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進撃の巨人 3, Shingeki no Kyojin Season 3 (Attack on Titan Season 3) Episode 09

Shingeki no Kyojin Season 3 (Attack on Titan Season 3) Episode 09

( クリスタ ) ああ っ

( アルミン ) 壁 の 中 の 真 の 王 ロッド ・ レイス が 巡らせた 陰謀 を 退け

調査 兵 団 は エレン と ヒストリア の 救出 に 成功 した

しかし

その 前 に 姿 を 現した の は 巨人 化 した ロッド ・ レイス であった

( クリスタ ) お 父さん が 間違って ない って 信じ たかった

お 父さん に 嫌わ れ たく なかった

でも もう お 別れ し ない と

( ミカサ ) 女王 に なったら あの チビ を 殴って やれば いい

( カルステン ) どう やって 住人 を 避難 さ せる つもりだ ?

( エルヴィン ) 避難 は さ せ ませ ん

住人 に は このまま オルブド 区 に とどまって もらい ます

( 震動 音 )

♪〜

〜♪

( カルステン ) 何 を 考えて る エルヴィン !

住民 を 避難 さ せ ず 街 に とどめる だ と ?

夜明け どき に は もう あの 巨人 は ここ に 到着 する のだ ぞ

( ハンジ ) あの 巨人 は 奇 行 種 です

それ が 何 だ と いう んだ !

目標 の 巨人 は

より 大勢 の 人間 が 密集 する ほう へ と 吸い寄せ られる —

いわゆる 奇 行 種

それ も 小さな 村 ぐらい じゃ 目 も くれ ず に

この 城壁 都市 に 反応 する ほど の 極端な 子 です

な ので 今 から 急に 住民 を ウォール ・ シーナ 内 へ 避難 さ せれば

目標 は それ に 引き寄せ られ 壁 を 破壊 し 突き進む でしょう

果ては 最も 人々 の 密集 した 王 都 ミットラス に 到着 し

人類 は 破滅 的 被害 を 被る こと に なり ます

ここ に 戻る 途中

エレン ・ イェーガー の 中 に ある 巨人 を 操る 力 を 試し ました が

ロッド ・ レイス 巨人 に は 通じ ませ ん でした

( エレン ) 止まれ 巨人 !

おい 止まれ ! て め え に 言って んだ

聞こえ ねえ の か バカ 野郎 !

ロッド ・ レイス お前 だ ! この チビオヤジ

あっ

つまり あの 巨人 は

この オルブド 区 外壁 で 仕留 ( しと ) め る しか あり ませ ん

その ため に は おとり と なる 大勢 の 住民 が 必要な のです

ただし 民 の 命 を 守る こと こそ が

我々 兵士 の 存在 意義 である こと に 変わり は あり ませ ん

目標 を 仕留め 損なった と して も

住民 に 一 人 と して 死傷 者 を 出さ ぬ よう 尽くし ましょう

オルブド 区 と 周辺 の 住民 に は 緊急 避難 訓練 と 称し

状況 に よって オルブド 区 外 へ 移動 さ せ やすい 態勢 を 整え ます

( カルステン ) う 〜 ん …

やる しか ない ようだ な

目標 は かつて ない ほど 巨大な 体 です が

それゆえに のろまで 的 が デカ い

壁 上 固定 砲 は 大変 有効な はずです が もし それ でも 倒せ ない 場合 は …

調査 兵 団 最大 の 兵力 を 駆使 する しか あり ませ ん

( 駐屯 兵 ) この 訓練 で は 巨人 の 模型 や 大砲 など も 使用 し ます

大変 大がかりで 予想 を 超えた こと も 起こる でしょう

ですが くれぐれも パニック に なら ず

落ち着いて 我々 の 指示 に 従って ください

( 老人 ) 兵士 さん

もう 店 の 仕込み を 始め ん と いかん から

帰ら せて もらう ぞ

今日 は 絶対 に 客 が 来 ませ ん 休み に し ましょう

なん じゃ と 小 娘

( 住民 1) こんな 北 の 内地 で 訓練 だって ?

( 住民 2) 王 都 が 兵 団 に 落とさ れた 直後 に これ だ

( 住民 3) どういう こと だ ?

( 住民 2) 兵 団 が 民衆 に

自分 たち の 力 を 誇示 しよう と して んだ よ

偽者 の 王 の 次 は 俺 たち が お前 ら の 主人 だ と な

( 住民 3) じゃあ 俺 たち は 今

意味 の ねえ こと に つき あわさ れて ん の か ?

( 住民 2) ああ こんな 調子 なら

偽者 でも 無害な 王様 の ほう が ずっと マシ だ

( 住民 4) お っ おい ! あれ を 見ろ よ

( 駐屯 兵 ) あ …

煙 ?

撃て 〜!

( 発射 音 )

さあ どう だ ?

( 隊長 ) 撃て 〜!

( 発射 音 )

( エルヴィン ) 地上 の 大砲 は 更に 効果 が 薄い ようだ

( リヴァイ ) 当たり前だ

壁 上 から の 射 角 に したって

大して うなじ に 当たって ねえ じゃ ねえ か

どう なって る ?

寄せ集め の 兵士 かき集めた 大砲 付け焼き刃 の 組織

加え ここ は 北側 の 内地 だ

最 前線 の 兵 団 の ように 実戦 を 踏んで いる わけじゃ ない

だが 今 ある 最高の 戦力 である こと に は 違いない

( リヴァイ ) ああ そりゃ あ 重々 承知 して いる

なん せ 今回 も 俺 ら 調査 兵 団 の 作戦 は

博打 ( ばくち ) しか ねえ から な

お前 の 思いつく もの は 全て それ だ

( ハンジ ) エルヴィン ! 持ってきた よ

ありったけ の 火薬 と ロープ と ネット

まだ 組み立て なきゃ いけない

ああ 〜 あと これ 向こう側 に も 同じ もの が もう 1 つ

1 回 撃てば 引き金 が 固定 さ れ

立体 機動 装置 と 同様に 巻き 取り 続ける

で 砲撃 は どう な の ?

セミ の 小便 より は 効いて いる ようだ

じゃ 本当に これ 使う の ?

では リヴァイ ジャン サシャ コニー あちら 側 は 任せた

(3 人 ) 了解 !

( ハンジ ) 作り 方 は … そうだ な

大事な 人 へ の 贈り物 を 包装 する イメージ だ

リヴァイ から 聞いた と 思う が ヒストリア

ここ を しのいだ 暁 に は

君 に は この 壁 の 世界 を 治める 女王 と なって もらう

当然 こんな 前線 に いて もらって は 困る

( クリスタ ) 私 に は 疑問 です

民衆 と は 名 ばかり の 王 に なびく ほど 純朴な のでしょう か ?

何 か 考え が ある と ?

( カルステン ) 撃て 〜!

( 発射 音 )

( エレン ) ヒストリア

本当に 強く なった んだ な

お前 の こと を 弱い ヤツ だ と 思って た けど

逆だった

弱い の は 俺 だ

どこ か で 自分 は 特別だ と 思って いた んだ

だから ほか の 兵士 が 俺 の ため に 死ぬ こと も

しかたがない って 受け入れた

巨人 の 力 だって そう だ

あれほど 憎んだ 巨人 も

自分 の 体 だ と すんなり 受け入れ られた の も

その 強 さ は 自分 の もの だ と 思い たかった から

それ こそ 弱い ヤツ の 発想 だ

これ から どう する ?

壁 の 穴 が 塞げ る ように なった から って

それ で 人類 は 救わ れる の か ?

俺 は 特別で も 何でもない のに

でも 本当に ついて ない の は 人類 の 皆さん だ

俺 なんか が 切り札 で よ

なあ

( アルミン ) ん ?

( エレン ) この 街 の 子供 たち は まるで あの 日 の 俺 たち みたいだ な

ああ … まさか 今日 あの 壁 より デカ い 巨人 が

襲って くる と は 思って い ない だろう から

あの 日 の 僕たち と 同じ 光景 を 見る こと に なる だろう ね

でも あの 日 と 違う の は 壁 の 上 に 巨人 を 迎え撃つ 兵士 が いて

それ が 僕ら だって こと だ

( ハンジ ) そうだ 端 まで 積み上げよう

( ミカサ ) エレン 止まって る 暇 は ない 手 を 動かして

ぐ っ

( ミカサ ) エレン !

( アルミン ) ちょ … ちょっと ! どうした の ?

傷 を 作った の ? まだ 早い よ

いや どう しよう も ねえ クソ ガキ を ぶん 殴った だけ な んだ けど …

死んで たらい いな

( カルステン ) 移動 中 の 目標 へ 再 照準 うなじ を 狙って 俯 角 ( ふかく ) いっぱ 〜 い !

撃て 〜!

( 発射 音 )

よし ! うなじ の 肉 を 捉えて いる 次の 斉 射 で 仕留め …

( 兵士 たち ) うわ っ

( コニー ) 熱 っ

( リヴァイ ) クソ マズ いな

風向き が 変わった

( 駐屯 兵 ) 隊長 ! 何も 見え ませ ん

かまわ ん 目標 は すぐ 下 だ すぐに 撃て !

( 発射 音 )

( 衝撃 音 )

( 一同 が 驚く 声 )

遅かった か

( 少年 ) あっ … 巨人 だ

(3 人 ) あっ

( 兵士 たち ) うわ 〜!

( 住民 たち の 悲鳴 ) ( 住民 ) うわ 〜! 巨人 だ 〜!

( 駐屯 兵 ) 待て ! 勝手に 動く な

( 住民 ) うる せ え !

( 住民 たち の 悲鳴 )

( カルステン ) 退避 退避 しろ 〜!

クソ 突破 さ れる

俺 の 育った 街 が … もう 終わり だ

ひ っ

下がって ろ 駐屯 兵 団

あと は 俺 たち が 引き受ける

エレン ! 出番 だ よ

ああ

アルミン あの 日 と 違う こと は もう 1 つ ある ぞ

えっ

頼りない かも しれ ねえ けど 人類 に は 切り札 が ある って こと だ

( 荒い 息遣い )

あれ は …

( 雄 たけ び ) 巨人 ?

いつでも 行け ます !

攻撃 …

( ロッド ) グオオオ

開始 !

( 発砲 音 )

( サシャ ) い っけ 〜!

( 爆発 音 )

( うめき声 )

よし 体勢 が 崩れる

エレン !

(3 人 ) あ …

( リヴァイ ) つまり あの 巨人 を 倒す に は

口 の 中 に 火薬 ぶち 込んで

あわよくば うなじ ごと 吹っ飛ば そう って ことか

そう だ

( リヴァイ ) 確かに あの 高熱 なら

起爆 装置 が なくて も 勝手に 燃えて 爆発 する だろう

巨人 が 都合 よく 口 を アホ みて え に 開け といて くれれば な

うなじ の 表面 で 爆発 して も 効果 は 望め ない

必ず 内側 から 爆発 さ せ なくて は なら ない

目標 は その 自重 ( じじゅう ) ゆえ な の か 顔 を 大地 で 削り ながら 進んで いる

つまり 開く 口 すら ない の かも しれ ない

それ が 今回 の 賭け だ

( 叫び声 )

( エレン ) 大当たり だ !

( 雄 たけ び )

( 爆発 音 )

総員 立体 機動 で とどめ を 刺せ !

( エルヴィン ) これほど の 巨体 でも

本体 は 縦 1 メートル 幅 10 センチ の 大き さ しか ない

本体 を 破壊 し ない かぎり また 体 を 再生 さ せ

高熱 の 盾 を 生み出す この 機 を 逃す な

( コニー ) だっ ! ( ジャン ) で やっ !

( ジャン ) クソッ どれ だ ?

( ワイヤー 音 ) ん ? ヒストリア !

( エルヴィン ) 君 の 考え は 理解 した が 戦闘 へ の 参加 を 許可 でき ない

団長 ! どうか …

私 は 自分 の 果たす べき 使命 を 自分 で 見つけ ました

その ため に 今 ここ に い ます

まあ もっとも

私 の この 体 で は 君 を 止める こと は でき ない だろう な

あ …

( クリスタ ) わがまま を 言って 申し訳 あり ませ ん

でも 初めて な んです 親 に 逆らった の

私 が 始めた 親子 ゲンカ な んです

( クリスタ ) う う 〜 っ ! ふう っ !

あ …

( ロッド ) 父さん ! 話 を 聞いて よ 父さん !

巨人 を 1 匹 残らず 殺せば いい んだ よ

なんで … なんで 分かって くれ ない んだ

( ウーリ ) 僕 なら きっと 大丈夫だ よ 兄さん どうか 祈って くれ

( ロッド ) アルマ 君 だけ だ 僕 を 分かって くれる の は

( フリーダ ) 私 に 任せて 父さん

先祖 の 亡霊 なんか に 私 は 負け ない から

( ロッド ) 神 よ …

あっ

( ロッド の 悲鳴 )

( クリスタ ) ハア ハア …

( 住民 ) この 街 は 救わ れた んだ な

( 住民 ) おい 大丈夫 か ?

( 住民 ) ケガ は ない か ?

( 駐屯 兵 ) 君 が あの 巨人 に とどめ を 刺した の か ?

( クリスタ ) あれ は 私 の 妄想 ?

私 は 本当に … 自分 の 意思 で 動いて る の ?

もう 分から ない けど …

こう やって 流さ れ やすい の は 間違い なく 私

私 は …

私 は ヒストリア ・ レイス この 壁 の 真 の 王 です

( ケニー ) ハア ハア …

( ウーリ ) 私 は 今 死ぬ わけに は いか ない んだ

どうか 許して くれ

勘弁 して くれよ 分から ねえ の か ?

名前 は ?

( サネス ) だ から 俺 は どんな 仕事 も こなして いける

お前 は 違う の か ?

( カーフェン ) かまい ませ ん よ 全て は 無意味です

アッカーマン 隊長 !

バカ ! 来る な !

( ケニー ) あっ ああ …

ハア ハア …

( 近づく 足音 )

( リヴァイ ) ケニー

( ケニー ) え ?

なんだ よ お前 か よ う っ …

俺 たち と 戦って た あんた の 仲間 は みんな 潰れ ち まっ てる ぞ

残った の は あんた だけ か ?

みて えだ な

( リヴァイ ) 報告 だ ここ は 俺 だけ で いい

( 兵士 ) 了解 し ました

( リヴァイ ) 大 やけど に その 出血 あんた は もう 助から ねえ な

いい や … どうか な

( カチャ )

あ …

♪〜

〜♪

( アルミン ) ひん死 状態 の ケニー を 見つける リヴァイ

ケニー は 朦朧 ( もうろう ) と する 意識 の 中

かつて 友 と 呼んだ 男 の 姿 を 思い出して いた

次回 「 友人 」


Shingeki no Kyojin Season 3 (Attack on Titan Season 3) Episode 09 shingeki||kyojin|season|attack||titan|season|episode Shingeki no Kyojin Season 3 (Attack on Titan Season 3) Episode 09

( クリスタ ) ああ っ

( アルミン ) 壁 の 中 の 真 の 王 ロッド ・ レイス が 巡らせた 陰謀 を 退け |かべ||なか||まこと||おう||||めぐらせた|いんぼう||しりぞけ

調査 兵 団 は エレン と ヒストリア の 救出 に 成功 した ちょうさ|つわもの|だん||||||きゅうしゅつ||せいこう|

しかし

その 前 に 姿 を 現した の は 巨人 化 した ロッド ・ レイス であった |ぜん||すがた||あらわした|||きょじん|か||||

( クリスタ ) お 父さん が 間違って ない って 信じ たかった ||とうさん||まちがって|||しんじ|

お 父さん に 嫌わ れ たく なかった |とうさん||きらわ|||

でも もう お 別れ し ない と |||わかれ|||

( ミカサ ) 女王 に なったら あの チビ を 殴って やれば いい |じょおう||||||なぐって||

( カルステン ) どう やって 住人 を 避難 さ せる つもりだ ? |||じゅうにん||ひなん|||

( エルヴィン ) 避難 は さ せ ませ ん |ひなん|||||

住人 に は このまま オルブド 区 に とどまって もらい ます じゅうにん|||||く||||

( 震動 音 ) しんどう|おと

♪〜

〜♪

( カルステン ) 何 を 考えて る   エルヴィン ! |なん||かんがえて||

住民 を 避難 さ せ ず 街 に とどめる だ と ? じゅうみん||ひなん||||がい||||

夜明け どき に は もう あの 巨人 は ここ に 到着 する のだ ぞ よあけ||||||きょじん||||とうちゃく|||

( ハンジ ) あの 巨人 は 奇 行 種 です ||きょじん||き|ぎょう|しゅ|

それ が 何 だ と いう んだ ! ||なん||||

目標 の 巨人 は もくひょう||きょじん|

より 大勢 の 人間 が 密集 する ほう へ と 吸い寄せ られる — |おおぜい||にんげん||みっしゅう|||||すいよせ|

いわゆる 奇 行 種 |き|ぎょう|しゅ

それ も 小さな 村 ぐらい じゃ 目 も くれ ず に ||ちいさな|むら|||め||||

この 城壁 都市 に 反応 する ほど の 極端な 子 です |じょうへき|とし||はんのう||||きょくたんな|こ|

な ので 今 から 急に 住民 を ウォール ・ シーナ 内 へ 避難 さ せれば ||いま||きゅうに|じゅうみん||||うち||ひなん||

目標 は それ に 引き寄せ られ 壁 を 破壊 し 突き進む でしょう もくひょう||||ひきよせ||かべ||はかい||つきすすむ|

果ては 最も 人々 の 密集 した 王 都 ミットラス に 到着 し はては|もっとも|ひとびと||みっしゅう||おう|と|||とうちゃく|

人類 は 破滅 的 被害 を 被る こと に なり ます じんるい||はめつ|てき|ひがい||かぶる||||

ここ に 戻る 途中 ||もどる|とちゅう

エレン ・ イェーガー の 中 に ある 巨人 を 操る 力 を 試し ました が |||なか|||きょじん||あやつる|ちから||ためし||

ロッド ・ レイス 巨人 に は 通じ ませ ん でした ||きょじん|||つうじ|||

( エレン ) 止まれ   巨人 ! |とどまれ|きょじん

おい 止まれ ! て め え に 言って んだ |とどまれ|||||いって|

聞こえ ねえ の か   バカ 野郎 ! きこえ||||ばか|やろう

ロッド ・ レイス   お前 だ ! この チビオヤジ ||おまえ|||

あっ

つまり あの 巨人 は ||きょじん|

この オルブド 区 外壁 で 仕留 ( しと ) め る しか あり ませ ん ||く|がいへき||しりゅう|||||||

その ため に は おとり と なる 大勢 の 住民 が 必要な のです |||||||おおぜい||じゅうみん||ひつような|

ただし 民 の 命 を 守る こと こそ が |たみ||いのち||まもる|||

我々 兵士 の 存在 意義 である こと に 変わり は あり ませ ん われわれ|へいし||そんざい|いぎ||||かわり||||

目標 を 仕留め 損なった と して も もくひょう||しとめ|そこなった|||

住民 に 一 人 と して 死傷 者 を 出さ ぬ よう 尽くし ましょう じゅうみん||ひと|じん|||ししょう|もの||ださ|||つくし|

オルブド 区 と 周辺 の 住民 に は 緊急 避難 訓練 と 称し |く||しゅうへん||じゅうみん|||きんきゅう|ひなん|くんれん||そやし

状況 に よって オルブド 区 外 へ 移動 さ せ やすい 態勢 を 整え ます じょうきょう||||く|がい||いどう||||たいせい||ととのえ|

( カルステン ) う 〜 ん …

やる しか ない ようだ な

目標 は かつて ない ほど 巨大な 体 です が もくひょう|||||きょだいな|からだ||

それゆえに のろまで 的 が デカ い ||てき|||

壁 上 固定 砲 は 大変 有効な はずです が もし それ でも 倒せ ない 場合 は … かべ|うえ|こてい|ほう||たいへん|ゆうこうな||||||たおせ||ばあい|

調査 兵 団 最大 の 兵力 を 駆使 する しか あり ませ ん ちょうさ|つわもの|だん|さいだい||へいりょく||くし|||||

( 駐屯 兵 ) この 訓練 で は 巨人 の 模型 や 大砲 など も 使用 し ます ちゅうとん|つわもの||くんれん|||きょじん||もけい||たいほう|||しよう||

大変 大がかりで 予想 を 超えた こと も 起こる でしょう たいへん|おおがかりで|よそう||こえた|||おこる|

ですが くれぐれも パニック に なら ず ||ぱにっく|||

落ち着いて 我々 の 指示 に 従って ください おちついて|われわれ||しじ||したがって|

( 老人 ) 兵士 さん ろうじん|へいし|

もう 店 の 仕込み を 始め ん と いかん から |てん||しこみ||はじめ||||

帰ら せて もらう ぞ かえら|||

今日 は 絶対 に 客 が 来 ませ ん 休み に し ましょう きょう||ぜったい||きゃく||らい|||やすみ|||

なん じゃ と 小 娘 |||しょう|むすめ

( 住民 1) こんな 北 の 内地 で 訓練 だって ? じゅうみん||きた||ないち||くんれん|

( 住民 2) 王 都 が 兵 団 に 落とさ れた 直後 に これ だ じゅうみん|おう|と||つわもの|だん||おとさ||ちょくご|||

( 住民 3) どういう こと だ ? じゅうみん|||

( 住民 2) 兵 団 が 民衆 に じゅうみん|つわもの|だん||みんしゅう|

自分 たち の 力 を 誇示 しよう と して んだ よ じぶん|||ちから||こじ|||||

偽者 の 王 の 次 は 俺 たち が お前 ら の 主人 だ と な にせもの||おう||つぎ||おれ|||おまえ|||あるじ|||

( 住民 3) じゃあ 俺 たち は 今 じゅうみん||おれ|||いま

意味 の ねえ こと に つき あわさ れて ん の か ? いみ||||||あわ さ||||

( 住民 2) ああ   こんな 調子 なら じゅうみん|||ちょうし|

偽者 でも 無害な 王様 の ほう が ずっと マシ だ にせもの||むがいな|おうさま||||||

( 住民 4) お っ おい !  あれ を 見ろ よ じゅうみん||||||みろ|

( 駐屯 兵 ) あ … ちゅうとん|つわもの|

煙 ? けむり

撃て 〜! うて

( 発射 音 ) はっしゃ|おと

さあ どう だ ?

( 隊長 ) 撃て 〜! たいちょう|うて

( 発射 音 ) はっしゃ|おと

( エルヴィン ) 地上 の 大砲 は 更に 効果 が 薄い ようだ |ちじょう||たいほう||さらに|こうか||うすい|

( リヴァイ ) 当たり前だ |あたりまえだ

壁 上 から の 射 角 に したって かべ|うえ|||い|かど||

大して うなじ に 当たって ねえ じゃ ねえ か たいして|||あたって||||

どう なって る ?

寄せ集め の 兵士 かき集めた 大砲 付け焼き刃 の 組織 よせあつめ||へいし|かきあつめた|たいほう|つけやきば||そしき

加え ここ は 北側 の 内地 だ くわえ|||きたがわ||ないち|

最 前線 の 兵 団 の ように 実戦 を 踏んで いる わけじゃ ない さい|ぜんせん||つわもの|だん|||じっせん||ふんで|||

だが 今 ある 最高の 戦力 である こと に は 違いない |いま||さいこうの|せんりょく|||||ちがいない

( リヴァイ ) ああ   そりゃ あ 重々 承知 して いる ||||じゅうじゅう|しょうち||

なん せ 今回 も 俺 ら 調査 兵 団 の 作戦 は ||こんかい||おれ||ちょうさ|つわもの|だん||さくせん|

博打 ( ばくち ) しか ねえ から な ばくち|||||

お前 の 思いつく もの は 全て それ だ おまえ||おもいつく|||すべて||

( ハンジ ) エルヴィン !  持ってきた よ ||もってきた|

ありったけ の 火薬 と ロープ と ネット ||かやく||ろーぷ||ねっと

まだ 組み立て なきゃ いけない |くみたて||

ああ 〜 あと これ 向こう側 に も 同じ もの が もう 1 つ |||むこうがわ|||おなじ||||

1 回 撃てば 引き金 が 固定 さ れ かい|うてば|ひきがね||こてい||

立体 機動 装置 と 同様に 巻き 取り 続ける りったい|きどう|そうち||どうように|まき|とり|つづける

で 砲撃 は どう な の ? |ほうげき||||

セミ の 小便 より は 効いて いる ようだ せみ||しょうべん|||きいて||

じゃ 本当に これ 使う の ? |ほんとうに||つかう|

では リヴァイ ジャン サシャ コニー   あちら 側 は 任せた ||||||がわ||まかせた

(3 人 ) 了解 ! じん|りょうかい

( ハンジ ) 作り 方 は … そうだ な |つくり|かた||そう だ|

大事な 人 へ の 贈り物 を 包装 する イメージ だ だいじな|じん|||おくりもの||ほうそう||いめーじ|

リヴァイ から 聞いた と 思う が ヒストリア ||きいた||おもう||

ここ を しのいだ 暁 に は |||あかつき||

君 に は この 壁 の 世界 を 治める 女王 と なって もらう きみ||||かべ||せかい||おさめる|じょおう|||

当然 こんな 前線 に いて もらって は 困る とうぜん||ぜんせん|||||こまる

( クリスタ ) 私 に は 疑問 です |わたくし|||ぎもん|

民衆 と は 名 ばかり の 王 に なびく ほど 純朴な のでしょう か ? みんしゅう|||な|||おう||||じゅんぼくな||

何 か 考え が ある と ? なん||かんがえ|||

( カルステン ) 撃て 〜! |うて

( 発射 音 ) はっしゃ|おと

( エレン ) ヒストリア

本当に 強く なった んだ な ほんとうに|つよく|||

お前 の こと を 弱い ヤツ だ と 思って た けど おまえ||||よわい|やつ|||おもって||

逆だった ぎゃくだった

弱い の は 俺 だ よわい|||おれ|

どこ か で 自分 は 特別だ と 思って いた んだ |||じぶん||とくべつだ||おもって||

だから ほか の 兵士 が 俺 の ため に 死ぬ こと も |||へいし||おれ||||しぬ||

しかたがない って 受け入れた ||うけいれた

巨人 の 力 だって そう だ きょじん||ちから|||

あれほど 憎んだ 巨人 も |にくんだ|きょじん|

自分 の 体 だ と すんなり 受け入れ られた の も じぶん||からだ||||うけいれ|||

その 強 さ は 自分 の もの だ と 思い たかった から |つよ|||じぶん|||||おもい||

それ こそ 弱い ヤツ の 発想 だ ||よわい|やつ||はっそう|

これ から どう する ?

壁 の 穴 が 塞げ る ように なった から って かべ||あな||ふさげ|||||

それ で 人類 は 救わ れる の か ? ||じんるい||すくわ|||

俺 は 特別で も 何でもない のに おれ||とくべつで||なんでもない|

でも 本当に ついて ない の は 人類 の 皆さん だ |ほんとうに|||||じんるい||みなさん|

俺 なんか が 切り札 で よ おれ|||きりふだ||

なあ

( アルミン ) ん ?

( エレン ) この 街 の 子供 たち は まるで あの 日 の 俺 たち みたいだ な ||がい||こども|||||ひ||おれ|||

ああ … まさか 今日 あの 壁 より デカ い 巨人 が ||きょう||かべ||||きょじん|

襲って くる と は 思って い ない だろう から おそって||||おもって||||

あの 日 の 僕たち と 同じ 光景 を 見る こと に なる だろう ね |ひ||ぼくたち||おなじ|こうけい||みる|||||

でも あの 日 と 違う の は 壁 の 上 に 巨人 を 迎え撃つ 兵士 が いて ||ひ||ちがう|||かべ||うえ||きょじん||むかえうつ|へいし||

それ が 僕ら だって こと だ ||ぼくら|||

( ハンジ ) そうだ   端 まで 積み上げよう |そう だ|はし||つみあげよう

( ミカサ ) エレン   止まって る 暇 は ない 手 を 動かして ||とまって||いとま|||て||うごかして

ぐ っ

( ミカサ ) エレン !

( アルミン ) ちょ … ちょっと !  どうした の ?

傷 を 作った の ?  まだ 早い よ きず||つくった|||はやい|

いや どう しよう も ねえ クソ ガキ を ぶん 殴った だけ な んだ けど … |||||くそ|がき|||なぐった||||

死んで たらい いな しんで||

( カルステン ) 移動 中 の 目標 へ 再 照準 うなじ を 狙って 俯 角 ( ふかく ) いっぱ 〜 い ! |いどう|なか||もくひょう||さい|しょうじゅん|||ねらって|うつむ|かど|||

撃て 〜! うて

( 発射 音 ) はっしゃ|おと

よし !  うなじ の 肉 を 捉えて いる 次の 斉 射 で 仕留め … |||にく||とらえて||つぎの|ひとし|い||しとめ

( 兵士 たち ) うわ っ へいし|||

( コニー ) 熱 っ |ねつ|

( リヴァイ ) クソ マズ いな |くそ||

風向き が 変わった かざむき||かわった

( 駐屯 兵 ) 隊長 !  何も 見え ませ ん ちゅうとん|つわもの|たいちょう|なにも|みえ||

かまわ ん   目標 は すぐ 下 だ すぐに 撃て ! ||もくひょう|||した|||うて

( 発射 音 ) はっしゃ|おと

( 衝撃 音 ) しょうげき|おと

( 一同 が 驚く 声 ) いちどう||おどろく|こえ

遅かった か おそかった|

( 少年 ) あっ … 巨人 だ しょうねん||きょじん|

(3 人 ) あっ じん|

( 兵士 たち ) うわ 〜! へいし||

( 住民 たち の 悲鳴 ) ( 住民 ) うわ 〜!  巨人 だ 〜! じゅうみん|||ひめい|じゅうみん||きょじん|

( 駐屯 兵 ) 待て !  勝手に 動く な ちゅうとん|つわもの|まて|かってに|うごく|

( 住民 ) うる せ え ! じゅうみん|||

( 住民 たち の 悲鳴 ) じゅうみん|||ひめい

( カルステン ) 退避 退避 しろ 〜! |たいひ|たいひ|

クソ 突破 さ れる くそ|とっぱ||

俺 の 育った 街 が … もう 終わり だ おれ||そだった|がい|||おわり|

ひ っ

下がって ろ   駐屯 兵 団 さがって||ちゅうとん|つわもの|だん

あと は 俺 たち が 引き受ける ||おれ|||ひきうける

エレン !  出番 だ よ |でばん||

ああ

アルミン   あの 日 と 違う こと は もう 1 つ ある ぞ ||ひ||ちがう||||||

えっ

頼りない かも しれ ねえ けど 人類 に は 切り札 が ある って こと だ たよりない|||||じんるい|||きりふだ|||||

( 荒い 息遣い ) あらい|いきづかい

あれ は …

( 雄 たけ び ) 巨人 ? おす|||きょじん

いつでも 行け ます ! |いけ|

攻撃 … こうげき

( ロッド ) グオオオ

開始 ! かいし

( 発砲 音 ) はっぽう|おと

( サシャ ) い っけ 〜!

( 爆発 音 ) ばくはつ|おと

( うめき声 ) うめきごえ

よし   体勢 が 崩れる |たいせい||くずれる

エレン !

(3 人 ) あ … じん|

( リヴァイ ) つまり あの 巨人 を 倒す に は |||きょじん||たおす||

口 の 中 に 火薬 ぶち 込んで くち||なか||かやく||こんで

あわよくば うなじ ごと 吹っ飛ば そう って ことか |||ふっとば|||

そう だ

( リヴァイ ) 確かに あの 高熱 なら |たしかに||こうねつ|

起爆 装置 が なくて も 勝手に 燃えて 爆発 する だろう きばく|そうち||||かってに|もえて|ばくはつ||

巨人 が 都合 よく 口 を アホ みて え に 開け といて くれれば な きょじん||つごう||くち||||||あけ|||

うなじ の 表面 で 爆発 して も 効果 は 望め ない ||ひょうめん||ばくはつ|||こうか||のぞめ|

必ず 内側 から 爆発 さ せ なくて は なら ない かならず|うちがわ||ばくはつ||||||

目標 は その 自重 ( じじゅう ) ゆえ な の か 顔 を 大地 で 削り ながら 進んで いる もくひょう|||じちょう||||||かお||だいち||けずり||すすんで|

つまり 開く 口 すら ない の かも しれ ない |あく|くち||||||

それ が 今回 の 賭け だ ||こんかい||かけ|

( 叫び声 ) さけびごえ

( エレン ) 大当たり だ ! |おおあたり|

( 雄 たけ び ) おす||

( 爆発 音 ) ばくはつ|おと

総員 立体 機動 で とどめ を 刺せ ! そういん|りったい|きどう||||させ

( エルヴィン ) これほど の 巨体 でも |||きょたい|

本体 は 縦 1 メートル 幅 10 センチ の 大き さ しか ない ほんたい||たて|めーとる|はば|せんち||おおき|||

本体 を 破壊 し ない かぎり また 体 を 再生 さ せ ほんたい||はかい|||||からだ||さいせい||

高熱 の 盾 を 生み出す この 機 を 逃す な こうねつ||たて||うみだす||き||のがす|

( コニー ) だっ ! ( ジャン ) で やっ !

( ジャン ) クソッ どれ だ ?

( ワイヤー 音 ) ん ?  ヒストリア ! |おと||

( エルヴィン ) 君 の 考え は 理解 した が 戦闘 へ の 参加 を 許可 でき ない |きみ||かんがえ||りかい|||せんとう|||さんか||きょか||

団長 !  どうか … だんちょう|

私 は 自分 の 果たす べき 使命 を 自分 で 見つけ ました わたくし||じぶん||はたす||しめい||じぶん||みつけ|

その ため に 今 ここ に い ます |||いま||||

まあ もっとも

私 の この 体 で は 君 を 止める こと は でき ない だろう な わたくし|||からだ|||きみ||とどめる||||||

あ …

( クリスタ ) わがまま を 言って 申し訳 あり ませ ん |||いって|もうしわけ|||

でも 初めて な んです 親 に 逆らった の |はじめて|||おや||さからった|

私 が 始めた 親子 ゲンカ な んです わたくし||はじめた|おやこ|げんか||

( クリスタ ) う う 〜 っ !  ふう っ !

あ …

( ロッド ) 父さん !  話 を 聞いて よ 父さん ! |とうさん|はなし||きいて||とうさん

巨人 を 1 匹 残らず 殺せば いい んだ よ きょじん||ひき|のこらず|ころせば|||

なんで … なんで 分かって くれ ない んだ ||わかって|||

( ウーリ ) 僕 なら きっと 大丈夫だ よ   兄さん どうか 祈って くれ |ぼく|||だいじょうぶだ||にいさん||いのって|

( ロッド ) アルマ 君 だけ だ 僕 を 分かって くれる の は ||きみ|||ぼく||わかって|||

( フリーダ ) 私 に 任せて   父さん |わたくし||まかせて|とうさん

先祖 の 亡霊 なんか に 私 は 負け ない から せんぞ||ぼうれい|||わたくし||まけ||

( ロッド ) 神 よ … |かみ|

あっ

( ロッド の 悲鳴 ) ||ひめい

( クリスタ ) ハア ハア …

( 住民 ) この 街 は 救わ れた んだ な じゅうみん||がい||すくわ|||

( 住民 ) おい 大丈夫 か ? じゅうみん||だいじょうぶ|

( 住民 ) ケガ は ない か ? じゅうみん|けが|||

( 駐屯 兵 ) 君 が あの 巨人 に とどめ を 刺した の か ? ちゅうとん|つわもの|きみ|||きょじん||||さした||

( クリスタ ) あれ は 私 の 妄想 ? |||わたくし||もうそう

私 は 本当に … 自分 の 意思 で 動いて る の ? わたくし||ほんとうに|じぶん||いし||うごいて||

もう 分から ない   けど … |わから||

こう やって 流さ れ やすい の は 間違い なく 私 ||ながさ|||||まちがい||わたくし

私 は … わたくし|

私 は ヒストリア ・ レイス この 壁 の 真 の 王 です わたくし|||||かべ||まこと||おう|

( ケニー ) ハア ハア …

( ウーリ ) 私 は 今 死ぬ わけに は いか ない んだ |わたくし||いま|しぬ|||||

どうか 許して くれ |ゆるして|

勘弁 して くれよ   分から ねえ の か ? かんべん|||わから|||

名前 は ? なまえ|

( サネス ) だ から 俺 は どんな 仕事 も こなして いける |||おれ|||しごと|||

お前 は 違う の か ? おまえ||ちがう||

( カーフェン ) かまい ませ ん よ   全て は 無意味です |||||すべて||むいみです

アッカーマン 隊長 ! |たいちょう

バカ !  来る な ! ばか|くる|

( ケニー ) あっ ああ …

ハア ハア …

( 近づく 足音 ) ちかづく|あしおと

( リヴァイ ) ケニー

( ケニー ) え ?

なんだ よ お前 か よ   う っ … ||おまえ||||

俺 たち と 戦って た あんた の 仲間 は みんな 潰れ ち まっ てる ぞ おれ|||たたかって||||なかま|||つぶれ||||

残った の は あんた だけ か ? のこった|||||

みて えだ な

( リヴァイ ) 報告 だ   ここ は 俺 だけ で いい |ほうこく||||おれ|||

( 兵士 ) 了解 し ました へいし|りょうかい||

( リヴァイ ) 大 やけど に その 出血 あんた は もう 助から ねえ な |だい||||しゅっけつ||||たすから||

いい や … どうか な

( カチャ )

あ …

♪〜

〜♪

( アルミン ) ひん死 状態 の ケニー を 見つける リヴァイ |ひんし|じょうたい||||みつける|

ケニー は 朦朧 ( もうろう ) と する 意識 の 中 ||もうろう||||いしき||なか

かつて 友 と 呼んだ 男 の 姿 を 思い出して いた |とも||よんだ|おとこ||すがた||おもいだして|

次回 「 友人 」 じかい|ゆうじん