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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン4 - 079 - 届かぬ絶叫

NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン4 - 079 - 届かぬ絶叫

ハァ ハァ ハァ …。

ハァ ハァ ハァ …。

や … やった ! やった ぞ !

ハァ ハァ ハァ ~。

やった …。

《 正直 かなり 危なかった 。

シカマル の 的確な 分析 が なければ 完全に やられて いた だろう 》

《 イズモ : まったく たいした ヤツ だ 。

アスマ さん が 一目 置く だけ の こと は ある な 》

シカマル ! 大丈夫 か !

ハァ … あぁ … これ で 残り は …。

あと 1 人 か …。

( 角 都 ) 手助け が ほしければ もっと 早く に 言う べきだった な 。

って いう か お め ぇ が 遅 せ ぇん だ よ ! 角 都 !

テメエ わざと だ ろ !

最初に 手 を 出す な と 言った の は お前 だ 。

それ に 今 調子 に のって ほえ れる 立場 か 。

( 飛 段 ) ヘヘヘ ! ま ぁ 確かに 手 を 出す なって ➡

上 から も の 言った の は オレ の ほう だ が ➡

だから って 別に テメエ を バカ に したり ➡

軽蔑 して る 気持 は ねえ 。

いい から とにかく 体 持ってこい って 。

角 都 … 体 持ってきて くん ねえ かな 。

角 都 ちゃん ! 頼む よ ! お 願い ! ねっ !

あっ ! ちょ いっ ! おいおい ちょっと 待て って !

こら っ 角 都 ! 体 だ !

体 の ほう 持ってこい っ つったろう が !

こっち の ほう が 軽い 。

そういう 問題 じゃ ねえ だ ろ !

( 飛 段 ) 無視 かよ ! お いっ !

イテッ ! イテテ ! お いっ !

角 都 髪 引っ張って んじゃ ねえ よ ! コラッ !

( 角 都 ) 痛 がる なら 首 の ほう を 痛 がれ 。

( 飛 段 ) バカ 野郎 ! この 首 の 痛み は そりゃ はんぱ ねえ !

( 飛 段 ) どう 見て も これ ケガ の レベル じゃ ねえ から な 。

《 コイツ あんな 状態 で まだ 生きて や がる 》

ムチャクチャ いて ぇぞ コラッ !

首 なんか 斬り や が って ! 超 ス ー パ ー 激痛 だ クソ 野郎 !

なんだ ありゃ ? どう なって る んだ ?

もう どう 解釈 して いい か わから ん な 。 あれ じゃ 。

ハァ ハァ … だが あの 状態 で 生きて いて も 無意味 。

( シカマル ) 行動 を 起こす 体 と つながって なければ ➡

動け ねえ ようだ し 術 も ない 。

不死身で も ああ なりゃ 何も でき ねえ 。

( イズモ ) 確かに 。 ( コテツ ) じゃあ 残る は あと 1 人 。

( シカマル ) あぁ 。

《 シカマル : と は 言え アイツ は …。

おそらく パワ ー も スピ ー ド も あの 不死身 野郎 より 上 。

しかも 勢い だけ で は 戦わ ない 冷静 さ 。

さらに 仲間 が やられて も 微動 だに し ない 冷徹 さ 。 冷酷 さ 。

コイツ の 真 の 力 は まだ 見え ねえ 。

いい や 見せて い ない こと から の 自信 か 。

この 手 の 敵 は 常に 相手 と の 力量 の 差 ➡

自分 の 利益 を 計算 して いる ヤツ だ 。

ならば 今 は オレ たち が 有利な 状況 と 見せる の が 得策 》

ぐ は っ ! シカマル !

( シカマル ) ゲホッ ! ゲホッ !

《 シカマル は もう 限界 だ な 。

アスマ 隊長 も 傷 を 負って る 。

暁 を 1 人 動け なく した ぶん こっち が 有利だ が …》

《 逆に ここ は 逃げる チャンス が でき たって こと に も なる 。

その 場合 心配な の は シカマル の 状態 》

《 スキ を 見せちゃ ダメ だ 》

《 甘い な 》

お ぉっ !!

あっ !?

( アスマ ) う っ …。

う っ ! ぐ は っ !

アスマ 隊長 ! くっ !

♪♪~

一 度 手 を 貸せ と 言った 以上 ここ から は オレ も やる 。

チッ ! わかった よ 。

イタタ ! 痛い !

( 角 都 ) おい ! おとなしく して いろ 。

アイツ ら …。 何 を して る んだ ?

よし 。

フゥ …。

首 が …。

くっつき や がった …。

あぁ … やっと くっついた 。

あまり 動かす と また もげる ぞ 。

て やっ !

( 飛 段 ) 角 都 オメエ は いつも 口 うる せ ぇぞ !

( イズモ ) オレ たちゃ いったい 何と 戦って んだ ?

《 不死身の 男 に … 切り離さ れた 体 を 縫い 合わせる 術 を 持つ 男 …。

クソッ …!

次 から 次 へ と … なんて 能力 者 ども だ 》

儀式 も そう だ が お前 は 戦闘 も 話 も とにかく タラタラ 長い 。

賞金 首 は お前 が やれ 。

( 飛 段 ) あぁ 。

( 飛 段 ) あぁ … 借り は たっぷり と 返して やら ぁ 。

戒律 破る わけに ゃ いか ねえ から な 。

( 角 都 ) また それ か 。 ま ぁ いい 。

残り の 3 人 は オレ が やる 。

イズモ ! ( イズモ ) わかって る !

よし …。

♪♪~

水 遁 水 飴 拿原 !

♪♪~

よし !

やった か ?

チッ …。

フッ … 上空 の 派手な アクション に 相手 の 注意 を 集中 さ せて ➡

スキ を つくり この 妙な 液体 と お前 ら の 連携 で ➡

地上 から 攻撃 を 仕掛ける つもりだった んだろう が …。

( 角 都 ) やはり 甘い な 。

ムダ が 多い 。

今 だ !!

何 !?

よし !

チッ … いつの間に 。

いい ぞ イズモ !

もらった !

♪♪~

コテツ !

し まっ …。

あぁ っ …!

てこずら せ や が って 。

さて と 角 都 の ほう は 終わり そうだ 。

こっち も ぼちぼち 始める か 。

じゃ ねえ と また 「 儀式 が タラタラ 長い 」 と か 言わ れ そうだ しな 。

あば よ 。

アスマ ! 後ろ !

あば よ 。

( シカマル ) アスマ ! 後ろ !

ハァ … ハァ … ハァ …。

ハァ … ハァ … ハァ …。

ハァ …。

そう 何度 も 同じ 手 を …。

ククククク …。

ハハハハハハ !!

同じじゃ ねえ よ ! バ ~ カ !!

う ぅっ …。

クッ … クソッ …。

クソッ !!

ゴホッ … ゴホッ … ゴホッ …。

《 結局 … 結局 アンタ だって 仲間 を 守る ため に ➡

自分 を … 自分 を 犠牲 に して んじゃ ねえ か !》

(( シカマル : 納得 でき ない !

何で この 作戦 じゃ ダメ なんだ ?

オレ の 影 縫い は 成功 さ せれば 敵 の 動き を 止め ➡

戦力 を 半減 さ せる こと が できる 。

だけど 離れた 相手 に 影 縫い を 成功 さ せよう と すれば ➡

罠 に かける しか ない 。

離れた 敵 に 影 縫い は 必ずしも 有効じゃ ない んだ !

でも 接近 戦 で 影 縫い が 使えれば 拘束 力 は 強く なり ➡

成功 率 は 高く なる 。

その ため の 作戦 じゃ ねえ か 。

フ ー ッ … オレ の 突進 力 を 背景 に ➡

お前 自身 が 最 前線 で 積極 的に 影 縫い を 使う ツ ー トップフォ ー メ ー ション か …。

( シカマル ) そうだ ! これ なら オレ は 最 前線 で 敵 を 縛る こと が できる 。

シカマル … オレ は お前 の 作戦 を 高く 評価 して いる 。

なら 何で ? ( アスマ ) だ から こそ ダメ な んだ !

この 隊 は 優秀だ 。

戦闘 力 こそ 中 忍 3 人 を 含む フォ ー マンセル だ が ➡

他の 隊 に は い ない 軍 師 が オレ の 隊 に は いる 。

シカマル お前 だ !

( アスマ ) 軍 師 は 後衛 で 状況 を 判断 して 隊 を 動かせ 。

その 判断 力 が お前 に は ある 。

そして それ が 隊 を より よく 運用 する 方法 だ 。

お前 が 前衛 に 回る こと の ほう が ➡

任務 遂行 へ の リスク を 大きく し かね ん 。

( シカマル ) オレ だって …➡

オレ だって 仲間 を 失う こと の つら さ は わかって る つもりだ !

だからこそ の 最善 策 じゃ ねえ か !

多少 の リスク も 承知 の 上 だ 。

でも それ で 多く の 仲間 を 守る こと が できる なら …。

仲間 を 守る と いう の が オレ たち の こと を 言って いる の なら ➡

お前 は わかっちゃ い ない 。

( アスマ ) オレ たち が 守って いる もの … オレ たち が 戦う 理由 …。

その 本当の 意味 が わから なければ ➡

まだまだ お前 を 前衛 に 出す わけに は いか ない な 。

あっ !))

《 オレ の せい だ 。 オレ が … オレ が もっと ➡

いい 作戦 を 思いついて いれば こんな こと に は …》

(( わから ない の か ! それ が 今 打てる 最善 の 手 だ !

《 アスマ の こんな 顔 初めて 見る ぜ 》

敵陣 突破 の 先兵 だ 。

たまに は こういう 指し 方 も でき ない と な 。

棒 銀 なんて アンタ に は 向いて ない 。

フフッ ただ の 捨て ゴマ に は なら ねえ よ 。

お前 が いる んだ から な ))

《 クソッ クソッ …》

《 オレ の せい で オレ の せい で …》

《 オ オレ が ボンクラ じゃ なきゃ …。

アスマ が こんな 目 に あう こと も なかった んだ 》

( 飛 段 ) フフフフッ … どう だ いて え か あん ?

どう な んだ よ !

う っ …。

フフフフッ … ヒヒヒヒッ …。

やっと やっと あの 痛 み を 味わえる 。

あっ !

テメエ を 殺す 痛み !

ハハハハッ …。

《 コテツ : 隊長 !》

《 イズモ : クソ ー ッ 》

終わり だ 。

やめろ ~ っ !

《 アスマ …》

♪♪~

き 気持 いい …。

アスマ ~ ッ !

NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン4 - 079 - 届かぬ絶叫 naruto||しっぷう つたい|しーずん|とどか ぬ ぜっきょう Naruto Shippuden - Staffel 4 - 079 - Der Schrei, den man nicht hören kann Naruto Shippuden - Season 4 - 079 - Unreachable Scream Naruto Shippuden - Saison 4 - 079 - Le cri qui ne peut être entendu Naruto Shippuden - Säsong 4 - 079 - Skriket som inte kan höras

ハァ ハァ ハァ …。

ハァ ハァ ハァ …。

や … やった ! やった ぞ ! I did it!

ハァ ハァ ハァ ~。

やった …。

《 正直 かなり 危なかった 。 しょうじき||あぶなかった

シカマル の 的確な 分析 が なければ 完全に やられて いた だろう 》 ||てきかくな|ぶんせき|||かんぜんに|||

《 イズモ : まったく たいした ヤツ だ 。

アスマ さん が 一目 置く だけ の こと は ある な 》 |||いちもく|おく||||||

シカマル ! 大丈夫 か ! |だいじょうぶ|

ハァ … あぁ … これ で 残り は …。 ||||のこり|

あと 1 人 か …。 |じん|

( 角 都 ) 手助け が ほしければ もっと 早く に 言う べきだった な 。 かど|と|てだすけ||||はやく||いう||

って いう か お め ぇ が 遅 せ ぇん だ よ ! 角 都 ! |||||||おそ|||||かど|と

テメエ わざと だ ろ !

最初に 手 を 出す な と 言った の は お前 だ 。 さいしょに|て||だす|||いった|||おまえ|

それ に 今 調子 に のって ほえ れる 立場 か 。 ||いま|ちょうし|||||たちば|

( 飛 段 ) ヘヘヘ ! ま ぁ 確かに 手 を 出す なって ➡ と|だん||||たしかに|て||だす|

上 から も の 言った の は オレ の ほう だ が ➡ うえ||||いった|||||||

だから って 別に テメエ を バカ に したり ➡ ||べつに|||||

軽蔑 して る 気持 は ねえ 。 けいべつ|||きもち||

いい から とにかく 体 持ってこい って 。 |||からだ|もってこい|

角 都 … 体 持ってきて くん ねえ かな 。 かど|と|からだ|もってきて|||

角 都 ちゃん ! 頼む よ ! お 願い ! ねっ ! かど|と||たのむ|||ねがい|

あっ ! ちょ いっ ! おいおい ちょっと 待て って ! |||||まて|

こら っ 角 都 ! 体 だ ! ||かど|と|からだ|

体 の ほう 持ってこい っ つったろう が ! からだ|||もってこい|||

こっち の ほう が 軽い 。 ||||かるい

そういう 問題 じゃ ねえ だ ろ ! |もんだい||||

( 飛 段 ) 無視 かよ ! お いっ ! と|だん|むし|||

イテッ ! イテテ ! お いっ !

角 都 髪 引っ張って んじゃ ねえ よ ! コラッ ! かど|と|かみ|ひっぱって||||

( 角 都 ) 痛 がる なら 首 の ほう を 痛 がれ 。 かど|と|つう|||くび||||つう|

( 飛 段 ) バカ 野郎 ! この 首 の 痛み は そりゃ はんぱ ねえ ! と|だん||やろう||くび||いたみ||||

( 飛 段 ) どう 見て も これ ケガ の レベル じゃ ねえ から な 。 と|だん||みて|||||||||

《 コイツ あんな 状態 で まだ 生きて や がる 》 ||じょうたい|||いきて||

ムチャクチャ いて ぇぞ コラッ !

首 なんか 斬り や が って ! 超 ス ー パ ー 激痛 だ クソ 野郎 ! くび||きり||||ちょう|||||げきつう|||やろう

なんだ ありゃ ? どう なって る んだ ?

もう どう 解釈 して いい か わから ん な 。 あれ じゃ 。 ||かいしゃく||||||||

ハァ ハァ … だが あの 状態 で 生きて いて も 無意味 。 ||||じょうたい||いきて|||むいみ

( シカマル ) 行動 を 起こす 体 と つながって なければ ➡ |こうどう||おこす|からだ|||

動け ねえ ようだ し 術 も ない 。 うごけ||||じゅつ||

不死身で も ああ なりゃ 何も でき ねえ 。 ふじみで||||なにも||

( イズモ ) 確かに 。 ( コテツ ) じゃあ 残る は あと 1 人 。 |たしかに|||のこる|||じん

( シカマル ) あぁ 。

《 シカマル : と は 言え アイツ は …。 |||いえ||

おそらく パワ ー も スピ ー ド も あの 不死身 野郎 より 上 。 |||||||||ふじみ|やろう||うえ

しかも 勢い だけ で は 戦わ ない 冷静 さ 。 |いきおい||||たたかわ||れいせい|

さらに 仲間 が やられて も 微動 だに し ない 冷徹 さ 。 冷酷 さ 。 |なかま||||びどう||||れいてつ||れいこく|

コイツ の 真 の 力 は まだ 見え ねえ 。 ||まこと||ちから|||みえ|

いい や 見せて い ない こと から の 自信 か 。 ||みせて||||||じしん|

この 手 の 敵 は 常に 相手 と の 力量 の 差 ➡ |て||てき||とわに|あいて|||りきりょう||さ

自分 の 利益 を 計算 して いる ヤツ だ 。 じぶん||りえき||けいさん||||

ならば 今 は オレ たち が 有利な 状況 と 見せる の が 得策 》 |いま|||||ゆうりな|じょうきょう||みせる|||とくさく

ぐ は っ ! シカマル !

( シカマル ) ゲホッ ! ゲホッ !

《 シカマル は もう 限界 だ な 。 |||げんかい||

アスマ 隊長 も 傷 を 負って る 。 |たいちょう||きず||おって|

暁 を 1 人 動け なく した ぶん こっち が 有利だ が …》 あかつき||じん|うごけ||||||ゆうりだ|

《 逆に ここ は 逃げる チャンス が でき たって こと に も なる 。 ぎゃくに|||にげる||||||||

その 場合 心配な の は シカマル の 状態 》 |ばあい|しんぱいな|||||じょうたい

《 スキ を 見せちゃ ダメ だ 》 ||みせちゃ||

《 甘い な 》 あまい|

お ぉっ !!

あっ !?

( アスマ ) う っ …。

う っ ! ぐ は っ !

アスマ 隊長 ! くっ ! |たいちょう|

♪♪~

一 度 手 を 貸せ と 言った 以上 ここ から は オレ も やる 。 ひと|たび|て||かせ||いった|いじょう||||||

チッ ! わかった よ 。

イタタ ! 痛い ! |いたい

( 角 都 ) おい ! おとなしく して いろ 。 かど|と||||

アイツ ら …。 何 を して る んだ ? ||なん||||

よし 。

フゥ …。

首 が …。 くび|

くっつき や がった …。

あぁ … やっと くっついた 。

あまり 動かす と また もげる ぞ 。 |うごかす||||

て やっ !

( 飛 段 ) 角 都 オメエ は いつも 口 うる せ ぇぞ ! と|だん|かど|と||||くち|||

( イズモ ) オレ たちゃ いったい 何と 戦って んだ ? ||||なんと|たたかって|

《 不死身の 男 に … 切り離さ れた 体 を 縫い 合わせる 術 を 持つ 男 …。 ふじみの|おとこ||きりはなさ||からだ||ぬい|あわせる|じゅつ||もつ|おとこ

クソッ …!

次 から 次 へ と … なんて 能力 者 ども だ 》 つぎ||つぎ||||のうりょく|もの||

儀式 も そう だ が お前 は 戦闘 も 話 も とにかく タラタラ 長い 。 ぎしき|||||おまえ||せんとう||はなし||||ながい

賞金 首 は お前 が やれ 。 しょうきん|くび||おまえ||

( 飛 段 ) あぁ 。 と|だん|

( 飛 段 ) あぁ … 借り は たっぷり と 返して やら ぁ 。 と|だん||かり||||かえして||

戒律 破る わけに ゃ いか ねえ から な 。 かいりつ|やぶる||||||

( 角 都 ) また それ か 。 ま ぁ いい 。 かど|と||||||

残り の 3 人 は オレ が やる 。 のこり||じん||||

イズモ ! ( イズモ ) わかって る !

よし …。

♪♪~

水 遁 水 飴 拿原 ! すい|とん|すい|あめ|だはら

♪♪~

よし !

やった か ?

チッ …。

フッ … 上空 の 派手な アクション に 相手 の 注意 を 集中 さ せて ➡ |じょうくう||はでな|||あいて||ちゅうい||しゅうちゅう||

スキ を つくり この 妙な 液体 と お前 ら の 連携 で ➡ ||||みょうな|えきたい||おまえ|||れんけい|

地上 から 攻撃 を 仕掛ける つもりだった んだろう が …。 ちじょう||こうげき||しかける|||

( 角 都 ) やはり 甘い な 。 かど|と||あまい|

ムダ が 多い 。 ||おおい

今 だ !! いま|

何 !? なん

よし !

チッ … いつの間に 。 |いつのまに

いい ぞ イズモ !

もらった !

♪♪~

コテツ !

し まっ …。

あぁ っ …!

てこずら せ や が って 。

さて と 角 都 の ほう は 終わり そうだ 。 ||かど|と||||おわり|そう だ

こっち も ぼちぼち 始める か 。 |||はじめる|

じゃ ねえ と また 「 儀式 が タラタラ 長い 」 と か 言わ れ そうだ しな 。 ||||ぎしき|||ながい|||いわ||そう だ|

あば よ 。

アスマ ! 後ろ ! |うしろ

あば よ 。

( シカマル ) アスマ ! 後ろ ! ||うしろ

ハァ … ハァ … ハァ …。

ハァ … ハァ … ハァ …。

ハァ …。

そう 何度 も 同じ 手 を …。 |なんど||おなじ|て|

ククククク …。

ハハハハハハ !!

同じじゃ ねえ よ ! バ ~ カ !! おなじじゃ||||

う ぅっ …。

クッ … クソッ …。

クソッ !!

ゴホッ … ゴホッ … ゴホッ …。

《 結局 … 結局 アンタ だって 仲間 を 守る ため に ➡ けっきょく|けっきょく|||なかま||まもる||

自分 を … 自分 を 犠牲 に して んじゃ ねえ か !》 じぶん||じぶん||ぎせい|||||

(( シカマル : 納得 でき ない ! |なっとく||

何で この 作戦 じゃ ダメ なんだ ? なんで||さくせん|||

オレ の 影 縫い は 成功 さ せれば 敵 の 動き を 止め ➡ ||かげ|ぬい||せいこう|||てき||うごき||とどめ

戦力 を 半減 さ せる こと が できる 。 せんりょく||はんげん|||||

だけど 離れた 相手 に 影 縫い を 成功 さ せよう と すれば ➡ |はなれた|あいて||かげ|ぬい||せいこう||||

罠 に かける しか ない 。 わな||||

離れた 敵 に 影 縫い は 必ずしも 有効じゃ ない んだ ! はなれた|てき||かげ|ぬい||かならずしも|ゆうこうじゃ||

でも 接近 戦 で 影 縫い が 使えれば 拘束 力 は 強く なり ➡ |せっきん|いくさ||かげ|ぬい||つかえれば|こうそく|ちから||つよく|

成功 率 は 高く なる 。 せいこう|りつ||たかく|

その ため の 作戦 じゃ ねえ か 。 |||さくせん|||

フ ー ッ … オレ の 突進 力 を 背景 に ➡ |||||とっしん|ちから||はいけい|

お前 自身 が 最 前線 で 積極 的に 影 縫い を 使う ツ ー トップフォ ー メ ー ション か …。 おまえ|じしん||さい|ぜんせん||せっきょく|てきに|かげ|ぬい||つかう||||||||

( シカマル ) そうだ ! これ なら オレ は 最 前線 で 敵 を 縛る こと が できる 。 |そう だ|||||さい|ぜんせん||てき||しばる|||

シカマル … オレ は お前 の 作戦 を 高く 評価 して いる 。 |||おまえ||さくせん||たかく|ひょうか||

なら 何で ? ( アスマ ) だ から こそ ダメ な んだ ! |なんで|||||||

この 隊 は 優秀だ 。 |たい||ゆうしゅうだ

戦闘 力 こそ 中 忍 3 人 を 含む フォ ー マンセル だ が ➡ せんとう|ちから||なか|おし|じん||ふくむ|||||

他の 隊 に は い ない 軍 師 が オレ の 隊 に は いる 。 たの|たい|||||ぐん|し||||たい|||

シカマル お前 だ ! |おまえ|

( アスマ ) 軍 師 は 後衛 で 状況 を 判断 して 隊 を 動かせ 。 |ぐん|し||こうえい||じょうきょう||はんだん||たい||うごかせ

その 判断 力 が お前 に は ある 。 |はんだん|ちから||おまえ|||

そして それ が 隊 を より よく 運用 する 方法 だ 。 |||たい||||うんよう||ほうほう|

お前 が 前衛 に 回る こと の ほう が ➡ おまえ||ぜんえい||まわる||||

任務 遂行 へ の リスク を 大きく し かね ん 。 にんむ|すいこう|||||おおきく|||

( シカマル ) オレ だって …➡

オレ だって 仲間 を 失う こと の つら さ は わかって る つもりだ ! ||なかま||うしなう||||||||

だからこそ の 最善 策 じゃ ねえ か ! ||さいぜん|さく|||

多少 の リスク も 承知 の 上 だ 。 たしょう||||しょうち||うえ|

でも それ で 多く の 仲間 を 守る こと が できる なら …。 |||おおく||なかま||まもる||||

仲間 を 守る と いう の が オレ たち の こと を 言って いる の なら ➡ なかま||まもる||||||||||いって|||

お前 は わかっちゃ い ない 。 おまえ||||

( アスマ ) オレ たち が 守って いる もの … オレ たち が 戦う 理由 …。 ||||まもって||||||たたかう|りゆう

その 本当の 意味 が わから なければ ➡ |ほんとうの|いみ|||

まだまだ お前 を 前衛 に 出す わけに は いか ない な 。 |おまえ||ぜんえい||だす|||||

あっ !))

《 オレ の せい だ 。 オレ が … オレ が もっと ➡

いい 作戦 を 思いついて いれば こんな こと に は …》 |さくせん||おもいついて|||||

(( わから ない の か ! それ が 今 打てる 最善 の 手 だ ! ||||||いま|うてる|さいぜん||て|

《 アスマ の こんな 顔 初めて 見る ぜ 》 |||かお|はじめて|みる|

敵陣 突破 の 先兵 だ 。 てきじん|とっぱ||せんぺい|

たまに は こういう 指し 方 も でき ない と な 。 |||さし|かた|||||

棒 銀 なんて アンタ に は 向いて ない 。 ぼう|ぎん|||||むいて|

フフッ ただ の 捨て ゴマ に は なら ねえ よ 。 |||すて||||||

お前 が いる んだ から な )) おまえ|||||

《 クソッ クソッ …》

《 オレ の せい で オレ の せい で …》

《 オ オレ が ボンクラ じゃ なきゃ …。

アスマ が こんな 目 に あう こと も なかった んだ 》 |||め||||||

( 飛 段 ) フフフフッ … どう だ いて え か あん ? と|だん|||||||

どう な んだ よ !

う っ …。

フフフフッ … ヒヒヒヒッ …。

やっと やっと あの 痛 み を 味わえる 。 |||つう|||あじわえる

あっ !

テメエ を 殺す 痛み ! ||ころす|いたみ

ハハハハッ …。

《 コテツ : 隊長 !》 |たいちょう

《 イズモ : クソ ー ッ 》

終わり だ 。 おわり|

やめろ ~ っ !

《 アスマ …》

♪♪~

き 気持 いい …。 |きもち|

アスマ ~ ッ !