Naruto Episode 151
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ ~
♪ 少年 よ 聞い て くれ
♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ
♪ 明日 なんて もう いら ない から
♪ 握った 拳 を 隠す な よ
♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど
♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ
♪ 少年 よ 心 の 銃 の
♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ
♪ ~
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ どう しよ も なく くだらない
♪ この 素晴らしい 世界 に
♪ たった 今 生き て いる から
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ すべて の 本当 と 嘘 を
♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に
♪ すべて の 若者 は 言った
♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う
♪ しらけ た 面 が 並 ん でる
♪ からっぽ の この 街 で
♪ すべて の 若者 は 行った
♪ 風 の 無い この 夜 に
♪ 何 か を 変えよ う と し てる から
♪ ~
( キバ ) あっ … 。
( ナルト ) あっ キバ !
あっ … あっ 。
( シノ ) ナルト !
これ は マズ い な 。
( スズメバチ ) ハハハ … あら あら どう し た の ?
そのまま 幼虫 の 餌 に … 。 ( シノ ) 《 女王 蜂 … 》
♪ ~
( スズメバチ ) ハハハハ … そんな の 効く わけな い じゃ ない 。
( シノ ) う お っ !
う っ … う っ … う わ ~ !
♪ ~
( ヒナタ ) 《 チャクラ を … 》
( ヒナタ ) 《 白 眼 ! 》
♪ ~
( ヒナタ ) 《 ダメ … とても 間に合わ ない … 。
ナルト 君 ! 》
< 俺 は 諦め が 悪い ん だって ば よ ! >
( ヒナタ ) 《 あっ ! そう よ 。
ナルト 君 なら どんな 状況 でも
絶対 に 諦め たり し ない ! 》
♪ ~
( ジバチ ) お っ 捕まえ た の か 。
( スズメバチ ) フフフ … バカ な 連中 よ 。
こいつ を 怒ら せ て … 。
( ジバチ ) ろう で 固め られ ち まった の か 。
蜂 は ろう を 出す ん だ ぜ ? 蟲使 い の くせ に
そんな こと も 知ら ねえ の か ?
全く だ ホント に 蟲使 い か よ 。
( スズメバチ ) それ で 微 香 虫 は ? ( クロバチ ) ダメ だ 。
蜂 たち を 総 動員 し て 捜さ せ てる が 見つから ねえ 。
こいつ ら が 持って ん じゃ ねえ の ?
それ は 考え られ ない わ 。
( クロバチ ) と なる と … 。 ( ジバチ ) やっぱり こい つら に
聞く しか ねえ な 。 誰 が しゃべる か よ !
( シノ ) 教え て も いい 。 えっ ? シノ !
( シノ ) ただし … ヒナタ と 交換 だ 。 あっ … 。
( スズメバチ ) バッカ じゃ ない 取り引き なんて 。
( ジバチ ) ヘッヘヘ … 立場 分かって ねえ ん じゃ ねぇ か ?
( シノ ) お前 たち に 微 香 虫 は 絶対 見つけ られ ない 。
( スズメバチ ) え ?
( シノ ) 時間 も 迫って いる 。
後悔 する の は お前 たち だ 。
( ジバチ ) どう する ? ( スズメバチ ) このまま だ と
ふ化 し て も 微 香 虫 は 役 に 立た なく なる わ 。
( ジバチ ) それ じゃあ 俺 たち の 任務 も … 。
でも 油 女 一族 を 1 人 でも 始末 でき れ ば … 。
ヒナタ 。 ( シノ ) 心配 か ?
当ったり 前 だ ろ 。
( シノ ) あいつ は 強い 。 は ?
( シノ ) お前 が 考え て いる より ずっと な 。
( 足音 )
分かった 交渉 成立 よ 。
( シノ ) 最初 に 仲間 だ 。
フン 。
あ ?
あ ~ っと と !
( スズメバチ ) どう し た の ?
ガキ が い ねえ ! ( スズメバチ ) え ?
あいつ を 閉じ込め て おい た ろ う が なくなって る 。
たぶん 滝 まで 流さ れ ち まった ん だ 。
あっ ! ( スズメバチ ) チッ ジバチ !
( ジバチ ) しかた ねえ だ ろ ! 下手 な 動き を する と 死ぬ って
ちゃんと 警告 は し て お いたん だ 。
て め ぇ ! ( ジバチ ) あ ?
ヒナタ に 何 を し た ん だ よ ! ?
ヒナタ を どう し た ん だ ! ? おい !
うる せ ぇ よ 小僧 !
ガキ は 今頃 地獄 の 底 だ ろ う よ !
何 だ と ! ? あっ !
さては あの 娘 お前 の これ だった か ?
てん め ぇ !
絶対 に 許さ ねえ !
ふざけろ よ その 格好 で 何 が できる って ん だ ?
( シノ ) ヒナタ が い なけ れ ば お前 たち も 微 香 虫 を 手 に 入れ られ ない ぞ 。
フン そう ね 。
あの 子 が 死 ん だ の は 計算 外 だった けど
結局 これ で よかった の よ 。 ( シノ ・ ナルト ) ん ?
( スズメバチ ) 代わり に あんた たち の 命 …
もらう こと に し た から 。 あっ !
( スズメバチ ) もともと 木 ノ 葉 隠れ と
あたし たち 岩 隠れ と は きゅう 敵 どうし 。
殺し 合って 当然 じゃ ない ? ( ジバチ ) フッ 。
ぐ は っ !
( スズメバチ ) どう する ? 坊や 。
このまま 死 ん じゃ う ? それとも
素直 に 微 香 虫 の 在りか を 話し て くれ れ ば
一応 助け て あげ て も いい けど 。
分か っ … 。 絶対 話 す ん じゃ ねえ ぞ !
こんな くそ 野郎 ども ぶ っ 飛ばし て やる って ば よ !
うる せ ぇ よ ! この ガキ が !
え ~ い ! え ~ い ! え ~ い !
コラッ ! あっ … 。
う … う あ ~ ! う ぅ … 。
ジバチ ! ( クロバチ ) おい !
う ぅ … うる せ ぇ ! こいつ は やら ねえ と !
ダァ ~ !
ハァ !
ど わ っ ! ( クロバチ ) あっ ! 起爆 札 だ !
( 一同 ) あっ … 。
( ジバチ ) お前 は !
お … お前 は ! ( ジバチ ) 生き て た の か ?
( ヒナタ ) < フン ! >
♪ ~
( ヒナタ ) < ハァ ハァ ハァ … >
( ヒナタ ) 《 本当 に 危なかった … でも
ナルト 君 の よう に 諦め なかった から … 》
まさか あの ろう から 逃げ 出 せる と は 。
ただ の ガキ ども じゃ ない わ ね 。
に ゅっ … こっち … !
私 に 任せ て 。 ( シノ ) ヒナタ !
( ヒナタ ) 《 あれ は まだ 実戦 で 使った こと は ない 。
でも 今 ここ で やら なきゃ ! 》
蜂 爆弾 の 術 !
蜂 千 本 の 術 !
蜂蜜 の 術 !
( ヒナタ ) 《 ナルト 君 … 。
ナルト 君 見 て て 》
守護 八 卦 六十四 掌 !
♪ ~
( スズメバチ たち ) 何 ! ?
♪ ~
うそ だ ろ … 。
あの ヒナタ が こんな すげ ぇ 術 を … 。
( シノ ) お前 が 知って いる ヒナタ は いつ の ヒナタ だ ?
どう いう こと だ よ ?
お前 も 中 忍 試験 の あと 新しい 術 を 身 に 付け た の だ ろ う 。
ヒナタ だって 着実 に 成長 し て いる ん だ 。
( シノ ) あいつ は ずっと 悩 ん で い た 。
( キバ ) < い や っほ ~ ! > ( 赤 丸 の 鳴き声 )
( キバ ) < 狙い を 定めろ ! > ( 赤 丸 の ほえ 声 )
< で も いい な 。
3 人 と も 得意 な こと や 好き な こと が あって >
( シノ ) < ヒナタ も 見つけ れ ば いい >
< そう だ ね > ( シノ ) < で 何 だ ? >
< あっ > ( シノ ) < 用 が あった の だ ろ う >
< うん 。
修業 に つきあって ほしい の >
( シノ ) 自分 が 一体 何 を す べき な の か
そして 何 が できる の か ? ヒナタ は 悩 ん で い た 。
< あっ !
あっ !
う っ !
あ ~ ! >
( キバ ) < ヒナタ ! おい やっぱり … >
( ヒナタ ) < ダメ ! 手加減 し ない で > ( キバ ) < あっ >
< あたし の ため を 思って くれる の なら
本気 で お 願い ! >
( キバ ) < 分かった >
♪ ~
( シノ ) 厳しい 修業 の 中 で
ヒナタ は 自分 の スタイル を
自分 だけ の 術 を 見いだし て いった 。
あれ が その 修業 の 成果 だ 。
( ろう を 割る 音 ) あっ ん ?
お前 ! 何で ! ?
( シノ ) 言って おく が 女王 蜂 を 怒ら せ た の も
ろう で 固め られ た の も すべて 作戦 の うち だ 。
チャクラ を 吸い取ら れ 身動き でき ない 状態 で
幼虫 たち から 身 を 守る に は あの 方法 しか なかった 。
( シノ ) それ に 俺 が 捕らわれ て い た 間
何 も し なかった と 思って い た の か ?
蟲 たち に 命じ て おい た 。
俺 たち を 包む ろう は スカスカ だ 。
くっ ! ん ~ !
シノ !
( シノ ) 修業 に より
ヒナタ の チャクラ コントロール は 格段 に レベル アップ し た 。
それ を 基 に 作り上げ た の が あの 術
守護 八 卦 六十四 掌 。
( シノ ) ヒナタ が もともと 持って いる 柔らかい 体 と
微細 な チャクラ コントロール を 組み合わせ て
あらゆる 方向 から の 攻撃 を 完全 に 防御 する 。
まさに 絶対 防御 の 術 だ 。
ネジ の 八 卦掌 回 天 と は 違う
ヒナタ だけ の 術 あいつ は それ を
ついに みずから の 手 で 編み出し た 。
恐らく は 父親 に 認め て もらう ため に 。
みんな に 認め て もらう ため に 。
( シノ ) そして
お前 に 認め て もらう ため に 。
♪ ~
俺 たち の 術 が 全く 効か ない !
何 な の よ ? 一体 。 ( クロバチ ) 何て 娘 だ 。
あっ ! おい あいつ ら が ! ( ジバチ ) いつの間に !
( スズメバチ ) 口 寄せ の 術 !
♪ ~
あっ 。 ( スズメバチ ) 吹き飛ばし て おしまい 。
♪ ~
( ヒナタ ) はっ ! あ ~ !
♪ ~
ヒナタ !
シノ !
( シノ ) 信じろ 。
あいつ を 。
♪ ~
( ヒナタ ) 《 チャクラ を … 》
( ヒナタ ) 《 もっと 鋭く もっと 強く
もっと 大きく もっと しなやか に !
もっと もっと もっと
もっと もっと
もっと ! 》
♪ ~
( スズメバチ たち ) あっ !
う わ ~ !
ハァ ハァ … 。 ヒナタ !
あっ ! ヒナタ !
ナルト 君 … 。
ヒナタ すげ ぇ 術 だって ば よ !
お前 って ば 本当 に すげ ぇ ぞ !
ナルト 君 。
( シノ ) 急ぐ ぞ もう すぐ 夜明け だ 。
( ナルト ・ キバ ) おう !
あっ さなぎ に なって る !
あと は かえった 瞬間 に サスケ の に おい を 嗅が せ れ ば
任務 完了 だ な 。 ああ !
サスケ 待って ろ !
( スズメバチ ) バカ な … 。 ( 一同 ) あっ 。
( スズメバチ ) 木 の 中 なんて そんな 場所 なら
すぐ に 蜂 たち が 見つけ られ た はず よ 。
まだ 動 け た の か よ ! ?
( シノ ) この 虫かご に は
油 女 一族 秘伝 の 虫 よけ の 薬 が 塗って あった 。
何 ? ( シノ ) 虫 よけ の せい で
蜂 たち も ここ に 近づけ ない 。
お前 たち が 蜂 を 使って 捜し て いる かぎり
絶対 に 見つけ られ ない 。
フッフ フフ … 。
さすが だ ね あんた たち の 一族 が いる かぎり
あたし たち の 一族 は
いつか は 滅びる 運命 だった の かも しれ ない 。
でも ね !
( スズメバチ ) あんた たち の この 任務 だけ は
絶対 に 成功 さ せ や し ない !
この 身 に 代え て も その 微 香 虫 だけ は !
影 分身 の 術 !
あっ 。 こいつ は 俺 たち の 希望 な ん だ 。
仲 間 を 取り 返す ため の !
絶対 やら せ ねえ !
( スズメバチ ) 黙れ ~ !
螺旋 丸 !
( シノ ) おい 見ろ 。
( シノ ) さなぎ が かえる ぞ 。 よ ~ し !
あら ? ない ! ?
さっき まで 持って た だ ろ う が !
おい 捜せ ! 早く ! ああ !
白 眼 !
ナルト 君 あそこ ! えっ ?
螺旋 丸 を 出し た 拍子 に 飛ばし た ん だ な 。
( シノ ) 急げ ! 分かって る って ば よ 。
この ! もう ちょっと … か っ !
産ま れる ぞ ! ん ~ !
ふん ぐ … ぐ ~ !
( お なら )
( キバ ) ぐ わ ~ !
やった ! 早く これ を そい つ に 嗅が せ て
… って あら ?
ヘ ~ 何で ~ ! ?
あ ~ 今 の は ナシ ! サスケ の に おい を 嗅 い で くれ って ば よ !
( シノ ) もう 無理 だ 。 へ ?
( ヒナタ ・ キバ ) は ぁ … 。
( サクラ ) コラ ~ ! 待ち なさい !
あ ~ !
あんた が お ならし た せい で 失敗 し た って いう じゃ ない !
責任 取り なさい よ ! ん な こ と 言わ れ たって ~ !
あ ?
さては … 。
ん ? これ って …
例 の 微 香 虫 よ ね 。
ナルト ~ ! 見 っけ !
が っ !
もう 勘弁 し て よ サクラ ちゃん … 。
ダメ ! 絶対 許さ ない わ よ !
サクラ ちゃん 顔 が 怖い って ば よ ~ !
うるさい ! コラ ~ ! 来 ない で ~ !
( 綱 手 ) 任務 は 失敗 だった か 。
( シズネ ) 微 香 虫 の 捕獲 に は 成功 し た そう です が
うち は サスケ の に おい を 嗅が せる こと に 失敗 し た そう です 。
( 綱 手 ) そう か 落ち込 ん でる ん じゃ ない の か ? ヒナタ は 。
今回 の 作戦 は あの 子 の 発案 だった ん だ ろ ?
それ が そう で も ない みたい です よ 。
ん ?
( ヒアシ ) ヒナタ 。
今回 の 任務 失敗 し た そう だ な 。
はい 全然 ダメ で し た 。
( ヒアシ ) ん ? ( ヒナタ ) もっと もっと 修業 し て
次 は もっと 頑張り ます 。
( ヒアシ ) そ … そう か 頑張 れよ 。
♪ ~
( ヒナタ ) 《 もっと … 。
もっと …
もっと …
もっと ! 》
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ ~
♪ く そった れ な ニュ ー ス が 通りすぎ て
♪ 君 は 言葉 を 無くす
♪ 僕 の 声 じゃ まるで 小さ すぎ て
♪ 君 は 返事 も し ない
♪ 君 が 泣 い てる
♪ ひと り で 泣 い てる
♪ 僕 は どう する ?
♪ 僕 も 泣 い てる の さ 。
♪ 『 夜 に ひとりぼっち の オレ の さけび に のせ て 』
♪ ざわめく 時代 を オレ の スピード で
♪ ぶ っと ば し て く Yeah
♪ さんざ めく 夜 も オレ の スピード で
♪ ぶ っと ば し て く Yeah
♪ つんざく ギター と オレ の スピード で
♪ ぶ っと ば し て く Yeah
♪ 傾く 世界 も わるい や つら も
♪ けち らし て く Yeah
♪ ~
〈 え ~ ! ? 何で 俺 が そんな 簡単 な 任務 し なきゃ いけ ねえ ん だ ? 〉
( 綱 手 ) 〈 文句 を 言う な ! 大体 今回 の 依頼 人 を 拾って き た の は
お前 だ ろ う が ! 〉 〈 ん な の 理由 に なる かい !
俺 だって いろいろ 忙しい ん だ ぞ ! 〉
( 綱 手 ) 〈 お前 いいかげん に し ない と アカデミー に 送り 返す ぞ ! 〉
〈 だ ぁ … そんな の ずるい って ば よ 〉
( 綱 手 ) 〈 問答 無用 ! ネジ テンテン リー ナルト
以上 4 名 に 新た な 任務 を 言い渡す ! 〉
( ナレ ー ション ) 〈 魔 神 復活 の 鍵 で ある エリザベス が 連れ 去ら れ た 。
激高 し た メリオダス は
バン ゴウセル と 共に 王 都 リオ ネス を 目指す 。
迎え撃つ 聖 騎士 側 は 圧倒 的 数 の 兵士 を 投入 。
決戦 の 火ぶた が 切ら れる 。