Overlord Episode 4
( 神官 長 ) 六 大 神 に 仕え し 六 色 ( ろく しょ く ) 聖典 が 1 つ
陽光 聖典 隊長 ニグン ・ グリッド ・ ルー イン よ
( ニグン ) はい
( 神官 長 ) リ ・ エスティーゼ 王国 最強 の 戦士 ―
ガゼフ ・ ストロノーフ を 抹殺 せよ
( ニグン ) あっ …
( 神官 長 ) 神 の 奇跡 を 秘め た 秘蔵 の 品 だ
もしも の とき に 使う が よい
( ニグン ) 各 員 傾聴
獲物 は おり に 入った
なんじ ら の 信仰 を 神 に 捧げよ
♪~
~♪
( ガゼフ ) 確かに いる な
( 部下 1 ) 村 全体 を 等 間隔 で 包囲 し て い ます
( アインズ ) いったい 彼ら は 何者 な の でしょ う ?
これ だけ の 魔法 詠 唱 者 ( マジック キャスター ) を そろえ られる の は スレ イン 法 国 ―
それ も 神官 長 直轄 の 特殊 工作 部隊 ―
六 色 聖典 の いずれ か だ ろ う
( アインズ ) で は さきほど 村 を 襲った や つら は ?
装備 は 帝国 の もの だった が ―
どうやら スレ イン 法 国 の 偽装 だった よう だ な
( アインズ ) やはり
この 村 に そんな 価値 が ある の でしょ う か ?
ゴウン 殿 に 心当たり は ない
狙い で は ない と いう こと なら ―
答え は 1 つ だ な
( アインズ ) 憎ま れ て いる の です ね 戦士 長 殿 は
本当 に 困った もの だ
まさか スレ イン 法 国 に まで 狙わ れ て いる と は
( アインズ ) だ けど あれ って 炎 の 上位 天使 ( アーク エンジェル フレイム ) だ よ な
なぜ 「 ユグドラシル 」 と 同じ モンスター が ?
( ガゼフ ) ゴウン 殿 ( アインズ ) うん ?
よけ れ ば 雇わ れ ない か ?
報酬 は 望ま れる 額 を 約束 しよ う
( アインズ ) お 断り さ せ て いただき ます
そう か
では ゴウン 殿 お 元気 で
この 村 を 救って くれ た こ と 感謝 する
( アインズ ) うん ?
本当 に 本当 に 感謝 する
そして わがまま を 言う よう だ が ―
もう 一 度 だけ 村 の 者 たち を 守って ほしい
今 差し出 せる もの は ない が 何とぞ 何とぞ …
う っ !
( アインズ ) そこ まで さ れる 必要 は あり ませ ん
了解 し まし た 村人 は 必ず 守り ま しょ う
この アインズ ・ ウール ・ ゴウン の 名 に かけ て
ならば 後 顧 の 憂い なし
私 は 前 のみ を 見 て 進ま せ て いた だ こ う
( アインズ ) で は こちら を お 持ち ください
( ガゼフ ) お っ
君 から の 品 だ ありがたく 頂 戴 しよ う
では
( アインズ ) ご 武運 を
ん っ は あっ !
( アインズ ) ハア …
初対面 の 人間 に は 虫 程度 の 親しみ しか ない が ―
どうも 話し て み たり する と ―
小 動物 に 向ける 程度 の 愛着 が 湧く な
( アルベド ) です から 尊き お 名前 を 用い て まで ―
お 約束 を さ れ た の です か ?
( アインズ ) そう な の かも な
( 村長 ) アインズ 様 ( アインズ ) うん ?
なぜ 戦士 長 様 は 出 て いか れる の でしょ う ?
( アインズ ) か の 者 たち の 狙い は 戦士 長 殿 です
で … で は 私 たち は このまま で い た ほう が ?
( アインズ ) そんな こと は あり ませ ん
戦士 長 殿 が 包囲 の 網 を 崩す 隙 に 逃げる と し ま しょ う
その ため に 彼 は 目立つ よう に 逃げ て くださる の です から
( 2 人 ) ああ
敵 に 突進 攻撃 !
包囲 網 を 突き破り すべて の 敵 を 村 から 引き離せ !
しかる のち に そのまま 撤退 タイミング を 逃す な よ
( 戦士 たち ) 了解 です
( ガゼフ ) 行く ぞ !
やつ ら の はらわた を 食い 散らかし て やれ え
( 戦士 たち の 雄 たけ び )
チッ !
う お おお お っ
( ガゼフ ) う う っ ( 部下 1 ) 戦士 長 !
( ガゼフ ) う あ ああ
う う っ
う ああ ああ
なるほど な
武 技 !
“ 戦 気 梱 封 ( せ ん き こ ん ぷう ) ” !
う う っ
( ガゼフ ) 魔法 って いう やつ は 何でも あり か
チクショウ が
だが こちら の 作戦 どおり だ
ゴウン 殿 頼 ん だ ぞ
( 戦士 たち ) や あ ああ あ !
最後 まで 戦士 長 と 共に !
( 部下 2 ) 国 と 民 を 守る の は 俺 たち だ !
( 戦士 たち ) う おお おお
敵 を 引きつけ たら そのまま 撤退 だ と 言った だ ろ う が
本当 に バカ で 本当 に 自慢 の やつ ら だ
( 神官 たち ) う お おお !
( 部下 1 ) う あ あっ
( 戦士 たち ) う わ っ !
( 戦士 たち ) あ あっ !
戦力 的 に は こちら が 圧倒 的 に 不利
( ガゼフ ) ならば 狙う は 指揮 官 !
う ああ あっ
邪魔 だ あ ああ
武 技 “ 六 光 連 斬 ( ろ っこ うれ ん ざん ) ”
( 部下 3 ) おお …
武 技 “ 即応 反射 ( そ く お う はん し ゃ ) ”
流水 …
加速 !
う う っ !
( 部下 4 ) やれ る ! ( 部下 5 ) 勝て る ぞ !
ハアッ ハアッ
( ニグン ) 見事 だ
あれ だけ の 武 技 を 使いこなす と は
しかし それ だけ だ
次 の 天使 を 召喚 せよ
ストロノーフ に 集中 し て 魔法 を たたき込め
( 部下 たち ) ああ …
マズ い な
( ネム ) お 姉ちゃん !
( ネム の 泣き声 )
( エンリ ) 大丈夫 よ ネム
( ガゼフ の 苦しむ 声 )
( ガゼフ ) ハア ハア …
ぐ お っ !
う お っ …
( ニグン ) とどめ だ ただし 1 体 で やら せる な
( ガゼフ ) う う
数 体 で 確実 に しとめろ
( ガゼフ ) う っ … う う
ナーメー る ー なあ ああ !
う う !
俺 は 王国 戦士 長
この 国 を 愛 し 守護 する 者 !
王国 を 汚 ( けが ) す 貴 様 ら に 負ける わけ に いく か あ !
( ニグン ) そんな 夢 物語 を 語る から こそ ―
お前 は ここ で 死ぬ の だ ガゼフ ・ ストロノーフ
その 体 で 何 が できる ?
お前 を 殺し た のち 村人 たち も 殺す
ムダ な あがき を やめ そこ で おとなしく 横 に なれ
せめても の 情け に 苦痛 なく 殺し て やる
( ガゼフ ) くっ くく ハハハッ
何 が おかしい ?
くっ … 愚か な こと だ
あの 村 に は 俺 より 強い 御 仁 ( ご じ ん ) が いる ぞ
ハッタリ か ?
( ニグン ) 天使 たち よ ストロノーフ を 殺せ
( ガゼフ ) ぐ …
( アインズ ) そろそろ 交代 だ な
こ … ここ は ?
( 村長 ) ここ は 村 の 倉庫 です
アインズ 様 が 魔法 で 防御 を 張ら れ て い ます
ゴウン 殿 は ?
それ が 戦士 長 様 と 入れ替わる よう に ―
姿 が かき 消え まし て
ハッ …
そう か
( 倒れる 音 )
何者 だ ?
( アインズ ) はじめ まして スレ イン 法 国 の 皆さん
私 の 名前 は アインズ ・ ウール ・ ゴウン
アインズ と 呼 ん で いただけ れ ば 幸い です
あの 村 と は 少々 縁 が あり まし て ね
村人 の 命ごい に でも 来 た の か
( アインズ ) いえ いえ
実は …
お前 と 戦士 長 の 会話 を 聞い て い た の だ が ―
本当 に いい 度胸 を し て いる
( ニグン ) は あ ?
( アインズ ) お前 たち は この 私 が ―
手間 を かけ て まで 救った 村人 を 殺す と 公言 し て い た な
これほど 不快 な こと が ある もの か
不快 と は 大きく 出 た な 魔法 詠 唱 者
… で ? だ から どう し た ?
( アインズ ) 抵抗 する こと なく その 命 を 差し出せ
そう すれ ば 痛み は ない
だが 拒絶 する なら 愚 劣 さ の 代価 と して ―
絶望 と 苦痛 の 中 で 死 に 絶える こと に なる だ ろ う
う っ … N 天使 たち を 突撃 さ せよ !
ぶざま な もの だ
くだら ん ハッタリ で 煙 ( けむ ) に 巻こ う と …
はっ !
( アインズ ) 言った だ ろ ? 抵抗 する こと なく 命 を 差し出せ と
人 の 忠告 は 素直 に 受け入れる べき だ ぞ
( 神官 1 ) バカ な
( 神官 2 ) 何 か の トリック に 決まって いる
( アインズ ) 上位 物理 無効 化
データ 量 の 少ない 武器 や ―
低 位 の モンスター の 攻撃 を 完全 に 無効 化 する ―
“ 常時 発動 型 特殊 技術 ( パッシブ スキル ) ” なん だ が
( アインズ ) は あー !
やはり 「 ユグドラシル 」 の 炎 の 上位 天使 と 同じ と いう こと か
( ニグン ) う っ あ あっ …
( アインズ ) お前 たち が なぜ
「 ユグドラシル 」 と 同じ 魔法 を 使い ―
同じ モンスター を 召喚 できる の か 知り たかった ん だ が
まあ それ は ひとまず 置 い て おく と しよ う
次 は こちら の 番 だ
行 ( ゆ ) く ぞ おう 殺 だ
( ニグン ) う っ ああ …
全天 使 で 攻撃 を 仕掛けろ 急げ !
( アインズ ) アルベド 下がれ
( アルベド ) はっ
ネガティブ バースト !
( 神官 たち の 動揺 する 声 )
あり … え ない …
( ガゼフ ) あの 村 に は 俺 より 強い 御 仁 が いる ぞ
( 神官 たち ) う わ あ ああ ば … 化け物
( 神官 たち の 魔法 を かける 声 )
( アインズ ) ふむ やはり 「 ユグドラシル 」 の 魔法 ばかり だ
誰 が その 魔法 を 教え た !
( 神官 3 ) ひ ゃ ああ あっ
( 神官 3 ) あ ?
何 が 起こった ?
( アインズ ) アルベド
あの 程度 の 飛び道具 で この 身 が 傷つか ない の は 承知 の はず
お前 が 力 を 使う ほど の …
( アルベド ) お 待ち ください アインズ 様
至高 の 御 身 と 戦う の で あれ ば ―
最低 限度 の 攻撃 と いう もの が ござい ます
あの よう に 下 賤 ( げ せ ん ) な 飛び つ ぶて など
( アインズ ) アッハハ
それ を 言ったら あいつ ら 自体 が 失格 で は ない か
( アインズ ) なあ ? ( ニグン ) う っ …
プリンシパリティ ・ N オブザベーション ! かかれ !
( アインズ ) やれやれ 反撃 と いこ う か
“ 獄 炎 ( ヘル フレイム ) ”
( 神官 たち の おびえる 声 )
( ニグン ) 一撃 … だ と ?
あり える か あ !
上位 天使 が たった 1 つ の 魔法 で 滅ぼさ れる はず が ない !
( 神官 1 ) ニグン 隊長 ! 我々 は どう すれ ば ?
あっ …
最 高位 天使 を 召喚 する !
( 神官 たち ) おお ー ! ( アインズ ) あれ は …
( アインズ ) 輝き から する と 超 位 魔法 以外 なら 封じ込める こと が できる
魔 封じ の 水晶 …
「 ユグドラシル 」 の アイテム も ある わけ か …
( アインズ ) アルベド スキル を 使用 し て 私 を 守れ
( アルベド ) は っ !
見よ 最 高位 天使 の 尊き 姿 を
威光 の 主 天使 ( ドミニオン ・ オーソリティー ) !
( 神官 たち ) う おお おお ー
( アインズ ) この 天使 が 最大 の 切り札 ?
そう だ
お前 に は この 宝 を 使う だけ の 価値 が ある と 判断 し た
( アインズ ) 何という こと だ
恐ろしい か ? おびえる の も しかたがない
( アインズ ) くだら ん ( ニグン ) なに ?
( アインズ ) この 程度 の 幼稚 な お 遊び に 警戒 し て い た と は
お 遊び ?
何 を 言って いる ?
まさか … いや あり え ん !
人類 で は 勝て ない 存在 を 前 に ハッタリ だ !
善 なる 極 撃 ( ホー リース マイト ) を 放て !
人 が 決して 到達 でき ない 第 7 位 階 魔法
魔 神 すら 消滅 さ せる 神 の 御 業 ( み わざ ) を くら う が いい !
ふん っ
( アインズ ) フフ フフ フッ ( ニグン ) あっ !
( アインズ ) ハハハハハ !
( アインズ ) これ が ダメージ を 負う 感覚 … 痛み か
う ああ あ あっ
( アルベド ) う っ う っ くう う !
( アルベド ) 下等 生物 が ああ !
アインズ 様 わ た … 私 の 大好き な 超 愛 し て いる お方 に ―
痛み を 与える など ゴミ で ある 身の程 を 知れ え !
( アインズ ) よい アルベド
( アルベド ) し … しかし アインズ 様
( アインズ ) よい の だ
天使 の ぜい弱 さ を 除き ―
ありとあらゆる 事態 は 私 の 狙い どおり だ
今度 は こちら の 番 だ な
絶望 を 知れ
ブラック ホール !
( 神官 たち ) おお …
( ニグン ) 魔 人 を も 超える 力
お前 は いったい 何者 な ん だ ?
( アインズ ) アインズ ・ ウール ・ ゴウン だ よ
この 名 は かつて ―
知ら ぬ 者 が い ない ほど と どろ い て い た の だ が ね
( ニグン ) な … 何 が ?
( アインズ ) 何らか の 情報 系 魔法 を 使って ―
お前 を 監視 しよ う と し た 者 が いたみ たい だ な
私 の 攻 性 防壁 が 起動 し た から 大して のぞか れ て は い ない はず だ が
本国 が … 俺 を ?
( アインズ ) で は 遊び は これ くらい に しよ う
( ニグン ) ま … まっ まっ 待って ほしい アインズ ・ ウール ・ ゴウン 殿
いや … 様 !
私 たち いや 私 だけ で かまい ませ ん
命 を 助け て くださる なら ば 望む 額 を 用意 … 用意 致し ます
( アルベド ) あなた 間違って る わ
えっ ?
( アルベド ) 人間 と いう 下等 生物 で ある あなた たち は ―
頭 を 下げ 命 を 奪わ れる とき を 感謝 し ながら 待つ べき だった の
下等 … 生物 …
( アインズ ) 確か こう だった な
“ ムダ な あがき を やめ そこ で おとなしく 横 に なれ ”
“ せめても の 情け に 苦痛 なく 殺し て やる ”
( アインズ ) 俺 の ふるまい は
ナザ リック の 主 ( あるじ ) と して 合格 点 に 達し て い た の だ ろ う か ?
ヤッベー アインズ 様 カッ ケー !
( アインズ ) どう し た ? アルベド
( アルベド ) あっ いいえ 何も
しかし アインズ 様 なぜ あの 人間 を 助け た の です か ?
貴重 な アイテム まで 授け られ て
( アインズ ) あれ は 500 円 ガチャ の ハズレ アイテム だ し なあ
( アルベド ) 私 ( わたくし ) が 掃討 し て くれ ば よろしかった の で は ?
何も アインズ 様 が 直接 下等 生物 を 助け に 行か れ なく と も
( アインズ ) アルベド の 強 さ は 知って いる し 信頼 し て いる
しかし この 世界 の 知識 が ない うち は ―
常に 敵 が 己 に 勝る 可能 性 を 考慮 する 必要 が ある
( アルベド ) だ から あの 男 を 捨て 駒 に 使った ん です ね
まさに 人間 の 使い 方 と して は 正しい か と
ですが 天使 の 剣 を その 身 で 受け た の は ―
よろしい 行為 で は なかった の で は ?
( アインズ ) そう か ?
( アルベド ) たとえ 無傷 で 終わる と 知って い て も ―
愛 する 方 に 刃物 が 突き刺さる こと を ―
容認 できる 女 が いる でしょう か !
( アインズ ) ああ はい …
( アインズ ) 帰る か 我が家 ( や ) へ
( アルベド ) はい アインズ 様
( アインズ ) まずは 私 が 個人 で 勝手 に 動 い た こと を わびよ う
何 が あった か は アルベド から 聞く よう に
ただ 一 つ だけ 至急 伝える べき こと が ある
グレーター ・ ブレイク ・ アイテム !
( 一同 の 驚く 声 )
( アインズ ) 私 は 名 を 変え た
これ より 私 の 名 を 呼ぶ とき は ―
アインズ ・ ウール ・ ゴウン
アインズ と 呼ぶ が よい
異論 ある 者 は 立って それ を 示せ
( アルベド ) ご 尊 名 伺い まし た
いと 尊き お方 に 絶対 の 忠誠 を
アインズ ・ ウール ・ ゴウン 様 万歳
( 一同 ) アインズ ・ ウール ・ ゴウン 様 万歳
( シャルティア ) 至高 の 御方 ( おん かた ) に 私 ども の すべて を 捧げ ます
( アウラ と マーレ ) 恐るべき 力 の 王 よ
( デミ ウル ゴス ) この世 の すべて の もの が 御 身 の 偉大 さ を 知る でしょ う
( コキュートス ) すべて を 超越 せ し 我ら の 王
死 の 支配 者 オーバー ロード に 栄光 を
( アインズ ) お前 たち に 厳命 する !
アインズ ・ ウール ・ ゴウン を 不変 の 伝説 に せよ
( 一同 の 歓声 )
( アインズ ) 地上 に 天空 に 海 に
この 世界 の 知性 を 持つ すべて の 者 に
アインズ ・ ウール ・ ゴウン の 名 を 知ら しめる
こちら の 世界 に 来 て いる かも しれ ない ―
友 たち の 元 に ―
その 名 が 届く よう に
♪~
~♪
( アルベド ) デミ ウル ゴス
アインズ 様 と お 話 を し た 際 の 言葉 を 皆 に
アインズ 様 が 夜空 を ご覧 に なら れ た とき ―
こう おっしゃい まし た
“ 私 が この 地 に 来 た の は ― ”
“ 誰 も 手 に 入れ て い ない 宝石 箱 を 手 に する ため や も 知れ ない ” と
そして 最後 に こう おっしゃい まし た
“ 世界 征服 なんて 面白い かも しれ ない な ” と
( アルベド ) 各 員 ナザ リック 地下 大 墳墓 の 最終 目的 は
アインズ 様 に 宝石 箱 を
この 世界 を お 渡し する こと だ と 知れ
( 一同 の 歓声 )