Darling in the FranXX Episode 19

（ フラン クス 博士 ） 随分 乱暴 な こと を し て くれ た な ふらん||はかせ|ずいぶん|らんぼう||||||||

イレギュラー な 要素 は 排除 し て おき たい それ だけ だ ||ようそ||はいじょ|||||||

コドモ たち が いつ まで も 従順 で ある 保証 は ない ぞ ||||||じゅうじゅん|||ほしょう|||

（ 賢人 Ｃ ） 安心 しろ 13 部隊 は あの ２ 人 以外 手出し は し て い ない けんじん||あんしん||ぶたい|||じん|いがい|てだし|||||

（ フラン クス 博士 ） どういう こと だ ？ ふらん||はかせ|||

要ら ない 感情 の ズレ や 記憶 を 全て 書き換える 処置 を 施す こと に し た いら||かんじょう||ずれ||きおく||すべて|かきかえる|しょち||ほどこす||||

（ フラン クス 博士 ） なに ？ 勝手 に ？ ふらん||はかせ||かって|

（ 主席 ） ヴェルナー しばらく は おとなしく し て おけ しゅせき|||||||

これ は 君 の 望 ん だ 計画 で も ある の だ から ||きみ||のぞみ|||けいかく||||||

（ フラン クス 博士 ） 目的 を 遂行 する ため の 強引 な やり口 … ふらん||はかせ|もくてき||すいこう||||ごういん||やりくち

変わら ん な かわら||

♪～

～♪

（ ドア の 開く 音 ） （ 事務 員 ） ヴェルナー さん … どあ||あく|おと|じむ|いん||

（ ヴェルナー ） 勝手 に 入って くる な ！ |かって||はいって||

（ 事務 員 ） 学長 に 呼 ん で くる よう に 言わ れ て … じむ|いん|がくちょう||よ||||||いわ||

（ ヴェルナー ） APE ( エイプ ) ？

（ 学長 ） 君 も 知ら ない わけ は ある まい がくちょう|きみ||しら|||||

（ ヴェルナー ） あの 成金 組織 が 私 に 何 の 用 です か ？ ||なりきん|そしき||わたくし||なん||よう||

（ 学長 ） 君 を 迎え入れ たい らしい 君 の 研究 を 高く 評価 し て いる と か がくちょう|きみ||むかえいれ|||きみ||けんきゅう||たかく|ひょうか|||||

（ ヴェルナー ） 僕 の ？ どの 研究 を ？ |ぼく|||けんきゅう|

（ 学長 ） 詳しく は 向こう で 直接 聞く と いい がくちょう|くわしく||むこう||ちょくせつ|きく||

（ 学長 ） 私 が 受け て おい た （ ヴェルナー ） 受け た ？ がくちょう|わたくし||うけ|||||うけ|

（ 学長 ） そうだ がくちょう|そう だ

僕 の 意見 も 聞か ず に ？ ぼく||いけん||きか||

禁止 さ れ て いる 違法 な 実験 を やめよ う と し ない きんし|||||いほう||じっけん||||||

批判 も 受け て いる ひはん||うけ||

法 で 規制 さ れ た の は いつも 実験 の あと です ほう||きせい|||||||じっけん|||

（ 学長 ） いる と は 思わ ない から な （ ヴェルナー ） 無神論 者 な もの で がくちょう||||おもわ|||||むしんろん|もの|||

倫理 観 の 問題 だ りんり|かん||もんだい|

でも 成果 は 上げ て い ます |せいか||あげ|||

そう かも しれ ん 君 の 才能 は 認めよ う ||||きみ||さいのう||みとめよ|

だが 私 は 君 が 恐ろしい |わたくし||きみ||おそろしい

僕 が です か ？ ぼく|||

（ ヴェルナー ） “ APE ” 出自 も 国籍 すら も 不明 の 科学 者 集団 ||しょつじ||こくせき|||ふめい||かがく|もの|しゅうだん

賢人 会議 を 中心 と する 謎 の 組織 けんじん|かいぎ||ちゅうしん|||なぞ||そしき

万能 かつ 低 コスト の 新 エネルギー の 精製 を 成功 さ せる ばんのう||てい|こすと||しん|えねるぎー||せいせい||せいこう||

人類 は 物質 文明 の 極致 を 目指し 急 成長 を 始め た じんるい||ぶっしつ|ぶんめい||きょくち||まなざし|きゅう|せいちょう||はじめ|

影響 力 を 強め て い た えいきょう|ちから||つよ め|||

（ カリナ ） 失礼 です が ヴェルナー ･ フランク さ ん です よ ね |しつれい||||ふらんく|||||

そう です が

（ カリナ ） やっぱり ！ お 会い でき て 光栄 です |||あい|||こうえい|

（ ヴェルナー ） 僕 に ？ （ カリナ ） はい |ぼく|||

発表 さ れ た あなた の 論文 は 全部 読 ん で い ます はっぴょう||||||ろんぶん||ぜんぶ|よ||||

あっ 自己 紹介 が まだ で し た ね |じこ|しょうかい||||||

カリナ ･ ミルザ です

うん ？ カリナ ･ ミルザ …

テロメア 再生 医療 の カリナ ･ ミルザ か ？ |さいせい|いりょう||||

（ カリナ ） はい （ ヴェルナー ） アア …

（ 副 主席 ） 何 か 契約 内容 に 不満 でも ？ ふく|しゅせき|なん||けいやく|ないよう||ふまん|

いや これほど の 提示 を し て もらえ る と は … |||ていじ|||||||

（ 主席 ） 君 の 能力 を 正当 に 評価 し た まで だ しゅせき|きみ||のうりょく||せいとう||ひょうか||||

得意 分野 と は 少し 異なって いる よう に 思える とくい|ぶんや|||すこし|ことなって||||おもえる

（ 副 主席 ） 君 の 能力 を もって すれ ば 十分 に 貢献 できる はず だ ふく|しゅせき|きみ||のうりょく|||||じゅうぶん||こうけん|||

不老 不 死 … マグマ 燃料 は それ さえ も 実現 さ せ て くれる ふろう|ふ|し|まぐま|ねんりょう|||||じつげん||||

マグマ 燃料 が ？ まぐま|ねんりょう|

不 死 さえ も 可能 に する と いう マグマ 燃料 ふ|し|||かのう|||||まぐま|ねんりょう

そんな でき すぎ た 話 が ある だ ろ う か ||||はなし||||||

しかし いち 科学 者 と して 興味 を 引か ない と 言え ば ウソ に なる ||かがく|もの|||きょうみ||ひか|||いえ||うそ||

（ 研究 員 Ａ ） 老化 を 示す 数値 は 出 て い ませ ん ね けんきゅう|いん||ろうか||しめす|すうち||だ|||||

（ カリナ ） ええ （ 研究 員 Ａ ） やり まし た ね ||けんきゅう|いん|||||

（ 賢人 Ａ ） 成功 と いう こと に ？ けんじん||せいこう||||

（ カリナ ） そう 言って いい と 思い ます ||いって|||おもい|

これ も フランク 博士 が 参加 し て くれ た おかげ です ||ふらんく|はかせ||さんか||||||

（ カリナ ） あまり うれし そう で は ない です ね

（ ヴェルナー ） そう 見える かい ？ ||みえる|

人 は 不老 不 死 に なる 代わり に 生殖 能力 を 失う だ ろ う な じん||ふろう|ふ|し|||かわり||せいしょく|のうりょく||うしなう||||

まだ そんな 兆候 は … ||ちょうこう|

元 と なる 体 や メンタル の もろ さ は 補え ない もと|||からだ|||||||おぎなえ|

何より 美しく ない なにより|うつくしく|

博士 は 人類 は 不老 不 死 を 得る べき で は ない と ？ はかせ||じんるい||ふろう|ふ|し||える|||||

（ ヴェルナー ） そう は 言わ ん |||いわ|

僕 は ね ずっと 生命 と して の 人 の \ N 極 致 限界 を 知り たい と 思って き た ぼく||||せいめい||||じん|||ごく|いた|げんかい||しり|||おもって||

不 死 を 得 た これ から の 進化 の 先 に それ は ある の かも しれ ない が … ふ|し||とく|||||しんか||さき|||||||||

最終 的 に それ は 果たして “ 人 ” と 呼べ る の だ ろ う か さいしゅう|てき||||はたして|じん||よべ||||||

（ カリナ ） それ って “ 神 ” です か ？ |||かみ||

フッ … 僕 は 無神論 者 で ね |ぼく||むしんろん|もの||

生殖 能力 が 失わ れる こと が 判明 し た せいしょく|のうりょく||うしなわ||||はんめい||

それ でも 多く の 人々 は 不 死 の 道 を 選 ん で いった ||おおく||ひとびと||ふ|し||どう||せん|||

人類 は 退廃 期 から 一転 物質 文明 を 極めよ う と して い た じんるい||たいはい|き||いってん|ぶっしつ|ぶんめい||きわめよ|||||

貧富 の 二 極 化 は 加速 し て いった ひんぷ||ふた|ごく|か||かそく|||

新た な 出産 に 対 する 高額 な 税 を 課す 法案 が 可決 あらた||しゅっさん||たい||こうがく||ぜい||かす|ほうあん||かけつ

人類 が 繁殖 を 放棄 し て いく 第 一 歩 と なった じんるい||はんしょく||ほうき||||だい|ひと|ふ||

その ころ 北 アメリカ 大陸 南部 で 急速 な 砂漠 化 が 観測 さ れる ||きた|あめりか|たいりく|なんぶ||きゅうそく||さばく|か||かんそく||

当然 黙殺 さ れ た とうぜん|もくさつ|||

（ フトシ ） これ は すごく 大事 な こと な ん だ ||||だいじ|||||

ココロ ちゃん に は 悪い けど もう 決め た こと だ から ||||わるい|||きめ||||

（ ココロ ） アア …

（ ミツル ） 何 を 話し て た ん です か ？ みつる|なん||はなし|||||

（ ココロ ） あっ … 見 て た ？ ||み||

（ ミツル ） すみません そんな 気 は なかった ん です が みつる|||き|||||

（ ココロ ） フトシ 君 が ね パートナー 解消 し たい って ||きみ|||ぱーとなー|かいしょう|||

自分 は イクノ ちゃん と 組む から 私 は あなた と 組め って じぶん|||||くむ||わたくし||||くめ|

（ ミツル ） なんで そんな …\ N （ ココロ ） 急に 言わ れ て も 困る よ ね みつる|||||きゅうに|いわ||||こまる||

僕 に は ある と は 思え ない ん です ぼく||||||おもえ|||

（ ココロ ） そうだ よ ね |そう だ||

私 も そう かもし れ ない わたくし|||||

（ ヴェルナー ） 人類 の 不老 不 死 は 既に 70 パーセント を 超え て い た |じんるい||ふろう|ふ|し||すでに|ぱーせんと||こえ|||

２ 年 後 に は 全 人類 へ の 施術 が 完了 する 予定 だ とし|あと|||ぜん|じんるい|||しじゅつ||かんりょう||よてい|

だが 私 自身 は … |わたくし|じしん|

まだ 手術 を 受け られ ない ん です か ？ |しゅじゅつ||うけ|||||

体 を いじら れる の は 好き じゃ ない からだ||||||すき||

どうせ なら 機械 の 体 に なった ほう が マシ だ ||きかい||からだ||||||

ご 自分 の 人生 を 考え て み て も いい ころ じゃ ない です か ？ |じぶん||じんせい||かんがえ||||||||||

やめ て くれ そんな ガラ じゃ ない ||||がら||

君 こそ 手術 は 受け ない の か ？ きみ||しゅじゅつ||うけ|||

（ カリナ ） はい

実は 出産 を 希望 し て い て じつは|しゅっさん||きぼう||||

（ ヴェルナー ） おお …\ N （ カリナ ） 意外 です か ？ ||||いがい||

そんな 相手 が いる よう に 見え なかった ので ね |あいて|||||みえ|||

なかなか 鈍感 な 人 で 気づ い て もらえ て い ない ん です |どんかん||じん||きづ||||||||

君 も そういう 人 が いる の なら そい つ を 食事 に 誘う べき だ ろ う きみ|||じん||||||||しょくじ||さそう||||

（ カリナ ） 誘い まし た |さそい||

そ っか やる こと は やって ん の か

いくら 何でも 鈍感 すぎ ませ ん か ？ |なんでも|どんかん||||

えっ ？

（ ヴェルナー ） 私 か ？ （ カリナ ） フフッ … |わたくし|||

（ ヴェルナー ） 趣味 が 悪い … |しゅみ||わるい

それ も 悪く ない … か ||わるく||

（ レバー を 引く 音 ） ればー||ひく|おと

（ ヴェルナー ） その ころ 砂漠 化 は 世界中 で 深刻 化 |||さばく|か||せかいじゅう||しんこく|か

実質 的 な 世界 の リーダー と なる じっしつ|てき||せかい||りーだー||

（ 咆哮 ( ほうこう ) ） ほうこう|

それ から 核 ミサイル 数 発 で 沈黙 ||かく|みさいる|すう|はつ||ちんもく

オーストラリア 大陸 の 東 半分 が 立ち入り 禁止 区域 と なった おーすとらりあ|たいりく||ひがし|はんぶん||たちいり|きんし|くいき||

断続 的 に 姿 を 現す よう に なる だんぞく|てき||すがた||あらわす|||

出現 する こと も 明らか に なって いった しゅつげん||||あきらか|||

都市 は 捨て られ 人類 は 地上 から 姿 を 消し た とし||すて||じんるい||ちじょう||すがた||けし|

原形 を とどめ た 叫 竜 の 死骸 が 確保 さ れ た らしい げんけい||||さけ|りゅう||しがい||かくほ||||

でも 来週 婚姻届 を 出し に 行く はず じゃ … |らいしゅう|こんいんとどけ||だし||いく||

もし 戻れ なかったら 出し て おい て くれ |もどれ||だし||||

（ ヴェルナー ） 私 は “ それ ” に 熱中 し た |わたくし||||ねっちゅう||

私 に とって とても 美しい 物 だった わたくし||||うつくしい|ぶつ|

やがて その 中 に 女性 が 持つ 染色 体 \ NＸＸ が 含ま れ て いる こと に 気づ い た ||なか||じょせい||もつ|せんしょく|からだ|||ふくま||||||きづ||

何 か イヤ な 予感 は し て い た なん||いや||よかん|||||

私 は 対 叫 竜 兵器 の 開発 主任 を 任せ られる こと と なる わたくし||たい|さけ|りゅう|へいき||かいはつ|しゅにん||まかせ||||

その ロボット は “ フラン クス ” と 名付け られ た |ろぼっと||ふらん|||なづけ||

起動 し ない 状態 が 続 い た きどう|||じょうたい||つづ||

重要 な 要素 で ある こと が 判明 する じゅうよう||ようそ|||||はんめい|

（ ヴェルナー ） わざわざ 君 が 乗ら なく て も … ||きみ||のら|||

貴重 な 適格 者 が 身近 に いる ん です 活用 し ない と もったいない です よ きちょう||てきかく|もの||みぢか|||||かつよう||||||

（ ヴェルナー ） すまない （ カリナ ） そんな 顔 し ない で ||||かお|||

じゃ いって き ます

（ 警報 音 ） けいほう|おと

（ 激突 音 ） げきとつ|おと

（ ヴェルナー ） これ は 呪い か ？ |||まじない|

（ ヴェルナー ） その後 も テスト は 続け られ た |そのご||てすと||つづけ||

多く の 犠牲 と 引き換え に おおく||ぎせい||ひきかえ|

男女 ひと 組 を 搭乗 さ せる こと で 解消 さ れる こと が 分かった だんじょ||くみ||とうじょう|||||かいしょう|||||わかった

ここ に 来 て 新た な 子供 たち を 必要 と し た ||らい||あらた||こども|||ひつよう|||

人々 は 自分 たち の こと を “ オトナ ” と 呼ば せ た ひとびと||じぶん|||||||よば||

（ ゴロー ） あの ２ 人 記憶 を 消さ れ た だけ じゃ ない ||じん|きおく||けさ|||||

（ ゴロー ） 巧妙 に 偽造 さ れ た 記憶 を 埋め込ま れ てる |こうみょう||ぎぞう||||きおく||うめこま||

（ イチゴ ） その 記憶 って 取り戻せ ない の か な ？ いちご||きおく||とりもどせ||||

記憶 を 消さ れ なきゃ いけない ほど 悪い こと な の ？ きおく||けさ|||||わるい|||

（ ゾロメ ） パパ に だって よ 考え が あん じゃ ねえ かな ？ |ぱぱ||||かんがえ|||||

（ ミク ） ゾロメ あんた …

（ イクノ ） みんな で 作った 結婚 式 も 踏みにじら れ た ん だ よ |||つくった|けっこん|しき||ふみにじら|||||

ん な こ と 言って も … ||||いって|

俺 たち に は 生まれ た とき から パパ しか い ねえ し おれ||||うまれ||||ぱぱ||||

見損なった あんた らしく ない じゃ ん みそこなった|||||

（ イチゴ ） あっ ヒロ … ゼロ ツー は ？ いちご||ひろ|||

（ ヒロ ） 大丈夫 最終 メンテナンス が ある だけ だって ひろ|だいじょうぶ|さいしゅう|めんてなんす||||

パパ に 直接 お 願い しに 行 こ う と 思う ぱぱ||ちょくせつ||ねがい||ぎょう||||おもう

（ ヒロ ） 俺 たち の 意思 を 伝える ん だ （ ゾロメ ） ンッ … ひろ|おれ|||いし||つたえる||||

部隊 は 叫 竜 と 刺し 違える よう に 全滅 を 繰り返し た ぶたい||さけ|りゅう||さし|ちがえる|||ぜんめつ||くりかえし|

それ でも 叫 竜 に 有効 な 兵器 開発 に も 成功 ||さけ|りゅう||ゆうこう||へいき|かいはつ|||せいこう

甚大 な 被害 を 代償 に 撃退 法 も 確立 さ れ て いった じんだい||ひがい||だいしょう||げきたい|ほう||かくりつ||||

コドモ たち の 育成 機関 と して “ ガーデン ” の 開設 |||いくせい|きかん|||||かいせつ

古来 の 環境 で の 養育 が 適 し て いる と 判明 し た から だ こらい||かんきょう|||よういく||てき|||||はんめい||||

常に 最良 の 状態 を 保て る よう に コントロール さ れ て いる とわに|さいりょう||じょうたい||たもて||||こんとろーる||||

永遠 に 続く 凪 ( なぎ ) の よう な 生活 を 手 に 入れる こと と なった えいえん||つづく|なぎ|||||せいかつ||て||いれる|||

私 は 居場所 を 求め て い た 心 の 置き 所 を わたくし||いばしょ||もとめ||||こころ||おき|しょ|

より 完全 なる 生命 を 求め 研究 に 没頭 し て いった |かんぜん||せいめい||もとめ|けんきゅう||ぼっとう|||

そんな とき 奇妙 な ウワサ が 広がった ||きみょう||||ひろがった

女王 バチ の ごとき 個体 が 存在 し て いる と いう の だ じょおう||||こたい||そんざい|||||||

どう やった の か APE は その 個体 が 潜伏 し て いる 場所 を 特定 し た |||||||こたい||せんぷく||||ばしょ||とくてい||

（ 主席 ） 同行 を 認めよ う ただし ひと つ 条件 が ある しゅせき|どうこう||みとめよ|||||じょうけん||

（ ヴェルナー ） 条件 ？ |じょうけん

ＤＮＡ サンプル を 持ち帰って くれ |さんぷる||もちかえって|

見 た こと も ない 朽ち た 太古 の 文明 だった み|||||くち||たいこ||ぶんめい|

（ 叫 竜 の 姫 ） 何 を しに 来 た ？ （ 副 長 ） 誰 だ ！ さけ|りゅう||ひめ|なん|||らい||ふく|ちょう|だれ|

（ 叫 竜 の 姫 ） 無知 なる 者 ども よ なぜ ここ へ 来 た ？ さけ|りゅう||ひめ|むち||もの||||||らい|

なぜ 我々 の 同胞 を 殺す ？ |われわれ||どうほう||ころす

（ 隊長 ） 何 だ ？ これ は どこ から 聞こえ てる ん だ ？ たいちょう|なん||||||きこえ|||

違う これ は 脳 に 直接 … ちがう|||のう||ちょくせつ

（ アラーム 音 ） （ 隊員 ） 叫 竜 反応 あり ！ |おと|たいいん|さけ|りゅう|はんのう|

（ 隊長 ） なに ？ 方向 は ？ たいちょう||ほうこう|

（ 隊員 ） 全 方位 から …\ N （ 隊長 ） 全 方位 ？ たいいん|ぜん|ほうい|||たいちょう|ぜん|ほうい

（ 隊長 ） 応戦 用意 ！ ここ を 中心 に 円陣 形 を 組め ！ たいちょう|おうせん|ようい|||ちゅうしん||えんじん|かた||くめ

（ 叫 竜 の 姫 ） つくづく 好 戦 的 な 種族 だ さけ|りゅう||ひめ||よしみ|いくさ|てき||しゅぞく|

（ レーザー の 照射 音 ） れーざー||しょうしゃ|おと

（ アラーム 音 ） （ 副 長 ） ハァ … |おと|ふく|ちょう|

（ 信号 音 ） （ 隊員 ） １ 体 が 急 接近 ！ しんごう|おと|たいいん|からだ||きゅう|せっきん

（ 隊員 たち ） ウッ ！ たいいん||

（ 隊員 たち ） アアッ ！ たいいん||

（ 隊員 ） ウッ ！ （ 副 長 ） ンッ … たいいん||ふく|ちょう|

（ 隊員 ） アアッ ！ （ ヴェルナー ） アア … たいいん|||

（ 銃撃 音 ） じゅうげき|おと

（ アラーム 音 ） |おと

（ 電子 音 ） でんし|おと

（ 叫 竜 の 姫 ） それ は 殺す な 連れ て こい さけ|りゅう||ひめ|||ころす||つれ||

ハッ …

（ ヴェルナー ） 興奮 し て い た |こうふん||||

いちばん きれい な もの だった

（ 叫 竜 の 姫 ） 手 を 出 せ さけ|りゅう||ひめ|て||だ|

（ におい を 嗅ぐ 音 ） ||かぐ|おと

（ 叫 竜 の 姫 ） お前 から は 同胞 の に おい が する さけ|りゅう||ひめ|おまえ|||どうほう|||||

お前 の 罪 は ただ 殺す だけ で は 足り ん よう だ な おまえ||ざい|||ころす||||たり||||

ハッ … アア …

ガーッ ！

（ かみつく 音 ） （ ヴェルナー ） アアッ ！ |おと||

ウウッ …

（ 食いちぎる 音 ） くいちぎる|おと

既に 人 と 呼べ る もの で は なくなって い た の かも しれ ない すでに|じん||よべ|||||||||||

（ 叫 竜 の 姫 ） う せろ そして 仲間 に 伝えよ さけ|りゅう||ひめ||||なかま||つたえよ

“ これ 以上 同胞 に 手 を 出す な ” と |いじょう|どうほう||て||だす||

（ ヴェルナー ） アア …

（ ドア ブザー ） どあ|ぶざー

（ フラン クス 博士 ） 何 だ ？ （ ヒロ ） お 願い が あり ます ふらん||はかせ|なん||ひろ||ねがい|||

ミツル … コード 326 と 556 の 記憶 を 元 に 戻し て ください みつる|こーど|||きおく||もと||もどし||

（ 主席 ） 不可能 だ （ ヒロ ） ハッ … しゅせき|ふかのう||ひろ|

（ 主席 ） 記憶 は 封印 し た わけ で は ない しゅせき|きおく||ふういん||||||

要ら ない 情報 を 除去 し た の だ もう 戻す 方法 は ない いら||じょうほう||じょきょ||||||もどす|ほうほう||

（ ミク ） そんな …

（ ヒロ ） あっ … ひろ|

（ 副 主席 ） この 行為 は 重大 な 規則 違反 だ ふく|しゅせき||こうい||じゅうだい||きそく|いはん|

今回 だけ は 記録 する に とどめ て おこ う こんかい|||きろく||||||

速やか に 待機 所 へ 戻り たまえ すみやか||たいき|しょ||もどり|

（ イチゴ ） あっ ちょっと … いちご||

謝れ よ ！ 謝れ って 言って ん だ よ ！ あやまれ||あやまれ||いって|||

（ イクノ ） フ … フトシ

人 の 大事 な 記憶 消し とい て なんで 平然 と して ん だ よ ！ じん||だいじ||きおく|けし||||へいぜん|||||

話 勝手 に 終わら そ う と して ん じゃ ねえ よ ！ はなし|かって||おわら||||||||

少し は 申し訳な さ そう に しろ よ ！ ひと言 くらい 謝れ よ ！ すこし||もうし わけな||||||ひとこと||あやまれ|

（ ゾロメ ） あの … ひと つ だけ 教え て もらって も いい です か ？ |||||おしえ||||||

（ ミク ） あっ …\ N （ 主席 ） 何 か ？ |||しゅせき|なん|

教え て くれ ませ ん か ？ おしえ|||||

あと どの くらい 叫 竜 を 殺せ ば 俺 たち オトナ に なれる ん です か ？ |||さけ|りゅう||ころせ||おれ|||||||

じゃ 俺 たち は 何の ため に 生き てる ん です か ？ |おれ|||なんの|||いき||||

ホント に フラン クス に 乗って 死ぬ だけ の 存在 な ん です か ？ ほんと||ふらん|||のって|しぬ|||そんざい||||

それ だけ でも 教え て よ パパ ！ |||おしえ|||ぱぱ

（ ミク ） ゾロメ …

あなた たち は 俺 と ゼロ ツー の 大事 な 記憶 も 奪った |||おれ|||||だいじ||きおく||うばった

ミツル と ココロ から も みつる||||

もう 俺 たち は あなた たち を パパ なんて 思う こと が でき ない |おれ||||||ぱぱ||おもう||||

この 戦い が 終わったら 俺 たち を 自由 に し て ください |たたかい||おわったら|おれ|||じゆう||||

（ ミク ） ハッ …\ N （ ゾロメ ） えっ …

（ 主席 ） かまわ ない しゅせき||

次 の 作戦 役割 さえ ちゃんと こなし て くれ れ ば それ で いい つぎ||さくせん|やくわり||||||||||

話 は これ まで だ はなし||||

（ モニター の 消える 音 ） もにたー||きえる|おと

（ フラン クス 博士 ） 運命 に あらがう か ふらん||はかせ|うんめい|||

（ フラン クス 博士 ） それ なら 見せ て みろ ふらん||はかせ|||みせ||

お前 たち が 本当 の 人間 と なれる か どう か おまえ|||ほんとう||にんげん|||||

（ ヒロ ） 自分 たち の 運命 は 自分 たち で 決め ます ひろ|じぶん|||うんめい||じぶん|||きめ|

ゼロ ツー の 記憶 の 中 で あなた を 見 まし た |||きおく||なか||||み||

俺 は あなた を 許す こと は でき ない おれ||||ゆるす||||

（ ドア の 開く 音 ） どあ||あく|おと

（ ゼロ ツー ） ダーリン の エッチ （ ヒロ ） フフッ … |||||ひろ|

（ ヒロ ） ねえ ゼロ ツー 俺 たち は 決め た よ ひろ||||おれ|||きめ||

（ ゼロ ツー ） うん

（ ヒロ ） 行 こ う ゼロ ツー ひろ|ぎょう||||

（ フラン クス 博士 ） 運命 は 往々 に して 残酷 だ ふらん||はかせ|うんめい||おうおう|||ざんこく|

欲望 の 前 に は 無力 の とき も ある よくぼう||ぜん|||むりょく||||

ゼロ ツー よ お前 は わし を 恨む だ ろ う |||おまえ||||うらむ|||

（ ヴェルナー ） もう 少し だ もう 少し で 私 の 夢 が かなう ||すこし|||すこし||わたくし||ゆめ||

その 美しく 完全 なる 姿 私 に 見せ て おくれ |うつくしく|かんぜん||すがた|わたくし||みせ||

♪～

～♪