Naruto Episode 163
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ ~
♪ はみだし た 風 を 集め て み たい な
♪ 波 の 先 つ たって 彼方 へ 駆け て く
♪ 覚悟 は 決まって る 道 は 遠く て も
♪ 描 い た 未来 へ 続 い てる
♪ 時 が 僕ら を 急か し て
♪ 鼓動 が スピード 上げ てった
♪ 夢 の 中 で 目覚め て も
♪ 同じ 光 を 探し た
♪ 輝く 星空 の 下
♪ 数え 切れ ない 星座 と 影
♪ その 先 に 君 は 何 を
♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う
♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う
♪ ~
( ナルト ) これ が 本当 に 孟 宗 の うち な の か ?
( テンテン ) 大 目付 って いう から
金 びょうぶ の 豪華 な 建物 か と 思って た のに ね 。
( ネジ ) お前 たち 声 が 大きい 。
( チシマ ) 孟 宗 様 は 私利 私欲 を 持た ない
立派 な お方 で あら れ ます 。
だから 質素 な 暮らし を し て おら れる ん です 。
いや だ けど さ
確か 国 で 大名 の 次 に 偉い お っ さん な ん だ よ な ?
何 か 貧乏 くさ すぎ ん じゃ ねえ ? ( ネジ ) ナルト 。
( 孟 宗 ) ハハハハ … 。
ハハハハ … 。
いやいや 貧乏 住まい で お 恥ずかしい かぎり 。
孟 宗 様 。
え ぇ ~ !
この ど っか の だんご 屋 の じいさん み たい の が か ?
( 孟 宗 ) ハハハハ … 。
わし は だんご 屋 の じいさん か 。
は ぁ ~ 信じ らん ねえ って ば よ 。
バカ !
何 す ん だ よ ネジ !
ま ぁ 楽 に 楽 に 。
お 主 たち が 木 ノ 葉 隠れ の 里 から 来 て くれ た 忍者 たち か ?
右 から ナルト さん に ネジ さん に テンテン さん です 。
うん … ゆうべ 紅 明 殿 の 屋敷 に 現れ た
呪い 武者 と 出会う た と か 。
はい 。
( 孟 宗 ) それ で どう だ ?
呪い 武者 の 正体 は 分かった か の う ?
ああ 本物 の 幽霊 だ 。
ほう … 幽霊 か 。
勝手 に 決めつける な 。 だって さ
いきなり 現れる し 空 は 飛ぶ し … 。
( テンテン ) そう よ おまけに よろい の 中身 は
空っぽ だった じゃ ない 。
どんな 奇怪 な こと に も 仕掛け が ある もの 。
その 正体 きっと 突き止め て やる 。
うん 心強い のう 。
大名 が 代わった ばかり で 人心 も まだ 不安定 。
一 日 も 早く 呪い 武者 の うわさ など
消し て くだされ 。
頼み まし た ぞ 。
えっ あ ~ … 。
( 孟 宗 ) 何とぞ !
( 男性 ) はい よ 手羽 お 待ち 。 お ~ 来 た 来 た ~ !
うま そ ~ う ! ハハ ~ !
熱 っ !
あの 孟 宗 って 大 目付 よ さ そう な 人 だ よ な 。
はい 私 を 拾い上げ て
小 姓 に 取り立て て くださった の も 孟 宗 様 です 。
大名 の 息子 が 跡 を 継ぎ
優れ た 大 目付 が 後 見 を する 。
政 は 安定 し て いる よう に 見える の だ が … 。
だったら 何で 前 の 大名 が たたる なんて
変 な うわさ が 流れ た り する の ?
誰 か 今度 の 大名 交代 劇 を
快く 思って ない 者 が いる ん だ ろ う 。
何 か 心当たり あん の か ?
それ は やはり 紅 明 様 かも しれ ませ ん 。
それ って ば この 間 も 言って た
自分 が 大名 に なり たかった って 策 士 の こと か ?
じゃあ 何で そい つ の 屋敷 に 呪い 武者 が 出 たり し た の ?
恐らく 皆 の 目 を そらす ため 。
それ だ きっと そう だって ば よ !
よ ~ し こう なりゃ いっち ょ 手っ取り早く
その 紅 明 と か いう お っ さん を と っ 捕まえ て
泥 を 吐か し ち まえ ば … 。
みんな 張り切って いく って ば よ !
バカ 証拠 も なし に そんな こと できる か 。
一応 この 国 の 策 士 様 です から ね 。
ん ~ … つま ん ねえ の 。
まず は 大名 の サギ 殿 に 会って み たい 。
無理 です サギ 様 は 人 と 会い た がら れ ない ん です 。
ま ぁ ま ぁ 固い こと 言わ ず 会わ せ て くれ って ば よ 。
お前 と は 乳首 の 友 な ん だ ろ ?
それ を 言う なら 竹馬 です 。
こんな 所 で ホント に 会 え ん の か ?
( チシマ ) この 湖 は サギ 様 の 思い出 の 場所 な ん です 。
そして
私 に とって も 。
( チシマ ) 幼い 日々 サギ 様 は
妹 の トキ 様 と いつも ここ で 遊 ん で い らし た ん です 。
きょう あたり 供 を 連れ て 来 られる かも しれ ませ ん 。
運 が よけ れ ば 。
運 頼み か … あぁ … 。
シッ 。
( 鳴き声 )
( チシマ ) サギ 様 です 。
♪ ~
♪ ~
( 男性 ) サギ 様 到着 し まし た 。
( サギ ) ご 苦労 。
( テンテン ) へ ぇ ~ あれ が サギ 様 か ~。
ステキ ちょっと いい かも 。
♪ ~
( サギ ) 私 の 時計 は
あの 時 から 止まった まま … 。
なぁ あいつ 何 し てる ん だって ば よ 。
思い出 に ふけ って おら れる の でしょ う 。
( チシマ ) もはや サギ 様 の 心 を お 慰め できる の は
妹 トキ 様 と の 思い出 だけ な の です 。
あっ 。
( ネジ ) 《 白 眼 ! 》
( ネジ ) 《 どこ だ ? この 殺気 は どこ から だ ?
地上 で は ない の か ? 》
まさか 水 の 中 ! ?
( 男性 1 ) 刺客 だ ! ( 男性 2 ) サギ 様 を お守り しろ !
( ネジ ) さ せる か !
♪ ~
ど りゃ ~ !
お前 ら 一体 何者 な ん だって ば よ ?
クッソ ~ 逃がす か !
待て ナルト !
え ~ ! あっ お っ あっ … 何 だ ?
水中 で の 起爆 札 。
あ ~ … あっ !
危なかった な 。
あの まま 追って い れ ば 完全 に 巻き込ま れ て い た ぞ 。
ど わ ~ … 。
( 鳴き声 ) どう どう … 。
( 鳴き声 )
サギ 様 !
ご 無事 です か ! ? ( サギ ) ああ 大事 ない 。
よかった 。
サギ 様 これ ら 3 名
木 ノ 葉 隠れ の 忍者 で ござい ます 。
呪い 武者 の 正体 を 調べる ため 来 て いただき まし た 。
いら ぬ こと を 。
さしずめ 孟 宗 あたり の 思いつき か 。
すべて は サギ 様 の お 命 を 心配な さ って の こと 。
事実 今 も 彼ら が い なけ れ ば … 。
黙れ 。 ( チシマ ) あ … はい 。
やい やい やい ! お前 この 兄ちゃん の 気持ち
本当 に 分か ん ねえ の か ?
チシマ の 兄ちゃん は 本気 で お前 の こと 心配 し てん だ ぞ !
兄ちゃん の 厚い 友 情 が なきゃ あんな 依頼 費 じゃ
木 ノ 葉 の 里 だって 動か なかった って ば よ !
恩 に は 着 ぬ ぞ 。
うっとうしい 。 何 だ と ?
友情 など と は 過去 の 話 。
私 は 大名 と なり
そや つ は 一 小 姓 に すぎ ぬ 。
われわれ は 今や 違う 地平 に 立って いる 。
もう いっぺん 言って み や がれ !
友情 を 踏みにじる よう な ヤツ に は 一 発 食らわせ て … 。
よせ ナルト ! 何 す ん だ よ 放せ って ば よ !
こう いう ヤツ は ガツン と や ん なきゃ … !
相手 は 大名 よ 。
私 の 首 に 刺さって い れ ば よかった もの を … 。
( サギ ) 行け 。 ( 男性 ) はっ !
( 牛 の 鳴き声 )
った く 何 様 の つもり な ん だ !
った く 大名 様 よ 。
どう か 許し て あげ て ください 。
兄ちゃん は あんな こと 言わ れ て 平気 な の か よ ! ?
昔 は あんな 方 で は なかった 。
父上 と 妹 君 が 立て続け に 亡くなら れ て
冷たい 心 の 持ち 主 に なって しまわ れ た 。
あ … あぁ … 。 そう だった の 。
( チシマ ) きっと また 昔 の よう に 優しい サギ 様 に 戻ら れる 日 が … 。
いや そりゃ どう かね 。
( テンテン ) さっき の 手 裏 剣
珍しい 形 ね 。 ん ? どれ どれ ?
あっ !
これ に 見覚え で も ある の か ?
( チシマ ) はい 鳥 の 国 に は 忍者 こそ い ませ ん が
特殊 な 訓練 を 受け た 近衛 兵 が いる の です 。
( ネジ ) その 者 たち が 使う 武具 な の か ?
( チシマ ) はい 。 ( テンテン ) 近 衛兵 を 率い てる の は ?
まとめ て おら れる の は 策 士 の 紅 明 様 です 。
な … 何 だって ! ? また 紅 明 だって ば よ 。
♪ ~
( ネジ ) 恐らく 紅 明 は 呪い 武者 で 人心 を 惑わし
サギ 殿 と 孟 宗 の 間 に も ヒビ を 入れよ う と 考え た 。
しかし 2 人 の 関係 は 固く
孟 宗 が われわれ を 呼 ん だ こと で
事件 の 真相 が 暴か れる 日 が 近い こと を 察し
サギ 殿 暗殺 に 踏み切った ん だ ろ う 。
それ だけ 分かって ん なら 十 分 だ さっさと 乗り込 ん で … 。
う わ っ ! 慌てる な ナルト 。
もっと 確実 な 証拠 を つかま なけ れ ば ダメ だ 。
なぁ そう いう もん か ?
ああ そう いう もん だ 。
ネジ あれ 。
♪ ~
間違い ない 紅 明 だって ば よ 。
呪い 武者 が 出る かも しれ ない のに
お供 も つけ ず に 出かける なんて … 。
よし つける ぞ 。
♪ ~
ここ は … きのう 呪い 武者 が 消え た 寺 だ 。
何 か におう わ ね 。
♪ ~
♪ ~
出 や がった ! シ ~。
♪ ~
白 眼 !
あっ これ は !
もう 迷う こと ねえ って ば よ !
おい 待て !
幽霊 の 正体 見 たり !
( 紅 明 ) 何者 ?
やい やい 紅 明 !
呪い 武者 を 操って る 張本人 は
お前 だ な ! ( 紅 明 ) なんと !
♪ ~
ま … 待つ って ば よ !
ナルト ! 伏せろ !
( テンテン ) ハッ !
♪ ~
やった ~ !
♪ ~
クッソ ~ ! ダメ だ こいつ は
やっ ぱし ただ の 幽霊 じゃ ねえ って ば よ !
♪ ~
竜巻 ?
♪ ~
ぐ っ … 。
呪い 武者 が 見え ねえ … 。
♪ ~
( ネジ ) 白 眼 !
♪ ~
手 裏 剣 影 分身 ! ?
八 卦掌 回 天 !
♪ ~
何 を ぼんやり し てる !
悪 ぃ 幽霊 が 忍術 使う なんて 思わ なかった から 。
よろい の 中身 は 幽霊 じゃ ない 。
忍 だ 。
しかも かなり 手 だれ の な 。
これ も 昼間 の 手 裏 剣 と 同じ もの よ 。
ヤツ は 大事 な 証人 だ 生け捕り に しろ !
任せ とい て !
ハァ ~ !
わ ぁ !
でも あの 竜巻 を どう に か し なきゃ
生け捕り なんか でき ねえ 。 ナルト 。
♪ ~
頼 ん だ ぞ ! ああ やって みる って ば よ !
テンテン ありったけ の 武器 を 使って
あいつ の 気 を 引きつけろ ! ( テンテン ) 了解 !
ダメ 全然 効か ない 。
( ネジ ) かまわ ない いい から 続けろ !
おりゃ ~ !
ネジ ! 今 だって ば よ !
柔 拳法 八 卦 六十四 掌 。
八 卦 二 掌 !
四 掌 八 掌 !
十六 掌 三十二 掌 !
六十四 掌 !
よっ しゃ ~ ! やった ~ !
今度 こそ 正体 が 分かる わ ね 。
ウッヘッヘッヘッ … 。
素顔 拝ま せ て もらう ぜ 。
あ ?
( テンテン ) 何 ? これ … 。
また 空っぽ だって ば よ 。
そんな バカ な … 。
( 笛 の 音 )
( 戸 が 開く 音 )
( 男性 ) 紅 明 殿 お 屋敷 の 蔵 の 中 より
白い よろい 一式 と 近衛 兵 の 手 裏 剣 を 押収 いたし た 。
( 男性 ) こ たび の 呪い 武者 事件 および
サギ 様 暗殺 未遂 の 一 件 の 重要 参考人 と し て
奉行 所 まで 出頭 願い たい 。
( 紅 明 ) 是非 も なし 。
( 足音 )
( チシマ ) ありがとう ござい まし た 。
これ で サギ 様 の お 心 も 少し は 落ち着か れる こと でしょ う 。
一 件 落着 だって ば よ 。
それにしても 用意 が いい わ ね 。
孟 宗 さん に 連絡 し て から 小 一 時間 も たって ない のに 。
( ネジ ) あの 時 … 。 ん ?
今夜 の 呪い 武者 に は 人 の 気 配 が あった 。
生き て いる 者 の 気配 が 。
気配 が ?
( テンテン ) だけど 最初 の 呪い 武者 の 時 に は
感じ なかった って … 。 ( ネジ ) ああ 。
なぁ それ って どう いう こと な ん だ ?
つまり 2 つ の 呪い 武者 は 別物 だ 。
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ ~
♪ どこまでも 続く 道 に は
♪ いろんな 事 ある ん だ ね
♪ 強 がり な 君 が 今日 は
♪ 受話器 越し に 涙声
♪ どんな 夢 、
♪ 追い掛け て ここ まで 来 た ん だ ろ う
♪ わから なく なったり する 事 は 、
♪ 僕 に だって ある から ねえ 、 baby
♪ 君 が 涙 の とき に は
♪ 僕 が そば に いる から
♪ 離ればなれ の 夜 だって
♪ 僕 は そば に いる から
♪ 僕 は そば に いる から
〈 ヘッ こんな 謎 だらけ の まん ま 里 に 帰 れる か っ つう の 。
や っぱ 探る ん なら ここ だ よ な 。
あれ ? この 黒い の は もしや … 。
ハッハ ~ なるほど 。
これ を 使って ん で この 冷たい 風 を たどって
暗闇 を 抜ける と … 。
え ~ ! 何で こんな 所 に 出 ち まった ん だ ~ ! ? 〉
( 金田一 一 ) < 俺 ! 金田一 一 ! 言わ ず と 知れた
あの 名 探偵 の 孫 だ !
幼なじみ の 七瀬 美雪 と やって き た の は アジア の 宝石 ・ 香港 !
しかも 超 ラッキー な ご 招待 !
しかし そこ で 俺 たち を 待って い た もの は … >