Shingeki no Bahamut : Virgin Soul ( Rage of Bahamut : Virgin Soul ) Episode 11
( ニ ー ナ ・ ドランゴ ) ダメ 無理 ! 変身 でき ない !
( シャリオス 17 世 ) 両 名 を 牢獄 島 に おい て 無期 の 刑 に 処す る 。
えっ ! ? 無期 ?
ジャンヌ ・ ダルク さん は いい 人 です ね 。
( ジャンヌ ) ジャンヌ で いい 。 はい ジャンヌ さん !
じゃあ ムガロ ちゃん は ?
おとなしく て 不思議 な 力 を 持って る 女の子 。
その 子 は 男の子 で は なかった か ? 女の子 です よ 。
女の子 です よ ね ?
私 は ここ から 出る 。 うん 。 ここ から 出 て
一緒に ムガロ ちゃん に 会い に 行き ま しょ う !
休憩 !
( ジャンヌ ) 今 だ 。 うん 。
♪ ~
これ だ 。
♪ ~
よっ と 。 ん っ … う っ !
どう し た ?
♪ ~
≫ あっ ジャンヌ さん 入れ まし た 。
( 看守 ) おい お前 ! 何 を し て いる ?
なぜ ここ に いる ?
申し訳 あり ませ ん 。 作業 に 没頭 し て
休憩 の 合図 を 聞き逃し て おり まし た 。
♪ ~
間もなく 休憩 が 終わる 。 作業 に 戻れ 。
( ジャンヌ ) すいません 。
ふ ぅ ~。
まったく 忌 々 しい 囚人 が … 。
♪ ~
あ あ ~ !
く そ っ 脱走 だ !
ピィーーッ !
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
( ガブリエル ) 来 なさい エル 。
怖 がる こと は あり ませ ん 。
♪ ~
( ガブリエル ) あなた に 眠る 神 の 力 それ を 全て 解放 する の です 。
♪ ~
あなた の 母 に 会い たく は ない です か ?
あなた の 母 を 人間 たち から 救い出し
共に 生きる こと を なす 力 が
あなた に は 秘め られ て いる の です 。
それ だけ で は あり ませ ん 。
あなた の 力 は この 不安定 な 世界 に
平和 を 取り戻す こと すら 可能 な の です 。
母 と 穏やか で 静か な とき を 過ごす ため に
あなた は あなた の 力 で この世 の 救世 主 と なる の です 。
♪ ~
♪ ~
♪ ~
気分 は どう です か ? エル 。
♪ ~
( エル ) お 母 さん を 取り戻す 。
♪ ~
ガサガサ … ( 紙 の 音 )
あっ なん です ? それ 。
( ジャンヌ ) この 地下 牢 の 地図 だ 。
ここ に 入れ られ て から 少しずつ 描き 足し て き た 。
へ え ~ ジャンヌ さん って 絵 が 上手 な ん です ね 。
そんな こと より よく 見る ん だ 。
今 私 たち が いる の は ここ だ 。
ここ から 脱獄 する に は
私 たち は まず ここ を 目指さ なけ れ ば なら ない 。
地上 へ と 上がる 手段 は この 装置 を 使う しか ない 。
脱獄 する ため の 最大 の 難関 は ここ だ 。
私 が やっつけ ます 。 ( ジャンヌ ) お っ … 。
警備 の 兵士 を か ? いくら そ なた でも 無理 だ ろ う 。
ジャンヌ さん は いい 人 だ から 教え て あげ ます 。
実は 私 … 。 ん っ !
≪ ピィーッ ! ピィーッ !
( ジャンヌ ) 行く ぞ 。
あっ !
お 嬢ちゃん どう やって 入った ?
♪ ~
どこ の 子 だい ? 迷子 なら … 。
バキッ ! あっ !
♪ ~
♪ ~
ん ?
( 一同 ) あっ … 。
ん ! ?
( 一同 ) おお っ … 。
♪ ~
えっ ! ?
( 一同 ) あぁ … 。
う わ っ !
ドォーン ! ( 一同 ) う わ ぁ ~ !
♪ ~
ご ほっ ご ほっ ご ほっ 。
緊急 事態 発生 ! 侵入 者 だ !
( リタ ) ひ ゅ ~~ !
♪ ~
♪ ~
≫ ( 兵士 ) い た ぞ ! ≫ シュン シュン … ( 矢 を 放つ 音 )
♪ ~
コン ! ( リタ ) あっ !
♪ ~
( ジャンヌ ) さっき 何 を 言 お う と し た ん だ ?
あ あ ~ あれ です か 。
私 の 秘密 を 教えよ う と 思った ん です 。
秘密 ? 実は 私 竜 に な れる ん です 。
ん ? どう やって だ ?
男 の 人 に 近づ い て 心臓 が バッコン バッコン って なる と … 。
誠 か ? 私 竜 族 な ん です 。
それ が 本当 だ と し て 男 なら 誰 で も いい の か ?
う ~ ん …
カイ ザル さん なら いけ ます 。
う ~ ん … たぶん 。
残念 だ が 男子 牢 は 装置 を 挟 ん で 反対 側 だ 。
行く に は 結局 警備 を 突破 し なけ れ ば なら ない 。
他 に 道 が あれ ば いい が 今 は 分から ない 。
そう な ん です か … 。 装置 に たどりつ け て も
あの 警備 を どう に か し なけ れ ば … 。 あっ !
どう し た ? 見 て ください ジャンヌ さん 。
かわいい クモ が い ます よ 。
( ジャンヌ ) ひ っ ! ( 看守 ) ん ?
( 小声 で ) ふ ぅ … 。 ちょっと ジャンヌ さん
何 大声 出 そ う と し ちゃ って る ん です か 。
( 小声 で ) すま ない 。 私 は クモ が 苦手 な ん だ 。
ふ ぅ … 。 は あ 。
♪ ~
( 考古 学者 ) 完成 に は まだ 時間 が かかる と
言って いる で は あり ませ ん か 。 ( 隊長 ) 急げ 。
陛下 が 示す とき は もう 間もなく だ 。
( 考古 学者 ) 簡単 に おっしゃる … 。
あの 王様 何 を たく らん でる の かしら ?
( 考古 学者 ) 作業 に 取りかかれ !
( 歓声 )
グッ ! ウッ ウゥ …
( 歓声 )
( ブエル ) ふ ふ っ 。 グオォ …
ウオォー !
ザシュ !
( 歓声 )
( 側近 ) 悪魔 ブエル その 戦闘 力 を 認め
悪魔 部隊 の 隊長 に 任命 する 。
( 歓声 )
♪ ~
( 一同 ) おお っ … 。 ( 観客 ) なん だ よ ?
( 観客 ) なん だ ? これ 。
( ガブリエル ) 罪深き 人 の 王 よ 我ら 神 の 命 を 聞き なさい 。
♪ ~
( ガブリエル ) これ まで に 我ら の 神殿 を 襲い
奪った 全て の もの の 速やか な 返却 を 要求 し ます 。
併せて 聖 女 ジャンヌ ・ ダルク を 直ちに 解放 し
我々 に 引き渡し なさい 。
ここ で 御 託 を 並べる より 力ずく で 奪って み たら どう だ 。
( 一同 ) そう だ そう だ !
♪ ~
( ガブリエル ) やめ なさい ソフィエル 。 ( ソフィエル ) はっ 。
命 に 背く なら しかた あり ませ ん ね 。
あなた が おっしゃる とおり
力ずく で 取り返す こと に し ま しょ う 。
聖 女 の 子供 を 手 に 入れ た ぐらい で あまり 調子 に 乗る と
死 に 急ぐ こと に なる ぞ 。
( ガブリエル ) 死 は 神 から 人 へ 与え ま しょ う 。
♪ ~
[ テレビ ] ( 一同 ) そう だ そう だ !
( ガブリエル ) 今 の 人 間 が いかに 愚か な 存在 か
分かり まし た か ?
暴君 シャリ オス 17 世 に よって 人 は 変わり
世 は 不安定 な 状態 に 陥り まし た 。
そして あなた の 母 を 捕らえ て いる の も
あの 男 です 。
( ガブリエル ) あなた の 力 で 道 を 誤った 人間 たち を 正し
そして 母 を 助け出す の です 。
♪ ~
人 を 正し て お 母 さん を 取り戻す … 。
そう です 。 それ が 僕 の 使命 … 。
そう です 。
♪ ~
今度 は 神様 と 戦争 だって な 。
( 肉屋 の 妻 ) ほんと 戦 好き な 王様 だ ね 。
少し は 避難 する 方 の 身 も 考え て ほしい よ 。
( 肉屋 の 主人 ) バババ … バカ ! めった な こ と 言う ん じゃ ねぇ よ !
バリン ! 神 と 戦う な !
( 市民 ) 王 は 神 より 強奪 し た もの を 返却 しろ !
ジャンヌ 様 を 解放 しろ !
( 一同 ) ジャンヌ 様 を 解放 しろ !
( 肉屋 の 主人 ) ヤツ ら も よく やる よ なぁ 。
あんな 所 で 大騒ぎ する なんて 勇気 ある ねぇ 。
( どよめき )
( 怒号 )
( 市民 ) て やっ !
う わ ~ !
あぁ ~。 なんだか 王 都 も 変わ っち まっ た な 。
こんな 物騒 に なる なんて 。 ニーナ は 無事 だ と いい が 。
牢屋 で 泣 い て ない と いい けど 。
ふ ふ ふ ふ っ 。
ジャンヌ さん に も 苦手 な もの が ある ん です ね 。
誰 に でも 苦手 な もの くらい ある だ ろ う 。
なんか 安心 し まし た 。 ジャンヌ さん も 女の子 な ん です ね 。
無駄 口 は ここ まで だ 。
あそこ が 装置 だ 。 こっか ら どう し ま しょ ?
残る 作戦 は 1 つ 。 強行 突破 です ね 。
ダメ だ ! 危険 すぎる 。 で も 他 に 方法 ない でしょ ?
大丈夫 です 。 私 強い です から 。
( 兵士 たち ) あっ ?
うりゃ あ ~ ! は あっ ! ( 兵士 ) う っ !
( 兵士 たち ) あっ !
( 一同 ) あ あっ … 。 ふ っ 。
は あっ ! ( 兵士 たち ) う わ っ !
は あっ ! ( 兵士 たち ) う わ ~ !
♪ ~
は あっ ! ん ? 襲撃 だ !
♪ ~
あっ !
ジャンヌ さん ! ( 兵士 たち ) う わ っ !
♪ ~
惜しかった な 。 脱獄 ごっこ は 終わり だ 。
ん っ ! う っ … 。
牢 に 行く 手間 が 省 け た な 。
( ジャンヌ ) なんの 用 でしょ う か ?
神 が 宣戦 布告 し た 。 あっ … 。
ヤツ ら が 攻め て くる の なら
余 は 容赦 なく たたき 潰す 。
神 は この 戦争 に お前 の 子供 を 利用 する だ ろ う 。
くっ … 。 戦え ば お前 の 子供 も 死ぬ 。
これ が 最後 の チャンス だ 。 余 に 下れ 。
息子 を 説得 し 戦 を 回避 しろ 。
貴 様 に だけ できる こと だ 。
( ジャンヌ ) なぜ 今更 そんな こと を 私 に ?
以前 と 変わら ず いまだ 神 を 信仰 する 人間 たち が いる 。
元 聖 女 と し て の お前 が 余 に 付け ば ヤツ ら の 幻想 に
ピリオド を 打つ こと が できる だ ろ う 。 ( 兵士 ) う わ っ … 。
どう だ ? 神 も お前 の 息子 も 死な ず
無駄 な 血 が 流れ ない 。
その 約束 が 果たさ れる 保証 は ?
お前 の 選択 で いく つ も の 救わ れる 命 が ある …
と 言って いる 。 くっ … 。
さあ どう する ?
やめろ ! ジャンヌ さん を いじめる な !
なんで お前 は いつも いじめる ん だ !
そんな こと し て 何 が 楽しい ん だ !
う っ … 。
なん だ よ ? う っ … 。
牢獄 生活 は 楽しい か ?
た … 楽しい わけない だ ろ ! だ から 脱獄 し た の か ?
う っ … 別に 。
グゥ ~ … ( おなか の 音 ) あっ 。
変わら ない な お前 は 。
何 ! なん な の よ !
あっ 。
♪ ~
また 踊って くれる か ? はっ … 。
♪ ~
あっ いや … 。
♪ ~
そ … そんな … 。
( ジャンヌ ) 陛下 私 は あなた に は 従い ませ ん 。
神 を … 私 を 信じる 民 を 裏切る こと など
到底 できる こと で は あり ませ ん 。
そう か 。 ならば しかたがない な 。
神 と 子 が 滅ぶ の を
牢 に 戻り じっと 待つ が いい 。
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
♪ ~
が ぁ ~ が ぁ ~ … 。
♪ ~
♪ ~
≫ ドサッ ドサッ ! えっ ? な … 何 ! ?
あっ 。
リタ ~ ! ふ ぅ … 。
ふ ふん 。