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江戸小話, いじっぱり

いじっぱり

ある ところ に 、 とても あわて ん 坊 な 男 が い ました 。 この 男 、 お 風呂 に 入る 時 に うっかり して 、 ずきん と たび を 脱が ず に 入って しまい ました 。 それ を 見て いた 人 が 、 男 に 注意 し ました 。 「 これ 、 そこ の 人 。 風呂 に 入る なら 、 たび を 脱ぎ なされ 」 男 は 言わ れて 、 自分 が たび を 脱ぎ 忘れた 事 に 気づき ました が 、 今さら 脱ぐ の も 恥ずかしい と 思い 、 「 いや 、 これ は 、 滑り止め だ 」 と 、 言い訳 し ました 。 「 そうかい 。 それ なら その ずきん は 、 何の ため に かぶって いる んだ ? 」 する と 男 は 、 天井 から 垂れ下がって いる しずく を 指差して 言い ました 。 「 湯ぶね の 上 から 水 が 落ちて くる ので 、 こいつ で 頭 を 守って いる の さ 」

♪ ちゃん ちゃん ( おしまい )


いじっぱり

ある ところ に 、 とても あわて ん 坊 な 男 が い ました 。 ||||||ぼう||おとこ||| この 男 、 お 風呂 に 入る 時 に うっかり して 、 ずきん と たび を 脱が ず に 入って しまい ました 。 |おとこ||ふろ||はいる|じ||||||||だつ が|||はいって|| それ を 見て いた 人 が 、 男 に 注意 し ました 。 ||みて||じん||おとこ||ちゅうい|| 「 これ 、 そこ の 人 。 |||じん 風呂 に 入る なら 、 たび を 脱ぎ なされ 」   男 は 言わ れて 、 自分 が たび を 脱ぎ 忘れた 事 に 気づき ました が 、 今さら 脱ぐ の も 恥ずかしい と 思い 、 「 いや 、 これ は 、 滑り止め だ 」 と 、 言い訳 し ました 。 ふろ||はいる||||ぬぎ||おとこ||いわ||じぶん||||ぬぎ|わすれた|こと||きづき|||いまさら|ぬぐ|||はずかしい||おもい||||すべりどめ|||いい わけ|| 「 そうかい 。 それ なら その ずきん は 、 何の ため に かぶって いる んだ ? |||||なんの||||| 」   する と 男 は 、 天井 から 垂れ下がって いる しずく を 指差して 言い ました 。 ||おとこ||てんじょう||たれさがって||||ゆびさして|いい| 「 湯ぶね の 上 から 水 が 落ちて くる ので 、 こいつ で 頭 を 守って いる の さ 」 ゆぶね||うえ||すい||おちて|||||あたま||まもって|||

♪ ちゃん ちゃん ( おしまい )