Naruto Episode 48
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ 踏み込む ぜ アクセル
♪ 駆け引き は 無い さ 、 そう だ よ
♪ 夜 を ぬける
♪ ねじ込む さ 最後 に
♪ 差し引き ゼロ さ 、 そう だ よ
♪ 日々 を 削る
♪ 心 を そっと
♪ 開 い て ギュ っと
♪ 引き寄せ たら
♪ ~
♪ 届く よ きっと
♪ 伝う よ もっと さあ
♪ ~
♪ 生き 急 い で
♪ 搾り 取って
♪ 縺 れる 足 だ けど 前 より
♪ ずっと そう 、 遠く へ
♪ 奪い取って
♪ 掴 ん だ って
♪ 君 じゃ ない なら 意味 は 無い の さ
♪ だ から 、 嗚呼 、
♪ 遥か 彼方
♪ ~
( ネジ ) おい そこ の 落ちこぼれ 。
( ネジ ) お前 に 2 つ ほど 忠告 し て おく 。
忍 なら 見苦しい 他人 の 応援 など やめろ 。
そして もう 一 つ 。
しょせん 落ちこぼれ は 落ちこぼれ だ 。
変われ など し ない 。
( ナルト ) 試し て みる か ?
フッ 。
( サクラ ) あっ !
あっ !
お前 … 。 ( リー ) ナルト 君 の 気持ち は
痛い ほど 分かり ます しか し
勝負 は ちゃんと し た 試合 で 行う べき です 。
落ちこぼれ が 天才 を 努力 の 力 で 打ち 負かす 。
本選 が 楽しみ じゃ ない です か 。
《 約束 する って ば よ 》
♪ ~
絶対 勝つ !
( シカマル ) おい チョウジ お前 ヤベェ ぜ 。
あと 強い の しか 残って ねえ ぞ 。
音 隠れ の 野郎 は あん 中 じゃ いちばん 強 そう だ し
リー は サスケ と やり合 える くらい 強 ぇ らしい し な 。
特に あの 砂 の 野郎 。
ああ いう の が いちばん ヤバ い ん だ ぜ 。
( チョウジ ) べ … 別に いい もん 。
そん とき は すぐ 棄権 する し … 。
( アスマ ) って こと は
焼き肉 食い 放題 って の も なし だ な 。
え ~ ! そんな ~。
( アスマ ) な ~ に ヤバ く なったら
ヒナタ の 時 み たい に 俺 が 止め に 入って やる よ なぁ 。
特上 牛 タン でも 骨付き カルビ でも … 。
( いの ) 《 食い物 なんか で 釣ら ない で よ 》
( シカマル ) 《 つう か ヒナタ の 時 あんた 止め に 入って ない し 》
お ~ !
や き に く ~ !
焼き肉 行く ぞ ~ !
食べ 放題 ~ !
( カンクロウ ) 《 ヤベェ 感じ だ ぜ 》
( テマリ ) 《 さっき の 戦い を 見 て … 》
( バキ ) 《 うずき だし た か 。
あいつ の 中 に いる 魔物 が 》
( カンクロウ ) 《 あの ネジ って 野郎 も 気 に なる し … 》
( カンクロウ ) 《 ここ は ひと つ … 》
( テマリ ) カン クロウ ? ( カンクロウ ) 情報 収集 だ よ 。
ちょ いっと な 。
おい ! ん ?
( カンクロウ ) どう し た ん だ よ こんな とこ に 。
仲間 の とこ に 行か なく て いい の か ?
べ … 別に いい だ ろ 。
( カンクロウ ) 《 フフン なるほど 》
あいつ 日向 ネジ と か いった な 。
さっき の 試合 を 見る かぎり じゃ
まだ 力 を 隠し て いる よう だった が どんな ヤツ な ん だ ?
ん ~ !
俺 が ぶ っ 倒す !
いや 誰 も そんな こと 聞い て ねえ し 。
( カンクロウ ) 《 って いう か レベル が 違い 過ぎる だ ろ 》
お前 おもしろい ヤツ じゃ ん 気 に 入った ぜ 。
お前 おもしろく ない じゃ ん 気 に 入ら ねえ って ば よ 。
( カンクロウ ) 《 この 野郎 ぶ っ 殺す ぞ 》
( ハヤテ の せきこみ )
( ハヤテ ) で は 試合 を 再開 し ます 。
( ガイ ) よ ~ し ! 今度 こそ 出番 だ ぞ 。
それ 行け リー !
いえ ! ( サクラ ・ ガイ ) ん ?
ここ まで 来 て しまった ん です どうせ なら
僕 は トリ が いい です 。
《 リー さん すね てる ? 》
♪ ~
♪ ~
( 我 愛 羅 ) 早く 下り て こい 。
う お ~ ! ( 一同 ) あっ 。
セーフ !
( いの ) こら ! ( シカマル ) 紛らわしい マネ す ん な !
《 あっ リー さん 》
引っ掛かり まし た ね !
最後 が いい と 言った なら そう なら ない 。
電柱 に 当てる つもり で 投げ た 石 は 当たら ず
外す つもり で 投げ た 石 は 当たって しまう 。
その 法則 の 応用 です ! ( ガイ ) おう !
さすが 俺 の 教え子 。
( リー ) 僕 は トリ なんか 真っ 平 ごめん です 。
見事 に 引っ掛ける こと が でき まし た !
《 誰 が 引っ掛かった ん だ ? 》
そんな お前 に 一 つ ナイス な アドバイス を し て やろ う 。
オッス !
まだ 誰 も 気付 い て い ない かも しれ ん が
あの ひょうたん が 怪しい ぞ 。
なるほど 。
メモ は よせ ! 戦闘 中 に そんな もの を 見 てる 暇 が
あ ろ う はず が ない ぞ た わけ が 。
( リー ) なるほど 。
( カカシ ) 《 気付 い て なかった の か … 》
《 大丈夫 かな ? リー さん 》
よ ~ っ しゃ !
行け リー !
お ~ !
早々 に あなた と や れる なんて うれしい かぎり です 。
( カンクロウ ) あの オカッパ が どんな 攻撃 する か 知ら ねえ が な
我 愛 羅 に は 勝 て ない よ 絶対 に な 。
( テマリ ) 《 確か に スピード は あった けど
蹴り は 大した レベル じゃ なかった から な 》
いや 。
< う お ~ ! > ( サスケ ) < が っ ! >
< あっ >
あいつ は 強 ぇ 。
そう 慌て ない で ください 。
《 リー さん … 》
( ガイ ) 《 気 を 付けろ よ リー 》
それでは 第 9 回 戦 … 。
始め 。
木 ノ 葉 旋風 !
( リー ) あっ 。
( いの ) あれ は … 。 砂 ?
( カカシ ) 《 変わった 術 だ 》
《 ひょうたん の 中 に 砂 なんか 入れ て た の か 》
( シノ ) 《 あれ は … 》
( 我 愛 羅 ) < それ だけ か ?
砂 縛 柩 ! >
( シグレ ) < う っ あっ !
あ ~ ! う わ ~ ! >
( 我 愛 羅 ) < 砂 瀑 送 葬 ! >
( シノ ) 《 あの 惨劇 が また … 》
( リー ) 《 砂 を 操る 術 です か やっかい です ね 。
試し て み ます か ! 》
( リー ) ハァ ~ !
えっ 。
あの 速い リー さん の 攻撃 が 全然 効か ない なんて … 。
一体 どう なって る ん だって ば よ 。
あいつ に は どんな 物理 攻撃 も 通用 し ねえ 。
え ? 我 愛 羅 の 意思 に 関係なく
砂 が 盾 と なって 身 を 守 っち まう から な 。
だから 今 まで 誰一人 と し て い ねえ ん だ 。
我 愛 羅 に 傷 を 付け た ヤツ なんて な 。
( リー ) 《 クッソ ~。
本人 は ピクリ と も 動 い て い ない と いう のに 》
( 我 愛 羅 ) それ だけ か ?
楽しま せ て くれよ もっと 。
足り ない ん だ 。
血 が 。
( リー ) う わ っ !
ぐ わ っ !
う … あっ 。
どう し て リー さん 体 術 しか 使わ ない の ?
あれ じゃ 接近 戦 は 厳しい わ 。
少し は 距離 を 置 い て 忍術 でも 使わ ない と 。
使わ ない ん じゃ ない
使え ない ん だ 。 え ?
リー に は 忍術 幻 術 の スキル が ほとんど ない 。
ウソ ! ハッ セイ !
俺 が 初めて リー に 会った 頃 は 完璧 ノー センス 。
何 の 才能 も なかった 。
そんな … 信じ られ ない 。
( リー ) う わ ~ ! あっ !
( リー ) う わ ~ ! あっ !
( いの ) あっ ! ( シカマル ) おいおい 。
( ガイ ) ハハハ … 。
( ガイ ) 確か に 忍術 も 幻 術 も 使え ない 忍者 なんて
そう はい まい 。
だから 忍者 と し て 生き て いく ため に
リー に 残さ れ た 道 は 唯一 体 術 しか なかった 。
だが だ から こそ 勝 てる 。
え ? ( ガイ ) リー 外せ !
でも ガイ 先生 それ は たくさん の 大切 な 人 を
守る とき じゃ ない と ダメ だ って … 。
かまわ ん ! 俺 が 許す !
あ … アハ ハハ … 。
( いの ) あれ って … 。 ( シカマル ) おもし か ?
( カカシ ) 《 何て ベタ な 修業 だ 》
なるほど ! くだら ねえ 。
よ ~ し これ で 楽 に 動 ける ぞ いや !
( テマリ ) 《 フン 少し くらい の おもり を 外し た ところ で
我 愛 羅 の 砂 に ついて い ける わけ が … 》
( テマリ ) あ … 。 あ ~ ! ?
は ?
( カカシ ) 《 やり 過ぎ でしょ … ガイ 》
行け ~ ! リー ! ( リー ) オッス !
あ … 。
( リー ) ハァ ~ !
♪ ~
( リー ) セイ !
惜しい ! ( カカシ ) 《 速い ! 》
《 すげ ぇ 》
♪ ~
( ガイ ) 忍術 や 幻 術 が 使え ない 。
だからこそ 体 術 の ため に 時間 を 費やし
体 術 の ため に 努力 し
すべて を 体 術 だけ に 注 い で き た 。
たとえ ほか の 術 は でき ぬ と も
あいつ は 誰 に も 負け ない
体 術 の スペシャリスト だ 。
( 我 愛 羅 ) ぐ っ 。
( 一同 ) あっ !
フッ 。
( テマリ ) 《 信じ られ ない あの 我 愛 羅 が 傷 を … 》
( カンクロウ ) 《 まさか … 》
ゲジ マユ の ヤツ 前 より もっと 速い って ば よ 。
あいつ あんな に 強かった の か 。
青春 は
爆発 だ ~ !
オッス !
( 我 愛 羅 ) チッ 。
( リー ) こっち です よ !
( 我 愛 羅 ) う わ ~ !
よし 。
( リー ) 《 手応え あり です 》
すごい ! 速い !
砂 の ガード が 完全 に 追い つい て ない ! 直撃 ね !
す … す っげ ぇ 。
攻撃 が 速 すぎる 。
目 で 追う こと が でき ない よ 。
( 我 愛 羅 ) う ~ … 。
( カンクロウ ) ヤバ い な 。 ああ ヤッベェ な 。
あの 目 の クマ 野郎 結構 重い の 食らった って ば よ 。
そっち の ヤバ い じゃ ねえ よ 。 え ?
♪ ~
( リー ) あ … 。
う ~ … 。
あ ~ … 。
な … 何 だ ? 顔 が ボロボロ に 崩れた って ば よ 。
( カカシ ) 《 体中 に 砂 を … 》
まるで 無傷 か よ 。
何 な の ? あいつ 。
( カンクロウ ) 《 やっぱり 砂 を まとって や がった か 。
しかし 我 愛 羅 の あの 表情 を 見る の は 久しぶり だ ぜ 》
( テマリ ) 《 この 中 忍 試験 の 中 で
だんだん 不安定 に なり つつ ある と は 感じ て い た けど … 》
( バキ ) 《 もう 一 人 の 我 愛 羅 が 目覚め て しまった か 》
おい あれ って 何 だって ば よ ?
さっき の ゲジ マユ の 攻撃 も あれ で ガード し た の か ?
ああ ありゃ 砂 の よろい だ 。 よろい ?
( カンクロウ ) ふだん は 砂 の 盾 が オート で 我 愛 羅 を 守り
万が一 砂 の 盾 が 破ら れ た と し て も 砂 の よろい が 攻撃 を 防ぐ 。
あれ が 我 愛 羅 の 絶対 防御 だ 。
そんな の どう しよう も ない って ば よ !
弱点 なんか ねえ じゃ ん 。
( カンクロウ ) 《 いや そう は 言い切 れ ない 。
むしろ 砂 の よろい は 弱点 の めじろ 押し だ 。
オート で ない 分 チャクラ を 膨大 に 消費 する し
砂 の 盾 より 防御 力 は 劣る 。
砂 が 体 に 密着 する ため 体力 も 消耗 し ち まう 》
( テマリ ) 《 我 愛 羅 が あれ を 使わ ざる を え ない と いう こと は
今 の ところ 追い込ま れ て いる 証拠 ね 。
あの リー と か いう ヤツ かなり やる じゃ ない 。
でも 勝負 は 見え てる 。
我 愛 羅 に は 絶対 勝 て ない わ 》
それ だけ か ?
( リー ) 《 しかし 何て ガード だ 。
いくら 速く 動 け て も これ で は 僕 の 攻撃 が 効か ない 。
こう なったら 砂 の ガード の 上 から
強烈 な ダメージ を 与える しか ない 。
[ 外 : 9 A 4 D 3 B 93 F 5 ABFF 78 DA 43 BEB 12 CF 7 F 1 BE ] 華 だ 》
うん 。
( リー ) 覚悟 !
( ガイ ) 《 リー の 高速 で たたき 落とす [ 外 : 9 A 4 D 3 B 93 F 5 ABFF 78 DA 43 BEB 12 CF 7 F 1 BE ] 華 なら
あの 程度 の 薄い 砂 の ガード など 関係ない 》
さっさと 来い 。
お 望み どおり に !
浮か ない 。
( リー ) まだまだ !
♪ ~
( カカシ ) 何て 連続 蹴り だ 。
( ガイ ) 《 通常 の [ 外 : 9 A 4 D 3 B 93 F 5 ABFF 78 DA 43 BEB 12 CF 7 F 1 BE ] 華 で さえ
体 に は とてつもない 負担 が かかる 。
これ で 決めろ リー ! 》
( リー ) ぐ っ 。
ハァ ~ !
♪ ~
ぐ お っ !
( リー ) 食ら え ~ !
表 [ 外 : 9 A 4 D 3 B 93 F 5 ABFF 78 DA 43 BEB 12 CF 7 F 1 BE ] 華 !
ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
手応え あり です 。
よっ しゃ ~ !
き … 決まった ! おい ウソ だ ろ ?
やった ~ ! リー さん が 勝った ~ !
おいおい 死 ん だ ん じゃ ねえ か ?
あっ 。
あっ 。
♪ ~
何 ! ?
♪ ねぇ 聞こえ ます か ?
♪ 空 は 果てしなく
♪ 青く 澄 ん で い て
♪ 海 は 限りなく
♪ 広大 で い て
♪ 君 は いつ まで も
♪ 笑顔 で い て
♪ じゃ ない と
♪ 泣 い ちゃ う から
♪ 周り を 見まわさ なく て も
♪ もう いい ん だ よ
♪ この 手 の 中 に は
♪ みんな が いる から
♪ 泣き たく なって
♪ 逃げ たく なって
♪ 幸せ を 忘れ て しまったら
♪ みな 歌え
♪ 光 が 生まれ
♪ 闇 が 生まれ た
♪ 二 つ は 一 つ
♪ ハルモニア 感じ て
♪ テレパシー
♪ ねぇ 聞こえ ます か ?
〈 おいおい どう し ち まった ん だ よ ゲジ マユ !
さっき まで の 勢い が 全然 ねえ じゃ ねぇ か !
そんな ん じゃ お前 マジ で めちゃくちゃ に さ れ ち まう ぞ !
お … 何 だ ? ゲジ マユ の ヤツ 笑って や がる 。
こんなに 追い込ま れ て ん の に 何で 余裕 で 構え て られる ん だ 〉
〈 ゲジ マユ の ヤツ 目つき が 変 わった 〉
( ナレ ー ション ) 〈 異 世界 から の 侵略 者 ネイバー と
界 境 防衛 機関 ボーダー が 激しい 衝突 を 繰り返す 三 門 市 〉
〈 ボーダー 所属 の 三雲 修 は
自ら を ネイバー と 名乗る 謎 の 少年 空 閑 遊 真 と 出会う 〉
〈 2 人 は 雨 取 千佳 を 仲間 に 加え