Akatsuki no Yona (Yona of the Dawn ) Episode 2
akatsuki||yona|yona|||dawn|episode
Akatsuki no Yona (Yona of the Dawn ) Episode 2
ス スウォン 早く 医務 官 を
||はやく|いむ|かん|
イル 陛下 は もう 目 を 開け ませ ん
|へいか|||め||あけ||
King Il will not wake again.
私 が 殺し まし た
わたくし||ころし||
I killed him.
何 を 言って
なん||いって
What are you talking about?
あ あなた は そんな 事 出来る 人 じゃ . . .
||||こと|できる|じん|
Y-You aren't someone who could do this...
あなた は 知ら ない 私 が この 日 の 為 に 生き て き た 事 を
||しら||わたくし|||ひ||ため||いき||||こと|
You don't know how I have lived for this day.
やけに 静か だ
|しずか|
It's too quiet...
では また 誰一人 気付いて ない の だ な
||だれひとり|きづいて||||
Then, no one has noticed yet?
はい
No, sir.
賓客 も 文官 達 も 皆 宴 の 酒 に 酔い 正体 なく 眠り込んで い ます
ひんきゃく||ぶん かん|さとる||みな|えん||さけ||よい|しょうたい||ねむり こんで||
The honored guests and civil officials are all drunk from the party and fast asleep.
そ っか
I see.
ハク 将軍 の 動き のみ が 気掛かり です が
|しょうぐん||うごき|||きがかり||
Only General Hak's movements are cause for concern.
だれ が 気掛かり だって
||きがかり|
Who is cause for concern?
聞かせて 貰おう か 詳しく
きか せて|もらおう||くわしく
Why don't you tell me in detail?
な なぜ
Wh-Why?
父上 は あなた を 幼い 頃 から とても 可愛がって
ちちうえ||||おさない|ころ|||かわいがって
My father cared for you since you were a child...
そう です ね
You're right.
私 も イル 陛下 が 大好き で し た よ
わたくし|||へいか||だいすき||||
I loved King Il, too.
争い を 恐れる 臆病 者 だ と 囁か れ ても
あらそい||おそれる|おくびょう|もの|||ささやか||て も
Even though people whispered that he was a coward who feared conflict,
それ が 陛下 の 優し さ な の だ と 以前 は 信じ て い まし た
||へいか||やさし||||||いぜん||しんじ||||
I used to believe that was what made him kind.
でも そう で は なかった
However, I was wrong.
そう で は なかった ん です
That wasn't the case.
私 の 父 ユホン を 覚え て い ます か
わたくし||ちち|||おぼえ||||
Do you remember my father, Yoo-hong?
伯父 上
おじ|うえ
My uncle?
父上 は 幼少 期 より 勇猛 果敢 で 利発
ちちうえ||ようしょう|き||ゆうもう|かかん||りはつ
Ever since my father was young, he was courageous and intelligent.
成人 し て 軍 を 率いれば 常に 勝利 を 収め
せいじん|||ぐん||ひきいれば|とわに|しょうり||おさめ
He grew into a man who always led our armies to victory.
誰 も が 次期 国王 と なる 事 を 望み それ を 疑わ なかった
だれ|||じき|こくおう|||こと||のぞみ|||うたがわ|
Everyone wanted him to become the next king, and no one doubted he would.
だが 十 年 前
|じゅう|とし|ぜん
However, ten years ago,
先 王 ジュナム が この 高 華 王 國 の 王 に 選 ん だ の は
さき|おう||||たか|はな|おう|くに||おう||せん||||
the former king, Junam, chose not my father, but Uncle Il, as King of Kouka.
父 ユホン で は なく 伯父 の イル で し た
ちち|||||おじ|||||
皆 理解 出来 なかった
みな|りかい|でき|
No one understood his choice.
王位 継承権 は 長男 に ある のに
おうい|けいしょう けん||ちょうなん|||
The eldest son was the rightful successor to the throne,
なぜ 軟弱 な イル 様 を お 選び に なら れ た と
|なんじゃく|||さま|||えらび|||||
so why did he choose the weak Il?
しかし 父上 は いつも 笑って い まし た
|ちちうえ|||わらって|||
But my father kept smiling.
王座 など 俺 に は 些末 事
おうざ||おれ|||さまつ|こと
The throne is no big deal to me.
俺 は 弟 を 守り 民 を 守る 為 に 前線 で 戦い 続けよ う ぞ
おれ||おとうと||まもり|たみ||まもる|ため||ぜんせん||たたかい|つづけよ||
I will continue to fight on the front lines,
私 は そんな 父上 を 誇り 深く 敬愛 し た
わたくし|||ちちうえ||ほこり|ふかく|けいあい||
I was proud of my father, and had great respect for him.
何時か 共に 戦場 に 立ち この 命 を 父上 の 為 に 捧げよ う と 思って い た のに
いつか|ともに|せんじょう||たち||いのち||ちちうえ||ため||ささげよ|||おもって|||
Someday, I hoped to stand alongside him
王位 に 就いた 後
おうい||ついた|あと
But after succeeding the throne,
ある 御 事 か イル 陛下 は 実の 兄 で ある ユホン を 殺害 し た の です
|ご|こと|||へいか||じつの|あに|||||さつがい||||
for reasons unknown, King Il killed Yoo-hong, his own brother.
そんな 伯父 上 は 事故 で . . .
|おじ|うえ||じこ|
No... My uncle died in an accident...
表向き は そう です ね
おもてむき||||
That's the official story.
けれど 父上 は イル 陛下 に 剣 で 刺さ れ て 亡くなった
|ちちうえ|||へいか||けん||ささ|||なくなった
But King Il stabbed my father to death with a sword.
分かり ます か
わかり||
Do you understand?
武器 を 嫌い 争い を 避け て い た はず の イル 陛下 が
ぶき||きらい|あらそい||さけ|||||||へいか|
King Il, who was thought to hate weapons and avoid conflict,
父上 を 剣 で 殺し た の です
ちちうえ||けん||ころし|||
killed my father with a sword.
嘘 そんな の 嘘
うそ|||うそ
No... It's not true...
それ が 真実 です
||しんじつ|
It's the truth.
父上 の 敵 を 討ち
ちちうえ||てき||うち
I have avenged my father, and to honor his final wish,
父上 の 遺志 を 受け継ぐ 者 と して 私 は この 高 華 の 王 と なる
ちちうえ||いし||うけつぐ|もの|||わたくし|||たか|はな||おう||
嘘
これ は 夢 悪い 夢 よ
うそ|||ゆめ|わるい|ゆめ|
This is a dream... A nightmare...
だって スウォン . . .
After all, Soo-won,
あなた は あん なり 優しく 笑って
||||やさしく|わらって
you smiled so kindly when you...
私 は 好き です よ ヨナ の 髪
わたくし||すき|||||かみ
I love your hair, Yona.
簪 を この 簪 を くれ た じゃ ない
かんざし|||かんざし|||||
...when you gave me this hair ornament...
あなた が こんな 真 夜中 に 起き て い た の は 誤算 で し た
|||まこと|よなか||おき||||||ごさん|||
I wasn't expecting you to be awake in the middle of the night.
陛下 の 部屋 に も 滅多に 立ち寄ら ない と 聞い て い た のに
へいか||へや|||めったに|たちよら|||ききい||||
I had heard you hardly ever visited the king's quarters.
なぜ 来 た の です ヨナ 姫
|らい|||||ひめ
Why did you come, Princess Yona?
伝え たく て
つたえ||
I wanted to tell him...
私 は . . . スウォン を 忘れる 事 は 出来 ない と . . . 父上 に . . . 伝え たく て
わたくし||||わすれる|こと||でき|||ちちうえ||つたえ||
I wanted to tell my father
スウォン 様
|さま
Lord Soo-won.
ケイシュク
Kye-sook.
準備 全て 整い まし た
じゅんび|すべて|ととのい||
Everything is ready.
本懐 を 遂げ られ た の です ね
ほん ふところ||とげ|||||
You've achieved your long-cherished desire.
まさか ヨナ 姫 に
||ひめ|
Did Princess Yona see you?
ならば 話 は 早い
|はなし||はやい
This will make things quick.
殺し て お 仕舞い な さい スウォン 様
ころし|||しまい||||さま
姫 の 口 を 封じる の です
ひめ||くち||ふうじる||
Silence the princess.
スウォン
消せ 騒ぎ 気取ら れ て は まずい
けせ|さわぎ|きどら||||
Put it out! We don't want anyone suspecting anything!
捕まえ て ください
つかまえ||
Seize her.
はい
Yes, sir!
誰 あの 人 は 誰
だれ||じん||だれ
Who... Who was that person?
父上 を 殺し 私 を 殺 そ う と する あの 人 は
ちちうえ||ころし|わたくし||ころ||||||じん|
That person who killed my father, and who is trying to kill me,
スウォン じゃ ない
is not Soo-won!
私 の 大好き な スウォン じゃ ない
わたくし||だいすき||||
He isn't my beloved Soo-won!
お 覚悟 姫 様
|かくご|ひめ|さま
Prepare yourself, Princess.
これ も 高 華国 の 為 な の です
||たか|はなくに||ため|||
This is for the Kingdom of Kouka.
私 は 憎まれて いた の
わたくし||にくまれて||
Did he hate me?
幼い 頃 から ずっと . . .
おさない|ころ||
Since we were young, I...
ずっと スウォン だけ だった のに
I only ever loved Soo-won.
多く を 望 ん だ 訳 じゃ ない
おおく||のぞみ|||やく||
I didn't ask for much.
スウォン の 笑顔 が 見 られ れ ば それ で よかった のに
||えがお||み|||||||
As long as I could see Soo-won's smile, I was happy.
スウォン
Soo-won!
今夜 は スウォン 様 が いらっしゃい る から 邪魔者 は 遠慮 し た つもり だった ん です が ね
こんや|||さま|||||じゃまもの||えんりょ||||||||
I knew Lord Soo-won was here tonight, so I was trying to stay out of your way.
見張り だった はず の 守備 隊 は ここ に 勢揃い し てる し
みはり||||しゅび|たい||||せいぞろい|||
The guards who were supposed to be on watch are all gathered here.
見知らぬ 輩 も 嫌がり ます し
みしらぬ|やから||いやがり||
There are people I don't recognize, too.
これ は 一体 どう 言う 事 です か
||いったい||いう|こと||
What's going on here?
なぁ スウォン 様
||さま
Huh, Lord Soo-won?
ハ ハク
H-Hak?
お 側 を 離れ て 申し訳 あり ませ ん ヨナ 姫 様
|がわ||はなれ||もうしわけ|||||ひめ|さま
I'm sorry for leaving your side, Princess Yona.
ハク
Hak...
ハク は 私 の 味方
||わたくし||みかた
Hak, are you on my side?
俺 は 陛下 から あんた を 守る と 言わ れる
おれ||へいか||||まもる||いわ|
The king told me to protect you.
何 が あ ろ う と 俺 は
なん||||||おれ|
No matter what happens,
それ に 絶対 服従 する
||ぜったい|ふくじゅう|
I will obey his orders!
控えよ 下郎
ひかえよ|した ろう
Withdraw, servant.
今 より 緋 龍 城 の 主 と なった スウォン 陛下 の 御前 なる ぞ
いま||ひ|りゅう|しろ||おも||||へいか||おまえ||
You are standing before King Soo-won, the new master of Hiryuu Castle.
誰 が 何の 主 だって
だれ||なんの|おも|
Who's the master of what, now?
どうも 嫌 な 予感 が する ん です が ね
|いや||よかん||||||
I have a bad feeling about this, but I must ask.
スウォン 様 イル 陛下 は どこ に おら れる
|さま||へいか|||||
Lord Soo-won, where is King Il?
私 が 先程 地獄 へ 送って 差し上げ た
わたくし||さきほど|じごく||おくって|さしあげ|
I just sent him to hell.
酒 に でも 酔って おい で か
さけ|||よって|||
Are you drunk?
戯言 に し て は 度 が 過ぎ ます
たわごと|||||たび||すぎ|
That's going too far, even for a joke.
ヨナ 姫 に 聞い みる と いい
|ひめ||ききい|||
Ask Princess Yona.
その 目 で 王 の 死 を 確かめ られ た の だ から
|め||おう||し||たしかめ|||||
She confirmed the king's death with her own eyes.
真実 を 言え
しんじつ||いえ
Tell the truth!
偽り で は あり ませ ん
いつわり|||||
I'm not lying.
スウォン 国王 を 弑逆 し た と
|こくおう||しぎゃく|||
Soo-won! You're telling me you killed your king?
お前 が あの 優しい 王 を
おまえ|||やさしい|おう|
You killed our kind king?!
スウォン 様
|さま
Lord Soo-won...
下がって い なさい
さがって||
Stay back.
近付け ば 首 が 飛び ます よ
ちかづけ||くび||とび||
If you get any closer, you'll lose your head.
目の前 に 居る の は ソンハク です
めのまえ||いる||||
The man standing before you is Son Hak.
この 男 が
|おとこ|
This man is...
そう 彼 は この 緋 龍 城 の 要 五 将軍 の 一 人
|かれ|||ひ|りゅう|しろ||かなめ|いつ|しょうぐん||ひと|じん
Yes. He is the heart of Castle Hiryuu, and one of the five generals...
高 華 の 雷 獣
たか|はな||かみなり|けだもの
The Thunder Beast of Kouka.
スウォン 何故 だ 王位 の 簒奪 か
|なぜ||おうい||さんだつ|
Soo-won, why? Are you trying to usurp the throne?
いや お前 は そんな 物 に 執着 する 奴 じゃ ない だ ろ う
|おまえ|||ぶつ||しゅうちゃく||やつ|||||
No, you're not the type to fixate yourself on that kind of thing.
武器 を 厭う 心 優しき 王 に 刃 を 向け た の か
ぶき||いとう|こころ|やさしき|おう||は||むけ|||
Did you turn your sword on our kind king, who detested weapons?
テメエ の 誇り が それ を 許し た の
||ほこり||||ゆるし||
Your pride allowed that?!
優し さ か
やさし||
Kindness?
か弱き 王 など この 国 に は 必要な い
かよわき|おう|||くに|||ひつような|
This kingdom has no need for a weak king!
ソンハク
Son Hak...
風 の 部族 の 前 族長 ソン ムン ドク の 孫 で あり
かぜ||ぶぞく||ぜん|ぞくちょう|||||まご||
The grandson of Son Mundok, former head of the Wind Tribe,
若く し て 族長 の 座 を 就いた 男
わかく|||ぞくちょう||ざ||ついた|おとこ
he rose to lead the tribe at a young age.
その 大刀 で の 一撃 は 稲妻 の 様 で あり
|だい かたな|||いちげき||いなずま||さま||
A single blow from his blade is like lightning,
高 華 の 雷獣 と も 異名 を 持つ
たか|はな||かみなり けだもの|||いみょう||もつ
earning him the nickname of the "Thunder Beast of Kouka."
そこ まで だ
That's enough!
武器 を 抛け 雷獣
ぶき||なげう け|かみなり けだもの
スウォン 様 ご 無事 です か
|さま||ぶじ||
Lord Soo-won, are you all right?
スウォン
Soo-won...
俺 が 見て い た スウォン は 幻 だった の か
おれ||みて|||||まぼろし|||
Was the Soo-won I saw an illusion?
お前 に なら 姫 を 任せ て も いい と 思って い た
おまえ|||ひめ||まかせ|||||おもって||
I thought I could entrust you with the princess.
愚かな 五 将軍 の 一 人 と 言え と 所詮 は まだ 若い
おろかな|いつ|しょうぐん||ひと|じん||いえ||しょせん|||わかい
Fool. You may be one of the five generals, but you are still young.
なに
What?
高 華 王国 は このまま で は 時 を 迂闊 滅亡 する
たか|はな|おうこく|||||じ||うかつ|めつぼう|
At this rate, the Kingdom of Kouka will fall into ruin before long.
緋 龍 城 で 安念 を 貪って き た あなた や ヨナ 姫 に
ひ|りゅう|しろ||やす ねん||むさぼって||||||ひめ|
For you and Princess Yona, who have indulged in peace at Castle Hiryuu,
スウォン 様 の お 心 を 推し量る 事 など . . .
|さま|||こころ||おしはかる|こと|
there is no way to imagine Lord Soo-won's feelings—
口 を 慎み なさい ケイシュク
くち||つつしみ||
Quiet, Kye-sook.
どう 言う 意味 だ
|いう|いみ|
What does that mean?
貴方 達 の 知って い た スウォン は 最初 から 居 なかった ん です
あなた|さとる||しって|||||さいしょ||い|||
The Soo-won you know never existed.
道 を 阻む 者 が あれ ば 切り捨て ます
どう||はばむ|もの||||きりすて|
Should anyone get in my way, I will cut him down,
誰 で あ ろ う と
だれ|||||
no matter who he is.
聞き たく ない
きき||
I don't want to hear this.
もう 何も 聞き たく ない の
|なにも|きき|||
I don't want to hear any of this anymore...
な . . .
護衛 逃がす な
ごえい|にがす|
After them! Don't let them escape!
はい
Yes, sir!
こちら です ハク 将軍
|||しょうぐん
This way, General Hak!
お前 か ミンス さっき の 下手くそ の 矢 は
おまえ|||||へたくそ||や|
Were you the one who made that terrible shot, Min-soo?
姫 様 を 連れ て 付 い て こい 離れる な よ
ひめ|さま||つれ||つき||||はなれる||
Take the princess and follow me. Don't fall behind.
はい
Y-Yes, sir.
退け
しりぞけ
Out of the way!
こ ち だ
This way!
はい
Yes, sir.
ハク 将軍 後ろ へ
|しょうぐん|うしろ|
General Hak, behind you!
一 先 ず 何 処 か に 身 を 隠 そ う
ひと|さき||なん|しょ|||み||かく||
We should find somewhere to hide.
そう です ね
You're right.
行く ぞ
いく|
Let's go.
はい
Yes, sir.
切り が ない です ね
きり||||
There's no end to them.
姫 様 . . . イル 陛下 は 本当 に 亡くなら れ た の です か
ひめ|さま||へいか||ほんとう||なくなら|||||
Princess, is King Il really dead?
そう です か
I see.
申し訳 あり ませ ん どうしても 信じ られ なく て
もうしわけ|||||しんじ|||
I'm sorry. I just couldn't believe it.
つい 先程 まで 姫 様 の お 誕生日 だ と 幸せ そう に 笑って い ら っし た のに
|さきほど||ひめ|さま|||たんじょうび|||しあわせ|||わらって|||||
Until just a while ago, he was smiling so happily about your birthday.
見つかる の も 時間 の 問題 だ な
みつかる|||じかん||もんだい||
It's only a matter of time until they find us.
城 内 に は スウォン 様 が 率い て き た 兵 と スウォン 様 を 支持 する 兵 が 集まり つつ ある
しろ|うち||||さま||ひきい||||つわもの|||さま||しじ||つわもの||あつまり||
The soldiers that Lord Soo-won brought here,
捉まれ ば 間違い なく 殺さ れる . . . か
つかまれ||まちがい||ころさ||
If we're caught, they'll definitely kill us...
はい
Yes.
私 が 逃げ道 を 確保 し ます
わたくし||にげみち||かくほ||
I'll secure an escape route for you.
お 二 人 は この 城 から 脱出 し て 下さい
|ふた|じん|||しろ||だっしゅつ|||ください
You two must escape from the castle.
だが お前 は
|おまえ|
But you...
ご 心配 なく 必ず 逃 げ っ 切 っ て 見せ ます
|しんぱい||かならず|のが|||せつ|||みせ|
Don't worry about me. I promise I'll get away.
この 辺り いる はず だ 探せ
|あたり||||さがせ
They're around here somewhere! Find them!
はい
Yes, sir!
裏門 の 前 に 兵 が 六 人
うらもん||ぜん||つわもの||むっ|じん
Six soldiers in front of the rear gate.
伏兵 も . . .
ふくへい|
More waiting in ambush.
ミンス お前
|おまえ
Min-soo, you...
私 が 引き付け ます
わたくし||ひきつけ|
I'll draw them after me.
その 隙 に 脱出 を
|すき||だっしゅつ|
You use that opportunity to escape.
姫 様
ひめ|さま
Princess,
どう か ご 無事 で
|||ぶじ|
居 た ぞ
い||
There she is!
あっ ち だ
She's over there!
逃がす な
にがす|
Don't let her escape!
ミンス
Min-soo...
姫 さん 早く
ひめ||はやく
Princess, hurry!
居 た ぞ こっち だ
い||||
There she is! This way!
姫 様 . . . 陛下 . . .
ひめ|さま|へいか
Princess... King...
裏山 の 方 に 逃げ た 様 です
うらやま||かた||にげ||さま|
They seem to have escaped into the mountains.
直ちに 山 狩り 隊 を 組織 致し ます
ただちに|やま|かり|たい||そしき|いたし|
I will organize a party to search the mountains immediately.
ハク 将軍 は 峻険 な 山里 風 牙 の 都 の 育ち
|しょうぐん||たかし けん||やまざと|かぜ|きば||と||そだち
General Hak was raised in the precipitous mountain village of Capital Fuuga.
姫 を 連れ て いる と は 言え
ひめ||つれ|||||いえ
Even if he has the princess with him,
城 の 者 達 で は 発見 は 難しい でしょ う
しろ||もの|さとる|||はっけん||むずかしい||
it will be difficult for the men of the castle to find them.
ヨナ 姫
|ひめ
Princess Yona,
少し 休み ます か
すこし|やすみ||
should we rest a while?
ミンス は 死 ん じゃ った の
||し||||
Is Min-soo dead?
私 も 死ぬ の か な
わたくし||しぬ|||
Am I going to die, too?
ハク も スウォン に 殺さ れ て
||||ころさ||
Is Soo-won going to kill you, too?
あんな く そった れ に やる 命 何て 持ち合わせ ね で ぇ です よ
||||||いのち|なんて|もちあわせ|||||
I don't have a life to give to that piece of crap.
死な ない で ね ハク
しな||||
Please don't die, Hak.
死 ん だ ら . . . 許さ ない . . . から
し||||ゆるさ||
If you die, I won't forgive you...
まだ 信じ られ ねぇ な
|しんじ|||
I still can't believe it.
イル 陛下 が 死 ん だ 何 て
|へいか||し|||なん|
I can't believe King Il died,
姫 を 一 人 に し て
ひめ||ひと|じん|||
and left the princess alone...
しょ う も ねぇ 王様 だ よ
||||おうさま||
You good-for-nothing king.
スウォン
Soo-won...
申し訳 あり ませ ん
もうしわけ|||
I'm sorry.
夜通し 山 狩り を 行わ せ て は いる の です が 未 だ
よどおし|やま|かり||おこなわ||||||||み|
I had them comb the mountains all night, but they still haven't found anything.
城 内 の 様子 は
しろ|うち||ようす|
How are things inside the castle?
次第に 異変 を 察知 し 騒ぎ が 広まり つつ あり ます
しだいに|いへん||さっち||さわぎ||ひろまり|||
People are beginning to notice something is wrong, and unrest is growing.
ジュド 将軍 一体 何 か
|しょうぐん|いったい|なん|
General Joo-doh, what's going on?
賊 の 仕業 な の か
ぞく||しわざ|||
Is this the work of insurgents?
急ぎ 調べ を 進め て い ます
いそぎ|しらべ||すすめ|||
We're investigating the matter as quickly as we can.
如何 なさ い ます か スウォン 様
いかが|な さ|||||さま
What shall we do, Lord Soo-won?
行き ま しょ う 姫 様 追 手 が 来る
いき||||ひめ|さま|つい|て||くる
どこ へ 行く の
||いく|
Where are we going?
私 宴 の 時 父上 が 泣 い て 喜 ん で い た のに
わたくし|えん||じ|ちちうえ||なき|||よろこ|||||
一言 も 言わ なかった わ ありがとう って
いちげん||いわ||||
I didn't utter a single word of thanks to him.
なのに 父上 を 置 い て どこ へ
|ちちうえ||お||||
Where am I supposed to go now,
どこ へ 行く と 言う の
||いく||いう|
leaving my father behind?
ハク
Hak...
どこ へ でも 行き ます よ あんた が 生き延び られる なら
|||いき|||||いきのび||
それ が 陛下 へ の 思い の 返し 方 です
||へいか|||おもい||かえし|かた|
That is how you can return the king's feelings.
十六 歳 の 誕生日
じゅうろく|さい||たんじょうび
My sixteenth birthday...
あの 夜
|よ
That night,
私 は 家族 を 帰る 場所 を 思い 人 を 沢山 な 事 を 失った
わたくし||かぞく||かえる|ばしょ||おもい|じん||たくさん||こと||うしなった
I lost my family, my home, and the people I loved.
そして 今 に 繋がる 出会い が あった
|いま||つながる|であい||
あれ は ?
打て
うて
Fire!
何者 だ
なにもの|
Who are you?
また 新た 敵
|あらた|てき
A new enemy!
大人 しく 去る この 高 華国 から
おとな||さる||たか|はなくに|
Quietly depart
この 国 を 好き に は させ ない
|くに||すき|||さ せ|
I won't let you do as you please to this kingdom!
己
なに
おのれ|
What?
私 は 生きる
わたくし||いきる
I will live
亡き 父上 の 思い に 仲間 達 に 報いる 為 に
なき|ちちうえ||おもい||なかま|さとる||むくいる|ため|
to repay my late father's love, and my friends' kindness!
姫 さん あんた が 生きる 為 に 俺 を 使う
ひめ||||いきる|ため||おれ||つかう
俺 は その 為 に ここ に 居る
おれ|||ため||||いる
That is what I'm here for.
次回 暁 の ヨナ 第 三 話
じかい|あかつき|||だい|みっ|はなし
遠い 空 Comment : 0,0 : 23 : 38.95,0 : 23 : 40.95 , 通用 1080 日 文 , , 0,0,0 , , Comment : 0,0 : 23 : 40.95,0 : 23 : 42.95 , 通用 1080 日 文 , , 0,0,0 , , Comment : 0,0 : 23 : 42.95,0 : 23 : 44.95 , 通用 1080 日 文 , , 0,0,0 , ,
とおい|から|comment|つうよう|ひ|ぶん|comment|つうよう|ひ|ぶん|comment|つうよう|ひ|ぶん
The Distant Sky.