Naruto Episode 165
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ ~
♪ はみだし た 風 を 集め て み たい な
♪ 波 の 先 つ たって 彼方 へ 駆け て く
♪ 覚悟 は 決まって る 道 は 遠く て も
♪ 描 い た 未来 へ 続 い てる
♪ 時 が 僕ら を 急か し て
♪ 鼓動 が スピード 上げ てった
♪ 夢 の 中 で 目覚め て も
♪ 同じ 光 を 探し た
♪ 輝く 星空 の 下
♪ 数え 切れ ない 星座 と 影
♪ その 先 に 君 は 何 を
♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う
♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う
♪ ~
♪ ~
( テンテン ) カカシ 先生 … 。
( カカシ ) 鳥 の 国 の 任務 は 終了 し た 。
それ で いい 。
( テンテン ) で も それ じゃ ナルト は ?
( ネジ ) リーダー の 俺 の 責任 です 。
( カカシ ) 忍 の 任務 に 犠牲 は 付き物 だ 。
( カカシ ) さ ぁ
里 に 帰る ぞ 。
( ホクシン ) 本当 に 里 に 戻る と 思う か ? ナガレ 。
( ナガレ ) 恐らく 。 ( ホクシン ) フン … 。
しかし 後 から 合流 し た マスク 野郎 も 気 に なる 。
俺 が つける か ? ホクシン 。
( ホクシン ) いや それ は 俺 が やる 。
お前 は 報告 し て おけ 。 ( ナガレ ) ああ 。
♪ ~
( 孟 宗 ) 首尾 は どう じゃ ?
( ナガレ ) はい 2 名 と 後 から 合流 し た 1 名 は
国境 を 越え 木 ノ 葉 隠れ の 里 に 向かった もよう です 。
( 孟 宗 ) そう か … 。
大名 屋敷 に 忍び込 ん だ 1 人 は
サギ 様 が 始末 を つけ て くださった らしい し な 。
( 孟 宗 ) 甘露 甘露 。
( ホクシン ) あいつ ら さっき から 何 を し て いる ?
( カカシ ) ほ ~ ら ほら ほら 。 ( ネジ ) 柿 の 実 ~ !
ん ?
( テンテン ) キキッ キキッ キッ キッ … 。 ( ネジ ) 痛い なぁ … 。
まさか !
( 鳴き声 )
変わり 身 ! ? いつの間に … 。
だまし や がった な
木 ノ 葉 の 忍 ども 。
( 鍵 が 開く 音 )
( 戸 が 開く 音 )
( 足音 )
( 男性 ) 紅 明 殿 出 られ い 。
♪ ~
♪ ~
「 鳥 の 国 策 士 紅 明 」。
( 孟 宗 ) 「 策 士 と いう 国 の 要職 を 悪用 し
さき の 大名 オオワシ 様
および その 子 トキ 君 を 暗殺 し し 罪
また 部下 に 命じ 呪い 武者 と 称する もの の け を
跳 りょう ばっこ さ せ 人心 を 不安 に 陥れ
国 の まつり を 揺るがし
サギ 様 の 大名 の 座 を 危うく し
みずから その 地 位 に 就 こ う と し た 反逆 の 罪
許し 難し 」。
よって 切腹 を 申しつける !
( ざわめき )
( 紅 明 ) フフ フフ … 。
ハハハハ … !
なるほど な 。
そう いう わけ か 。
ハメ おった な 孟 宗 !
( 孟 宗 ) 見苦しい ぞ 紅 明 !
お 主 も 武士 なら ば 武士 らしく 自害 せい 。
速やか に 介 錯 せよ ! ( 介 錯 人 ・ 男性 1 ) はっ !
♪ ~
( 紅 明 ) 《 もはや これ まで か … 》
( 介 錯 人 ) あっ 。
何 ?
( カカシ ) 霧 隠れ の 術 ? いや これ は … 。
( 孟 宗 ) ええ い かまわ ん 斬れ !
( 介 錯 人 ) はっ ! 介 錯 御免 !
お っ う お っ !
( 男性 2 ) 何者 ! ? う っ ! ( 男性 3 ) ぐ あ ~ !
何 だ ? 何事 だ 何 が 起こって いる ! ?
( ざわめき )
あれ が 呪い 武者 か 。 ( ネジ ) はい 。
追う ん だ 見逃す な 。 ( テンテン ・ ネジ ) はい !
♪ ~
( カカシ ) ん ?
お前 たち は このまま ヤツ を 追え 。
俺 は 先 に 行く 調べ たい こと が ある 。
( ネジ ) 分かった 。 ( テンテン ) 了解 !
やはり お前 たち … 。 ( テンテン ) グル だった の ね 。
待た れ い !
あっ お前 たち いつぞや の … 。
( ナルト ) < 幽霊 の 正体 見 たり ! >
( 紅 明 ) < 何者 ? >
< やい やい 紅 明 !
呪い 武者 を 操って る 張本人 は
お前 だ な ! >
あの 日 私 も 呪い 武者 の 正体 を 調べよ う と し て おった の だ 。
恐らく
あの 方 しか おら ぬ だ ろ う と な 。
面倒 ね ここ で 正体 を 暴 い て やる わ !
( カカシ ) やめ とけ 。
あ … 。
( テンテン ) カカシ 先生 今 まで どこ に ?
( カカシ ) 説明 は 後 だ 先 に 行け 。
( カカシ ) 早く お前 たち も 一緒に 。
でも … 。 ( ネジ ) 行く ぞ テンテン 。
待って よ ネジ !
( カカシ ) 出 て こい よ ずっと つけ て き た ん だ ろ ?
♪ ~
( カカシ ) そっち が その つもり なら … 。 ( 印 を 結ぶ 音 )
( カカシ ) 口 寄せ の 術 !
( パックン ) 何 じゃ ? カカシ 。
( カカシ ) 境内 に 潜む 忍者 を あぶり出し て くれ 。
( パックン ) お 安い 御用 だ 。
おい そこ の お前
かくれんぼ は しまい じゃ さっさと 出 て こい 。
( ナガレ ) ハハハハ … 。
さすが に 犬 の 鼻 は ごまか せ ん か 。
( カカシ ) やっと お出まし か 。
( ナガレ ) フフ フフ … 。
こんな 所 に … 。
何 の ため の 穴 な の ?
大名 が 庶民 の 生活 を のぞき 見る ため に
この よう な 秘密 の 通路 が
国 の 方々 に 造ら れ て いる と 聞い た こと が ある 。
( テンテン ) 大名 が ? じゃあ
あの 呪い 武者 は 大名 に 関係 し てる って わけ ?
少なくとも 幽霊 じゃ ない らしい な 。
( 紅 明 ) 時 が 来 れ ば 向こう から 正体 を 明かし て くださる だ ろ う 。
♪ ~
任務 を 終え たら おとなしく 里 に 帰る の が
雇わ れ 忍者 の 常識 って もの じゃ ない の か ?
( カカシ ) 依頼 さ れ た 任務 の 前提 が 崩れ た 場合 は 別 だ 。
今度 の 任務 に は 怪しい ところ が 多 すぎ た 。
よそ の 国 の 内情 に 鼻 を 突っ込み 過ぎ た な 。
コソコソ と 犬 の よう に 嗅ぎ 回ら ね ば
無事 国 へ 帰 れ た ろ う に 。
犬 で 悪かった な 犬 で 。
( かむ 音 )
う お ~ ! 痛 て … 。
森羅 万象 同化 の 術 !
( パックン ) 観念 しろ !
( カカシ ) 何 ! ? ( パックン ) 何 じゃ こや つ は … 。
( カカシ ) 《 岩 の 性質 を 体 内 に 取り込 ん でる の か ? 》
( ナガレ ) この 国 の 秘密 の 一端 を 知ら れ た 以上
生かし て は お け ぬ !
少し やっかい な 相手 の よう じゃ な 。
( カカシ ) ああ もう いい ぞ パックン あと は 俺 一 人 で 大丈夫 だ 。
( パックン ) そう か それ じゃあ 。
( ナガレ ) 同化 岩石 戦車 !
( ナガレ ) 潰れろ ! ( カカシ ) う あ ~ !
チッ 影 分身 。
( カカシ ) ここ まで だ 。
まさか !
起爆 札 ! ?
さ ぁ もう いい だ ろ う 。
ん ? ああ 。
ここ まで 来 れ ば もう 大丈夫 だ 。
あっ その 声 … 。
ヘヘヘ … 。
( テンテン ) ナ … ナルト 。 ヘヘ ヘヘ … 。
フッ やはり な 。
呪い 武者 の 正体 サギ 様 で は なかった の か 。
( 足音 )
♪ ~
♪ ~
( 紅 明 ) < そ なた は … そ なた の 正体 は … >
< サギ 様 か ?
サギ 様 で あら せ ます な ? >
その たたずまい から 必ずや サギ 様 だ と … 。
アハハ … これ に は 深 ~ い 訳 が … 。
何 す ん だ テンテン !
だったら もっと 早く 教え なさい よ !
ネジ も ナルト だって 分かって た よう ね ?
ああ とっくに な 。
ん も ~ 2 人 と も !
ホント 心配 し た ん だ から 。
ずっと 見張り の 忍 が つい て い た だ ろ 。
< あっ >
( カカシ ) < ネジ テンテン 振り向く な 。
つけ られ て いる >
♪ ~
( カカシ ) < 鳥 の 国 に 戻る ぞ 。
黙って 俺 の 言う とおり に いい な ? >
( テンテン ) < はい > ( ネジ ) < 分かり まし た >
でも 追っ手 は 変わり 身 で まいた じゃ ない 。
ああ いったん は な 。
( ネジ ) しかし 処刑 場 から 呪い 武者 を 追いかける 時
別 の 忍 が つい て き た 。
あ ~ もう 知ら なかった の あたし だけ ?
心配 し て 損し た 。
では お前 は サギ 様 の 代わり に … 。
ああ 。 そう か 。
サギ 様 は ご 無事 な の だ な ? う っ … 。
おっちゃん 大丈夫 か ?
すま ぬ 孟 宗 の ヤツ
わし に ウソ の 自白 を さ せよ う と
むちゃ を し おって … 。
こりゃ あ ひどく やら れ ち まった な 。
まっ いきさつ は 中 で 話す って ば よ 。
サギ の 兄ちゃん が 待って る 。
( ナガレ ) 同化 岩 吹雪 !
( カカシ ) う わ っ !
( ナガレ ) われら 渡り の 忍 。
里 も 持た ぬ 代わり あらゆる 里 を 回り
術 を 盗み 新た なる 忍術 を 編み出す 。
例えば こう いう 術 も な 。
( カカシ ) な … 何 だ と ?
( カカシ ) 写 輪 眼 !
( ナガレ ) 同化 砂 縛 柩 !
( カカシ ) 《 こいつ 我 愛 羅 と 同じ 術 を … 》
( ナガレ ) ハッ 同化 砂 瀑 送 葬 !
ハハハハ … !
サギ の 兄ちゃん 。
チシマ の 兄ちゃん の 容体 どう だ ?
( サギ ) 大丈夫 だ 命 に 別状 は ない 。
わが 屋敷 の 医療 室 で 手当て を 受け 休 ん で おる 。
は ぁ … よかった 。
チシマ さん に 何 が あった の ?
誰 だ ? 誰 に やら れ た ?
( サギ ) 紅 明 誤解 し て い て すま ぬ 。
これ は 恐れ多き お ことば 。
チシマ は 手 傷 を 負い ながら も 教え に 来 て くれ た の です 。
あの 時 … 。
< すべて を 知った お前 を 生かし て おく わけ に は いか ない 。
大名 屋敷 に 忍び 入った 賊 と し て
お前 は 死罪 に なる 運命 だ ! >
< そんな ! >
( チシマ ) < サギ 様 … >
( サギ ) < チシマ ! > < 兄ちゃん ! ? >
( チシマ ) < ハァ ハァ ハァ … >
< 手 裏 剣 の 傷 か ? >
< すぐ 御殿 医 の 元 へ >
( チシマ ) < サギ 様 聞い て ください 。
孟 宗 様 … いや 孟 宗 に
裏切ら れ まし た > ( サギ ) < 何 ? >
< お 父上 オオワシ 様 と トキ 様 を 亡き 者 に し た の は
孟 宗 だった の です >
< みずから の 配下 の 忍者 に
近 衛兵 の 手 裏 剣 を 使わ せ た の も
紅 明 様 に ぬれぎぬ を 着せる ため 。
紅 明 様 は きっと 孟 宗 の たくらみ を 知って … 。
あぁ ! > ( サギ ) < しっかり しろ チシマ ! >
< サギ 様 お 願い し ます 。
紅 明 様 の 処刑 を 止め て ください >
< 急 い で 助け に 行か ねえ と ! >
< 処刑 を 止める わけ に は いか ない >
< な … 何で だって ば よ ! >
< 私 が 真実 を 知った こと を 孟 宗 に 気付か れ たら
復しゅう が でき ぬ >
< お前 自分 の 復しゅう の ため なら
誰 が 犠牲 に なって も いい って の か ! ? >
< では どう する ? 紅 明 は 屈強 な 兵士 たち に
見張ら れ て いる その 場 で 謀 反 を 起こさ れ て は
こちら に 勝ち目 は ない > < じゃあ 俺 が 行く !
俺 1 人 で 紅 明 の おっちゃん を 助ける 。
そん なら 文句 ねえ だ ろ ? >
( チシマ ) < サギ 様 … >
( サギ ) < 好き に しろ >
それ で 俺 が 呪い 武者 に ふんし て た って わけ だ 。
( サギ ) 私 は みずから 呪い 武者 を 演じ
暗殺 犯 を 捜 そ う と し た 。
♪ ~
( サギ ) しかし 逆 に
真 犯人 を 捜す どころ か
紅 明
お前 を 罪 に 陥れる ため の 道具 と し て 使わ れ て しまった 。
私 は 寝 所 で 出会った 呪い 武者 を サギ 様 と 思い … 。
( 紅 明 ) かつて 呪い 武者 が 消え た 場所 で あ ろ う
あの 廃寺 に 赴 い た の です 。
そこ で 呪い 武者 に 出会った の です が … 。
その 呪い 武者 は 私 で は なかった 。
恐らく 孟 宗 が 仕組 ん だ 偽者 。
そう だって ば よ ! すべて は 孟 宗 の ジジイ の わな だった ん だ 。
( 紅 明 ) 孟 宗 の ヤツ め 。
まず 私 を 始末 し
いずれ サギ 様 を 亡き 者 と し て
鳥 の 国 を 支配 しよ う と でも 考え た の か ?
あいつ いい 人 ぶり や が って 。
と っ 捕まえ て ぶ っ 飛ばし て やる 。
ナルト と やら ご 苦労 で あった 。
しかし
ここ から 先 は 私 が やる 。
いや でも よ … 。
恨み は 私 1 人 で 果たす 。
( サギ ) 恨み を 晴らさ ぬ 以上
私 の 心 の 中 の 時計 は
過去 で 止まった まま な の だ 。
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ ~
♪ どこまでも 続く 道 に は
♪ いろんな 事 ある ん だ ね
♪ 強 がり な 君 が 今日 は
♪ 受話器 越し に 涙声
♪ どんな 夢 、
♪ 追い掛け て ここ まで 来 た ん だ ろ う
♪ わから なく なったり する 事 は 、
♪ 僕 に だって ある から ねえ 、 baby
♪ 君 が 涙 の とき に は
♪ 僕 が そば に いる から
♪ 離ればなれ の 夜 だって
♪ 僕 は そば に いる から
♪ 僕 は そば に いる から
〈 何 が 恨み は 1 人 で 晴らす だ 。
お前 が 1 人 で 行って 一体 何 に なる ん だって ば よ 。
いくら 復しゅう なんか し た って
もう 死 ん だ ヤツ ら は 帰って こ ねえ ん だ 。
それ でも お前 は 復しゅう に こだわる の か よ ?
そんな ん で お前 の 気 は 晴れ ん の か よ ?
本当 に それ で お前 の オヤジ や 妹 は 喜ぶ の か よ ? 〉
♪ ~
( 金田一 一 ) < 香港 で 巻き込ま れ た 毒 龍 事件 >
♪ ~