Naruto Episode 184
♪ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と …
♪ 新た な 旅 が 今 始まる
♪ ~
♪ 変わり 行く 季節 の 中 を
♪ 生き抜く 度 に 僕ら
♪ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れ た けど
♪ ( just looks like asurvival game )
♪ 流れ て く 時間 の 中 に
♪ 置き去り に し た 思い を
♪ 忘れ た 事 すら 忘れ て い た
♪ 崩れ かけ た 時 孤独 を 知って
♪ 出会 え た 僕ら 一 人 じゃ ない
♪ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を
♪ 涙 目 が 運命 を 変え て 行く
♪ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を
♪ きっと 会 える よ
♪ 同じ 痛み の 旗 の 下 で
♪ ~
♪ ~
( ナルト ) 赤 丸 を 監視 する って どう いう こと だって ば よ ?
( 綱 手 ) 先日 国 外 の 者 が 里 内部 に 侵入 し た 事件 は
お前 も 知って いる な ? ああ 知って る 。
でも その 事件 って ば
キバ たち が 無事 に 解決 し た って 聞い た けど ?
( 綱 手 ) そう だ 。 クッソ ~。
キバ の 野郎 め ~ !
は ~ あ 俺 も 華麗 に
敵 を ぶ っ 飛ばす よう な 任務 を し て み た いって ば よ 。
いや 厳密 に 言う と 違う 。 ん ?
( 綱 手 ) 侵入 者 は キバ たち が 確保 する 前 に
丸薬 を 使い 自害 し た 。
な … 自害 って 。
( 綱 手 ) その 後 の 調べ で 敵 は 特殊 な 戦術 を 使う
国 外 の 忍 だ と 判明 し た 。
恐らく その 能力 を 封じる ため に
みずから の 手 で 命 を 絶った ん だ ろ う 。
( トントン の 鳴き声 ) あ ~ … 何 だって ば よ ?
その 特殊 な 戦術 って 。
いわゆる 細菌 兵器 と いう やつ だ 。
ん ? 細菌 兵器 ?
うん 。
特殊 な 病原 菌 で 感染 さ れ た 相手 は
徐々に 自分 を 失い その 体 を 乗っ取ら れる と いう
恐ろしい 兵器 だ 。
でも それ が 何で 赤 丸 の 監視 に つなが ん だ ?
ん ? まさか … 赤 丸 が ?
( 綱 手 ) 感染 し て いる 可能 性 が ある 。
( 赤 丸 の 鳴き声 )
( ヒナタ ) まだ あまり よく ない みたい だ ね 。
( キバ ) あ … ああ 。
赤 丸 の 体調 も いまいち み て ぇ だ から
きょう も 修業 は やめ と くわ 。 ( 赤 丸 の 鳴き声 )
( ヒナタ ) うん 。
( 鳴き声 )
( 物音 )
( ヒナタ ) あっ ! ( キバ ) あっ !
( 赤 丸 の 鳴き声 )
な … 何 やって ん だ シノ ! ( 赤 丸 の 鳴き声 )
( 赤 丸 の 鳴き声 )
シノ 早く 何とか しろ ! ( 赤 丸 の 鳴き声 )
( 赤 丸 の 鳴き声 )
シノ ! ( 赤 丸 の 鳴き声 )
( 赤 丸 の 鳴き声 )
( シノ ) 蟲 たち が 突然 言う こと を 聞か なく なって しまった 。
… った く 冗談 じゃ ない ぜ 。
( シノ ) すま ない 。
( キバ ) とりあえず 俺 ら は 先 に 帰 っと くわ 。
じゃあ な 。
( ヒナタ ) 赤 丸 早く よく なる と いい ね 。
シノ 君 ?
( シノ ) 《 蟲 たち が 仲間 を 攻撃 する など
初めて の こと だ 》
( 赤 丸 の ほえ 声 )
どう し た ? 赤 丸 。
う わ っ や べ ぇ 見つかった ~ !
ど わ っ !
った ぁ … 。 何 やって ん だ ? ナルト 。
ゲッ … あ … 何 って な っ ハハハハ … !
あ … 新しい 術 の 開発 だって ば よ 。
ん じゃ 俺 って ば 忙しい から 。
( キバ ) ん っ !
間違い ない の か よ ? 姉ちゃん 。
( ハナ ) 可能 性 は 今 の ところ 半々 と いった ところ だ 。
( ハナ ) 正体 は いまだ に つか め て ない が
赤 丸 から 採取 し た 血液 を 調べ た 結果 だ 。
でも ! 何 か の 間違い って いう こと も … 。
あっ 。
( ハナ ) 獣医 の 私 が そんな 間違い を する と 思う か ?
ああ そう だ な 。
≪ ( 赤 丸 の ほえ 声 )
どう し た ? 赤 丸 。 ( 赤 丸 の うなり 声 )
( 赤 丸 の うなり 声 )
離せ 離せ って ば よ 。 ( 赤 丸 の うなり 声 )
( キバ ) 赤 丸 ナルト だ 離し て 大丈夫 だ 。
( 赤 丸 の うなり 声 )
おい 赤 丸 ! ( 赤 丸 の うなり 声 )
( キバ ) 赤 丸 !
何 す ん だ って ば よ 赤 丸 ~。
( 鳴き声 )
( キバ ) つう か お前 こそ 人 ん ち の 庭先 で 何 してん だ よ ?
え … えっ と えっ と … 。
とにかく 入れよ 。
一応 飼い主 の 責任 って やつ を 果たさ なきゃ な 。
あっ ?
え ~ ! ?
全く よ ~。
同じ 里 の 仲間 に かみつく なんて あり え ねえ って ば よ 。
ちゃんと しつけ し て ん の か ? キバ 。
ん ? ( ハナ ) よし ! 出来 た 。
われながら 完璧 。
《 え ぇ … 》
あっ … 姉ちゃん !
それ じゃ まるっきり 手術 痕 み て ぇ じゃ ねえ か !
( ハナ ) え … そう か ?
うまく でき た と 思った ん だ けど ね 。
( キバ ) 悪 ぃ な ナルト サクラ に でも 直し て もらって くれ 。
あ … ああ 。
( キバ ) じゃあ な 。 おう 。
ハナ の 姉ちゃん も また な 。
赤 丸 。
だから 俺 の ズボン が ボロボロ に なった 以外
特に 何も ねえ って ば よ 。
( 綱 手 ) 《 シノ の 蟲 たち が 赤 丸 を 襲撃 。
よく 知った はず の ナルト に まで 襲いかかる か … 》
( 足音 ) ん ?
( シズネ ) ハァ ハァ … 。
大変 です ! 綱 手 様 。
( シズネ ) 夜間 演習 の 最中 に 何者 か の 攻撃 を 受け た よう です 。
相当 の 人数 で 奇襲 攻撃 を し た よう だ な 。
いえ それ が 単独 犯 の よう で … 。
何 ? 1 人 で これ を 全部 か ?
正確 に は 違い ます 。
ん ? あっ !
( シズネ ) 1 匹 です 。
ハッ … 間違い ねえ 。
( ドア の 開閉 音 )
大変 だ よ ! キバ 。
きのう の 夜 に 演習 中 の 忍 が 襲わ れ た って 事件 だ ろ ?
ま … まさか !
どうやら 姉ちゃん の 言う とおり らしい 。
赤 丸 から 血 の に おい が する 。
あっ … 。
あっ 。
( 暗部 ) 犬塚 キバ の 忍 犬 赤 丸 に 間違い ない な ?
て め ぇ ら ! 赤 丸 に 何 の 用 だ 。
( キバ ) 令状 ? ( ハナ ) キバ !
はい 間違い あり ませ ん 。
( 暗部 ) 犬塚 キバ 火影 様 の 命 に より
忍 犬 赤 丸 を たった 今 を もって
われわれ 暗部 の 監視 下 に 置く 。
あっ 。
クッソ ! ( ハナ ) キバ !
ここ は 火影 様 の 命令 に 従った ほう が いい 。
( ドア が 閉まる 音 )
( キバ ) クッソ ~ !
( キバ ) 《 赤 丸 ! 》
( ハナ ) はい 。
悪 ぃ な 姉ちゃん 。
中 に 私 が 調合 し た 薬草 が 入って る から
向こう の 獣医 に 渡し て おい て くれ 。
( キバ ) ああ じゃ 行って くる 。
は ぁ … あっ 。
ナルト ?
( 机 を たたく 音 )
赤 丸 を 収容 し た って どう いう こと だ よ ! ? それ !
ゆうべ の 事件 の 犯人 は 赤 丸 だ 。
証拠 も そろって いる 。
現 時点 で は やむ を えん 措置 だ 。
今 医療 班 が 必死 に 赤 丸 を 救う 手段 を
模索 し て いる ところ だ 。
そう 焦る な 。
もし それ でも ダメ だったら
そん とき 赤 丸 は どう なる ん だ ?
その とき は 赤 丸 を 殺す ほか ある まい 。
( 男性 ) なに 心配 する な 。
じき に 医療 班 が 何とか し て くれる 。 ( キバ ) ああ 。
( 男性 ) 気 を 付け て 帰 れよ 。 ( キバ ) ああ 。
( 赤 丸 の 鳴き声 )
赤 丸 。
( キバ ) 《 誰 に も 赤 丸 を 渡しゃ し ねえ 》
( ドア が 開く 音 )
犬塚 キバ が 赤 丸 を 連れ て 逃走 し た もよう です 。
えっ ? ( シズネ ) 綱 手 様 いかが いたし ます か 。
最悪 の 事態 に 備え て 特殊 追跡 班 を ここ へ 待機 さ せろ 。
特殊 追跡 班 って …
ま … まさか ばあちゃん って ば
ホント に 赤 丸 の こと を … 。
綱 手 の ばあちゃん !
あたし だって つらい 。
クッソ ~ !
( ドア が 閉まる 音 )
( 忍 1 ) い た か ?
( 忍 2 ) いや 。
キバ ~ ! キバ ~ !
どんどん ひどく なって いき や がる 。
( 赤 丸 の 鳴き声 ) ( キバ ) 赤 丸 !
( 忍 1 ) どう だ ? ( 忍 2 ) この 付近 に いる はず だ 。
チッ … 。
( キバ ) 《 絶対 守って やる って 約束 し た のに 》
( キバ ) 《 もう あんな 思い は さ せ ねえ って 約束 し た のに 》
( うなり 声 )
( シズネ ) 特殊 追跡 班 招集 完了 し まし た 。
通せ 。
キバ … どこ に いる ん だって ば よ !
ハァ ハァ … 。
ん ?
少し は ごまか せ た か 。
( うなり 声 )
これ は 医療 班 が 急ごしらえ で 作った 赤 丸 用 の 血清 だ 。
効果 の 程 は 保証 でき ない 。
恐らく 助かる 見込み は 五 分 と いった ところ 。
逆 に 副 作用 が 起き れ ば
赤 丸 を さらに 凶暴 化 さ せる 危険 も ある 。
そう なった 場合 やむ を え ない 措置 だ が
赤 丸 に は … 。
( ドア が 開く 音 ) ( 忍 ) 申し上げ ます !
赤 丸 追跡 班 が キバ および 赤 丸 の 痕跡 を
見失い まし た 。 ( シズネ ) 綱 手 様 !
( 赤 丸 の 遠ぼえ )
そっち か 。
赤 丸 。 キバ ~ !
えっ ? あっ … 。
( 赤 丸 の うなり 声 )
な … 何 だ よ あいつ 。
( キバ ) 赤 丸 だ 。
だが な … 。 あっ 。
誰 に も 赤 丸 を 渡しゃ し ねえ !
何 する ん だって ば よ !
赤 丸 を 殺し に 来 や がった の か !
違う ! 俺 は 心配 で 来 た だけ だ !
ウソ だ ! 火影 様 が 言って た じゃ ねえ か !
< 赤 丸 を 殺す ほか ある まい >
< あっ … >
赤 丸 を 始末 し に 来 た ん だ ろ う が !
赤 丸 は 誰 に も 渡しゃ し ねえ !
ん な こと し てる 場合 じゃ ねえ ん だ よ キバ !
今 特殊 追跡 班 って の が
赤 丸 を 追っかけ に 来 て いる ん だ !
( キバ ) 何 ?
追跡 班 の ヤツ ら は じき に ここ に 来る はず だって ば よ 。
そう なったら ホント に 赤 丸 は や べ ぇ こと に な っち まう ん だ よ !
だから そう なる 前 に 俺 と お前 で 何とか する ん だ 。
ケンカ なんか し てる 場合 じゃ ねえ ん だ よ !
うる せ ぇ ~ !
( 咆哮 )
何で 分か ん ねえ ん だ キバ !
黙れ !
( 忍 ) よし 赤 丸 を 目 視 し た 。
あっ 。
( 赤 丸 の うなり 声 )
( 忍 ) キバ ! ナルト ! あんた たち は 下がって な !
ま … まさか 追跡 班 って … 。
( キバ ) 姉ちゃん !
なぁ ウソ … だ ろ 。
なぁ 姉ちゃん !
それ で 赤 丸 を どう する つもり だ よ ?
火影 様 から 預かった 治療 薬 だ 。
これ を 赤 丸 に 打ち込む 。
じゃ … それ で 赤 丸 が 助かる !
確率 は 半々 !
( うなり 声 ) ( ハナ ) 失敗 し て 副 作用 が 出 れ ば
赤 丸 の 症状 は さらに 悪化 する 。
今 は これ に 懸ける しか ない 。
万が一 失敗 し た 場合
分かって る ね ? キバ 。
チクショ ~。
半分 でも 赤 丸 が 助かる って 可能 性 が あん なら
今 は それ しか ねえ って ば よ 。
よし 俺 も 手伝う ぜ ! 姉ちゃん 。
影 分身 の 術 !
キバ あんた は ?
何 も し ない って ん なら 邪魔 だ から とっとと 消え な !
行 こ う ぜ キバ 。
( うなり 声 )
( ハナ ) そんな 腰抜け ほっとき な !
準備 は いい ね ? 行く よ ナルト !
今 助け て やっかん な ! 赤 丸 !
足 狙う ん だ 赤 丸 の 動き を 止める よ !
おう !
うりゃ ~ !
( ハナ ) ハァ ~ !
( 衝突 音 )
( ハナ ) こう なったら しかたがない 。
赤 丸 の 息の根 を 止める !
( キバ ) やめろ !
やめろ って 赤 丸 !
キバ ! キバ 。
( キバ ) 赤 丸 。
( うなり 声 )
( キバ ) 俺 の におい 忘れ ち まった の か よ ?
( うなり 声 )
( キバ ) ずっと 小さい 頃 から 一緒 だった じゃ ねえ か よ 。
( うなり 声 )
( 赤 丸 の うなり 声 )
( キバ ) 赤 丸 。
何で … 何で
こんな ふう に な っち まっ た ん だ よ 。
思い出し て くれよ 。
赤 丸 !
( 咆哮 )
( ハナ ) 《 キバ ! 》 あっ !
ごめん な 赤 丸 。
お前 に 苦しい 思い ばっかり さ せ ち まって 。
( うなり 声 )
ごめん な 赤 丸 。
お前 を 守って や れ なく て 。
ごめん な 赤 丸 。
ダメ な 飼い主 で 。
でも … 。
( 咆哮 )
俺 は い っつ も お前 と 一緒 だ !
♪ ~
( 咆哮 )
( 咆哮 )
( 咆哮 )
( ハナ ) キバ … 。
キバ ~ !
( ハナ ) 医療 班 の 到着 が あと 少し でも 遅れ て たら
ホント 危ない ところ で し た 。
( 綱 手 ) 赤 丸 の 攻撃 が キバ の 急所 に 入って い れ ば
間違い なく 命 を 落とし て い た はず 。
全く 不幸 中 の 幸い と は この こと だ な 。
違う 。 あっ キバ !
俺 に 最後 の 攻撃 を 仕掛け て き た 時
赤 丸 は ギリギリ で 急所 を 外し た ん だ 。
必死 に 自分 を 抑える ため に 最後 の 力 を 振り絞った ん だ 。
赤 丸 は 自分 と 必死 に 戦って た ん だ 。
偉い ぞ 赤 丸 。
あり が と な 赤 丸 。
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ 昨日 は Call Sign 、
♪ 全部 、 携帯 で
♪ 乗 れ ない Fuzz Guitar
♪ 変 な 公園 で
♪ ~
♪ Yellow Moon . 今 も 、
♪ 三 つ 、 数え て 、 目 を 開け て
♪ Shadow Moon まだ 夢 を 見 てる
♪ 目 を 見 て 、 目 を 見 て 、
♪ 背 を 向け 合い ながら
♪ 目 を 見 て 、 いつ 会 える ?
♪ EveryDayEveryNight
♪ 思いつく 言葉 で
♪ 散らかった まま の 気持ち を 、 今 すぐ
♪ 魔法 の コード チェンジ 、
♪ 眠 れ ない 街
♪ 日替わり な JAZZ Guitar
♪ そっと マイナー で
♪ ~
( 綱 手 ) 〈 この世 に は
いまだ 解明 さ れ て い ない 謎 が 残さ れ て いる 。
謎 を 求め 木 ノ 葉 隠れ に やって 来 た
われわれ を 待ち受け て い た もの は
身 の 毛 も よだつ 恐怖 の 連続 で あった 。
しかし われわれ は 牙 を むく 森 に
ひるむ こと なく 突き進み そして ついに !
語り継が れ た 伝説 の 生物 を 目の当たり に する の だった ! 〉
( まる 子 ) さあ みんな 集まって 。「 ちび まる 子 ちゃん 」 が 始まる よ !
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )