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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン6 - 119 - カカシ外伝~戦場のボーイズライフ~前編

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 6 - 119 - カカシ 外伝 ~戦場 の ボーイズライフ ~前 編

( オビト ) ハァ ハァ 。

や ばい !

( オビト ) ハァ ハァ …。

《 このまま だ と 殺さ れる 。 間に合う か ?》

ギリギリ か ? いや 遅い から オビト 。

集合 時間 何 時 だ と 思って ん の よ お前 は !

一人前 の 忍 なら 決まり や ル ー ル を ちゃんと 守る の が ➡

当たり前でしょう よ 。

いや 途中 荷物 持った ヨタヨタ おばあ さん に ➡

道 聞か れちゃ って さ 。 つ ~ か 目 に ゴミ が 。

( カカシ ) はい ウソ … でしょ 。 それ ?

( ミナト ) そう 言う な カカシ 。

おばあ さん に ついていって あげた んだ よ オビト は 。 ねぇ 。

荷物 を 持って あげ ました ~!

先生 は 素直 すぎ です 。

だいたい いつも いつも そう オビト の 前 に ➡

困った 人 が いる わけ ない でしょう よ 。

ル ー ル や 掟 を 破る ヤツ は 忍 と して クズ 呼ばわり さ れる 。

そう でしょう ? アハハッ 。

テメエ は 心 の 優し さ って もん が ねえ の か 。

いつも ル ー ル だ 掟 だって うる せ え んだ よ 。

要は 自制 心 だろう が よ !

( リン ) まあまあ 2 人 と も やめ な よ 。

同じ チ ー ム なんだ から さ 。

リン は 甘い んだ よ オビト に 。

今日 は オレ に とって も 大切な 日 な んだ から さ 。

そ そうだ よ ね 。 なんだ っけ ?

( ミナト ) 今日 から カカシ は オレ と 同じ 上 忍 に 就任 した んだ よ ね 。

そこ で 任務 は 効率 を 考えて ➡

オレ と カカシ 班 で 分かれて やる こと に する から 。

なにせ 木 ノ 葉 も 今や 未 曾有 の 戦力 不足 だ から ね 。

分かれて やる って じゃあ …。 うん そう だ ね ➡

カカシ を 隊長 に オビト と リン で スリ ー マンセル ね 。 で オレ は 一 人 。

この前 ちゃん と 話した でしょ オビト 。

カカシ に プレゼント あげ よって 。

( オビト ) わり い 。 聞いて なかった 。

オレ は これ を あげる ね 。 特注 クナイ だ よ 。

少し 重くて いびつだ けど 慣れる と 使い やすい よ 。

どうも 。 私 は これ 。 はい 。

個人 用 特別 医療 パック 。

全部 使い やすい ように 改良 して ある から さ 。

サンキュ ー 。

何 だ よ その 手 は …。

お前 に やる もん なんて 何にも ない よ !

ま ぁ 別に いい 。 どうせ ロク な もん じゃ ない でしょ 。

役 に 立た ない もん もらって も 荷物 に なる 。

だいたい なんで お前 が ➡

上 忍 なんか に なれた の か が 不思議だ !

お前 に 言わ れ たく は ない よ 。

オレ は あの うち は 一族 の うち は オビト だ ぞ 。

いずれ お前 なんか 追い越して やる 。

オレ の この 写 輪 眼 が 開眼 したら な !

うち は 一族 って の は みんな エリ ー ト な んでしょ ?

そんな もん に 頼 ん なく たって すごい はずな のに なぁ …。

なに !? もう … 2 人 と も やめ なって 。

ん ~… そろそろ 任務 の 説明 を して も いい かな ?

もう 国境 近く だ し ね 。

いい ? この ライン だ よ 。

今 土 の 国 が 草 隠れ の 里 を 侵略 侵攻 して きて いる ライン ね 。

もちろん 敵 は 岩 隠れ の 忍 …。

敵 の 前線 に は すでに 千 の 忍 が いる って 情報 な んだ よ ね 。

この前 より さらに 前進 して る 。

ま … 火 の 国 も 草 隠れ と 陸 続き な のに ➡

待った を かけた の が 遅 すぎ でしょ 。

これ だけ の 進撃 を 見せて る って こと は ➡

後方 の 支援 が スム ー ズ に 働いて る って こと です ね 。

そこ で 今回 の 任務 … ここ 神 無 毘橋 ね …。

最 前線 で は 敵 を たたく のに ➡

たくさんの 忍 が 必要に なる よね 。

だから オレ たち 妨害 工作 を する 忍 は ➡

少数 精鋭で やる しか ない んだ 。

橋 … です か 。

と いう こと は 潜入 ミッション です ね 。

うん ! カカシ 隊 … キミ たち の 任務 は ➡

敵 の 後方 地域 に 潜入 。

物資 補給 に 使わ れて いる この 橋 を 破壊 し ➡

敵 の 支援 機能 を 分断 。 その後 速やかに 離脱 する こと 。

はい !

先生 は ? オレ は 前線 で 直接 敵 を たたく 。

キミ たち の 陽動 に も なる から ね 。

とりあえず 今日 は カカシ 君 が 隊長 ね 。

国境 まで は 一緒に 同行 する けど ➡

そこ から 分かれて ミッションスタ ー ト だ よ !

はい !

《 ナイス だ よ … カカシ 》

《 マヒル : 気づか れた か … たいした ヤツ ら だ 》

《 アイツ は … いや …。

まさか そんな はず は ない …。

とにかく 様子 見 だ …》

《1 人 か … ん …》

気 を つけ な ね みんな … 敵 は 20 は いる …。

おそらく 影 分身 の 術 だ けど ね 。

みたいです ね 。 先生 … オレ が 突っ込み ます 。

援護 して ください 。

焦っちゃ ダメ だ … カカシ 。

やっぱり キミ が バックアップ し なさい 。

先生 … 今日 は オレ が 隊長 でしょ !

ちょうど 開発 中 の 新 術 を 試して み たい んです …。

《 来 や がる な !》

千鳥 !!

《 なんだ この 術 …》

《 すごい チャクラ …》

行く ぞ !

大勢 の 敵 が いて も この 術 なら 一瞬 で やれ ます 。

先生 の 通り 名 と 同じです よ 。 それ に …➡

先生 … あなた が 言った んです 。 今 隊長 は オレ です 。

チ ー ム は 隊長 命令 に 従う の が ル ー ル でしょ … 先生 !

まっすぐ 突っ込んで くる と は な …。

♪♪~

《 今 の クナイ で 全員 の 居場所 を 確認 さ せて もらった よ 》

いく ぞ !

《 速い !》

( マヒル ) うわ っ !

《 クソッ ! 影 分身 か !》

じゃあ 次 だ !

うわ ぁ !

油断 し ない 。 はい !

18 人 目 !

図 に 乗る な 小僧 !

う ぉ ~!

( リン ) カカシ !

《 ギリギリ あの ガキ に カウンタ ー は 合わせ られた が …。

あの 金髪 ヤロ ー の 動き は …》

《 印 は つけた 》

♪♪~

《 先生 の 瞬 身 の 術 … 速い !》

まさか … お前 が あの 木 ノ 葉 の 黄色い 閃光 !?

オレ たち 岩 隠れ の 里 じゃあ ➡

ソイツ を 見たら とにかく 逃げろ と 上官 から 教わった が ➡

その 意味 が やっと わかった ぜ 。

くっ …。

カカシ の ケガ も 軽く は ない し ➡

ひとまず ここ から 後退 して 陣 を とる から ね 。

大丈夫です 。 何 が 大丈夫だ !

お前 が 勝手に 先生 の 言って る こと も 聞か ず ➡

ムチャ する から だ ろ !

お前 なんか に 言わ れ たく ない んだ よ 。

さっき 腰 抜かして 泣いて た うち は の エリ ー ト なんか に は な 。

あ … あれ は 目 に ゴミ が 入って 涙 が 出た だけ だ !

忍 の 心得 第 25 項 知って る か ?

「 忍 は 涙 を 見せる べ から ず 」 って いう 掟 。

ちょ … 2 人 と も やめ な よ 。

いい加減に し なさい 2 人 と も 。

カカシ たしか に ル ー ル や 掟 は 大切だ が ➡

それ だけ が すべて じゃ ない よ 。

教えた ろ … 状況 に 応じて ➡

臨機応変 に 対処 し なきゃ なら ない 時 も ある 。

ほら 見ろ ! オビト キミ も キミ だ よ 。

ゴ ー グル して る のに 目 に ゴミ が 入る わけな いよ ね 。

自制 心 を 口 に する なら 口 だけ じゃ なく ➡

心 も 強く もた ない と 。

それ と もう 一 つ 。

カカシ さっき の あの 術 は もう 使わ ない ほう が いい 。

見た ところ 一 点 集中 型 の 突き 。

たしかに 破壊 力 と スピ ー ド は ある けど 自分 自身 の 移動 スピ ー ド が 速 すぎて ➡

相手 の カウンタ ー を 見切る こと が でき ない ➡

不完全な 術 だ から ね 。

分かれる 前 に もう 一 度 だけ 言って おく ね 。

忍 に とって 何より 大切な の は チ ー ムワ ー ク だ よ 。

先生 。 ん … どうした の ?

オレ だって チ ー ムワ ー ク が 大切 だって わかって んだ 。

でも … カカシ の ヤツ が いつも オレ の こと ➡

だらしない って バカ に する から つい …。

あ … いや オレ は エリ ー ト と 呼ば れる ➡

うち は 一族 に 生まれた の に 落ちこぼれ だし ➡

カカシ が すごい ヤツ だって の は 認める けど …。

ん …。

( ミナト ) カカシ は 木 ノ 葉 の 白い 牙 と 恐れ られた 天才 忍者 ➡

はたけ サクモ さん の 息子 で ね …。 その 親父 さん の 前 で は ➡

伝説 の 三 忍 の 名 すら かすむ ほど だった 。

そんな 天才 の もと で 幼少 期 を 過ごした んだ から ➡

キミ たち を 見て 時折 物足りなく 感じる の も ムリ ない の かも ね 。

白い 牙 … そう いえば オレ も 聞いた こと が ある 。

里 を 守り 殉職 した 英雄 だって …。

カカシ の ヤツ ひと言 も そんな こと …。

里 の 誰 も が …➡

もちろん カカシ も 尊敬 する すばらしい 人だった 。

あの 事件 が 起きる まで は …。 事件 ?

こんな こと を 勝手に 話しちゃ いけない の かも しれ ない けど ➡

カカシ と 同じ 班 の キミ に は 知って おいて ほしい んだ 。

何 が あった の ?

カカシ の 父 サクモ さん は 中傷 さ れて ご 自分 で 自分 の 命 を 絶た れた んだ 。

え !?

5 年 前 ある 極秘 任務 で 隊長 と して 敵地 に 潜入 した 彼 は ➡

そこ で 2 択 を 迫ら れた 。 任務 遂行 か 仲間 の 命 か …。

もちろん 里 の 掟 に 従えば 任務 放棄 は ご 法 度 。

だが 彼 は 仲間 の 命 を 救う ため 任務 を 中断 した んだ 。

しかし その こと で 大きな 損失 を 出した 火 の 国 や ➡

里 の 仲間 は 彼 を 責めた 。 あげく の 果て に は ➡

助けた 仲間 たち で さえ 彼 を 中傷 した んだ 。

それ が もと で 心 も 体 も 悪く した サクモ さん は 自ら …。

( 雷鳴 )

カカシ は それ 以来 親父 さん の こと を 口 に し なく なり ➡

掟 や ル ー ル を 守る こと に 固執 し はじめた 。

オビト … 少し でも いい … わかって あげて ね 。

カカシ に も 悪気 が ある わけじゃ ない んだ 。

だいぶ よく なって る 。 でも あまり ムリ する と ➡

傷口 開いちゃ うよ 。 あぁ 。

そろそろ 行く よ 。 ( カカシ たち ) はい !

( ミナト ) ここ から は 二手 に 分かれる 。 みんな がんばる んだ よ 。

昨日 の 敵 は たまたま 単独 で 偵察 中 だった だけ で ➡

これ から は チ ー ム 戦 に なる 。 気 を つけて 。

( オビト ) さっさと 行こう ぜ 隊長 さんよ 。

よし 行く よ 。

( カカシ たち ) はい ! 散 !

♪♪~

( カッコウ ) お ~ い マヒル の やつ ➡

偵察 に 行った っきり 戻ら ねえ けど よ ぉ ➡

よもや あんな ガキ ども に やられた んじゃ ねえ だろう な 。

( タイセキ ) だったら 聞いて みる さ 。 忍法 迷彩 隠れ 。

《 火 遁 ! 豪 火 球 の 術 !!》

♪♪~

( リン ) キャ ー !

コイツ は 預から せて もらう 。

クッ …。 待て !

チクショウ ! オビト ! ヤツ ら を 追う な !

なんだ と !? お前 今 何 言って る の か ➡

自分 で わかって る の か ? あぁ …。

2 人 で このまま 任務 を 続行 する 。

リン は … リン は どう する んだ よ !

リン は 後回し だ 。

敵 は こっち の 作戦 を 知り た がって る 。

すぐに 殺さ れる こと は ない 。

それ に 運よく リン は 医療 忍者 だ 。

捕虜 に なって も 手厚く 扱わ れる だろう 。

敵 の 負傷 者 を 治療 する 条件 で な 。

それ より 問題 は 敵 に こっち の 作戦 が 知れる こと だ 。

情報 が 漏れれば ヤツ ら は すぐに 橋 に 警戒 態勢 を しく だろう 。

そう なれば 任務 は より 困難に なる 。

お前 の 言う リン の 無事 って の は 想像 の 範疇 じゃ ねえ か !

さっき の ヤツ ら が 考え なし の 下っ端 だったら ➡

いったい どう する んだ よ !

今 は 任務 の こと より リン を 助ける ほう が 優先 だ !

忍 なら … 仲間 を 犠牲 に して でも ➡

任務 の 遂行 が 絶対 だ 。 それ が 掟 だ 。

この 任務 が 失敗 すれば 戦争 は 長引き ➡

より 多く の 犠牲 が 出る かも しれ ない んだ ぞ 。

そんな の 仮定 の 話 だ ろ ! お前 そんな もん の ため に ➡

今 まで 生死 を ともに して きた 仲間 を ➡

簡単に 切り捨て られる って いう の か !

オレ や お前 が 傷ついた とき ➡

リン は いつも 医療 忍術 で 命 を 救って くれた !

アイツ が い なけりゃ オレ も お前 も とっくに 死んで た んだ ぞ !

それ が リン の 任務 で も あった 。

やっぱり お前 は 嫌いだ !

嫌いで も なんでも いい 。 隊長 は オレ だ 。

オレ の 指示 に 従って もらう 。 どんな 状況 下 でも ➡

班 が バラバラ に なら ない ように 決定 は 一 人 が 下す 。

だから 班 員 は 隊長 の 指示 に 従う よう ➡

掟 で 決め られて る んだ 。

オビト お前 に は 力 が ない 。

だから オレ が この 班 の 隊長 な んだ 。

だったら なんで リン を 助けよう と し ない !?

お前 に は 仲間 を 助け られる だけ の 力 が ある って こと だろう が !

いっ とき の 感情 に 流さ れ 大切な 任務 を 失敗 すれば ➡

後々 後悔 する こと に なる 。 だ から こそ 忍 に は ➡

感情 を 殺す ため の 掟 が 定め られて いる 。

お前 も わかって る はずだ 。

リン は … リン は お前 の 身 を 案じて ➡

医療 パック を プレゼント した んだ 。

内側 に お守り を 縫い つけて !

医療 パック や 医療 忍術 は 任務 成功 率 を 上げる ため に ➡

木 ノ 葉 隠れ に よって 考案 さ れた すばらしい システム だ 。

だけど 昨日 お前 に も 言った ろ 。

よけいな もの を もらって も 荷物 に なる って な 。

よけいな もの ?

忍 に 必要な の は 任務 に 役立つ 道具 だ 。

感情 なんて もの は よけいな もの な んだ よ 。

本気で 言って る の か ?

お前 は 本気で そう 思って る の か ?

♪♪~

あぁ そう だ …。

もう いい 。 お前 と オレ と は もと から 水 と 油 だ 。

オレ は リン を 助け に いく !

お前 は 何も わかっちゃ い ない 。

掟 を 破った ヤツ が どう なる か …。

オレ は 白い 牙 を 本当の 英雄 だ と 思って る 。

確かに 忍 の 世界 で ル ー ル や 掟 を 破る ヤツ は ➡

クズ 呼ばわり さ れる 。

けど な 仲間 を 大切に し ない ヤツ は それ 以上 の クズ だ 。

どうせ 同じ クズ なら オレ は 掟 を 破る 。

それ が 正しい 忍 じゃ な いってん なら ➡

忍 なんて の は この オレ が ぶ っ 潰して やる 。

♪♪~

( マカロフ ) 『 FAIRY TAIL 』 前回 まで は …。

( ハッピ ー ) あい さ ~! いよいよ 始まった ね 。

S 級 魔 導 士 昇格 試験 。

( ナツ ) エルザ も ミラ も この 試験 合格 して S 級 に なった んだ よ な 。

ぬ ぉ ~ 燃えて きた !

( ル ー シィ ) で 1 次 試験 が 終わった わけだ けど …。

いきなり ハ ー ド だった よね 。

んで 2 次 試験 って 何 だ っけ ?

初代 ギルドマスタ ー メイビス の お 墓 を 探す の よ ね 。

しっか し 変な やつ が 乱入 して きや が って ➡

試験 の 邪魔だ っ つう の !

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 6 - 119 - カカシ 外伝 ~戦場 の ボーイズライフ ~前 編 naruto||しっぷう|つたい|しーずん||がいでん|せんじょう|||ぜん|へん Naruto Shippuden - Season 6 - 119 - Kakashi Gaiden: Boys' Life on the Battlefield - Part 1 Naruto Shippuden - Temporada 6 - 119 - Kakashi Gaiden: Vida de Rapaz no Campo de Batalha - Parte 1

( オビト ) ハァ ハァ 。

や ばい !

( オビト ) ハァ ハァ …。

《 このまま だ と 殺さ れる 。 間に合う か ?》 |||ころさ||まにあう|

ギリギリ か ? いや 遅い から オビト 。 |||おそい||

集合 時間 何 時 だ と 思って ん の よ お前 は ! しゅうごう|じかん|なん|じ|||おもって||||おまえ|

一人前 の 忍 なら 決まり や ル ー ル を ちゃんと 守る の が ➡ いちにんまえ||おし||きまり|||||||まもる||

当たり前でしょう よ 。 あたりまえでしょう|

いや 途中 荷物 持った ヨタヨタ おばあ さん に ➡ |とちゅう|にもつ|もった||||

道 聞か れちゃ って さ 。 つ ~ か 目 に ゴミ が 。 どう|きか||||||め|||

( カカシ ) はい ウソ … でしょ 。 それ ?

( ミナト ) そう 言う な カカシ 。 ||いう||

おばあ さん に ついていって あげた んだ よ オビト は 。 ねぇ 。

荷物 を 持って あげ ました ~! にもつ||もって||

先生 は 素直 すぎ です 。 せんせい||すなお||

だいたい いつも いつも そう オビト の 前 に ➡ ||||||ぜん|

困った 人 が いる わけ ない でしょう よ 。 こまった|じん||||||

ル ー ル や 掟 を 破る ヤツ は 忍 と して クズ 呼ばわり さ れる 。 ||||おきて||やぶる|||おし||||よばわり||

そう でしょう ? アハハッ 。

テメエ は 心 の 優し さ って もん が ねえ の か 。 ||こころ||やさし|||||||

いつも ル ー ル だ 掟 だって うる せ え んだ よ 。 |||||おきて||||||

要は 自制 心 だろう が よ ! ようは|じせい|こころ|||

( リン ) まあまあ 2 人 と も やめ な よ 。 ||じん|||||

同じ チ ー ム なんだ から さ 。 おなじ||||||

リン は 甘い んだ よ オビト に 。 ||あまい||||

今日 は オレ に とって も 大切な 日 な んだ から さ 。 きょう||||||たいせつな|ひ||||

そ そうだ よ ね 。 なんだ っけ ? |そう だ||||

( ミナト ) 今日 から カカシ は オレ と 同じ 上 忍 に 就任 した んだ よ ね 。 |きょう||||||おなじ|うえ|おし||しゅうにん||||

そこ で 任務 は 効率 を 考えて ➡ ||にんむ||こうりつ||かんがえて

オレ と カカシ 班 で 分かれて やる こと に する から 。 |||はん||わかれて|||||

なにせ 木 ノ 葉 も 今や 未 曾有 の 戦力 不足 だ から ね 。 |き||は||いまや|み|そあり||せんりょく|ふそく|||

分かれて やる って じゃあ …。 うん そう だ ね ➡ わかれて|||||||

カカシ を 隊長 に オビト と リン で スリ ー マンセル ね 。 で オレ は 一 人 。 ||たいちょう|||||||||||||ひと|じん

この前 ちゃん と 話した でしょ オビト 。 この まえ|||はなした||

カカシ に プレゼント あげ よって 。

( オビト ) わり い 。 聞いて なかった 。 |||きいて|

オレ は これ を あげる ね 。 特注 クナイ だ よ 。 ||||||とくちゅう|||

少し 重くて いびつだ けど 慣れる と 使い やすい よ 。 すこし|おもくて|||なれる||つかい||

どうも 。 私 は これ 。 はい 。 |わたくし|||

個人 用 特別 医療 パック 。 こじん|よう|とくべつ|いりょう|

全部 使い やすい ように 改良 して ある から さ 。 ぜんぶ|つかい|||かいりょう||||

サンキュ ー 。

何 だ よ その 手 は …。 なん||||て|

お前 に やる もん なんて 何にも ない よ ! おまえ|||||なんにも||

ま ぁ 別に いい 。 どうせ ロク な もん じゃ ない でしょ 。 ||べつに||||||||

役 に 立た ない もん もらって も 荷物 に なる 。 やく||たた|||||にもつ||

だいたい なんで お前 が ➡ ||おまえ|

上 忍 なんか に なれた の か が 不思議だ ! うえ|おし|||||||ふしぎだ

お前 に 言わ れ たく は ない よ 。 おまえ||いわ|||||

オレ は あの うち は 一族 の うち は オビト だ ぞ 。 |||||いちぞく||||||

いずれ お前 なんか 追い越して やる 。 |おまえ||おいこして|

オレ の この 写 輪 眼 が 開眼 したら な ! |||うつ|りん|がん||かいげん||

うち は 一族 って の は みんな エリ ー ト な んでしょ ? ||いちぞく|||||||||

そんな もん に 頼 ん なく たって すごい はずな のに なぁ …。 |||たの|||||||

なに !? もう … 2 人 と も やめ なって 。 ||じん||||

ん ~… そろそろ 任務 の 説明 を して も いい かな ? ||にんむ||せつめい|||||

もう 国境 近く だ し ね 。 |くにざかい|ちかく|||

いい ? この ライン だ よ 。

今 土 の 国 が 草 隠れ の 里 を 侵略 侵攻 して きて いる ライン ね 。 いま|つち||くに||くさ|かくれ||さと||しんりゃく|しんこう|||||

もちろん 敵 は 岩 隠れ の 忍 …。 |てき||いわ|かくれ||おし

敵 の 前線 に は すでに 千 の 忍 が いる って 情報 な んだ よ ね 。 てき||ぜんせん||||せん||おし||||じょうほう||||

この前 より さらに 前進 して る 。 この まえ|||ぜんしん||

ま … 火 の 国 も 草 隠れ と 陸 続き な のに ➡ |ひ||くに||くさ|かくれ||りく|つづき||

待った を かけた の が 遅 すぎ でしょ 。 まった|||||おそ||

これ だけ の 進撃 を 見せて る って こと は ➡ |||しんげき||みせて||||

後方 の 支援 が スム ー ズ に 働いて る って こと です ね 。 こうほう||しえん||||||はたらいて|||||

そこ で 今回 の 任務 … ここ 神 無 毘橋 ね …。 ||こんかい||にんむ||かみ|む|びはし|

最 前線 で は 敵 を たたく のに ➡ さい|ぜんせん|||てき|||

たくさんの 忍 が 必要に なる よね 。 |おし||ひつように||

だから オレ たち 妨害 工作 を する 忍 は ➡ |||ぼうがい|こうさく|||おし|

少数 精鋭で やる しか ない んだ 。 しょうすう|せいえいで||||

橋 … です か 。 きょう||

と いう こと は 潜入 ミッション です ね 。 ||||せんにゅう|||

うん ! カカシ 隊 … キミ たち の 任務 は ➡ ||たい||||にんむ|

敵 の 後方 地域 に 潜入 。 てき||こうほう|ちいき||せんにゅう

物資 補給 に 使わ れて いる この 橋 を 破壊 し ➡ ぶっし|ほきゅう||つかわ||||きょう||はかい|

敵 の 支援 機能 を 分断 。 その後 速やかに 離脱 する こと 。 てき||しえん|きのう||ぶんだん|そのご|すみやかに|りだつ||

はい !

先生 は ? オレ は 前線 で 直接 敵 を たたく 。 せんせい||||ぜんせん||ちょくせつ|てき||

キミ たち の 陽動 に も なる から ね 。 |||ようどう|||||

とりあえず 今日 は カカシ 君 が 隊長 ね 。 |きょう|||きみ||たいちょう|

国境 まで は 一緒に 同行 する けど ➡ くにざかい|||いっしょに|どうこう||

そこ から 分かれて ミッションスタ ー ト だ よ ! ||わかれて|||||

はい !

《 ナイス だ よ … カカシ 》

《 マヒル : 気づか れた か … たいした ヤツ ら だ 》 |きづか||||||

《 アイツ は … いや …。

まさか そんな はず は ない …。

とにかく 様子 見 だ …》 |ようす|み|

《1 人 か … ん …》 じん||

気 を つけ な ね みんな … 敵 は 20 は いる …。 き||||||てき|||

おそらく 影 分身 の 術 だ けど ね 。 |かげ|ぶんしん||じゅつ|||

みたいです ね 。 先生 … オレ が 突っ込み ます 。 ||せんせい|||つっこみ|

援護 して ください 。 えんご||

焦っちゃ ダメ だ … カカシ 。 あせっちゃ|||

やっぱり キミ が バックアップ し なさい 。

先生 … 今日 は オレ が 隊長 でしょ ! せんせい|きょう||||たいちょう|

ちょうど 開発 中 の 新 術 を 試して み たい んです …。 |かいはつ|なか||しん|じゅつ||ためして|||

《 来 や がる な !》 らい|||

千鳥 !! ちどり

《 なんだ この 術 …》 ||じゅつ

《 すごい チャクラ …》

行く ぞ ! いく|

大勢 の 敵 が いて も この 術 なら 一瞬 で やれ ます 。 おおぜい||てき|||||じゅつ||いっしゅん|||

先生 の 通り 名 と 同じです よ 。 それ に …➡ せんせい||とおり|な||おなじです|||

先生 … あなた が 言った んです 。 今 隊長 は オレ です 。 せんせい|||いった||いま|たいちょう|||

チ ー ム は 隊長 命令 に 従う の が ル ー ル でしょ … 先生 ! ||||たいちょう|めいれい||したがう|||||||せんせい

まっすぐ 突っ込んで くる と は な …。 |つっこんで||||

♪♪~

《 今 の クナイ で 全員 の 居場所 を 確認 さ せて もらった よ 》 いま||||ぜんいん||いばしょ||かくにん||||

いく ぞ !

《 速い !》 はやい

( マヒル ) うわ っ !

《 クソッ ! 影 分身 か !》 |かげ|ぶんしん|

じゃあ 次 だ ! |つぎ|

うわ ぁ !

油断 し ない 。 はい ! ゆだん|||

18 人 目 ! じん|め

図 に 乗る な 小僧 ! ず||のる||こぞう

う ぉ ~!

( リン ) カカシ !

《 ギリギリ あの ガキ に カウンタ ー は 合わせ られた が …。 |||||||あわせ||

あの 金髪 ヤロ ー の 動き は …》 |きんぱつ||||うごき|

《 印 は つけた 》 いん||

♪♪~

《 先生 の 瞬 身 の 術 … 速い !》 せんせい||またた|み||じゅつ|はやい

まさか … お前 が あの 木 ノ 葉 の 黄色い 閃光 !? |おまえ|||き||は||きいろい|せんこう

オレ たち 岩 隠れ の 里 じゃあ ➡ ||いわ|かくれ||さと|

ソイツ を 見たら とにかく 逃げろ と 上官 から 教わった が ➡ ||みたら||にげろ||じょうかん||おそわった|

その 意味 が やっと わかった ぜ 。 |いみ||||

くっ …。

カカシ の ケガ も 軽く は ない し ➡ ||||かるく|||

ひとまず ここ から 後退 して 陣 を とる から ね 。 |||こうたい||じん||||

大丈夫です 。 何 が 大丈夫だ ! だいじょうぶです|なん||だいじょうぶだ

お前 が 勝手に 先生 の 言って る こと も 聞か ず ➡ おまえ||かってに|せんせい||いって||||きか|

ムチャ する から だ ろ !

お前 なんか に 言わ れ たく ない んだ よ 。 おまえ|||いわ|||||

さっき 腰 抜かして 泣いて た うち は の エリ ー ト なんか に は な 。 |こし|ぬかして|ないて|||||||||||

あ … あれ は 目 に ゴミ が 入って 涙 が 出た だけ だ ! |||め||||はいって|なみだ||でた||

忍 の 心得 第 25 項 知って る か ? おし||こころえ|だい|うなじ|しって||

「 忍 は 涙 を 見せる べ から ず 」 って いう 掟 。 おし||なみだ||みせる||||||おきて

ちょ … 2 人 と も やめ な よ 。 |じん|||||

いい加減に し なさい 2 人 と も 。 いいかげんに|||じん||

カカシ たしか に ル ー ル や 掟 は 大切だ が ➡ |||||||おきて||たいせつだ|

それ だけ が すべて じゃ ない よ 。

教えた ろ … 状況 に 応じて ➡ おしえた||じょうきょう||おうじて

臨機応変 に 対処 し なきゃ なら ない 時 も ある 。 りんきおうへん||たいしょ|||||じ||

ほら 見ろ ! オビト キミ も キミ だ よ 。 |みろ||||||

ゴ ー グル して る のに 目 に ゴミ が 入る わけな いよ ね 。 ||||||め||||はいる|||

自制 心 を 口 に する なら 口 だけ じゃ なく ➡ じせい|こころ||くち||||くち|||

心 も 強く もた ない と 。 こころ||つよく|||

それ と もう 一 つ 。 |||ひと|

カカシ さっき の あの 術 は もう 使わ ない ほう が いい 。 ||||じゅつ|||つかわ||||

見た ところ 一 点 集中 型 の 突き 。 みた||ひと|てん|しゅうちゅう|かた||つき

たしかに 破壊 力 と スピ ー ド は ある けど 自分 自身 の 移動 スピ ー ド が 速 すぎて ➡ |はかい|ちから||||||||じぶん|じしん||いどう|||||はや|

相手 の カウンタ ー を 見切る こと が でき ない ➡ あいて|||||みきる||||

不完全な 術 だ から ね 。 ふかんぜんな|じゅつ|||

分かれる 前 に もう 一 度 だけ 言って おく ね 。 わかれる|ぜん|||ひと|たび||いって||

忍 に とって 何より 大切な の は チ ー ムワ ー ク だ よ 。 おし|||なにより|たいせつな|||||||||

先生 。 ん … どうした の ? せんせい|||

オレ だって チ ー ムワ ー ク が 大切 だって わかって んだ 。 ||||||||たいせつ|||

でも … カカシ の ヤツ が いつも オレ の こと ➡

だらしない って バカ に する から つい …。

あ … いや オレ は エリ ー ト と 呼ば れる ➡ ||||||||よば|

うち は 一族 に 生まれた の に 落ちこぼれ だし ➡ ||いちぞく||うまれた|||おちこぼれ|

カカシ が すごい ヤツ だって の は 認める けど …。 |||||||みとめる|

ん …。

( ミナト ) カカシ は 木 ノ 葉 の 白い 牙 と 恐れ られた 天才 忍者 ➡ |||き||は||しろい|きば||おそれ||てんさい|にんじゃ

はたけ サクモ さん の 息子 で ね …。 その 親父 さん の 前 で は ➡ ||||むすこ||||おやじ|||ぜん||

伝説 の 三 忍 の 名 すら かすむ ほど だった 。 でんせつ||みっ|おし||な||||

そんな 天才 の もと で 幼少 期 を 過ごした んだ から ➡ |てんさい||||ようしょう|き||すごした||

キミ たち を 見て 時折 物足りなく 感じる の も ムリ ない の かも ね 。 |||みて|ときおり|ものたりなく|かんじる|||||||

白い 牙 … そう いえば オレ も 聞いた こと が ある 。 しろい|きば|||||きいた|||

里 を 守り 殉職 した 英雄 だって …。 さと||まもり|じゅんしょく||えいゆう|

カカシ の ヤツ ひと言 も そんな こと …。 |||ひとこと|||

里 の 誰 も が …➡ さと||だれ||

もちろん カカシ も 尊敬 する すばらしい 人だった 。 |||そんけい|||ひとだった

あの 事件 が 起きる まで は …。 事件 ? |じけん||おきる|||じけん

こんな こと を 勝手に 話しちゃ いけない の かも しれ ない けど ➡ |||かってに|はなしちゃ||||||

カカシ と 同じ 班 の キミ に は 知って おいて ほしい んだ 。 ||おなじ|はん|||||しって|||

何 が あった の ? なん|||

カカシ の 父 サクモ さん は 中傷 さ れて ご 自分 で 自分 の 命 を 絶た れた んだ 。 ||ちち||||ちゅうしょう||||じぶん||じぶん||いのち||たた||

え !?

5 年 前 ある 極秘 任務 で 隊長 と して 敵地 に 潜入 した 彼 は ➡ とし|ぜん||ごくひ|にんむ||たいちょう|||てきち||せんにゅう||かれ|

そこ で 2 択 を 迫ら れた 。 任務 遂行 か 仲間 の 命 か …。 ||たく||せまら||にんむ|すいこう||なかま||いのち|

もちろん 里 の 掟 に 従えば 任務 放棄 は ご 法 度 。 |さと||おきて||したがえば|にんむ|ほうき|||ほう|たび

だが 彼 は 仲間 の 命 を 救う ため 任務 を 中断 した んだ 。 |かれ||なかま||いのち||すくう||にんむ||ちゅうだん||

しかし その こと で 大きな 損失 を 出した 火 の 国 や ➡ ||||おおきな|そんしつ||だした|ひ||くに|

里 の 仲間 は 彼 を 責めた 。 あげく の 果て に は ➡ さと||なかま||かれ||せめた|||はて||

助けた 仲間 たち で さえ 彼 を 中傷 した んだ 。 たすけた|なかま||||かれ||ちゅうしょう||

それ が もと で 心 も 体 も 悪く した サクモ さん は 自ら …。 ||||こころ||からだ||わるく|||||おのずから

( 雷鳴 ) らいめい

カカシ は それ 以来 親父 さん の こと を 口 に し なく なり ➡ |||いらい|おやじ|||||くち||||

掟 や ル ー ル を 守る こと に 固執 し はじめた 。 おきて||||||まもる|||こしつ||

オビト … 少し でも いい … わかって あげて ね 。 |すこし|||||

カカシ に も 悪気 が ある わけじゃ ない んだ 。 |||わるぎ|||||

だいぶ よく なって る 。 でも あまり ムリ する と ➡

傷口 開いちゃ うよ 。 あぁ 。 きずぐち|あいちゃ||

そろそろ 行く よ 。 ( カカシ たち ) はい ! |いく||||

( ミナト ) ここ から は 二手 に 分かれる 。 みんな がんばる んだ よ 。 ||||ふたて||わかれる||||

昨日 の 敵 は たまたま 単独 で 偵察 中 だった だけ で ➡ きのう||てき|||たんどく||ていさつ|なか|||

これ から は チ ー ム 戦 に なる 。 気 を つけて 。 ||||||いくさ|||き||

( オビト ) さっさと 行こう ぜ 隊長 さんよ 。 ||いこう||たいちょう|

よし 行く よ 。 |いく|

( カカシ たち ) はい ! 散 ! |||ち

♪♪~

( カッコウ ) お ~ い マヒル の やつ ➡

偵察 に 行った っきり 戻ら ねえ けど よ ぉ ➡ ていさつ||おこなった||もどら||||

よもや あんな ガキ ども に やられた んじゃ ねえ だろう な 。

( タイセキ ) だったら 聞いて みる さ 。 忍法 迷彩 隠れ 。 ||きいて|||にんぽう|めいさい|かくれ

《 火 遁 ! 豪 火 球 の 術 !!》 ひ|とん|たけし|ひ|たま||じゅつ

♪♪~

( リン ) キャ ー !

コイツ は 預から せて もらう 。 ||あずから||

クッ …。 待て ! |まて

チクショウ ! オビト ! ヤツ ら を 追う な ! |||||おう|

なんだ と !? お前 今 何 言って る の か ➡ ||おまえ|いま|なん|いって|||

自分 で わかって る の か ? あぁ …。 じぶん||||||

2 人 で このまま 任務 を 続行 する 。 じん|||にんむ||ぞっこう|

リン は … リン は どう する んだ よ !

リン は 後回し だ 。 ||あとまわし|

敵 は こっち の 作戦 を 知り た がって る 。 てき||||さくせん||しり|||

すぐに 殺さ れる こと は ない 。 |ころさ||||

それ に 運よく リン は 医療 忍者 だ 。 ||うんよく|||いりょう|にんじゃ|

捕虜 に なって も 手厚く 扱わ れる だろう 。 ほりょ||||てあつく|あつかわ||

敵 の 負傷 者 を 治療 する 条件 で な 。 てき||ふしょう|もの||ちりょう||じょうけん||

それ より 問題 は 敵 に こっち の 作戦 が 知れる こと だ 。 ||もんだい||てき||||さくせん||しれる||

情報 が 漏れれば ヤツ ら は すぐに 橋 に 警戒 態勢 を しく だろう 。 じょうほう||もれれば|||||きょう||けいかい|たいせい|||

そう なれば 任務 は より 困難に なる 。 ||にんむ|||こんなんに|

お前 の 言う リン の 無事 って の は 想像 の 範疇 じゃ ねえ か ! おまえ||いう|||ぶじ||||そうぞう||はんちゅう|||

さっき の ヤツ ら が 考え なし の 下っ端 だったら ➡ |||||かんがえ|||したっぱ|

いったい どう する んだ よ !

今 は 任務 の こと より リン を 助ける ほう が 優先 だ ! いま||にんむ||||||たすける|||ゆうせん|

忍 なら … 仲間 を 犠牲 に して でも ➡ おし||なかま||ぎせい|||

任務 の 遂行 が 絶対 だ 。 それ が 掟 だ 。 にんむ||すいこう||ぜったい||||おきて|

この 任務 が 失敗 すれば 戦争 は 長引き ➡ |にんむ||しっぱい||せんそう||ながびき

より 多く の 犠牲 が 出る かも しれ ない んだ ぞ 。 |おおく||ぎせい||でる|||||

そんな の 仮定 の 話 だ ろ ! お前 そんな もん の ため に ➡ ||かてい||はなし|||おまえ|||||

今 まで 生死 を ともに して きた 仲間 を ➡ いま||せいし|||||なかま|

簡単に 切り捨て られる って いう の か ! かんたんに|きりすて|||||

オレ や お前 が 傷ついた とき ➡ ||おまえ||きずついた|

リン は いつも 医療 忍術 で 命 を 救って くれた ! |||いりょう|にんじゅつ||いのち||すくって|

アイツ が い なけりゃ オレ も お前 も とっくに 死んで た んだ ぞ ! ||||||おまえ|||しんで|||

それ が リン の 任務 で も あった 。 ||||にんむ|||

やっぱり お前 は 嫌いだ ! |おまえ||きらいだ

嫌いで も なんでも いい 。 隊長 は オレ だ 。 きらいで||||たいちょう|||

オレ の 指示 に 従って もらう 。 どんな 状況 下 でも ➡ ||しじ||したがって|||じょうきょう|した|

班 が バラバラ に なら ない ように 決定 は 一 人 が 下す 。 はん|||||||けってい||ひと|じん||くだす

だから 班 員 は 隊長 の 指示 に 従う よう ➡ |はん|いん||たいちょう||しじ||したがう|

掟 で 決め られて る んだ 。 おきて||きめ|||

オビト お前 に は 力 が ない 。 |おまえ|||ちから||

だから オレ が この 班 の 隊長 な んだ 。 ||||はん||たいちょう||

だったら なんで リン を 助けよう と し ない !? ||||たすけよう|||

お前 に は 仲間 を 助け られる だけ の 力 が ある って こと だろう が ! おまえ|||なかま||たすけ||||ちから||||||

いっ とき の 感情 に 流さ れ 大切な 任務 を 失敗 すれば ➡ |||かんじょう||ながさ||たいせつな|にんむ||しっぱい|

後々 後悔 する こと に なる 。 だ から こそ 忍 に は ➡ あとあと|こうかい||||||||おし||

感情 を 殺す ため の 掟 が 定め られて いる 。 かんじょう||ころす|||おきて||さだめ||

お前 も わかって る はずだ 。 おまえ||||

リン は … リン は お前 の 身 を 案じて ➡ ||||おまえ||み||あんじて

医療 パック を プレゼント した んだ 。 いりょう|||||

内側 に お守り を 縫い つけて ! うちがわ||おもり||ぬい|

医療 パック や 医療 忍術 は 任務 成功 率 を 上げる ため に ➡ いりょう|||いりょう|にんじゅつ||にんむ|せいこう|りつ||あげる||

木 ノ 葉 隠れ に よって 考案 さ れた すばらしい システム だ 。 き||は|かくれ|||こうあん|||||

だけど 昨日 お前 に も 言った ろ 。 |きのう|おまえ|||いった|

よけいな もの を もらって も 荷物 に なる って な 。 |||||にもつ||||

よけいな もの ?

忍 に 必要な の は 任務 に 役立つ 道具 だ 。 おし||ひつような|||にんむ||やくだつ|どうぐ|

感情 なんて もの は よけいな もの な んだ よ 。 かんじょう||||||||

本気で 言って る の か ? ほんきで|いって|||

お前 は 本気で そう 思って る の か ? おまえ||ほんきで||おもって|||

♪♪~

あぁ そう だ …。

もう いい 。 お前 と オレ と は もと から 水 と 油 だ 。 ||おまえ|||||||すい||あぶら|

オレ は リン を 助け に いく ! ||||たすけ||

お前 は 何も わかっちゃ い ない 。 おまえ||なにも|||

掟 を 破った ヤツ が どう なる か …。 おきて||やぶった|||||

オレ は 白い 牙 を 本当の 英雄 だ と 思って る 。 ||しろい|きば||ほんとうの|えいゆう|||おもって|

確かに 忍 の 世界 で ル ー ル や 掟 を 破る ヤツ は ➡ たしかに|おし||せかい||||||おきて||やぶる||

クズ 呼ばわり さ れる 。 |よばわり||

けど な 仲間 を 大切に し ない ヤツ は それ 以上 の クズ だ 。 ||なかま||たいせつに||||||いじょう|||

どうせ 同じ クズ なら オレ は 掟 を 破る 。 |おなじ|||||おきて||やぶる

それ が 正しい 忍 じゃ な いってん なら ➡ ||ただしい|おし||||

忍 なんて の は この オレ が ぶ っ 潰して やる 。 おし|||||||||つぶして|

♪♪~

( マカロフ ) 『 FAIRY TAIL 』 前回 まで は …。 |fairy|tail|ぜんかい||

( ハッピ ー ) あい さ ~! いよいよ 始まった ね 。 |||||はじまった|

S 級 魔 導 士 昇格 試験 。 s|きゅう|ま|みちび|し|しょうかく|しけん

( ナツ ) エルザ も ミラ も この 試験 合格 して S 級 に なった んだ よ な 。 ||||||しけん|ごうかく||s|きゅう|||||

ぬ ぉ ~ 燃えて きた ! ||もえて|

( ル ー シィ ) で 1 次 試験 が 終わった わけだ けど …。 ||||つぎ|しけん||おわった||

いきなり ハ ー ド だった よね 。

んで 2 次 試験 って 何 だ っけ ? |つぎ|しけん||なん||

初代 ギルドマスタ ー メイビス の お 墓 を 探す の よ ね 。 しょだい||||||はか||さがす|||

しっか し 変な やつ が 乱入 して きや が って ➡ ||へんな|||らんにゅう||||

試験 の 邪魔だ っ つう の ! しけん||じゃまだ|||