Naruto Episode 66
♪ そう さ 悲し み を やさし さ に
♪ 自分 らし さ を 力 に
♪ 迷い ながら で も いい
♪ 歩き 出し て
♪ もう 一 回
♪ ~
♪ 誰 か の 期待 に ずっと 応え
♪ 誉め られる の が 好き な の です か
♪ なり たい 自分 を 摺 り 替え て も
♪ 笑顔 は いつ でも 素敵 です か
♪ 始まり だけ
♪ 夢見 て 起きる
♪ その 先 なら
♪ いつか 自分 の 腕 で
♪ そう だ 大事 な 物 は いつも
♪ 形 の ない もの だけ
♪ 手 に 入れ て も なくし て も
♪ 気付か ぬ まま
♪ そう さ 悲し み を やさし さ に
♪ 自分 らし さ を 力 に
♪ 迷い ながら で も いい
♪ 歩き 出し て
♪ もう 一 回
♪ ~
( ゲンマ ) ルール は 予選 の 時 と 同じ 。
どちら か 一方 が 死ぬ か 負け を 認める まで 行う 。
勝負 あった と 見なし た 場合
途中 で 試合 を 止める こと も ある が
それ は 俺 の 判断 だ 。
( 我 愛 羅 ) フッフ フフ … 。
( サクラ ) ん ? ( ガイ ) ん ?
( カカシ ) よう ガイ 。
リー 君 も もう 体 は いい の か な ?
( ガイ ) カカシ 。 カカシ 先生 !
( カカシ ) あっ すま ん すま ん 。
お前 心配 し て た だ ろ う 。
何 も 連絡 し なく て 悪かった な 。
( いの ) 《 あ ~ あ 怒る わ よ サクラ 》
そんな こと は もう いい の 。
( いの ) え ?
《 やっぱり ここ から じゃ よく 見え ない 》
《 サスケ 君 … 》
カカシ 先生 。
( カカシ ) ん ?
サスケ 君 の 首 に は アザ が あった でしょ ?
あれ は … 。
( カカシ ) 心配 ない よ 。
えっ … 。
( いの ) 《 アザ ? 》
( カカシ ) まっ そう いう こと だ 。
うん !
( カカシ ) 《 1 2
3 4
5 6
7 8 。
8 人 … 》
( カカシ ) この 広い 会場 に 暗部 8 人 。
2 小 隊 と は 少な すぎる 。
火影 様 は どう いう つもり だ ?
いや 相手 の 出方 が 分から ん 以上
暗部 は 里 の 主要 部 に 分散 し
配備 せ ざる を え ない の だ ろ う 。
( カカシ ) ん ? ( ガイ ) 始まる ぞ 。
油断 する わけ に は いかん だ ろ う が
今 は この 試合 注目 だ な 。
カカシ お前 が 彼 に どんな 修業 を し て き た の か
ばっ ちり チェック さ せ て もらう ぞ 。
永遠 の ライバル と し て な 。
( カカシ ) ん ? 何 か 言った ?
ノー ! ナウ い ぞ カカシ !
どう し て お前 は いつも そう アバンギャルド な ん だ ~ !
( ゲンマ ) 両者 中央 へ 。
♪ ~
フッ 。
♪ ~
♪ ~ ( 唾 を 飲み込む 音 )
♪ ~
♪ ~
( ゲンマ ) 始め !
♪ ~
( サスケ ) あっ … 。
《 カカシ が 言って た これ が 砂 か 》
う っ !
う っ う ぅ ~ !
ん ?
( 我 愛 羅 ) そんなに … 怒ら ない で よ … 。
母 さん … 。
《 何 言って や がる こいつ … 》
さっき は …
さっき は まずい 血 を 吸わ せ た ね 。
ごめん よ 。
でも
今度 は きっと
おいしい から 。
( カンクロウ ) ついに 会話 が 始まった 。
こりゃ ヤベェ じゃ ん 。
( テマリ ) 戦う 前 から あそこ まで なった 我 愛 羅 は 初めて 見 た 。
そこ まで の 相手 と いう こと か
あいつ 。
う あっ ! う っ !
( バキ ) どうやら 治まった よう だ な 。
( 我 愛 羅 ) ハァ … ハァ … 。
来い … 。
( シカマル ) なぁ 。
きのう の あいつ の ことば 覚え てっ か ?
( ナルト ) あっ 。
あいつ あの 時 … 。
< お前 たち は 必ず 俺 が 殺す 。
待って いろ >
… って 言って た ろ 。
でも そう し なかった 。
絶好 の チャンス だった のに だ 。
俺 たちゃ ヤツ の 目 に も 入って なかった 。
( 我 愛 羅 ) < さ ぁ 感じ させ て くれ ! >
俺 たち じゃ も の 足り ねえ ん だ 。
今 あいつ を 感じ させる こと が できる ヤツ … 。
サスケ だけ だって ば よ 。
< 自分 の ため に だけ 戦い 自分 を 愛し て 生きる 。
他人 は すべて それ を 感じ させ て くれる ため に
存在 し て いる と 思え ば
これほど すばらしい 世界 は ない >
( シカマル ) 《 ナルト … 》
行く ぞ !
ハッ !
♪ ~
砂 の 盾 が 砂 分身 に … 。
♪ ~
♪ ~
フッ 。
( リー ) あっ ! ( 我 愛 羅 ) あっ 。
( 我 愛 羅 ) 《 速い ! こいつ あいつ と … 》
♪ ~
♪ ~
( ガイ ) 《 速い ! リー の 標準 スピード と
ほぼ 同じ だ そして … 》
( リー ) 《 僕 の 体 術 の イメージ と
重なる 》
それ が 砂 の よろい か 。
来い 。
( キバ ) サンキュー な 暗部 の お っ さん 。
とりあえず ヒナタ は 安静 に し て い れ ば 大丈夫 だ って さ 。
( カブト ) ああ そうかい 。
( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) ん ?
あ ? この 人 知って る ?
何 言って ん だ よ この 人 は 暗部 だ ぜ 。
( 赤 丸 の 鳴き声 )
( ほえ 声 )
そう じゃ なく て 試験 で って そりゃ どう いう … 。
あっ !
( カブト ) ま ぁ こう いう こと さ 。
来い 。
来 ない なら こちら から 行く !
♪ ~
( リー ) 速い 。
あっ … 。
♪ ~
どう し た よ ? そんな もん か ?
♪ ~
( いの ) 《 す … すごい … 》
♪ ~
その よろい 剥ぎ取って やる 。
♪ ~
( ガイ ) 《 おもり を 外し た リー と
ほぼ 同じ スピード 》
《 何 か リー さん の 体 術 と そっくり 。
スピード も 昔 と 全然 違う 》
♪ ~
( リー ) 《 サスケ 君 君 は やっぱり
想像 を 絶する 天才 だ 。
僕 が その スピード を 手 に 入れる のに
一体 何 年 かかった か … 。
それ を … それ を 君 は たった ひと つき で … 》
♪ ~
ハァ … 。
( リー ) 《 しかし やはり あの 動き を 続ける に は
かなり の スタミナ を 消耗 する よう です ね 》
( カンクロウ ) 《 どう する つもり だ ? 我 愛 羅 。
砂 の よろい は チャクラ を 使い 過ぎる 。
あんまり 長く は もた ねえ じゃ ん 》
一体 どんな 修業 を し た ? ( カカシ ) ん ?
たった 1 か月 で あそこ まで 。
( カカシ ) サスケ は リー 君 の 体 術 を 写 輪 眼 で まね た こと も ある 。
だから 俺 は 体 術 の 修業 中
サスケ に リー 君 の 動き を イメージ さ せ た 。
( カカシ ) サスケ は リー 君 を 知って い た から こそ
あの 動き を 手 に 入れる こと が でき た 。
もちろん すごく 苦労 は し た けど ね 。
( リー ) 《 けど それ だけ で は …
体 術 だけ で は 砂 の 彼 は 倒 せ ない 》
( ガイ ) 《 カカシ の ヤツ 憎らしい 我 愛 羅 と
かわいい リー の 一 戦 を 目 に し て い た はず 》
( ガイ ) 《 リー で すら 倒 せ なかった ヤツ に
にわか 仕込み の 体 術 が 通用 し ない の は
百 も 承知 の はず 。
だ と し たら
体 術 ばかり を 極め させ た の は なぜ だ ? 》
< 何 の ため に 存在 し 生き て いる の か ? >
( 我 愛 羅 ) < 生き てる 間 は その 理由 が 必要 な ん だ 。
で なけ れ ば 死 ん で いる の と 同じ だ >
< 何 言って ん だ こいつ … >
< そして 俺 は こう 結論 し た 。
俺 は 俺 以外 の 人間 を 殺す ため に 存在 し て いる 。
いつ 暗殺 さ れる かも 分から ぬ 死 の 恐怖 の 中 で
ようやく 安ど し た >
( シカマル ) お ?
シカマル 。
すぐ に カカシ 先生 ん とこ 行く って ば よ 。
どう する つもり だ ? おい !
この 試合 を
止める !
( カンクロウ ) 《 我 愛 羅 の ヤツ まさか あの 術 を … 》
♪ ~
♪ ~
♪ ~
《 砂 を すべて ガード に 回し や がった か 。
砂 の 密度 の 違い で
ここ まで 硬度 に 差 が 出る と は な 》
♪ ~
絶対 防御 って やつ か 。
♪ ~
砂 が 体中 を 覆った 。
( ガイ ) 《 これ は 少々 やっかい だ な 。
さて サスケ は どう する ? 》
カカシ 先生 ! ( カカシ ) ん ?
あっ 。 ( いの ) あ ?
ナルト 君 !
( シカマル ・ ナルト ) ハァ ハァ ハァ … 。
( カカシ ) ん ~ ? 何 な の よ ?
先生 今 すぐ この 試合 を 止め て くれ って ば よ 。
( カカシ ) え ? あっ … 。
あいつ は 俺 たち と 全然 違う ん だって ば よ 。
普通 じゃ ねえ ん だって ば よ !
( いの ) ナルト あんた 何 言って ん の ?
あいつ は 人 を 殺す ため に 生き てる 。
とにかく このまま じゃ サスケ 死 ん じ まう ぞ !
( 我 愛 羅 ) 壬 申 巳 申 酉 辰
子 申 … 。
( テマリ ) 《 間違い ない あの 術 だ 。
マズ い ! 我 愛 羅 の 頭 の 中 に は
もはや 計画 の こと は … 》
( カンクロウ ) チッ !
カカシ 先生 !
♪ ~
♪ ~
( 我 愛 羅 ) フフッ 。
♪ ~
♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ
♪ 恥ずかしい こと じゃ ない
♪ この 傷 を 無駄 に し ない で
♪ 笑って 歩 けれ ば いい
♪ ~
♪ そう 静か な 空気 吸い込み
♪ 広き 空 に 顔 上げ 飛び込み
♪ 時 に 雨 が 降ったら ひと休み
♪ じゃあ 行く先 は 風 吹く まま に
♪ たくさん の まとって る 後悔
♪ この 傷 を 無駄 に し ちゃ しょう ない
♪ 胸 に 勲章 刻み 行 こ う かい
♪ 生涯 そう こっか ら が Show Time
♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ
♪ 恥ずかしい こと じゃ ない
♪ この 傷 を 無駄 に し ない で
♪ 笑って 歩 けれ ば いい
♪ 悲しみ も 風 に 変え て
♪ 強く 進んで 行け れ ば いい
♪ 強く 進んで 行け れ ば いい
♪ ~
( リー ) 〈 サスケ 君 以前 君 と やり合った 時
僕 は 言った 目 で 分かって い て も
体 が 動か ない ん じゃ どう しよう も ない と 。
優越 感 に 浸って ね 。
でも 君 は 今 僕 と 同じ 高速 の 体 を 手 に 入れ た 。
そして 君 に は 写 輪 眼 が ある 〉
( リー ) 〈 本当 に 君 が 羨ま し い よ サスケ 君 〉
( ナレ ー ション ) 〈 異 世界 から の 侵略 者 ネイバー と
界 境 防衛 機関 ボーダー が 激しい 衝突 を 繰り返す 三 門 市 〉
〈 ボーダー 所属 の 三雲 修 は
自ら を ネイバー と 名乗る 少年 空 閑 遊 真 と 出会う 〉
〈 2 人 は 雨 取 千 佳 と