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ナルト, Naruto Episode 166

Naruto Episode 166

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ はみだし た 風 を 集め て み たい な

♪ 波 の 先 つ たって 彼方 へ 駆け て く

♪ 覚悟 は 決まって る 道 は 遠く て も

♪ 描 い た 未来 へ 続 い てる

♪ 時 が 僕ら を 急か し て

♪ 鼓動 が スピード 上げ てった

♪ 夢 の 中 で 目覚め て も

♪ 同じ 光 を 探し た

♪ 輝く 星空 の 下

♪ 数え 切れ ない 星座 と 影

♪ その 先 に 君 は 何 を

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う

♪ ~

♪ ~

( サギ ) 恨み を 晴らさ ぬ 以上

私 の 心 の 中 の 時計 は 止まった まま な の だ 。

( 紅 明 ) サギ 様 復しゅう の ため に 生き れ ば

お 心 を 闇 に 落とし て しまい ます ぞ 。

それ で 恨み を 晴らす こと が できる なら

わが 心 が 闇 に 落ちよ う と かまわ ぬ !

♪ ~

( サスケ ) < あんた の 言った とおり

あんた を 恨み 憎み そして

あんた を 殺す ため だけ に 俺 は … >

( ナルト ) < サスケ ! > < 俺 は

生き て き た ! >

< お前 ら 木 ノ 葉 の 連中 と じゃれ 合う の は もう 終わり だ >

< 俺 は 大 蛇 丸 の 所 へ 行く >

《 行か せる わけ に は いか ねえ ん だ 》

行か せる わけ に は

いか ねえ ん だって ば よ !

俺 は 闇 に 落ち て く 仲間 を 止め らん なかった 。

でも お前 は 絶対 行か せ ねえ !

煩わしい ヤツ ら だ 。

邪魔 を する の なら お前 ら も 敵 だ 。

お前 たち に は 分から ん の だ 。

仕掛け か ! ?

( 戸 を たたく 音 )

私 の 思い は

誰 に も 阻む こと は でき ぬ !

( 衝撃 音 )

何 だって ば よ !

( ネジ ) ダメ だ 。 ( テンテン ) 出 られ ない 。

( 衝撃 音 )

( ナガレ ) さらば だ ! 木 ノ 葉 隠れ の 忍者 よ !

( カカシ ) 雷 切 !

( カカシ ) そこ だ !

( ナガレ ) う っ !

( ナガレ ) う あ ~ !

なぜ 気付 い た の だ ?

( カカシ ) この 眼 で お前 の 術 を 見 させ て もらった から な 。

思い出し た ぞ お前 は

はたけ カカシ 。

写 輪 眼 を 持つ コピー 忍者 か 。

( カカシ ) お前 の 術 は 我 愛 羅 の コピー で すら ない 。

その 表面 を なぞった だけ 。

本体 は 別に あり その チャクラ で

岩 や 砂 を 操って い た だけ に すぎ ない 。

( ナガレ ) 渡り の われら は

里 も 持て ぬ 下級 の 忍 と あざけり を 受け て おる 。

だから われら は 各地 を 回り

術 を 盗み 技 を 磨き

いつか 日 の 当たる 場所 に 出よ う と もが い て おった の だ 。

しかし いくら 努力 しよ う が

超え られ ぬ 次 元 が あった と いう こと か … 。

う お ~ ! あ ~ !

( 衝撃 音 )

( カカシ ) 《 ん ? あれ は 大名 屋敷 の 方角 》

( 男性 ) 急げ ! この 下 に サギ 様 が おら れる はず !

ハッ !

クッソ ~ ひで ぇ 目 に 遭った って ば よ 。

あの 野郎 ~ !

何て ヤツ だ 全く 。

( カカシ ) 何 が あった ん だ ? あ ?

カカシ 先生 !

サギ が 俺 たち を ドッカ ~ ン と ぶ っ 潰し て

ど っか へ 行 っち まっ た ん だ よっ たく ひ っ で ぇ ヤツ だ !

あの 方 を 責め ない で ください 。 だって よ … 。

今 の あの 方 は あの 方 で あって あの 方 で は ない 。

えっ どう いう こと だ よ それ 。

父上 と 妹 君 の 復しゅう に 執着 し て おら れる 。

恐らく 死 し た 大名 オオワシ 様 の 死霊 に でも

取りつか れ て おら れる の だ ろ う 。

またまた また … 冗談 は やめろ って ば 。

ハハッ ハハハ … 。

冗談 と ばかり は 言 え ない 。

やめ て くれ って ば よ !

そう いう 話 俺 苦手 な ん だ よ 。

( テンテン ) しっかり し て よ そんな こと でも め てる 場合 じゃ ない でしょ 。

それ より 今 は サギ さんよ 。

あぁ … でも よ どこ に 行った ん だ か 。

( カカシ ) ヤツ が 取りつか れ て いる なら

恨み を 晴らし に 現れる に 決まって いる 。

それ も すぐ に な 。

♪ ~

♪ ~

( トキ の 泣き声 )

( トキ ) < お 兄 様 … 。

お 父 様 に 続き お 兄 様 まで 失ったら

私 は もう 生き て いく こと が でき ない >

♪ ~

( トキ ) < お 父 様 お 兄 様

私 も お 2 人 と 共に … >

( トキ ) < あ … >

< あっ お 兄 様 ! >

♪ ~

♪ ~

< お 兄 様 必ず 敵 を … 。

止まって しまった お 兄 様 の 時間 を

再び 動かす ため に >

♪ ~

♪ ~

( トキ ) その 願い かなう 日 まで

私 は お 兄 様 と し て

サギ と し て 生きる 。

♪ ~

( チシマ ) 《 その ご 気性 を 考える と

サギ 様 は 必ずや この 孟 宗 の 所 へ … 》

( チシマ ) う ぅ … 。

( 孟 宗 ) フン サギ 様 から

わざわざ お 越し くださる と は かえって 都合 が いい 。

大名 サギ に は 手 を 下せ なく て も

呪い 武者 なら ば 殺し て も 罪 に は なら ぬ 。

( 孟 宗 ) 《 火 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 豪 火 球 の 術 ! 》

( トキ ) あっ 。

フン こざかしい 。

亡霊 が 子ども の おもちゃ で お 越し と は … 。

♪ ~

♪ ~

フフフ … よくぞ 現れ た 呪い 武者 よ 。

( チシマ ) 《 サギ 様 … 》

( トキ ) お前 は 何者 だ ?

徳 高き 僧 孟 宗 で は ない な ?

( 孟 宗 ) 幽霊 ごとき に 言わ れ たく は ない な 。

お のれ ~ ! テヤッ !

♪ ~

( 孟 宗 ) そう だ 孟 宗 と は この世 を 欺く 仮 の 名 前 。

わが 名 は ホウキ 。

渡り の 忍者 を 束ねる 頭 。

われら 渡り の 忍者 は 里 を 持た ぬ 代わり

あらゆる 里 の 忍術 を 盗み わが もの に し て き た の だ 。

( ホウキ ) しかし 長 すぎる 流浪 の 生活 に

われら 一族 も 疲れ切った 。

そして われら の 故郷 に す べき 国 を 探し て い た の だ 。

そう か … 最初 から 鳥 の 国 を 乗っ取る ため に 入り込 ん だ の か ! ?

生まれ 持って 大名 に なる 運命 を 授かった お前 に は 分かる まい 。

里 すら 持て ぬ われら 渡り の 忍者 の 苦しみ が 。

くっ … 。

よい で は ない か 渡り の 忍者 が 安住 の 地 を 求め て も な 。

お前 の 父上 は

人 を 信じ込み やすい 人間 だった から な 。

徳 の 高い 僧 と し て 評判 の 高かった 孟 宗 に すり 替わり

近づ い た わし を 疑う こと は なかった 。

♪ ~

( 飲み込む 音 )

♪ ~

( ホウキ ) 人心 を 惑わす 幻 術 を

徳 の 高い 僧 の 法 力 ゆえ だ と 思い込み

トントン 拍子 に 出世 さ せ て くれ た 。

わし の 正体 を 疑った の は 紅 明 ただ 1 人 だった 。

わし は オオワシ を 暗殺 し 紅 明 を 退け た 。

お … おのれ …

やはり お前 だった の か 。

そして 最後 に お 主 を

サギ を 殺せ ば すべて は 成し遂げ られる の だ 。

おのれ 許さ ん ! 一族 の 敵 !

あっ !

お前 は … 。

( トキ ) ああ そう だ 。

私 の 名 は トキ !

( チシマ ) トキ 様 。

父上 様 と 兄 上 の 敵 !

影 真似 の 術 !

見よ トキ われら の 影 は 重なって おる だ ろ う 。

これ ぞ 影 真似 の 術 。

これ で もう 動く こと は かなわ ぬ 。

しかし お前 が 妹 の トキ だ と は な 。

この 国 は われら 渡り の 忍者 が

見事 治め て 進 ぜ ま しょ う 。

お 望み どおり サギ と し て 死ぬ が いい 。

トキ 様 ! お 気 を 確か に !

チシマ … 。

生き て おった か 。

トキ 様 の お 気持ち も 知ら ず

チシマ は 恥ずかしゅう ございます 。

この 死 に 損ない が !

≪ 今 の 話 確か に 聞い た ぜ !

サギ いや 姉ちゃん

後 は 俺 たち に 任せ な ! ( トキ ) ナルト !

そう は 行か ん おの が 影 に 殺さ れる が いい !

影 は 関係 ねえ ぜ 。

ヤツ の 幻 術 に かかって る だけ だって ば よ 。

何 ?

ハァ ハァ ハァ … 。

トキ 様 。 影 真似 は シカマル ん ち の 秘伝 の 術 。

お前 なんか に マネ できる はず ねえ って ば よ !

正体 だけ じゃ ねえ 忍術 まで 偽物 だ 。

何者 ! ?

ナルト さん !

悪事 は 天 が 見 てる !

俺 たち が 絶対 許さ ねえ って ば よ !

おのれ 木 ノ 葉 の 忍者 め 。

しょせん 分身 。

火 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 鳳仙 火 の 術 !

実体 だ と ? 影 分身 の 術 か 。

ハッ サスケ の 鳳仙 火 の 術 は もっと すげ ぇ ぞ 。

今度 は こっち の 番 だって ば よ !

おのれ !

♪ ~

はたけ カカシ お前 も 来 て い た の か 。

( カカシ ) 渡り の 忍 を 束ねる 頭 ホウキ か 。

うわさ は 聞い た こと が ある 。

あっ ち の 国 こっち の 国 と

コウモリ の よう に フラフラ し て いる 忍 だ と 。

フン 恵まれ た 里 の 忍者 たち に われら の 境遇 など

想像 も でき まい な 。

分かる わけ ね えっ つう の 。

( カカシ ) 木 ノ 葉 で は 忍 道 と は 耐え 忍ぶ こと と 教わる 。

他者 を 陥れ 安易 に 国 を 奪 お う と する お前 たち に

忍 を 名乗る 資格 など ない !

フン エリート め !

口 寄せ の 術 !

あっ 。

( 咆哮 )

ウソ 本物 の 竜 だって ば よ 。

まさか … 。

( ホウキ ) ハッ ! ( チシマ ) あっ 。

( ホウキ ) ハッ ! ( チシマ ) あぁ !

( トキ ) う っ … 。

待て !

待ち や がれ !

( 咆哮 ) えっ … あっ … !

( 咆哮 ) あっ あっ あっ … !

( カカシ ) そこ か !

あっ ! ?

何 だって ば よ 。

口 寄せ の 竜 も 偽物 か 。

あいつ どこ か に 逃げ ちゃ った よ 。

( カカシ ) 屋敷 の 中 だ 。 逃がす か !

♪ ~

( テンテン ) ハァ ~ !

影 分身 の 術 !

♪ ~

この … 待て って ば よ !

どこ に 消え た ん だ 。

( ホウキ ) 木 ノ 葉 の 忍者 よ 。

ん ?

♪ ~

な … 何 だ ?

( ホウキ ) トキ を 取り戻し たく ば こちら に 来い 。

どう やって ?

♪ ~

( ホウキ ) その 舟 に 乗って くる が よい 。

幻 術 … 。 ( ホウキ ) 怖い の か ?

木 ノ 葉 の 見習い 忍者 よ 。

ハハハハ … 。 俺 は 見習い じゃ ねえ って ば よ !

ここ は まさか … 。

あれ は … 。

( サギ ) ハハハハ … 。 ( トキ ) フフ フフ … 。

( サギ ) ハハハハ … 。 ( トキ ) フフ フフ … 。

ハハハ … 。

( ホウキ ) ハハハハ … 。

ハハハハ … !

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ~

♪ 風 が 吹 い て 痛い

♪ 消え ない 想い

♪ 何 を 持って行 こ う か

♪ 集め て ひと つ

♪ 二 度 と ない 二 度 と ない

♪ 捨てる なんて 馬鹿 みたい

♪ 無邪気 に なって イメージ

♪ ~

♪ きっと それ は 終わら ない

♪ ~

♪ きっと それ は 終わら ない

♪ ~

♪ 愛 の 胸 焦がせ

♪ 千 の 夢 渡れ

♪ 縦横無尽 駆け て

♪ 手 に 掴む 世界

♪ 雲 が ちぎれ て

♪ 日 が また 落ち て

♪ ひと り の パレード が 動きだす

♪ 冒険 吉日 心拍 上昇

♪ 明暗 遭遇 生命 相愛

〈 チシマ の 兄ちゃん は な

ずっと て め ぇ を 信じ て た ん だ 。

本当 に この 国 が 大好き で

心 の 底 から 友達 の こと を 心配 し て た ん だ 。

なのに … な のに !

許さ ねえ ぞ この クソ 野郎 !

て め ぇ は この 俺 が

絶対 ぶ っ 飛ばし て やる って ば よ ! 〉

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Naruto Episode 166 Naruto Episode 166

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ はみだし た 風 を 集め て み たい な ||かぜ||あつめ||||

♪ 波 の 先 つ たって 彼方 へ 駆け て く なみ||さき|||かなた||かけ||

♪ 覚悟 は 決まって る 道 は 遠く て も かくご||きまって||どう||とおく||

♪ 描 い た 未来 へ 続 い てる えが|||みらい||つづ||

♪ 時 が 僕ら を 急か し て じ||ぼくら||せか||

♪ 鼓動 が スピード 上げ てった こどう||すぴーど|あげ|

♪ 夢 の 中 で 目覚め て も ゆめ||なか||めざめ||

♪ 同じ 光 を 探し た おなじ|ひかり||さがし|

♪ 輝く 星空 の 下 かがやく|ほしぞら||した

♪ 数え 切れ ない 星座 と 影 かぞえ|きれ||せいざ||かげ

♪ その 先 に 君 は 何 を |さき||きみ||なん|

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う なん||みつめ|||||

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う なん||みつめ|||||

♪ ~

♪ ~

( サギ ) 恨み を 晴らさ ぬ 以上 さぎ|うらみ||はらさ||いじょう

私 の 心 の 中 の 時計 は 止まった まま な の だ 。 わたくし||こころ||なか||とけい||とまった||||

( 紅 明 ) サギ 様 復しゅう の ため に 生き れ ば くれない|あき|さぎ|さま|ふくしゅう||||いき||

お 心 を 闇 に 落とし て しまい ます ぞ 。 |こころ||やみ||おとし||||

それ で 恨み を 晴らす こと が できる なら ||うらみ||はらす||||

わが 心 が 闇 に 落ちよ う と かまわ ぬ ! |こころ||やみ||おちよ||||

♪ ~

( サスケ ) < あんた の 言った とおり |||いった|

あんた を 恨み 憎み そして ||うらみ|にくみ|

あんた を 殺す ため だけ に 俺 は … > ||ころす||||おれ|

( ナルト ) < サスケ ! > < 俺 は |さすけ|おれ|

生き て き た ! > いき|||

< お前 ら 木 ノ 葉 の 連中 と じゃれ 合う の は もう 終わり だ > おまえ||き||は||れんちゅう|||あう||||おわり|

< 俺 は 大 蛇 丸 の 所 へ 行く > おれ||だい|へび|まる||しょ||いく

《 行か せる わけ に は いか ねえ ん だ 》 いか||||||||

行か せる わけ に は いか||||

いか ねえ ん だって ば よ !

俺 は 闇 に 落ち て く 仲間 を 止め らん なかった 。 おれ||やみ||おち|||なかま||とどめ||

でも お前 は 絶対 行か せ ねえ ! |おまえ||ぜったい|いか||

煩わしい ヤツ ら だ 。 わずらわしい|やつ||

邪魔 を する の なら お前 ら も 敵 だ 。 じゃま|||||おまえ|||てき|

お前 たち に は 分から ん の だ 。 おまえ||||わから|||

仕掛け か ! ? しかけ|

( 戸 を たたく 音 ) と|||おと

私 の 思い は わたくし||おもい|

誰 に も 阻む こと は でき ぬ ! だれ|||はばむ||||

( 衝撃 音 ) しょうげき|おと

何 だって ば よ ! なん|||

( ネジ ) ダメ だ 。 ( テンテン ) 出 られ ない 。 ねじ|だめ|||だ||

( 衝撃 音 ) しょうげき|おと

( ナガレ ) さらば だ ! 木 ノ 葉 隠れ の 忍者 よ ! |||き||は|かくれ||にんじゃ|

( カカシ ) 雷 切 ! |かみなり|せつ

( カカシ ) そこ だ !

( ナガレ ) う っ !

( ナガレ ) う あ ~ !

なぜ 気付 い た の だ ? |きづ||||

( カカシ ) この 眼 で お前 の 術 を 見 させ て もらった から な 。 ||がん||おまえ||じゅつ||み|さ せ||||

思い出し た ぞ お前 は おもいだし|||おまえ|

はたけ カカシ 。

写 輪 眼 を 持つ コピー 忍者 か 。 うつ|りん|がん||もつ|こぴー|にんじゃ|

( カカシ ) お前 の 術 は 我 愛 羅 の コピー で すら ない 。 |おまえ||じゅつ||われ|あい|ら||こぴー|||

その 表面 を なぞった だけ 。 |ひょうめん|||

本体 は 別に あり その チャクラ で ほんたい||べつに||||

岩 や 砂 を 操って い た だけ に すぎ ない 。 いわ||すな||あやつって||||||

( ナガレ ) 渡り の われら は |わたり|||

里 も 持て ぬ 下級 の 忍 と あざけり を 受け て おる 。 さと||もて||かきゅう||おし||||うけ||

だから われら は 各地 を 回り |||かくち||まわり

術 を 盗み 技 を 磨き じゅつ||ぬすみ|わざ||みがき

いつか 日 の 当たる 場所 に 出よ う と もが い て おった の だ 。 |ひ||あたる|ばしょ||でよ||||||||

しかし いくら 努力 しよ う が ||どりょく|||

超え られ ぬ 次 元 が あった と いう こと か … 。 こえ|||つぎ|もと||||||

う お ~ ! あ ~ !

( 衝撃 音 ) しょうげき|おと

( カカシ ) 《 ん ? あれ は 大名 屋敷 の 方角 》 ||||だいみょう|やしき||ほうがく

( 男性 ) 急げ ! この 下 に サギ 様 が おら れる はず ! だんせい|いそげ||した||さぎ|さま||||

ハッ !

クッソ ~ ひで ぇ 目 に 遭った って ば よ 。 |||め||あった|||

あの 野郎 ~ ! |やろう

何て ヤツ だ 全く 。 なんて|やつ||まったく

( カカシ ) 何 が あった ん だ ? あ ? |なん|||||

カカシ 先生 ! |せんせい

サギ が 俺 たち を ドッカ ~ ン と ぶ っ 潰し て さぎ||おれ||||||||つぶし|

ど っか へ 行 っち まっ た ん だ よっ たく ひ っ で ぇ ヤツ だ ! |||ぎょう||||||||||||やつ|

あの 方 を 責め ない で ください 。 だって よ … 。 |かた||せめ|||||

今 の あの 方 は あの 方 で あって あの 方 で は ない 。 いま|||かた|||かた||||かた|||

えっ どう いう こと だ よ それ 。

父上 と 妹 君 の 復しゅう に 執着 し て おら れる 。 ちちうえ||いもうと|きみ||ふくしゅう||しゅうちゃく||||

恐らく 死 し た 大名 オオワシ 様 の 死霊 に でも おそらく|し|||だいみょう|おおわし|さま||しりょう||

取りつか れ て おら れる の だ ろ う 。 とりつか||||||||

またまた また … 冗談 は やめろ って ば 。 ||じょうだん||||

ハハッ ハハハ … 。

冗談 と ばかり は 言 え ない 。 じょうだん||||げん||

やめ て くれ って ば よ !

そう いう 話 俺 苦手 な ん だ よ 。 ||はなし|おれ|にがて||||

( テンテン ) しっかり し て よ そんな こと でも め てる 場合 じゃ ない でしょ 。 ||||||||||ばあい|||

それ より 今 は サギ さんよ 。 ||いま||さぎ|

あぁ … でも よ どこ に 行った ん だ か 。 |||||おこなった|||

( カカシ ) ヤツ が 取りつか れ て いる なら |やつ||とりつか||||

恨み を 晴らし に 現れる に 決まって いる 。 うらみ||はらし||あらわれる||きまって|

それ も すぐ に な 。

♪ ~

♪ ~

( トキ の 泣き声 ) ||なきごえ

( トキ ) < お 兄 様 … 。 とき||あに|さま

お 父 様 に 続き お 兄 様 まで 失ったら |ちち|さま||つづき||あに|さま||うしなったら

私 は もう 生き て いく こと が でき ない > わたくし|||いき||||||

♪ ~

( トキ ) < お 父 様 お 兄 様 とき||ちち|さま||あに|さま

私 も お 2 人 と 共に … > わたくし|||じん||ともに

( トキ ) < あ … > とき|

< あっ お 兄 様 ! > ||あに|さま

♪ ~

♪ ~

< お 兄 様 必ず 敵 を … 。 |あに|さま|かならず|てき|

止まって しまった お 兄 様 の 時間 を とまって|||あに|さま||じかん|

再び 動かす ため に > ふたたび|うごかす||

♪ ~

♪ ~

( トキ ) その 願い かなう 日 まで とき||ねがい||ひ|

私 は お 兄 様 と し て わたくし|||あに|さま|||

サギ と し て 生きる 。 さぎ||||いきる

♪ ~

( チシマ ) 《 その ご 気性 を 考える と |||きしょう||かんがえる|

サギ 様 は 必ずや この 孟 宗 の 所 へ … 》 さぎ|さま||かならずや||たけし|はじめ||しょ|

( チシマ ) う ぅ … 。

( 孟 宗 ) フン サギ 様 から たけし|はじめ|ふん|さぎ|さま|

わざわざ お 越し くださる と は かえって 都合 が いい 。 ||こし|||||つごう||

大名 サギ に は 手 を 下せ なく て も だいみょう|さぎ|||て||くだせ|||

呪い 武者 なら ば 殺し て も 罪 に は なら ぬ 。 まじない|むしゃ|||ころし|||ざい||||

( 孟 宗 ) 《 火 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 豪 火 球 の 術 ! 》 たけし|はじめ|ひ|がい|||||||たけし|ひ|たま||じゅつ

( トキ ) あっ 。 とき|

フン こざかしい 。 ふん|

亡霊 が 子ども の おもちゃ で お 越し と は … 。 ぼうれい||こども|||||こし||

♪ ~

♪ ~

フフフ … よくぞ 現れ た 呪い 武者 よ 。 ||あらわれ||まじない|むしゃ|

( チシマ ) 《 サギ 様 … 》 |さぎ|さま

( トキ ) お前 は 何者 だ ? とき|おまえ||なにもの|

徳 高き 僧 孟 宗 で は ない な ? とく|たかき|そう|たけし|はじめ||||

( 孟 宗 ) 幽霊 ごとき に 言わ れ たく は ない な 。 たけし|はじめ|ゆうれい|||いわ|||||

お のれ ~ ! テヤッ !

♪ ~

( 孟 宗 ) そう だ 孟 宗 と は この世 を 欺く 仮 の 名 前 。 たけし|はじめ|||たけし|はじめ|||このよ||あざむく|かり||な|ぜん

わが 名 は ホウキ 。 |な||

渡り の 忍者 を 束ねる 頭 。 わたり||にんじゃ||たばねる|あたま

われら 渡り の 忍者 は 里 を 持た ぬ 代わり |わたり||にんじゃ||さと||もた||かわり

あらゆる 里 の 忍術 を 盗み わが もの に し て き た の だ 。 |さと||にんじゅつ||ぬすみ|||||||||

( ホウキ ) しかし 長 すぎる 流浪 の 生活 に ||ちょう||るろう||せいかつ|

われら 一族 も 疲れ切った 。 |いちぞく||つかれきった

そして われら の 故郷 に す べき 国 を 探し て い た の だ 。 |||こきょう||||くに||さがし|||||

そう か … 最初 から 鳥 の 国 を 乗っ取る ため に 入り込 ん だ の か ! ? ||さいしょ||ちょう||くに||のっとる|||はいりこ||||

生まれ 持って 大名 に なる 運命 を 授かった お前 に は 分かる まい 。 うまれ|もって|だいみょう|||うんめい||さずかった|おまえ|||わかる|

里 すら 持て ぬ われら 渡り の 忍者 の 苦しみ が 。 さと||もて|||わたり||にんじゃ||くるしみ|

くっ … 。

よい で は ない か 渡り の 忍者 が 安住 の 地 を 求め て も な 。 |||||わたり||にんじゃ||あんじゅう||ち||もとめ|||

お前 の 父上 は おまえ||ちちうえ|

人 を 信じ込み やすい 人間 だった から な 。 じん||しんじこみ||にんげん|||

徳 の 高い 僧 と し て 評判 の 高かった 孟 宗 に すり 替わり とく||たかい|そう||||ひょうばん||たかかった|たけし|はじめ|||かわり

近づ い た わし を 疑う こと は なかった 。 ちかづ|||||うたがう|||

♪ ~

( 飲み込む 音 ) のみこむ|おと

♪ ~

( ホウキ ) 人心 を 惑わす 幻 術 を |じんしん||まどわす|まぼろし|じゅつ|

徳 の 高い 僧 の 法 力 ゆえ だ と 思い込み とく||たかい|そう||ほう|ちから||||おもいこみ

トントン 拍子 に 出世 さ せ て くれ た 。 とんとん|ひょうし||しゅっせ|||||

わし の 正体 を 疑った の は 紅 明 ただ 1 人 だった 。 ||しょうたい||うたがった|||くれない|あき||じん|

わし は オオワシ を 暗殺 し 紅 明 を 退け た 。 ||おおわし||あんさつ||くれない|あき||しりぞけ|

お … おのれ …

やはり お前 だった の か 。 |おまえ|||

そして 最後 に お 主 を |さいご|||おも|

サギ を 殺せ ば すべて は 成し遂げ られる の だ 。 さぎ||ころせ||||なしとげ|||

おのれ 許さ ん ! 一族 の 敵 ! |ゆるさ||いちぞく||てき

あっ !

お前 は … 。 おまえ|

( トキ ) ああ そう だ 。 とき|||

私 の 名 は トキ ! わたくし||な||とき

( チシマ ) トキ 様 。 |とき|さま

父上 様 と 兄 上 の 敵 ! ちちうえ|さま||あに|うえ||てき

影 真似 の 術 ! かげ|まね||じゅつ

見よ トキ われら の 影 は 重なって おる だ ろ う 。 みよ|とき|||かげ||かさなって||||

これ ぞ 影 真似 の 術 。 ||かげ|まね||じゅつ

これ で もう 動く こと は かなわ ぬ 。 |||うごく||||

しかし お前 が 妹 の トキ だ と は な 。 |おまえ||いもうと||とき||||

この 国 は われら 渡り の 忍者 が |くに|||わたり||にんじゃ|

見事 治め て 進 ぜ ま しょ う 。 みごと|おさめ||すすむ||||

お 望み どおり サギ と し て 死ぬ が いい 。 |のぞみ||さぎ||||しぬ||

トキ 様 ! お 気 を 確か に ! とき|さま||き||たしか|

チシマ … 。

生き て おった か 。 いき|||

トキ 様 の お 気持ち も 知ら ず とき|さま|||きもち||しら|

チシマ は 恥ずかしゅう ございます 。 ||はずかしゅう|

この 死 に 損ない が ! |し||そこない|

≪ 今 の 話 確か に 聞い た ぜ ! いま||はなし|たしか||ききい||

サギ いや 姉ちゃん さぎ||ねえちゃん

後 は 俺 たち に 任せ な ! ( トキ ) ナルト ! あと||おれ|||まかせ||とき|

そう は 行か ん おの が 影 に 殺さ れる が いい ! ||いか||||かげ||ころさ|||

影 は 関係 ねえ ぜ 。 かげ||かんけい||

ヤツ の 幻 術 に かかって る だけ だって ば よ 。 やつ||まぼろし|じゅつ|||||||

何 ? なん

ハァ ハァ ハァ … 。

トキ 様 。 影 真似 は シカマル ん ち の 秘伝 の 術 。 とき|さま|かげ|まね||||||ひでん||じゅつ

お前 なんか に マネ できる はず ねえ って ば よ ! おまえ|||まね||||||

正体 だけ じゃ ねえ 忍術 まで 偽物 だ 。 しょうたい||||にんじゅつ||にせもの|

何者 ! ? なにもの

ナルト さん !

悪事 は 天 が 見 てる ! あくじ||てん||み|

俺 たち が 絶対 許さ ねえ って ば よ ! おれ|||ぜったい|ゆるさ||||

おのれ 木 ノ 葉 の 忍者 め 。 |き||は||にんじゃ|

しょせん 分身 。 |ぶんしん

火 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 鳳仙 火 の 術 ! ひ|がい|||||||おおとりせん|ひ||じゅつ

実体 だ と ? 影 分身 の 術 か 。 じったい|||かげ|ぶんしん||じゅつ|

ハッ サスケ の 鳳仙 火 の 術 は もっと すげ ぇ ぞ 。 |さすけ||おおとりせん|ひ||じゅつ|||||

今度 は こっち の 番 だって ば よ ! こんど||||ばん|||

おのれ !

♪ ~

はたけ カカシ お前 も 来 て い た の か 。 ||おまえ||らい|||||

( カカシ ) 渡り の 忍 を 束ねる 頭 ホウキ か 。 |わたり||おし||たばねる|あたま||

うわさ は 聞い た こと が ある 。 ||ききい||||

あっ ち の 国 こっち の 国 と |||くに|||くに|

コウモリ の よう に フラフラ し て いる 忍 だ と 。 こうもり||||ふらふら||||おし||

フン 恵まれ た 里 の 忍者 たち に われら の 境遇 など ふん|めぐまれ||さと||にんじゃ|||||きょうぐう|

想像 も でき まい な 。 そうぞう||||

分かる わけ ね えっ つう の 。 わかる|||||

( カカシ ) 木 ノ 葉 で は 忍 道 と は 耐え 忍ぶ こと と 教わる 。 |き||は|||おし|どう|||たえ|しのぶ|||おそわる

他者 を 陥れ 安易 に 国 を 奪 お う と する お前 たち に たしゃ||おちいれ|あんい||くに||だつ|||||おまえ||

忍 を 名乗る 資格 など ない ! おし||なのる|しかく||

フン エリート め ! ふん|えりーと|

口 寄せ の 術 ! くち|よせ||じゅつ

あっ 。

( 咆哮 ) ほうこう

ウソ 本物 の 竜 だって ば よ 。 うそ|ほんもの||りゅう|||

まさか … 。

( ホウキ ) ハッ ! ( チシマ ) あっ 。

( ホウキ ) ハッ ! ( チシマ ) あぁ !

( トキ ) う っ … 。 とき||

待て ! まて

待ち や がれ ! まち||

( 咆哮 ) えっ … あっ … ! ほうこう||

( 咆哮 ) あっ あっ あっ … ! ほうこう|||

( カカシ ) そこ か !

あっ ! ?

何 だって ば よ 。 なん|||

口 寄せ の 竜 も 偽物 か 。 くち|よせ||りゅう||にせもの|

あいつ どこ か に 逃げ ちゃ った よ 。 ||||にげ|||

( カカシ ) 屋敷 の 中 だ 。 逃がす か ! |やしき||なか||にがす|

♪ ~

( テンテン ) ハァ ~ !

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

♪ ~

この … 待て って ば よ ! |まて|||

どこ に 消え た ん だ 。 ||きえ|||

( ホウキ ) 木 ノ 葉 の 忍者 よ 。 |き||は||にんじゃ|

ん ?

♪ ~

な … 何 だ ? |なん|

( ホウキ ) トキ を 取り戻し たく ば こちら に 来い 。 |とき||とりもどし|||||こい

どう やって ?

♪ ~

( ホウキ ) その 舟 に 乗って くる が よい 。 ||ふね||のって|||

幻 術 … 。 ( ホウキ ) 怖い の か ? まぼろし|じゅつ||こわい||

木 ノ 葉 の 見習い 忍者 よ 。 き||は||みならい|にんじゃ|

ハハハハ … 。 俺 は 見習い じゃ ねえ って ば よ ! |おれ||みならい|||||

ここ は まさか … 。

あれ は … 。

( サギ ) ハハハハ … 。 ( トキ ) フフ フフ … 。 さぎ||とき||

( サギ ) ハハハハ … 。 ( トキ ) フフ フフ … 。 さぎ||とき||

ハハハ … 。

( ホウキ ) ハハハハ … 。

ハハハハ … !

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ~

♪ 風 が 吹 い て 痛い かぜ||ふ|||いたい

♪ 消え ない 想い きえ||おもい

♪ 何 を 持って行 こ う か なん||もってい|||

♪ 集め て ひと つ あつめ|||

♪ 二 度 と ない 二 度 と ない ふた|たび|||ふた|たび||

♪ 捨てる なんて 馬鹿 みたい すてる||ばか|

♪ 無邪気 に なって イメージ むじゃき|||いめーじ

♪ ~

♪ きっと それ は 終わら ない |||おわら|

♪ ~

♪ きっと それ は 終わら ない |||おわら|

♪ ~

♪ 愛 の 胸 焦がせ あい||むね|こがせ

♪ 千 の 夢 渡れ せん||ゆめ|わたれ

♪ 縦横無尽 駆け て じゅうおうむじん|かけ|

♪ 手 に 掴む 世界 て||つかむ|せかい

♪ 雲 が ちぎれ て くも|||

♪ 日 が また 落ち て ひ|||おち|

♪ ひと り の パレード が 動きだす |||ぱれーど||うごきだす

♪ 冒険 吉日 心拍 上昇 ぼうけん|きちじつ|しんぱく|じょうしょう

♪ 明暗 遭遇 生命 相愛 めいあん|そうぐう|せいめい|そうあい

〈 チシマ の 兄ちゃん は な ||にいちゃん||

ずっと て め ぇ を 信じ て た ん だ 。 |||||しんじ||||

本当 に この 国 が 大好き で ほんとう|||くに||だいすき|

心 の 底 から 友達 の こと を 心配 し て た ん だ 。 こころ||そこ||ともだち||||しんぱい|||||

なのに … な のに !

許さ ねえ ぞ この クソ 野郎 ! ゆるさ||||くそ|やろう

て め ぇ は この 俺 が |||||おれ|

絶対 ぶ っ 飛ばし て やる って ば よ ! 〉 ぜったい|||とばし|||||