Naruto Episode 43
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ 踏み込む ぜ アクセル
♪ 駆け引き は 無い さ 、 そう だ よ
♪ 夜 を ぬける
♪ ねじ込む さ 最後 に
♪ 差し引き ゼロ さ 、 そう だ よ
♪ 日々 を 削る
♪ 心 を そっと
♪ 開 い て ギュ っと
♪ 引き寄せ たら
♪ ~
♪ 届く よ きっと
♪ 伝う よ もっと さあ
♪ ~
♪ 生き 急 い で
♪ 搾り 取って
♪ 縺 れる 足 だ けど 前 より
♪ ずっと そう 、 遠く へ
♪ 奪い取って
♪ 掴 ん だ って
♪ 君 じゃ ない なら 意味 は 無い の さ
♪ だ から 、 嗚呼 、
♪ 遥か 彼方
♪ ~
( ハヤテ ) 第 5 回 戦
テンテン テマリ 前 へ 。
( テンテン ) 《 あんな の やら れ ちゃ ったら
こっち も 燃え ちゃ う じゃ ない 》
( ネジ ) さて 砂 の 国 の 2 人 目 か 。
おもしろい 試合 に なり そう だ な 。 ( リー ) ガンバ です ! テンテン !
♪ ~
( ハヤテ ) 開始 。
( リー ) ファイト です テンテ ~ ン !
( ガイ ) 己 の 力 を 信じろ テンテン !
( リー ) テンテ ~ ン ! 僕 たち が つい て い ます !
全力 で ぶつかって くださ ~ い !
( ガイ ) いい ぞ ! もっと だ もっと もっと 熱く 応援 しろ リー !
( ナルト ) ん ~ こいつ ら うる せ ぇ って ば よ !
( ガイ ) 行け 行け ~ !
( シカマル の あくび )
( 猿 飛 ) あの テンテン の 間合い は さすが じゃ な 。
近 すぎ ず 遠 すぎ ず 。
攻め と 守り いずれ に も 対応 が できる 。
( ハヤテ ) どう し まし た ? 始め て ください 。
( テマリ ) フン 様子 を 見よ う って いう の かい ?
言って おく けど あたし が 攻撃 を 始め たら
あんた は 一瞬 で 終わる 。
カッコ つけ て こっち の 出方 を 見よ う なんて
( テンテン ) 言って くれる じゃ ない 。
じゃあ 遠慮 なく !
ハッ !
( テマリ ) フッ 。
外し た ? そんな ばか な !
どう し た ? これ は 小手調べ か ?
それとも 縮み上がって 狙い が 定まら なかった の か ?
もう 少し 楽し め る か と 思った が
どうやら あまり 期待 でき そう に ない な 。
そんな ! テンテン の 攻撃 が 外れる なんて 。
あり え ん こと だ 。
テンテン の 飛び道具 は
百発百中 。
外れる わけ が ない 。 ( ガイ ) そう いう こと だ 。
外れ た ん じゃ ない 外さ れ た ん だ 。
えっ ! ?
( カンクロウ ) あいつ 相変わらず いい 性格 し てる じゃ ん 。
( 我 愛 羅 ) くだら ん 。
( シカマル ) みっ と も ねえ の 。 ん ?
また 砂 の 勝ち だ 。
ん な こと まだ 分か ん ねえ だ ろ 。
分か ん だ よ 。 何で だ よ ? 何で 分かる ん だ よ ?
俺 に 分かる よう に 説明 しろ よ !
ば ~ かんな めん どくせ ぇ こと できる か 。
( チョウジ ) シカマル が そう 言う ん なら きっと そう な ん だ ろ 。
こいつ ら も よく 分か ん ねえ ヤツ ら だって ば よ 。
( テンテン ) 《 落ち着く の よ 。
あいつ の 挑発 に 乗って は ダメ 。
1 つ 2 つ
3 つ … 。
かわさ れ て いる の なら それ を さ せ なけ れ ば いい 》
( テマリ ) 《 ふ ~ ん 間合い を 測って る 。
今度 は 大技 か 》
( テンテン ) 《 そう か あの 扇子 が タネ って わけ ね 。
だったら … 》
♪ ~
( テンテン ) これ で どう ?
♪ ~
そんな ! 私 の 飛び道具 が !
あの 扇子 に カラ クリ が … 。
フフ … これ が 一 の 星 あと 2 つ 。
3 つ の 星 が 見え た とき
お前 は 負ける 。
テンテン ! 相手 に のま れ て は ダメ です !
平常 心 です ! 平常 心 !
( テンテン ) 《 分かって る わ リー 本当 は 予選 じゃ なく て
本選 で 使う つもり だった ん だ けど
そう も 言って られ ない みたい 》
あっ 。 ( ガイ ) もう あれ を 使う の か 。
巻物 2 本 出し て どう する つもり だって ば よ ?
フン 何 を しよ う と むだ よ 。
双 昇 竜 !
♪ ~
フン いくら 数 を 増やし た ところ で
同じ こと だ !
二 の 星 !
♪ ~
まだまだ ! ハッ !
♪ ~
( テンテン ) ハッ !
( テンテン ) 《 やった か ? 》
( テマリ ) フフ … 。 ( テンテン ) う っ !
♪ ~
三 の 星 。
( テンテン ) 《 消え た ! ? 》
( テンテン ) どこ だ ?
( テマリ ) ここ だ よ ! ( テンテン ) 《 しまった ! 》
♪ ~
忍法 …
カマイタチ !
テンテン !
♪ ~
あの 風 に は チャクラ が 練り込ま れ て いる 。
( リー ) え ! ?
( ネジ ) テンテン は よく 戦った 。
だが あの 竜巻 から は 逃れ られ ん 。
ひ … ひで ぇ って ば よ 。
テンテン … 。
つまらない な ホント に 。
テンテン の 武器 攻撃 を 完全 に 封じる と は 。
こんな … ばか な !
何 な ん だって ば よ あいつ 。
や っぱ シカマル が 言った とおり 砂 の 勝ち だ ね 。
ハァ … だ から 言った ん だ 。
俺 ら が こんな とこ で 負ける わけ ない じゃ ん 。
( 我 愛 羅 ) フン 。
砂 の 国 … 恐 る べし じゃ のう 。
( ハヤテ ) 第 5 回 戦 勝者 テマリ 。
( テマリ ) フッ 。 ( リー ) マズ い !
♪ ~
くっ !
ナイス キャッチ 。
何 を する ん です ! ?
それ が 死力 を 尽くし て 戦った 相 手 に する こと です か ! ?
( テマリ ) うる せ ぇ な とっとと その ヘッポコ を 連れ て け よ !
よせ ! リー !
( リー ) 木 ノ 葉 旋風 ! あっ !
( リー ) 何 ! ? ( テマリ ) 見かけ どおり
やっぱり あんた も 鈍い ん だ な 。 ( リー ) 何 だ と ! ?
( ガイ ) やめろ リー ! ( リー ) あっ ガイ 先生 。
( テマリ ) チッ 。
( 我 愛 羅 ) テマリ 早く 上がれ 。
勝ち 名乗り は 受け た ん だ 。
いつ まで も そんな 見苦しい 保護 者 同伴 の 男 の 相手 を する な 。
何 ! ?
♪ ~
もう いい だ ろ う リー 。
砂 の 諸君 。
ひと言 忠告 し て おき たい ん だ が いい かな ?
この 子 は 強い よ 覚悟 し とい た ほう が いい 。
( キバ ) 砂 の ヤツ ら に ケンカ 売る と は な 。
俺 だったら 絶対 ヤツ ら と は やり たく ねえ が な 。
( ヒナタ ) す … すごい 人 たち ばっかり 。
( 赤 丸 の 鳴き声 )
≪ ( サクラ ) あんな ヤツ ら に 負ける ん じゃ ない わ よ ナルト !
あっ サクラ ちゃん 。
サクラ ちゃん ねぇ もう 大丈夫 な の ?
そんな こと より あんた 自分 の 心配 し なさい よ 。
あっ 俺 ?
別に どこ も けが し て ない けど 。
違う わ よ ! こんな とこ で 負け たら 男 が 廃る って こと 。
サスケ 君 に 合わす 顔 ない わ よ 。
お … おう 。
それ と …
さっき は ありがとう 。
< ダメ だ ~ ! サクラ ちゃ ~ ん !
ここ まで 頑張って き た のに
サスケ ばか 女 なんか に 負け たら 女 が 廃る ぞ ! >
あの 時 あんた の ばか みたい な 声援 が なかったら
私 い の に あっさり と 負け て た か も 。
うん そう だ ね 。
こいつ !
お ~ っ しゃ ! 早く 早く
次 俺 ! 次 は … 次 は 僕 !
( リー ) く ~。
俺 ね 。
( いの ) シカマル ~ ! 負け ん じゃ ない わ よ ~ !
男 を 見せろ ~ ! ( シカマル ) へい へい 。
( いの ) 16 連 コンボ で ボッコボコ よ !
( チョウジ ) 《 い の の ヤツ す ん げ ぇ 元気 に なって る 》
勝って こ ~ い !
( ドス ) ヤツ は 影 を 操る 影 に 気 を 付ける こと だ ね 。
( キン ) フッ … あんな くだらない 術 に は かから ない よ 。
( いの ) シカマル ! そんな ヤツ ボッコボコ よ ~ !
あ ~ あ めん どくせ ぇ 。
しかも 女 が 相手 じゃ やり づれ ぇ な 。
なら すぐ 終わら せ て やる よ 。 ( いの ) ゴーゴー シカマル !
( シカマル ) 《 って ぇ か こい つら の 実力 は
第 2 の 試験 の 一 件 で 知って いる と は いえ … 》
( シカマル ) 《 こいつ の 術 に 関し て は 全く 分から ねえ 》
( シカマル ) 《 その 上 俺 の 術 は こいつ に 見 られ てる 。
とはいえ 俺 に は … 》 ( ハヤテ ) シカマル 対 キン 。
( ハヤテ の せきこみ ) ( ハヤテ ) 開始 。
これ しか ねえ 。
( キン ) ばか の 一 つ 覚え か ? ( シカマル ) うる せ ぇ !
( シカマル ) 《 忍法 影 真似 の 術 ! 》
そんな 術 お前 の 影 の 動き さえ 見 て れ ば
怖く ない ん だ よ ! ( 鈴 の 音 )
( 鈴 の 音 )
( 鈴 の 音 )
鈴 ?
ヘッ 古い 手 使い や が って 。
お 次 は 鈴 を 付け た 千 本 と 付け て ない 千 本 を
同時に 投げ ん だ ろ ?
鈴 の 音 に 反応 し て かわし た つもり で い たら
音 の ない 千 本 に 気付か ず グサリ 。
ヘッ そう だ ろ ? ( キン ) おしゃべり な ヤツ だ !
じゃあ 影 千 本 に 打た れ ない よう に と … 。
ネタ が 分かって よく 見りゃ … 。
( 鈴 の 音 ) ( シカマル ) 何 ! ?
後ろ !
( 鈴 の 音 )
( シカマル ) 《 糸 ?
あっ しまった ! 》 ( キン ) 遅い !
( シカマル ) う っ ! ( いの ) シカマル !
もろ 食らった って ば よ 。 もろ じゃ ない わ よ 。
よく 見なさ いよ 。 え ?
一応 致命 傷 は 外し た 。
今度 は こっち の 番 だ !
そう は いか ない よ ! ( 鈴 の 音 )
( 鈴 の 音 )
な … 何 だ ? ( 鈴 の 音 )
( シカマル ) あっ 。
ヘヘ … あたし の 鈴 の 音 を 聞い た ヤツ は ね
みんな そう なる の さ 。 ( 鈴 の 音 )
( キン ) この 特殊 な 鈴 の 音 の 振動 が
鼓膜 から 脳 へ と 直接 働きかける 。
そして お前 に 幻覚 を 見 せる の さ 。
( 鈴 の 音 )
むだ だ ! そんな こと じゃ あたし の 鈴 の 音 を 防ぐ こと は
でき ない … 。
く そ ~ ! どれ だ ? どれ が 本物 だ ?
( 鈴 の 音 ) ( キン ) 手 も 足 も 出 ない だ ろ ?
い ちる の 望み だった お前 の 影 も どこ へ 伸ばせ ば いい か
分から ない 始末 じゃ ね 。
( キン ) さ ぁ ゆっくり 料理 し て あげる よ 。
( 鈴 の 音 )
ナメ や が って 。
( シカマル ) う わ !
今度 は 5 本 次 は 7 本 。
お前 が ハリネズミ に なる まで 続け て やる よ 。
うそつき 女 め 。 ( キン ) あ ?
最初 に すぐ 終わら せる って 言った じゃ ねえ か 。
そう かい 痛み に 耐え かね て 楽 に なり たく なった かい 。
( 鈴 の 音 )
じゃあ これ で 終わり に して やる よ 。
とどめ だ !
何 ! ?
か … 体 が … 。 ( ドス ) あっ 。
( シカマル ) ハァ … ようやく 影 真似 の 術 成功 。
な … 何 を 言って る の ?
そんな お前 の 影 など どこ に も … 。
ヘッ まだ 気付か ねえ の か ?
( キン ) ま … まさか 。
( シカマル ) その まさか だ ば ~ か 。
こんな 高 さ に ある 糸 に 影 が 出 来る わけ ねえ だ ろ 。
俺 は 自分 の 影 を 伸ばし たり 縮め た り でき ん だ よ 。
( キン ) チッ 影 が どんどん 太く なる 。
これ は 糸 の 影 じゃ なかった の か 。
そう 俺 の 影 を 細く 伸ばし 糸 の 影 の よう に 見せかけ て
お前 に くっつけ た 。
だが それ で どう やって 勝つ と いう ん だ ?
同じ 動き を する だけ な の に 。
うる せ ぇ な 黙って 見 て ろ 。
ヘッ 。
ばか か ? お前 そのまま 攻撃 し たら
お前 も 傷つく ん だ ぞ 。
ん な こと は 分かって る よ 。
まさか お前 … 。
手 裏 剣 の 刺し 合い だ どこ まで もつ かな ?
( キン ) ばか よせ !
( キン ) 《 フン しょせん はったり … 。
あっ ! 》 ( シカマル ) ヘヘ ! いっち ょ 上がり !
よっ と 。
忍 なら な 状況 や 地形 を 把握 し て 戦い や がれ 。
お互い 同じ 動き を し て も
俺 と お前 の 後ろ の 壁 と の 距離 は
お互い 違った ん だ よ 。
手 裏 剣 は 後ろ の 壁 に 注意 が 行か ない よう
気 を そらす の に 利用 し た だけ だ 。
( ハヤテ ) 勝者 奈良 シカマル 。
( いの ) いい わ よ ~ シカマル ! ( チョウジ ) カッコいい !
次 は 僕 … 次 は 僕 … 次 は 僕 !
あいつ 地味 ~ な くせ し て
ちょっと 今 の は カッコ よかった って ば よ く そ ~ 。
( ドス ) 《 残る は 僕 だけ です か 》
( ハヤテ ) で は 次 の 試合 です 。
あと 残る は 音 忍 1 人 に 俺 と ヒナタ と ナルト 。
チョウジ ネジ に リー それ と 砂 の あいつ 。
頼む から あいつ と だけ は 勘弁 し て くれよ 。
ことし の ルーキー と は やりがい あり そう だ が … 。
♪ ~
来 た ~ ! 来 た ~ 来 た ~ 来 た ~ !
お 待た せ し まし た ! やっと 俺 の 出番 だって ば よ !
う っ ひ ょ ~ ! ラッキー !
あいつ に なら 確実 に 勝 てる ぞ ! 赤 丸 。
( ほえ 声 )
次 僕 じゃ なかったら
サクラ さん に ゲジ マユ って 嫌わ れる 。
もし 次 僕 じゃ なかったら サクラ さん に … 。
( カカシ ) 《 この リー って 子 昔 の ガイ に そっくり だ な 》
フフ ~ ! 頑張って よ ! ナルト 。
任せ と けって ば よ !
( カカシ ) 《 さ ぁ ナルト 見せ て もら お う か 。
お前 の 成長 ぶり を 》
やる って ば よ !
♪ ねぇ 聞こえ ます か ?
♪ 空 は 果てしなく
♪ 青く 澄 ん で い て
♪ 海 は 限りなく
♪ 広大 で い て
♪ 君 は いつ まで も
♪ 笑顔 で い て
♪ じゃ ない と
♪ 泣 い ちゃ う から
♪ 周り を 見まわさ なく て も
♪ もう いい ん だ よ
♪ この 手 の 中 に は
♪ みんな が いる から
♪ 泣き たく なって
♪ 逃げ たく なって
♪ 幸せ を 忘れ て しまったら
♪ みな 歌え
♪ 光 が 生まれ
♪ 闇 が 生まれ た
♪ 二 つ は 一 つ
♪ ハルモニア 感じ て
♪ テレパシー
♪ ねぇ 聞こえ ます か ?
〈 く っそ ~ キバ の 野郎 !
俺 が ちょっと 手加減 し て やったら 図 に 乗り や が って !
キャンキャン キャンキャン うる せ ぇ って ば よ !
いい から 強 がって ねえ で 犬 でも 何でも 使って こい って ん だ !
お前 が どんな 修業 し て き た か 知 ん ねえ けど
俺 って ば 火影 に なる 男 !
ぶ っ 飛ばさ れ て 泣き を 見 ん の は お前 の ほう だって ば よ ! 〉
〈 俺 を ナメ ん な よ ! 〉