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ナルト, Naruto Episode 126

Naruto Episode 126

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ ひからび た 言葉 を つ ない で

♪ それ でも 僕等 シンプル な

♪ 想い を 伝え たい だけ な の

♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は

♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て

♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ

♪ それ でも あの 出来事 が

♪ 君 を 苦しめる だ ろ ?

♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ

♪ このまま 何 も 残ら ず に

♪ あなた と 分かち合う だけ

♪ やがて 僕等 は

♪ それ が 全て だ と 気 が つい て

♪ 悲しみ は 頬 を 伝って

♪ 涙 の 河 に なる だけ

♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって

♪ 溶け合う の よ

( 我 愛 羅 ) < 砂 縛 柩 ! >

( リー ) < う わ ~ ! >

俺 が やる 。

( リー ) いえ 君 は バックアップ を お 願い し ます 。

( リー ) あ ば ぁ !

砂 が 口 に … 。

放し て ください ! あっ !

う っ … う ぅ … 。

今 の お前 じゃ どう に も なら ない 。

俺 が やる 。

気 を 付け て ください あの 人 の 攻撃 は 骨 です 。

( リー ) さっき の よう に 骨 を 飛ばし た り

体中 から 骨 を 突き出し た り

骨 を 自由 に 操り ます 。

( 君 麻 呂 ) 砂 瀑 の 我 愛 羅 。

( 君 麻 呂 ) その 名 の とおり 砂 を 使う の か 。

♪ ~

( 君 麻 呂 ) 《 砂 を 使った 堅い 防御 。

こいつ 接近 戦 タイプ で は ない な 。

近づく の は 難しい と いう こと か 》

♪ ~

( 君 麻 呂 ) 《 来る ! 》

( 君 麻 呂 ) 十指 穿 弾 !

♪ ~

( リー ) 《 相手 は 動き に ムダ が ない 。

やはり 相当 の 体 術 使い です ね 》

( 君 麻 呂 ) 《 攻防 一体 … 砂 で 攻撃 も 防御 も する の か 。

しかし コントロール できる 砂 の 量 は 恐らく

あの ひょうたん の 中身 くらい 》

砂 瀑 の 我 愛 羅 まぬけ な 通り 名 だ 。

砂 が なけ れ ば 何 も でき ない 。

( 君 麻 呂 ) 《 わざわざ 重い 砂 を 持ち歩 い て いる の が

その 証し だ ! 》

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 砂 時雨 。

♪ ~

芸 が ない 。

あっ … う っ !

砂 さえ あれ ば 何でも できる 。

まぬけ は お前 だ 。

土中 で 砂 を 作り出す など

俺 に とって は 造作 も ない こと 。

( リー ) 《 そう か 自分 の 砂 で

土 の 中 の 岩石 や 鉱物 を 砕 い て 砂 に … 。

自分 の 砂 を 地面 の 下 に 送り込 ん で

新た な 砂 を 増やし て いった と いう こと です か 。

砂 瀑 の 我 愛 羅 。

通り 名 は ダテ じゃ あり ませ ん ね 。

さすが です 》

( リー ) やった ! ( 我 愛 羅 ) まだ だ 。

( 我 愛 羅 ) 《 砂 瀑 送 葬 ! 》

♪ ~

あいつ を 見 て いる と あの 男 を 思い出す 。

( リー ) えっ ?

うち は サスケ 。

あいつ と 同じ 目 を し て い た 。

( リー ) 同じ 目 … 。

( 我 愛 羅 ) 《 己 の 存在 価値 を 確かめ たい

そんな 目 だ 》

( ナルト ) サスケ ~ !

サスケ ~ !

サスケ !

いる ん だ ろ ! 返事 ぐらい しろ !

どう し ち まった ん だ よ ! お前 って ば !

( サスケ ) フッフ フフ … 。

♪ ~

《 あ ~ ! 》

♪ ~

《 フフフ … フフ フフ … 》

( 君 麻 呂 ) 〈 暗闇 は 嫌い じゃ ない 〉

♪ ~

( 君 麻 呂 ) 〈 暗闇 は 僕 が 育った 場所 〉

♪ ~

( 扉 が 開く 音 )

♪ ~

( 扉 が 閉まる 音 )

( 鍵 が 掛かる 音 )

♪ ~

( 刺さる 音 )

( 君 麻 呂 ) < 僕 は どう し て こんな 所 に いる の ?

僕 は 何 か 悪い こと を し た の ? >

♪ ~

< 神様 って 本当 に いる の ?

いる ん だったら どう し て 僕 を こんな 所 に 閉じ込める の ? >

( 扉 が 開く 音 ) < あっ … >

< 誰 ? >

( 族長 ) < 誰 で も いい 出ろ >

♪ ~

( 族長 ) < 君 麻 呂 お前 を 使う 時 が 来 た >

( 君 麻 呂 ) < え ? >

( 族長 ) < われら かぐ や 一族 の ため に

戦え ! >

( 君 麻 呂 ) 《 そう 戦う こと 。

それ が …

今 の 僕 に できる 唯一 の こと 》

♪ ~

あっ !

♪ ~

そ … そんな … 。

♪ ~

( 君 麻 呂 ) 大した 圧力 だ 。

皮膚 の すぐ 下 に 骨 の 膜 を 作ら なけ れ ば

あっという間 に ぺしゃんこ だった 。

骨 … 化け物 だ なあ いつも 。

やっかい な 体 です ね 。

( 君 麻 呂 ) 甘く 見 て い た 。

… が もう 砂 に 捕まり など し ない 。

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 《 流 砂 瀑 流 ! 》

♪ ~

あっ 。

♪ ~

( リー ) 《 すごい … 砂 から 逃げる と か

捕まら ない と か 言って る レベル じゃ ない 》

♪ ~

( 君 麻 呂 ) う っ … 。

♪ ~

( リー ) 《 地形 その もの を 変え て しまう なんて … 》

♪ ~

や … やった … 。

まだ だ 。 ( リー ) えっ … 。

( 我 愛 羅 ) 《 砂 瀑 大 葬 ! 》

♪ ~

う あっ !

♪ ~

( リー ) 《 な … 何て 人 です … 。

僕 と 戦った 時 より さらに 強く なって る 》

( リー ) 《 でも 今度 こそ … 》

しつこい ヤツ だ 。 ( リー ) えっ 。

( 鼓動 )

( 君 麻 呂 ) 《 まだ 生き て いる 。

だったら まだ 僕 に は 生きる 意 味 が ある 》

( 族長 ) < これ より 霧 隠れ に 夜襲 を かける 。

例 の 事件 で 浮き足だって る 今 こそ

われら の 恐ろし さ を 知ら しめ す 絶好 の 時 >

( 男 たち ) < ヘヘ ヘヘ … ! >

( 族長 ) < ヤツ ら に われら かぐ や 一族 の 恐ろし さ を

思い 知らせ て やれ ! > ( 男 たち ) < お ~ ! >

< 何 を し て いる ? 君 麻 呂 。

早く 行け >

< どう すれ ば いい か … >

( 族長 ) < 深く 考え なく て いい 。

霧 の 里 に 下り 出会った ヤツ を 片っ端から 殺し て こい 。

フフ フフ … 。

お前 の 本能 の まま 行動 すれ ば よい の だ >

< あっ >

< 霧 隠れ の 者 か ? >

♪ ~

( 再 不 斬 ) < いや … > ( 白 ) 《 あっ … 》

< そ … そう か … ごめん >

♪ ~

( 再 不 斬 ) < 白 ? > ( 白 ) < あっ … いえ 。

何でも あり ませ ん 再 不 斬 さ ん >

( 再 不 斬 ) < 立ち止まって る 暇 は ない 急ぐ ぞ >

( 白 ) < はい >

( 白 ) 《 僕 と 同じ 目 を し て い た 。

再 不 斬 さ ん と 出会う 前 の 僕 と … 》

( 君 麻 呂 ) < フッ ! ハァ ~ !

う っ ! >

( 大 蛇 丸 ) < お 待ち なさい 。

フフ … 慌て 者 ね 。

私 は この 里 の 者 じゃ ない わ >

( 君 麻 呂 ) < はっ … >

( 大 蛇 丸 ) < あなた の 目的 の もの は すぐ そこ に ある わ 。

さ ぁ お 行き なさい >

( 大 蛇 丸 ) 《 始まった よう ね 。

かぐ や 一族 … 。

戦い で しか 自分 たち の 生きる 道 を 見いだ せ ない

愚か しい 者 たち 。

殺りく を 楽しむ だけ の 単純 な 連中 が 通用 し た の は

とう の 昔 。

統率 さ れ た 組織 を 相手 に 力 だけ で やり合って も

死 に 急ぐ バカ ども に しか な れ ない わ 》

< 生き残った の は これ だけ か >

( 男 1 ) < どうやら 囲ま れ た よう だ ぜ >

( 男 2 ) < 思った より 守り が 堅い >

( 族長 ) < しかたない 。

こう なれ ば 一 人 でも 多く 道連れ に する ん だ >

( 男 たち ) < ヘヘヘ … ! >

( 男 3 ) < せいぜい 楽しま せ て もら お う ぜ ! >

( 君 麻 呂 ) 〈 何 の ため に 戦う の か

自分 は 何者 な の か

何 も 分から ず ただ ひたすら 戦い 続け た 〉

( 族長 ) < お前 を 使う 時 が 来 た >

( 君 麻 呂 ) 〈 必要 と さ れ て いる 。

その こと だけ が 僕 の 体 を 動かし た 。

そして … 。

戦わ なけ れ ば 生き て は いけ ない

… と いう こと も 理解 でき た 〉

( 忍 ) < う … う わ ~ ! >

< あっ >

( 君 麻 呂 ) 〈 夜 が 明け て

生き残った の が

自分 だけ だ と いう こと を 知った 〉

( 君 麻 呂 ) 《 また 独りぼっち … 》

( 君 麻 呂 ) 〈 独り に なり

ただ あて ど なく さまよい 歩 い た 〉

( 君 麻 呂 ) 《 ここ は … 》

< あっ … >

♪ ~

< あっ … >

( 君 麻 呂 ) 《 あの 時 の 花 … 》

< どう し て こんな 所 に 咲 い て いる の ? >

< なぜ 答え て くれ ない の ? >

< 君 も 僕 を 無視 する ん だ ね 。

こんな 所 で 誰 か に 見 られる わけ で も ない のに ! >

( 大 蛇 丸 ) < お よし なさい >

( 君 麻 呂 ) < あっ >

< きっと 生き てる こと に 意味 なんて ない の よ >

( 大 蛇 丸 ) < でも 生き 続ける こと で

おもしろい こと を 見つけ られる かも ね 。

あなた が その 花 を 見 つ け た よう に >

< 私 が あなた を 見つけ た よう に >

< さ ぁ 行き ま しょ う >

♪ ~

( 君 麻 呂 ) 《 あの 時 大 蛇 丸 様 は そう 言った けど

人 は 何 か 意 味 が あって 生まれ て くる もの 。

僕 は そう 思って いる 。

きっと 何 か 大切 な 使 命 が ある 。

僕 に とって の 使命

それ は 大 蛇 丸 様 と

その 野望 を 守りきる こと 》

何 です ? あれ は 。

戻って こい サスケ !

みんな お前 の こと を 心配 し てん だ ぞ !

フッフ フフ … 。

く っそ ~ … 暗く て 何 も 見え ねえ じゃ ねぇ か !

( ネジ ) < お前 は 俺 より いい 眼 を 持って いる >

あっ … 。

( ネジ ) < サスケ は 今 闇 の 中 に いる >

ネ … ネジ 。

< こんな 所 に 止まって い て は サスケ に 追いつ け なく なる >

ネジ !

そう だ お前 の 言う とおり だ ぜ 。

立ち止まって る 場合 じゃ ねえ 。

待って ろ ! サスケ は 俺 が

絶対 連れ て 帰る って ば よ !

♪ ~

サスケ !

♪ ~

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 《 砂 縛 柩 ! 》

♪ ~

( リー ) 《 はっ ! あの 姿 は ! ? 》

♪ ~

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ はじめて 君 と しゃべった

♪ 君 は 笑って くれ た

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た

♪ 僕 の この 言葉 で

♪ 僕 なんか が しゃべり かけ たら

♪ 迷惑 に 思う か な

♪ そんな 不安 を 抱え て

♪ 勇気 を 出し て み た よ

♪ うまく しゃべ れ ない 僕 の

♪ 不器用 な 話

♪ 君 は 耳 を そらさ ず に

♪ ちゃんと 聞い て くれ た よ

♪ それ だけ で 僕 は

♪ 浮かれ て しまう の さ

♪ だけど 君 は 僕 なんて

♪ 何 と も 思って ない よ ね

♪ 切ない よ だ けど

♪ はじめて 君 と しゃべった

♪ 君 は 笑って くれ た

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た

♪ 僕 の この 言葉 で

♪ はじめて 君 と しゃべった

♪ 君 が 笑って くれ た

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た

♪ 僕 の この 言葉 で

♪ はじめて 君 と しゃべった

♪ ~

( リー ) 〈 助かり まし た さすが です ね こんな こと も できる なんて 〉

( 我 愛 羅 ) 〈 しぶとい ヤツ だった が これ で 終わり だ 。

二 度 と 出 て これ は し ない 。

大 蛇 丸 に 洗脳 さ れ た … 〉 ( 君 麻 呂 ) 〈 洗脳 で は ない !

あの 方 は 僕 の 理解 者 だ 。

お前 ら に 何 が 分かる ! 〉

Naruto Episode 126 Naruto - Folge 126 Naruto Episodio 126

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ ひからび た 言葉 を つ ない で ||ことば||||

♪ それ でも 僕等 シンプル な ||ぼくら|しんぷる|

♪ 想い を 伝え たい だけ な の おもい||つたえ||||

♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は ふきぬける|||||ひ||かぜ|

♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て きのう||はいきょ||うちすて|

♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ きみ||わらう|いま||いきる||

♪ それ でも あの 出来事 が |||できごと|

♪ 君 を 苦しめる だ ろ ? きみ||くるしめる||

♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ |||さよなら|||

♪ このまま 何 も 残ら ず に |なん||のこら||

♪ あなた と 分かち合う だけ ||わかちあう|

♪ やがて 僕等 は |ぼくら|

♪ それ が 全て だ と 気 が つい て ||すべて|||き|||

♪ 悲しみ は 頬 を 伝って かなしみ||ほお||つたって

♪ 涙 の 河 に なる だけ なみだ||かわ|||

♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって ゆれる|おもい||つよい|うず||

♪ 溶け合う の よ とけあう||

( 我 愛 羅 ) < 砂 縛 柩 ! > われ|あい|ら|すな|しば|ひつぎ

( リー ) < う わ ~ ! >

俺 が やる 。 おれ||

( リー ) いえ 君 は バックアップ を お 願い し ます 。 ||きみ||ばっくあっぷ|||ねがい||

( リー ) あ ば ぁ !

砂 が 口 に … 。 すな||くち|

放し て ください ! あっ ! はなし|||

う っ … う ぅ … 。

今 の お前 じゃ どう に も なら ない 。 いま||おまえ||||||

俺 が やる 。 おれ||

気 を 付け て ください あの 人 の 攻撃 は 骨 です 。 き||つけ||||じん||こうげき||こつ|

( リー ) さっき の よう に 骨 を 飛ばし た り |||||こつ||とばし||

体中 から 骨 を 突き出し た り たいちゅう||こつ||つきだし||

骨 を 自由 に 操り ます 。 こつ||じゆう||あやつり|

( 君 麻 呂 ) 砂 瀑 の 我 愛 羅 。 きみ|あさ|ろ|すな|ばく||われ|あい|ら

( 君 麻 呂 ) その 名 の とおり 砂 を 使う の か 。 きみ|あさ|ろ||な|||すな||つかう||

♪ ~

( 君 麻 呂 ) 《 砂 を 使った 堅い 防御 。 きみ|あさ|ろ|すな||つかった|かたい|ぼうぎょ

こいつ 接近 戦 タイプ で は ない な 。 |せっきん|いくさ|たいぷ||||

近づく の は 難しい と いう こと か 》 ちかづく|||むずかしい||||

♪ ~

( 君 麻 呂 ) 《 来る ! 》 きみ|あさ|ろ|くる

( 君 麻 呂 ) 十指 穿 弾 ! きみ|あさ|ろ|じっし|うが|たま

♪ ~

( リー ) 《 相手 は 動き に ムダ が ない 。 |あいて||うごき||むだ||

やはり 相当 の 体 術 使い です ね 》 |そうとう||からだ|じゅつ|つかい||

( 君 麻 呂 ) 《 攻防 一体 … 砂 で 攻撃 も 防御 も する の か 。 きみ|あさ|ろ|こうぼう|いったい|すな||こうげき||ぼうぎょ||||

しかし コントロール できる 砂 の 量 は 恐らく |こんとろーる||すな||りょう||おそらく

あの ひょうたん の 中身 くらい 》 |||なかみ|

砂 瀑 の 我 愛 羅 まぬけ な 通り 名 だ 。 すな|ばく||われ|あい|ら|||とおり|な|

砂 が なけ れ ば 何 も でき ない 。 すな|||||なん|||

( 君 麻 呂 ) 《 わざわざ 重い 砂 を 持ち歩 い て いる の が きみ|あさ|ろ||おもい|すな||もちある|||||

その 証し だ ! 》 |しょうし|

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 砂 時雨 。 われ|あい|ら|すな|しぐれ

♪ ~

芸 が ない 。 げい||

あっ … う っ !

砂 さえ あれ ば 何でも できる 。 すな||||なんでも|

まぬけ は お前 だ 。 ||おまえ|

土中 で 砂 を 作り出す など どちゅう||すな||つくりだす|

俺 に とって は 造作 も ない こと 。 おれ||||ぞうさく|||

( リー ) 《 そう か 自分 の 砂 で |||じぶん||すな|

土 の 中 の 岩石 や 鉱物 を 砕 い て 砂 に … 。 つち||なか||がんせき||こうぶつ||くだ|||すな|

自分 の 砂 を 地面 の 下 に 送り込 ん で じぶん||すな||じめん||した||おくりこ||

新た な 砂 を 増やし て いった と いう こと です か 。 あらた||すな||ふやし|||||||

砂 瀑 の 我 愛 羅 。 すな|ばく||われ|あい|ら

通り 名 は ダテ じゃ あり ませ ん ね 。 とおり|な|||||||

さすが です 》

( リー ) やった ! ( 我 愛 羅 ) まだ だ 。 ||われ|あい|ら||

( 我 愛 羅 ) 《 砂 瀑 送 葬 ! 》 われ|あい|ら|すな|ばく|おく|ほうむ

♪ ~

あいつ を 見 て いる と あの 男 を 思い出す 。 ||み|||||おとこ||おもいだす

( リー ) えっ ?

うち は サスケ 。 ||さすけ

あいつ と 同じ 目 を し て い た 。 ||おなじ|め|||||

( リー ) 同じ 目 … 。 |おなじ|め

( 我 愛 羅 ) 《 己 の 存在 価値 を 確かめ たい われ|あい|ら|おのれ||そんざい|かち||たしかめ|

そんな 目 だ 》 |め|

( ナルト ) サスケ ~ ! |さすけ

サスケ ~ ! さすけ

サスケ ! さすけ

いる ん だ ろ ! 返事 ぐらい しろ ! ||||へんじ||

どう し ち まった ん だ よ ! お前 って ば ! |||||||おまえ||

( サスケ ) フッフ フフ … 。

♪ ~

《 あ ~ ! 》

♪ ~

《 フフフ … フフ フフ … 》

( 君 麻 呂 ) 〈 暗闇 は 嫌い じゃ ない 〉 きみ|あさ|ろ|くらやみ||きらい||

♪ ~

( 君 麻 呂 ) 〈 暗闇 は 僕 が 育った 場所 〉 きみ|あさ|ろ|くらやみ||ぼく||そだった|ばしょ

♪ ~

( 扉 が 開く 音 ) とびら||あく|おと

♪ ~

( 扉 が 閉まる 音 ) とびら||しまる|おと

( 鍵 が 掛かる 音 ) かぎ||かかる|おと

♪ ~

( 刺さる 音 ) ささる|おと

( 君 麻 呂 ) < 僕 は どう し て こんな 所 に いる の ? きみ|あさ|ろ|ぼく||||||しょ|||

僕 は 何 か 悪い こと を し た の ? > ぼく||なん||わるい|||||

♪ ~

< 神様 って 本当 に いる の ? かみさま||ほんとう|||

いる ん だったら どう し て 僕 を こんな 所 に 閉じ込める の ? > ||||||ぼく|||しょ||とじこめる|

( 扉 が 開く 音 ) < あっ … > とびら||あく|おと|

< 誰 ? > だれ

( 族長 ) < 誰 で も いい 出ろ > ぞくちょう|だれ||||でろ

♪ ~

( 族長 ) < 君 麻 呂 お前 を 使う 時 が 来 た > ぞくちょう|きみ|あさ|ろ|おまえ||つかう|じ||らい|

( 君 麻 呂 ) < え ? > きみ|あさ|ろ|

( 族長 ) < われら かぐ や 一族 の ため に ぞくちょう||||いちぞく|||

戦え ! > たたかえ

( 君 麻 呂 ) 《 そう 戦う こと 。 きみ|あさ|ろ||たたかう|

それ が …

今 の 僕 に できる 唯一 の こと 》 いま||ぼく|||ゆいいつ||

♪ ~

あっ !

♪ ~

そ … そんな … 。

♪ ~

( 君 麻 呂 ) 大した 圧力 だ 。 きみ|あさ|ろ|たいした|あつりょく|

皮膚 の すぐ 下 に 骨 の 膜 を 作ら なけ れ ば ひふ|||した||こつ||まく||つくら|||

あっという間 に ぺしゃんこ だった 。 あっというま|||

骨 … 化け物 だ なあ いつも 。 こつ|ばけもの|||

やっかい な 体 です ね 。 ||からだ||

( 君 麻 呂 ) 甘く 見 て い た 。 きみ|あさ|ろ|あまく|み|||

… が もう 砂 に 捕まり など し ない 。 ||すな||つかまり|||

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 《 流 砂 瀑 流 ! 》 われ|あい|ら|りゅう|すな|ばく|りゅう

♪ ~

あっ 。

♪ ~

( リー ) 《 すごい … 砂 から 逃げる と か ||すな||にげる||

捕まら ない と か 言って る レベル じゃ ない 》 つかまら||||いって||れべる||

♪ ~

( 君 麻 呂 ) う っ … 。 きみ|あさ|ろ||

♪ ~

( リー ) 《 地形 その もの を 変え て しまう なんて … 》 |ちけい||||かえ|||

♪ ~

や … やった … 。

まだ だ 。 ( リー ) えっ … 。

( 我 愛 羅 ) 《 砂 瀑 大 葬 ! 》 われ|あい|ら|すな|ばく|だい|ほうむ

♪ ~

う あっ !

♪ ~

( リー ) 《 な … 何て 人 です … 。 ||なんて|じん|

僕 と 戦った 時 より さらに 強く なって る 》 ぼく||たたかった|じ|||つよく||

( リー ) 《 でも 今度 こそ … 》 ||こんど|

しつこい ヤツ だ 。 ( リー ) えっ 。 |やつ|||

( 鼓動 ) こどう

( 君 麻 呂 ) 《 まだ 生き て いる 。 きみ|あさ|ろ||いき||

だったら まだ 僕 に は 生きる 意 味 が ある 》 ||ぼく|||いきる|い|あじ||

( 族長 ) < これ より 霧 隠れ に 夜襲 を かける 。 ぞくちょう|||きり|かくれ||やしゅう||

例 の 事件 で 浮き足だって る 今 こそ れい||じけん||うきあしだって||いま|

われら の 恐ろし さ を 知ら しめ す 絶好 の 時 > ||おそろし|||しら|||ぜっこう||じ

( 男 たち ) < ヘヘ ヘヘ … ! > おとこ|||

( 族長 ) < ヤツ ら に われら かぐ や 一族 の 恐ろし さ を ぞくちょう|やつ||||||いちぞく||おそろし||

思い 知らせ て やれ ! > ( 男 たち ) < お ~ ! > おもい|しらせ|||おとこ||

< 何 を し て いる ? 君 麻 呂 。 なん|||||きみ|あさ|ろ

早く 行け > はやく|いけ

< どう すれ ば いい か … >

( 族長 ) < 深く 考え なく て いい 。 ぞくちょう|ふかく|かんがえ|||

霧 の 里 に 下り 出会った ヤツ を 片っ端から 殺し て こい 。 きり||さと||くだり|であった|やつ||かたっぱしから|ころし||

フフ フフ … 。

お前 の 本能 の まま 行動 すれ ば よい の だ > おまえ||ほんのう|||こうどう|||||

< あっ >

< 霧 隠れ の 者 か ? > きり|かくれ||もの|

♪ ~

( 再 不 斬 ) < いや … > ( 白 ) 《 あっ … 》 さい|ふ|き||しろ|

< そ … そう か … ごめん >

♪ ~

( 再 不 斬 ) < 白 ? > ( 白 ) < あっ … いえ 。 さい|ふ|き|しろ|しろ||

何でも あり ませ ん 再 不 斬 さ ん > なんでも||||さい|ふ|き||

( 再 不 斬 ) < 立ち止まって る 暇 は ない 急ぐ ぞ > さい|ふ|き|たちどまって||いとま|||いそぐ|

( 白 ) < はい > しろ|

( 白 ) 《 僕 と 同じ 目 を し て い た 。 しろ|ぼく||おなじ|め|||||

再 不 斬 さ ん と 出会う 前 の 僕 と … 》 さい|ふ|き||||であう|ぜん||ぼく|

( 君 麻 呂 ) < フッ ! ハァ ~ ! きみ|あさ|ろ||

う っ ! >

( 大 蛇 丸 ) < お 待ち なさい 。 だい|へび|まる||まち|

フフ … 慌て 者 ね 。 |あわて|もの|

私 は この 里 の 者 じゃ ない わ > わたくし|||さと||もの|||

( 君 麻 呂 ) < はっ … > きみ|あさ|ろ|

( 大 蛇 丸 ) < あなた の 目的 の もの は すぐ そこ に ある わ 。 だい|へび|まる|||もくてき||||||||

さ ぁ お 行き なさい > |||いき|

( 大 蛇 丸 ) 《 始まった よう ね 。 だい|へび|まる|はじまった||

かぐ や 一族 … 。 ||いちぞく

戦い で しか 自分 たち の 生きる 道 を 見いだ せ ない たたかい|||じぶん|||いきる|どう||みいだ||

愚か しい 者 たち 。 おろか||もの|

殺りく を 楽しむ だけ の 単純 な 連中 が 通用 し た の は さつりく||たのしむ|||たんじゅん||れんちゅう||つうよう||||

とう の 昔 。 ||むかし

統率 さ れ た 組織 を 相手 に 力 だけ で やり合って も とうそつ||||そしき||あいて||ちから|||やりあって|

死 に 急ぐ バカ ども に しか な れ ない わ 》 し||いそぐ|ばか|||||||

< 生き残った の は これ だけ か > いきのこった|||||

( 男 1 ) < どうやら 囲ま れ た よう だ ぜ > おとこ||かこま|||||

( 男 2 ) < 思った より 守り が 堅い > おとこ|おもった||まもり||かたい

( 族長 ) < しかたない 。 ぞくちょう|

こう なれ ば 一 人 でも 多く 道連れ に する ん だ > |||ひと|じん||おおく|みちづれ||||

( 男 たち ) < ヘヘヘ … ! > おとこ||

( 男 3 ) < せいぜい 楽しま せ て もら お う ぜ ! > おとこ||たのしま||||||

( 君 麻 呂 ) 〈 何 の ため に 戦う の か きみ|あさ|ろ|なん||||たたかう||

自分 は 何者 な の か じぶん||なにもの|||

何 も 分から ず ただ ひたすら 戦い 続け た 〉 なん||わから||||たたかい|つづけ|

( 族長 ) < お前 を 使う 時 が 来 た > ぞくちょう|おまえ||つかう|じ||らい|

( 君 麻 呂 ) 〈 必要 と さ れ て いる 。 きみ|あさ|ろ|ひつよう|||||

その こと だけ が 僕 の 体 を 動かし た 。 ||||ぼく||からだ||うごかし|

そして … 。

戦わ なけ れ ば 生き て は いけ ない たたかわ||||いき||||

… と いう こと も 理解 でき た 〉 ||||りかい||

( 忍 ) < う … う わ ~ ! > おし|||

< あっ >

( 君 麻 呂 ) 〈 夜 が 明け て きみ|あさ|ろ|よ||あけ|

生き残った の が いきのこった||

自分 だけ だ と いう こと を 知った 〉 じぶん|||||||しった

( 君 麻 呂 ) 《 また 独りぼっち … 》 きみ|あさ|ろ||ひとりぼっち

( 君 麻 呂 ) 〈 独り に なり きみ|あさ|ろ|ひとり||

ただ あて ど なく さまよい 歩 い た 〉 |||||ふ||

( 君 麻 呂 ) 《 ここ は … 》 きみ|あさ|ろ||

< あっ … >

♪ ~

< あっ … >

( 君 麻 呂 ) 《 あの 時 の 花 … 》 きみ|あさ|ろ||じ||か

< どう し て こんな 所 に 咲 い て いる の ? > ||||しょ||さ||||

< なぜ 答え て くれ ない の ? > |こたえ||||

< 君 も 僕 を 無視 する ん だ ね 。 きみ||ぼく||むし||||

こんな 所 で 誰 か に 見 られる わけ で も ない のに ! > |しょ||だれ|||み||||||

( 大 蛇 丸 ) < お よし なさい > だい|へび|まる|||

( 君 麻 呂 ) < あっ > きみ|あさ|ろ|

< きっと 生き てる こと に 意味 なんて ない の よ > |いき||||いみ||||

( 大 蛇 丸 ) < でも 生き 続ける こと で だい|へび|まる||いき|つづける||

おもしろい こと を 見つけ られる かも ね 。 |||みつけ|||

あなた が その 花 を 見 つ け た よう に > |||か||み|||||

< 私 が あなた を 見つけ た よう に > わたくし||||みつけ|||

< さ ぁ 行き ま しょ う > ||いき|||

♪ ~

( 君 麻 呂 ) 《 あの 時 大 蛇 丸 様 は そう 言った けど きみ|あさ|ろ||じ|だい|へび|まる|さま|||いった|

人 は 何 か 意 味 が あって 生まれ て くる もの 。 じん||なん||い|あじ|||うまれ|||

僕 は そう 思って いる 。 ぼく|||おもって|

きっと 何 か 大切 な 使 命 が ある 。 |なん||たいせつ||つか|いのち||

僕 に とって の 使命 ぼく||||しめい

それ は 大 蛇 丸 様 と ||だい|へび|まる|さま|

その 野望 を 守りきる こと 》 |やぼう||まもりきる|

何 です ? あれ は 。 なん|||

戻って こい サスケ ! もどって||さすけ

みんな お前 の こと を 心配 し てん だ ぞ ! |おまえ||||しんぱい||||

フッフ フフ … 。

く っそ ~ … 暗く て 何 も 見え ねえ じゃ ねぇ か ! ||くらく||なん||みえ||||

( ネジ ) < お前 は 俺 より いい 眼 を 持って いる > ねじ|おまえ||おれ|||がん||もって|

あっ … 。

( ネジ ) < サスケ は 今 闇 の 中 に いる > ねじ|さすけ||いま|やみ||なか||

ネ … ネジ 。 |ねじ

< こんな 所 に 止まって い て は サスケ に 追いつ け なく なる > |しょ||とまって||||さすけ||おいつ|||

ネジ ! ねじ

そう だ お前 の 言う とおり だ ぜ 。 ||おまえ||いう|||

立ち止まって る 場合 じゃ ねえ 。 たちどまって||ばあい||

待って ろ ! サスケ は 俺 が まって||さすけ||おれ|

絶対 連れ て 帰る って ば よ ! ぜったい|つれ||かえる|||

♪ ~

サスケ ! さすけ

♪ ~

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 《 砂 縛 柩 ! 》 われ|あい|ら|すな|しば|ひつぎ

♪ ~

( リー ) 《 はっ ! あの 姿 は ! ? 》 |||すがた|

♪ ~

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ はじめて 君 と しゃべった |きみ||

♪ 君 は 笑って くれ た きみ||わらって||

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た |きみ||||

♪ 僕 の この 言葉 で ぼく|||ことば|

♪ 僕 なんか が しゃべり かけ たら ぼく|||||

♪ 迷惑 に 思う か な めいわく||おもう||

♪ そんな 不安 を 抱え て |ふあん||かかえ|

♪ 勇気 を 出し て み た よ ゆうき||だし||||

♪ うまく しゃべ れ ない 僕 の ||||ぼく|

♪ 不器用 な 話 ぶきよう||はなし

♪ 君 は 耳 を そらさ ず に きみ||みみ||||

♪ ちゃんと 聞い て くれ た よ |ききい||||

♪ それ だけ で 僕 は |||ぼく|

♪ 浮かれ て しまう の さ うかれ||||

♪ だけど 君 は 僕 なんて |きみ||ぼく|

♪ 何 と も 思って ない よ ね なん|||おもって|||

♪ 切ない よ だ けど せつない|||

♪ はじめて 君 と しゃべった |きみ||

♪ 君 は 笑って くれ た きみ||わらって||

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た |きみ||||

♪ 僕 の この 言葉 で ぼく|||ことば|

♪ はじめて 君 と しゃべった |きみ||

♪ 君 が 笑って くれ た きみ||わらって||

♪ はじめて 君 と しゃべ れ た |きみ||||

♪ 僕 の この 言葉 で ぼく|||ことば|

♪ はじめて 君 と しゃべった |きみ||

♪ ~

( リー ) 〈 助かり まし た さすが です ね こんな こと も できる なんて 〉 |たすかり||||||||||

( 我 愛 羅 ) 〈 しぶとい ヤツ だった が これ で 終わり だ 。 われ|あい|ら||やつ|||||おわり|

二 度 と 出 て これ は し ない 。 ふた|たび||だ|||||

大 蛇 丸 に 洗脳 さ れ た … 〉 ( 君 麻 呂 ) 〈 洗脳 で は ない ! だい|へび|まる||せんのう||||きみ|あさ|ろ|せんのう|||

あの 方 は 僕 の 理解 者 だ 。 |かた||ぼく||りかい|もの|

お前 ら に 何 が 分かる ! 〉 おまえ|||なん||わかる