Naruto Episode 147
♬~
♬ 少年 よ 聞いて くれ
♬ 人間 なんて たいした もん じゃ ない さ
♬ 明日 なんて もう いら ない から
♬ 握った 拳 を 隠す な よ
♬ 不安に 夢 を 売りとばす ほど
♬ まだ 老 いぼ れちゃ いない だ ろ
♬ 少年 よ 心 の 銃 の
♬ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ
♬~
♬ すべて の 若者 は 言った
♬ どうし よ も なく くだらない
♬ この 素晴らしい 世界 に
♬ たった今 生きて いる から
♬ すべて の 若者 は 言った
♬ すべて の 本当 と 嘘 を
♬ 決して 忘れて しまわ ない ように
♬ すべて の 若者 は 言った
♬ 死ぬ に は 若 すぎる だろう
♬ しらけた 面 が 並んで る
♬ からっぽの この 街 で
♬ すべて の 若者 は 行った
♬ 風 の 無い この 夜 に
♬ 何 か を 変えよう と して る から
♬~
♬~
( ミズキ ) フッフフフ …。
( イルカ ) 何て チャクラ だ 。
皮膚 が ピリピリ する 。
( パックン ) わし の 鼻 も じゃ 。
( 椿 ) ミズキ …。
( ミズキ ) どうした ? 来 ない の か ?
( ナルト ) この 野郎 !
おい ナルト ! よせ !
ド ~ リャ ~!
バカ が 。
オラッ ! う あっ !
ナルト !
おいおい 人 の 心配 して て いい の か ?
( イルカ )《 速い !》
が っ !
( イルカ )《 おまけに 何て パワー だ 》
( ミズキ ) ヘッヘヘヘ …。
これ が 大 蛇 丸 様 の 言って た 力 か 。
大した もん だ 怖い くらい だ ぜ 。
なぁ イルカ 。
ハッハハハ …。
ミズキ もう やめ ましょう 。
お 願い 。
椿 さん 。
私 は どう なって も いい ただ あなた に
これ 以上 罪 を 重ねて ほしく ない の 。
お 願い !
里 に 戻って 。
( ミズキ ) 椿 … お前
そんなに 俺 を 思って くれる なら
せいぜい 俺 の 役 に 立て !
キャ ~! 椿 姉ちゃん !
( イルカ )《 何 !?》( ミズキ ) 遅 ぇ なぁ ハハ …。
ハッ !( イルカ ) うわ っ !
イルカ 先生 !
く っそ ~! 影 分身 の 術 !
相変わらず の 一斉 攻撃 か 。
まるで 進歩 が ねえ な 。
消えた !? いや 消えた んじゃ ねえ 。
速い だけ だって ば よ !
《 さっき っ から あいつ は 加速 して 死角 を ついてきて る 。
だったら …》
みんな ! 周囲 を しっかり 警戒 する って ば よ !
名付けて うずまき の 陣 !
おう !
♬~
なるほど バカ なり に 考えた って わけ か 。
だったら …。
せっかく ついた 知恵 の 分
もっと 深く 絶望 して もらおう か !
いた ぞ ! 見えた って ば よ !
見えた んじゃ ない わざわざ 見せて やって る んだ 。
♬~
ここ だ ~!
( ミズキ ) ケッ ! ぐ あっ !
く っそ ~… 見えて ん のに 当た ん ねえ 。
言 っと く が 先 読み なんか して ない ぜ 。
お前 ら が トロ いだけ だ 。
テ ~ ヤッ ! うわ っ !
が っ … 痛 ぇ …。
あっ …。
( ミズキ ) よっ いい ザマ だ なぁ 。
化け ぎ つね 。
ぐ あっ !
う っ … あっ …。
そんな 大げさに 喜ぶ な よ 。
これ から お前 は 俺 が 味わった 苦し み を 償う んだ 。
これ から だろう ナルト 。
まだまだ これ から な んだ よ ~ ん ~! ヘヘッ !
が ~ っ !
よせ ミズキ … ナルト に 手 を 出す な 。
やかましい イルカ !
俺 が どれほど この 瞬間 を 待って いた か 分かる か ?
あの 日 から ずっと 俺 は この 日 を 待って た 。
復しゅう の 時 を よ 。
この 力 で 一 匹 ずつ じっくり と なぶって やる ぜ 。
さ ぁ 立てよ イルカ こいつ から や っち まう ぞ 。
( イルカ ) ミズキ ~…。
そう だ いい ぞ ~。
来い !
ザマ ~ ねえ な 。
ずいぶん と 差 が ついた もん だ 。
俺 は 究極 の 体 を 手 に 入れ
お前 は 惨めに 殺さ れる 運命 だ 。
何 が 究極 の 体 だ …。
そんな 薬 に 頼った 力 など 真 の 力 じゃ ない …。
青臭 ぇお 前 らしい 答え だ な 。
じゃ 勝って みろ 。
お前 の 言う 真 の 力 って やつで な !
( ミズキ ) 俺 は お前 と は 違う !
一生 う だつ の 上がら ない 教師 と して
里 に いい ように 使わ れて 終わる お前 と は な 。
どう だ ? この 力 この 身 の こなし 。
お前 が 100 年 修業 した って 身 に 付か ない ぜ 。
う ぅ …。
テイ !( イルカ ) ぐ は っ !
俺 は こんな もん じゃ 終わら ねえ 。
まだまだ 強く なる んだ 。
大 蛇 丸 様 に 秘術 を 分けて もらって な 。
う ぅ … 本気で そう 思って る の か ?
ヘヘッ お前 の 痩せ 我慢 に も 飽きた ぜ 。
そろそろ 終わり に して やる 。
あっ …。( ミズキ ) 懐かしい だろう 。
今度 こそ ちゃんと しとめて やる から な 。
覚悟 し や がれ 。
テ ~ ヤッ !
( 刺さる 音 )
チッ 。
ナルト …。
あっ … て め ぇ …。
イルカ 先生 に 手 出す んじゃ ねえ !
お ぉ … フフフ …。
アッハハハ … こりゃ 傑作だ ぜ 。
何もかも あん 時 と 一緒じゃ ねえ か 笑わ せる 。
だが な 俺 は 変わった んだ 。
あん 時 の 俺 の 敗因 は な
化け ぎ つ ねて め ぇに 油断 した こと だ よ 。
ヘッ 。
う あ ~~!
あ ~~!
な っ …。 何 だ と !?
( ミズキ ) もう 俺 は 油断 し ねえ 。
全力 で たたき 潰して やる ぜ 。
さ ぁ かかって こい !
( いの ) は ぁっ … ごめん 2 人 と も 。
( 風神 ) う ~!
う あ ~!( チョウジ ) あ ~!
( シカマル ) チョウジ !
( 雷神 ・ 風神 ) ニヒヒヒヒ …。
( シカマル )《 チッ せめて もう 少し こいつ ら の 情報 が ありゃ …》
( 雷神 ) あん ちゃん 体 が 軽く なった ぞ 。
おう 雷神 ! 軽 ~ く なった な 。
じゃあ 今度 は ボコボコ だ 。
ああ ボコボコ だ 。
( 雷神 ・ 風神 ) ヘヘヘヘ …。
( いの )《 来る !》( チョウジ ) う …。
く っそ ~…。
( 雷神 ・ 風神 ) フフフフ …。
( 雷神 ) ニヒッ … あ … あれ ?
( 風神 ) 何 じゃ ? こりゃ あ …。
か … 体 が …。( 風神 ) 動か ねえ …。
あ ? 幻 術 縛り ?
≪( 綱 手 ) どうやら 間に合った ようだ な 。
よく やった ! シカマル い の チョウジ !
後 は 任せ な 。
ご … 五 代 目 !?
そんな … 火影 様 が じきじき に …。
綱 手 様 …。
気付く の が 遅れて 悪かった 。
まさか こい つら が ミズキ と つるんで る と は
思って も み なかった んで な 。
五 代 目 …。( いの ) 助かった ぁ …。
( 雷神 ) あぁ … あん ちゃん …。( 風神 ) ほ ぇ … あえ は 。
( 綱 手 ) しか しま ぁ 妙な 所 で 会う もん だ ねぇ 。
風神 雷神 。
あ …。
ツツ … 綱 手 の あね さ …。
何で ここ に いる の か 聞いて る んだ よ 。
( 雷神 ・ 風神 ) デヤ ~!
♬~
強い …。
と いう より 怖い …。
さ ぁ ! 何 か 言い たい こと は ある か ?
ごめんなさい ごめんなさい 。
許して ください もう し ませ ん 。
( 綱 手 ) で お前 ら は 大 蛇 丸 の 所 で
うまい もの を 食わせて くれる から ミズキ に ついていった と いう の か ?
( 雷神 ・ 風神 ) ごご … ごめんなさい !
三 忍 レベル の 囚人 じゃ かなう わけな いわ よ ね 。
でも あんなに おびえる なんて 昔 何 が あった んだろう 。
ダメだ 想像 し たく ねえ …。
った く 分かり やすい つられ 方 しや が って !
ミズキ は この先 の 山中 に 向かった そうだ 。
ナルト と イルカ も 一緒だろう 。
お前たち は 少し 回復 して から 来い 。
えっ … ちょっと 待って ください 。
こいつ ら どう する ん す か ?
あぁ それ なら 心配 する な 。
これ 以上 煩わさ れて は かなわ ん から な 。
こいつ ら は 自力 で 帰ら せる こと に した 。
おい 風神 雷神 分かって る だろう が
1 分 でも 遅れたら 晩 飯 抜き だ から な !
は ~ い !
こう しちゃ いら ん ねえ 。
雷神 急いで 施設 に 帰る ぞ !
あん ちゃん 飯 だ ね 。( 風神 ) 飯 だ 。
( 雷神 ・ 風神 ) 飯 飯 飯 飯 …!
す ん げ ぇ … 何て スピード だ …。
人間 やっぱり 食事 が 大切だ よ ね 。
それ は あんた だけ でしょ …。
ハァ ~!
う あ ~!
チクショ ~! さっき よか 威力 が 増して る って ば よ 。
ど あっ !
《 でも やられる わけに は いか ねえ !
こいつ は サスケ へ の 手がかり かも しん ねえ んだ !》
( イルカ ) ナルト …。( パックン ) イルカ 大丈夫 か ?
ええ …。( パックン ) お前 気付いた か ?
何 を ?( パックン ) ヤツ め
力 は 倍増 した が さっき まで の 体 の 切れ が なくなって おる ような 。
えっ ? スピード 分 の チャクラ を 力 に 回した のです か ?
いや それ は 分から ん 。
う っ ! お あっ ! あっ !
( イルカ )《 ナルト 1 人 じゃ 荷 が 重い …。
だが ヤツ の スピード が 落ちた ん なら
勝機 が 見つかる かも しれ ない 。
よし ! ナルト もう 少し 頑張って くれ !》
どう だ ? くそ ガキ 。
大 蛇 丸 様 に もらった この 体 の 威力 は 。
あ … ぐ …。
バラバラ に して やる ぜ 。
どこ に いる んだ って ば よ …。
大 蛇 丸 の ヤツ … どこ に …。
誰 が て め ぇ みたいな ガキ に 教える か 。
音 の 里 に は い なかった …。 音 の 里 …。
お前 行った の か !?
屋敷 は も ぬけ の 殻 。
サスケ も 大 蛇 丸 も い なかった …。
お … ハハハ … お前 に しちゃ 考えた な ナルト 。
音 の 里 の こと を どこ で 仕入れた か は 知ら ねえ が
ある こと ない こと を 並べて 俺 を 動揺 さ せよう
… って 魂胆 だろう が そう は いか ねえ 。
観念 して あの世 に 行く んだ な !
う あっ !
いい か !? て め ぇ ! 二度と でたらめ 言う んじゃ ねえ ぞ !
ナルト こっち だ 。
《 イルカ 先生 ?
はっ !》
ドリャ ~!
ヘヘン だ ! 捕まえて み や がれ !
野郎 … 逃がす か !
今 だ ! 跳べ ナルト !
よっ しゃ ~!
あっ ! しまった これ は …!
封 縛 法 陣 !
うわ っ ! 捕 縛 術 か !
ぐ っ !
ハァ ~! 螺旋 丸 !
ナルト … その 術 は !
ドリャ ~!
( ミズキ ) う あ ~!
♬~
これ が 四 代 目 の 術 螺旋 丸 …。
大丈夫 か ? イルカ 先生 。
ナルト 見事だ よく やった ぞ 。
なぁ 先生 こいつ って ば
音 の 里 の こと 知ら なかった みて ぇだ 。
俺 って ば 思った んだ けど もう 大 蛇 丸 …。
でたらめ 言う んじゃ ねえ …。
( イルカ ) ミズキ …。( ミズキ ) 冗談 じゃ ねえ 。
これ は 大 蛇 丸 様 に もらった 究極 の 体 な んだ 。
俺 は 音 の 里 に 行って もっと … ぶ は っ !
イルカ 先生 これ は …。
≪( 綱 手 ) やはり 思った とおり か 。
綱 手 の ばあちゃん !( イルカ ) 綱 手 様 …。
細胞 の 死滅 が 始まって いる 。
( ミズキ ) て め ぇ 何 し や がった ?
ナルト の せい で は ない お前 が 飲んだ 薬 の せい だ 。
( ミズキ ) 何 ? そんな バカな …。
自業自得 だ な 。
この 薬 は 未完成 品 だった んだ よ 。
( 忍 ) これ で 負傷 者 の 回収 は 最後 です 。
シズネ 様 も 負傷 さ れた ようです が 命 に 別状 は あり ませ ん 。
そう か ご 苦労だった 。
よかった ぁ シズネ の 姉 ちゃん 無事だった んだ な 。
( 綱 手 ) 今回 の 薬 は 恐らく 大 蛇 丸 が 禁 術 の 開発 中 に
偶然 生み出した もの だった んだろう 。
薬 は 確かに 動物 の 遺伝 情報 を 取り込み
人体 と 結合 さ せ 爆発 的に パワー を 引き出す こと が できる 。
しかし その 効果 は 一時的な もの に すぎ ない 。
そして それ と 引き換え に 細胞 に かかる 負荷 は
人体 の 限界 を はるかに 超えて いる 。
とても 使える 代物 で は ない 。
( イルカ ) しかし なぜ それ を ミズキ が ?
詳しい こと は 分から ない が
ミズキ と 大 蛇 丸 が 過去 に 接点 を 持って いた こと は 事実 だろう 。
だが …。( イルカ ) もう 切れて いる と …。
ああ 残念だ が ミズキ は
ヤツ に とって は ただ の お 遊び に すぎ ない 。
使え ない 薬 を 与えて ただせ せら 笑って いる だろう よ 。
しかし ミズキ は 運 が いい 。
普通の 忍 なら 命 を 落として いる ところ だ が …。
( 綱 手 )《 もはや 忍 と して は 生き られ まい が な …》
残念だった な ナルト 。
ヘヘッ 何となく そんな 気 して たから さ 。
そう か 。 でも 俺 って ば 諦め ねえ 。
また 頑張って サスケ の 手がかり は 探す って ば よ !
( イルカ ) 椿 さん 。
チクショ ~… イルカ ~。( 忍 ) しゃべら ないで 。
次 こそ は 必ず その ガキ と お前 を やって やる から な 。
やれ は し ない さ 。
ナルト は お前 が くだらない 夢 を 見て いる 間 も
ずっと 己 を 磨き 走って きた 。
お前 に は もう 追いつけ ない 。
う …。
ミズキ は もう 忍 に 戻れ ない でしょう 。
椿 さん …。
私 も やり 直そう と 思い ます 。
まずは この 里 に 迷惑 を かけた 罪 を 償って から 。
( 綱 手 ) キレイ な 夕日 だ ねぇ 。
里 に 帰る か 。
( サクラ ) ハッ !
諦め ない !
私 だって !
あっ !
やった !
よ ~ しきょう は みんな 頑張った から なぁ 。
特別 お前 ら に 一 楽 おごって やる ぞ !
やった ~! イルカ 先生 男 前 !
わし チャーシュー 塊 で 。
僕 みそ と しょうゆ と バター の 3 種 大盛り で !
( 綱 手 ) こら イルカ ! お前 と ナルト は まず 木 ノ 葉 病院 に 行け 。
え ~… 大丈夫 だって ば よ 。
( 綱 手 ) つべこべ 言う な 。
≪ 綱 手 様 ~! ん ?
第 1 段階 クリア し ました !
( 綱 手 )《 修業 を 始めて まだ 間 が ない と いう のに …。
こいつ シズネ 以来 の 逸材 か …》
お ~ い ! サクラ ちゃ ~ ん !
( イルカ )《 今度 は 俺 が 助け られて しまった な …》
( イルカ )《 ナルト …。
本当に 強く なった な 》
♬( エンディングテ ー マ )
♬~
♬ く そった れ な ニュ ー ス が 通りすぎて
♬ 君 は 言葉 を 無くす
♬ 僕 の 声 じゃ まるで 小さ すぎて
♬ 君 は 返事 も し ない
♬ 君 が 泣いて る
♬ ひと り で 泣いて る
♬ 僕 は どう する ?
♬ 僕 も 泣いて る の さ 。
♬『 夜 に ひとりぼっち の オレ の さけび に のせて 』
♬ ざわめく 時代 を オレ の スピード で
♬ ぶ っと ば して く Yeah
♬ さんざ めく 夜 も オレ の スピード で
♬ ぶ っと ば して く Yeah
♬ つんざく ギター と オレ の スピード で
♬ ぶ っと ば して く Yeah
♬ 傾く 世界 も わるい や つら も
♬ けちらして く Yeah
♬~
〈 もう 我慢 でき ねえ どん だけ 待って も
サスケ へ の 手がかり なんか 全然 出て きや し ねえ じゃ ねぇ か !
なのに 綱 手 の ばあちゃん と きたら 勝手な 行動 す んな の 一点張り で
こんなんじゃ いつまで たって も サスケ が 見つか ん ねえ ぞ !
ホントに 何も ない の か よ ? ほんの 少し の 可能 性 で いい 。
サスケ に つながる 方法 が よ !〉