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フルメタル・パニック? ふもっふ, フルメタル・パニック? ふもっふ#6

フルメタル ・ パニック ? ふ もっふ #6

優し さ は 時々 残酷だ から

求める 程 こたえ を 見失う

雨上がり の 街 虹 が 見える なら

今 歩き 出そう 何 か が 始まる

君 が いる から 明日 が ある から

一 人きり じゃ 生きて ゆけ ない から

こんなに 近く に 感じる それ が 愛 でしょう

涙 の 数 の 痛 み を 君 は 知って る から

透き通る その 目 の 中 に 確かな 意味 を 探して

笑顔 見つけ たい

走りだす 瞬間

坂道 で 風 に なる

焼きつけた 陽射 しが

胸 の 奥 熱く した

Ah ー 君 に 近づいて

行く たび 早く なる

時 を 駈 ける

始まり の 予感 さ せる 眼差し が 好き

小さな 愛で いい

いつも 側 で あたり 前 の 時間

また 一 つ 増える 笑い声

空 に 響いて いく

生徒 会 から の お 知らせ ?

なに なに

先週 末 より 学区 内 にて 傷害 未遂 事件 が 多発

うち 「 痴漢 」 と の 報告 が 7 件

同一 犯 の 可能 性 大

「 ポニー 」 と の 報告 も ある が 意味 は 不明

「 痴漢 」 と の 遭遇 時 の 対応

a 交戦 し 殲滅 せよ

b a が 困難な 場合 可能な 限り の 情報 を 収集 し 離脱 せよ

空爆 砲撃 等 の 支援 は ない

あの ね

こういう 不親切な 書き 方 じゃ なにも 伝わら ない わ よ

うわ 痴漢

怖い ね

彼女 は 分かって いる 様子 だ が

とにかく

今度 から もう 少し 簡単な 文体 を 心がける ように いい ?

了解 した

や だ 助けて

誰 か 誰 か ー

あっ 宗 介

お は よ

なに よ

千鳥 実は 悪い 知らせ が ある

あの 痴漢 の 件 だ

それ が なに

昨夜 常盤 が 襲わ れた

嘘 恭子 が ?

で どう なった の 無事な の

残念だ どう 説明 して いい の か 分から ない

そんな

帰り道 異様な 扮装 の 変質 者 に 出会った らしい

彼女 は 反撃 も でき ず に 捕まって

その 場 に 無理やり 組み 伏せ られ 必死の 抵抗 も 虚 しく

ブラシ で 念入りに 髪 を 梳 かれた 末 に

ひどい

ポニーテール に さ れて しまった

なんて こと を …

って はい ?

あっ カナ ちゃん だ

おはよう

なに よ これ は

見て 分から ん か

ポニーテール だ よ

ひどい よ ね 針金 と 接着 剤 で ぎ ゅ ー って 縛ら れて

一晩 たって も 戻 ん ない の

それ だけ ?

それ だけ だ よ 怖かった けど

不可解だろう まるで 説明 でき ん

なかなか 痛い ぞ

うるさい

マジ で 心配 した んだ から 脅かさ ないで よ

恭子 かわいそうだった ね

我が 校 の 生徒 が 被害 に 遭った 以上

犯人 を 捕らえ 厳しく 拷問 し 真 の 狙い を 聞き出す べきだ

また 物騒な こと を

こういう 時 は あそこ に 頼み ましょう

すみません

痴漢 の 被害 届出 し たい んです けど

痴漢 で すって

ここ じゃ 話 が でき ない わ 一緒に 来て

あの ちょっと …

いい から 来る

若菜 陽子 さん ?

そう 本当 は 交通 課 な んだ けど

サボって 変質 者 の 調査 を して た の

寝る 間 も 削って ね

似た ような 被害 届 が 8 件 北 と 南 に 交互に 出没 して

その パターン に 従えば 今夜 は この 辺り に 出る はず

ついては 今晩 あなた に おとり 役 を やって もらい たい の よ

おとり ? な … なんで あたし が

友達 の 敵討ち たく ない の

それ に 私 この 前 大 失敗 して デスクワーク に 回さ れちゃ った の よ

手柄 を 立てて 一刻 も 早く 現場 復帰 し たい わけ

分かる ?

大 失敗 って どんな

みっともない 話 よ

チャリ で 2 人 乗り した 高校 生 を ミニパト で 追っかけたら ね

これ が 手強い や つら で

取り 逃した うえ に ガード レール に 突っ込んじゃ った の

私 は まったく 無事だった んだ けど パトカー は メチャクチャ

そ … それ は ご 愁傷 様 で

男 の ほう だけ は しっかり 顔 覚えて る の

見つけたら 教育 上 不 適切な お 仕置 き を たくさん して やる わ

する な

ダメ かしら お 仕 置き

い … いえ その …

あんた は 黙って なさい

どうした の

い … いえ たまに 電波 が 聞こえる んです

怪しい ささやき が

持病 でして

話 は 以上 じゃ 今夜 よろしく

あ … あの ちょっと

来 なかったら あなた も 逮捕 よ

あたし が 払う わけ ?

千鳥 本当に おとり 役 など 引き受ける の か

まあ 恭子 の 敵 も 討ち たい し

あの 人 が 必死に なって る の も 元 は と 言えば あたし たち の せい だ し

では 念のため に 俺 も カバー に ついて いよう

危険 が 迫ったら 俺 が 相手 を 制圧 する

ダメ よ あんた あの 人 に 顔 覚え られて る もの

ならば 新 装備 を 使おう

先日 入手 した ある 物品 に いく つ か の 改良 を 施した

各種 センサー と デジタル 通信 機

そして ライフル 弾 も ストップ する 防弾 性能 を 与えた 一種 の 強化 服 だ

うまく すれば 現代 戦 の 様相 を 一変 さ せる かも しれ ん

動き出した

馬 の ぬいぐるみ と 聞いて た けど まさか ボン 太く ん と は ね

ま … 待て

覚悟 を

やめろ

ま … まだ 動ける の しぶとい わ ね

抵抗 する か 痴漢 の 分 際 で

痛 っ

照準 が …

私 の 出世 の ため に 星 に なって しまえ

逃し ませ ん ぞ 女 の 敵

まだ 実用 性 に 難 が ある か

ホントに 出て くる の かしら

誰 か 変態 だ よ

それ も 極めて 特殊な 変態 です

助けて 嫌 ー

楽しい 楽しい わ よ ボン 太く ん

もっと 私 を 楽しま せて

甘い 甘い わ

ど おりゃ あー

歯痒い ねえ

墜 ち ろ

ぬいぐるみ 風情 が よく 言う

な … な んな の この プレッシャー は

もらった

助けて ー

これ が 犯人 ?

じゃ こっち の これ は ?

あたし の 友達 です

ね ボン 太く ん

そう 強い お 友達 が いる の ね

あっさり 納得 して る

得体の知れない 問答 で 分かり 合う な

いずれ に せよ 私 の 活躍 で 犯人 は 捕まった わけ よ

って 若菜 さん は 暴れた だけ じゃ …

さあ 話して もらう わ よ どうして こんな マネ を

いや だって ポニーテール は 最高じゃ ない っす か

ショート の うなじ の 色っぽ さ ロング の しっとり した 女の子 らし さ

一見 矛盾 する 2 つ の 要素 を 完璧に 兼ね備えて る ん っす よ

だって のに 最近 もう 全然 ポニー の 子 を 見かけ ない もん だ から

俺 は もう 悲しくて 悲しくて

だから こんな 猟 奇 犯罪 を ?

ええ だけど 刑事 さん 俺 は 本望 っす

だって 自分 に 正直に 生きた んだ から

そう

長く は なる と 思う けど ムショ でも 体 に 気 を つけ なさい よ

はい ご 面倒 を かけ ます

間違って る なに か が 激しく 間違って る わ

お じいさん は 動揺 した わ

そんな はず が ない そんな はず が ない

そう 思い ながら

何度 も シュー マイ の 箱 の 蓋 を 開け 閉め する んだ けど

その たび に 1 つ また 1 つ

シュー マイ が 消えて いく の

とうとう 12 個 全部 箱 から 消え失せて

そして 最後に 気づいた の

消えた シューマイ それ が 全部 …

蓋 の 裏側 に …

怖がる の は まだ 早い わ この 話 に は 続き が ある の

その お じいさん が ある 日 とうとう 死んで しまって

その 葬式 で の こと よ

最後 の 出 棺 を 前 に 故人 と 対面 する こと に なった の よ

「 最後 です から 」 って

それ で 葬儀 屋 さん が みんな の 前 で 棺桶 の 蓋 を 開けた の

開けた んだ けど なんと お じいさん は …

蓋 の 裏側 に

どう 宗 介 この 話 は

よく 分から ん

この 話 も ダメ か

かなめ 無駄 だって ば

そもそも こいつ に は 想像 力 が ない の よ

もっと 具体 的に お化け でも 見せて あげたら

少し は 相良 君 も 怖がる かも ね

そう いえば 隣町 に 潰れた 病院 が あった わ よ ね

10 年 前 に 大 火事 が 起きた って いう

潰れた 病院

面白 そうじゃ ない

まさか カナ ちゃん …

そう これ から 宗 介 を あの 病院 に 連れて くって の どう

やめた ほう が いい よ カナ ちゃん

あたし あの 病院 の 怖い 噂 結構 聞いて る の

いい じゃ ない それ で 宗 介 が ビビ って くれれば

恭子 も 怖がり ねぇ

こない だ 変な 痴漢 に 遭った ばっ か だし ね

無理強い は やめ と こう

まあ ね

これ が 例の 病院 ね

雰囲気 出て る

まるで 爆撃 の 跡 だ な

ど した の 瑞樹

あ … あそこ あそこ の 窓

今 変な おばあ さん が こっち 見下ろして

またまた

いた の よ 今 笑って た の こっち 見て

面白い 面白い

その アクション は ポイント 高い わ よ いや ぁ

バカ な に 言って ん の よ

ヤバ いわ よ ここ 本当に

あたし 帰る

まったく ど いつも こいつ も

分から んな

どうして あそこ まで 稲葉 が 怯えた の か 俺 に は 理解 でき ん

そう よ ね 入る 前 に あれ じゃ 興ざめ も いい とこ じゃ ない

あの 老婆 は 立って いた だけ な のだ が

なんで すって

窓 の ところ に いた 老婆 は 立って いた だけ だ と 言った のだ

宗 介 も 見た の

稲葉 が 気づいて 俺 が 気づか ん わけ が ない だろう

銃 や ロケットランチャー で 武装 して いた の なら

怯える 理由 も 分かる が

どうした 千鳥 気分 が 悪い の か

あ … あんた 怖く ない の

なに が だ

だって こんな 時間 の こんな 場所 に お 年寄り が いる なんて 変じゃ ない

近所 に 住む 老人 が 徘徊 して 迷い 込んだ の かも しれ ん

見つけたら 交番 に 連れて いって やろう

た … 確かに それ は あり そうな 話 だ けど

それ で 入ら ん の か

よく 分から ん が 怖い の なら 帰って も いい ぞ

ぜ … 全然 平気 よ

いい わ よ 入ったろう じゃ ない

な に 怒って る んだ

怒って ない わ よ

どうした

や … やっぱり 先 に 行って

ど … どう 怖く ない ?

なに が だ

雰囲気 だけ じゃ ダメ か

妙だ な

妙 ?

妙です って それ だけ ?

他 に なんとも 思わ ない の

今 子ども が …

だから 妙だ と 言って いる

怖い でしょ

ね 怖い よ ね

そう 言わ れて も ただ の 子ども だ ぞ

あらゆる 武器 に 精通 した この 俺 を 倒す こと など でき ん

い … 異常 よ あんた

あんな の を 見て そんなふうに

そこ まで そこ まで いつも 通り バカ なんて ー

よく 分から ん が ひどく 失礼な 物言い の ようだ な

それ で どう する

俺 は 4 階 に いた 老人 が 気 に なる のだ

怖気づいた なら 先 に 帰って も 構わ ん が

な … な に 言って ん の 怖気づいて なんかいな いわ よ

では 行こう

こ … こういう とこ 来て も やっぱり 不安に なら ない の

うむ 用心 すれば

地雷 や 仕掛け 爆弾 の 位置 は ある 程度 見抜ける から な

い … いや そう じゃ なくて …

下がって いろ

な … なに してん の

受話器 を 取る と 仕掛け られた 爆弾 が 爆発 する

そういう トラップ が あって レバノン の 廃墟 で 味方 が やられた

もしもし この 病院 は 数 年 前 から 閉鎖 中 だ

急患 であれば 119 番 へ 救急 車 で 必要な 措置 を …

聞いて い ない ようだ な

だ … 誰 か 出て る の

苦しい よ 熱い よ

助けて 痛い 痛い 痛い

な なな に よ これ

急患 だろう 恐らく この 病院 が 潰れた こと を 知ら ず に …

そういう 問題 じゃ ない でしょ

あんた なんか おかしい と 思わ ない の

怪奇 現象 の オン パレード じゃ ない の

やはり 君 は 帰った ほう が いい ので は ない か

たぶん 疲れて いる のだ

なんか その 目す っげ え ムカ つく

俺 は 君 の 心配 を …

心配 なんか せ んで いい

だいたい なんで あたし ばかり 怖がら なくちゃ いけない わけ

これ 絶対 不公平 よ

あれ は ?

爆弾 で なくて 安心 した が

ダメ 次

これ は ?

声 だけ ではな

ボツ 次

帰れ 死んじゃ え

帰れ 死んじゃ え

ここ こ … これ は ? これ なら どう よ

そう 言わ れて も 金槌 程度 で は な

武器 の 問題 じゃ ない の

血まみれの 女の子

変でしょ 怖い でしょ

だいたい あんた も あんた よ

もっと 気 の 利いた こと でき ない の

毒 霧 を 吹く と か 不思議な 踊 り を 踊る と か

バカに して

千鳥 危ない

うるさい

あれ ? ここ は …

あ そう か 落 っこ ち たん だ っけ

すごい 血

あたし 死んじゃ う の か な

千鳥 しっかり しろ 返事 を

いや 待て 動く な しゃべる な

今 そっち に 行く から な

宗 介

なに を そんなに ビビ って る の

千鳥 ケガ は ?

大丈夫な の か

よ … よく 分か ん ない

これ は …

絵の具 ?

なに これ

あの う 大丈夫です か

あれ ? 相良 さん じゃ ない か

ヨシキ か

ご 無事です か

つまり ヨシキ 君 たち は

ここ に 住む ゲン さん の ため に あんな 芝居 を 打って た わけ ?

そう だ よ この 病院 カップル と か ヤンキー が よく 来て

ゲン さん を いじめる んだ

幽霊 が 出る って 噂 が 立てば

そういう 人 たち が 来 なく なる と 思って

実際 効果 は あった ようで めっきり 人 も 来 なくなり ました

ありがたい こと です

そういう こと か

まあ 確かに 瑞樹 なんか

窓 の おばあ さん だけ で 逃げちゃ った もん ね

お ばあさん ?

窓際 に おばあ さん を 立た せて た んでしょ

マネキン でも 使った の

そんな の 知ら ない よ

ああ それ です か

たぶん 10 年 前 の 火災 で 亡くなった 方 でしょう

前 から たま ー に 出る んです よ

やっと 帰って くれた ね

母さん

これ で たぶん あの 子 たち も 寄り付か なく なる でしょう

院長 だった 父さん が 亡くなって から の

僕 と 母さん だけ の 静かな 暮らし

騒がしい の は ごめん です から ね

本当に ね

起きた か

降ろして もう 歩ける

ねえ 宗 介

なんだ

怖かった ?

なに が だ

あたし が 落 っこ ち て ギトギト の 血まみれに なって

そう だ な

いや なんでもない

ねえ よく 聞こえ なかった んだ けど

気 に する な 忘れろ

や だ

ねえ 今 なんて 言った の

ねえ って ば ー

暴れる な

千鳥 俺 は なにも …

言い なさい よ

もう 一 回 言わ ない と たった今 から 第 二 の 恐怖 を 味わわ せる わ よ

ほら さあ

やめて くれ

ど した の 宗 介 ラグビー ボール なんか 磨いて

次回 は 熱血 感動 スポーツ 巨編 らしい のだ

こんな 泣き虫 たち を 強く でき ん の

任せろ マオ から 新 兵 を 扱く マニュアル を もらった

1 週間 で 心 を 無くした 戦闘 マシーン に 改造 して みせる

次回 「 やり すぎ の ウォークライ 」 ご 期待 ください

ガンホー ガンホー ガンホー

ところで 君 は なぜ 水兵 の 服 を 着て いる のだ

本 字幕 由 诸神 字幕 组出 品 , 仅供 学 习 交流 , 禁止 用 于商 业 用途

更多 中日 双 语 字幕 , 尽 在 www . kamigami . org 和 微 博 @ 诸神 字幕 组

日 听 shei

日 校 戚风

翻 译 domi

校 对 mam

时间 轴 Foyzi

压制 紺野 木綿 季

字幕 诸神 字幕 组


フルメタル ・ パニック ? ふ もっふ #6 |ぱにっく||

優し さ は 時々   残酷だ から やさし|||ときどき|ざんこくだ|

求める 程   こたえ を 見失う もとめる|ほど|||みうしなう

雨上がり の 街   虹 が 見える なら あめあがり||がい|にじ||みえる|

今   歩き 出そう   何 か が 始まる いま|あるき|だそう|なん|||はじまる

君 が いる から   明日 が ある から きみ||||あした|||

一 人きり じゃ 生きて ゆけ ない から ひと|ひときり||いきて|||

こんなに 近く に 感じる   それ が 愛 でしょう |ちかく||かんじる|||あい|

涙 の 数 の 痛 み を   君 は 知って る から なみだ||すう||つう|||きみ||しって||

透き通る その 目 の 中 に   確かな 意味 を 探して すきとおる||め||なか||たしかな|いみ||さがして

笑顔 見つけ たい えがお|みつけ|

走りだす 瞬間 はしりだす|しゅんかん

坂道 で 風 に なる さかみち||かぜ||

焼きつけた 陽射 しが やきつけた|ひざし|

胸 の 奥 熱く した むね||おく|あつく|

Ah ー   君 に 近づいて |-|きみ||ちかづいて

行く たび 早く なる いく||はやく|

時 を 駈 ける じ||く|

始まり の 予感 さ せる 眼差し が 好き はじまり||よかん|||まなざし||すき

小さな 愛で いい ちいさな|めで|

いつも 側 で   あたり 前 の 時間 |がわ|||ぜん||じかん

また 一 つ 増える 笑い声 |ひと||ふえる|わらいごえ

空 に 響いて いく から||ひびいて|

生徒 会 から の お 知らせ ? せいと|かい||||しらせ

なに なに

先週 末 より   学区 内 にて 傷害 未遂 事件 が 多発 せんしゅう|すえ||がっく|うち||しょうがい|みすい|じけん||たはつ

うち 「 痴漢 」 と の 報告 が 7 件 |ちかん|||ほうこく||けん

同一 犯 の 可能 性 大 どういつ|はん||かのう|せい|だい

「 ポニー 」 と の 報告 も ある が   意味 は 不明 |||ほうこく||||いみ||ふめい

「 痴漢 」 と の 遭遇 時 の 対応 ちかん|||そうぐう|じ||たいおう

a   交戦 し 殲滅 せよ |こうせん||せんめつ|

b   a が 困難な 場合   可能な 限り の 情報 を 収集 し 離脱 せよ |||こんなんな|ばあい|かのうな|かぎり||じょうほう||しゅうしゅう||りだつ|

空爆   砲撃 等 の 支援 は ない くうばく|ほうげき|とう||しえん||

あの ね

こういう 不親切な 書き 方 じゃ   なにも 伝わら ない わ よ |ふしんせつな|かき|かた|||つたわら|||

うわ   痴漢 |ちかん

怖い ね こわい|

彼女 は 分かって いる 様子 だ が かのじょ||わかって||ようす||

とにかく

今度 から もう 少し 簡単な 文体 を 心がける ように   いい ? こんど|||すこし|かんたんな|ぶんたい||こころがける|よう に|

了解 した りょうかい|

や だ   助けて ||たすけて

誰 か   誰 か ー だれ||だれ||-

あっ   宗 介 |はじめ|かい

お は よ

なに よ

千鳥   実は 悪い 知らせ が ある ちどり|じつは|わるい|しらせ||

あの 痴漢 の 件 だ |ちかん||けん|

それ が なに

昨夜   常盤 が 襲わ れた さくや|ときわ||おそわ|

嘘   恭子 が ? うそ|きょうこ|

で   どう なった の   無事な の ||||ぶじな|

残念だ   どう 説明 して いい の か 分から ない ざんねんだ||せつめい|||||わから|

そんな

帰り道   異様な 扮装 の 変質 者 に 出会った らしい かえりみち|いような|ふんそう||へんしつ|もの||であった|

彼女 は 反撃 も でき ず に 捕まって かのじょ||はんげき|||||つかまって

その 場 に 無理やり 組み 伏せ られ   必死の 抵抗 も 虚 しく |じょう||むりやり|くみ|ふせ||ひっしの|ていこう||きょ|

ブラシ で 念入りに 髪 を 梳 かれた 末 に ぶらし||ねんいりに|かみ||くし||すえ|

ひどい

ポニーテール に さ れて しまった

なんて こと を …

って   はい ?

あっ   カナ ちゃん だ

おはよう

なに よ   これ は

見て 分から ん か みて|わから||

ポニーテール だ よ

ひどい よ ね   針金 と 接着 剤 で ぎ ゅ ー って 縛ら れて |||はりがね||せっちゃく|ざい||||-||しばら|

一晩 たって も 戻 ん ない の ひとばん|||もど|||

それ だけ ?

それ だけ だ よ   怖かった けど ||||こわかった|

不可解だろう   まるで 説明 でき ん ふかかいだろう||せつめい||

なかなか 痛い ぞ |いたい|

うるさい

マジ で 心配 した んだ から   脅かさ ないで よ ||しんぱい||||おびやかさ||

恭子   かわいそうだった ね きょうこ||

我が 校 の 生徒 が 被害 に 遭った 以上 わが|こう||せいと||ひがい||あった|いじょう

犯人 を 捕らえ   厳しく 拷問 し   真 の 狙い を 聞き出す べきだ はんにん||とらえ|きびしく|ごうもん||まこと||ねらい||ききだす|

また 物騒な こと を |ぶっそうな||

こういう 時 は あそこ に 頼み ましょう |じ||||たのみ|

すみません

痴漢 の 被害 届出 し たい んです けど ちかん||ひがい|とどけいで|||ん です|

痴漢 で すって ちかん||

ここ じゃ 話 が でき ない わ   一緒に 来て ||はなし|||||いっしょに|きて

あの   ちょっと …

いい から   来る ||くる

若菜 陽子 さん ? わかな|ようこ|

そう   本当 は 交通 課 な んだ けど |ほんとう||こうつう|か|||

サボって 変質 者 の 調査 を して た の さぼって|へんしつ|もの||ちょうさ||||

寝る 間 も 削って ね ねる|あいだ||けずって|

似た ような 被害 届 が 8 件   北 と 南 に 交互に 出没 して にた||ひがい|とどけ||けん|きた||みなみ||こうごに|しゅつぼつ|

その パターン に 従えば   今夜 は この 辺り に 出る はず |ぱたーん||したがえば|こんや|||あたり||でる|

ついては 今晩   あなた に おとり 役 を やって もらい たい の よ |こんばん||||やく||||||

おとり ?  な … なんで あたし が

友達 の 敵討ち たく ない の ともだち||かたきうち|||

それ に 私   この 前 大 失敗 して デスクワーク に 回さ れちゃ った の よ ||わたくし||ぜん|だい|しっぱい||||まわさ||||

手柄 を 立てて   一刻 も 早く 現場 復帰 し たい わけ てがら||たてて|いっこく||はやく|げんば|ふっき|||

分かる ? わかる

大 失敗 って どんな だい|しっぱい||

みっともない 話 よ |はなし|

チャリ で 2 人 乗り した 高校 生 を ミニパト で 追っかけたら ね ||じん|のり||こうこう|せい||||おっかけたら|

これ が 手強い や つら で ||てごわい|||

取り 逃した うえ に   ガード レール に 突っ込んじゃ った の とり|のがした|||がーど|れーる||つっこんじゃ||

私 は まったく 無事だった んだ けど   パトカー は メチャクチャ わたくし|||ぶじだった|||ぱとかー||

そ … それ は ご 愁傷 様 で ||||しゅうしょう|さま|

男 の ほう だけ は しっかり 顔 覚えて る の おとこ||||||かお|おぼえて||

見つけたら   教育 上 不 適切な お 仕置 き を たくさん して やる わ みつけたら|きょういく|うえ|ふ|てきせつな||しおき||||||

する な

ダメ かしら   お 仕 置き だめ|||し|おき

い … いえ   その …

あんた は 黙って なさい ||だまって|

どうした の

い … いえ   たまに 電波 が 聞こえる んです |||でんぱ||きこえる|ん です

怪しい ささやき が あやしい||

持病 でして じびょう|

話 は 以上   じゃ 今夜 よろしく はなし||いじょう||こんや|

あ … あの   ちょっと

来 なかったら   あなた も 逮捕 よ らい||||たいほ|

あたし が 払う わけ ? ||はらう|

千鳥   本当に おとり 役 など 引き受ける の か ちどり|ほんとうに||やく||ひきうける||

まあ   恭子 の 敵 も 討ち たい し |きょうこ||てき||うち||

あの 人 が 必死に なって る の も   元 は と 言えば あたし たち の せい だ し |じん||ひっしに|||||もと|||いえば||||||

では 念のため に   俺 も カバー に ついて いよう |ねんのため||おれ||かばー|||

危険 が 迫ったら   俺 が 相手 を 制圧 する きけん||せまったら|おれ||あいて||せいあつ|

ダメ よ   あんた あの 人 に 顔 覚え られて る もの だめ||||じん||かお|おぼえ|||

ならば 新 装備 を 使おう |しん|そうび||つかおう

先日 入手 した ある 物品 に いく つ か の 改良 を 施した せんじつ|にゅうしゅ|||ぶっぴん||||||かいりょう||ほどこした

各種 センサー と デジタル 通信 機 かくしゅ|せんさー||でじたる|つうしん|き

そして ライフル 弾 も ストップ する 防弾 性能 を 与えた 一種 の 強化 服 だ |らいふる|たま||すとっぷ||ぼうだん|せいのう||あたえた|いっしゅ||きょうか|ふく|

うまく すれば   現代 戦 の 様相 を 一変 さ せる かも しれ ん ||げんだい|いくさ||ようそう||いっぺん|||||

動き出した うごきだした

馬 の ぬいぐるみ と 聞いて た けど   まさか ボン 太く ん と は ね うま||||きいて||||ぼん|ふとく||||

ま … 待て |まて

覚悟 を かくご|

やめろ

ま … まだ 動ける の   しぶとい わ ね ||うごける||||

抵抗 する か   痴漢 の 分 際 で ていこう|||ちかん||ぶん|さい|

痛 っ つう|

照準 が … しょうじゅん|

私 の 出世 の ため に   星 に なって しまえ わたくし||しゅっせ||||ほし|||

逃し ませ ん ぞ   女 の 敵 のがし||||おんな||てき

まだ 実用 性 に 難 が ある か |じつよう|せい||なん|||

ホントに 出て くる の かしら ほんとに|でて|||

誰 か   変態 だ よ だれ||へんたい||

それ も 極めて 特殊な 変態 です ||きわめて|とくしゅな|へんたい|

助けて   嫌 ー たすけて|いや|-

楽しい   楽しい わ よ   ボン 太く ん たのしい|たのしい|||ぼん|ふとく|

もっと 私 を 楽しま せて |わたくし||たのしま|

甘い   甘い わ あまい|あまい|

ど おりゃ あー

歯痒い ねえ はがゆい|

墜 ち ろ つい||

ぬいぐるみ 風情 が よく 言う |ふぜい|||いう

な … な んな の   この プレッシャー は |||||ぷれっしゃー|

もらった

助けて ー たすけて|-

これ が 犯人 ? ||はんにん

じゃ   こっち の これ は ?

あたし の 友達 です ||ともだち|

ね   ボン 太く ん |ぼん|ふとく|

そう   強い お 友達 が いる の ね |つよい||ともだち||||

あっさり 納得 して る |なっとく||

得体の知れない 問答 で 分かり 合う な えたいのしれない|もんどう||わかり|あう|

いずれ に せよ   私 の 活躍 で 犯人 は 捕まった わけ よ |||わたくし||かつやく||はんにん||つかまった||

って   若菜 さん は 暴れた だけ じゃ … |わかな|||あばれた||

さあ   話して もらう わ よ   どうして こんな マネ を |はなして||||||まね|

いや   だって   ポニーテール は 最高じゃ ない っす か ||||さいこうじゃ|||

ショート の うなじ の 色っぽ さ   ロング の しっとり した 女の子 らし さ しょーと||||いろっぽ||ろんぐ||||おんなのこ||

一見 矛盾 する 2 つ の 要素 を 完璧に 兼ね備えて る ん っす よ いっけん|むじゅん||||ようそ||かんぺきに|かねそなえて||||

だって のに   最近 もう 全然 ポニー の 子 を 見かけ ない もん だ から ||さいきん||ぜんぜん|||こ||みかけ||||

俺 は もう 悲しくて   悲しくて おれ|||かなしくて|かなしくて

だから   こんな 猟 奇 犯罪 を ? ||りょう|き|はんざい|

ええ   だけど 刑事 さん   俺 は 本望 っす ||けいじ||おれ||ほんもう|

だって   自分 に 正直に 生きた んだ から |じぶん||しょうじきに|いきた||

そう

長く は なる と 思う けど   ムショ でも 体 に 気 を つけ なさい よ ながく||||おもう||||からだ||き||||

はい   ご 面倒 を かけ ます ||めんどう|||

間違って る   なに か が 激しく 間違って る わ まちがって|||||はげしく|まちがって||

お じいさん は 動揺 した わ |||どうよう||

そんな はず が ない   そんな はず が ない

そう 思い ながら |おもい|

何度 も シュー マイ の 箱 の 蓋 を 開け 閉め する んだ けど なんど||しゅー|まい||はこ||ふた||あけ|しめ|||

その たび に 1 つ   また 1 つ

シュー マイ が 消えて いく の しゅー|まい||きえて||

とうとう 12 個 全部 箱 から 消え失せて |こ|ぜんぶ|はこ||きえうせて

そして 最後に 気づいた の |さいごに|きづいた|

消えた シューマイ   それ が 全部 … きえた|しゅー まい|||ぜんぶ

蓋 の 裏側 に … ふた||うらがわ|

怖がる の は まだ 早い わ   この 話 に は 続き が ある の こわがる||||はやい|||はなし|||つづき|||

その お じいさん が ある 日 とうとう 死んで しまって |||||ひ||しんで|

その 葬式 で の こと よ |そうしき||||

最後 の 出 棺 を 前 に   故人 と 対面 する こと に なった の よ さいご||だ|ひつぎ||ぜん||こじん||たいめん||||||

「 最後 です から 」 って さいご|||

それ で 葬儀 屋 さん が みんな の 前 で 棺桶 の 蓋 を 開けた の ||そうぎ|や|||||ぜん||かんおけ||ふた||あけた|

開けた んだ けど   なんと お じいさん は … あけた||||||

蓋 の 裏側 に ふた||うらがわ|

どう 宗 介   この 話 は |はじめ|かい||はなし|

よく 分から ん |わから|

この 話 も ダメ か |はなし||だめ|

かなめ   無駄 だって ば |むだ||

そもそも こいつ に は 想像 力 が ない の よ ||||そうぞう|ちから||||

もっと 具体 的に お化け でも 見せて あげたら |ぐたい|てきに|おばけ||みせて|

少し は 相良 君 も 怖がる かも ね すこし||さがら|きみ||こわがる||

そう いえば   隣町 に 潰れた 病院 が あった わ よ ね ||となりまち||つぶれた|びょういん|||||

10 年 前 に 大 火事 が 起きた って いう とし|ぜん||だい|かじ||おきた||

潰れた 病院 つぶれた|びょういん

面白 そうじゃ ない おもしろ|そう じゃ|

まさか   カナ ちゃん …

そう   これ から 宗 介 を あの 病院 に 連れて くって の どう |||はじめ|かい|||びょういん||つれて|||

やめた ほう が いい よ   カナ ちゃん

あたし あの 病院 の 怖い 噂   結構 聞いて る の ||びょういん||こわい|うわさ|けっこう|きいて||

いい じゃ ない   それ で 宗 介 が ビビ って くれれば |||||はじめ|かい||||

恭子 も 怖がり ねぇ きょうこ||こわがり|

こない だ 変な 痴漢 に 遭った ばっ か だし ね ||へんな|ちかん||あった||||

無理強い は やめ と こう むりじい||||

まあ ね

これ が 例の 病院 ね ||れいの|びょういん|

雰囲気 出て る ふんいき|でて|

まるで 爆撃 の 跡 だ な |ばくげき||あと||

ど した の   瑞樹 |||みずき

あ … あそこ   あそこ の 窓 ||||まど

今   変な おばあ さん が こっち 見下ろして いま|へんな|||||みおろして

またまた

いた の よ   今 笑って た の   こっち 見て |||いま|わらって||||みて

面白い   面白い おもしろい|おもしろい

その アクション は ポイント 高い わ よ   いや ぁ |あくしょん||ぽいんと|たかい||||

バカ   な に 言って ん の よ ばか|||いって|||

ヤバ いわ よ   ここ   本当に ||||ほんとうに

あたし   帰る |かえる

まったく   ど いつも こいつ も

分から んな わから|

どうして あそこ まで 稲葉 が 怯えた の か   俺 に は 理解 でき ん |||いなば||おびえた|||おれ|||りかい||

そう よ ね   入る 前 に あれ じゃ 興ざめ も いい とこ じゃ ない |||はいる|ぜん||||きょうざめ|||||

あの 老婆 は 立って いた だけ な のだ が |ろうば||たって|||||

なんで すって

窓 の ところ に いた 老婆 は 立って いた だけ だ と 言った のだ まど|||||ろうば||たって|||||いった|

宗 介 も 見た の はじめ|かい||みた|

稲葉 が 気づいて 俺 が 気づか ん わけ が ない だろう いなば||きづいて|おれ||きづか|||||

銃 や ロケットランチャー で 武装 して いた の なら じゅう||||ぶそう||||

怯える 理由 も 分かる が おびえる|りゆう||わかる|

どうした   千鳥   気分 が 悪い の か |ちどり|きぶん||わるい||

あ … あんた 怖く ない の ||こわく||

なに が だ

だって   こんな 時間 の こんな 場所 に   お 年寄り が いる なんて 変じゃ ない ||じかん|||ばしょ|||としより||||へんじゃ|

近所 に 住む 老人 が 徘徊 して 迷い 込んだ の かも しれ ん きんじょ||すむ|ろうじん||はいかい||まよい|こんだ||||

見つけたら 交番 に 連れて いって やろう みつけたら|こうばん||つれて||

た … 確かに それ は あり そうな 話 だ けど |たしかに||||そう な|はなし||

それ で   入ら ん の か ||はいら|||

よく 分から ん が   怖い の なら 帰って も いい ぞ |わから|||こわい|||かえって|||

ぜ … 全然 平気 よ |ぜんぜん|へいき|

いい わ よ   入ったろう じゃ ない |||はいったろう||

な に 怒って る んだ ||いかって||

怒って ない わ よ いかって|||

どうした

や … やっぱり 先 に 行って ||さき||おこなって

ど … どう   怖く ない ? ||こわく|

なに が だ

雰囲気 だけ じゃ ダメ か ふんいき|||だめ|

妙だ な みょうだ|

妙 ? たえ

妙です って   それ だけ ? みょう です|||

他 に なんとも 思わ ない の た|||おもわ||

今   子ども が … いま|こども|

だから 妙だ と 言って いる |みょうだ||いって|

怖い でしょ こわい|

ね   怖い よ ね |こわい||

そう 言わ れて も   ただ の 子ども だ ぞ |いわ|||||こども||

あらゆる 武器 に 精通 した この 俺 を 倒す こと など でき ん |ぶき||せいつう|||おれ||たおす||||

い … 異常 よ   あんた |いじょう||

あんな の を 見て   そんなふうに |||みて|

そこ まで   そこ まで いつも 通り バカ なんて ー |||||とおり|ばか||-

よく 分から ん が   ひどく 失礼な 物言い の ようだ な |わから||||しつれいな|ものいい|||

それ で   どう する

俺 は 4 階 に いた 老人 が 気 に なる のだ おれ||かい|||ろうじん||き|||

怖気づいた なら   先 に 帰って も 構わ ん が おじけづいた||さき||かえって||かまわ||

な … な に 言って ん の   怖気づいて なんかいな いわ よ |||いって|||おじけづいて|||

では 行こう |いこう

こ … こういう とこ 来て も   やっぱり 不安に なら ない の |||きて|||ふあんに|||

うむ   用心 すれば |ようじん|

地雷 や 仕掛け 爆弾 の 位置 は ある 程度 見抜ける から な じらい||しかけ|ばくだん||いち|||ていど|みぬける||

い … いや   そう じゃ なくて …

下がって いろ さがって|

な … なに してん の

受話器 を 取る と   仕掛け られた 爆弾 が 爆発 する じゅわき||とる||しかけ||ばくだん||ばくはつ|

そういう トラップ が あって   レバノン の 廃墟 で 味方 が やられた ||||ればのん||はいきょ||みかた||

もしもし   この 病院 は 数 年 前 から 閉鎖 中 だ ||びょういん||すう|とし|ぜん||へいさ|なか|

急患 であれば  119 番 へ   救急 車 で 必要な 措置 を … きゅうかん||ばん||きゅうきゅう|くるま||ひつような|そち|

聞いて い ない ようだ な きいて||||

だ … 誰 か 出て る の |だれ||でて||

苦しい よ   熱い よ くるしい||あつい|

助けて   痛い 痛い 痛い たすけて|いたい|いたい|いたい

な なな に よ   これ

急患 だろう   恐らく この 病院 が 潰れた こと を 知ら ず に … きゅうかん||おそらく||びょういん||つぶれた|||しら||

そういう 問題 じゃ ない でしょ |もんだい|||

あんた なんか おかしい と 思わ ない の ||||おもわ||

怪奇 現象 の オン パレード じゃ ない の かいき|げんしょう||おん|ぱれーど|||

やはり 君 は 帰った ほう が いい ので は ない か |きみ||かえった|||||||

たぶん   疲れて いる のだ |つかれて||

なんか その 目す っげ え ムカ つく ||もくす||||

俺 は 君 の 心配 を … おれ||きみ||しんぱい|

心配 なんか せ んで いい しんぱい||||

だいたい   なんで あたし ばかり 怖がら なくちゃ いけない わけ ||||こわがら|||

これ 絶対 不公平 よ |ぜったい|ふこうへい|

あれ は ?

爆弾 で なくて 安心 した が ばくだん|||あんしん||

ダメ   次 だめ|つぎ

これ は ?

声 だけ ではな こえ||

ボツ   次 ぼつ|つぎ

帰れ   死んじゃ え かえれ|しんじゃ|

帰れ   死んじゃ え かえれ|しんじゃ|

ここ こ … これ は ?  これ なら どう よ

そう 言わ れて も   金槌 程度 で は な |いわ|||かなづち|ていど|||

武器 の 問題 じゃ ない の ぶき||もんだい|||

血まみれの 女の子 ちまみれの|おんなのこ

変でしょ   怖い でしょ へんでしょ|こわい|

だいたい   あんた も あんた よ

もっと 気 の 利いた こと でき ない の |き||きいた||||

毒 霧 を 吹く と か   不思議な 踊 り を 踊る と か どく|きり||ふく|||ふしぎな|おどり|||おどる||

バカに して ばかに|

千鳥   危ない ちどり|あぶない

うるさい

あれ ?  ここ は …

あ   そう か   落 っこ ち たん だ っけ |||おと|||||

すごい 血 |ち

あたし 死んじゃ う の か な |しんじゃ||||

千鳥   しっかり しろ   返事 を ちどり|||へんじ|

いや 待て   動く な   しゃべる な |まて|うごく|||

今 そっち に 行く から な いま|||いく||

宗 介 はじめ|かい

なに を そんなに ビビ って る の

千鳥   ケガ は ? ちどり|けが|

大丈夫な の か だいじょうぶな||

よ … よく 分か ん ない ||わか||

これ は …

絵の具 ? えのぐ

なに   これ

あの う   大丈夫です か ||だいじょうぶ です|

あれ ?  相良 さん じゃ ない か |さがら||||

ヨシキ か

ご 無事です か |ぶじ です|

つまり ヨシキ 君 たち は ||きみ||

ここ に 住む ゲン さん の ため に あんな 芝居 を 打って た わけ ? ||すむ|||||||しばい||うって||

そう だ よ   この 病院 カップル と か ヤンキー が よく 来て ||||びょういん|かっぷる|||やんきー|||きて

ゲン さん を いじめる んだ

幽霊 が 出る って 噂 が 立てば ゆうれい||でる||うわさ||たてば

そういう 人 たち が 来 なく なる と 思って |じん|||らい||||おもって

実際   効果 は あった ようで   めっきり 人 も 来 なくなり ました じっさい|こうか|||||じん||らい||

ありがたい こと です

そういう こと か

まあ   確かに 瑞樹 なんか |たしかに|みずき|

窓 の おばあ さん だけ で 逃げちゃ った もん ね まど||||||にげちゃ|||

お ばあさん ?

窓際 に おばあ さん を 立た せて た んでしょ まどぎわ|||||たた|||

マネキン でも 使った の まねきん||つかった|

そんな の   知ら ない よ ||しら||

ああ   それ です か

たぶん  10 年 前 の 火災 で 亡くなった 方 でしょう |とし|ぜん||かさい||なくなった|かた|

前 から   たま ー に 出る んです よ ぜん|||-||でる|ん です|

やっと 帰って くれた ね |かえって||

母さん かあさん

これ で たぶん   あの 子 たち も 寄り付か なく なる でしょう ||||こ|||よりつか|||

院長 だった 父さん が 亡くなって から の いんちょう||とうさん||なくなって||

僕 と 母さん だけ の 静かな 暮らし ぼく||かあさん|||しずかな|くらし

騒がしい の は ごめん です から ね さわがしい||||||

本当に ね ほんとうに|

起きた か おきた|

降ろして   もう 歩ける おろして||あるける

ねえ   宗 介 |はじめ|かい

なんだ

怖かった ? こわかった

なに が だ

あたし が 落 っこ ち て   ギトギト の 血まみれに なって ||おと||||||ちまみれに|

そう だ な

いや   なんでもない

ねえ   よく 聞こえ なかった んだ けど ||きこえ|||

気 に する な   忘れろ き||||わすれろ

や だ

ねえ   今 なんて 言った の |いま||いった|

ねえ って ば ー |||-

暴れる な あばれる|

千鳥   俺 は なにも … ちどり|おれ||

言い なさい よ いい||

もう 一 回 言わ ない と   たった今 から 第 二 の 恐怖 を 味わわ せる わ よ |ひと|かい|いわ|||たったいま||だい|ふた||きょうふ||あじわわ|||

ほら   さあ

やめて くれ

ど した の   宗 介   ラグビー ボール なんか 磨いて |||はじめ|かい|らぐびー|ぼーる||みがいて

次回 は 熱血 感動 スポーツ 巨編 らしい のだ じかい||ねっけつ|かんどう|すぽーつ|きょへん||

こんな 泣き虫 たち を 強く でき ん の |なきむし|||つよく|||

任せろ   マオ から 新 兵 を 扱く マニュアル を もらった まかせろ|||しん|つわもの||しごく|まにゅある||

1 週間 で 心 を 無くした 戦闘 マシーン に 改造 して みせる しゅうかん||こころ||なくした|せんとう|ましーん||かいぞう||

次回  「 やり すぎ の ウォークライ 」  ご 期待 ください じかい||||||きたい|

ガンホー   ガンホー   ガンホー

ところで   君 は なぜ 水兵 の 服 を 着て いる のだ |きみ|||すいへい||ふく||きて||

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日 听 shei ひ|きん|

日 校 戚风 ひ|こう|せき风

翻 译 domi ひるがえ||

校 对 mam こう||

时间 轴 Foyzi

压制 紺野 木綿 季 压せい|こんの|もめん|き

字幕 诸神 字幕 组 じまく|诸かみ|じまく|