Naruto Episode 138
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ ~
♪ 少年 よ 聞い て くれ
♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ
♪ 明日 なんて もう いら ない から
♪ 握った 拳 を 隠す な よ
♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど
♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ
♪ 少年 よ 心 の 銃 の
♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ
♪ ~
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ どう しよ も なく くだらない
♪ この 素晴らしい 世界 に
♪ たった 今 生き て いる から
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ すべて の 本当 と 嘘 を
♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う
♪ しらけ た 面 が 並 ん でる
♪ からっぽ の この 街 で
♪ すべて の 若者 は 行った
♪ 風 の 無い この 夜 に
♪ 何 か を 変えよ う と し てる から
♪ ~
( 自 来 也 ) 口 寄せ の 術 !
( 自 来 也 ) ナルト つかまれ !
よし ! 引き上げろ !
( カゲロウ ) そこ か !
( カゲロウ ) えい ! 分身 体 の ほう か 。
( ナルト ) こっち だって ば よ !
反撃 行く ぜ !
螺旋 丸 ! 行け ! ( カゲロウ ) 何 ! ?
この ~ !
( カゲロウ ) う っ ! う わ ~ !
やった ! 気 を 付けろ ナルト !
あと 2 人 潜 ん でる ぞ ! えっ ! ?
( 自 来 也 ) そ ~ れ おいで な すった !
( ジグモ ) カゲロウ 。 ( カミキリ ) ここ は いったん 引く ぞ 。
だっ … 待て !
逃げ足 速 すぎる って ば よ 。
ナルト 何 ボ ~ っと し てる ん だ ? あ … 。
サクラ は どう し た ? あっ ヤッベェ !
サクラ ちゃん !
( サクラ ) あっ ナルト 。
あぁ よかった 無事 だった か ササメ ちゃん !
ええ ササメ ちゃん は 無事 よ ササメ ちゃん は 。
あら ? 何 怒って る ん だって ば よ ?
ここ で ひと休み し ま しょ う 。
サクラ その めん こい 子 は 何者 だ ?
はい そこ まで 。
どう し た ? サクラ 。
はい それ 以上 近づか ない !
ん ?
え ぇ ~ ! ? おい ! わし が 興味 ある の は 大人 の 女 じゃ !
誤解 し て は いかん ぞ 誤解 し て は ! うん うん 。
誤解 じゃあ ない サクラ ちゃん も やっと
エロ 仙人 の 本性 が 分かって き た みたい だって ば よ 。
だから エロ 仙人 は やめろ って 言った だ ろ !
そんじゃ あ スケベ 仙人 だ !
2 人 と も やめ な さ ~ い !
ササメ ちゃん が おびえ てる じゃ ない !
( ナルト ・ 自 来 也 ) はい … 。 全く もう … 。
この 子 は ササメ ちゃん 田 ノ 国 の 忍者 。
ふう ま 一族 の 一 人 で
大 蛇 丸 に 連れ て いか れ た いとこ を 捜す ため に
アジト を 探って い た の よ 。
あ あそ ん で 今 の 忍者 たち は
アジト の 秘密 を 守る ため に ササメ ちゃん を 狙って き た ん だ 。
ほう ふう ま 一族 と な 。
お っ 知 っ てん の か ?
宿場町 で ふう ま 一族 を 抜け た 忍者 たち と 接触 し た ん だ が のう 。
何 ~ ! ? エロ 仙人 が 真面目 に 探索 活動 や って たっ つう の か ! ?
… って 信じ られ ない !
あい や な に よ さ そう な スナック に 行ったら
そい つ ら の アジト だった っ ちゅう だけ の 話 だ が の 。
何 だ よ ! 結局 姉ちゃん たち と 遊 ん で た だけ な ん だ ろ !
お前 誤解 を 生む よう な 言い 方 を し ちゃ い かんのう 。
わし を 尊敬 し とる サクラ まで お前 … 。
とっくに 尊敬 し て ませ ん から !
あっ そう … あ そ っか ぁ … 。
( ササメ ) ふう ま 一族 の 者 が … 。
あぁ 頭 は ハンザキ と か 言って おった が ?
ハンザキ たち は 一族 を 捨て た 裏切り者 たち です 。
( 自 来 也 ) ほう 。
その 人 たち が 何 か し た ん です か ?
わし の 路 銀 を 狙った から ちょっと 懲らしめ ついでに
大 蛇 丸 の アジト の こと を 聞こ う と し た ん だ が
何 も 知ら ん かった 。
ふ ぅ ~ あの … 。
大 蛇 丸 の アジト なら 私 が 案内 でき ます 。
ホント か ? ええ 。
やった って ば よ !
( ササメ ) う っ … あっ … 。 まだ 傷 は 癒え て ない わ 。
無理 し ちゃ ダメ 。 ええ でも … 。
( 自 来 也 ・ サクラ ・ ナルト ) ん ?
( ササメ ) ここ が 音 隠れ の 里 の 入り口 。
あの 山 の 奥 に 大 蛇 丸 の アジト が 。
《 あの 山 の どこ か に きっと サスケ 君 が … 》
よ ~ し ! いよいよ だって ば よ !
急 い で 行 こ う ぜ ! ま ぁ 待て 。
何で だ よ ! ? 急 が なけ れ ば
大 蛇 丸 の アジト に 着く 前 に 日 が 暮れ て しまい ます 。
そう だ よ ! もう すぐ 目 と 鼻 の 先 に
サスケ が いる ん だ ぞ エロ 仙人 !
助ける ん なら 一刻 も 早い ほう が … 何で 待た なきゃ いけ ない の ! ?
( 自 来 也 の おなか が 鳴る 音 )
えっ … ? 何 … ?
あぁ い や ぁ … アハ ハハ … 。
その … 腹 が 減って のう … 。
あの なぁ ! 忍 たる 者 … !
( 自 来 也 ) 腹 が 減って は 戦 は でき ぬ !
ここ から 先 は 本格 的 な 敵地 と なる
ゆっくり 腹ごしらえ する 時間 も ない じゃ ろう から のう 。
さ ぁ お前 ら も 食え ほら 食え 。
( サクラ ・ ナルト ) は ぁ … 。 ( ササメ ) あっ … 。
ンフフフフ ~ うまい ぞ こりゃ あ !
これ って ば 待って る 俺 たち の ため に 準備 し て くれ た の か ?
いや な スナック の いちばん キレイ な 姉ちゃん が
わし の 色 香 に ざわめ い た らしく て な 。
オッ ホホホ … !
愛情 込め て 握って くれ たり し て くれ ちゃ ったり し た の よ ~。
ウッフフフ … !
( ササメ ) 私 お茶 を 入れ て き ます 。
おう すま ん の 。
なかなか うまい って ば よ 。
( ササメ ) お茶 入り まし た 。
( ササメ ) はい 。
はい 。 ( 自 来 也 ) おう 。
はい 。 あっ ありがとう ササメ ちゃん 。
プハッ ! ササメ ちゃん も こっち へ 来 て
一緒に 食べ とい た ほう が いい わ 。 は い 。
あ … あっ 。
♪ ~
ぐ っ … ぐ は ~。
あっ … エロ 仙人 どう し た ん だ って … 。
あっ ! ナルト … う っ … 。
♪ ~
♪ ~
( カミキリ ) フフフ … ササメ やり おった な 。
( ジグモ ) こう なりゃ こっち の もん さ 。
( カゲロウ ) う … う っ … 。
( ジグモ ) 傷 は まだ 癒え て ねえ カゲロウ お前 は ここ で 待って いろ 。
あいつ ら 木 ノ 葉 の 忍 に 違いない 。
木 ノ 葉 の 追っ手 を 始末 し た と なれ ば
大 蛇 丸 様 も われら ふう ま 一族 の 力
お 認め くださる だ ろ う 。
ああ … 。
( ジグモ ) 朗報 を 持って 戻って こよ う ぞ !
( カミキリ ) 木 ノ 葉 隠れ の 者 たち の 首 を 土産 に !
♪ ~
( 足音 )
( ササメ ) < はっ ! >
< やっと 見つけ た !
あっ ! >
< 木 ノ 葉 隠れ の 里 の 者 か と 思え ば
なんと ササメ で は ない か >
< あっ … カミキリ ジグモ カゲロウ ! >
( カミキリ ) < 変わった 再会 だ な >
( ササメ ) < アラシ 兄ちゃん は ? みんな と 一緒 じゃ なかった の ? >
< アラシ は 大 蛇 丸 様 の お 近く に 仕え
修業 の 日々 を 過ごし て いる > ( ササメ ) < はっ … 。
アラシ 兄ちゃん に 会 える の ? >
< お前 も われら と 共に 大 蛇 丸 様 の ため に 働く なら
きっと 会 える だ ろ う >
♪ ~
( ジグモ ) 首尾 は ?
( カミキリ ) よく やった 。 ( ササメ ) これ で
アラシ 兄ちゃん に 会わ せ て もら える ね 。
こいつ ら に とどめ を 刺し たら な 。
どう し て ? 捕まえ たら
検分 の ため に 大 蛇 丸 様 の 所 へ 連れ て いく だけ だ って … 。
検分 に は 首 だけ が あれ ば いい 。
ダメ ! この 人 たち 私 の ため に … 。
どけ !
な っ … 。 ( ジグモ ) ん ! ?
ヘッ 。 ( ジグモ ) な っ ! ?
ふう ま の しびれ 薬 が 効か な ん だ と ! ?
そんな の 最初 っ から お 見通し な ん だって ば よ !
サクラ ちゃん !
( カミキリ ) 《 あっ ! ? 変わり 身 ? 》
ササメ ちゃん を 頼む 。 任せ とい て 。
ササメ ちゃん しっかり !
あ … 。
何で … 何で ササメ ちゃん が
こんな こと やら なきゃ いけ ねえ ん だ ! ?
嫌々 やって いる わけ で は ない ササメ が 望 ん で やった こと だ 。
うそ つけ !
( カミキリ ) 本当 さ 。
( ササメ ) < 何 を … 何 を すれ ば また アラシ 兄ちゃん に 会 える の ? >
( カミキリ ) < 難しい こと で は ない 。
田 ノ 国 へ の 侵略 者 を 眠ら せ れ ば よい だけ だ >
< 殺す の ? > ( カミキリ ) < 大 蛇 丸 様 の 所 へ
検分 の ため に 連れ て ゆく > ( ササメ ) < 殺さ ない の ね ! ? >
< それ だけ の 仕事 を 成せ ば 大 蛇 丸 様 も 認め て くださる >
< ハンザキ たち は アラシ 兄ちゃん たち が 大 蛇 丸 に だまさ れ て いる と …
利用 さ れ て 捨て られる だけ だ と … >
< ハンザキ など しょせん 里 を 捨て た 裏切り者 。
われら の 言う こと を 信じる か
それとも 裏切り者 を 信じる か … >
< 大 蛇 丸 様 は 必ずや われら ふう ま 一族 を
復興 し て くださる お方 だ >
( カミキリ ) < ササメ まだ 年 端 も 行か ぬ と は いえ
お前 も ふう ま の 衆 。
われら 一族 の 復興 の ため 力 を 貸せ >
やっぱり ササメ ちゃん を だまし た ん じゃ ねえ か !
すべて は ふう ま 一族 再興 の ため !
この !
影 分身 の 術 !
行く ぜ ! ( カミキリ ) あっ !
うずまき … 。
ナルト 連 弾 ! ( カミキリ ) う わ っ !
( ジグモ ) あっ … マズ い !
( ジグモ ) う わ っ !
( 自 来 也 ) 螺旋 丸 !
( ジグモ ) ぐ わ っ !
( ジグモ ) あぁ … 。 ( カミキリ ) う ぅ … 。
これ は ササメ ちゃん の 分 だ ! 覚悟 しろ って ば よ !
あっ ! ナルト ! あっ … う わ っ 。
お前 は … さっき の … 。
( 自 来 也 ) 例 の 土 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 使い か … だが のう
この 岩場 じゃ ああ の 術 は 使って も 意味 が ない のう 。
( カゲロウ ) 確か に 。
蟻 地獄 が 土 の 中 から 現れ
陽光 の 下 で 羽 を 広げる の は ひととき の 輝き に すぎ ぬ 。
それ は かげろう と し て 死ぬ る とき !
気 を 付けろ 。
♪ ~
何 だ ? こりゃ … 。
見ろ ナルト 。
♪ ~
あっ … 。
♪ ~
な … なんと ! ? お前 女 だった の か ! ?
( カゲロウ ) 一族 を もう 一 度 日 の 当たる 場所 に … 。
大 蛇 丸 様 が そう 約束 し て くださった の です 。
その ため なら ば 一生 に 一 度 の この 術 を 使 お う と も … 。
( カゲロウ ) 蜉蝣 忍法 泡 沫 。
え … あぁ ! ナルト わし に つけ !
♪ ~
ナルト … 。
♪ ~
あっ … 。
おい これ は … 見 た こと が ある よう な … 。
忍法 蝦蟇口 縛り の 術 。
妙 木 山 岩 宿 の 大 蝦蟇 の
飛びっ切り 丈夫 な 胃袋 を 口 寄せ し た 。
胃袋 … 。
えっ ! ? … って 溶け てる … 。
こう で も せ ね ば あや つ の チャクラ は 防 げ なかった のう 。
信じ て い た … 。
いつか 一族 を もう 一 度 … 。
そう 信じ て … 。
消え た って ば よ … 。
敵 ながら あっぱれ 。
恐らく 命 の すべて を 懸けて 仲間 を 救 お う と し た の で あ ろ う 。
許 せ ねえ … 。
あいつ ら も … ふう ま の 忍者 たち も …
一族 を 思う 気持ち は 俺 たち と 同じ だって ば よ !
一族 を 復興 さ せよ う って いう ふう ま の みんな の 心 を 利用 し て … 。
大 蛇 丸 だけ は 絶対 俺 が ぶ っ 飛ばす !
♪ ~
う っ … 。
う ぅ … 。
こ … ここ は ?
カゲロウ !
お前 俺 たち を 助ける ため に 命 を 懸け た の か … 。
♪ ~
バカ 野郎 !
♪ ~
( ジグモ ) お 願い で ござい ます 。
大 蛇 丸 様 の 医療 忍術 を 用い
余命 いく ば く も ない 仲間 の 命 を お 救い ください ませ !
( 大 蛇 丸 ) お前 たち 胸 に 手 を 当て て 考え なさい 。
何 を 成し 何 を 成し え なかった か … ね 。
われら は ふう ま 一族 復興 の ため
大 蛇 丸 様 の 力 と なら ん と
命 を 賭 し て 務め て まいり まし た !
われら の 働き を お 認め ください !
( 大 蛇 丸 ) 自分 の 犯し た 失敗 は
その 身 を もって 償う しか ない の よ 。
♪ ~
( カミキリ ) 大 蛇 丸 様 !
裏切り 御免 !
あっ ! ( ジグモ ) う っ !
♪ ~
( 大 蛇 丸 ) フフフ … フフ フフ … 。
ハハハハ … !
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ 一つ一つ 思い出せ ば
♪ 全て わかって い た 気 が し て い た のに
♪ 色褪せ た 言葉 は
♪ 僕 の すぐ そば に 置 い て あった
♪ 答え の 出 ない 夜 と
♪ 一片 の 温もり と
♪ 遥か 彼方 の 憧れ と
♪ ただ それ だけ を
♪ 繰り返し 僕 は 生き て いる
♪ ~
♪ この 両手 に 抱え て いる もの
♪ 時 の しずく
♪ そっと 握り締め て 忘れ た 記憶
♪ 失 くし た 言葉
♪ ~
♪ この 思い は
〈 あれ が 大 蛇 丸 の 館 〉
( 自 来 也 ) 〈 屋敷 を 地中 に 構える と は いかに も あいつ らしい のう 〉
〈 あの 屋敷 の どこ か に サスケ 君 が いる の ね ! 〉
〈 サクラ ちゃん 急ぐ って ば よ ! 〉 〈 ええ ! 〉
( 自 来 也 ) 〈 気 を 付け ろ ここ から 先 は 地獄 の 一 丁目 だ 。
鬼 が 出る か 蛇 が 出る か 〉 〈 ハッ ! 望む ところ だ !
鬼 も 蛇 も ぶ っ 飛ばし て この 俺 が サスケ と アラシ 兄ちゃん を
連れ戻し て やる って ば よ ! 〉