Naruto Episode 166
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ ~
♪ はみだし た 風 を 集め て み たい な
♪ 波 の 先 つ たって 彼方 へ 駆け て く
♪ 覚悟 は 決まって る 道 は 遠く て も
♪ 描 い た 未来 へ 続 い てる
♪ 時 が 僕ら を 急か し て
♪ 鼓動 が スピード 上げ てった
♪ 夢 の 中 で 目覚め て も
♪ 同じ 光 を 探し た
♪ 輝く 星空 の 下
♪ 数え 切れ ない 星座 と 影
♪ その 先 に 君 は 何 を
♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う
♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う
♪ ~
♪ ~
( サギ ) 恨み を 晴らさ ぬ 以上
私 の 心 の 中 の 時計 は 止まった まま な の だ 。
( 紅 明 ) サギ 様 復しゅう の ため に 生き れ ば
お 心 を 闇 に 落とし て しまい ます ぞ 。
それ で 恨み を 晴らす こと が できる なら
わが 心 が 闇 に 落ちよ う と かまわ ぬ !
♪ ~
( サスケ ) < あんた の 言った とおり
あんた を 恨み 憎み そして
あんた を 殺す ため だけ に 俺 は … >
( ナルト ) < サスケ ! > < 俺 は
生き て き た ! >
< お前 ら 木 ノ 葉 の 連中 と じゃれ 合う の は もう 終わり だ >
< 俺 は 大 蛇 丸 の 所 へ 行く >
《 行か せる わけ に は いか ねえ ん だ 》
行か せる わけ に は
いか ねえ ん だって ば よ !
俺 は 闇 に 落ち て く 仲間 を 止め らん なかった 。
でも お前 は 絶対 行か せ ねえ !
煩わしい ヤツ ら だ 。
邪魔 を する の なら お前 ら も 敵 だ 。
お前 たち に は 分から ん の だ 。
仕掛け か ! ?
( 戸 を たたく 音 )
私 の 思い は
誰 に も 阻む こと は でき ぬ !
( 衝撃 音 )
何 だって ば よ !
( ネジ ) ダメ だ 。 ( テンテン ) 出 られ ない 。
( 衝撃 音 )
( ナガレ ) さらば だ ! 木 ノ 葉 隠れ の 忍者 よ !
( カカシ ) 雷 切 !
( カカシ ) そこ だ !
( ナガレ ) う っ !
( ナガレ ) う あ ~ !
なぜ 気付 い た の だ ?
( カカシ ) この 眼 で お前 の 術 を 見 させ て もらった から な 。
思い出し た ぞ お前 は
はたけ カカシ 。
写 輪 眼 を 持つ コピー 忍者 か 。
( カカシ ) お前 の 術 は 我 愛 羅 の コピー で すら ない 。
その 表面 を なぞった だけ 。
本体 は 別に あり その チャクラ で
岩 や 砂 を 操って い た だけ に すぎ ない 。
( ナガレ ) 渡り の われら は
里 も 持て ぬ 下級 の 忍 と あざけり を 受け て おる 。
だから われら は 各地 を 回り
術 を 盗み 技 を 磨き
いつか 日 の 当たる 場所 に 出よ う と もが い て おった の だ 。
しかし いくら 努力 しよ う が
超え られ ぬ 次 元 が あった と いう こと か … 。
う お ~ ! あ ~ !
( 衝撃 音 )
( カカシ ) 《 ん ? あれ は 大名 屋敷 の 方角 》
( 男性 ) 急げ ! この 下 に サギ 様 が おら れる はず !
ハッ !
クッソ ~ ひで ぇ 目 に 遭った って ば よ 。
あの 野郎 ~ !
何て ヤツ だ 全く 。
( カカシ ) 何 が あった ん だ ? あ ?
カカシ 先生 !
サギ が 俺 たち を ドッカ ~ ン と ぶ っ 潰し て
ど っか へ 行 っち まっ た ん だ よっ たく ひ っ で ぇ ヤツ だ !
あの 方 を 責め ない で ください 。 だって よ … 。
今 の あの 方 は あの 方 で あって あの 方 で は ない 。
えっ どう いう こと だ よ それ 。
父上 と 妹 君 の 復しゅう に 執着 し て おら れる 。
恐らく 死 し た 大名 オオワシ 様 の 死霊 に でも
取りつか れ て おら れる の だ ろ う 。
またまた また … 冗談 は やめろ って ば 。
ハハッ ハハハ … 。
冗談 と ばかり は 言 え ない 。
やめ て くれ って ば よ !
そう いう 話 俺 苦手 な ん だ よ 。
( テンテン ) しっかり し て よ そんな こと でも め てる 場合 じゃ ない でしょ 。
それ より 今 は サギ さんよ 。
あぁ … でも よ どこ に 行った ん だ か 。
( カカシ ) ヤツ が 取りつか れ て いる なら
恨み を 晴らし に 現れる に 決まって いる 。
それ も すぐ に な 。
♪ ~
♪ ~
( トキ の 泣き声 )
( トキ ) < お 兄 様 … 。
お 父 様 に 続き お 兄 様 まで 失ったら
私 は もう 生き て いく こと が でき ない >
♪ ~
( トキ ) < お 父 様 お 兄 様
私 も お 2 人 と 共に … >
( トキ ) < あ … >
< あっ お 兄 様 ! >
♪ ~
♪ ~
< お 兄 様 必ず 敵 を … 。
止まって しまった お 兄 様 の 時間 を
再び 動かす ため に >
♪ ~
♪ ~
( トキ ) その 願い かなう 日 まで
私 は お 兄 様 と し て
サギ と し て 生きる 。
♪ ~
( チシマ ) 《 その ご 気性 を 考える と
サギ 様 は 必ずや この 孟 宗 の 所 へ … 》
( チシマ ) う ぅ … 。
( 孟 宗 ) フン サギ 様 から
わざわざ お 越し くださる と は かえって 都合 が いい 。
大名 サギ に は 手 を 下せ なく て も
呪い 武者 なら ば 殺し て も 罪 に は なら ぬ 。
( 孟 宗 ) 《 火 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 豪 火 球 の 術 ! 》
( トキ ) あっ 。
フン こざかしい 。
亡霊 が 子ども の おもちゃ で お 越し と は … 。
♪ ~
♪ ~
フフフ … よくぞ 現れ た 呪い 武者 よ 。
( チシマ ) 《 サギ 様 … 》
( トキ ) お前 は 何者 だ ?
徳 高き 僧 孟 宗 で は ない な ?
( 孟 宗 ) 幽霊 ごとき に 言わ れ たく は ない な 。
お のれ ~ ! テヤッ !
♪ ~
( 孟 宗 ) そう だ 孟 宗 と は この世 を 欺く 仮 の 名 前 。
わが 名 は ホウキ 。
渡り の 忍者 を 束ねる 頭 。
われら 渡り の 忍者 は 里 を 持た ぬ 代わり
あらゆる 里 の 忍術 を 盗み わが もの に し て き た の だ 。
( ホウキ ) しかし 長 すぎる 流浪 の 生活 に
われら 一族 も 疲れ切った 。
そして われら の 故郷 に す べき 国 を 探し て い た の だ 。
そう か … 最初 から 鳥 の 国 を 乗っ取る ため に 入り込 ん だ の か ! ?
生まれ 持って 大名 に なる 運命 を 授かった お前 に は 分かる まい 。
里 すら 持て ぬ われら 渡り の 忍者 の 苦しみ が 。
くっ … 。
よい で は ない か 渡り の 忍者 が 安住 の 地 を 求め て も な 。
お前 の 父上 は
人 を 信じ込み やすい 人間 だった から な 。
徳 の 高い 僧 と し て 評判 の 高かった 孟 宗 に すり 替わり
近づ い た わし を 疑う こと は なかった 。
♪ ~
( 飲み込む 音 )
♪ ~
( ホウキ ) 人心 を 惑わす 幻 術 を
徳 の 高い 僧 の 法 力 ゆえ だ と 思い込み
トントン 拍子 に 出世 さ せ て くれ た 。
わし の 正体 を 疑った の は 紅 明 ただ 1 人 だった 。
わし は オオワシ を 暗殺 し 紅 明 を 退け た 。
お … おのれ …
やはり お前 だった の か 。
そして 最後 に お 主 を
サギ を 殺せ ば すべて は 成し遂げ られる の だ 。
おのれ 許さ ん ! 一族 の 敵 !
あっ !
お前 は … 。
( トキ ) ああ そう だ 。
私 の 名 は トキ !
( チシマ ) トキ 様 。
父上 様 と 兄 上 の 敵 !
影 真似 の 術 !
見よ トキ われら の 影 は 重なって おる だ ろ う 。
これ ぞ 影 真似 の 術 。
これ で もう 動く こと は かなわ ぬ 。
しかし お前 が 妹 の トキ だ と は な 。
この 国 は われら 渡り の 忍者 が
見事 治め て 進 ぜ ま しょ う 。
お 望み どおり サギ と し て 死ぬ が いい 。
トキ 様 ! お 気 を 確か に !
チシマ … 。
生き て おった か 。
トキ 様 の お 気持ち も 知ら ず
チシマ は 恥ずかしゅう ございます 。
この 死 に 損ない が !
≪ 今 の 話 確か に 聞い た ぜ !
サギ いや 姉ちゃん
後 は 俺 たち に 任せ な ! ( トキ ) ナルト !
そう は 行か ん おの が 影 に 殺さ れる が いい !
影 は 関係 ねえ ぜ 。
ヤツ の 幻 術 に かかって る だけ だって ば よ 。
何 ?
ハァ ハァ ハァ … 。
トキ 様 。 影 真似 は シカマル ん ち の 秘伝 の 術 。
お前 なんか に マネ できる はず ねえ って ば よ !
正体 だけ じゃ ねえ 忍術 まで 偽物 だ 。
何者 ! ?
ナルト さん !
悪事 は 天 が 見 てる !
俺 たち が 絶対 許さ ねえ って ば よ !
おのれ 木 ノ 葉 の 忍者 め 。
しょせん 分身 。
火 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 鳳仙 火 の 術 !
実体 だ と ? 影 分身 の 術 か 。
ハッ サスケ の 鳳仙 火 の 術 は もっと すげ ぇ ぞ 。
今度 は こっち の 番 だって ば よ !
おのれ !
♪ ~
はたけ カカシ お前 も 来 て い た の か 。
( カカシ ) 渡り の 忍 を 束ねる 頭 ホウキ か 。
うわさ は 聞い た こと が ある 。
あっ ち の 国 こっち の 国 と
コウモリ の よう に フラフラ し て いる 忍 だ と 。
フン 恵まれ た 里 の 忍者 たち に われら の 境遇 など
想像 も でき まい な 。
分かる わけ ね えっ つう の 。
( カカシ ) 木 ノ 葉 で は 忍 道 と は 耐え 忍ぶ こと と 教わる 。
他者 を 陥れ 安易 に 国 を 奪 お う と する お前 たち に
忍 を 名乗る 資格 など ない !
フン エリート め !
口 寄せ の 術 !
あっ 。
( 咆哮 )
ウソ 本物 の 竜 だって ば よ 。
まさか … 。
( ホウキ ) ハッ ! ( チシマ ) あっ 。
( ホウキ ) ハッ ! ( チシマ ) あぁ !
( トキ ) う っ … 。
待て !
待ち や がれ !
( 咆哮 ) えっ … あっ … !
( 咆哮 ) あっ あっ あっ … !
( カカシ ) そこ か !
あっ ! ?
何 だって ば よ 。
口 寄せ の 竜 も 偽物 か 。
あいつ どこ か に 逃げ ちゃ った よ 。
( カカシ ) 屋敷 の 中 だ 。 逃がす か !
♪ ~
( テンテン ) ハァ ~ !
影 分身 の 術 !
♪ ~
この … 待て って ば よ !
どこ に 消え た ん だ 。
( ホウキ ) 木 ノ 葉 の 忍者 よ 。
ん ?
♪ ~
な … 何 だ ?
( ホウキ ) トキ を 取り戻し たく ば こちら に 来い 。
どう やって ?
♪ ~
( ホウキ ) その 舟 に 乗って くる が よい 。
幻 術 … 。 ( ホウキ ) 怖い の か ?
木 ノ 葉 の 見習い 忍者 よ 。
ハハハハ … 。 俺 は 見習い じゃ ねえ って ば よ !
ここ は まさか … 。
あれ は … 。
( サギ ) ハハハハ … 。 ( トキ ) フフ フフ … 。
( サギ ) ハハハハ … 。 ( トキ ) フフ フフ … 。
ハハハ … 。
( ホウキ ) ハハハハ … 。
ハハハハ … !
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ ~
♪ 風 が 吹 い て 痛い
♪ 消え ない 想い
♪ 何 を 持って行 こ う か
♪ 集め て ひと つ
♪ 二 度 と ない 二 度 と ない
♪ 捨てる なんて 馬鹿 みたい
♪ 無邪気 に なって イメージ
♪ ~
♪ きっと それ は 終わら ない
♪ ~
♪ きっと それ は 終わら ない
♪ ~
♪ 愛 の 胸 焦がせ
♪ 千 の 夢 渡れ
♪ 縦横無尽 駆け て
♪ 手 に 掴む 世界
♪ 雲 が ちぎれ て
♪ 日 が また 落ち て
♪ ひと り の パレード が 動きだす
♪ 冒険 吉日 心拍 上昇
♪ 明暗 遭遇 生命 相愛
〈 チシマ の 兄ちゃん は な
ずっと て め ぇ を 信じ て た ん だ 。
本当 に この 国 が 大好き で
心 の 底 から 友達 の こと を 心配 し て た ん だ 。
なのに … な のに !
許さ ねえ ぞ この クソ 野郎 !
て め ぇ は この 俺 が
絶対 ぶ っ 飛ばし て やる って ば よ ! 〉