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オーバーロードⅡ, Overlord II (Overlord Season 2) Episode 2

Overlord II ( Overlord Season 2) Episode 2

( モンスター ) 我 は 偉大 なる 御方 に 仕え し 者

汝 ( なんじ ) ら に 死 を 宣告 する

偉大 なる 御方 は 汝 ら を 滅ぼす べく 軍 を 動かさ れ た

されど 汝 ら に 必死 の ―

無駄 な 抵抗 を さ せる ため の 時間 を お 与え に なら れる と の こと

本日 より 数え て 8 日

その 日 この 湖 の リザード マン 部族 の 中 で ―

汝 ら を 2 番 目 の 死 の 供物 と しよ う

( ザリュース ) 2 番 目 …

( モンスター ) 必死 の 抵抗 を せよ

嘲笑 を もって 偉大 なる 御方 が お 喜び に なら れる よう に

ゆめ 忘れる な 8 日 後 を …

( 祭 司 頭 ) 天 を 覆った 雲 を 覚え て おる な ?

あれ は おそらく 第 四 位 階 魔法 ―

コントロール ・ N クラウド じゃ

( シャースーリュー ) 第 四 位 階 ?

強大 な マジック キャスター しか 使え ん 領域 じゃ

わし で すら 第 二 位 階 まで しか 使う こと は でき ん

すぐ に でも 避難 す べき じゃ

( 戦士 頭 ) まだ 戦って も い ない うち から

逃げよ と いう の か !

( 狩猟 頭 ) ヤツ は 8 日 後 と 言った

時間 は ある の だ から

敵 の 様子 を うかがって は どう だ ろ う と 思う

( シャースーリュー ) うーん …

あっ …

逃げる か 戦う か なら ば 選ぶ は 後者 だ

( 長老 ) ザリュース 旅人 の お ぬし が 口 を 出す こと で は ない

この 場 に い させ て もらって いる だけ で …

( 一同 ) おお っ …

( シャースーリュー ) 今 知識 ある すべて の 者 たち を 参加 さ せ て いる の だ

旅人 の 意見 も 聞か なく て は おかし か ろ う

( 長老 ) しかし 族長

お ぬし の 弟 だ から と いって 特別 扱い は …

知識 ある 者 の 言葉 を 聞か ぬ の は 愚か 者 の する こと じゃ

あの “ 凍 牙 の 苦痛 ( フロスト ・ ペイン ) ” の 所有 者 の 意見 を 聞か ぬ 戦士 は おら ん

( 長老 たち ) ん っ …

( シャースーリュー ) ふむ … それ で 理由 は ?

それ しか 道 は ない

( シャースーリュー ) うーん …

( 祭 司 頭 ) 勝て る の か ? ( 戦士 頭 ) 勝て る と も !

( ザリュース ) いや ( 戦士 頭 ) あっ …

今 の まま で は 勝算 が 低 か ろ う

どういう こと な の だ ?

相手 は こちら の 戦力 を 知って いる から

あの よう な 態度 を 取って いる の だ

ならば 相手 の 計算 を 狂 わ す 必要 が ある

( 一同 ) あ あっ …

( ザリュース ) 皆 かつて の 戦い を 覚え て いる な

( 狩猟 頭 ) 無論 だ ( 祭 司 頭 ) 忘れる こと など でき ん

かつて この 湿地 に は 7 つ の 部族 が い た

俺 たち の 一族 “ 緑 爪 ( グリーン ・ クロー ) ”

狩猟 を 得意 と する “ 小さき 牙 ( スモール ・ ファング ) ”

全 部族 一 ( いち ) の 防御 力 を 有 する “ 鋭き 尻尾 ( レイザー ・ テール ) ”

戦 を 好む “ 竜 牙 ( ドラゴン ・ タスク ) ”

穏健 派 の “ 黄色 の 斑 ( イエロー ・ スペクトル ) ”

剣 の 技 に 秀で た “ 鋭 剣 ( シャープ ・ エッジ ) ”

祭 司 の 才能 を 持つ 者 が 多い “ 朱 の 瞳 ( レッド ・ アイ ) ”

主食 の 不漁 が 続き

どの 部族 も 食料 を めぐって 争う よう に なった の は 数 年 前 …

そして ついに ―

俺 たち と スモール ・ ファング レイザー ・ テール の 3 部族 対 ―

イエロー ・ スペクトル シャープ ・ エッジ の 2 部族 の ―

総 力戦 へ と 発展 し て いった

結果 俺 たち は 勝利 を 収め 負け た 2 部族 は ―

争い に 参加 し なかった ドラゴン ・ タスク に 吸収 さ れ た

それ が どう し た ?

ヤツ は この 村 は 2 番 目 と 言った

ならば 他の 部族 も 順番 に 滅ぼす つもり な の で は ない か ?

ヤツ ら が 攻め て くる 前 に ―

他の 部族 と 手 を 組み 一斉 に 迎え撃つ の か !

かつて の 盟友 スモール ・ ファング と レイザー ・ テール なら ば

再び 同盟 を 結 ん で くれる じゃ ろ う

間違え ない で ほしい

俺 が 言い たい の は 全部 の 部族 と だ

族長

ドラゴン ・ タスク と レッド ・ アイ と も 同盟 を 結ぶ こと を 提案 する ぞ

無理 じゃ !

ドラゴン ・ タスク に は 先 の 戦い に 負け た

2 部族 の 生き残り も おる

わし ら と の 同盟 など あり え ん

レッド ・ アイ と も 交流 は 一切 ない 難しい の で は ない か ?

5 部族 連合 か

分かった その 2 部族 誰 が 使者 と なる ?

( ザリュース ) 俺 が 行 こ う ( 長老 ) うん ?

旅人 が … か ?

その とおり だ

旅人 だ から と 話 を 聞か ない 相手 なら ば

組む に 値し ない

( シャースーリュー ) うーん …

族長 の 印 を 持た す

( 一同 ) おお っ …

感謝 する

あっ …

( シャースーリュー ) フンッ

兄 者 ( あ に じゃ ) …

( シャースーリュー ) うん ?

( ザリュース ) ロロロ !

俺 は お前 が 族長 に なる べき だった と 思って い た ぞ

魚 の 養殖 法 を 学 ん で こ られ た の は

兄 者 が 旅人 と なる こと を 許し て くれ た から だ

それ を 何 を いまさら …

( シャースーリュー ) お前 なら ば この 村 に い て も でき た だ ろ う よ

お前 の よう な 聡明 ( そう めい ) な 男 こそ ―

この 村 を 背負って 立つ べき だった の だ

( ザリュース ) 兄 者 …

それ で 本当 に あれ だけ が お前 の 狙い か ?

な っ …

何 を 言う ?

何 が 言い たい ?

かつて の 戦い は 部族 間 の 小競り合い が なくなり

我々 の 数 が 増え た こと も また 原因 の 1 つ だった の だ ろ う よ

( ザリュース ) 兄 者 それ ぐらい に す べき だ ろ う

やはり そう か …

それ しか なか ろ う

かつて の 戦い を 繰り返さ ぬ ため に は

ならば もし 他の 部族 が 同盟 を 拒否 し た 時 は どう する の だ ?

その 時 は 最初 に … 潰す

同族 を 滅ぼす と いう の か

兄 者

分かって いる と も

部族 の 存続 … それ を 上 に 立つ 者 が 考え なく て どう する の だ

ロロロ !

出かけよ う

それ で 兄 者 人数 は どう する ?

( シャースーリュー ) 戦士 階級 10 狩猟 20 祭 司 3

オス 70 メス 100 子ども 多少 … N と いう ところ だ な

了解 し た

場合 に よって は その 人数 を 交渉 の 道具 と さ せ て もらう

( シャースーリュー ) ああ 大きく なった な

拾った 時 は かなり 小さかった の だ が な

( シャースーリュー ) あまり 信じ られ ん な

お前 が こいつ を 連れ て 村 に 戻って き た 時 に は ―

すでに かなり の 大き さ だった しな

( ザリュース ) ふ っ !

無事 で 帰って こい ムチャ は する な よ !

当然 だ すべて 完璧 に こなし て 帰って くる と しよ う

待って い て くれ 兄 者

( ドア の 開く 音 ) ( デミ ウル ゴス ) うん ?

これ は 久しぶり だ ね 執事 助手 君

( エクレア ) おお っ ! お 久しぶり です デミ ウル ゴス 様

( デミ ウル ゴス ) アインズ 様 は いらっしゃる だ ろ う か ?

いいえ 数 日 ほど 人間 の 街 に 行か れる と か

アルベド 様 は 中 に いらっしゃい ます が

なるほど

ところで エクレア 君

執事 助手 の 君 が ここ まで 来る と いう の は 珍しい ね

セバス 様 が いらっしゃら ない ので

私 が その分 も 働か ない と いけ ませ ん

それ で アルベド 様 と

詳細 な 打ち合わせ を 行って い た ところ です

そう だ ね 彼 が い ない 以上

ナザ リック の 第 九 階層 は 君 の 手腕 に かかって くる と も

まったく です

この 私 が ナザ リック 地下 大 墳墓 を 支配 する 時 の ため に

しっかり と 働か なく て は

そう だ と も 頑張って くれ た まえ

君 の 創造 主 たる 餡 ( あん ) ころ も っち もち 様 は ―

そう あれ と 君 を 創った の だ から ね

それ で ? その ため に 何 を 最初 に する つもり か ね ?

( エクレア ) フッ 掃除 … です ね

ナザ リック に この 私 以上 丁寧 な 掃除 を できる 者 は おり ませ ん !

トイレ 掃除 を すれ ば 便器 を なめ られる ほど です と も !

は あっ すばらしい !

( ザリュース ) 俺 は グリーン ・ クロー 族 の ザリュース ・ シャ シャ

レッド ・ アイ 族 の 族長 と 話 が し たい

( リザード マン ) グリーン ・ クロー 族 の ザリュース ・ シャ シャ

部族 を まとめあげる 者 が 会う そう だ

うん ? 族長 で は ない の か …

ここ だ

部族 を まとめあげる 者 は 1 対 1 の 話し合い を 望 ん で いる

( ザリュース ) ほう

俺 は グリーン ・ クロー 族 の ザリュース ・ シャ シャ

部屋 に 入ら せ て いただく

( クルシュ ) どうぞ

( クルシュ ) よく いらっしゃい まし た

( ザリュース ) あっ …

( クルシュ ) フッ …

かの 四 至宝 の 1 つ たる フロスト ・ ペイン を 持つ 方 に も ―

この 身 は 異形 に 見える よう です ね

( ザリュース ) あ あっ … う う っ …

えっ あ あっ … どう し まし た ?

( 鳴き声 )

あっ !

あっ いえ これ は … 失礼 し た

い … いいえ

私 は レッド ・ アイ 族 の 族長 代理 を 務め させ て いた だい て いる

クルシュ ・ ルー ルー です

( ザリュース ) ん ん っ !

それ で 今回 こちら に 来 られ た 理由 を お 尋ね し て も ?

結婚 し て くれ

( クルシュ ) あっ あっ … あっ …

は ああ ああ ! ?

け … 結婚 ?

( ザリュース ) こ … ここ に 来 た 目的 は 違う

本来 で あれ ば そちら を 先 に 済ませ て から す べき 話 だ と

じゅうじゅう 承知 し て いる

だが 自分 の 気持ち に ウソ は つけ ん

えっ え えっ … あっ は あ …

あっ いや すま ん !

今 の 答え は 後日 聞か せ て もらえ れ ば かまわ ない

はっ は あっ は あ あ あっ !

えっ …

( クルシュ ) この 白き 体 を 恐れ ない と は

さすが と いう べき です か ?

( ザリュース ) ん ?

レッド ・ アイ で は 時折 私 の よう な アルビノ が 生まれ て き ます

その 者 は 長じ て 何らか の 才 … N 私 の 場合 は 祭 司 の 力 を 発揮 し ます

その ため に 族長 に 次ぐ 権力 を 持つ こと に なる の です が …

か の 山脈 に かかる 雪 の よう だ な

え えっ ! ?

( ザリュース ) きれい な 色 だ

( クルシュ ) な っ … 何 を …

( クルシュ ) シャー ! ( ザリュース ) は あっ !

( 2 人 ) ハァ ハァ ハァ …

と … 突然 何で です か ?

( ザリュース ) あっ …

一目 ぼ れ と いう やつ だ

それ に 今回 の 戦い で 死ぬ かも しれ ない から ―

後悔 の ない よう に な

あっ … か の 剣 ( つる ぎ ) フロスト ・ ペイン を 持つ お方 が 死ぬ 覚悟 を …

メッセージ を 持って き た モンスター を 見 た か ?

はい

あいつ は 精神 を かき乱す 絶叫 を 放ち

魔法 の かかって ない 武器 で の 攻撃 は

ほとんど 無効 化 する

以前 遭遇 し た 時 俺 は 逃げる しか なかった

私 たち ドル イド は

一時的 に 剣 に 魔法 を 付与 する こと が でき ます が …

精神 へ の 攻撃 を 防げ る の か ?

抵抗 力 の 強化 で あれ ば ほとんど の 祭 司 が

ですが 混乱 から 心 を 守る こと が できる の は

この 部族 で は 私 だけ です

あ あっ …

レッド ・ アイ 族 は 何 番 目 と ?

( クルシュ ) 4 番 目 と 言わ れ まし た

( ザリュース ) そう か …

それ で そちら は どう する つもり な の だ ?

( クルシュ ) あっ …

本音 で 話さ せ て もらう

あっ …

( ザリュース ) レッド ・ アイ 族 は 避難 し た と して ―

見知らぬ 場所 で 今 と 同じ 生活 が 可能 だ と 思う か ?

( クルシュ ) 難しい でしょ う ね

( ザリュース ) で は もし 周辺 5 部族 も 同じ ように 避難 し た 場合 ―

どう なる と 思う ?

食料 も 満足 に とれ ず 主食 で ある 魚 が 少なく なったら …

今度 は 5 部族 で 殺し 合う の か ?

まさか 勝て る か どう か 分から ない 戦い を する の も …

そう だ 他 部族 も 含め た 口 減らし も 考え に 入れ て いる

クルシュ ・ ルー ルー

グリーン ・ クロー は レッド ・ アイ に 同盟 を 申し込む

( クルシュ ) ん っ …

もし 拒絶 さ れ たら この 部族 に 対 し て ―

最初 に 戦い を 挑む 必要 が 出 て くる

戦わ ず し て 逃げ た 部族 が

新 天地 で 数 的 に 優位 と なる の を 避ける ため です ね

それ に 同盟 を 結 ん で いれ ば 敗北 し た と して も

新 天地 で 部族 間 が 殺し 合う 可能 性 は

低い の で は … と 思って いる

うん ?

別 の 部族 で は なく

共に 戦った 仲間 と いう 認識 に 塗り替える ん だ

なるほど

( ザリュース ) ところで … N ( クルシュ ) あっ

先 の 戦い に 参戦 し なかった レッド ・ アイ は

どう やって あの 時期 を 乗り越え た の だ ?

あっ …

それ を 言う 必要 が ある の です か ?

聞か せ て ほしい

祭 司 の 力 か ? それとも もっと 別 の 方法 が ある の か ?

もしかしたら そこ に 救い が …

( クルシュ ) あり ませ ん よ

あっ …

救い なんか あり ませ ん

私 たち が 行った の は 同族 食い

死 ん だ 仲間 を 食らった の です よ

えっ …

あの ころ 私 たち の 部族 でも 同じ ように

食料 不足 から かなり まずい 状態 に なって い まし た

しかし ある 日 族長 が 食料 を 持って き た の です

真っ赤 な 肉 を

その 肉 が 何 の 肉 か

皆 うすうす は 承知 し て い まし た

族長 が 肉 を 持って くる の は ―

決まって 厳しい 掟 ( おきて ) に 違反 し た 家族 を 追放 し た あ と でし た から

私 たち は 目 を つむ って その 肉 を 食べ て い た の です

生き残る ため に …

ただ そんな こと が 長く 続く わけ が なく

やがて たまった 不満 は 一気に 爆発 し

反乱 と いう 形 と なって 現れ まし た

祭 司 と して 族長 に 次ぐ 力 を 持って い た 私 が 旗印 と なって ―

族長 に 反旗 を 翻し た わけ です

村 が 2 つ に 割れる 戦い で し た が ―

数 が 多い 私 たち が 勝利 を つかむ こと が でき まし た

族長 は 最後 まで 降伏 する こと なく ―

無数 の 傷 を 受け て 死 ん で いき まし た

そして 最後 の とど め を 刺さ れ た 瞬間 …

私 に 笑い かけ た の です

あれ は 本当 に きれい な 笑顔 だった

族長 の 死 に よって 再び 部族 は まとまり まし た

しかも 数 が 減った こと に よる

食料 事情 の 回復 と いう 大きな 土産 まで つい て …

私 たち は 間違って い た の で は ない か

本当 に 正しかった の は

現実 を 見据え て 行動 し て い た 族長 だった の で は ない か …

その 思い が 消え ない の です

( 泣き声 )

( クルシュ ) あっ … は あっ

( ザリュース ) 俺 たち は 全 知 でも 全 能 で も ない

俺 だって 同じ 立場 なら そう した かも しれ ん

だが 慰め は 言い たく ない

正しい 答え な ん か この世 に ある もの か

ただ 俺 たち は 歩く だけ だ

後悔 や 苦悩 で 足 の 裏 を 傷 だらけ に し ながら

お前 も 歩く しか ない

そう 俺 は 思う

ぶざま な 姿 を お 見せ し まし た

どこ が ぶざま な ん だ

それ に 道 を 苦悩 し ながら 傷つき ながら

それ でも 進む 者 を ぶざま だ と 思う ほど

愚か な オス に 俺 が 見え た の か ?

お前 は 美しい

あ あっ !

ヤバ い なあ …

改めて 聞こ う

レッド ・ アイ は どの よう な 方針 を 採る ?

昨日 の 話し合い で は 避難 と 決まって い ます

では 族長 代理 クルシュ ・ ルー ルー に 問う

今 も 同じ 考え か ?

( クルシュ ) ん っ …

あっ …

お前 が 決める こと だ

かつて の 族長 が 最後 に 笑い かけ た の は ―

お前 に この 部族 の 未来 を 託し た から だ ろ う

ならば 今 こそ その 使命 を 果たす べき だ

( クルシュ ) あっ … それでは 伺い ます

どの 程度 を 避難 民 と して 逃がす お つもり な ん です か ?

( ザリュース ) ん …

戦士 階級 10 狩猟 20 祭 司 3

オス 70 メス 100 子ども 若干 名 …

それ 以外 は ?

( ザリュース ) 場合 に よって は 死 ん で もらう

そう です か …

1 つ だけ 言わ せ て ほしい

俺 たち は 死ぬ ため に 戦う わけ で は ない

勝つ ため に 戦う ん だ

ならば 我々 レッド ・ アイ も あなた 方 に 協力 し ま しょ う

族長 の 笑顔 を 無意味 な もの に し ない ため に

そして 最も 多く の レッド ・ アイ 族 の 者 が

生き残れ る よう に

( ザリュース ) 感謝 する

( ザリュース の あくび )

( クルシュ ) おはよう ( ザリュース ) ああ おはよう

問題 なく 部族 は まとめあげ られ た みたい だ な

( クルシュ ) 昨日 は 遅く まで 会議 に 参加 し て くれ て 感謝 する わ

今日 中 に 戦う 者 たち は 出立 できる はず よ

それ と 避難 する 者 たち も

ザリュース あなた は これ から どう する の ?

ドラゴン ・ タスク 族 の もと に 向かう つもり だ

… が 質問 だ

その 格好 は ?

似合わ ない かしら ?

似合う と 言った ほう が よい … の か ?

( クルシュ ) まさか ! 出歩く に は 太陽 の 光 が つらい の

同行 する つもり か ?

( クルシュ ) ドラゴン ・ タスク って ―

全 部族 で 最大 の 武力 を 持って いる そう じゃ ない ?

ああ

だが 交流 の ある 部族 で ない 以上 詳しく は …

( クルシュ ) だったら 私 も 一緒 に 行った ほう が いい わ

危険 だ ぞ

( クルシュ ) 危険 じゃ ない ところ が 今 ある の ?

フッ 冷静 で は ない な 俺 は

分かった 力 を 貸し て もらう ぞ クルシュ

( クルシュ ) 了解 し た わ ザリュース

任せ て ちょうだい

( エン トマ ) そして これ が 転移 系 の スクロール と ―

“ 伝言 ( メッセージ ) ” の スクロール です ~

アインズ 様 から は ―

デミ ウル ゴス 様 の 働き で 手 に 入れ られ た ―

皮 で 作った って 聞い て ます ~

使用 し て 問題 が あったら ―

報告 し て ほしい って おっしゃら れ て まし た

( コキュートス ) ソウカ 了解 シタ

コレデ マタ デミウルゴスニ 差 ヲ ツケラレタナ

( エン トマ ) それ と ~ N ( コキュートス ) ウン ?

( エン トマ ) この 戦い の 結果 を この 場 で 見届ける よう に って ―

ご 指示 を 頂 い て おり ます

( コキュートス ) 承知 シタ シカト 見 届 ケテホシイ

至高 ノ 御方 ニ ササ ゲル 絶対 ナル 勝利 ヲ !

俺 は ザリュース ・ シャ シャ

グリーン ・ クロー 族 の 代表 と して この 地 に 来 た

族長 と 話 が し たい

( クルシュ ) 私 は レッド ・ アイ 族 族長 代理 クルシュ ・ ルー ルー

同じく 族長 に 会い に 来 まし た

( ゼン ベル ) よく 来 た じゃ ねえ か フロスト ・ ペイン の 持ち主

… と そっち は もし かして 植物 系 モンスター か ?

違い ます !

冗談 を 本 気 に する な 面倒 くせ え

俺 は ドラゴン ・ タスク 族長 ゼン ベル ・ ググー だ

ゼン ベル で いい ぜ

( クルシュ ) ん ん っ …

こちら も ザリュース で かまわ ない それ で …

お前 の 言い たい こと は 予想 が つく

だが 俺 ら が 信じる は 強者 のみ

ふん っ ! はっ !

剣 を 取り な

( 2 人 ) あっ …

( ゼン ベル ) フッ !

♪~

~♪


Overlord II ( Overlord Season 2) Episode 2

( モンスター ) 我 は 偉大 なる 御方 に 仕え し 者 |われ||いだい||おかた||つかえ||もの

汝 ( なんじ ) ら に 死 を 宣告 する なんじ||||し||せんこく|

偉大 なる 御方 は 汝 ら を 滅ぼす べく 軍 を 動かさ れ た いだい||おかた||なんじ|||ほろぼす||ぐん||うごかさ||

されど 汝 ら に 必死 の ― |なんじ|||ひっし|

無駄 な 抵抗 を さ せる ため の 時間 を お 与え に なら れる と の こと むだ||ていこう||||||じかん|||あたえ||||||

本日 より 数え て 8 日 ほんじつ||かぞえ||ひ

その 日 この 湖 の リザード マン 部族 の 中 で ― |ひ||こ|||まん|ぶぞく||なか|

汝 ら を 2 番 目 の 死 の 供物 と しよ う なんじ|||ばん|め||し||くもつ|||

( ザリュース ) 2 番 目 … |ばん|め

( モンスター ) 必死 の 抵抗 を せよ |ひっし||ていこう||

嘲笑 を もって 偉大 なる 御方 が お 喜び に なら れる よう に ちょうしょう|||いだい||おかた|||よろこび|||||

ゆめ 忘れる な 8 日 後 を … |わすれる||ひ|あと|

( 祭 司 頭 ) 天 を 覆った 雲 を 覚え て おる な ? さい|つかさ|あたま|てん||おおった|くも||おぼえ|||

あれ は おそらく 第 四 位 階 魔法 ― |||だい|よっ|くらい|かい|まほう

コントロール ・\ N クラウド じゃ こんとろーる|||

( シャースーリュー ) 第 四 位 階 ? |だい|よっ|くらい|かい

強大 な マジック キャスター しか 使え ん 領域 じゃ きょうだい||まじっく|きゃすたー||つかえ||りょういき|

わし で すら 第 二 位 階 まで しか 使う こと は でき ん |||だい|ふた|くらい|かい|||つかう||||

すぐ に でも 避難 す べき じゃ |||ひなん|||

( 戦士 頭 ) まだ 戦って も い ない うち から せんし|あたま||たたかって|||||

逃げよ と いう の か ! にげよ||||

( 狩猟 頭 ) ヤツ は 8 日 後 と 言った しゅりょう|あたま|やつ||ひ|あと||いった

時間 は ある の だ から じかん|||||

敵 の 様子 を うかがって は どう だ ろ う と 思う てき||ようす|||||||||おもう

( シャースーリュー ) うーん …

あっ …

逃げる か 戦う か なら ば 選ぶ は 後者 だ にげる||たたかう||||えらぶ||こうしゃ|

( 長老 ) ザリュース 旅人 の お ぬし が 口 を 出す こと で は ない ちょうろう||たびびと|||||くち||だす||||

この 場 に い させ て もらって いる だけ で … |じょう|||さ せ|||||

( 一同 ) おお っ … いちどう||

( シャースーリュー ) 今 知識 ある すべて の 者 たち を 参加 さ せ て いる の だ |いま|ちしき||||もの|||さんか||||||

旅人 の 意見 も 聞か なく て は おかし か ろ う たびびと||いけん||きか|||||||

( 長老 ) しかし 族長 ちょうろう||ぞくちょう

お ぬし の 弟 だ から と いって 特別 扱い は … |||おとうと|||||とくべつ|あつかい|

知識 ある 者 の 言葉 を 聞か ぬ の は 愚か 者 の する こと じゃ ちしき||もの||ことば||きか||||おろか|もの||||

あの “ 凍 牙 の 苦痛 ( フロスト ・ ペイン ) ” の 所有 者 の 意見 を 聞か ぬ 戦士 は おら ん |こお|きば||くつう||||しょゆう|もの||いけん||きか||せんし|||

( 長老 たち ) ん っ … ちょうろう|||

( シャースーリュー ) ふむ … それ で 理由 は ? ||||りゆう|

それ しか 道 は ない ||どう||

( シャースーリュー ) うーん …

( 祭 司 頭 ) 勝て る の か ? ( 戦士 頭 ) 勝て る と も ! さい|つかさ|あたま|かて||||せんし|あたま|かて|||

( ザリュース ) いや ( 戦士 頭 ) あっ … ||せんし|あたま|

今 の まま で は 勝算 が 低 か ろ う いま|||||しょうさん||てい|||

どういう こと な の だ ?

相手 は こちら の 戦力 を 知って いる から あいて||||せんりょく||しって||

あの よう な 態度 を 取って いる の だ |||たいど||とって|||

ならば 相手 の 計算 を 狂 わ す 必要 が ある |あいて||けいさん||くる|||ひつよう||

( 一同 ) あ あっ … いちどう||

( ザリュース ) 皆 かつて の 戦い を 覚え て いる な |みな|||たたかい||おぼえ|||

( 狩猟 頭 ) 無論 だ ( 祭 司 頭 ) 忘れる こと など でき ん しゅりょう|あたま|むろん||さい|つかさ|あたま|わすれる||||

かつて この 湿地 に は 7 つ の 部族 が い た ||しっち|||||ぶぞく|||

俺 たち の 一族 “ 緑 爪 ( グリーン ・ クロー ) ” おれ|||いちぞく|みどり|つめ|ぐりーん|

狩猟 を 得意 と する “ 小さき 牙 ( スモール ・ ファング ) ” しゅりょう||とくい|||ちいさき|きば||

全 部族 一 ( いち ) の 防御 力 を 有 する “ 鋭き 尻尾 ( レイザー ・ テール ) ” ぜん|ぶぞく|ひと|||ぼうぎょ|ちから||ゆう||するどき|しっぽ||

戦 を 好む “ 竜 牙 ( ドラゴン ・ タスク ) ” いくさ||このむ|りゅう|きば||

穏健 派 の “ 黄色 の 斑 ( イエロー ・ スペクトル ) ” おんけん|は||きいろ||ぶち|いえろー|すぺくとる

剣 の 技 に 秀で た “ 鋭 剣 ( シャープ ・ エッジ ) ” けん||わざ||ひいで||するど|けん|しゃーぷ|

祭 司 の 才能 を 持つ 者 が 多い “ 朱 の 瞳 ( レッド ・ アイ ) ” さい|つかさ||さいのう||もつ|もの||おおい|しゅ||ひとみ|れっど|

主食 の 不漁 が 続き しゅしょく||ふりょう||つづき

どの 部族 も 食料 を めぐって 争う よう に なった の は 数 年 前 … |ぶぞく||しょくりょう|||あらそう||||||すう|とし|ぜん

そして ついに ―

俺 たち と スモール ・ ファング レイザー ・ テール の 3 部族 対 ― おれ||||||||ぶぞく|たい

イエロー ・ スペクトル シャープ ・ エッジ の 2 部族 の ― いえろー|すぺくとる|しゃーぷ|||ぶぞく|

総 力戦 へ と 発展 し て いった そう|りきせん|||はってん|||

結果 俺 たち は 勝利 を 収め 負け た 2 部族 は ― けっか|おれ|||しょうり||おさめ|まけ||ぶぞく|

争い に 参加 し なかった ドラゴン ・ タスク に 吸収 さ れ た あらそい||さんか||||||きゅうしゅう|||

それ が どう し た ?

ヤツ は この 村 は 2 番 目 と 言った やつ|||むら||ばん|め||いった

ならば 他の 部族 も 順番 に 滅ぼす つもり な の で は ない か ? |たの|ぶぞく||じゅんばん||ほろぼす|||||||

ヤツ ら が 攻め て くる 前 に ― やつ|||せめ|||ぜん|

他の 部族 と 手 を 組み 一斉 に 迎え撃つ の か ! たの|ぶぞく||て||くみ|いっせい||むかえうつ||

かつて の 盟友 スモール ・ ファング と レイザー ・ テール なら ば ||めいゆう|||||||

再び 同盟 を 結 ん で くれる じゃ ろ う ふたたび|どうめい||けつ||||||

間違え ない で ほしい まちがえ|||

俺 が 言い たい の は 全部 の 部族 と だ おれ||いい||||ぜんぶ||ぶぞく||

族長 ぞくちょう

ドラゴン ・ タスク と レッド ・ アイ と も 同盟 を 結ぶ こと を 提案 する ぞ |||れっど||||どうめい||むすぶ|||ていあん||

無理 じゃ ! むり|

ドラゴン ・ タスク に は 先 の 戦い に 負け た ||||さき||たたかい||まけ|

2 部族 の 生き残り も おる ぶぞく||いきのこり||

わし ら と の 同盟 など あり え ん ||||どうめい||||

レッド ・ アイ と も 交流 は 一切 ない 難しい の で は ない か ? れっど||||こうりゅう||いっさい||むずかしい|||||

5 部族 連合 か ぶぞく|れんごう|

分かった その 2 部族 誰 が 使者 と なる ? わかった||ぶぞく|だれ||ししゃ||

( ザリュース ) 俺 が 行 こ う ( 長老 ) うん ? |おれ||ぎょう|||ちょうろう|

旅人 が … か ? たびびと||

その とおり だ

旅人 だ から と 話 を 聞か ない 相手 なら ば たびびと||||はなし||きか||あいて||

組む に 値し ない くむ||あたいし|

( シャースーリュー ) うーん …

族長 の 印 を 持た す ぞくちょう||いん||もた|

( 一同 ) おお っ … いちどう||

感謝 する かんしゃ|

あっ …

( シャースーリュー ) フンッ

兄 者 ( あ に じゃ ) … あに|もの|||

( シャースーリュー ) うん ?

( ザリュース ) ロロロ !

俺 は お前 が 族長 に なる べき だった と 思って い た ぞ おれ||おまえ||ぞくちょう||||||おもって|||

魚 の 養殖 法 を 学 ん で こ られ た の は ぎょ||ようしょく|ほう||まな|||||||

兄 者 が 旅人 と なる こと を 許し て くれ た から だ あに|もの||たびびと|||||ゆるし|||||

それ を 何 を いまさら … ||なん||

( シャースーリュー ) お前 なら ば この 村 に い て も でき た だ ろ う よ |おまえ||||むら||||||||||

お前 の よう な 聡明 ( そう めい ) な 男 こそ ― おまえ||||そうめい||||おとこ|

この 村 を 背負って 立つ べき だった の だ |むら||せおって|たつ||||

( ザリュース ) 兄 者 … |あに|もの

それ で 本当 に あれ だけ が お前 の 狙い か ? ||ほんとう|||||おまえ||ねらい|

な っ …

何 を 言う ? なん||いう

何 が 言い たい ? なん||いい|

かつて の 戦い は 部族 間 の 小競り合い が なくなり ||たたかい||ぶぞく|あいだ||こぜりあい||

我々 の 数 が 増え た こと も また 原因 の 1 つ だった の だ ろ う よ われわれ||すう||ふえ|||||げんいん||||||||

( ザリュース ) 兄 者 それ ぐらい に す べき だ ろ う |あに|もの||||||||

やはり そう か …

それ しか なか ろ う

かつて の 戦い を 繰り返さ ぬ ため に は ||たたかい||くりかえさ||||

ならば もし 他の 部族 が 同盟 を 拒否 し た 時 は どう する の だ ? ||たの|ぶぞく||どうめい||きょひ|||じ|||||

その 時 は 最初 に … 潰す |じ||さいしょ||つぶす

同族 を 滅ぼす と いう の か どうぞく||ほろぼす||||

兄 者 あに|もの

分かって いる と も わかって|||

部族 の 存続 … それ を 上 に 立つ 者 が 考え なく て どう する の だ ぶぞく||そんぞく|||うえ||たつ|もの||かんがえ||||||

ロロロ !

出かけよ う でかけよ|

それ で 兄 者 人数 は どう する ? ||あに|もの|にんずう|||

( シャースーリュー ) 戦士 階級 10 狩猟 20 祭 司 3 |せんし|かいきゅう|しゅりょう|さい|つかさ

オス 70 メス 100 子ども 多少 …\ N と いう ところ だ な おす|めす|こども|たしょう||||||

了解 し た りょうかい||

場合 に よって は その 人数 を 交渉 の 道具 と さ せ て もらう ばあい|||||にんずう||こうしょう||どうぐ|||||

( シャースーリュー ) ああ 大きく なった な ||おおきく||

拾った 時 は かなり 小さかった の だ が な ひろった|じ|||ちいさかった||||

( シャースーリュー ) あまり 信じ られ ん な ||しんじ|||

お前 が こいつ を 連れ て 村 に 戻って き た 時 に は ― おまえ||||つれ||むら||もどって|||じ||

すでに かなり の 大き さ だった しな |||おおき|||

( ザリュース ) ふ っ !

無事 で 帰って こい ムチャ は する な よ ! ぶじ||かえって||||||

当然 だ すべて 完璧 に こなし て 帰って くる と しよ う とうぜん|||かんぺき||||かえって||||

待って い て くれ 兄 者 まって||||あに|もの

( ドア の 開く 音 ) ( デミ ウル ゴス ) うん ? どあ||あく|おと||||

これ は 久しぶり だ ね 執事 助手 君 ||ひさしぶり|||しつじ|じょしゅ|きみ

( エクレア ) おお っ ! お 久しぶり です デミ ウル ゴス 様 ||||ひさしぶり|||||さま

( デミ ウル ゴス ) アインズ 様 は いらっしゃる だ ろ う か ? ||||さま||||||

いいえ 数 日 ほど 人間 の 街 に 行か れる と か |すう|ひ||にんげん||がい||いか|||

アルベド 様 は 中 に いらっしゃい ます が |さま||なか||||

なるほど

ところで エクレア 君 ||きみ

執事 助手 の 君 が ここ まで 来る と いう の は 珍しい ね しつじ|じょしゅ||きみ||||くる|||||めずらしい|

セバス 様 が いらっしゃら ない ので |さま||||

私 が その分 も 働か ない と いけ ませ ん わたくし||そのぶん||はたらか|||||

それ で アルベド 様 と |||さま|

詳細 な 打ち合わせ を 行って い た ところ です しょうさい||うちあわせ||おこなって||||

そう だ ね 彼 が い ない 以上 |||かれ||||いじょう

ナザ リック の 第 九 階層 は 君 の 手腕 に かかって くる と も |||だい|ここの|かいそう||きみ||しゅわん|||||

まったく です

この 私 が ナザ リック 地下 大 墳墓 を 支配 する 時 の ため に |わたくし||||ちか|だい|ふんぼ||しはい||じ|||

しっかり と 働か なく て は ||はたらか|||

そう だ と も 頑張って くれ た まえ ||||がんばって|||

君 の 創造 主 たる 餡 ( あん ) ころ も っち もち 様 は ― きみ||そうぞう|おも||あん||||||さま|

そう あれ と 君 を 創った の だ から ね |||きみ||つくった||||

それ で ? その ため に 何 を 最初 に する つもり か ね ? |||||なん||さいしょ|||||

( エクレア ) フッ 掃除 … です ね ||そうじ||

ナザ リック に この 私 以上 丁寧 な 掃除 を できる 者 は おり ませ ん ! ||||わたくし|いじょう|ていねい||そうじ|||もの||||

トイレ 掃除 を すれ ば 便器 を なめ られる ほど です と も ! といれ|そうじ||||べんき||な め|||||

は あっ すばらしい !

( ザリュース ) 俺 は グリーン ・ クロー 族 の ザリュース ・ シャ シャ |おれ||ぐりーん||ぞく||||

レッド ・ アイ 族 の 族長 と 話 が し たい れっど||ぞく||ぞくちょう||はなし|||

( リザード マン ) グリーン ・ クロー 族 の ザリュース ・ シャ シャ |まん|ぐりーん||ぞく||||

部族 を まとめあげる 者 が 会う そう だ ぶぞく|||もの||あう||

うん ? 族長 で は ない の か … |ぞくちょう|||||

ここ だ

部族 を まとめあげる 者 は 1 対 1 の 話し合い を 望 ん で いる ぶぞく|||もの||たい||はなしあい||のぞみ|||

( ザリュース ) ほう

俺 は グリーン ・ クロー 族 の ザリュース ・ シャ シャ おれ||ぐりーん||ぞく||||

部屋 に 入ら せ て いただく へや||はいら|||

( クルシュ ) どうぞ

( クルシュ ) よく いらっしゃい まし た

( ザリュース ) あっ …

( クルシュ ) フッ …

かの 四 至宝 の 1 つ たる フロスト ・ ペイン を 持つ 方 に も ― か の|よっ|しほう|||||||もつ|かた||

この 身 は 異形 に 見える よう です ね |み||いぎょう||みえる|||

( ザリュース ) あ あっ … う う っ …

えっ あ あっ … どう し まし た ?

( 鳴き声 ) なきごえ

あっ !

あっ いえ これ は … 失礼 し た ||||しつれい||

い … いいえ

私 は レッド ・ アイ 族 の 族長 代理 を 務め させ て いた だい て いる わたくし||れっど||ぞく||ぞくちょう|だいり||つとめ|さ せ|||||

クルシュ ・ ルー ルー です |るー|るー|

( ザリュース ) ん ん っ !

それ で 今回 こちら に 来 られ た 理由 を お 尋ね し て も ? ||こんかい|||らい|||りゆう|||たずね|||

結婚 し て くれ けっこん|||

( クルシュ ) あっ あっ … あっ …

は ああ ああ ! ?

け … 結婚 ? |けっこん

( ザリュース ) こ … ここ に 来 た 目的 は 違う ||||らい||もくてき||ちがう

本来 で あれ ば そちら を 先 に 済ませ て から す べき 話 だ と ほんらい||||||さき||すませ|||||はなし||

じゅうじゅう 承知 し て いる |しょうち|||

だが 自分 の 気持ち に ウソ は つけ ん |じぶん||きもち||うそ|||

えっ え えっ … あっ は あ …

あっ いや すま ん !

今 の 答え は 後日 聞か せ て もらえ れ ば かまわ ない いま||こたえ||ごじつ|きか|||||||

はっ は あっ は あ あ あっ !

えっ …

( クルシュ ) この 白き 体 を 恐れ ない と は ||しろき|からだ||おそれ|||

さすが と いう べき です か ?

( ザリュース ) ん ?

レッド ・ アイ で は 時折 私 の よう な アルビノ が 生まれ て き ます れっど||||ときおり|わたくし||||||うまれ|||

その 者 は 長じ て 何らか の 才 …\ N 私 の 場合 は 祭 司 の 力 を 発揮 し ます |もの||ちょうじ||なんらか||さい||わたくし||ばあい||さい|つかさ||ちから||はっき||

その ため に 族長 に 次ぐ 権力 を 持つ こと に なる の です が … |||ぞくちょう||つぐ|けんりょく||もつ||||||

か の 山脈 に かかる 雪 の よう だ な ||さんみゃく|||ゆき||||

え えっ ! ?

( ザリュース ) きれい な 色 だ |||いろ|

( クルシュ ) な っ … 何 を … |||なん|

( クルシュ ) シャー ! ( ザリュース ) は あっ !

( 2 人 ) ハァ ハァ ハァ … じん|||

と … 突然 何で です か ? |とつぜん|なんで||

( ザリュース ) あっ …

一目 ぼ れ と いう やつ だ いちもく||||||

それ に 今回 の 戦い で 死ぬ かも しれ ない から ― ||こんかい||たたかい||しぬ||||

後悔 の ない よう に な こうかい|||||

あっ … か の 剣 ( つる ぎ ) フロスト ・ ペイン を 持つ お方 が 死ぬ 覚悟 を … |||けん||||||もつ|おかた||しぬ|かくご|

メッセージ を 持って き た モンスター を 見 た か ? めっせーじ||もって|||||み||

はい

あいつ は 精神 を かき乱す 絶叫 を 放ち ||せいしん||かきみだす|ぜっきょう||はなち

魔法 の かかって ない 武器 で の 攻撃 は まほう||||ぶき|||こうげき|

ほとんど 無効 化 する |むこう|か|

以前 遭遇 し た 時 俺 は 逃げる しか なかった いぜん|そうぐう|||じ|おれ||にげる||

私 たち ドル イド は わたくし||どる||

一時的 に 剣 に 魔法 を 付与 する こと が でき ます が … いちじてき||けん||まほう||ふよ||||||

精神 へ の 攻撃 を 防げ る の か ? せいしん|||こうげき||ふせげ|||

抵抗 力 の 強化 で あれ ば ほとんど の 祭 司 が ていこう|ちから||きょうか||||||さい|つかさ|

ですが 混乱 から 心 を 守る こと が できる の は |こんらん||こころ||まもる|||||

この 部族 で は 私 だけ です |ぶぞく|||わたくし||

あ あっ …

レッド ・ アイ 族 は 何 番 目 と ? れっど||ぞく||なん|ばん|め|

( クルシュ ) 4 番 目 と 言わ れ まし た |ばん|め||いわ|||

( ザリュース ) そう か …

それ で そちら は どう する つもり な の だ ?

( クルシュ ) あっ …

本音 で 話さ せ て もらう ほんね||はなさ|||

あっ …

( ザリュース ) レッド ・ アイ 族 は 避難 し た と して ― |れっど||ぞく||ひなん||||

見知らぬ 場所 で 今 と 同じ 生活 が 可能 だ と 思う か ? みしらぬ|ばしょ||いま||おなじ|せいかつ||かのう|||おもう|

( クルシュ ) 難しい でしょ う ね |むずかしい|||

( ザリュース ) で は もし 周辺 5 部族 も 同じ ように 避難 し た 場合 ― ||||しゅうへん|ぶぞく||おなじ|よう に|ひなん|||ばあい

どう なる と 思う ? |||おもう

食料 も 満足 に とれ ず 主食 で ある 魚 が 少なく なったら … しょくりょう||まんぞく||||しゅしょく|||ぎょ||すくなく|

今度 は 5 部族 で 殺し 合う の か ? こんど||ぶぞく||ころし|あう||

まさか 勝て る か どう か 分から ない 戦い を する の も … |かて|||||わから||たたかい||||

そう だ 他 部族 も 含め た 口 減らし も 考え に 入れ て いる ||た|ぶぞく||ふくめ||くち|へらし||かんがえ||いれ||

クルシュ ・ ルー ルー |るー|るー

グリーン ・ クロー は レッド ・ アイ に 同盟 を 申し込む ぐりーん|||れっど|||どうめい||もうしこむ

( クルシュ ) ん っ …

もし 拒絶 さ れ たら この 部族 に 対 し て ― |きょぜつ|||||ぶぞく||たい||

最初 に 戦い を 挑む 必要 が 出 て くる さいしょ||たたかい||いどむ|ひつよう||だ||

戦わ ず し て 逃げ た 部族 が たたかわ||||にげ||ぶぞく|

新 天地 で 数 的 に 優位 と なる の を 避ける ため です ね しん|てんち||すう|てき||ゆうい|||||さける|||

それ に 同盟 を 結 ん で いれ ば 敗北 し た と して も ||どうめい||けつ|||||はいぼく|||||

新 天地 で 部族 間 が 殺し 合う 可能 性 は しん|てんち||ぶぞく|あいだ||ころし|あう|かのう|せい|

低い の で は … と 思って いる ひくい|||||おもって|

うん ?

別 の 部族 で は なく べつ||ぶぞく|||

共に 戦った 仲間 と いう 認識 に 塗り替える ん だ ともに|たたかった|なかま|||にんしき||ぬりかえる||

なるほど

( ザリュース ) ところで …\ N ( クルシュ ) あっ

先 の 戦い に 参戦 し なかった レッド ・ アイ は さき||たたかい||さんせん|||れっど||

どう やって あの 時期 を 乗り越え た の だ ? |||じき||のりこえ|||

あっ …

それ を 言う 必要 が ある の です か ? ||いう|ひつよう|||||

聞か せ て ほしい きか|||

祭 司 の 力 か ? それとも もっと 別 の 方法 が ある の か ? さい|つかさ||ちから||||べつ||ほうほう||||

もしかしたら そこ に 救い が … |||すくい|

( クルシュ ) あり ませ ん よ

あっ …

救い なんか あり ませ ん すくい||||

私 たち が 行った の は 同族 食い わたくし|||おこなった|||どうぞく|くい

死 ん だ 仲間 を 食らった の です よ し|||なかま||くらった|||

えっ …

あの ころ 私 たち の 部族 でも 同じ ように ||わたくし|||ぶぞく||おなじ|よう に

食料 不足 から かなり まずい 状態 に なって い まし た しょくりょう|ふそく||||じょうたい|||||

しかし ある 日 族長 が 食料 を 持って き た の です ||ひ|ぞくちょう||しょくりょう||もって||||

真っ赤 な 肉 を まっか||にく|

その 肉 が 何 の 肉 か |にく||なん||にく|

皆 うすうす は 承知 し て い まし た みな|||しょうち|||||

族長 が 肉 を 持って くる の は ― ぞくちょう||にく||もって|||

決まって 厳しい 掟 ( おきて ) に 違反 し た 家族 を 追放 し た あ と でし た から きまって|きびしい|おきて|||いはん|||かぞく||ついほう|||||||

私 たち は 目 を つむ って その 肉 を 食べ て い た の です わたくし|||め|||||にく||たべ|||||

生き残る ため に … いきのこる||

ただ そんな こと が 長く 続く わけ が なく ||||ながく|つづく|||

やがて たまった 不満 は 一気に 爆発 し ||ふまん||いっきに|ばくはつ|

反乱 と いう 形 と なって 現れ まし た はんらん|||かた|||あらわれ||

祭 司 と して 族長 に 次ぐ 力 を 持って い た 私 が 旗印 と なって ― さい|つかさ|||ぞくちょう||つぐ|ちから||もって|||わたくし||はたじるし||

族長 に 反旗 を 翻し た わけ です ぞくちょう||はんき||ひるがえし|||

村 が 2 つ に 割れる 戦い で し た が ― むら||||われる|たたかい||||

数 が 多い 私 たち が 勝利 を つかむ こと が でき まし た すう||おおい|わたくし|||しょうり|||||||

族長 は 最後 まで 降伏 する こと なく ― ぞくちょう||さいご||こうふく|||

無数 の 傷 を 受け て 死 ん で いき まし た むすう||きず||うけ||し|||||

そして 最後 の とど め を 刺さ れ た 瞬間 … |さいご|||||ささ|||しゅんかん

私 に 笑い かけ た の です わたくし||わらい||||

あれ は 本当 に きれい な 笑顔 だった ||ほんとう||||えがお|

族長 の 死 に よって 再び 部族 は まとまり まし た ぞくちょう||し|||ふたたび|ぶぞく||||

しかも 数 が 減った こと に よる |すう||へった|||

食料 事情 の 回復 と いう 大きな 土産 まで つい て … しょくりょう|じじょう||かいふく|||おおきな|みやげ|||

私 たち は 間違って い た の で は ない か わたくし|||まちがって|||||||

本当 に 正しかった の は ほんとう||ただしかった||

現実 を 見据え て 行動 し て い た 族長 だった の で は ない か … げんじつ||みすえ||こうどう|||||ぞくちょう||||||

その 思い が 消え ない の です |おもい||きえ|||

( 泣き声 ) なきごえ

( クルシュ ) あっ … は あっ

( ザリュース ) 俺 たち は 全 知 でも 全 能 で も ない |おれ|||ぜん|ち||ぜん|のう|||

俺 だって 同じ 立場 なら そう した かも しれ ん おれ||おなじ|たちば||||||

だが 慰め は 言い たく ない |なぐさめ||いい||

正しい 答え な ん か この世 に ある もの か ただしい|こたえ||||このよ||||

ただ 俺 たち は 歩く だけ だ |おれ|||あるく||

後悔 や 苦悩 で 足 の 裏 を 傷 だらけ に し ながら こうかい||くのう||あし||うら||きず||||

お前 も 歩く しか ない おまえ||あるく||

そう 俺 は 思う |おれ||おもう

ぶざま な 姿 を お 見せ し まし た ||すがた|||みせ|||

どこ が ぶざま な ん だ

それ に 道 を 苦悩 し ながら 傷つき ながら ||どう||くのう|||きずつき|

それ でも 進む 者 を ぶざま だ と 思う ほど ||すすむ|もの|||||おもう|

愚か な オス に 俺 が 見え た の か ? おろか||おす||おれ||みえ|||

お前 は 美しい おまえ||うつくしい

あ あっ !

ヤバ い なあ …

改めて 聞こ う あらためて|ききこ|

レッド ・ アイ は どの よう な 方針 を 採る ? れっど||||||ほうしん||とる

昨日 の 話し合い で は 避難 と 決まって い ます きのう||はなしあい|||ひなん||きまって||

では 族長 代理 クルシュ ・ ルー ルー に 問う |ぞくちょう|だいり||るー|るー||とう

今 も 同じ 考え か ? いま||おなじ|かんがえ|

( クルシュ ) ん っ …

あっ …

お前 が 決める こと だ おまえ||きめる||

かつて の 族長 が 最後 に 笑い かけ た の は ― ||ぞくちょう||さいご||わらい||||

お前 に この 部族 の 未来 を 託し た から だ ろ う おまえ|||ぶぞく||みらい||たくし|||||

ならば 今 こそ その 使命 を 果たす べき だ |いま|||しめい||はたす||

( クルシュ ) あっ … それでは 伺い ます |||うかがい|

どの 程度 を 避難 民 と して 逃がす お つもり な ん です か ? |ていど||ひなん|たみ|||にがす||||||

( ザリュース ) ん …

戦士 階級 10 狩猟 20 祭 司 3 せんし|かいきゅう|しゅりょう|さい|つかさ

オス 70 メス 100 子ども 若干 名 … おす|めす|こども|じゃっかん|な

それ 以外 は ? |いがい|

( ザリュース ) 場合 に よって は 死 ん で もらう |ばあい||||し|||

そう です か …

1 つ だけ 言わ せ て ほしい ||いわ|||

俺 たち は 死ぬ ため に 戦う わけ で は ない おれ|||しぬ|||たたかう||||

勝つ ため に 戦う ん だ かつ|||たたかう||

ならば 我々 レッド ・ アイ も あなた 方 に 協力 し ま しょ う |われわれ|れっど||||かた||きょうりょく||||

族長 の 笑顔 を 無意味 な もの に し ない ため に ぞくちょう||えがお||むいみ|||||||

そして 最も 多く の レッド ・ アイ 族 の 者 が |もっとも|おおく||れっど||ぞく||もの|

生き残れ る よう に いきのこれ|||

( ザリュース ) 感謝 する |かんしゃ|

( ザリュース の あくび )

( クルシュ ) おはよう ( ザリュース ) ああ おはよう

問題 なく 部族 は まとめあげ られ た みたい だ な もんだい||ぶぞく|||||||

( クルシュ ) 昨日 は 遅く まで 会議 に 参加 し て くれ て 感謝 する わ |きのう||おそく||かいぎ||さんか|||||かんしゃ||

今日 中 に 戦う 者 たち は 出立 できる はず よ きょう|なか||たたかう|もの|||いでたち|||

それ と 避難 する 者 たち も ||ひなん||もの||

ザリュース あなた は これ から どう する の ?

ドラゴン ・ タスク 族 の もと に 向かう つもり だ ||ぞく||||むかう||

… が 質問 だ |しつもん|

その 格好 は ? |かっこう|

似合わ ない かしら ? にあわ||

似合う と 言った ほう が よい … の か ? にあう||いった|||||

( クルシュ ) まさか ! 出歩く に は 太陽 の 光 が つらい の ||であるく|||たいよう||ひかり|||

同行 する つもり か ? どうこう|||

( クルシュ ) ドラゴン ・ タスク って ―

全 部族 で 最大 の 武力 を 持って いる そう じゃ ない ? ぜん|ぶぞく||さいだい||ぶりょく||もって||||

ああ

だが 交流 の ある 部族 で ない 以上 詳しく は … |こうりゅう|||ぶぞく|||いじょう|くわしく|

( クルシュ ) だったら 私 も 一緒 に 行った ほう が いい わ ||わたくし||いっしょ||おこなった||||

危険 だ ぞ きけん||

( クルシュ ) 危険 じゃ ない ところ が 今 ある の ? |きけん|||||いま||

フッ 冷静 で は ない な 俺 は |れいせい|||||おれ|

分かった 力 を 貸し て もらう ぞ クルシュ わかった|ちから||かし||||

( クルシュ ) 了解 し た わ ザリュース |りょうかい||||

任せ て ちょうだい まかせ||

( エン トマ ) そして これ が 転移 系 の スクロール と ― えん|||||てんい|けい|||

“ 伝言 ( メッセージ ) ” の スクロール です ~ でんごん|めっせーじ|||

アインズ 様 から は ― |さま||

デミ ウル ゴス 様 の 働き で 手 に 入れ られ た ― |||さま||はたらき||て||いれ||

皮 で 作った って 聞い て ます ~ かわ||つくった||ききい||

使用 し て 問題 が あったら ― しよう|||もんだい||

報告 し て ほしい って おっしゃら れ て まし た ほうこく|||||||||

( コキュートス ) ソウカ 了解 シタ ||りょうかい|

コレデ マタ デミウルゴスニ 差 ヲ ツケラレタナ |||さ||

( エン トマ ) それ と ~\ N ( コキュートス ) ウン ? えん||||||

( エン トマ ) この 戦い の 結果 を この 場 で 見届ける よう に って ― えん|||たたかい||けっか|||じょう||みとどける|||

ご 指示 を 頂 い て おり ます |しじ||いただ||||

( コキュートス ) 承知 シタ シカト 見 届 ケテホシイ |しょうち|||み|とどけ|

至高 ノ 御方 ニ ササ ゲル 絶対 ナル 勝利 ヲ ! しこう||おかた||ささ||ぜったい||しょうり|

俺 は ザリュース ・ シャ シャ おれ||||

グリーン ・ クロー 族 の 代表 と して この 地 に 来 た ぐりーん||ぞく||だいひょう||||ち||らい|

族長 と 話 が し たい ぞくちょう||はなし|||

( クルシュ ) 私 は レッド ・ アイ 族 族長 代理 クルシュ ・ ルー ルー |わたくし||れっど||ぞく|ぞくちょう|だいり||るー|るー

同じく 族長 に 会い に 来 まし た おなじく|ぞくちょう||あい||らい||

( ゼン ベル ) よく 来 た じゃ ねえ か フロスト ・ ペイン の 持ち主 |べる||らい||||||||もちぬし

… と そっち は もし かして 植物 系 モンスター か ? |||||しょくぶつ|けい||

違い ます ! ちがい|

冗談 を 本 気 に する な 面倒 くせ え じょうだん||ほん|き||||めんどう||

俺 は ドラゴン ・ タスク 族長 ゼン ベル ・ ググー だ おれ||||ぞくちょう||べる||

ゼン ベル で いい ぜ |べる|||

( クルシュ ) ん ん っ …

こちら も ザリュース で かまわ ない それ で …

お前 の 言い たい こと は 予想 が つく おまえ||いい||||よそう||

だが 俺 ら が 信じる は 強者 のみ |おれ|||しんじる||きょうしゃ|

ふん っ ! はっ !

剣 を 取り な けん||とり|

( 2 人 ) あっ … じん|

( ゼン ベル ) フッ ! |べる|

♪~

~♪