Naruto Episode 122
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ ~
♪ ひからび た 言葉 を つ ない で
♪ それ でも 僕等 シンプル な
♪ 想い を 伝え たい だけ な の
♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は
♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て
♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ
♪ それ でも あの 出来事 が
♪ 君 を 苦しめる だ ろ ?
♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ
♪ このまま 何 も 残ら ず に
♪ あなた と 分かち合う だけ
♪ やがて 僕等 は
♪ それ が 全て だ と 気 が つい て
♪ 悲しみ は 頬 を 伝って
♪ 涙 の 河 に なる だけ
♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって
♪ 溶け合う の よ
( 笛 の 音 )
( シカマル ) く っそ ~ ! ( 笛 の 音 )
( シカマル ) あっ 。 ( 笛 の 音 )
( 笛 の 音 )
( シカマル ) あっ … チッ ! ( 笛 の 音 )
やる なお 前 。
うまい タイミング で 3 人 を ばら か し て 攻撃 し て くる 。
結構 練習 し た ん だ ろ ?
かなり 複雑 な 曲 だ から な 。
( 多 由也 ) へ ぇ ~。
こいつ ら を 笛 で 操って ん の を すぐ 理解 し た ばかり か
この 曲 の 難し さ を 理解 する と は 大した くそ 野郎 だ 。
だが 完璧 に は この 曲 を 理解 でき や し ねえ 。
確か に 。
芸術 なんて の は 俺 に は 無縁 だ から よ 。
( シカマル ) 《 けど あの 笛 で 操って る って こと は
曲 の 中 に あいつ ら の 行動 の 一つ一つ を 制御 する
それぞれ 特定 の 音 の 配列 パターン って の が ある はず だ 。
分析 力 だけ なら 結構 自信 あんだ が
今回 は かなり ヤベェ 。
なぜ なら …
俺 は おたまじゃくし が 全く 分か ん ねえ 》
( 君 麻 呂 ) 特別 に 次 は 椿 の 舞 を 見せ て やろ う 。
( ナルト ) 潰し て やる !
でき も し ない こと を 口 に する の は
やめ た ほう が いい 。
うる せ ぇ !
フン 。
何 だって ! ?
言った だ ろ う 。
この 骨 は 鋼 より も 硬い と 。
( 君 麻 呂 ) お前 自身 の 肉体 で 味わって みる と いい 。
♪ ~
あっ !
う わ っ !
ドリャ ~ !
♪ ~
く っそ ~ !
♪ ~
( 多 由也 ) この 曲 を 聴 い て 生き て た ヤツ は い ない 。
ハァ ハァ ハァ … 。
終 曲 第 九 節 魔 境 の 乱 。
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 曲 調 が 変わった ! 》 ( 笛 の 音 )
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 何 か 来る ! 》
♪ ~
あっ … ありゃ … 。
♪ ~
う っ !
♪ ~
何 ! ?
♪ ~
( シカマル ) 《 こいつ は … 》
♪ ~
( 多 由也 ) 《 この 物質 化 霊 を ヤバ い と 見 て の 逃げ の 早 さ 。
案外 やる じゃ ねえ か 。
けど … 》
♪ ~
( シカマル ) 《 貴重 な 起爆 札 と 煙 玉 を いっぺん に 使って
隠れる の が やっと か よ 。
あの 白い ヤツ … 。
俺 の 身体 エネルギー だけ を 食いちぎり や がった 》
( シカマル ) 《 手 裏 剣 が すり抜け た ところ を 見る と
ありゃ ほとんど 質量 の ねえ 半 物質 。
食欲 を 持た さ れ た チャクラ その もの だ 。
恐らく は その 大半 を
精神 エネルギー だけ で 練り込ま れ た チャクラ だ 。
だから 安定 を 求め て 身体 エネルギー に 飢え てる 。
あんな 食欲 チャクラ に つきあい 続け たら
チャクラ が 練れ なく なる 。
かなり ヤバ い ヤツ ら だ 。
俺 と 同じ 特別 な チャクラ を 作る 忍 。
間違い なく 秘伝 忍術 だ 。
だったら 白い ヤツ は ほっと い て
やっぱり 本体 狙い しか ねえ 。
手っとり早い の は 笛 の 音 を 止め ち まう こと だ が
今 の 状況 で あの 女 に 近づく の は
無理 だ な 。
次に 考え られる と すりゃ
あの 3 匹 を 影 真似 の 術 で 捕まえ ち まう こと だ が
こう ばら け て タイミング ずらし て 攻撃 さ れ ちゃ
そい つ も 難しい 。
1 匹 でも 取り逃がせ ば 攻撃 を もろ に 受け て
終わり だ 。
攻守 共に つくづく 隙 が ねえ なあ の 女 。
フン 結構 将棋 強 ぇ かも 》
( シカマル ) 《 残り の 忍 具 は クナイ 12 本
手 裏 剣 9 枚 ワイヤ 12 m
光 玉 1 発 に 起爆 札 1 枚 。
ヘッ 全く
こっち は 飛車 角 落ち で 将棋 を 指し てる 気分 だ ぜ 》
( キバ ) まい た か 。
そりゃ 無理 か 。
あっ … 赤 丸 ?
ほら 食え 赤 丸 。
食わ ねえ と 力 出 ねえ ぞ 。
よし 赤 丸 行く ぞ !
ヤツ ら の こと も ある し な 。
椿 の 舞 。
♪ ~
♪ ~
( 笛 の 音 )
( 多 由也 ) 《 隠れ て も 無理 だ 。
こいつ ら の 動き ��� 読め ない 以上
くそ ネズミ の 逃げ場 は ない 。
見つけ出し て 即 ばらし て やる 》
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 さ ~ て と だ … 》
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 よ ~ し 準備 は 万端 あと は 行く だけ だ 》
( シカマル ) 《 攻撃 は 9 回 その 間 が 勝負 だ 》
( シカマル ) 1 つ 。
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 1 つ 》
( 笛 の 音 )
( 多 由也 ) 《 ん ? 》 ( 笛 の 音 )
( 笛 の 音 )
( 多 由也 ) 《 甘い この 音 で 操る 術 は 無敵 。
どんな 策 を 取 ろ う と 破る こと は 不可能 ! 》
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 2 つ 》
( 多 由也 ) 《 チッ ちょ ろ ちょ ろ 逃げ や が って くそ ネズミ が 。
どこ だ ? 》
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 3 つ 》 ( 笛 の 音 )
( 多 由也 ) 《 ん ? 》 ( 笛 の 音 )
( 笛 の 音 )
( 多 由也 ) 《 あそこ か … 》 ( 笛 の 音 )
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 4 つ ! 》 ( 笛 の 音 )
( 笛 の 音 )
( 多 由也 ) 《 あっ ! 小細工 か ナメ や が って ! 》
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 5 … 6 …
7 … 8 … 》
( 笛 の 音 )
( 多 由也 ) 《 ちょ こまか と 逃げ回り や が って 。
何 を 考え てる ? 》
( 笛 の 音 )
( 多 由也 ) 《 ん ? 光 ! ? 》
( シカマル ) 《 9 ! 》 ( 多 由也 ) 《 しまった !
影 を 光 で 伸ばし て ! 》
( シカマル ) 《 影 真似 の 術 ! 》
影 真似 の 術 成功 。
バカ な … 。
なぜ こい つら の 動き が 読め た ?
うち の 曲 の パターン を 聞き分ける こと など
できる はず が ねえ !
俺 は は な から 音 なんて 聞い て ねえ ん だ よ 。
音 以外 に お前 の 命令 パターン を 読み取 れる もん が あん だ ろ う が 。
( シカマル ) て め ぇ の 指 だ よ 。
バカ な … 。
3 匹 の 動き を … 指 の 動き を 記憶 し て 読 ん だ だ と ?
そんな こと あり え ねえ 。
右手 の 人さし指 と 薬指 。
♪ ~
それ に 左手 の 中指 と 小指 が 奏でる 音 で
その 真ん中 の カニ 爪 男 が 構える 。
右手 の 親指 と 人さし指
左手 の 人さし指 と 小指 で
こん棒 男 が 突進 し て くる 。
( シカマル ) お前 が こっち の 攻撃 を かわし ながら
俺 を 捜し てる 間 に
俺 は お前 の 指 の 動き と
そい つ ら の 動き の 一つ一つ を つぶさに 観察 し 分析 。
記憶 さ せ て もらった って わけ だ 。
ん !
( 笛 の 音 )
無理 だ ぜ 。
影 真似 の 術 で 縛って ん だ から 。
チッ 。
将棋 の ルール で いちばん おもし れ ぇ の は よ
取 っち まっ た 駒 を 自分 の 駒 と し て 使える ところ な ん だ よ な 。
( シカマル ) こっか ら は 詰め 将棋 だ ぜ 。
3 つ の 駒 を 使って 今度 は
俺 が お前 を 追い詰める 。
フッ 。
えらく 余裕 じゃ ねえ の クナイ ぐらい 構えろ よ な 。
うち の 武器 は 笛 だけ だ 。
この 笛 の 音 聴 い て 生き残った ヤツ は
いね えっ つ っ た はず だ ボケ 。
大した 自信 だ な 。
退 !
あっ 。
駒 が 使え なく て 残念 だった な こ ら !
次 は うち の 番 だ !
あっ !
何 … ?
影 真似 成功 。
♪ ~
言った ろ 駒 使って お前 を 追い詰める って よ 。
駒 3 つ おとり と し て 使わ せ て もらった って わけ だ 。
攻撃 って の は 一 手 目 は だまし の フェイク
二手 目 を 当て ん の が 基本 な ん だ よ 。
て め ぇ !
♪ ~
( 多 由也 ) 《 し かた ねえ こう なったら 力 で ご り 押し だ 。
よもや こんな 所 で 状態 2 に なる と は 。
ムカ つく が 認め て やる ぜ 。
こいつ は 大した カス 野郎 だった 》
♪ ~
何 だ ? こいつ は … 。
あっ 。
確か にて め ぇ は 少し ばかり 頭 が 切れる よう だ が
こっか ら は 計算 どおり に は なら ねえ 。
( シカマル ) 《 何 だ と ! ? 》
( シカマル ) 《 あっ … 影 真似 の 術 から 力ずく で 抜け出 そう って の か ?
何 だ ? あの すげ ぇ チャクラ は … 》
( シカマル ) 《 このまま だ と 術 が 解ける 。
チャクラ 温存 と か 何とか 言って らん ねえ 》
( シカマル ) 《 あの 術 を やる しか … ねえ ! 》
忍法 影 首 縛り の 術 !
♪ ~
( 多 由也 ) 《 影 で うち の 体 を つか ん で … 。
まるで 本物 の 手 に つか まれ てる よう だ … 》
だが これ 以上 は !
( シカマル ) 《 く っそ ~ 何 つう 力 だ !
この 距離 じゃ 力負け し ち まう ! 》
( 多 由也 ) 《 食らえ !
魔 笛 夢 幻 音 鎖 ! 》
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 ヤバ い … 。
こりゃ 幻 術 か ?
ん ! 》
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 あぁ … 》
( 多 由也 ) 《 フン どこ を 狙って る 》
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 体 が 動か ねえ … 》
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 あっ … 》
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 あっ … あぁ … 》
( シカマル ) う わ ~~
( 多 由也 ) 《 状態 2 の うち は 笛 で あまた の 幻 術 を 操る 。
その 中 でも これ は この くそ ネズミ に ふさわしい 曲 。
なぜ なら … 》
あぁ ! う わ っ !
( 多 由也 ) 《 この 幻 術 は 獲物 の 体 の 動き を 止め て 縛る ! 》
( 多 由也 ) どう だ ? 逆 に 縛ら れ た 気分 は 。
これ が お前 の 最後 の 一 手 だった な 。
あいにく 逆 王手 だ 。
くそ ネズミ !
( 殴る 音 )
何 … ?
( 多 由也 ) 《 こいつ 自分 の 影 で 自分 の 指 を !
その 痛み で 幻 術 を 解 い た って の か ! ?
その うえ で 術 に かかり 続け てる ふり を ! 》
( シカマル ) さっき も 言った ろ 。
一 手 目 は だまし の フェイク
その あと の 二手 目 を 当て ん の が 基本 だって な 。
しかも この 二手 目 さっき まで と は ち と 違う ぜ 。
影 首 縛り は 術 の 対象 まで 距離 が 近 けれ ば 近い ほど
強い 力 で 縛 れ ん だ よ 。
く っそ … うかつ に 近づき すぎ た 。
( シカマル ) いい や そう じゃ ない 。
いちばん うかつ だった の は
お前 が さっき 言った 武器 は 笛 だけ だって いう ひと言 だ 。
( 多 由也 ) あっ 。
< えらく 余裕 じゃ ねえ の クナイ ぐらい 構えろ よ な >
< うち の 武器 は 笛 だけ だ 。
この 笛 の 音 聴 い て 生き残った ヤツ は
いね えっ つ っ た はず だ ボケ >
まさか … 。
そう だ さっき 俺 が て め ぇ の 目 の 前 に
外し た よう に し て クナイ を 投げ た の は …
て め ぇ が それ を 拾って 俺 に 近づく よう
しむける ため だった ん だ な これ が 。
フン 。
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ 君 は 笑って くれ た
♪ はじめて 君 と しゃべ れ た
♪ 僕 の この 言葉 で
♪ 僕 なんか が しゃべり かけ たら
♪ 迷惑 に 思う か な
♪ そんな 不安 を 抱え て
♪ 勇気 を 出し て み た よ
♪ うまく しゃべ れ ない 僕 の
♪ 不器用 な 話
♪ 君 は 耳 を そらさ ず に
♪ ちゃんと 聞い て くれ た よ
♪ それ だけ で 僕 は
♪ 浮かれ て しまう の さ
♪ だけど 君 は 僕 なんて
♪ 何 と も 思って ない よ ね
♪ 切ない よ だ けど
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ 君 は 笑って くれ た
♪ はじめて 君 と しゃべ れ た
♪ 僕 の この 言葉 で
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ 君 が 笑って くれ た
♪ はじめて 君 と しゃべ れ た
♪ 僕 の この 言葉 で
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ ~
〈 ん な バカ な ! 俺 って ば 夢 でも 見 て ん の か ?
でも 夢 に し ちゃ あまり に 濃 すぎる って ば よ 。
通 気性 抜群 の しなやか フィット の その スーツ
おまけに その 目 その 髪 その 眉毛 !
お ~ ま ~ え ~ !
お前 って ば 何で ここ に ! ? 〉
〈 嵐 の 予感 だって ば よ ! 〉