べつに|じん||||||

でも 小学生 の とき の 友達 と か 思い出 って 大事 だ と 思う な |しょうがくせい||||ともだち|||おもいで||だいじ|||おもう|

思い出 と か いら ない おもいで||||

中学 入れ ば よそ から 来 た 人 と 友達 に なれ ば いい し ちゅうがく|いれ||||らい||じん||ともだち|||||

残念 だ けど そう は なら ない わ ざんねん|||||||

あなた を 仲間 は ずれ に し てる子 も 同じ 中学 へ 進学 する の でしょ ||なかま|||||てるこ||おなじ|ちゅうがく||しんがく|||

なら 同じ こと が 起きる だけ よ 今度 は その |おなじ|||おきる|||こんど||

よそ から 来 た 人 と やら も 一緒 に なって ||らい||じん||||いっしょ||

やっぱり … そう な ん だ →

ホント バカ みたい な こと し て た ほんと|ばか||||||

何 が あった の ？ なん|||

誰 か を ハブ る の は 何 回 か あって だれ|||はぶ||||なん|かい||

けど その うち 終わる し |||おわる|

そ したら また 話し たり する → |||はなし||

いつも 誰 か が 言い出し て → |だれ|||いいだし|

何となく みんな そういう 雰囲気 に なんの → なんとなく|||ふんいき||

そんな こと し て たら いつの間にか → |||||いつのまにか

今度 は 私 が そう なって た こんど||わたくし||||

別に …\ N 何 か し た わけ じゃ ない のに → べつに||なん|||||||

中学 でも こんな ふう に なっちゃ う の か な ？ ちゅうがく|||||||||

大丈夫 かな ？ だいじょうぶ|

ふむ … 何 か 心配事 か ね ？ |なん||しんぱいごと||

ちょっと 孤立 し ちゃ って る 子 が い た ので |こりつ|||||こ||||

かわいそう だ よ ね ～

＜ 違う 問題 の 本質 を 理解 し て い ない ＞ ちがう|もんだい||ほんしつ||りかい||||

＜ 孤立 する こと １ 人 で いる こと 自体 は ＞ こりつ|||じん||||じたい|

＜ 別に いい ん だ 問題 な の は ＞ べつに||||もんだい|||

＜ 悪意 に よって 孤立 さ せ られ てる こと だ ＞ あくい|||こりつ||||||

それ で 君 達 は どう し たい ？ ||きみ|さとる||||

俺 は 可能 な 範囲 で 何とか し て あげ たい です おれ||かのう||はんい||なんとか|||||

「 可能 な 範囲 で 」 … ね かのう||はんい||

あなた で は 無理 よ そう だった でしょ |||むり||||

雪ノ下 君 は ？ これ は ゆきのした|きみ|||

「 奉仕 部 の 合宿 も 兼ね てる 」 と 言って い まし た が ほうし|ぶ||がっしゅく||かね|||いって||||

彼女 の 案件 も 活動 内容 に 含ま れ ます か かのじょ||あんけん||かつどう|ないよう||ふくま|||

林間 学校 の サポート ボランティア を 部活 動 の 一環 と し た わけ だ りんかん|がっこう||さぽーと|ぼらんてぃあ||ぶかつ|どう||いっかん|||||

原理 原則 から いえ ば その 範ちゅう に 入れ て も よか ろ う げんり|げんそく|||||はんちゅう||いれ|||||

そう です か で は 彼女 が 助け を 求める なら |||||かのじょ||たすけ||もとめる|

あらゆる 手段 を もって 解決 に 努め ます |しゅだん|||かいけつ||つとめ|

（ 平塚 ） で 助け は 求め られ てる の か ね ひらつか||たすけ||もとめ|||||

それ は 分かり ませ …\ N ゆき の ん ||わかり|||||

あの 子 さ 言い たく て も 言え ない ん じゃ ない か な |こ||いい||||いえ||||||

留美 ちゃん 言って た じゃ ん 「 自分 も 同じ こと し て た 」 って るみ||いって||||じぶん||おなじ|||||

だから 自分 だけ 助け て もらう の は 許せ ない ん じゃ ない か な |じぶん||たすけ|||||ゆるせ||||||

みんな たぶん そう 話しかけ たく て も |||はなしかけ|||

仲良く し たく て も そう でき ない 環境 って ある ん だ よ なかよく||||||||かんきょう|||||

反対 の 者 は いる か ね ？ はんたい||もの||||

よろしい

では どう し たら いい か 君 達 で 考え たまえ → ||||||きみ|さとる||かんがえ|

私 は 寝る わたくし||ねる

つ ～ かさ あの 子 結構 カワイイ し |||こ|けっこう||

他の カワイイ 子 と つるめ ば よく ない たの||こ|||||

試しに 話しかけ て み ん じゃ ん ためしに|はなしかけ|||||

仲良く なる じゃ ん 余裕 じゃ ん なかよく||||よゆう||

それ だ わ ！ 優美子 さえ てる わ ～ |||ゆみこ|||

ふん … だっし ょ ？

それ は 優美子 だ から できる ん だ よ ||ゆみこ||||||

足がかり を つくる って 意味 で は 優美子 の 言う こと は 正しい な あしがかり||||いみ|||ゆみこ||いう|||ただしい|

けど 今 の 状況 下 だ と そもそも |いま||じょうきょう|した|||

話しかける ハードル が 高い かも しれ ない はなしかける|はーどる||たかい|||

≪ （ 優美子 ） そ っか ～\ N は い ゆみこ|||||

（ 葉山 ） 姫 菜 言って み て はやま|ひめ|な|いって||

大丈夫 趣味 に 生き れ ば いい ん だ よ だいじょうぶ|しゅみ||いき||||||

趣味 に 打ち込 ん でる と イベント と か 行く よう に なって しゅみ||うちこ||||いべんと|||いく|||

色々 交友 広がる でしょ きっと 本当 の いろいろ|こうゆう|ひろがる|||ほんとう|

自分 の 居場所 み たい な の が 見つかる と 思う → じぶん||いばしょ||||||みつかる||おもう

学校 だけ が 全て じゃ ない って 気づく よ ね がっこう|||すべて||||きづく||

私 は ＢＬ で 友達 が でき まし た ！ は あ ！ ？ わたくし||||ともだち||||||

ホモ が 嫌い な 女子 なんて い ませ ん だ から ||きらい||じょし||||||

雪ノ下 さん も …\ N ≪ （ 葉山 ） 優美子 → ゆきのした||||はやま|ゆみこ

姫 菜 と 一緒 に お茶 取って き て \ NＯＫ ひめ|な||いっしょ||おちゃ|とって|||

ほら ほら 海老名 行く よ ああ ッ ！ ||えびな|いく|||

まだ 布教 の 途中 な のに ！ |ふきょう||とちゅう||

やっぱり みんな で 仲良く できる 方法 を 考え ない と |||なかよく||ほうほう||かんがえ||

解決 に なら ない か ふ ッ … みんな ね かいけつ||||||||

そんな こと は 不可能 よ |||ふかのう|

ひと かけら の 可能 性 も ない わ |||かのう|せい|||

ちょっと 雪ノ下 さん アンタ 何 何 が |ゆきのした|||なん|なん|

せっかく みんな で 仲良く やろ うって の に |||なかよく||||

何で そういう こと 言う わけ なんで|||いう|

別に アンタ の こと 全然 好き じゃ ない けど べつに||||ぜんぜん|すき|||

旅行 だ から 我慢 し てん じゃ ん まあまあ 優美子 りょこう|||がまん||||||ゆみこ

あら 意外に 好 印象 だった の ね |いがいに|よしみ|いんしょう|||

私 は あなた の こと 嫌い だ けれど わたくし|||||きらい||

ゆき の ん も 抑え て 抑え て ||||おさえ||おさえ|

でも 留美 ちゃん 性格 キツ そう です から |るみ||せいかく|きつ|||

溶け込む の は 難しい かも です ね とけこむ|||むずかしい|||

確かに 少し 冷め てる と いう か 冷たい 感じ は ある な たしかに|すこし|さめ|||||つめたい|かんじ|||

冷 た いっ つ ～ か 超 上 から 目線 な だけ じゃ ない の ひや|||||ちょう|うえ||めせん|||||

まわり 見下し た よう な 態度 取って っ から |みくだし||||たいど|とって||

ハブ られる ん でしょ 誰 かさん み たい に はぶ||||だれ||||

それ は あなた 達 の 被害 妄想 よ |||さとる||ひがい|もうそう|

劣って いる と いう 自覚 が ある から おとって||||じかく|||

見 下され てる と 感じる だけ で は ？ み|くだされ|||かんじる|||

あん さ ～\ N そういう こと 言って っ から |||||いって||

優美子 やめろ フン ！ ゆみこ||ふん

あ ッ …

八 … 幡 やっ|はた

＜ こりゃ 寝 れる 気 が し ねえ な ＞ |ね||き||||

うん ？

（ 「 きらきら 星 」 の 鼻歌 を 歌う 雪 乃 ） |ほし||はなうた||うたう|ゆき|の

誰 ！ ？ だれ

俺 だ よ 誰 ？ おれ|||だれ

何で さっき と 同じ 問い な ん だ よ なんで|||おなじ|とい||||

一応 顔見知り だ ろ う が いちおう|かおみしり||||

こんな 時間 に どう し た の 永眠 は しっかり 取った 方 が いい わ |じかん||||||えいみん|||とった|かた|||

優し さ に 見せかけ た 死 の 宣告 やめ て くん ない やさし|||みせかけ||し||せんこく||||

星 でも 見 て た の か ？ ほし||み||||

ちょっと 三浦 さん が 突っかかって き て ね |みうら|||つっかかって|||

３０ 分 ほど かけ て 論破 し て 泣か せ て しまった ぶん||||ろんぱ|||なか|||

気まずく なって 出 て き た の か きまずく||だ|||||

まさか 泣 い て しまう と は 思わ なかった から |なき||||||おもわ||

とりあえず 由比 ヶ 浜 さん が なぐさめ て くれ てる わ |ゆひ||はま|||||||

さしも の 雪ノ下 も 涙 に は 弱い の か ||ゆきのした||なみだ|||よわい||

＜ 何 だ よ 俺 も 今度 から ワンワン 泣 こ う ＞ なん|||おれ||こんど||わんわん|なき||

あの 子 の こと 何とか し なけ れ ばね |こ|||なんとか||||

知ら ん 子 の ため に やけに やる 気 だ な しら||こ||||||き||

今 まで だって 知ら ない 人 ばかり だった わ いま|||しら||じん|||

私 は 知己 の 仲 だ から って 手 を 差し伸べる わけ で は ない もの わたくし||ちき||なか||||て||さしのべる|||||

それ に … 由比 ヶ 浜 さん と どこ か 似 てる 気 が し ない ？ ||ゆひ||はま|||||に||き|||

そう か ？ たぶん …

由比 ヶ 浜 さん に も ああいう 経験 が ある ん じゃ ない か と 思った の よ ゆひ||はま|||||けいけん||||||||おもった||

それ と …

たぶん 葉山 君 も ずっと 気 に し て いる |はやま|きみ|||き||||

お前 葉山 と 何 か あん の ？ おまえ|はやま||なん|||

小学校 が 同じ だけ よ それ と 親 同士 が 知り合い しょうがっこう||おなじ|||||おや|どうし||しりあい

彼 の 父親 が ウチ の 会社 の 顧問 弁護 士 を し てる の かれ||ちちおや||うち||かいしゃ||こもん|べんご|し||||

へえ しかし 家 ぐるみ の 付き合い って の も 大変 そう だ な ||いえ|||つきあい||||たいへん|||

そう な の でしょ う ね

えらい 他人事 だ な |ひとごと||

そういった 外 向き の 場 に 出る の は 姉 の 役割 だ から |がい|むき||じょう||でる|||あね||やくわり||

私 は … 代役 で しか ない の わたくし||だいやく||||

（ 風 の 音 ） かぜ||おと

それ でも 今日 は 来 られ て よかった わ ||きょう||らい||||

無理 だ と 思って い た から むり|||おもって|||

は あ ？ 何で ？ ||なんで

そろそろ 戻る わ そう か … じゃあ な |もどる|||||

ええ お やすみ なさい

♪♪～

＜ 次回 …＞ じかい