コードギアス 反逆 の ルルーシュ (09) |はんぎゃく||

ブリタニア の 少年 ルルーシュ は 力 を ２ つ 持って いる ||しょうねん|||ちから|||もって|

１ つ は ギアス

いかなる 相手 に でも 命令 を 下せる 絶対 遵守 の 力 |あいて|||めいれい||くだせる|ぜったい|じゅんしゅ||ちから

１ つ は 黒 の 騎士 団 ||くろ||きし|だん

父 が 統治 する ブリタニア 帝国 を 破壊 する 為 の 彼 の 軍隊 ちち||とうち|||ていこく||はかい||ため||かれ||ぐんたい

ゼロ と いう コード ネーム を 使い ルルーシュ は 動き出す |||こーど|ねーむ||つかい|||うごきだす

母 の 仇 を 討つ 為 に はは||あだ||うつ|ため|

そして 妹 ナナリー が 幸せに 過ごせる 場所 を 作る 為 に |いもうと|||しあわせに|すごせる|ばしょ||つくる|ため|

その 行動 が いかなる 結果 を 生んで いく の か ？ |こうどう|||けっか||うんで|||

今 は まだ 誰 も 知ら ない いま|||だれ||しら|

自分 を 世界 さえ も 変えて しまえ そうな じぶん||せかい|||かえて||そう な

瞬間 は 何時も 直ぐ 傍 に … しゅんかん||いつも|すぐ|そば|

隠せ ぬ 苛立ち と かくせ||いらだち|

立ち尽くす 自分 を 見つめ たちつくす|じぶん||みつめ

迷い ながら 悩み ながら まよい||なやみ|

悔やみ ながら 決めれば いい さ くやみ||きめれば||

君 が くれた 言葉 ひと つ きみ|||ことば||

戸惑い は 消え去り とまどい||きえさり

からっぽだった 僕 の 部屋 に 光 が 射 した |ぼく||へや||ひかり||い|

見上げた 大空 が 青く 澄み切って 行く みあげた|おおぞら||あおく|すみきって|いく

閉ざした 窓 を 開く 事 を 決めた とざした|まど||あく|こと||きめた

自分 を 世界 さえ も 変えて しまえ そうな じぶん||せかい|||かえて||そう な

瞬間 を 感じる 今 ここ に … しゅんかん||かんじる|いま||

河口湖 の コンベンションセンターホテル で は かわぐちこ||||

ようやく 撤去 作業 が 始まる ようです ね |てっきょ|さぎょう||はじまる||

ゼロ が 黒 の 騎士 団 を 宣言 して から ２ 週間 以上 ||くろ||きし|だん||せんげん|||しゅうかん|いじょう

結局 確たる 証拠 は 見つから ない まま です か けっきょく|かくたる|しょうこ||みつから||||

逃走 ルート は 絞り 込めた ので は ？ とうそう|るーと||しぼり|こめた||

ん っん … ん

は あ ！

あ …

あ …

あっ あ …

あっ カレン ！

あっ お 嬢 様 ||じょう|さま

すみません 　 起こして しまって |おこして|

また ？

すみません 今度 は 脚立 が 倒れて しまって |こんど||きゃたつ||たおれて|

早く 片付けて はやく|かたづけて

もう すぐ 学校 に 行く 時間 な んだ から ||がっこう||いく|じかん|||

お 嬢 様 最近 よく 学校 に 行か れ ます ね |じょう|さま|さいきん||がっこう||いか|||

お 友達 と か … |ともだち||

あなた に は 関係ない でしょ |||かんけいない|

消えて よ 　 もう … きえて||

福祉 と は いえ イレヴン に くれて やる に は 惜しい です なあ ふくし||||||||||おしい||

だから そちら に 流して いる のだろう |||ながして||

何 イレヴン は 少し 減った 方 が 良い のだ なん|||すこし|へった|かた||よい|

報酬 は 奥様 の 口座 の 方 に ほうしゅう||おくさま||こうざ||かた|

コーネリア 殿下 は 武人 だ |でんか||たけと|

こうした 事 に は 疎くて いらっしゃる |こと|||うとくて|

うん ？

おお っ ！

うわ あ ！

灯り だ 　 灯り を ！ ともり||ともり|

うは っ は … う は||

う お っ ！

あっ お前 は ！ |おまえ|

黒 の 騎士 団 ！ くろ||きし|だん

ええ ？

わ は は はっ

ああ ？

はは は はっ は は||

あ …

珍しい ね 　 カレン が 居眠り なんて めずらしい||||いねむり|

う うん 　 ちょっと ね

ルルーシュ に 弟子入り したら ？ ||でしいり|

あいつ 居眠り は 達人 だ から さ |いねむり||たつじん|||

え ？

あれ 眠って る の ？ |ねむって||

毎晩 何 して る の か 知ら ない けど さ まいばん|なん|||||しら|||

授業 の 半分 は 寝て る よ 　 あいつ じゅぎょう||はんぶん||ねて|||

あ …

エルアラメイン 戦線 で は ＥＵ が 攻勢 に 出て いる |せんせん|||ｅｕ||こうせい||でて|

我々 と して は われわれ|||

いつまでも この エリア 11 に 足止め さ れて いる 訳 に は いか ん ||えりあ||あしどめ||||やく||||

内政 を 固めて 衛星 エリア に 昇格 さ せ たい ないせい||かためて|えいせい|えりあ||しょうかく|||

その 為 に も テロ 組織 の 撲滅 は 急務 だ が |ため|||てろ|そしき||ぼくめつ||きゅうむ||

イレヴン の 間 に まん延 して いる 薬物 リフレイン の 問題 も 深刻だ ||あいだ||まんえん|||やくぶつ|||もんだい||しんこくだ

おかげ で 生産 性 が 落ちて いる ||せいさん|せい||おちて|

ここ で 中華 連邦 の キュウシュウルート を 叩いて おか ねば なら ん ||ちゅうか|れんぽう||||たたいて||||

分かる な ？ わかる|

はい 　 お 気 を つけて ||き||

お前 こそ もう 租界 から は 出る な よ おまえ|||そかい|||でる||

お 姉 様 黒 の 騎士 団 の 事 は … |あね|さま|くろ||きし|だん||こと|

もう 少し 泳が せて やる さ |すこし|えい が|||

お前 を 救って もらった 借り も ある おまえ||すくって||かり||

だが 戻って 来たら … |もどって|きたら

ふ …

この エリア は 私 が きれいに して お前 に 渡す |えりあ||わたくし||||おまえ||わたす

だから 危ない 事 は 考える な |あぶない|こと||かんがえる|

な ユフィ

あ …

あの 男 が ブリタニア 皇帝 の 子供 だ から |おとこ|||こうてい||こども||

え ？

そう いえば あなた も そう でした ね

しかし 今 は … |いま|

あの 時 ゼロ が 話した 意味 は まだ 続き が ある と いう 事 かしら ？ |じ|||はなした|いみ|||つづき|||||こと|

スザク 　 あなた なら どう 思う の ？ ||||おもう|

ゼロ の 行い を ||おこない|

そして 私 は … |わたくし|

ふわ あ あー あー

さすが に キツ い なあ 　 二 重 生活 は ||きつ|||ふた|おも|せいかつ|

ほら スザク 　 そっち そっち ！

バカ やめろ ！　 スザク ！ ばか||

ん ん ？

やめろ やめる んだ ！

ごめん ルルーシュ 　 会長 命令 だ から ||かいちょう|めいれい||

顔 が 笑って る だ ろ ！　 おい ！ かお||わらって||||

動か ない の ！ うごか||

うん ？

おはよう ニャン

お は … よう ございます

あ ！

何 これ は ？ なん||

あれ 言って なかった っけ ？ |いって||

アーサー の 歓迎 会 ||かんげい|かい

平和です ね へいわです|

う ふ っ モラトリアム できる うち は 楽しんで こう よ ！ |||||||たのしんで||

カレン の 分 用意 し といた から 　 ほら っ ||ぶん|ようい|||||

この 前 変な 事 言っちゃ った お 詫び |ぜん|へんな|こと|いっちゃ|||わび

どれ に する ？

えっ 私 も ？ |わたくし|

カレン は いら ない だ ろ ？

えっ

とっくに 被って る もん な ？ |おおって|||

ん っ

あなた テレビ に でも 出れば ？ 人気者 に なれる わ よ |てれび|||でれば|にんきもの||||

どう です か ？　 テレビスター さん

あっ そっち に 振る んだ |||ふる|

あ … そういう 冗談 やめて よ ！ ||じょうだん||

あの あと 大変 だった んだ から ||たいへん|||

四六時中 追いかけ 回さ れて 質問 攻め しろくじちゅう|おいかけ|まわさ||しつもん|せめ

お 風呂 の 中 まで よ ！ |ふろ||なか||

ここ １ 週間 学校 の 外 に 出 られ なかった し ねえ |しゅうかん|がっこう||がい||だ||||

だから って なんで 俺 達 まで 外出 禁止 な んです か ？ |||おれ|さとる||がいしゅつ|きんし||ん です|

うん 　 友情 って やつ でしょ ？ |ゆうじょう|||

我ら 生まれた 時 は 違え ども 死 す べき 時 は 同じ と 願わ ん われら|うまれた|じ||ちがえ||し|||じ||おなじ||ねがわ|

Ｂｙ 三 国 志 ｂｙ|みっ|くに|こころざし

それ って プロポーズ ？ ||ぷろぽーず

死にゃ ば もろとも って こった しにゃ||||

ひ っで え な 　 なあ スザク 　 あ ？

良かった よかった

へ っ ？

また みんな で 集まれて 　 本当 良かった |||あつまれて|ほんとう|よかった

ふ …

おお っ ！

なんだ よ ここ は 笑う とこ な の ！ ||||わらう|||

ああ っ ！

あ …

はっ は は は はっ

でも そこ が スザク 君 の いい と こよ ね ||||きみ|||||

まあ たまに 空気 読め え って 言い たく なる けど ね ||くうき|よめ|||いい||||

あ はっ すみ ま へん

お前 それ ネタ だ ろ おまえ||ねた||

う ふ ふ ふ ふ

あ は は は は

そ っか あたし みんな を 助けた んだ |||||たすけた|

ホテルジャック 事件 で の 華々しい 登場 以来 |じけん|||はなばなしい|とうじょう|いらい

世間 は 黒 の 騎士 団 一色 に 染まった せけん||くろ||きし|だん|いっしょく||そまった

黒 の 騎士 団 は ゼロ の 宣言 通り 弱者 の 味方 だった くろ||きし|だん||||せんげん|とおり|じゃくしゃ||みかた|

民間 人 を 巻き込む テロ みんかん|じん||まきこむ|てろ

横暴な 軍隊 さらに は 汚職 政治 家 営利 主義 の 企業 犯罪 組織 など おうぼうな|ぐんたい|||おしょく|せいじ|いえ|えいり|しゅぎ||きぎょう|はんざい|そしき|

法 で は 裁け ない 悪 を 一方的に 断罪 して いった ほう|||さばけ||あく||いっぽうてきに|だんざい||

私 達 は あっという間 に 英雄 に なった わたくし|さとる||あっというま||えいゆう||

協力 者 も 増え きょうりょく|もの||ふえ

ナイトメア まで 再び 手 に 入れる 事 が できた ||ふたたび|て||いれる|こと||

もちろん 表立って の 話 で は ない |おもてだって||はなし|||

う ふ ふ …

だって …

やめ なさい 　 黒 の 騎士 団 なんて … ||くろ||きし|だん|

なんで だ よ

ブリタニア の 事 悪く 言っちゃ いけ ませ ん ||こと|わるく|いっちゃ|||

私 達 は イレヴン な の よ わたくし|さとる|||||

リーダー の ゼロ は クロヴィス 皇子 を 殺して いる のだ から りーだー|||||おうじ||ころして|||

仲間うち でも 彼 の 素顔 を 知り た がる 人 は 多い なかまうち||かれ||すがお||しり|||じん||おおい

私 だって そう だ わたくし|||

でも 無理強い すれば 彼 は い なく なって しまう 気 が する |むりじい||かれ||||||き||

もう 彼 が い ない と ダメな の かも しれ ない 　 私 達 は |かれ|||||だめな|||||わたくし|さとる|

最近 さあ … さいきん|

付き合い 悪く ない ？ つきあい|わるく|

そう かな ？

そう だ よ

あなた 大丈夫 ？ |だいじょうぶ

あ …

ユーフェミア を 助けた 奴 ら に 民衆 は なぜ 協力 する ？ ||たすけた|やつ|||みんしゅう|||きょうりょく|

キョウト まで 黒 の 騎士 団 に 紅 蓮 弐 式 を 回す と 言って きた ||くろ||きし|だん||くれない|はす|に|しき||まわす||いって|

あんな 義 賊 気取り に ？ |ただし|ぞく|きどり|

奴 ら は レジスタンス じゃ ない その 証拠 に 草壁 中佐 を 殺して いる やつ|||||||しょうこ||くさかべ|ちゅうさ||ころして|

中佐 は 自決 さ れた のだ ろ ？ ちゅうさ||じけつ||||

止め なかった と いう 噂 も ある とどめ||||うわさ||

藤 堂 中佐 いずれ に しろ このまま で は ふじ|どう|ちゅうさ||||||

カレン お 嬢 様 カレン お 嬢 様 ||じょう|さま|||じょう|さま

会長 かいちょう

ちょっと 渡し たい 物 が あって ね |わたし||ぶつ|||

え ？

どちら に お 通し し ましょう か ？ |||とおし|||

客間 か それとも … きゃくま||

私 の 部屋 に わたくし||へや|

かしこまり ました

あら

はっ

お 友達 って いう から てっきり 男 だ と 思ったら … |ともだち|||||おとこ|||おもったら

朝 帰り に 不 登校 ゲットー に も 出入り して る よう ね あさ|かえり||ふ|とうこう||||でいり||||

お 父 様 が 本国 に いる の を いい 事 に |ちち|さま||ほんごく||||||こと|

血 は 争え ない わ ね ち||あらそえ|||

あ …

父 の 留守 を 楽しんで いる の は あなた の 方 でしょ ！ ちち||るす||たのしんで||||||かた|

ん …

あっ ！

ああ … どう しま しょ どうし ましょう ||||どう し|

何 やって る の ！　 あなた は ！ なん|||||

すみません

奥様 すみません おくさま|

本当に 使え ない わ ね ほんとうに|つかえ|||

女 を 売る しか 能 が なくて おんな||うる||のう||

なかなか 複雑な 家庭 みたい ねえ |ふくざつな|かてい||

渡し たい 物 って な んです か ？ わたし||ぶつ|||ん です|

うーん お 爺ちゃん に 頼ま れて ね ||じいちゃん||たのま||

学園 長 に ？ がくえん|ちょう|

中学 から の 成績 証明 書 ちゅうがく|||せいせき|しょうめい|しょ

あっ

学校 で 渡さ ない 方 が いい と 思った から がっこう||わたさ||かた||||おもった|

バレ たって 事 です ね ||こと||

私 が ブリタニア 人 と イレヴン の ハーフ だって 事 わたくし|||じん||||はーふ||こと

さっき の は 継母 です |||ままはは|

本当の 母親 は 花瓶 を 倒した ドジ な メイド の 方 ほんとうの|ははおや||かびん||たおした|||||かた

父親 は … シュタットフェルト 家 の ご 当主 様 ？ ちちおや|||いえ|||とうしゅ|さま

バカな んです 　 母 は ばかな|ん です|はは|

結局 使用人 扱い で けっきょく|しよう にん|あつかい|

大して 仕事 も でき ない から たいして|しごと||||

どんなに バカに さ れて も へらへら 笑って る 事 しか でき なくて |ばかに|||||わらって||こと|||

わざわざ この 家 に 住ま なく たって いい のに ||いえ||すま||||

要するに すがって る んです よ 昔 の 男 に ようするに|||ん です||むかし||おとこ|

嫌いな んだ 　 お 母さん きらいな|||かあさん

うっとうしい だけ です

ま ヘビー な 話 よ ね |||はなし||

正 妻 も め かけ も その 娘 も 一緒に 暮らして る なんて せい|つま||||||むすめ||いっしょに|くらして||

そう で も ない で すよ

衣食住 に 不自由 は ない し いしょくじゅう||ふじゆう|||

我慢 でき な いって ほど じゃ あり ませ ん から がまん|||||||||

そう ？

でも ね

ひとつひとつ は 我慢 できる 事 でも ||がまん||こと|

積み重なれば いつか 擦り切れて しまう もの よ つみかさなれば||すりきれて|||

はっ

大丈夫 だいじょうぶ

人 の 秘密 って 知り たく なる 方 だ けど 話す 趣味 は ない から じん||ひみつ||しり|||かた|||はなす|しゅみ|||

う う う …

ああ あ …

あ …

あんな 所 で 泣く な よ な |しょ||なく|||

恥ずかしい 奴 はずかしい|やつ

素直 って 言って よ すなお||いって|

う う っ ！

ま みんな が 助かった の は 良かった けど な |||たすかった|||よかった||

黒 の 騎士 団 さま さま だ くろ||きし|だん|||

あ …

犯罪 者 を 取り締まり たい なら 警察 に 入れば いい のに はんざい|もの||とりしまり|||けいさつ||はいれば||

彼ら は どうして そう し ない んだろう ？ かれら||||||

警察 じゃ でき ない と 思った んだろう 警察 なんて … けいさつ|||||おもった||けいさつ|

今 は ダメで も 警察 の 中 に 入って 変えて いけば いい じゃ ない か いま||だめで||けいさつ||なか||はいって|かえて|||||

変える 過程 で 結局 は 色々 なし がらみ を 抱える 事 に なる かえる|かてい||けっきょく||いろいろ||||かかえる|こと||

それ は

ぎりぎり まで 変える 努力 を して から 初めて 言える 事 だ よ ||かえる|どりょく||||はじめて|いえる|こと||

それ を し ない 限り 彼ら の 言い分 は 独善 に 過ぎ ない ||||かぎり|かれら||いいぶん||どくぜん||すぎ|

独善 ？ どくぜん

彼ら が 言う 悪 って なんだい ？ かれら||いう|あく||

何 を 基準 に して いる の かも 分から ない じゃ ない か なん||きじゅん||||||わから||||

一方 通行 の 自己 満足 だ よ いっぽう|つうこう||じこ|まんぞく||

あ ！

あれ ２ 人 だけ ？ |じん|

それ じゃあ 僕 は 軍 に 戻ら なくちゃ なら ない から ||ぼく||ぐん||もどら||||

じゃあ ね 　 シャーリー

あ … うん …

ふ ふ っ じゃ あね

ふん

うん

ねえ ルル

今度 … さあ … こんど|

時間 が 合えば … で いい んだ けど 私 と … じかん||あえば|||||わたくし|

あいつ 軍 に 戻ら なくちゃ って 言った よ な |ぐん||もどら|||いった||

えっ

戻る … もどる

そこ が お前 の 居場所 って 事か ||おまえ||いばしょ||ことか

リフレイン ？

麻薬 まやく

過去 に 戻った 気 に なる って の が 特徴 かな ？ かこ||もどった|き||||||とくちょう|

売れ そうです ね 　 特に 日本 人 に うれ|そう です||とくに|にっぽん|じん|

誰 だって 懐かしい よ だれ||なつかしい|

ブリタニア に 占領 さ れる 前 の 日本 が ||せんりょう|||ぜん||にっぽん|

ん …

日本 人 を 狙い撃ち に した 薬 だ にっぽん|じん||ねらいうち|||くすり|

放って は おけ ない だろう はなって||||

無 頼 の 補充 物資 が 届いたら すぐに 動く む|たの||ほじゅう|ぶっし||とどいたら||うごく

補給 も 増えた し ほきゅう||ふえた|

仲間 に なり たい 人 も いっぱい いる って 聞き ました なかま||||じん|||||きき|

黒 の 騎士 団 は 人気者 です ね くろ||きし|だん||にんきもの||

正義 の 味方 だ から な せいぎ||みかた|||

弾薬 が 届いたら また 連絡 する だんやく||とどいたら||れんらく|

なんとか 言って みろ よ ！　 イレヴン が ！ |いって||||

ん ？

謝罪 しろ しゃざい|

謝罪 しゃざい

イレヴン は 頭 下げん の が 得意だろう が ！ ||あたま|かげん|||とくいだろう|

イレヴン … ん っ

は ！

ルルーシュ ！

相手 は ５ 人 だ あいて||じん|

勝てる 訳 ないだ ろ ？ かてる|やく||

だから って 放って おける の ？ ||はなって||

よく 見ろ 　 やられて る イレヴン を |みろ||||

は ？

いい っ … ん っ

下手に 加勢 して あいつ ら に 勝って みろ へたに|かせい|||||かって|

あの イレヴン は 明日 から ここ で 商売 が でき なく なる |||あした||||しょうばい||||

あいつ は 自分 で ブリタニア の 奴隷 を 選んだ んだ ||じぶん||||どれい||えらんだ|

租界 で 働く って の は そういう 事 だ ろ ？ そかい||はたらく|||||こと||

だから って ！

文句 あん の ？　 そっち もんく|||

イレヴン が かわいそう だって か ？

違う って 仲間 に 入り たい んだ よ 　 な ？ ちがう||なかま||はいり||||

まさか

あんた ら も もう 飽きた んだ ろ ？ ||||あきた||

イレヴン いじめ なんて

あー あ つま ん ねえ の

ゲーセン でも 行く ？ げーせん||いく

へ っ 金 ねえ よ ||きむ||

ん …

飽きっぽい 連中 だ な あきっぽい|れんちゅう||

う … う っう …

大丈夫 ？ だいじょうぶ

う う …

ああ っ

あっ ブリタニア の 学生 さん |||がくせい|

い いらっしゃい ませ

う っ カリフォルニア ドック は いかがです か ？ ||かりふぉるにあ|どっく|||

え ？

ああ ！

恋人 さん です か ？ こいびと|||

良かったら お ２ 人 で どうぞ ！ よかったら||じん||

アイスクリーム も あり ます よ あいすくりーむ||||

エリア 11 は 日本 だった 頃 に 比べて 良く なった と も 言える よ えりあ||にっぽん||ころ||くらべて|よく||||いえる|

ブリタニア の 植民 エリア に 入れた おかげ で ||しょくみん|えりあ||いれた||

軍事 も 経済 も 格段に 安定 した ぐんじ||けいざい||かくだんに|あんてい|

市民 権 だって 手 に 入る しみん|けん||て||はいる

役所 に 行って 手続き を すれば やくしょ||おこなって|てつづき||

名誉 ブリタニア 人 に なれる じゃ ない か めいよ||じん|||||

あと は プライド の 問題 ||ぷらいど||もんだい

ま そっち を 大事に し たい 気持ち も 分かる けど ね |||だいじに|||きもち||わかる||

それ で ？

ん ？

そこ まで 分かって て ||わかって|

ルルーシュ ・ ランペルージ は どういう 考え な の ？ ||||かんがえ||

何 を し たい の ？ なん||||

別に べつに

君 は 随分 頭 が いい みたいだ けど 持ち 腐れ ね きみ||ずいぶん|あたま|||||もち|くされ|

シャーリー が 嘆いて たわ ||なげいて|

ルル は 努力 しよう と し ない せっかく 頭 が いい の に って ||どりょく||||||あたま|||||

だから 何も し ない んだ ろ |なにも||||

あ …

さっき の イレヴン だって 分かって る んだ ||||わかって||

ブリタニア 人 に 頭 を 下げた 方 が いい 暮らし が できる って |じん||あたま||さげた|かた|||くらし|||

えっ ？

えい っ ！

う っ う …

かっこいい と 思って る の ？ ||おもって||

そんな 評論 家 ぶって 世間 を ななめに 見て る の が ！ |ひょうろん|いえ||せけん|||みて|||

ふ …

少し でも 期待 した 私 が バカだった わ すこし||きたい||わたくし||ばかだった|

多少 は マシ な 男 だ と 思った のに たしょう||||おとこ|||おもった|

ふん

ああ …

例の オレンジ 事件 の … れいの|おれんじ|じけん|

だっ

失礼 し ました しつれい||

例の 枢木 スザク 強奪 事件 の 時 の れいの|すうき||ごうだつ|じけん||じ|

卿 の 記憶 が ない と いう の は 本当でしょう か ？ きょう||きおく|||||||ほんとうでしょう|

信じて もらおう と は 思わ ん しんじて||||おもわ|

いえ

実は 私 も シンジュク 事変 の 時 に 記憶 の 喪失 を 経験 して いる のです じつは|わたくし|||じへん||じ||きおく||そうしつ||けいけん|||

何 ？ なん

意識 が 戻った 時 に は サザーランド を 奪わ れて い ました いしき||もどった|じ|||さざーらんど||うばわ|||

それ に 記憶 を 失う 直前 私 は 学生 服 の 少年 と 会って いる のです ||きおく||うしなう|ちょくぜん|わたくし||がくせい|ふく||しょうねん||あって||

では その 学生 が ？ ||がくせい|

顔 は 思い出せ ませ ん かお||おもいだせ||

しかし 調べて みる 価値 は ある か と |しらべて||かち||||

何 考えて んだ 　 ゼロ の 奴 は なん|かんがえて||||やつ|

ブリタニア を 倒す って 言って たくせ に やって る 事 は 警察 の 手伝い じゃ ねえ か ||たおす||いって|||||こと||けいさつ||てつだい|||

でも 人 に 感謝 さ れる の って 悪い 気分 じゃ ない よ |じん||かんしゃ|||||わるい|きぶん|||

そう そう ネット じゃ 英雄 だ もん な ||ねっと||えいゆう|||

けっ

私 達 さあ これ で 良い んだ よ ね ？ わたくし|さとる||||よい|||

カレン

ゼロ から の 合図 だ |||あいず|

よく 入れた な |いれた|

毎回 毎回 どんな 手品 使って や がん だ まいかい|まいかい||てじな|つかって|||

ナゴヤ の 分 は 終わった の か ？ ||ぶん||おわった||

安全だ よ 　 租界 の 中 は あんぜんだ||そかい||なか|

うわ あ ！

ど わ あ ！

ど り ゃっ

黒 の 騎士 団 参上 ！ くろ||きし|だん|さんじょう

侵入 者 だ あ ！ しんにゅう|もの||

ナイトメア ！

そんな ！

冗談 じゃ ない ぞ ！ じょうだん|||

うわ あ ！

うわ あー

やっぱり ナイトメア は すごい ！ １ 機 ある だけ で 圧倒 的 ||||き||||あっとう|てき

あっ

日本 ！　 日本 ！ にっぽん|にっぽん

はい 来月 結婚 する んです ！ |らいげつ|けっこん||ん です

栄転 だ ぞ ！　 今度 は パリ 支店 だって えいてん|||こんど||ぱり|してん|

来週 の 花火 一緒に 行く よ ね ？ らいしゅう||はなび|いっしょに|いく||

任せて 下さい 日本 の 技術 は 世界 一 です から ！ まかせて|ください|にっぽん||ぎじゅつ||せかい|ひと||

リフレイン

決まった んだ よ ！　 留学 やる ぞ ー 俺 は ！ きまった|||りゅうがく|||-|おれ|

う …

積み重なれば いつか 擦り切れて しまう もの よ つみかさなれば||すりきれて|||

そう よ 　 だ から 私 は ！ ||||わたくし|

ほら ほら 走ったら 危ない わ よ ||はしったら|あぶない||

あ …

お 母さん ？ |かあさん

ああ っ

あっ ！

こら ナオト ！　 ちゃんと カレン の 事 見て て あげ なきゃ ダメでしょ |||||こと|みて||||だめでしょ

あなた って 女 は どれ だけ 弱い の ||おんな||||よわい|

ブリタニア に すがって 男 に すがって |||おとこ||

今度 は 薬 ！ こんど||くすり

お 兄ちゃん は もう い ない んだ よ これ 以上 ！ |にいちゃん||||||||いじょう

ああ っ ！

え ？

ナイトポリス ？

あれ 警察 のだ ろ ？ |けいさつ||

グル って 事 か ？　 玉城 ！ ||こと||たまき

知ら ねえ よ ！　 俺 が 調べた 時 は 確かに … しら|||おれ||しらべた|じ||たしかに

腐って や がる くさって||

う っ

う っ 邪魔だ ！ ||じゃまだ

どうして …

いら ない のに …

いら ない のに ！

う う っ あっ

カレン … ナオト

はっ

うわ あー ！

ナイトメア 相手 で は … |あいて||

にげ … ろ …

逃げろ ！　 この バカ ！ にげろ||ばか

いる から

はっ

ずっと 傍 に いる から … カレン 　 傍 に いる から ね |そば|||||そば||||

はっ あ …

だから …

だから … あんな うち に 居 続けた って いう の ？ ||||い|つづけた|||

そんな 事 の 為 に バカじゃ ない の ！ |こと||ため||ばかじゃ||

う っ ！

バカ は … ばか|

あたし だ 　 う う っ ！

カレン ！

う … くっ

はっ

良かった ね 　 カレン よかった||

おまえ は ブリタニア 人 に なれる んだ よ |||じん||||

そう なれば もう 殴ら れる 事 も ない |||なぐら||こと||

電話 だって 旅行 だって 自由に できる んだ よ でんわ||りょこう||じゆうに|||

母親 … だった の か ははおや|||

嘘 の 涙 は 人 を 傷つける うそ||なみだ||じん||きずつける

嘘 の 笑顔 は 自分 を … うそ||えがお||じぶん|

薬 の 後遺症 です 会話 は ほとんど でき ませ ん くすり||こういしょう||かいわ|||||

回復 する と して も 時間 が 必要 か と … かいふく|||||じかん||ひつよう||

判決 出た よ 　20 年 だって はんけつ|でた||とし|

待って て まって|

お 母さん が 出て くる まで に は 変えて み せる から |かあさん||でて|||||かえて|||

あたし と お 母さん が 普通に 暮らせる 世界 に |||かあさん||ふつうに|くらせる|せかい|

だから だ から … う っ …

はっ

頑張れ がんばれ

え ？

頑張れ カレン 　 私 の 娘 がんばれ||わたくし||むすめ

あっ は …

う ふ っ … うん 頑張る ||||がんばる

あたし 頑張る から |がんばる|

う ふ っ …

行 けども けもの みち 獅子 よ 虎 よ と 吠え ぎょう||||しし||とら|||ほえ

茜 射 す 空 の 彼方 に ま ほろば あかね|い||から||かなた|||

幽囚 の 孤獨 に 彷徨う 青春 は ゆうしゅう||こどく||さまよう|せいしゅん|

弱 さ と 怒り が 姿 無き 敵 です か じゃく|||いかり||すがた|なき|てき||

父 よ 未 だ 我 は ちち||み||われ|

己 を 知り がたし おのれ||しり|

先立つ 兄 ら の さきだつ|あに||

見え ない 背中 を 追えば みえ||せなか||おえば

迷い の 一夜 に 明星 は 誘う まよい||いちや||みょうじょう||さそう

死 して 終わら ぬ し||おわら|

夢 を 焦がれ ども ゆめ||こがれ|

確かな 君 こそ 我が 命 たしかな|きみ||わが|いのち

烈風 の 荒野 で 蝶 よ 花 よ と 生き れっぷう||こうや||ちょう||か|||いき

とこしえ の 春 に 咲き 添う まぼろし ||はる||さき|そう|

混獨 の 純潔 この 身 は 汚れて も こんどく||じゅんけつ||み||けがれて|

心 の 錦 を 信じて いて ください こころ||にしき||しんじて||

母 よ けして 我 は はは|||われ|

涙 を 見せ ね ども なみだ||みせ||

足下 の 草 に 露 は 消え も せ で あしもと||くさ||ろ||きえ|||

過去 の 思い出 ？ かこ||おもいで

そんな もの に 浸 れる 奴 は 幸せだ |||ひた||やつ||しあわせだ

明日 が 必ず 来る と 思って いる のだ から あした||かならず|くる||おもって|||

しかし それ は 誰 が 約束 した もの な の か ？ |||だれ||やくそく|||||

カレン が それ を 乗り越えよう と して いる の なら ||||のりこえよう|||||

信じて も いい しんじて||

そう

俺 達 は 今 を 生きる しか ない のだ から おれ|さとる||いま||いきる||||