Shingeki no Bahamut : Virgin Soul ( Rage of Bahamut : Virgin Soul ) Episode 4
( ニ ー ナ ・ ドランゴ ) ぐ わ ぁ ~ !
( ハンサ ) クワッ !
( シャリオス 17 世 ) お前 何者 だ ?
私 は … 。 ニーナ !
( ソフィエル ) 左右 で 瞳 の 色 が 違う
オッドアイ の 子供 に 心当たり は ない か ?
確か に ファ バロ は ろくでなし だった なぁ 。
( バッカス ) ぶ ぅ ~~ ! ( ハンサ ) クワッ ! ?
( リタ ハンサ バッカス ) ファ バロ ! ?
( カイザル ) アザゼル は 今 どこ に いる ? このまま で は ヤツ は …
アザゼル は 殺さ れる 。 えっ ?
アザゼル 死 ん だ ら ダメ ~ !
ようやく 会 え た な 包帯 悪魔 。
♪ ~
♪ ~
ドォン !
♪ ~
ドォーン !
♪ ~
ドド ドドッ !
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
( 隊長 ) がれき の 中 を 捜索 せよ 。 ( 漆黒 兵 たち ) はっ !
待て 。
ドォン !
お前 が 包帯 悪魔 の 正体 か 。
( アザゼル ) シャリオ ~~ ス !
( 一同 ) う わ っ !
( 兵士 たち ) う お ~ !
♪ ~
( アザゼル ) あっ 。 ドゴッ !
♪ ~
( 一同 ) う っ … う わ ぁ ~ !
ドスッ ! ドカン !
♪ ~
( アザゼル ) ぐ あっ ! ぐ っ … 。
( アザゼル ) ぐ あぁ ~~ !
どう し た ? もう おしまい か ?
( アザゼル ) う う っ … シャリオ ~~ ス !
あっ 。 お っ ?
は ぁ は ぁ … 。 おい ニーナ 。
う お っ ! ご ほっ ご ほっ 。
ニーナ ! 避難 先 は そっち じゃ ねぇ ぞ !
お ~ い !
は ぁ は ぁ は ぁ … 。
( カイザル ・ 回想 ) ( ( 今夜 王 は 包帯 悪魔 と 決着 を つける つもり だ 。
街 の 中央 広場 で 悪魔 を 人質 に 待ち構え て いる ) )
ムガロ … 。 えっ !
おっと おっと っ と っと … 。
ムガロ ちゃん ! ? なんで ここ に いる の ?
ドカン !
あっ 。
ドォン ! う わ っ !
何 ?
アザゼル !
う っ ! あっ う っ … 。
う う っ … 。
( アザゼル ) ムガロ 来る な と 言った ろ 。
( アザゼル ) ち っ 。 小 娘
ムガロ を 連れ て ここ から 離れろ 。
えっ あ … あんた は どう する の ?
( アザゼル ) う っ う う っ … 。
待って ! どけ 。
ど か ない ! そんな 傷 で また 戦ったら
本当 に 死 ん じゃ う よ !
死ぬ と し て も 俺 は 行く 。
そんな … ダメ だ よ !
≪ 包帯 悪魔 。 ( 2 人 ) あっ 。
聞こえる か ? 出 て こ なけ れ ば
≪ この 悪魔 ども を 皆殺し に する ぞ 。
( アザゼル ) あれ が 人間 の 王 シャリ オス だ 。
なんて 王様 だ 。
俺 が 死 ん だ ら お前 の 力 を 魔 族 の ため に 使って くれ 。
ダメ ! ( アザゼル ) う っ う わ っ ! う っ !
う っ ! おい 小 娘 いいかげん に … 。
待って 。
ほんと の こと 言う から 。
♪ ~
誰 に も 言わ ない で 絶対 に !
えっ … 。
ギュッ て し て ! えっ 何 を 言って る ?
だから 早く ! ギュッ て し て !
( アザゼル ) えっ う う っ う ~ ん … 。
う わ ~ !
♪ ~
ドォーン !
♪ ~
これ が 赤い 竜 … 。
♪ ~
♪ ~
グオォー …
♪ ~
グオォーー !
なんて ヤツ だ 。
♪ ~
どう し た ? かかって こい !
グオォーー !
♪ ~
グル ルル …
カイ ザル ?
グル ルルル …
♪ ~
ゴン !
グオォー …
( ディアス ) 撃て ! 王 と 団長 を 救う の だ !
♪ ~
( アレサンド ) 竜 の 注意 を こちら に 引き付けろ !
( オルレアン 兵 たち ) おお ~ !
♪ ~
( オルレアン 兵 たち ) う わ ぁ ~ !
ドカン ! ( ディアス ) 退け ~ !
撤退 だ ! ( アレサンド ) えっ !
( カイザル ) 陛下 今 です 。
♪ ~
ドカーーン ! ドカーーン !
ドカーン !
♪ ~
グオォーー !
♪ ~
( リタ ) ニーナ !
♪ ~
った く … この 子 の おかげ ね
あんた が 今 息 し てる の は 。
( アザゼル ) ああ 。 ん ?
こいつ の 竜 は まるで 小さな バハムート だ な 。
お前 が 現れ なけ れ ば 命 を 落とし て い た 。
礼 を 言う 。 ( カイザル ) もったいなき お 言葉 。
ですが 私 は 騎士 と し て 当然 の こと を やった まで です 。
騎士 と し て か … 。
ならば 騎士 カイ ザル に 問 お う 。
包帯 悪魔 と お前 の 関係 一体 どう いう もの だ ?
お前 と 包帯 悪魔 が つながって いる こと は
すでに 分かって いる 。 お前 は ヤツ の 仲間 な の か ?
全て 吐け 。 吐か ぬ なら この 場 で 殺す 。
陛下 あの 悪魔 は …
アザゼル は 私 の 父 を 殺し た 敵 です 。
ほう 。
知り え た の なら なぜ すぐ に 殺さ なかった ?
包帯 悪魔 に は 仲 間 が い まし た 私 で は なく … 。
♪ ~
赤い 竜 か 。
はい 。
あの 竜 の 強 さ は 包帯 悪魔 の 比 で は あり ませ ん 。
だから 泳 が し た と ? ( カイザル ) はい 。
敵 で あれ 顔見知り で ある 私 なら と 包帯 悪魔 と 接触 し まし た が
単独 で 事 を 行った こと は お 詫び 申し上げ ます 。
ですが この カイ ザル 陛下 を 裏切る よう な まね は
決して 犯し て おり ませ ん 。
♪ ~
まあ いい 。 今 宵 の 働き に 免じ て
そう いう こと に し て おい て やる 。 ( カイザル ) ありがとう ございます 。
♪ ~
バタン ( ドア の 開閉 音 )
うそ が 下手 な 男 だ 。
♪ ~
ん ?
げ っ !
あ あ ~ ! あっ … 。
( アザゼル ) 昨日 は 助かった 。 えっ ?
昨日 の こと 絶対 誰 に も 言わ ない で !
お前 が 竜 に な れる って こと か ?
違う よ 。 あ あっ !
わ … 私 が 男 の 人 に ドキドキ する と
竜 に なっちゃ う って こと だ よ 。
変 でしょ ? 私 。
変 だ けど 自分 じゃ どう に も なら ない の 。
私 ね ここ から ず ~ っと 東 に ある 小さな 里 から 来 た の 。
♪ ~
私 の お 父さん は 竜 で お 母 さん は 人 で … 。
だから な の か 分から ない けど
私 は 里 で いちばん 竜 に なる の が 下手くそ だった の 。
( ( う っ … ) )
♪ ~
( ( ぶ ぅ ~ ! ) ) ( ( や ~ い 下手くそ ) )
( 一同 ) ( ( は は は はっ ) )
( ( へ へ へ っ … ) )
でも ある 日 里 の 若い 男 の 人 に 近づ い たら … 。
♪ ~
( ( おい 大丈夫 か ? ) )
( ( あっ あ あっ … ) ) ( ( ドクン ドクン ドクン … ( 鼓動 ) ) )
( ( あ あっ … ) )
( ( ドカーン ! ) ) ( 一同 ) ( ( う わ っ あ あっ ! ) )
( ( グオォー ! ) )
♪ ~
( ( ドォーン ! ) ) ( ( ドォーン ! ) )
( ( バシャーーン ! ) )
それ で 里 で 大 暴れ し ちゃ った から
若い 男 の 人 に は 近づ い たら ダメ だ って
お 母 さん に きつく 言わ れ た の 。
最近 の 里 は お じいちゃん おばあ ちゃん ばっかり だった から
大丈夫 だった ん だ けど 王 都 に 来 て から は … 。
( アザゼル ) 俺 に 出会って しまった 。 いや
ドキドキ し た の は あんた だけ じゃ なかった けど … 。
私 竜 に なって 暴れ まくった とき の こと も
全然 覚え て ない し
自分 で どう する こと も でき ない の 。
もし 今 あんた の 方 を 向 い たら たぶん
また 竜 に なっちゃ う と 思う 。
( アザゼル ) それ は 勘弁 し て くれ 。
そんな めちゃめちゃ な 私 だ から あんた の 役 に も
魔 族 の 役 に も 立た ない と 思う 。 そんな こと は ない 。
う うん 。
お前 が 自分 を コントロール でき ない なら
俺 が コントロール し て やる 。 は あ ? どう いう こと ?
( アザゼル ) お前 は 俺 に 抱か れ て 竜 に なれ 。
抱か れ … 。
あっ あっ は ぁ は ぁ は ぁ … 。 何 言って ん の よ !
あんまり 変 な こと を 言わ れる と … は ぁ は ぁ … 。
ほんと に 竜 に なっちゃ う よ ! ん ん ~~ !
今 は 勘弁 し て くれ 。
とにかく 今 の 話 は 誰 に も 言わ ない で ~ !
う っ … 。
う わ ぁ ~~ !
( リタ ) ニーナ !
あ あ ~ ~ ! ( 市民 たち ) あ あっ … 。
( 市民 ) あ あっ !
あ あ ~ ~~ !
( リタ ) ニーナ を また 困ら せ た の ? 変態 悪魔 。
あっ ? なん の こと だ ?
( リタ ) だって 今 泣き そう な 顔 で 飛び出し てった わ よ 。
( アザゼル ) 知ら ん 。 話 の 途中 で 突然 飛び出し て いった 。
これ 以上 ニーナ を 傷つけ た り 危険 な こと に 巻き込 ん だ ら
もう 治療 し て あげ ない から … 。 ( アザゼル ) う っ … 。
ちょっと ! 無理 する と 傷口 開く わ よ 。
( リタ ) あぁ ~ ちょっと !
お前 は こい つら と いろ 。 何 勝手 に 言って ん の ?
( アザゼル ) 俺 は しばらく 姿 を 消す 。 こいつ を 連れ て は 行け ない 。
( リタ ) だ から って うち に 置 い て か ない で よ 。
( アザゼル ) つい て くる な 。 いい な 。
( リタ ) ちょっと !
は ぁ … 。
♪ ~
≫ コツ コツ コツ ( 足音 )
♪ ~
少し やつれ た か ?
どう だ ? 私 と 共に 魔 を 服従 さ せ
神 と 戦う 覚悟 は でき た か ?
お前 と 私 が 組め ば
より 早く 人 の 世 を 手 に 入れる こと が できる 。
♪ ~
今日 も いい 返事 は もら え そう に ない な 。
残念 だ 。
♪ ~
そう いえ ば お前 の 子供 まだ 生き て いる よう だ ぞ 。
魔 族 の 奴隷 に 紛らわ せる と は よく 考え た もの だ 。
自分 の 子供 を 奴隷 に する … か 。
なかなか 鬼畜 な 母親 だ な お前 も 。
♪ ~
いずれ 殺す が その 前 に 一 度 くらい は 会わ せ て やる 。
では また その とき に 。
聖 女 ジャンヌ ・ ダルク 殿 。
♪ ~
( ジャンヌ ) ミカエル 様 … 。
♪ ~
♪ ~ ( オカリナ の 演奏 ) ムガロ ちゃん さみしい の ?
アザゼル どこ 行っちゃ っ た ん だ ろ う ね 。
♪ ~
大丈夫 。 きっと すぐ 戻って くる よ 。
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
( 悪魔 ) 動く な 。
う っ う わ ぁ ~ !
貴 様 ら 誰 を 相手 に し てる か 分かって る の か ?
♪ ~
( ベルフェゴ ー ル ) あなた は アザゼル 様 !
≫ ( ダンテ ) 何 し に 来 た 腰抜け 野郎 。
俺 たち の 誘い を 断り
人間 たち の 奴隷 に 成り下がった あんた が
今更 ここ に なんの 用 だ ?
( アザゼル ) 包帯 悪魔 と 呼ば れる 賞金 首 は 俺 だ 。
( どよめき )
( アザゼル ) 人間 ども を おとしめ
魔 族 の 失った 誇り を 取り戻す 。
♪ ~
( アザゼル ) その とき が 来 た の だ 。