Owari no Seraph Episode 3

おい 早く 帰 ろ う ぜ |はやく|かえ||| Komm früh

や べ え って 軍 の 奴 ら に バレ たら ||||ぐん||やつ|||| Wenn du es den Militärs erzählst

行く ぞ 祐二 いく||ゆうじ

I don ' t want nobody to get killed

I don ' t want nobody to get killed

I don ' t want nobody to get killed

I don ' t want nobody to get killed

I ' ll come and get you , I am always ready to fight

I ' ll come and get you , I am always ready to fight

I ' ll come and get you , I am always ready to fight

I ' ll come and get you , I am always ready to fight

So don ' t take all of the blame

So don ' t take all of the blame

So don ' t take all of the blame

So don ' t take all of the blame

We ' re all as bad

Ah wait , don ' t take all of it away

Ah wait , don ' t take all of it away

Ah wait , don ' t take all of it away

Ah wait , don ' t take all of it away

You always do

We ' ll always be something you cannot control

We ' ll always be something you cannot control

We ' ll always be something you cannot control

We ' ll always be something you cannot control

We will overcome - Your salvation has begun

We will overcome - Your salvation has begun

We will overcome - Your salvation has begun

We will overcome - Your salvation has begun

No suns , no lights

Such a mess all over

Don ' t kill your hopes

Don ' t kill your hopes

You make me realize who I need

I ' ll be there , hold on

I ' ll be there , hold on

I ' ll be there , hold on

I ' ll be there , hold on

But it changes somehow

But it changes somehow

But it changes somehow

But it changes somehow

So where are you now ?

So where are you now ?

So where are you now ?

So where are you now ?

I ' ll reach you , my darling

I ' ll reach you , my darling

I ' ll reach you , my darling

I ' ll reach you , my darling

The shadows of the Earth

The shadows of the Earth

The shadows of the Earth

The shadows of the Earth

Illusions so bright

Illusions so bright

Illusions so bright

Illusions so bright

They ' re fallin ' in just to run - let them know -

They ' re fallin ' in just to run - let them know -

They ' re fallin ' in just to run - let them know -

They ' re fallin ' in just to run - let them know -

When it ' s the pain that makes us so human after all

When it ' s the pain that makes us so human after all

When it ' s the pain that makes us so human after all

When it ' s the pain that makes us so human after all

Toward a city , a border patrol

Toward a city , a border patrol

Toward a city , a border patrol

Toward a city , a border patrol

1000 precious words , just to start with a spark

1000 precious words , just to start with a spark

1000 precious words , just to start with a spark

1000 precious words , just to start with a spark

To the core

あ … あの …

あの 時 は 吸 血 鬼 から 助け て くれ て ありがとう ござい まし た |じ||す|ち|おに||たすけ|||||||

あなた が 好き です ||すき|

私 の 気持ち 読 ん で ください わたくし||きもち|よ|||

いや …

俺 … おれ

や ー や ー さすが 吸 血 鬼 から 学校 を 救った 英雄 さん |-||-||す|ち|おに||がっこう||すくった|えいゆう|

モテモテ です ね ー |||-

今度 は あの 子 を 泣か せ る ん です か こんど|||こ||なか|||||

今度 は って 何 だ よ こんど|||なん||

ん な こ と して ねぇ だ ろ が

ま ぁ 童 貞 です し ね ||わらべ|さだ|||

シノア て め え …

でも 童 貞 は 悪 です よ 優 さん |わらべ|さだ||あく|||すぐる|

なにせ 我ら 日本 帝 鬼 軍 は |われら|にっぽん|みかど|おに|ぐん|

カップル 成立 を 日々 奨励 し てる ん です から かっぷる|せいりつ||ひび|しょうれい|||||

世界 は 一 度 滅び まし た それ は 未知 の ウイルス の せい で せかい||ひと|たび|ほろび|||||みち||ういるす|||

突如 大地 に バケ モノ が 溢れ出 し とつじょ|だいち|||もの||あふれで|

多く の 人間 が 殺さ れ まし た おおく||にんげん||ころさ|||

あの 壁 の 向こう は バケ モノ で 溢れる 廃墟 と 荒野 |かべ||むこう|||もの||あふれる|はいきょ||こうや

この 世界 は もはや 人間 に 優しく ない |せかい|||にんげん||やさしく|

ですが 我ら 日本 帝 鬼 軍 は 残った 人間 を とりまとめ |われら|にっぽん|みかど|おに|ぐん||のこった|にんげん||

増殖 さ せ て 世界 の 覇権 を 狙う ぞうしょく||||せかい||はけん||ねらう

さ ぁ 産む の です 増える の です ||うむ|||ふえる||

ビバ 不純 異性 交遊 |ふじゅん|いせい|こうゆう

つかさ 一 つ 聞い て いい か |ひと||ききい|||

俺 この 間 の 吸 血 鬼 と の 戦い で おれ||あいだ||す|ち|おに|||たたかい|

実力 を 認め られ て 吸 血 鬼 殲滅 部隊 に 配属 さ れ た ん だ よ な じつりょく||みとめ|||す|ち|おに|せんめつ|ぶたい||はいぞく|||||||

なのに なんで まだ 高校 通 って ん だ よ |||こうこう|つう||||

い や ぁ その辺 の 文句 は 中佐 に どうぞ |||そのへん||もんく||ちゅうさ||

グレン の 馬鹿 全然 執務 室 に い ねぇ だ ろ う が ||ばか|ぜんぜん|しつむ|しつ|||||||

どう やって 文句 言う ん だ よ ||もんく|いう|||

中佐 の こと を 私 に 怒鳴ら れ まし て も … ちゅうさ||||わたくし||どなら||||

それ に

殲滅 部隊 の 訓練 なら もう 始まって る ん です けど ねぇ … せんめつ|ぶたい||くんれん|||はじまって|||||

あなた が 心 の 底 から 欲しがって る もの を 手 に 入れる ため の 訓練 … ||こころ||そこ||ほしがって||||て||いれる|||くんれん

俺 が 心 の 底 から 欲しがって る もの おれ||こころ||そこ||ほしがって||

あなた が 欲しい もの … これ でしょ ||ほしい|||

そ … そりゃ あ …

私 が 契約 し て いる 鬼 わたくし||けいやく||||おに

「 四 鎌 童 子 」 です よっ|かま|わらべ|こ|

これ を 見 て いただき たかった の です よ ||み||||||

これ が 吸 血 鬼 を 呪い 殺せ る 鬼 呪 装備 か ||す|ち|おに||まじない|ころせ||おに|まじない|そうび|

一応 私 も 吸 血 鬼 殲滅 部隊 の 一員 です から ねぇ いちおう|わたくし||す|ち|おに|せんめつ|ぶたい||いちいん|||

それ が あれ ば 俺 も 一 人 で 吸 血 鬼 を 殺せ る ||||おれ||ひと|じん||す|ち|おに||ころせ|

一 人 じゃ 無理 です ひと|じん||むり|

そろそろ ちゃん と 協調 性 って もの を 覚え … |||きょうちょう|せい||||おぼえ

シノア

それ 寄越せ よ |よこせ|

それ 持って 俺 は 吸 血 鬼 ども に 復讐 に 行く |もって|おれ||す|ち|おに|||ふくしゅう||いく

他人 が 契約 し た 鬼 の 武器 は 使え ませ ん よ たにん||けいやく|||おに||ぶき||つかえ|||

だったら その 武器 の 力 見せ て みろ うよ ||ぶき||ちから|みせ|||

もう …

やり ます ね

でも 一般 装備 で 鬼 呪 装備 と 戦う なんて 無理 です よ |いっぱん|そうび||おに|まじない|そうび||たたかう||むり||

シー ちゃん

マジ で すげ え な それ

つ ー か さ さっき の 武器 さえ ありゃ 吸 血 鬼 なんか 敵 じゃ ねぇ ん じゃ ねぇ か |-|||||ぶき|||す|ち|おに||てき||||||

いえいえ 戦場 で は 向こう も 武装 し て ます から ねぇ |せんじょう|||むこう||ぶそう|||||

先日 あなた が 倒し た 丸 腰 の 吸 血 鬼 と は 別物 です よ せんじつ|||たおし||まる|こし||す|ち|おに|||べつもの||

武装 マジ で ぶそう||

だから まずは 部隊 で 動く ため の 協調 性 を 学び ま しょ う と グレン 中佐 は 仰 って いる の です ||ぶたい||うごく|||きょうちょう|せい||まなび||||||ちゅうさ||あお||||

た … 助け て 優 君 |たすけ||すぐる|きみ

与一 さん よいち|

なん だ 与一 また お前 いじめ られ て ん の か ||よいち||おまえ||||||

待って ください よ 与一 さん まって|||よいち|

いじめ た こと マジ で 謝り ます から |||||あやまり||

俺 ら を 舎 弟 に し て ください おれ|||しゃ|おとうと||||

舎 弟 しゃ|おとうと

ち … ち ょ ち ょ ほん と あの そういう の 無理 だ から ||||||||||むり||

僕 そんな の 無理 だ から ぼく|||むり||

優一 郎 の 兄貴 じゃ ない です か ゆういち|ろう||あにき||||

自分 山中 です じぶん|さんちゅう|

吸 血 鬼 から 助け て もらった 山中 智 です す|ち|おに||たすけ|||さんちゅう|さとし|

兄貴 あにき

ずいぶん と 友達 が 増え て き まし た ねぇ ||ともだち||ふえ|||||

私 なんだか 寂しい わたくし||さびしい

って か お前 ら この 間 まで 与一 いじめ て た くせ に ||おまえ|||あいだ||よいち|||||

どの 面 下げ て 舎 弟 と か 言って ん だ よ |おもて|さげ||しゃ|おとうと|||いって|||

そ … そう な ん です が

実は 今 俺 ら すげ ぇ 困って て … じつは|いま|おれ||||こまって|

困ったら いじめ て た 相手 に 平気 で 頭 下げ ん の か こまったら||||あいて||へいき||あたま|さげ|||

最近 の 不良 ども は ずいぶん プライド が ねぇ ん だ な ー さいきん||ふりょう||||ぷらいど||||||-

優 さん 偉 そう です ね すぐる||えら|||

あんな こと し て た 俺 ら が 頼め る 義理 じゃ ない の は 分かって ん だ |||||おれ|||たのめ||ぎり|||||わかって||

でも …

でも

祐二 が 俺 ら の 仲間 が ゆうじ||おれ|||なかま|

「 開か ず の 間 」 に 入った きり 戻って こ なく て あか|||あいだ||はいった||もどって|||

開か ず の 間 あか|||あいだ

与一 さん 殲滅 部隊 に 配属 さ れる って 聞い て それ で … よいち||せんめつ|ぶたい||はいぞく||||ききい|||

あなた たち 軍 管理 下 の 一 級 立ち入り 禁止 区域 を 侵し た ん です ね ||ぐん|かんり|した||ひと|きゅう|たちいり|きんし|くいき||おかし||||

そ … それ は …

言い訳 は いり ませ ん いい わけ||||

どうせ 度胸 試し だ なん だ と 勝手 に 入った の でしょ う |どきょう|ためし|||||かって||はいった|||

あそこ に 入った 者 に は とても 厳しい 罰 が 与え られ ます ||はいった|もの||||きびしい|ばち||あたえ||

そ … それ じゃ 祐二 は |||ゆうじ|

軍 に 捕まって る でしょ う ぐん||つかまって|||

そんな そこ を なんとか …

死刑 の 可能 性 も あり ます しけい||かのう|せい|||

諦め て ください あきらめ||

シノア 一体 何 の 話 だ よ 「 開か ず の 間 」 って の は … |いったい|なん||はなし|||あか|||あいだ|||

知り ませ ん か 学校 の 七不思議 です よ しり||||がっこう||ななふしぎ||

人 が い ない の に 鳴る ピアノ じん||||||なる|ぴあの

動く 人体 模型 うごく|じんたい|もけい

絶対 に 開け て は いけない 「 開か ず の 間 」 ぜったい||あけ||||あか|||あいだ

な ー に が 七不思議 だ よ |-|||ななふしぎ||

軍 が 管理 し てる 立ち入り 禁止 区域 な ん だ ろ ぐん||かんり|||たちいり|きんし|くいき||||

そこ に 祐二 君 が 入って 出 て こ れ なく なった ||ゆうじ|きみ||はいって|だ|||||

でしょう ねぇ

実は あそこ 吸 血 鬼 殲滅 部隊 の 隊員 を 養成 する ため の 場所 で じつは||す|ち|おに|せんめつ|ぶたい||たいいん||ようせい||||ばしょ|

訓練 を 受け て い ない 者 が 入る と 鬼 に 取り 憑 かれる 可能 性 が あり ます くんれん||うけ||||もの||はいる||おに||とり|ひょう||かのう|せい|||

鬼 って おに|

だから 言った でしょ う |いった||

もう 殲滅 部隊 に 入る 訓練 は 始まって る って |せんめつ|ぶたい||はいる|くんれん||はじまって||

次 の ステップ に 行く ん です よ つぎ||すてっぷ||いく|||

つい て き て ください

地下 神殿 ちか|しんでん

なんで 学校 の 地下 に 神殿 が ある ん だ よ |がっこう||ちか||しんでん|||||

神殿 って いう の は ま ぁ 呼び名 だけ です けど ね しんでん|||||||よびな||||

かつて 渋谷 の 地下 に は 川 の 増水 を 防ぐ ため の 巨大 な 空洞 が あった そう です |しぶや||ちか|||かわ||ぞうすい||ふせぐ|||きょだい||くうどう||||

そして そこ を 吸 血 鬼 殲滅 部隊 は 訓練 場 に 選 ん だ |||す|ち|おに|せんめつ|ぶたい||くんれん|じょう||せん||

と いう か 学校 全体 が 殲滅 部隊 の 訓練 場 に なって ます |||がっこう|ぜんたい||せんめつ|ぶたい||くんれん|じょう|||

地下 に 鬼 を 飼って ちか||おに||かって

鬼 の 邪気 に あて られ て も 暴走 し なかった 人間 を 部隊 に いれ て いく おに||じゃき||||||ぼうそう|||にんげん||ぶたい||||

つまり ここ は 壮大 な 人体 実験 の ため の 学校 と いう わけ です |||そうだい||じんたい|じっけん||||がっこう||||

こんな 狂った 時代 に 平和 な 学校 が 本当 に 存在 する と 思って た ん です か |くるった|じだい||へいわ||がっこう||ほんとう||そんざい|||おもって||||

ここ から 先 は 私 たち 殲滅 部隊 が 呼 ん だ 人材 か ||さき||わたくし||せんめつ|ぶたい||よ|||じんざい|

鬼 に 選ば れ た 者 しか 入る こと は でき ませ ん おに||えらば|||もの||はいる|||||

じゃ 祐二 君 は |ゆうじ|きみ|

私 たち は 呼 ん で ませ ん ね わたくし|||よ|||||

今頃 鬼 に 心 を 喰 わ れ てる か も いまごろ|おに||こころ||しょく|||||

こ っ 心 を 喰 わ れ たら どう なっちゃ う の ||こころ||しょく|||||||

吸 血 鬼 より 質 の 悪い 理性 の ない 人 喰 い 鬼 と 化 し ます す|ち|おに||しち||わるい|りせい|||じん|しょく||おに||か||

ですから 念入り の 修練 が いる わけ です |ねんいり||しゅうれん||||

特に 心 の 修練 が とくに|こころ||しゅうれん|

今回 は その 鬼 呪 装備 の 恐ろし さ に つい て あなた 方 に 知って い ただ … こんかい|||おに|まじない|そうび||おそろし||||||かた||しって||

要 は 鬼 に 負け なきゃ いい ん だ ろ かなめ||おに||まけ|||||

俺 に は 復讐 の ため に 力 が いる ん だ よ おれ|||ふくしゅう||||ちから|||||

鬼 だ ろ う が 悪魔 だ ろ う が 力 が 手 に 入る なら 何でも いい おに|||||あくま|||||ちから||て||はいる||なんでも|

勝手 に かって|

遠 目 で 見る だけ で 手 は 出さ ない で ください とお|め||みる|||て||ださ|||

彼 は 殲滅 部隊 で 救助 し ます から かれ||せんめつ|ぶたい||きゅうじょ|||

あの 斧 まだ 契約 でき て ねぇ ん だ ろ |おの||けいやく||||||

なら 俺 が 頂く |おれ||いただく

ちょっと

もう 与一 さん 月 鬼 ノ 組 に 応援 を 呼び に 行って ください |よいち||つき|おに||くみ||おうえん||よび||おこなって|

この 広間 の 奥 に 官舎 が あり ます から |ひろま||おく||かんしゃ||||

はい

その 斧 よこせ ええ ええ ええ ！ |おの||||

すげ ぇ な おい

だが シノア の 鎌 より は 弱 ぇ |||かま|||じゃく|

邪魔 す ん じゃ ねぇ よ じゃま|||||

まったく どこ まで 協調 性 が ない ん です か |||きょうちょう|せい|||||

鬼 呪 装備 に 素手 で 触れる と おに|まじない|そうび||すで||ふれる|

鬼 に 侵 蝕 さ れ て あなた も 彼 と 同様 鬼 に なっちゃ い ます よ おに||おか|むしば||||||かれ||どうよう|おに|||||

俺 は 鬼 に は まけ ねぇ よ おれ||おに|||||

負け ます よ まけ||

あなた は まだ 鬼 に は 勝て ない |||おに|||かて|

あなた は 心 が 弱い から ||こころ||よわい|

鬼 は 欲望 を 喰 ら う あなた の 中 に ある 復讐 心 を 利用 さ れ ます おに||よくぼう||しょく|||||なか|||ふくしゅう|こころ||りよう|||

だから あなた が 圧倒 的 な 戦闘 能力 を 持って いる に も 関わら ず |||あっとう|てき||せんとう|のうりょく||もって||||かかわら|

グレン 中佐 まだ 鬼 呪 装備 を 与え ない |ちゅうさ||おに|まじない|そうび||あたえ|

ざ けん な

じゃあ 俺 が 鬼 に 負け ない って こと を 今 証明 して やる よ |おれ||おに||まけ|||||いま|しょうめい|||

ちょ っ 無 茶 です よ ||む|ちゃ||

お っし ゃ 武器 を 奪 っ |||ぶき||だつ|

優 ちゃん すぐる|

どう し た の ぼ っと して

早く 坐 ん な よ 冷め ちゃ う よ はやく|すわ||||さめ|||

そう よ 優 ちゃん せっかく 作った ん だ から ||すぐる|||つくった|||

優 兄 ィ 早く すぐる|あに||はやく

美味しい よ おいしい|

さあ 温かい うち に どうぞ |あたたかい|||

よかった ね みんな

今日 は 優 ちゃん が 居 て くれる よ きょう||すぐる|||い|||

うん

優 兄 ィ 全然 来 て くん ない ん だ もん すぐる|あに||ぜんぜん|らい||||||

そう だ 優 ちゃん 革命 は どう なった の ||すぐる||かくめい||||

もう 忘れ ちゃ った の |わすれ|||

強く なって 吸 血 鬼 殺し て ここ に 人間 の 王国 作る って 言って た じゃ ない つよく||す|ち|おに|ころし||||にんげん||おうこく|つくる||いって|||

そう だ よ 優 兄 ィ |||すぐる|あに|

僕ら ずっと 待って る ん だ よ ぼくら||まって||||

ほら ほら 優 ちゃん 全然 ご飯 進んで ない よ ||すぐる||ぜんぜん|ごはん|すすんで||

ダメ だ よ 優 ちゃん だめ|||すぐる|

強く なる なら ちゃんと 食べ ない と つよく||||たべ||

あ … あ

お前 ら みんな 生き て た の か おまえ|||いき||||

何 言って る の 僕ら 死 ん だ に 決まって る じゃ ん なん|いって|||ぼくら|し||||きまって|||

そう だ よ

決まって る じゃ ん きまって|||

今日 の 優 兄 何 か 変 だ よ きょう||すぐる|あに|なん||へん||

私 たち みんな 吸 血 鬼 に 殺さ れ て 優 ちゃん だけ 逃げ た ん だ よ わたくし|||す|ち|おに||ころさ|||すぐる|||にげ||||

ち … 違う 逃げ た ん じゃ |ちがう|にげ|||

逃げ た ん だ よ にげ||||

おまけに 全然 復讐 も し て くれ ない し |ぜんぜん|ふくしゅう||||||

頼む よ 優 ちゃん たのむ||すぐる|

殺さ れ た 僕ら の ため に 復讐 し て よ ころさ|||ぼくら||||ふくしゅう|||

なんなら 僕 が 力 を 貸す よ |ぼく||ちから||かす|

優 ちゃん の 心 に 僕 を 受け入れ て くれ れ ば すぐる|||こころ||ぼく||うけいれ||||

復讐 ふくしゅう

そう 復讐 だ よ |ふくしゅう||

そう だ な

復讐 の ため に は 力 が いる ふくしゅう|||||ちから||

でしょ

だから 早く 僕 を 受け入れ て よ |はやく|ぼく||うけいれ||

だが て め ぇ は 誰 だ |||||だれ|

ミカ は ミカ は そんな 奴 じゃ ない みか||みか|||やつ||

あいつ は 俺 と 違って 復讐 しろ と か 言わ ねぇ ん だ よ ||おれ||ちがって|ふくしゅう||||いわ||||

いつも 頭 良く て 馬鹿 みたい に みんな に 優しく て |あたま|よく||ばか|||||やさしく|

いつも 全部 一 人 で 抱え込 ん で |ぜんぶ|ひと|じん||かかえこ||

優 ちゃん すぐる|

なのに て め ぇ は 何 な ん だ よ |||||なん||||

やめ て 優 ちゃん ||すぐる|

黙れ だまれ

大切 な 家族 の 真似 なんて し や がって たいせつ||かぞく||まね||||

お前 に 俺 の 大切 な 家族 の 何 が 分かる って ん だ おまえ||おれ||たいせつ||かぞく||なん||わかる|||

あれ 俺 いま 何 し て た ん だ |おれ||なん|||||

嘘 でしょ う まさか 自力 で 戻った ん です か うそ||||じりき||もどった|||

ん 戻った って 何 が |もどった||なん|

いや え ー と あなた は 鬼 に 幻覚 を 見せ られ て た ん です ||-||||おに||げんかく||みせ|||||

でも それ を 意志 の 力 だけ で 破って 調 伏 し ちゃ った |||いし||ちから|||やぶって|ちょう|ふ|||

契約 呪 も なし に けいやく|まじない|||

つまり どういう こと

この 斧 は 俺 の もん って こと か |おの||おれ|||||

いえいえ そう 簡単 に は いき ませ ん ||かんたん|||||

鬼 を 使役 する に は 手順 が あり ます から おに||しえき||||てじゅん||||

あなた に どの 武器 を 与える か も グレン 中佐 が 決め ます |||ぶき||あたえる||||ちゅうさ||きめ|

でも 俺 は 鬼 に 勝った |おれ||おに||かった

え ー と です ね |-|||

グレン の バカ も 無視 でき ねぇ そう だ ろ ||ばか||むし|||||

あ … まあ そう です ね

クラスメイト も 救い まし た し ||すくい|||

明日 から でも ここ に この 吸 血 鬼 殲滅 部隊 の 訓練 校 に 通う 事 に なる でしょ う あした||||||す|ち|おに|せんめつ|ぶたい||くんれん|こう||かよう|こと||||

よっ しゃ あ

な ～ ん て 勝手 に 決め て 私 怒ら れる か なぁ |||かって||きめ||わたくし|いから|||

やっと だ やっと ここ まで 来 た ぞ ミカ |||||らい|||みか

俺 は ここ で 吸 血 鬼 を 殺せ る よう に なる おれ||||す|ち|おに||ころせ||||

ミー カー ミー カー ミー ミー カー |かー||かー|||かー

いや やっぱり ここ に い まし た か 報告 聞き まし た ||||||||ほうこく|きき||

何でも やっと 見付かった らしい です よ なんでも||みつかった|||

君 が ずっと 捜し て い た 大切 な 天使 君 が きみ|||さがし||||たいせつ||てんし|きみ|

思った とおり 汚い 人間 に 利用 さ れ て まし た おもった||きたない|にんげん||りよう|||||

百 夜 優一 郎 君 が ね ひゃく|よ|ゆういち|ろう|きみ||

さあ さあ あなた は どう 物語 を 紡ぎ ます か |||||ものがたり||つむぎ||

百 夜 ミカエラ 君 ひゃく|よ||きみ

馴染め た シティ 鳥 籠 隅 凍え た 蕾 も なじめ||してぃ|ちょう|かご|すみ|こごえ||つぼみ|

置き去り 声 暗め た 記憶 の 影 おきざり|こえ|くらめ||きおく||かげ

I need your blood

You really love to writhe

足 掻く Red Line あし|かく||

掻き分け た 見本 と かき わけ||みほん|

抉じ開け た リズム が こじあけ||りずむ|

ただ 平行 に 並ぶ |へいこう||ならぶ

Come and break it down for me !

I will lead the way home !

気 が ない 星 でも 願い 成さ ず き|||ほし||ねがい|なさ|

懺悔 さえ 渇 い た 汚し が 奏で た 人 なら ざんげ||かわ|||きたなし||かなで||じん|

木漏れ日 の 墓 が 騒ぐ こもれび||はか||さわぐ

次回 終わり の セラフ じかい|おわり||