Naruto Episode 212
♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ
♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ
♪ ~
♪ ずっと 側 に い た から
♪ 空 い た 隙間 大き すぎ て
♪ 生意気 な 君 の 素直 な 返事
♪ 「 また ね … 」 が 淋しい
♪ 見慣れ ない 街 で 泣 い てる なら
♪ 側 に い なく て も
♪ 笑顔 は 届け たい
♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ
♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ
♪ こんなに も 近く に 感じ てる
♪ ふた つ の 想い
( ナルト ) やめろ って ば よ !
待た せ ち まった な 。
うずまき ナルト ただいま 見 参 !
( 文殊 ) チッ !
丸 鉄 は 絶対 に 渡さ ねえ !
( 足音 ) ( トドロキ ) ハァ ハァ ハァ … 。
( トドロキ ) ん ?
♪ ~
( トドロキ ) あっ … 。
♪ ~
あっ … 。
あれ は … まさか ! ?
♪ ~
て め ぇ 俺 の 網 を 破って き た って いう の か ! ?
あんな かんぴょう み たい な グンニャグニャ の 網
一思いに か み切って やった って ば よ !
ヒヒッ !
むだ だ この 籠 目 は 破れ ねえ 。
♪ ~
丸 鉄 を 返し て もらう って ば よ !
むだ だって 言って ん だ ろ う が !
う わ ~ !
く っそ ~ 外れ ねえ ぞ ~ !
ほら とっとと 死ね 。
う っ … う わ ~ !
( サクラ ) ナルト ! ( リー ) ナルト 君 !
あ ~ ! あ ~ ! ( 文殊 ) ハハハハ … !
ヘッ !
もらった ~ ! ( 文殊 ) う っ !
残念 だった な !
や っぱ 死ぬ の お前 だ よ !
フッ !
影 分身 の 術 ! 行け !
う ~ !
これ で 終わり だ !
う っ 。
ヌッ フッフッフ … 。
( 物音 ) ん ?
あれ は … 。
修羅 参上 。
ガキ だ ! 網 ん 中 の ガキ が
お 宝 の 在りか を 知って る !
( リー ) テ ~ ヤ !
でか した ぞ 文殊 。
ハハハハ … ハハハハ … !
( 丸 鉄 ) アキオ ~ !
アキオ ? あっ !
( 少年 たち ) アキオ 兄 ちゃ ~ ん !
く ~ !
だ … だっ !
すま ん 。
( トドロキ ) 丸 鉄 確か さっき
アキオ と 言って い た が
あの 子 は 一体 ?
あの 子 は … アキオ は … 。
お前 の …
お前 の 弟 だ 。 ( トドロキ ) あっ 。
あっ 。 えっ ! ?
う … うそ だ !
弟 は …
弟 は … 。
< あっ ! >
( トドロキ ) あの 炎 の 中 で … 。
( アキオ ) < ん ~ ん ~ !
ん ~ !
ん ! > ( トドロキ ) < アキオ ! >
♪ ~
お前 が …
お前 が 殺し て … ! ( 少年 1 ) 違う !
( 少年 2 ) 丸 鉄 は 誰 も 死な せ たり し ない !
僕 たち を アキオ 兄ちゃん を 助け た ん だ !
5 年 前 … 。
( 丸 鉄 ) 不 忍 の 手口 に 嫌気 が 差す よう に なって い た 俺 。
アキオ を 思わず 抱き締め て い た 。
< アキオ ! あ ~ ! >
( アキオ ) < お 兄 ちゃ ~ ん ! >
< ダメ だ ! 煙 を 吸い込 ん で しまう >
( 丸 鉄 ) < く そ ~ ! >
( 丸 鉄 ) この 子 を 救え ば
俺 も 少し は 変わ れる ん じゃ ない か と … 。
( 丸 鉄 ) だ が そう じゃ なかった 。
( せきこみ )
アキオ と 同じ 被害 者 を ただ 増やし て いく だけ だった 。
だから 不 忍 を 壊滅 に 追い 込も う と
今回 の こと を 計画 し た 。
そう だった の か 。
( 少年 1 ) 丸 鉄 … 。 ( 少年 2 ) 丸 鉄 大丈夫 ?
( 少年 3 ) けが は ない ? ( 少年 4 ) 丸 鉄 よかった 。
不 忍 が 襲った 家 の 子 ども たち を
丸 鉄 が 横取り し た お 金 で
アキオ 君 が お 兄さん と し て この 子 たち の 面倒 を 見 て いる の 。
丸 鉄 を 中心 に 一 つ の 家族 の よう に ね 。
そんな … 。
じゃあ 今 そこ に い た の は … 。
( トドロキ ) くっ … 。
( 泣き声 )
アキオ ~ !
どこ に 行く ! ? 丸 鉄 !
( 丸 鉄 ) 不 忍 の アジト だ 。
アキオ を 取り戻す !
アキオ を 取り戻す の は 俺 だ !
お前 は アジト に 案内 する だけ で いい 。
よけい な こと は する な !
トド ロキ お前 の 気持ち は 分かる 。
だけど 丸 鉄 は あの 不 忍 から
アキオ や この 子 たち を 助け て き た ん だ ぞ 。
それ に その 前 に やる こと が あん だ ろ 。
ふざける な ! それ でも こいつ は
丸 鉄 は
不 忍 の 一員 だ 。
不 忍 に 俺 の 両親 は 殺さ れ た ん だ !
( 丸 鉄 ) お前 の 言う とおり だ 。
俺 の 罪 は 決して 消え ない 。
アキオ を 連れ戻し たら
俺 を 好き に し て いい 。
俺 も 行く って ば よ ! 僕 も 行き ます !
じゃあ サクラ ちゃん は この 子 たち の こと を 頼む ぜ 。
任せ て !
♪ ~
♪ ~
トド ロキ 。
5 年 間 俺 は ヤツ を
憎み 続け て き た ん だ 。
( アキオ ) < ん ~ ん ~ !
ん ~ ! >
いまさら どう しろ と ! ? くそ !
とにかく 今 は お前 の 弟 だ 。
分かって る 。
今度 こそ 俺 は アキオ を … 。
( たたく 音 ) ( アキオ ) う わ ! う わ !
( たたく 音 ) ( アキオ ) う っ !
あ ~ !
俺 たち の 宝 を どこ に やった ! ? ( アキオ ) う わ !
( 修羅 ) お前 ら の 隠れ が は どこ だ ! ? ( アキオ ) う ~ !
う ~ … う ~ 。
さ ぁ 言え 。
絶対 に … 言う もん か 。
この ガキ が !
あれ が 不 忍 の アジト 。
( 丸 鉄 ) あそこ が 頭 修羅 の 屋敷 だ 。
恐らく アキオ は あそこ に 。
アキオ … 。
あっ おい トド ロキ 待て !
く っそ ~ !
♪ ~
や べ ぇ 気付か れ ち まった って ば よ !
ど わ ~ !
♪ ~
( リー ) 木 ノ 葉 旋風 !
ここ は 僕 に 任せ て ください !
ゲジ マユ 頼む ぜ !
( 殴る 音 )
( トドロキ ) アキオ ~ ! ( 丸 鉄 ) こっち だ 。
( 丸 鉄 ) 恐らく アキオ は 地下 室 で 拷問 さ れ て いる はず だ 。
ヤツ は 元 忍者 だ 。
何 を し て くる か 分から ねえ ぞ 。
俺 が 先 に 行 こ う 。
ん ?
アキオ !
ま … 待て って ! ( トドロキ ) アキオ ~ !
う っ !
丸 鉄 ! 貴 様 !
来る な !
丸 鉄 ! アキオ !
おい 丸 鉄 !
≪ ( 修羅 ) フッフッ フッフッ … 。
1 匹 しか 網 に かから なかった か 。
修羅 !
強情 な ガキ だ 。
口 を 割りゃ し ねえ 。
お 宝 は 別 の 方法 で 取り戻す さ 。
て め ぇ ら を 殺し た 後 で な 。
♪ ~
( トドロキ ) あ ~ ! あ ~ !
( トドロキ ) う ~ ! う ~ !
( 修羅 ) フフ フフ … ハハハハ … !
う ~ !
ナルト 修羅 を 追え !
こっち は 大丈夫 だ 。
こんな 鉄 格子 … 。
う っ ! く ~ !
分かった って ば よ ! トド ロキ 後 は 頼 ん だ ぜ !
♪ ~
♪ ~
ん !
ん ? フッ 。
あば よ !
多重 影 分身 の 術 !
く ~ !
う ~ !
フゥ ~ ! くっ !
フッ ! く ~ !
くっ ! く ~ !
ん ~ ! フッ !
♪ ~
く ~ ! く ~ !
ハッ ! ハァ … 。
トド ロキ アキオ を !
あ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
トド ロキ !
ん ?
♪ ~
ん ~ !
( 修羅 ) 五月雨 血 華 !
う わ !
♪ ~
お前 だけ は 絶対 に 許さ ねえ !
螺旋 丸 !
う わ ~ !
ド ~ リャ ~ !
( 修羅 ) う わ ~ !
( 衝突 音 )
( せきこみ )
あっ 。
( アキオ ) < ん ~ ん ~ !
ん ~ ! >
( トドロキ ) 《 そう だった の か 丸 鉄 。
お前 は そう やって アキオ を 守って … 。
なのに 俺 は …
俺 は … ! 》
♪ ~
う っ !
♪ ~
丸 鉄 アキオ を !
うん !
♪ ~
兄さん … やっぱり 助け に 来 て くれ た ん だ 。
しっかり しろ ! アキオ !
兄さん … ホント に 兄さん な ん だ ね 。
♪ ~
これ で 不 忍 は おしまい だ な 。
ああ 。 ( リー ) そう です ね 。
あっ ところ で ナルト 君 は ?
≪ お ~ い ! ( リー ・ 丸 鉄 ) あっ 。
うずまき ナルト ただいま 参上 だって ば よ !
あ … あ ~ !
ナルト ! リー さん !
( 少年 1 ) あっ アキオ 兄ちゃん !
( 少年 2 ) アキオ 兄ちゃん が 帰って き た !
( 少女 ) フフ … アキオ 兄ちゃん だ !
( 少年 3 ) 大丈夫 ? アキオ 兄ちゃん 。
( アキオ ) ああ 。 ( 少女 ) 大変 けが し てる !
大丈夫 大した こと ない さ 。
サクラ ちゃん 傷 の 手当て 頼む って ば よ 。
任せ て !
頼み ます 。
面倒 を かけ た 。
都 に 行 こ う 。
( トドロキ ) お前 は どう し て も 許 せ ない 。
しかし アキオ を 救って くれ た こと も 事実 だ 。
不 忍 は 壊滅 し た 。
護送 中 の 丸 鉄 も 戦い に 巻き込ま れ 死亡 。
あっ 。
兄さん … 。
トド ロキ … 。
フフッ … 。
( 少年 たち ) わ ぁ ~ ! 万歳 万歳 !
ハハハハ … !
ありがとう !
い て やる ん だ ろ ?
えっ ?
お前 は 丸 鉄 や あの 子 たち と
一緒に い て やる ん だ ろ ?
俺 は ダメ な 兄貴 だった が
お前 は あの 子 たち に とって
かけがえのない 兄貴 だ 。
兄さん 。
これ は … 。
あの 時 渡 せ なかった お土産 だ 。
兄さん … ありがとう 。
♪ ~
帰る ぞ ! 忍者 ども 。 おう !
( 少年 たち ) さ よう なら ~ !
( リー ) 皆さん お 元気 で ! また な ~ !
( 少年 たち ) また ね ! バイバ ~ イ !
♪ ~
… って 丸 鉄 が い なく て
どう やって この 森 出る ん だって ば よ !
いまさら 戻 れ ん !
さっき も この 道 通った わ よ ね ?
おなか が 減って もう ダメ です 。 ( おなか が 鳴る 音 )
あ … 。
お ~ い ! 誰 か 助け て くれ って ば よ ~ !
♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は
♪ いつも 近く で
♪ 笑って いる から
♪ ~
♪ 形 の 無い 喜び を 見つけ たい から
♪ かけぬけ て 行く 槍 の 雨 が 降って も
♪ 言葉 に なら ない この 大きな 夢 を
♪ 叶え て み せる 傷 が 深く なって も
♪ 信じ 続け て 今 の 僕等 は ある から
♪ 目 を そらさ ず 走り 続け て やる
♪ もしも 未来 に 光 が 無い と 言わ れ て も
♪ 変え て み せる 全て の 思い で
♪ 照らす よ 今 すぐ
♪ きっと 風 は 僕ら の 心 を 試し て いる ん だ ろ う
♪ そっと 心 の 中 で 手のひら を 握りしめ た
♪ きっと 君 は 涙 の 答え を
♪ 探し て いる ん だ ろ う
♪ ずっと 夢 は 近く で 答え を つか ん で 待って る
♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は
♪ いつも 近く で 笑って いる から
♪ ~
〈 ナルト あんた 一体 何 考え てる の ? 〉
〈 何 って けが人 を 病院 に 連れ てった だけ だって ば よ 〉
( シズネ ) 〈 だ から って 里 に 部 外 者 を 入れる なんて … 〉
〈 でも あいつ 絶対 悪い ヤツ じゃ ない ん だ って 〉
〈 気持ち は 分かる けど 相手 は 記憶 喪失 な ん だ から 〉
( シズネ ) 〈 敵 の スパイ の 可能 性 だって ある の よ 〉
〈 頼む よ ばあちゃん ! 〉 ( 綱 手 ) 〈 今回 に 限り
特例 を 認めよ う ただし お前 が あの 子 の 保証 人 と なり
すべて の 責任 を 負う こと 以上 ! 〉
( まる 子 ) さあ みんな 集まって 。「 ちび まる 子 ちゃん 」 が 始まる よ !
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )