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ナルト, Naruto Episode 192

Naruto Episode 192

♬ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と …

♬ 新たな 旅 が 今 始まる

♬~

♬ 変わり 行く 季節 の 中 を

♬ 生き抜く 度 に 僕ら

♬ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れた けど

♬ ( just looks like a survival game )

♬ 流れて く 時間 の 中 に

♬ 置き去り に した 思い を

♬ 忘れた 事 すら 忘れて いた

♬ 崩れ かけた 時 孤独 を 知って

♬ 出会えた 僕ら 一 人 じゃ ない

♬ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を

♬ 涙 目 が 運命 を 変えて 行く

♬ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を

♬ きっと 会える よ

♬ 同じ 痛み の 旗 の 下 で

♬~

♬~

( 綱 手 ) ずばり 言おう お前 の 今回 の 任務 は ➡

さる 大名 の 姫 より の 依頼 影 武者 だ 。 ➡

どこ で 知った か 知ら ない が その 姫 は お前 に うり二つ らしい 。

よって ぜひ お前 に と 依頼 が 来た わけだ 。

( いの ) 影 武者 だ なんて 姫 は 何者 か に 狙わ れて いる んです か ?

ま ぁ どちら か と いう と 狙う ほう か なぁ … 。

えっ ? ( 綱 手 の せきばらい )

案ずる な お前 とて もう 立派な 木 ノ 葉 の 忍 。

それ に ちゃんと 助手 も 用意 して ある 。

助手 ? ( ドア が 開く 音 )

( ナルト ) 綱 手 の ばあちゃん ! 俺 に 任務 だって ?

しかも 大名 の さ !

えっ ? 綱 手 様 !

す まんが ほか の 連中 は 忙しくて なぁ 。

こいつ と 2 人 で です か !?

ん ! 頑張って 任務 に 励む ように 。

大名 の お姫様 の 依頼 か ~!

いや ぁ 俺 も ついに こんな す ん げ ぇ 任務 を ➡

任さ れる ように なった って こった なぁ !

あんまり はしゃが ないで よ 。

また とんでもない こと に なる んだ から 。

ヘヘ ~ 分かって る って ば よ 。

この ナルト 様 に ど ~ ん と 任し とけ !

あんた ねぇ … 。

は ぁ ~… 。

( フク ) 遠路 はるばる よう 参ら れた 。

( いの ) 《 これ が 依頼 主 …》

《 確かに い の に 似て いる か …》

( いの ・ ナルト ) 《 む … 無理 が ある …》

( フク ) ホホホホ … 。

よい そち たち の 申し たい こと 察し が ついて おる 。

その 影 武者 に わらわ の 姿 が あまり 似て ない と ➡

そう 思う のであろう 。

あの … いえ その … 。

はっきり 言って 全然 似て ない って ば よ 。

こら ! ( フク ) ま ぁ 無理 も ない 。

だが これ を 見よ 。

( いの ・ ナルト ) ん ?

えっ !? い のだ … 。

少し 前 の わらわ の 姿 じゃ 。

実は … わらわ が このように なった の は ➡

見合い が 決まって から な のじゃ 。 ( ナルト ・ いの ) お 見合い ?

相手 は 隣国 うどん の 国 の チカラ 様 。

お 姿 を 写真 で 拝見 して から ビビビ と 来て ➡

日に日に 思い は 募って いった のじゃ 。 ➡

見合い の 日 が 近づく に つれ 緊張 は 高まり ➡

ほほ は 赤らみ 心臓 は バクバク 。 ➡

夜 も 眠れ ない ありさま で … 。

その ストレス から つい 過食 に 走って しまった … 。

食い 過ぎ で 太る の は そりゃ 当たり前 だって ば よ 。

無論 わらわ とて ちゃんと 対策 を した 。

取った 脂質 糖質 を 全部 カット して くれる ➡

この 「 ら くち ん スリム SP 」 で !

効か なかった んです ね 。

信じ すぎた わ 。

どうして このような 姿 で 憧れ の 君 と 見合い が できよう 。

と いう わけで 本題 じゃ 。

そち は わらわ の 代わり に 見合い に 出 ➡

絶対 に この 見合い を 成功 さ せて ほしい 。

え ~ っ !? んじゃ 今回 の 影 武者 って ば ➡

ただ の お 見合い 代行 な の か ?

「 ただ の 」 と は 何 じゃ !

あ いや … だって よ ~ 影 武者 って いったら ➡

もっと 命 が 危 ねぇ と か そう いう さ ぁ !

何 言って ん の ! 姫 の 一生 が 懸かって ん の よ ?

十分 一大事 じゃ ない ! ( フク ) お ぉ !

この 恋する 心 分かって くれる の か ?

ええ 女の子 なら 好きな 人 に は ➡

ちょっと でも かわいい 姿 を 見せ たい はず 。

それ が 偽者 でも ?

しかたない じゃ ない 男の子 って 痩せて る 子 が 好きな もん だ し 。

まさに そう な のじゃ ! 頼み ます ぞ !

分かり ました 任せて !

でも さ ぁ お 見合い が うまく いった と して も ➡

ギャップ が なぁ … 。

な ~ に 要は 婚礼 の 日 まで に 痩せれば いい のじゃ 。

ちゃんと 計画 は 立てて おる 。 ➡

この 置きかえ 式 ダイエット 食 ➡

「 おきかえ スレンダー 」 を 3 食 すべて に 置きかえれば !

あんた ちょっと は 懲りろ って ば よ 。

とにかく この あたし の 魅力 で ➡

お 見合い を 成功 さ せて やろう じゃ ない の !

この 離れ は わらわ が 幼少 の 頃 よく 遊んだ 場所 。

これ で ここ から でも ➡

見合い の 様子 が 聞き 取れる と いう 寸法 じゃ 。

ふ ~ ん 便利 だって ば よ 。

できれば わらわ が 直接 お 会い し たい が … 。

なぁ そい つって ば そんなに カッコいい の か ?

ウフ ~!

そりゃ あ もう とって も 華 の ある お方 な のじゃ !

では くれぐれも 気 に 入ら れる ように 。

お 任せ ください !

( いの ) あんた やる 気 なかった んじゃ ない の ?

まっ これ でも 一応 任務 だし ➡

俺 も 気 を 取り 直して 張り切る って ば よ 。

よけいな こと だけ は し ないで よ 。 ➡

あっ ! あ … 。

♬~

な … 何 だ ? ♬~ 音 が 近づいて くる 。

♬~

いっ … 。 ♬~ まぶしい !

♬~ あっ … 。

( 女性 1 ) この世 に ♬~ 美男 は 数 あれ ど ➡

♬~ 中でも 名高き この お方 !

( 女性 2 ) うどん の 国 に この 人 あり と 流し 目 キラリ の 色 男 !

♬~

てんてん 天下 の ♬~ チカラ 若 君 の … 。

♬~ ( 女性 2 ・ 女性 1 ) お 成り ~!

♬~

( チカラ ) ソ ー リ ー お 待た せ した ようです ね プリンセス 。

あなた が チカラ 様 … 。

ゲキマユ 先生 より 超 濃 ゆい って ば よ … 。

♬ ( 女性 たち ) あ それ あ それ

♬ あ それ それ それ それ !

♬~

ん ? ( 指 を 鳴らす 音 )

アイム ソーリー プリティー ガール 。

僕 は 生来 の 低 血圧 で 。

て か 高 血圧 っぽい って 感じ が … 。

痛い 痛い ! 痛 …!

ホワット ? ( いの ) い … いつも ➡

花びら を まいて らっしゃる の ?

フラワー は いい 心身 の 疲れ を 癒 や して くれる 。

リラックス し ませ ん か ?

そ … そう かな … 。

じゃあ お 次 は 。 ( 指 を 鳴らす 音 )

なぁ なぁ あいつ って ば 聞いて た の と 違 く ねえ か ?

何 か デ … 。 ( チカラ ) デ …!?

ダメ ~!

ホント … デリシャス な お 菓子 です よ ね これ 。

オホホホ … あの ちょっと 失礼 !

ん …!

ぐ は っ ! 急に 何 す ん だって ば よ !?

女 の 勘 よ ! チョウジ と 同じ に おい が した の !

たぶん あの ことば 禁句 よ 禁句 ! あっ そう か 。

あぁ もう ! カッコいい 若 って 話 だった のに ➡

何で あんな むだに 濃 ゆ ~ い ポッチャリ 系 が 出て くん の よ !

でも あの 体形 なら ぴっ たし じゃ ねえ の ?

きっと 何 か の 間違い だ わ !

だって 女の子 が あれ に 恋する わけない もの !

でも 姫 の 趣味 って こと も さ 。 う っ … 。

あり え ない わ だって …➡

キザ で 濃 ゆくて デブ な の よ !

珍 獣 よ 珍 獣 ! 絶対 何 か の 手違い に 決まって る わ !

あ … そ … そう な の か な … 。

( フク ) 何 を 言って おる 。

あの 方 こそ ま ごう こと なき わらわ の 思い 人 ➡

チカラ 様 に 決まって おろう が 。

は ぁ や っぱ し 。 あぁ なんと みやびな お方 。

え ~ い 間近で お目にかかれ ぬ の が 口惜しい わ 。

う ~ ん … 悩み は それぞれ だって ば よ 。

よい か ? 絶対 に 気 に 入ら れる のじゃ !

つべこべ 言わ ず に 押し の 一 手 で 進む のみ !

伝える って ば よ !

緊張 が 解け ませ ん か ?

リラックス に は ミュージック が 。

いえ … め っ そう も ない 。

どう な の ? や っぱ 間 違いない って ば よ 。

もう ガンガン に 押しまくれ って 。

うそ でしょ ? これ は 任務 だって ば よ 。

あぁ … 分かった わ よ … 。

プリンセス フク ローズ は お 好きです か ?

ええ とっても !

グレート ! 僕 も ローズ は 大好きです 。

花 言葉 は 「 ラブ 」。

でも 色 に よって 花 言葉 は 変わる みたいです よ 。

黄色い バラ の 「 別れよう 」 みたいな … 。

カラー に よって 差別 する なんて ナンセンス !

( 指 を 鳴らす 音 )

だって フラワー に 罪 は ない のだ から ハッ 。

うわ … 。 お ぉ … 。

♬~

チュッ 。

君 に … 。

( 汗 が 付着 する 音 )

( いの ) うわ ~~‼

だっ … あ … ちょ … こら 待て って ば !

あれ ?

( いの ) う お ~!➡

無理 よ 無理 ! 絶対 ダメ ~! 濃 ゆすぎ よ ~!➡

姫 の 身代わり なんか で ~ き ~ な ~ い ~!

あぁ ま ぁま ぁ そんな こと 言わ ねえ で ➡

頑張れ って ば よ 。 いや 生理 的に 無理 。

あっ そう だ ちょっと 濃 ゆ ~ い チョウジ だ と 思えば … 。

チョウジ の お 肉 は 忍術 の ため でしょ 。

あの 若 殿 の お 肉 に 何の 意味 が ある って いう の ?

うん なかなか 厳しい 意見 だって ば よ … 。

あたし ちょっと 行って くる 。

えっ ? いや ちょ … どこ に ?

った く しょうが ねえ なぁ 。

ま ぁ これ も 任務 の ため ➡

ここ は 一 丁 この ナルト 様 が 一 肌 脱いで やる って ば よ グフッ 。

何 じゃ そち まで !

悪い こと は 言わ ない から あの 若 殿 は やめた ほう が いい わ 。

何 か 頭 に 悪い 虫 が いる わ よ 絶対 。

何 を 申す のじゃ 情熱 的で とって も ステキな 方 で は ない か 。

でも !

わらわ が 木 ノ 葉 に 依頼 した の は 見合い 代行 と その 成功 。

そち も プロ の 忍 であろう !

ここ は ガッチリ キッチリ 働く のじゃ !

え … 。

大体 さっき から ちっとも いい 雰囲気 に なら ぬ で は ない か !

こう もっと 積極 的に 自分 を アピール して … 。

( 伝 声 管 : ギャルナルト ) う っふ ~ ん お 待た せ チカ ちゃん 。

そう じゃ このように … お っ … 。 ( いの ) あいつ !

あっ これ !

プ プ プ … プリンセス … 。

( ギャルナルト ) ねぇ チカラ 様 。

この 帯 少し 緩めて くださら ない ?

バット しか し … 。

ん ~ お ね が い ~ 。

( いの ) 大変です ! 天井 裏 に ➡

だんご 虫 似 の ゲジゲジ が ! ( 一同 ) え ~!?

あっ !

心 乱 身 の 術 ! あっ !

( 女性 1 ) だんご 虫 似 の ゲジゲジ ?

害虫 … お ぉ 消えた !

もう ! 何 考えて る わけ !?

( チカラ ) プリンセス は どこ ? ( 女性 2 ) 分かり ませ ぬ !

( 伝 声 管 : 女性 2 ) 消え ました ! ( フク ) どう なって おる のじゃ ?

イライラ する のう え ~ い ! ここ から で は よく 分から ぬ !

どうして 邪魔 す んだ よ !? もう 一 歩 だった のに !

あんた ねぇ フク 姫 の 格好で 何て こと して くれ ん の よ !?

だって よ ! 前 に ちらっと 見た エロ 仙人 の 本 じゃ ➡

大体 あんな 感じ で OK だった ん だって !

んな ギラギラ した 迫り 方 が ある か ~!

ぶ は っ ! ハァ … 不潔 !

あんた 間違っても 少年 漫画 の 主人公 に は なれ ない タイプ ね !

何 を ~!? お前 よか 俺 の ほう が ず ~ っと うまく …➡

だは っ !

ハァ ハァ … った く !

( いの ) 《 こう なったら 邪魔 が 入ら ない うち に ➡

さっさと 片 を つける わ よ 》

へ ~ ん 冗談 じゃ ねえ って ば よ 。

や っぱ この 任務 を 成功 さ せる に は ➡

俺 の 力 が 必要 だって ば よ !

( チカラ ) プリンセス 一体 今 まで どちら に ?

オホホホ … すみ ませ ん 私 ったら 上がり っぱなし で ➡

さっき は つい パニック を … 。

本当に 別人 みたいでした が … 。

ごめんなさい … チカラ 様 が あまりに も ステキで ➡

つい 苦しく なって しまった のです わ 。

ノン ! それ は いけ ませ ん ね 。

少し 空気 を 入れ替え ます か 。

あぁ ! で は 私 が … 。

ハ ~ イ チカ ちゃ ~ ん !

う あっ ! ( チカラ ) えっ ?

( いの ) ん ! う お ~!

( チカラ ) 今 障子 の 向こう に … 。 ( いの ) どうかし まして ?

プリンセス が もう 一 人 いた ような !

ホホホホ … まさか そんな ぁ 。

( いの ) 《 ナルト ~!》

でも 幻 が 見える ほど 私 を 思って くださる なんて ➡

感激 で ございます 。 ( チカラ ) 幻 ?➡

ノー ! 確かに … 。 ( いの ) 見ちゃ ダメです !➡

あっ … 。

( 一同 ) あぁ … 。

プ … プリンセス … 。

( いの ) 《 し … しまった 思わず …》

私 ったら チカラ 様 に ➡

私 だけ を 見て いて ほしい 一 心 で つい … 。

何という 激しい 情熱 。

オーライ 分かり ました プリンセス 。

えっ ? ( チカラ ) その ホットな 思い ➡

見事 キャッチ して みせ ましょう 。

( いの ) 《 これ って もし かして …》 ( チカラ ) さ ぁさ ぁ ご 遠慮 なさら ず に 。

( いの ) 《 え ~!?》

( いの ) 《 あ ~!➡

あ ~‼》

≪ ( フク ) チュー は ダメじゃ チュー は !

( いの ) あぁ !

え ~ い ! 油断 も 隙 も ない !

誰 が チュー まで して よい と 言った のじゃ !

いや 別に し たかった わけじゃ … むしろ 助かった と いう か … 。

問答 無用 ! よい か ? そち に 許す の は ➡

百 歩 譲って 手 を 握る ところ … 。 ( いの ) シ ~! 声 が 大き すぎ です !

また プリンセス が 消えた !? ( 女性 1 ・ 女性 2 ) 姫 様 !

マズ いわ 早く 戻ら ない と 。

妙な 気 は 起こす で ない ぞ ? ( いの ) 分かって ます !

とにかく あたし たち が 一緒に いる ところ を ➡

見 られたり したら 大変 よ ! 姫 は 早く 部屋 に 戻って !

分かった … ん ?

あぁ … 。

( くしゃみ )

った く いの の ヤツ 人 を 池 なんか に 蹴り 落とし や が って !

おかげ で 冷えた って ば よ ! う ~!

あぁ … ヤバ いって ば よ しょ ん べん しょ … しょ ん べん !

あぁ 便所 の 場所 分か ん ねえ し ~!

誰 も い ない し まっ 緊急 事態 だ かんな !

( フク ) あ ~! あっ !

そ … そち も わらわ の 姿 で 何 を して おる のじゃ !

いや これ は その … 。

破廉恥な ! すぐ やめ い ! や … やめ れ ねえ ったら … 。

( フク ) やめろ と 言う の が 分から ん か ~!

あ ~! 急に 止める なんて 無理 だって ば よ !

( フク ) これ ~!

( フク ) えい ! よ ~!

待 ~ て ~!

さきほど は 心 の 準備 が できて おり ませ ん でした 。

しかし あなた を 思う 私 の 心 は 真実 。

プリンセス 。 ( いの ) チカラ 様 ➡

ずっと お 慕い して おり ました 。

あぁ あぁ ~! ( フク ) え ~ い !

どうぞ この 私 を … 。

( 物音 ) ん ?

( 物音 )

何の 音 でしょう ? ( いの ) さ ぁ ?

あっ ! ( チカラ ) ワオ ! レイン !

キレイ な 虹 。

( フク ) やめ なさい …! あぁ ! 無理 だって ば よ ~!

痛 たた … 。 ( チカラ ) プリンセス !

うわ ~!

ナルト ~!

この うつ け 者 ! 許して くれ って ば よ … 。

許さ ~ ん !

( フク ・ いの ・ ナルト の 騒ぎ 声 )

一体 どういう こと な のだ ?

しまった ! あ … あの これ は … 。

いや もう よい これ 以上 の ごまかし は 無理じゃ 。

だまして いて 申し訳 あり ませ ん でした 。

この わらわ こそ が 正真正銘 の フク に ございます 。

では 今 まで の プリンセス は 偽者 だった と ?

さ ようで ございます 。

これ は … 何という こと 。

よもや このような フィナーレ が 待って いよう と は … 。

いえ 違う んです チカラ 様 !

邪魔 。 ( いの ) あ ~!

ドリーム に 描いた スーパー ボディー !

私 の 理想 そのもの で は ない か ! ブラボー !

( ナルト ・ いの ) えっ ?

♬~

キュートな プリンセス ➡

ぜひ 私 と 結婚 して ください 。

うれしい チカラ 様 !

( 女性 たち ) 未来 の 奥 方 様 ばん ざ ~ い !➡

ばん ざ ~ い !

何 ? これ … 。

何 か 結果 的に 任務 成功 した … みたいな ?

もし かして あたし …➡

全然 好み じゃ ない ヤツ に 頑張って 迫って 振ら れて ➡

あげく ぜ ~ ん ぶ むだ 骨 だった って ➡

そういう こと ?

でも ま ぁ ほら 結果 オーライ で よかった んじゃ ねえ の ?

2 人 と も 幸せ そうだった し さ !

そういう 問題 じゃ ない わ よ !

乙女 心 が 傷ついた わ 。

私 が より に よって あんな の に 振ら れる なんて … 。

最後 は 目 の 端に も 入って なかった もん な 。

やめて ! 思い出し たく も ない !

ヘヘッ 人 の 好み って の は 分か ん ねえ よ な 。

いいえ 絶対 認め ない わ !

男の子 って の はね 痩せて る 女の子 の ほう が 好きな んだ から 。 ➡

もっと 女 を 磨く ため に ダイエット よ ダイエット !

あっ おい ちょ … 待て 待て って ば よ !

♬ ( エンディングテ ー マ )

♬~

♬ 星屑 ☆ スチャスチャ 踊る 市松 の 夜 に

♬ 『 あぁ まだ 帰り たく ない 』 と

♬ 口 に は 出せ ない なぁ

♬ 思わせぶり テリー

♬ 愛す べき 顔 に 唾 を ‼

♬ ミスタ ー クリケット

♬ 汗 臭い ステージ の

♬ 上 で 光る トロンボーン の

♬ ピッチ が 段々

♬ 外れて いって いる の も

♬ 気 に なる けど

♬ そんな 事 より この 無い 胸 の

♬ モヤモヤ は さっき 呑 んだ

♬ コーラ の せい かしら ねぇ ?

♬~

♬~

( リー ) 〈 さ ぁ ナルト 君 !➡

一緒に 青春 の 甘 酸っぱい 思い出 を 作り ましょう !〉

〈 は ぁ ?〉 ( リー ) 〈 遠慮 を せ ず に どうぞ 。 ➡

僕 の ほう は 身 も 心 も 準備 OK です !〉

〈 だから いきなり 何 なん だって ?〉

( リー ) 〈 長かった … 思えば この 時 を どれほど 待った か !〉

〈 さっき っ から 言って る 意味 全然 分か ん ねえ って ば よ 〉

( リー ) 〈 さ ぁ 行き ますよ ナルト 君 !➡

僕 の 初めて の 人 に なって くださ ~ い !〉

〈 ちょっと 待て ! あっ … ギャ ~!〉

( サラダ ) 遅い ! 何 やって る の ? あいつ !

( ミツキ ) アッハハ 君 は ボルト に は いつも 厳しい ね 。

私 に は 目標 が ある の 。

その ため に 着実に 任務 を こなし たい 。

遅刻 なんて もってのほかだ よ 。 うん 。

そう いえば あんた は どう な の ?

Naruto Episode 192 Naruto Episode 192

♬ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と … かきならせ|そんざい|||||

♬ 新たな 旅 が 今 始まる あらたな|たび||いま|はじまる

♬~

♬ 変わり 行く 季節 の 中 を かわり|いく|きせつ||なか|

♬ 生き抜く 度 に 僕ら いきぬく|たび||ぼくら

♬ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れた けど ちえ||つよ|||て||いれた|

♬ ( just looks like a survival game )

♬ 流れて く 時間 の 中 に ながれて||じかん||なか|

♬ 置き去り に した 思い を おきざり|||おもい|

♬ 忘れた 事 すら 忘れて いた わすれた|こと||わすれて|

♬ 崩れ かけた 時 孤独 を 知って くずれ||じ|こどく||しって

♬ 出会えた 僕ら 一 人 じゃ ない であえた|ぼくら|ひと|じん||

♬ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を さらけだせ|かんじょう||よろず|たけ||おもい|

♬ 涙 目 が 運命 を 変えて 行く なみだ|め||うんめい||かえて|いく

♬ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を やみ||うちならせ|こどう|

♬ きっと 会える よ |あえる|

♬ 同じ 痛み の 旗 の 下 で おなじ|いたみ||き||した|

♬~

♬~

( 綱 手 ) ずばり 言おう お前 の 今回 の 任務 は ➡ つな|て||いおう|おまえ||こんかい||にんむ|

さる 大名 の 姫 より の 依頼 影 武者 だ 。 ➡ |だいみょう||ひめ|||いらい|かげ|むしゃ|

どこ で 知った か 知ら ない が その 姫 は お前 に うり二つ らしい 。 ||しった||しら||||ひめ||おまえ||うりふたつ|

よって ぜひ お前 に と 依頼 が 来た わけだ 。 ||おまえ|||いらい||きた|

( いの ) 影 武者 だ なんて 姫 は 何者 か に 狙わ れて いる んです か ? |かげ|むしゃ|||ひめ||なにもの|||ねらわ|||ん です|

ま ぁ どちら か と いう と 狙う ほう か なぁ … 。 |||||||ねらう|||

えっ ? ( 綱 手 の せきばらい ) |つな|て||

案ずる な お前 とて もう 立派な 木 ノ 葉 の 忍 。 あんずる||おまえ|||りっぱな|き||は||おし

それ に ちゃんと 助手 も 用意 して ある 。 |||じょしゅ||ようい||

助手 ? ( ドア が 開く 音 ) じょしゅ|||あく|おと

( ナルト ) 綱 手 の ばあちゃん ! 俺 に 任務 だって ? |つな|て|||おれ||にんむ|

しかも 大名 の さ ! |だいみょう||

えっ ? 綱 手 様 ! |つな|て|さま

す まんが ほか の 連中 は 忙しくて なぁ 。 ||||れんちゅう||いそがしくて|

こいつ と 2 人 で です か !? ||じん|||

ん ! 頑張って 任務 に 励む ように 。 |がんばって|にんむ||はげむ|よう に

大名 の お姫様 の 依頼 か ~! だいみょう||おひめさま||いらい|

いや ぁ 俺 も ついに こんな す ん げ ぇ 任務 を ➡ ||おれ||||||||にんむ|

任さ れる ように なった って こった なぁ ! まかさ||よう に||||

あんまり はしゃが ないで よ 。 |はしゃ が||

また とんでもない こと に なる んだ から 。

ヘヘ ~ 分かって る って ば よ 。 |わかって||||

この ナルト 様 に ど ~ ん と 任し とけ ! ||さま|||||まかし|

あんた ねぇ … 。

は ぁ ~… 。

( フク ) 遠路 はるばる よう 参ら れた 。 ふく|えんろ|||まいら|

( いの ) 《 これ が 依頼 主 …》 |||いらい|おも

《 確かに い の に 似て いる か …》 たしかに||||にて||

( いの ・ ナルト ) 《 む … 無理 が ある …》 |||むり||

( フク ) ホホホホ … 。 ふく|

よい そち たち の 申し たい こと 察し が ついて おる 。 ||||もうし|||さっし|||

その 影 武者 に わらわ の 姿 が あまり 似て ない と ➡ |かげ|むしゃ||||すがた|||にて||

そう 思う のであろう 。 |おもう|

あの … いえ その … 。

はっきり 言って 全然 似て ない って ば よ 。 |いって|ぜんぜん|にて||||

こら ! ( フク ) ま ぁ 無理 も ない 。 |ふく|||むり||

だが これ を 見よ 。 |||みよ

( いの ・ ナルト ) ん ?

えっ !? い のだ … 。

少し 前 の わらわ の 姿 じゃ 。 すこし|ぜん||||すがた|

実は … わらわ が このように なった の は ➡ じつは|||このよう に|||

見合い が 決まって から な のじゃ 。 ( ナルト ・ いの ) お 見合い ? みあい||きまって|||||||みあい

相手 は 隣国 うどん の 国 の チカラ 様 。 あいて||りんごく|||くに|||さま

お 姿 を 写真 で 拝見 して から ビビビ と 来て ➡ |すがた||しゃしん||はいけん|||||きて

日に日に 思い は 募って いった のじゃ 。 ➡ ひにひに|おもい||つのって||

見合い の 日 が 近づく に つれ 緊張 は 高まり ➡ みあい||ひ||ちかづく|||きんちょう||たかまり

ほほ は 赤らみ 心臓 は バクバク 。 ➡ ||あからみ|しんぞう||

夜 も 眠れ ない ありさま で … 。 よ||ねむれ|||

その ストレス から つい 過食 に 走って しまった … 。 |すとれす|||かしょく||はしって|

食い 過ぎ で 太る の は そりゃ 当たり前 だって ば よ 。 くい|すぎ||ふとる||||あたりまえ|||

無論 わらわ とて ちゃんと 対策 を した 。 むろん||||たいさく||

取った 脂質 糖質 を 全部 カット して くれる ➡ とった|ししつ|とうしつ||ぜんぶ|かっと||

この 「 ら くち ん スリム SP 」 で ! ||||すりむ||

効か なかった んです ね 。 きか||ん です|

信じ すぎた わ 。 しんじ||

どうして このような 姿 で 憧れ の 君 と 見合い が できよう 。 ||すがた||あこがれ||きみ||みあい||

と いう わけで 本題 じゃ 。 |||ほんだい|

そち は わらわ の 代わり に 見合い に 出 ➡ ||||かわり||みあい||だ

絶対 に この 見合い を 成功 さ せて ほしい 。 ぜったい|||みあい||せいこう|||

え ~ っ !? んじゃ 今回 の 影 武者 って ば ➡ |||こんかい||かげ|むしゃ||

ただ の お 見合い 代行 な の か ? |||みあい|だいこう|||

「 ただ の 」 と は 何 じゃ ! ||||なん|

あ いや … だって よ ~ 影 武者 って いったら ➡ ||||かげ|むしゃ||

もっと 命 が 危 ねぇ と か そう いう さ ぁ ! |いのち||き|||||||

何 言って ん の ! 姫 の 一生 が 懸かって ん の よ ? なん|いって|||ひめ||いっしょう||かかって|||

十分 一大事 じゃ ない ! ( フク ) お ぉ ! じゅうぶん|いちだいじ|||ふく||

この 恋する 心 分かって くれる の か ? |こいする|こころ|わかって|||

ええ 女の子 なら 好きな 人 に は ➡ |おんなのこ||すきな|じん||

ちょっと でも かわいい 姿 を 見せ たい はず 。 |||すがた||みせ||

それ が 偽者 でも ? ||にせもの|

しかたない じゃ ない 男の子 って 痩せて る 子 が 好きな もん だ し 。 |||おとこのこ||やせて||こ||すきな|||

まさに そう な のじゃ ! 頼み ます ぞ ! ||||たのみ||

分かり ました 任せて ! わかり||まかせて

でも さ ぁ お 見合い が うまく いった と して も ➡ ||||みあい||||||

ギャップ が なぁ … 。 ぎゃっぷ||

な ~ に 要は 婚礼 の 日 まで に 痩せれば いい のじゃ 。 ||ようは|こんれい||ひ|||やせれば||

ちゃんと 計画 は 立てて おる 。 ➡ |けいかく||たてて|

この 置きかえ 式 ダイエット 食 ➡ |おきかえ|しき|だいえっと|しょく

「 おきかえ スレンダー 」 を 3 食 すべて に 置きかえれば ! |||しょく|||おきかえれば

あんた ちょっと は 懲りろ って ば よ 。 |||こりろ|||

とにかく この あたし の 魅力 で ➡ ||||みりょく|

お 見合い を 成功 さ せて やろう じゃ ない の ! |みあい||せいこう||||||

この 離れ は わらわ が 幼少 の 頃 よく 遊んだ 場所 。 |はなれ||||ようしょう||ころ||あそんだ|ばしょ

これ で ここ から でも ➡

見合い の 様子 が 聞き 取れる と いう 寸法 じゃ 。 みあい||ようす||きき|とれる|||すんぽう|

ふ ~ ん 便利 だって ば よ 。 ||べんり|||

できれば わらわ が 直接 お 会い し たい が … 。 |||ちょくせつ||あい|||

なぁ そい つって ば そんなに カッコいい の か ? |||||かっこいい||

ウフ ~!

そりゃ あ もう とって も 華 の ある お方 な のじゃ ! |||||はな|||おかた||

では くれぐれも 気 に 入ら れる ように 。 ||き||はいら||よう に

お 任せ ください ! |まかせ|

( いの ) あんた やる 気 なかった んじゃ ない の ? |||き||||

まっ これ でも 一応 任務 だし ➡ |||いちおう|にんむ|

俺 も 気 を 取り 直して 張り切る って ば よ 。 おれ||き||とり|なおして|はりきる|||

よけいな こと だけ は し ないで よ 。 ➡

あっ ! あ … 。

♬~

な … 何 だ ? ♬~ 音 が 近づいて くる 。 |なん||おと||ちかづいて|

♬~

いっ … 。 ♬~ まぶしい !

♬~ あっ … 。

( 女性 1 ) この世 に ♬~ 美男 は 数 あれ ど ➡ じょせい|このよ||びなん||すう||

♬~ 中でも 名高き この お方 ! なかでも|なだかき||おかた

( 女性 2 ) うどん の 国 に この 人 あり と 流し 目 キラリ の 色 男 ! じょせい|||くに|||じん|||ながし|め|きらり||いろ|おとこ

♬~

てんてん 天下 の ♬~ チカラ 若 君 の … 。 |てんか|||わか|きみ|

♬~ ( 女性 2 ・ 女性 1 ) お 成り ~! じょせい|じょせい||なり

♬~

( チカラ ) ソ ー リ ー お 待た せ した ようです ね プリンセス 。 ||||||また|||よう です||ぷりんせす

あなた が チカラ 様 … 。 |||さま

ゲキマユ 先生 より 超 濃 ゆい って ば よ … 。 |せんせい||ちょう|こ||||

♬ ( 女性 たち ) あ それ あ それ じょせい|||||

♬ あ それ それ それ それ !

♬~

ん ? ( 指 を 鳴らす 音 ) |ゆび||ならす|おと

アイム ソーリー プリティー ガール 。 |||がーる

僕 は 生来 の 低 血圧 で 。 ぼく||せいらい||てい|けつあつ|

て か 高 血圧 っぽい って 感じ が … 。 ||たか|けつあつ|||かんじ|

痛い 痛い ! 痛 …! いたい|いたい|つう

ホワット ? ( いの ) い … いつも ➡

花びら を まいて らっしゃる の ? はなびら||||

フラワー は いい 心身 の 疲れ を 癒 や して くれる 。 |||しんしん||つかれ||いや|||

リラックス し ませ ん か ? りらっくす||||

そ … そう かな … 。

じゃあ お 次 は 。 ( 指 を 鳴らす 音 ) ||つぎ||ゆび||ならす|おと

なぁ なぁ あいつ って ば 聞いて た の と 違 く ねえ か ? |||||きいて||||ちが|||

何 か デ … 。 ( チカラ ) デ …!? なん||||

ダメ ~! だめ

ホント … デリシャス な お 菓子 です よ ね これ 。 ほんと||||かし||||

オホホホ … あの ちょっと 失礼 ! |||しつれい

ん …!

ぐ は っ ! 急に 何 す ん だって ば よ !? |||きゅうに|なん|||||

女 の 勘 よ ! チョウジ と 同じ に おい が した の ! おんな||かん||||おなじ|||||

たぶん あの ことば 禁句 よ 禁句 ! あっ そう か 。 |||きんく||きんく|||

あぁ もう ! カッコいい 若 って 話 だった のに ➡ ||かっこいい|わか||はなし||

何で あんな むだに 濃 ゆ ~ い ポッチャリ 系 が 出て くん の よ ! なんで|||こ||||けい||でて|||

でも あの 体形 なら ぴっ たし じゃ ねえ の ? ||たいけい||||||

きっと 何 か の 間違い だ わ ! |なん|||まちがい||

だって 女の子 が あれ に 恋する わけない もの ! |おんなのこ||||こいする||

でも 姫 の 趣味 って こと も さ 。 う っ … 。 |ひめ||しゅみ||||||

あり え ない わ だって …➡

キザ で 濃 ゆくて デブ な の よ ! ||こ|||||

珍 獣 よ 珍 獣 ! 絶対 何 か の 手違い に 決まって る わ ! ちん|けだもの||ちん|けだもの|ぜったい|なん|||てちがい||きまって||

あ … そ … そう な の か な … 。

( フク ) 何 を 言って おる 。 ふく|なん||いって|

あの 方 こそ ま ごう こと なき わらわ の 思い 人 ➡ |かた||||||||おもい|じん

チカラ 様 に 決まって おろう が 。 |さま||きまって||

は ぁ や っぱ し 。 あぁ なんと みやびな お方 。 ||||||||おかた

え ~ い 間近で お目にかかれ ぬ の が 口惜しい わ 。 ||まぢかで|おめにかかれ||||くちおしい|

う ~ ん … 悩み は それぞれ だって ば よ 。 ||なやみ|||||

よい か ? 絶対 に 気 に 入ら れる のじゃ ! ||ぜったい||き||はいら||

つべこべ 言わ ず に 押し の 一 手 で 進む のみ ! |いわ|||おし||ひと|て||すすむ|

伝える って ば よ ! つたえる|||

緊張 が 解け ませ ん か ? きんちょう||とけ|||

リラックス に は ミュージック が 。 りらっくす|||みゅーじっく|

いえ … め っ そう も ない 。

どう な の ? や っぱ 間 違いない って ば よ 。 |||||あいだ|ちがいない|||

もう ガンガン に 押しまくれ って 。 |||おしまくれ|

うそ でしょ ? これ は 任務 だって ば よ 。 ||||にんむ|||

あぁ … 分かった わ よ … 。 |わかった||

プリンセス フク ローズ は お 好きです か ? ぷりんせす|ふく||||すき です|

ええ とっても !

グレート ! 僕 も ローズ は 大好きです 。 |ぼく||||だいすき です

花 言葉 は 「 ラブ 」。 か|ことば||らぶ

でも 色 に よって 花 言葉 は 変わる みたいです よ 。 |いろ|||か|ことば||かわる|みたい です|

黄色い バラ の 「 別れよう 」 みたいな … 。 きいろい|ばら||わかれよう|

カラー に よって 差別 する なんて ナンセンス ! からー|||さべつ|||なんせんす

( 指 を 鳴らす 音 ) ゆび||ならす|おと

だって フラワー に 罪 は ない のだ から ハッ 。 |||ざい|||||

うわ … 。 お ぉ … 。

♬~

チュッ 。

君 に … 。 きみ|

( 汗 が 付着 する 音 ) あせ||ふちゃく||おと

( いの ) うわ ~~‼

だっ … あ … ちょ … こら 待て って ば ! ||||まて||

あれ ?

( いの ) う お ~!➡

無理 よ 無理 ! 絶対 ダメ ~! 濃 ゆすぎ よ ~!➡ むり||むり|ぜったい|だめ|こ||

姫 の 身代わり なんか で ~ き ~ な ~ い ~! ひめ||みがわり|||||

あぁ ま ぁま ぁ そんな こと 言わ ねえ で ➡ ||||||いわ||

頑張れ って ば よ 。 いや 生理 的に 無理 。 がんばれ|||||せいり|てきに|むり

あっ そう だ ちょっと 濃 ゆ ~ い チョウジ だ と 思えば … 。 ||||こ||||||おもえば

チョウジ の お 肉 は 忍術 の ため でしょ 。 |||にく||にんじゅつ|||

あの 若 殿 の お 肉 に 何の 意味 が ある って いう の ? |わか|しんがり|||にく||なんの|いみ|||||

うん なかなか 厳しい 意見 だって ば よ … 。 ||きびしい|いけん|||

あたし ちょっと 行って くる 。 ||おこなって|

えっ ? いや ちょ … どこ に ?

った く しょうが ねえ なぁ 。

ま ぁ これ も 任務 の ため ➡ ||||にんむ||

ここ は 一 丁 この ナルト 様 が 一 肌 脱いで やる って ば よ グフッ 。 ||ひと|ちょう|||さま||ひと|はだ|ぬいで|||||

何 じゃ そち まで ! なん|||

悪い こと は 言わ ない から あの 若 殿 は やめた ほう が いい わ 。 わるい|||いわ||||わか|しんがり||||||

何 か 頭 に 悪い 虫 が いる わ よ 絶対 。 なん||あたま||わるい|ちゅう|||||ぜったい

何 を 申す のじゃ 情熱 的で とって も ステキな 方 で は ない か 。 なん||もうす||じょうねつ|てきで|||すてきな|かた||||

でも !

わらわ が 木 ノ 葉 に 依頼 した の は 見合い 代行 と その 成功 。 ||き||は||いらい||||みあい|だいこう|||せいこう

そち も プロ の 忍 であろう ! ||ぷろ||おし|

ここ は ガッチリ キッチリ 働く のじゃ ! ||がっちり|きっちり|はたらく|

え … 。

大体 さっき から ちっとも いい 雰囲気 に なら ぬ で は ない か ! だいたい|||||ふんいき|||||||

こう もっと 積極 的に 自分 を アピール して … 。 ||せっきょく|てきに|じぶん||あぴーる|

( 伝 声 管 : ギャルナルト ) う っふ ~ ん お 待た せ チカ ちゃん 。 つたい|こえ|かん||||||また||ちか|

そう じゃ このように … お っ … 。 ( いの ) あいつ ! ||このよう に||||

あっ これ !

プ プ プ … プリンセス … 。 |||ぷりんせす

( ギャルナルト ) ねぇ チカラ 様 。 |||さま

この 帯 少し 緩めて くださら ない ? |おび|すこし|ゆるめて||

バット しか し … 。 ばっと||

ん ~ お ね が い ~ 。

( いの ) 大変です ! 天井 裏 に ➡ |たいへん です|てんじょう|うら|

だんご 虫 似 の ゲジゲジ が ! ( 一同 ) え ~!? |ちゅう|に||げじげじ||いちどう|

あっ !

心 乱 身 の 術 ! あっ ! こころ|らん|み||じゅつ|

( 女性 1 ) だんご 虫 似 の ゲジゲジ ? じょせい||ちゅう|に||げじげじ

害虫 … お ぉ 消えた ! がいちゅう|||きえた

もう ! 何 考えて る わけ !? |なん|かんがえて||

( チカラ ) プリンセス は どこ ? ( 女性 2 ) 分かり ませ ぬ ! |ぷりんせす|||じょせい|わかり||

( 伝 声 管 : 女性 2 ) 消え ました ! ( フク ) どう なって おる のじゃ ? つたい|こえ|かん|じょせい|きえ||ふく||||

イライラ する のう え ~ い ! ここ から で は よく 分から ぬ ! いらいら||||||||||わから|

どうして 邪魔 す んだ よ !? もう 一 歩 だった のに ! |じゃま|||||ひと|ふ||

あんた ねぇ フク 姫 の 格好で 何て こと して くれ ん の よ !? ||ふく|ひめ||かっこうで|なんて||||||

だって よ ! 前 に ちらっと 見た エロ 仙人 の 本 じゃ ➡ ||ぜん|||みた||せんにん||ほん|

大体 あんな 感じ で OK だった ん だって ! だいたい||かんじ|||||

んな ギラギラ した 迫り 方 が ある か ~! |ぎらぎら||せまり|かた|||

ぶ は っ ! ハァ … 不潔 ! ||||ふけつ

あんた 間違っても 少年 漫画 の 主人公 に は なれ ない タイプ ね ! |まちがっても|しょうねん|まんが||しゅじんこう|||||たいぷ|

何 を ~!? お前 よか 俺 の ほう が ず ~ っと うまく …➡ なん||おまえ||おれ||||||

だは っ !

ハァ ハァ … った く !

( いの ) 《 こう なったら 邪魔 が 入ら ない うち に ➡ |||じゃま||はいら|||

さっさと 片 を つける わ よ 》 |かた||||

へ ~ ん 冗談 じゃ ねえ って ば よ 。 ||じょうだん|||||

や っぱ この 任務 を 成功 さ せる に は ➡ |||にんむ||せいこう||||

俺 の 力 が 必要 だって ば よ ! おれ||ちから||ひつよう|||

( チカラ ) プリンセス 一体 今 まで どちら に ? |ぷりんせす|いったい|いま|||

オホホホ … すみ ませ ん 私 ったら 上がり っぱなし で ➡ ||||わたくし||あがり||

さっき は つい パニック を … 。 |||ぱにっく|

本当に 別人 みたいでした が … 。 ほんとうに|べつじん||

ごめんなさい … チカラ 様 が あまりに も ステキで ➡ ||さま||||すてきで

つい 苦しく なって しまった のです わ 。 |くるしく|||の です|

ノン ! それ は いけ ませ ん ね 。

少し 空気 を 入れ替え ます か 。 すこし|くうき||いれかえ||

あぁ ! で は 私 が … 。 |||わたくし|

ハ ~ イ チカ ちゃ ~ ん ! ||ちか||

う あっ ! ( チカラ ) えっ ?

( いの ) ん ! う お ~!

( チカラ ) 今 障子 の 向こう に … 。 ( いの ) どうかし まして ? |いま|しょうじ||むこう||||

プリンセス が もう 一 人 いた ような ! ぷりんせす|||ひと|じん||

ホホホホ … まさか そんな ぁ 。

( いの ) 《 ナルト ~!》

でも 幻 が 見える ほど 私 を 思って くださる なんて ➡ |まぼろし||みえる||わたくし||おもって||

感激 で ございます 。 ( チカラ ) 幻 ?➡ かんげき||||まぼろし

ノー ! 確かに … 。 ( いの ) 見ちゃ ダメです !➡ のー|たしかに||みちゃ|だめ です

あっ … 。

( 一同 ) あぁ … 。 いちどう|

プ … プリンセス … 。 |ぷりんせす

( いの ) 《 し … しまった 思わず …》 |||おもわず

私 ったら チカラ 様 に ➡ わたくし|||さま|

私 だけ を 見て いて ほしい 一 心 で つい … 。 わたくし|||みて|||ひと|こころ||

何という 激しい 情熱 。 なんという|はげしい|じょうねつ

オーライ 分かり ました プリンセス 。 おーらい|わかり||ぷりんせす

えっ ? ( チカラ ) その ホットな 思い ➡ |||ほっとな|おもい

見事 キャッチ して みせ ましょう 。 みごと|きゃっち|||

( いの ) 《 これ って もし かして …》 ( チカラ ) さ ぁさ ぁ ご 遠慮 なさら ず に 。 ||||||||||えんりょ|||

( いの ) 《 え ~!?》

( いの ) 《 あ ~!➡

あ ~‼》

≪ ( フク ) チュー は ダメじゃ チュー は ! ふく|||だめじゃ||

( いの ) あぁ !

え ~ い ! 油断 も 隙 も ない ! ||ゆだん||すき||

誰 が チュー まで して よい と 言った のじゃ ! だれ|||||||いった|

いや 別に し たかった わけじゃ … むしろ 助かった と いう か … 。 |べつに|||||たすかった|||

問答 無用 ! よい か ? そち に 許す の は ➡ もんどう|むよう|||||ゆるす||

百 歩 譲って 手 を 握る ところ … 。 ( いの ) シ ~! 声 が 大き すぎ です ! ひゃく|ふ|ゆずって|て||にぎる||||こえ||おおき||

また プリンセス が 消えた !? ( 女性 1 ・ 女性 2 ) 姫 様 ! |ぷりんせす||きえた|じょせい|じょせい|ひめ|さま

マズ いわ 早く 戻ら ない と 。 ||はやく|もどら||

妙な 気 は 起こす で ない ぞ ? ( いの ) 分かって ます ! みょうな|き||おこす|||||わかって|

とにかく あたし たち が 一緒に いる ところ を ➡ ||||いっしょに|||

見 られたり したら 大変 よ ! 姫 は 早く 部屋 に 戻って ! み|||たいへん||ひめ||はやく|へや||もどって

分かった … ん ? わかった|

あぁ … 。

( くしゃみ )

った く いの の ヤツ 人 を 池 なんか に 蹴り 落とし や が って ! ||||やつ|じん||いけ|||けり|おとし|||

おかげ で 冷えた って ば よ ! う ~! ||ひえた||||

あぁ … ヤバ いって ば よ しょ ん べん しょ … しょ ん べん !

あぁ 便所 の 場所 分か ん ねえ し ~! |べんじょ||ばしょ|わか|||

誰 も い ない し まっ 緊急 事態 だ かんな ! だれ||||||きんきゅう|じたい||

( フク ) あ ~! あっ ! ふく||

そ … そち も わらわ の 姿 で 何 を して おる のじゃ ! |||||すがた||なん||||

いや これ は その … 。

破廉恥な ! すぐ やめ い ! や … やめ れ ねえ ったら … 。 はれんちな||||||||

( フク ) やめろ と 言う の が 分から ん か ~! ふく|||いう|||わから||

あ ~! 急に 止める なんて 無理 だって ば よ ! |きゅうに|とどめる||むり|||

( フク ) これ ~! ふく|

( フク ) えい ! よ ~! ふく||

待 ~ て ~! ま|

さきほど は 心 の 準備 が できて おり ませ ん でした 。 ||こころ||じゅんび||||||

しかし あなた を 思う 私 の 心 は 真実 。 |||おもう|わたくし||こころ||しんじつ

プリンセス 。 ( いの ) チカラ 様 ➡ ぷりんせす|||さま

ずっと お 慕い して おり ました 。 ||したい|||

あぁ あぁ ~! ( フク ) え ~ い ! ||ふく||

どうぞ この 私 を … 。 ||わたくし|

( 物音 ) ん ? ものおと|

( 物音 ) ものおと

何の 音 でしょう ? ( いの ) さ ぁ ? なんの|おと||||

あっ ! ( チカラ ) ワオ ! レイン !

キレイ な 虹 。 ||にじ

( フク ) やめ なさい …! あぁ ! 無理 だって ば よ ~! ふく||||むり|||

痛 たた … 。 ( チカラ ) プリンセス ! つう|||ぷりんせす

うわ ~!

ナルト ~!

この うつ け 者 ! 許して くれ って ば よ … 。 |||もの|ゆるして||||

許さ ~ ん ! ゆるさ|

( フク ・ いの ・ ナルト の 騒ぎ 声 ) ふく||||さわぎ|こえ

一体 どういう こと な のだ ? いったい||||

しまった ! あ … あの これ は … 。

いや もう よい これ 以上 の ごまかし は 無理じゃ 。 ||||いじょう||||むりじゃ

だまして いて 申し訳 あり ませ ん でした 。 ||もうし わけ||||

この わらわ こそ が 正真正銘 の フク に ございます 。 ||||しょうしんしょうめい||ふく||

では 今 まで の プリンセス は 偽者 だった と ? |いま|||ぷりんせす||にせもの||

さ ようで ございます 。

これ は … 何という こと 。 ||なんという|

よもや このような フィナーレ が 待って いよう と は … 。 ||ふぃなーれ||まって|||

いえ 違う んです チカラ 様 ! |ちがう|ん です||さま

邪魔 。 ( いの ) あ ~! じゃま||

ドリーム に 描いた スーパー ボディー ! どりーむ||えがいた|すーぱー|ぼでぃー

私 の 理想 そのもの で は ない か ! ブラボー ! わたくし||りそう|その もの|||||

( ナルト ・ いの ) えっ ?

♬~

キュートな プリンセス ➡ きゅーとな|ぷりんせす

ぜひ 私 と 結婚 して ください 。 |わたくし||けっこん||

うれしい チカラ 様 ! ||さま

( 女性 たち ) 未来 の 奥 方 様 ばん ざ ~ い !➡ じょせい||みらい||おく|かた|さま|||

ばん ざ ~ い !

何 ? これ … 。 なん|

何 か 結果 的に 任務 成功 した … みたいな ? なん||けっか|てきに|にんむ|せいこう||

もし かして あたし …➡

全然 好み じゃ ない ヤツ に 頑張って 迫って 振ら れて ➡ ぜんぜん|よしみ|||やつ||がんばって|せまって|ふら|

あげく ぜ ~ ん ぶ むだ 骨 だった って ➡ |||||こつ||

そういう こと ?

でも ま ぁ ほら 結果 オーライ で よかった んじゃ ねえ の ? ||||けっか|おーらい|||||

2 人 と も 幸せ そうだった し さ ! じん|||しあわせ|そう だった||

そういう 問題 じゃ ない わ よ ! |もんだい||||

乙女 心 が 傷ついた わ 。 おとめ|こころ||きずついた|

私 が より に よって あんな の に 振ら れる なんて … 。 わたくし||||||||ふら||

最後 は 目 の 端に も 入って なかった もん な 。 さいご||め||はしたに||はいって|||

やめて ! 思い出し たく も ない ! |おもいだし|||

ヘヘッ 人 の 好み って の は 分か ん ねえ よ な 。 |じん||よしみ||||わか||||

いいえ 絶対 認め ない わ ! |ぜったい|みとめ||

男の子 って の はね 痩せて る 女の子 の ほう が 好きな んだ から 。 ➡ おとこのこ||||やせて||おんなのこ||||すきな||

もっと 女 を 磨く ため に ダイエット よ ダイエット ! |おんな||みがく|||だいえっと||だいえっと

あっ おい ちょ … 待て 待て って ば よ ! |||まて|まて|||

♬ ( エンディングテ ー マ )

♬~

♬ 星屑 ☆ スチャスチャ 踊る 市松 の 夜 に ほしくず||おどる|いちまつ||よ|

♬ 『 あぁ まだ 帰り たく ない 』 と ||かえり|||

♬ 口 に は 出せ ない なぁ くち|||だせ||

♬ 思わせぶり テリー おもわせぶり|

♬ 愛す べき 顔 に 唾 を ‼ あいす||かお||つば|

♬ ミスタ ー クリケット

♬ 汗 臭い ステージ の あせ|くさい|すてーじ|

♬ 上 で 光る トロンボーン の うえ||ひかる||

♬ ピッチ が 段々 ぴっち||だんだん

♬ 外れて いって いる の も はずれて||||

♬ 気 に なる けど き|||

♬ そんな 事 より この 無い 胸 の |こと|||ない|むね|

♬ モヤモヤ は さっき 呑 んだ もやもや|||どん|

♬ コーラ の せい かしら ねぇ ? こーら||||

♬~

♬~

( リー ) 〈 さ ぁ ナルト 君 !➡ ||||きみ

一緒に 青春 の 甘 酸っぱい 思い出 を 作り ましょう !〉 いっしょに|せいしゅん||あま|すっぱい|おもいで||つくり|

〈 は ぁ ?〉 ( リー ) 〈 遠慮 を せ ず に どうぞ 。 ➡ |||えんりょ|||||

僕 の ほう は 身 も 心 も 準備 OK です !〉 ぼく||||み||こころ||じゅんび||

〈 だから いきなり 何 なん だって ?〉 ||なん||

( リー ) 〈 長かった … 思えば この 時 を どれほど 待った か !〉 |ながかった|おもえば||じ|||まった|

〈 さっき っ から 言って る 意味 全然 分か ん ねえ って ば よ 〉 |||いって||いみ|ぜんぜん|わか|||||

( リー ) 〈 さ ぁ 行き ますよ ナルト 君 !➡ |||いき|||きみ

僕 の 初めて の 人 に なって くださ ~ い !〉 ぼく||はじめて||じん||||

〈 ちょっと 待て ! あっ … ギャ ~!〉 |まて||

( サラダ ) 遅い ! 何 やって る の ? あいつ ! |おそい|なん||||

( ミツキ ) アッハハ 君 は ボルト に は いつも 厳しい ね 。 ||きみ||ぼると||||きびしい|

私 に は 目標 が ある の 。 わたくし|||もくひょう|||

その ため に 着実に 任務 を こなし たい 。 |||ちゃくじつに|にんむ|||

遅刻 なんて もってのほかだ よ 。 うん 。 ちこく||||

そう いえば あんた は どう な の ?