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ナルト, Naruto Episode 219

Naruto Episode 219

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ

♪ ~

♪ ずっと 側 に い た から

♪ 空 い た 隙間 大き すぎ て

♪ 生意気 な 君 の 素直 な 返事

♪ 「 また ね … 」 が 淋しい

♪ 見慣れ ない 街 で 泣 い てる なら

♪ 側 に い なく て も

♪ 笑顔 は 届け たい

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ

♪ こんなに も 近く に 感じ てる

♪ ふた つ の 想い

( 我 愛 羅 ) ここ まで だ な マツリ を 返し て もら お う 。

( 宝 亀 ) これ で 追い込 ん だ つもり か ?

( 宝 亀 ) 勘違い する な よ 。

追い込ま れ た の は お前 の ほう だ 。 ( 我 愛 羅 ) 何 ?

( ヒナタ ) 白 眼 !

( ヒナタ ) 敵 の 最後 の 一 人 を 行き止まり の 谷 に 追い込 ん だ 。

( ネジ ) 谷 周辺 は 不気味 な ほど 静まり返って る 。

仲間 は 見当たら ない 。

( シノ ) シカマル の 詰め 将棋 も 終わり か 。

いや まだ ヤツ ら が 手詰まり に なった と は 言い切 れ ない 。

なぜ なら 今 まで の 戦い が

陽動 と いう こと も あり うる から だ 。

( サクラ ) もう 少し よ リー さん 。

あと 2 ~ 3 本 の 筋 を つなげ ば 終わる から 。

( いの ) 《 あぁ … サクラ の 医療 忍者 ぶり

すっかり 板 に つい てる 。

なのに 私 は … 》

ハァ … 一応 手当て は 済 ん だ わ 。

一体 どんな 戦い 方 を すれ ば こんなに なる ん だ か 。

( リー ) すみません 。

助かり まし た サクラ さん ありがとう ござい ます 。

どう いたし まして 。

( いの ) あっ ダメ よ まだ !

医療 班 と し て これ 以上

戦い に 参加 する こと は 禁止 し ます 。

( リー ) いえ 行か せ て ください 。

このまま 我 愛 羅 君 を 放っとく わけ に は いき ませ ん 。

僕 たち は 恩返し 部隊 な ん です から 。

♪ ~

我 愛 羅 いかに 最終 兵器 と いわ れ た お 前 でも

さっき の 戦い で 手持ち の 砂 を 使い切った の で は ない か ?

( 我 愛 羅 ) < これ が 俺 の 武器 だ >

( 我 愛 羅 ) 《 確か に チャクラ を 練り込 ん だ 砂 は

ほとんど 使い切った だ が … 》

( 我 愛 羅 ) お前 が どんな 術 を 使 お う と

1 対 1 の 戦い に おい て 負ける わけ に は いか ない 。

フッ 武器 を 持た ぬ 忍 など 怖く は ない !

( マツリ ) う っ !

来い むげん こうがい !

( 我 愛 羅 ) あっ 。

う わ ~ !

ガリアン 刀 飛翔 昇 剣 !

♪ ~

あっ 。

( 宝 亀 ) 思い知る が いい しょせん 忍者 など

われら 匠 の 作り し 忍 具 に は かなわ ぬ こと を !

ハッ !

♪ ~

ガリアン 刀 !

♪ ~

う っ !

う ~ 。

フフフ … 本体 の チャクラ は 切れ て き た よう だ な 。

お前 の 体 に は 化け物 が 宿って いる ん だ ろ う ?

う ~ 。

さ ぁ そろそろ 守 鶴 の 力 を 使ったら どう だ ?

( ナルト ) あっ !

う っ … フッ !

う っ !

大丈夫 か ? ( マツリ ) 我 愛 羅 先生 が !

ああ 分かって る って !

いい か ? お前 は ど っか 安全 な 場所 に 隠れ て ろ 。

( マツリ ) はい !

我 愛 羅 の ヤツ サクラ ちゃん の 治療 を

受け たっ つ っ て も まだ … 。

う っ … 。

う っ !

そこ まで だ な 砂 の 里 の 最終 兵器 。

く っそ ~ 。

さっさと 守 鶴 の 力 を 使え !

≪ こら ~ ! 待ち や がれ !

何 だ ? 貴 様 は 。

こっか ら 先 は 俺 様 が 相手 に なって やる って ば よ !

邪魔 だ ぞ 小僧 。

孔雀 旋風 !

だ … だ ぁ ~ !

く っそ ~ !

木 ノ 葉 の 忍 よ 見 て いる が いい 。

五 大国 に よる 支配 の 時代 は 終わる 。

いや それ だけ で は ない 。

わが 匠 の 里 が 作り出し た 究極 の 忍 具 が 完成 すれ ば

もはや 忍者 と いう 存在 すら 必要 で は なく なる の だ 。

お前 何 言って ん だって ば よ ! ?

われら は 長年 お前 ら 五 大国 に

優秀 な 忍 具 を 平等 に 分け 与え て き た

匠 の 里 の 者 だ 。

しかし 里 どうし の 関係 が 悪化 する たび に

互い の 里 に 忍 具 が 渡る こと を 恐れ

匠 の 里 は 襲わ れ た 。

お前 たち 五 大国 の 忍者 たち は

われら の 力 で 生かさ れ て いる こと も 忘れ

恩 を あだ で 返し 続け た 。

われら 匠 の 里 の 者 たち は

高度 な 技 を 持ち ながら も 五 大国 の 顔色 を うかがい

生き延び ね ば なら なかった の だ 。

だが そんな 時代 は もう 終わる 。

まず 木 ノ 葉 から しとめ て やる 。

ガリアン 刀 !

いつ まで 逃げ て い られる かな ?

あっ !

あ ~ !

モズ の はや に え と なる が いい !

何 ! ?

お … お っ !

う ~ 。

貴 様 ! ( マツリ ) 《 我 愛 羅 先生 。

我 愛 羅 先生 の 砂 が 木 ノ 葉 の 忍者 を 守った 》

ハァ … 。

( 我 愛 羅 ) 地中 の 硬い 鉱物 を 砂 と 混ぜ て 作った 。

その ドーム は そんな ガラクタ で は 壊 せ ない 。

守り抜 い て みせる 。

俺 の この 力 で !

我 愛 羅 先生 。

笑わ せる な !

砂 の 里 の 最高 傑作

恐るべき 兵器 と いわ れ た 貴 様 が 他人 を 守る だ と ! ?

しかも 残り 僅か な チャクラ を 使い 仲間 の ため に 。

だが な それ が お前 の 命取り だ !

( 我 愛 羅 ) う っ !

あっ !

我 愛 羅 先生 !

これ で すべて の 準備 は 整った 。

く そ ~ !

ペッ … !

ん ?

う ~ 。 我 愛 羅 !

( 綱 手 ) 匠 の 里 の 者 より 連絡 が 入った 。

かねて より 五 大国 に 反感 を 持って い た

四 天 象 人 と 名乗る 者 ども が

禁断 の 研究 を 完成 さ せ

里 に 伝わる 最終 兵器 を 復活 さ せよ う と し て いる らしい 。

匠 の 里 の ほか の 住人 は 危機 を 察し

別所 に 避難 し て いる と いう こと だ 。

( カカシ ) なるほど それ で 里 が も ぬけ の 殻 だった わけ です ね 。

で その 最終 兵器 と いう の は 何 です ?

匠 の 里 の 創始 者 セイ メイ の 復活 だ 。

( カカシ ) セイ メイ ! ?

死者 蘇生 を 行 お う と いう の です か ! ?

なるほど 霊 びょう が 暴か れ て い た の も 納得 でき ます 。

( 綱 手 ) われわれ と し て は 最終 兵器 の 復活 を

何と して も 防が なく て は なら ない 。

( カカシ ) 分かり まし た で は 。

あっ ちょっと 待て 。 ( カカシ ) あっ 。

( 綱 手 ) 今回 の 任務 お前 の ほか に もう 一 人 同行 さ せる 。

( カカシ ) えっ 誰 を です ?

お っ !

フフ フフ … 。

われら が 欲し た の は 守 鶴 の チャクラ 。

何 だ と ! ?

この 時 を どれほど 待った か 。

さ ぁ 我 愛 羅 さっさと 守 鶴 に なる の だ !

そして その 力 を 俺 に 注ぎ込め !

我 愛 羅 ! ( 宝 亀 ) ん ?

今 助ける ぞ ! ナルト !

( 我 愛 羅 ) 《 マツリ 受け取れ 》

私 の 縄 ひょう 。

( 我 愛 羅 ) 《 視 神経 は つながった 。

第 三 の 目 開眼 》

やい やい て め ぇ !

一体 何 を 始める つもり だ ! ?

見せ て やろ う 。

われら 匠 の 里 の 始祖 セイ メイ 様 が 作り上げ られ た

究極 の 忍 具 を 。

究極 の 忍 具 だ と ! ?

今 こそ 完成 の 時 だ 。

ハァ ~ !

( 我 愛 羅 ) う ~ ! が ぁ ~ !

う お ~ !

う ~ ! あ ~ !

う わ ~ ! 我 愛 羅 !

♪ ~

お ~ ! セイ メイ 様 !

私 め の 肉体 を より しろ と 成し

復活 を お 遂げ ください ませ !

お ~ !

♪ ~

う わ ~ !

う ~ ! う わ ~ !

何 だって ば よ ! ? ヤツ が 消え ち まった ぞ 。

♪ ~

死体 が 生き返った 。

わが 名 は セイ メイ 。

匠 の 里 の 始祖 。

今 100 年 の 時 を 経 て

匠 の 里 の 究極 忍 具 と し て 復活 せり !

う っ ! これ は 一体 何 が 起き てる ん だ ! ?

( セイメイ ) フッフ フフ … ハハハハ … !

ハハハハ … !

長年 の わ が 思い

ついに ここ に 結実 し た の だ 。

これ で わが 匠 の 里 が

忍 の 頂点 に 君臨 する 。

そう か 。

砂 の 里 の 化け物 を

わが 力 の 源 と 成し た の だ な 。

何 だ と !

宝 亀 は こう 申し て おる 。

「 砂 の 里 の 我 愛 羅 なる 者 の 肉体 に は 化け物 が 潜 ん で おり

その 者 おり の 中 で 程なく 完全 な 化け物

守 鶴 に なる 」 と な 。

われ は 無限 と も いう べき チャクラ を

守 鶴 から 奪い取る の だ !

そんな こと さ せ ねえ って ば よ !

ト ~ リャ ~ !

タァ ~ !

あっ ! う っ !

フッ 。

( 我 愛 羅 ) う ぅ … 。

う … う ~ !

く っそ ~ !

♪ ~

待って ろ よ 我 愛 羅 !

今 出し て やっ から な !

むだ な こと を 。

旋 猛 風 。

はっ !

う わ !

まだ だ !

愚か な 。

今 出し て やっ から な !

ハァ ハァ … く そ ~ 。

く そ ~ !

我 愛 羅 ! 俺 の 声 聞こえる か ?

返事 し て くれ って ば よ !

中 は どう なって ん だ ! ?

我 愛 羅 ! 我 愛 羅 !

う ぅ … 。

う ~ お ~ !

あぁ … う ~ 。

う ~ ナルト … 。

お ~ !

シカマル 君 ! ( シカマル ) 何 だ ?

我 愛 羅 君 と ナルト 君 は どこ に いる ん です ?

ネジ ヒナタ

今 の 状況 は ? 教え て くれ 。

この 先 の 岩 に 囲ま れ た 奥 に おり が 。

そこ から ものすごい 量 の チャクラ が 引き出さ れ て いる 。

恐らく 我 愛 羅 は その 中 だ 。

( テマリ ) おい シカマル 。

何 だ ?

お前 我 愛 羅 の 中 に 恐ろしい 力 が 眠って る の は 知って る な ?

ああ 大体 は な 。

もし 我 愛 羅 が このまま チャクラ を 引き出さ れ

自我 を なくす よう な こと に なれ ば

とんでもない こと に なる ぞ 。

抑え られ て い た 守 鶴 が 暴走 する 。

暴れ だ し たら 最後 我 愛 羅 を 止める すべ は ない 。

マジ か よ 。

( セイメイ ) これ 以上 時 を むだ に する わけ に は いか ない 。

余興 は これ まで だ 。

あ ~ ちち ちち … !

く そ ~ !

待って ろ よ 我 愛 羅 。

今 出し て やっ から な !

( セイメイ ) しつこい ヤツ だ 。

いいかげん 諦めよ 。

う っ … だ … だ ぁ ~ !

まだまだ 。

ん ! ?

豪 空 砲 !

う わ !

♪ ~

あっ ! あぁ … 。

( セイメイ ) ハッハハハ … ハハハハ … !

あぁ この 時 を どれほど 待ちわび た こと か 。

さ ぁ 守 鶴 よ われ に 力 を !

♪ ~

感じる ぞ すばらしい 力 だ 。

( 我 愛 羅 ) う ぅ … 。

う ~ 。

う ~ わ ~ !

♪ ~

ん ! ?

( セイメイ ) むだ な 抵抗 は よせ 。

守 鶴 の 力 は すでに われ の もの だ 。

五 大国 に 対する 宣戦 布告 だ 。

今 まで 匠 の 忍 たち を

ないがしろ に し て き た 五 大国 の 忍 は

われら 匠 忍者 100 年 の 怨念 を 思い知る こと に なる 。

わが いけにえ に なる こと は 必然 な の だ 。

ふざける な ! えっ ! ?

俺 たち の 力 は

て め ぇ み て ぇ な ヤツ に は 渡さ ねえ !

もう これ 以上 我 愛 羅 から

チャクラ は 奪わ せ ねえ ! 分かった か ! ?

何で あの 人 は

あんな に ボロボロ に なり ながら 戦 える ん だ ろ う ?

小僧 なぜ そこ まで やる ?

砂 の 里 の 化け物 は お前 に とって 何 だ と いう の だ ?

我 愛 羅 は … 。

我 愛 羅 は 俺 の

大切 な 仲間 だ ! はっ !

< あいつ は 大切 な 者 の ため に 戦う と 言った >

大切 な 者 の ため に … 戦う 。

よか ろ う で は 死ね !

う っ !

( 物音 )

( セイメイ ) 小 娘 何 を する ?

我 愛 羅 先生 が 教え て くれ た こと やっと 分かった 。

武器 は 父 様 と 母 様 の 命 を 奪った 。

でも 大切 な 人 を 守る こと も できる って !

愚か な 。

( マツリ ) あ ~ !

く っそ ~ !

≪ ( 我 愛 羅 ) う ~ ~ !

ついに 始まった か 。

( 我 愛 羅 ) う ~ あ ~ !

♪ ~

我 愛 羅 先生 … 。

( 我 愛 羅 ) う ~ 。

あっ 我 愛 羅 !

( 我 愛 羅 ) う ~ 。

う ~ 。

あ ~ !

あっ 。

我 愛 羅 … 。

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は

♪ いつも 近く で

♪ 笑って いる から

♪ ~

♪ 形 の 無い 喜び を 見つけ たい から

♪ かけぬけ て 行く 槍 の 雨 が 降って も

♪ 言葉 に なら ない この 大きな 夢 を

♪ 叶え て み せる 傷 が 深く なって も

♪ 信じ 続け て 今 の 僕等 は ある から

♪ 目 を そらさ ず 走り 続け て やる

♪ もしも 未来 に 光 が 無い と 言わ れ て も

♪ 変え て み せる 全て の 思い で

♪ 照らす よ 今 すぐ

♪ きっと 風 は

♪ 僕ら の 心 を 試し て いる ん だ ろ う

♪ そっと 心 の 中 で 手のひら を 握りしめ た

♪ きっと 君 は 涙 の 答え を

♪ 探し て いる ん だ ろ う

♪ ずっと 夢 は 近く で 答え を つか ん で 待って る

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は

♪ いつも 近く で 笑って いる から

♪ ~

( シカマル ) 〈 おい あれ って … 〉 ( テマリ ) 〈 チッ 遅かった か 〉

( シカマル ) 〈 それ じゃ まさか … 〉 ( テマリ ) 〈 ああ

守 鶴 化 が 始まって いる 〉 ( シカマル ) 〈 く っそ ~

どう すりゃ いい ! ? 〉 ( テマリ ) 〈 まずい ぞ あの 状態 で

我 愛 羅 が 意識 を 失え ば 完全 なる 守 鶴 が 出現 する 。

そう なれ ば もう 敵 も 味方 も ない

ただ の 破壊 衝動 の 塊 に なる 〉

( シカマル ) 〈 俺 たち は ただ 手 を こまね い て

見 てる っき ゃ ねえ の か よ ! ? 〉

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Naruto Episode 219 Naruto Episode 219 Naruto Episodio 219.

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ ゆらゆら||ひずみ|||から|

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ きみ||もと||と|||

♪ ~

♪ ずっと 側 に い た から |がわ||||

♪ 空 い た 隙間 大き すぎ て から|||すきま|おおき||

♪ 生意気 な 君 の 素直 な 返事 なまいき||きみ||すなお||へんじ

♪ 「 また ね … 」 が 淋しい |||さびしい

♪ 見慣れ ない 街 で 泣 い てる なら みなれ||がい||なき|||

♪ 側 に い なく て も がわ|||||

♪ 笑顔 は 届け たい えがお||とどけ|

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ ゆらゆら||ひずみ|||から|

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ きみ||もと||と|||

♪ こんなに も 近く に 感じ てる ||ちかく||かんじ|

♪ ふた つ の 想い |||おもい

( 我 愛 羅 ) ここ まで だ な マツリ を 返し て もら お う 。 われ|あい|ら|||||まつり||かえし||||

( 宝 亀 ) これ で 追い込 ん だ つもり か ? たから|かめ|||おいこ||||

( 宝 亀 ) 勘違い する な よ 。 たから|かめ|かんちがい|||

追い込ま れ た の は お前 の ほう だ 。 ( 我 愛 羅 ) 何 ? おいこま|||||おまえ||||われ|あい|ら|なん

( ヒナタ ) 白 眼 ! |しろ|がん

( ヒナタ ) 敵 の 最後 の 一 人 を 行き止まり の 谷 に 追い込 ん だ 。 |てき||さいご||ひと|じん||いきどまり||たに||おいこ||

( ネジ ) 谷 周辺 は 不気味 な ほど 静まり返って る 。 ねじ|たに|しゅうへん||ぶきみ|||しずまりかえって|

仲間 は 見当たら ない 。 なかま||みあたら|

( シノ ) シカマル の 詰め 将棋 も 終わり か 。 しの|||つめ|しょうぎ||おわり|

いや まだ ヤツ ら が 手詰まり に なった と は 言い切 れ ない 。 ||やつ|||てづまり|||||いいき||

なぜ なら 今 まで の 戦い が ||いま|||たたかい|

陽動 と いう こと も あり うる から だ 。 ようどう||||||||

( サクラ ) もう 少し よ リー さん 。 ||すこし|||

あと 2 ~ 3 本 の 筋 を つなげ ば 終わる から 。 |ほん||すじ||||おわる|

( いの ) 《 あぁ … サクラ の 医療 忍者 ぶり ||さくら||いりょう|にんじゃ|

すっかり 板 に つい てる 。 |いた|||

なのに 私 は … 》 |わたくし|

ハァ … 一応 手当て は 済 ん だ わ 。 |いちおう|てあて||す|||

一体 どんな 戦い 方 を すれ ば こんなに なる ん だ か 。 いったい||たたかい|かた||||||||

( リー ) すみません 。

助かり まし た サクラ さん ありがとう ござい ます 。 たすかり|||||||

どう いたし まして 。

( いの ) あっ ダメ よ まだ ! ||だめ||

医療 班 と し て これ 以上 いりょう|はん|||||いじょう

戦い に 参加 する こと は 禁止 し ます 。 たたかい||さんか||||きんし||

( リー ) いえ 行か せ て ください 。 ||いか|||

このまま 我 愛 羅 君 を 放っとく わけ に は いき ませ ん 。 |われ|あい|ら|きみ||ほっとく||||||

僕 たち は 恩返し 部隊 な ん です から 。 ぼく|||おんがえし|ぶたい||||

♪ ~

我 愛 羅 いかに 最終 兵器 と いわ れ た お 前 でも われ|あい|ら||さいしゅう|へいき||||||ぜん|

さっき の 戦い で 手持ち の 砂 を 使い切った の で は ない か ? ||たたかい||てもち||すな||つかいきった|||||

( 我 愛 羅 ) < これ が 俺 の 武器 だ > われ|あい|ら|||おれ||ぶき|

( 我 愛 羅 ) 《 確か に チャクラ を 練り込 ん だ 砂 は われ|あい|ら|たしか||||ねりこ|||すな|

ほとんど 使い切った だ が … 》 |つかいきった||

( 我 愛 羅 ) お前 が どんな 術 を 使 お う と われ|あい|ら|おまえ|||じゅつ||つか|||

1 対 1 の 戦い に おい て 負ける わけ に は いか ない 。 たい||たたかい||||まける|||||

フッ 武器 を 持た ぬ 忍 など 怖く は ない ! |ぶき||もた||おし||こわく||

( マツリ ) う っ !

来い むげん こうがい ! こい||

( 我 愛 羅 ) あっ 。 われ|あい|ら|

う わ ~ !

ガリアン 刀 飛翔 昇 剣 ! |かたな|ひしょう|のぼる|けん

♪ ~

あっ 。

( 宝 亀 ) 思い知る が いい しょせん 忍者 など たから|かめ|おもいしる||||にんじゃ|

われら 匠 の 作り し 忍 具 に は かなわ ぬ こと を ! |たくみ||つくり||おし|つぶさ||||||

ハッ !

♪ ~

ガリアン 刀 ! |かたな

♪ ~

う っ !

う ~ 。

フフフ … 本体 の チャクラ は 切れ て き た よう だ な 。 |ほんたい||||きれ||||||

お前 の 体 に は 化け物 が 宿って いる ん だ ろ う ? おまえ||からだ|||ばけもの||やどって|||||

う ~ 。

さ ぁ そろそろ 守 鶴 の 力 を 使ったら どう だ ? |||しゅ|つる||ちから||つかったら||

( ナルト ) あっ !

う っ … フッ !

う っ !

大丈夫 か ? ( マツリ ) 我 愛 羅 先生 が ! だいじょうぶ|||われ|あい|ら|せんせい|

ああ 分かって る って ! |わかって||

いい か ? お前 は ど っか 安全 な 場所 に 隠れ て ろ 。 ||おまえ||||あんぜん||ばしょ||かくれ||

( マツリ ) はい !

我 愛 羅 の ヤツ サクラ ちゃん の 治療 を われ|あい|ら||やつ|さくら|||ちりょう|

受け たっ つ っ て も まだ … 。 うけ||||||

う っ … 。

う っ !

そこ まで だ な 砂 の 里 の 最終 兵器 。 ||||すな||さと||さいしゅう|へいき

く っそ ~ 。

さっさと 守 鶴 の 力 を 使え ! |しゅ|つる||ちから||つかえ

≪ こら ~ ! 待ち や がれ ! |まち||

何 だ ? 貴 様 は 。 なん||とうと|さま|

こっか ら 先 は 俺 様 が 相手 に なって やる って ば よ ! ||さき||おれ|さま||あいて||||||

邪魔 だ ぞ 小僧 。 じゃま|||こぞう

孔雀 旋風 ! くじゃく|せんぷう

だ … だ ぁ ~ !

く っそ ~ !

木 ノ 葉 の 忍 よ 見 て いる が いい 。 き||は||おし||み||||

五 大国 に よる 支配 の 時代 は 終わる 。 いつ|たいこく|||しはい||じだい||おわる

いや それ だけ で は ない 。

わが 匠 の 里 が 作り出し た 究極 の 忍 具 が 完成 すれ ば |たくみ||さと||つくりだし||きゅうきょく||おし|つぶさ||かんせい||

もはや 忍者 と いう 存在 すら 必要 で は なく なる の だ 。 |にんじゃ|||そんざい||ひつよう||||||

お前 何 言って ん だって ば よ ! ? おまえ|なん|いって||||

われら は 長年 お前 ら 五 大国 に ||ながねん|おまえ||いつ|たいこく|

優秀 な 忍 具 を 平等 に 分け 与え て き た ゆうしゅう||おし|つぶさ||びょうどう||わけ|あたえ|||

匠 の 里 の 者 だ 。 たくみ||さと||もの|

しかし 里 どうし の 関係 が 悪化 する たび に |さと|どう し||かんけい||あっか|||

互い の 里 に 忍 具 が 渡る こと を 恐れ たがい||さと||おし|つぶさ||わたる|||おそれ

匠 の 里 は 襲わ れ た 。 たくみ||さと||おそわ||

お前 たち 五 大国 の 忍者 たち は おまえ||いつ|たいこく||にんじゃ||

われら の 力 で 生かさ れ て いる こと も 忘れ ||ちから||いかさ||||||わすれ

恩 を あだ で 返し 続け た 。 おん||||かえし|つづけ|

われら 匠 の 里 の 者 たち は |たくみ||さと||もの||

高度 な 技 を 持ち ながら も 五 大国 の 顔色 を うかがい こうど||わざ||もち|||いつ|たいこく||かおいろ||

生き延び ね ば なら なかった の だ 。 いきのび||||||

だが そんな 時代 は もう 終わる 。 ||じだい|||おわる

まず 木 ノ 葉 から しとめ て やる 。 |き||は||||

ガリアン 刀 ! |かたな

いつ まで 逃げ て い られる かな ? ||にげ||||

あっ !

あ ~ !

モズ の はや に え と なる が いい ! もず||||||||

何 ! ? なん

お … お っ !

う ~ 。

貴 様 ! ( マツリ ) 《 我 愛 羅 先生 。 とうと|さま||われ|あい|ら|せんせい

我 愛 羅 先生 の 砂 が 木 ノ 葉 の 忍者 を 守った 》 われ|あい|ら|せんせい||すな||き||は||にんじゃ||まもった

ハァ … 。

( 我 愛 羅 ) 地中 の 硬い 鉱物 を 砂 と 混ぜ て 作った 。 われ|あい|ら|ちちゅう||かたい|こうぶつ||すな||まぜ||つくった

その ドーム は そんな ガラクタ で は 壊 せ ない 。 |どーむ||||||こわ||

守り抜 い て みせる 。 まもりぬ|||

俺 の この 力 で ! おれ|||ちから|

我 愛 羅 先生 。 われ|あい|ら|せんせい

笑わ せる な ! わらわ||

砂 の 里 の 最高 傑作 すな||さと||さいこう|けっさく

恐るべき 兵器 と いわ れ た 貴 様 が 他人 を 守る だ と ! ? おそるべき|へいき|||||とうと|さま||たにん||まもる||

しかも 残り 僅か な チャクラ を 使い 仲間 の ため に 。 |のこり|わずか||||つかい|なかま|||

だが な それ が お前 の 命取り だ ! ||||おまえ||いのちとり|

( 我 愛 羅 ) う っ ! われ|あい|ら||

あっ !

我 愛 羅 先生 ! われ|あい|ら|せんせい

これ で すべて の 準備 は 整った 。 ||||じゅんび||ととのった

く そ ~ !

ペッ … !

ん ?

う ~ 。 我 愛 羅 ! |われ|あい|ら

( 綱 手 ) 匠 の 里 の 者 より 連絡 が 入った 。 つな|て|たくみ||さと||もの||れんらく||はいった

かねて より 五 大国 に 反感 を 持って い た ||いつ|たいこく||はんかん||もって||

四 天 象 人 と 名乗る 者 ども が よっ|てん|ぞう|じん||なのる|もの||

禁断 の 研究 を 完成 さ せ きんだん||けんきゅう||かんせい||

里 に 伝わる 最終 兵器 を 復活 さ せよ う と し て いる らしい 。 さと||つたわる|さいしゅう|へいき||ふっかつ||||||||

匠 の 里 の ほか の 住人 は 危機 を 察し たくみ||さと||||じゅうにん||きき||さっし

別所 に 避難 し て いる と いう こと だ 。 べっしょ||ひなん|||||||

( カカシ ) なるほど それ で 里 が も ぬけ の 殻 だった わけ です ね 。 ||||さと|||||から||||

で その 最終 兵器 と いう の は 何 です ? ||さいしゅう|へいき|||||なん|

匠 の 里 の 創始 者 セイ メイ の 復活 だ 。 たくみ||さと||そうし|もの|せい|||ふっかつ|

( カカシ ) セイ メイ ! ? |せい|

死者 蘇生 を 行 お う と いう の です か ! ? ししゃ|そせい||ぎょう|||||||

なるほど 霊 びょう が 暴か れ て い た の も 納得 でき ます 。 |れい|||あばか|||||||なっとく||

( 綱 手 ) われわれ と し て は 最終 兵器 の 復活 を つな|て||||||さいしゅう|へいき||ふっかつ|

何と して も 防が なく て は なら ない 。 なんと|||ふせが|||||

( カカシ ) 分かり まし た で は 。 |わかり||||

あっ ちょっと 待て 。 ( カカシ ) あっ 。 ||まて||

( 綱 手 ) 今回 の 任務 お前 の ほか に もう 一 人 同行 さ せる 。 つな|て|こんかい||にんむ|おまえ|||||ひと|じん|どうこう||

( カカシ ) えっ 誰 を です ? ||だれ||

お っ !

フフ フフ … 。

われら が 欲し た の は 守 鶴 の チャクラ 。 ||ほし||||しゅ|つる||

何 だ と ! ? なん||

この 時 を どれほど 待った か 。 |じ|||まった|

さ ぁ 我 愛 羅 さっさと 守 鶴 に なる の だ ! ||われ|あい|ら||しゅ|つる||||

そして その 力 を 俺 に 注ぎ込め ! ||ちから||おれ||そそぎこめ

我 愛 羅 ! ( 宝 亀 ) ん ? われ|あい|ら|たから|かめ|

今 助ける ぞ ! ナルト ! いま|たすける||

( 我 愛 羅 ) 《 マツリ 受け取れ 》 われ|あい|ら|まつり|うけとれ

私 の 縄 ひょう 。 わたくし||なわ|

( 我 愛 羅 ) 《 視 神経 は つながった 。 われ|あい|ら|し|しんけい||

第 三 の 目 開眼 》 だい|みっ||め|かいげん

やい やい て め ぇ !

一体 何 を 始める つもり だ ! ? いったい|なん||はじめる||

見せ て やろ う 。 みせ|||

われら 匠 の 里 の 始祖 セイ メイ 様 が 作り上げ られ た |たくみ||さと||しそ|せい||さま||つくりあげ||

究極 の 忍 具 を 。 きゅうきょく||おし|つぶさ|

究極 の 忍 具 だ と ! ? きゅうきょく||おし|つぶさ||

今 こそ 完成 の 時 だ 。 いま||かんせい||じ|

ハァ ~ !

( 我 愛 羅 ) う ~ ! が ぁ ~ ! われ|あい|ら|||

う お ~ !

う ~ ! あ ~ !

う わ ~ ! 我 愛 羅 ! ||われ|あい|ら

♪ ~

お ~ ! セイ メイ 様 ! |せい||さま

私 め の 肉体 を より しろ と 成し わたくし|||にくたい|||||なし

復活 を お 遂げ ください ませ ! ふっかつ|||とげ||

お ~ !

♪ ~

う わ ~ !

う ~ ! う わ ~ !

何 だって ば よ ! ? ヤツ が 消え ち まった ぞ 。 なん||||やつ||きえ|||

♪ ~

死体 が 生き返った 。 したい||いきかえった

わが 名 は セイ メイ 。 |な||せい|

匠 の 里 の 始祖 。 たくみ||さと||しそ

今 100 年 の 時 を 経 て いま|とし||じ||へ|

匠 の 里 の 究極 忍 具 と し て 復活 せり ! たくみ||さと||きゅうきょく|おし|つぶさ||||ふっかつ|

う っ ! これ は 一体 何 が 起き てる ん だ ! ? ||||いったい|なん||おき|||

( セイメイ ) フッフ フフ … ハハハハ … !

ハハハハ … !

長年 の わ が 思い ながねん||||おもい

ついに ここ に 結実 し た の だ 。 |||けつじつ||||

これ で わが 匠 の 里 が |||たくみ||さと|

忍 の 頂点 に 君臨 する 。 おし||ちょうてん||くんりん|

そう か 。

砂 の 里 の 化け物 を すな||さと||ばけもの|

わが 力 の 源 と 成し た の だ な 。 |ちから||げん||なし||||

何 だ と ! なん||

宝 亀 は こう 申し て おる 。 たから|かめ|||もうし||

「 砂 の 里 の 我 愛 羅 なる 者 の 肉体 に は 化け物 が 潜 ん で おり すな||さと||われ|あい|ら||もの||にくたい|||ばけもの||ひそ|||

その 者 おり の 中 で 程なく 完全 な 化け物 |もの|||なか||ほどなく|かんぜん||ばけもの

守 鶴 に なる 」 と な 。 しゅ|つる||||

われ は 無限 と も いう べき チャクラ を ||むげん||||||

守 鶴 から 奪い取る の だ ! しゅ|つる||うばいとる||

そんな こと さ せ ねえ って ば よ !

ト ~ リャ ~ !

タァ ~ !

あっ ! う っ !

フッ 。

( 我 愛 羅 ) う ぅ … 。 われ|あい|ら||

う … う ~ !

く っそ ~ !

♪ ~

待って ろ よ 我 愛 羅 ! まって|||われ|あい|ら

今 出し て やっ から な ! いま|だし||||

むだ な こと を 。

旋 猛 風 。 せん|もう|かぜ

はっ !

う わ !

まだ だ !

愚か な 。 おろか|

今 出し て やっ から な ! いま|だし||||

ハァ ハァ … く そ ~ 。

く そ ~ !

我 愛 羅 ! 俺 の 声 聞こえる か ? われ|あい|ら|おれ||こえ|きこえる|

返事 し て くれ って ば よ ! へんじ||||||

中 は どう なって ん だ ! ? なか|||||

我 愛 羅 ! 我 愛 羅 ! われ|あい|ら|われ|あい|ら

う ぅ … 。

う ~ お ~ !

あぁ … う ~ 。

う ~ ナルト … 。

お ~ !

シカマル 君 ! ( シカマル ) 何 だ ? |きみ||なん|

我 愛 羅 君 と ナルト 君 は どこ に いる ん です ? われ|あい|ら|きみ|||きみ||||||

ネジ ヒナタ ねじ|

今 の 状況 は ? 教え て くれ 。 いま||じょうきょう||おしえ||

この 先 の 岩 に 囲ま れ た 奥 に おり が 。 |さき||いわ||かこま|||おく|||

そこ から ものすごい 量 の チャクラ が 引き出さ れ て いる 。 |||りょう||||ひきださ|||

恐らく 我 愛 羅 は その 中 だ 。 おそらく|われ|あい|ら|||なか|

( テマリ ) おい シカマル 。

何 だ ? なん|

お前 我 愛 羅 の 中 に 恐ろしい 力 が 眠って る の は 知って る な ? おまえ|われ|あい|ら||なか||おそろしい|ちから||ねむって||||しって||

ああ 大体 は な 。 |だいたい||

もし 我 愛 羅 が このまま チャクラ を 引き出さ れ |われ|あい|ら|||||ひきださ|

自我 を なくす よう な こと に なれ ば じが||||||||

とんでもない こと に なる ぞ 。

抑え られ て い た 守 鶴 が 暴走 する 。 おさえ|||||しゅ|つる||ぼうそう|

暴れ だ し たら 最後 我 愛 羅 を 止める すべ は ない 。 あばれ||||さいご|われ|あい|ら||とどめる|||

マジ か よ 。

( セイメイ ) これ 以上 時 を むだ に する わけ に は いか ない 。 ||いじょう|じ|||||||||

余興 は これ まで だ 。 よきょう||||

あ ~ ちち ちち … !

く そ ~ !

待って ろ よ 我 愛 羅 。 まって|||われ|あい|ら

今 出し て やっ から な ! いま|だし||||

( セイメイ ) しつこい ヤツ だ 。 ||やつ|

いいかげん 諦めよ 。 |あきらめよ

う っ … だ … だ ぁ ~ !

まだまだ 。

ん ! ?

豪 空 砲 ! たけし|から|ほう

う わ !

♪ ~

あっ ! あぁ … 。

( セイメイ ) ハッハハハ … ハハハハ … !

あぁ この 時 を どれほど 待ちわび た こと か 。 ||じ|||まちわび|||

さ ぁ 守 鶴 よ われ に 力 を ! ||しゅ|つる||||ちから|

♪ ~

感じる ぞ すばらしい 力 だ 。 かんじる|||ちから|

( 我 愛 羅 ) う ぅ … 。 われ|あい|ら||

う ~ 。

う ~ わ ~ !

♪ ~

ん ! ?

( セイメイ ) むだ な 抵抗 は よせ 。 |||ていこう||

守 鶴 の 力 は すでに われ の もの だ 。 しゅ|つる||ちから||||||

五 大国 に 対する 宣戦 布告 だ 。 いつ|たいこく||たいする|せんせん|ふこく|

今 まで 匠 の 忍 たち を いま||たくみ||おし||

ないがしろ に し て き た 五 大国 の 忍 は ||||||いつ|たいこく||おし|

われら 匠 忍者 100 年 の 怨念 を 思い知る こと に なる 。 |たくみ|にんじゃ|とし||おんねん||おもいしる|||

わが いけにえ に なる こと は 必然 な の だ 。 ||||||ひつぜん|||

ふざける な ! えっ ! ?

俺 たち の 力 は おれ|||ちから|

て め ぇ み て ぇ な ヤツ に は 渡さ ねえ ! |||||||やつ|||わたさ|

もう これ 以上 我 愛 羅 から ||いじょう|われ|あい|ら|

チャクラ は 奪わ せ ねえ ! 分かった か ! ? ||うばわ|||わかった|

何で あの 人 は なんで||じん|

あんな に ボロボロ に なり ながら 戦 える ん だ ろ う ? ||ぼろぼろ||||いくさ|||||

小僧 なぜ そこ まで やる ? こぞう||||

砂 の 里 の 化け物 は お前 に とって 何 だ と いう の だ ? すな||さと||ばけもの||おまえ|||なん|||||

我 愛 羅 は … 。 われ|あい|ら|

我 愛 羅 は 俺 の われ|あい|ら||おれ|

大切 な 仲間 だ ! はっ ! たいせつ||なかま||

< あいつ は 大切 な 者 の ため に 戦う と 言った > ||たいせつ||もの||||たたかう||いった

大切 な 者 の ため に … 戦う 。 たいせつ||もの||||たたかう

よか ろ う で は 死ね ! |||||しね

う っ !

( 物音 ) ものおと

( セイメイ ) 小 娘 何 を する ? |しょう|むすめ|なん||

我 愛 羅 先生 が 教え て くれ た こと やっと 分かった 。 われ|あい|ら|せんせい||おしえ||||||わかった

武器 は 父 様 と 母 様 の 命 を 奪った 。 ぶき||ちち|さま||はは|さま||いのち||うばった

でも 大切 な 人 を 守る こと も できる って ! |たいせつ||じん||まもる||||

愚か な 。 おろか|

( マツリ ) あ ~ !

く っそ ~ !

≪ ( 我 愛 羅 ) う ~ ~ ! われ|あい|ら|

ついに 始まった か 。 |はじまった|

( 我 愛 羅 ) う ~ あ ~ ! われ|あい|ら||

♪ ~

我 愛 羅 先生 … 。 われ|あい|ら|せんせい

( 我 愛 羅 ) う ~ 。 われ|あい|ら|

あっ 我 愛 羅 ! |われ|あい|ら

( 我 愛 羅 ) う ~ 。 われ|あい|ら|

う ~ 。

あ ~ !

あっ 。

我 愛 羅 … 。 われ|あい|ら

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は さび||こころ||とびら||かぎ|

♪ いつも 近く で |ちかく|

♪ 笑って いる から わらって||

♪ ~

♪ 形 の 無い 喜び を 見つけ たい から かた||ない|よろこび||みつけ||

♪ かけぬけ て 行く 槍 の 雨 が 降って も ||いく|やり||あめ||ふって|

♪ 言葉 に なら ない この 大きな 夢 を ことば|||||おおきな|ゆめ|

♪ 叶え て み せる 傷 が 深く なって も かなえ||||きず||ふかく||

♪ 信じ 続け て 今 の 僕等 は ある から しんじ|つづけ||いま||ぼくら|||

♪ 目 を そらさ ず 走り 続け て やる め||||はしり|つづけ||

♪ もしも 未来 に 光 が 無い と 言わ れ て も |みらい||ひかり||ない||いわ|||

♪ 変え て み せる 全て の 思い で かえ||||すべて||おもい|

♪ 照らす よ 今 すぐ てらす||いま|

♪ きっと 風 は |かぜ|

♪ 僕ら の 心 を 試し て いる ん だ ろ う ぼくら||こころ||ためし||||||

♪ そっと 心 の 中 で 手のひら を 握りしめ た |こころ||なか||てのひら||にぎりしめ|

♪ きっと 君 は 涙 の 答え を |きみ||なみだ||こたえ|

♪ 探し て いる ん だ ろ う さがし||||||

♪ ずっと 夢 は 近く で 答え を つか ん で 待って る |ゆめ||ちかく||こたえ|||||まって|

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は さび||こころ||とびら||かぎ|

♪ いつも 近く で 笑って いる から |ちかく||わらって||

♪ ~

( シカマル ) 〈 おい あれ って … 〉 ( テマリ ) 〈 チッ 遅かった か 〉 ||||||おそかった|

( シカマル ) 〈 それ じゃ まさか … 〉 ( テマリ ) 〈 ああ

守 鶴 化 が 始まって いる 〉 ( シカマル ) 〈 く っそ ~ しゅ|つる|か||はじまって||||

どう すりゃ いい ! ? 〉 ( テマリ ) 〈 まずい ぞ あの 状態 で |||||||じょうたい|

我 愛 羅 が 意識 を 失え ば 完全 なる 守 鶴 が 出現 する 。 われ|あい|ら||いしき||うしなえ||かんぜん||しゅ|つる||しゅつげん|

そう なれ ば もう 敵 も 味方 も ない ||||てき||みかた||

ただ の 破壊 衝動 の 塊 に なる 〉 ||はかい|しょうどう||かたまり||

( シカマル ) 〈 俺 たち は ただ 手 を こまね い て |おれ||||て||||

見 てる っき ゃ ねえ の か よ ! ? 〉 み|||||||