Naruto Episode 72
♪ そう さ 悲し み を やさし さ に
♪ 自分 らし さ を 力 に
♪ 迷い ながら で も いい
♪ 歩き 出し て
♪ もう 一 回
♪ ~
♪ 誰 か の 期待 に ずっと 応え
♪ 誉め られる の が 好き な の です か
♪ なり たい 自分 を 摺 り 替え て も
♪ 笑顔 は いつ でも 素敵 です か
♪ 始まり だけ
♪ 夢見 て 起きる
♪ その 先 なら
♪ いつか 自分 の 腕 で
♪ そう だ 大事 な 物 は いつも
♪ 形 の ない もの だけ
♪ 手 に 入れ て も なくし て も
♪ 気付か ぬ まま
♪ そう さ 悲し み を やさし さ に
♪ 自分 らし さ を 力 に
♪ 迷い ながら で も いい
♪ 歩き 出し て
♪ もう 一 回
( パックン ) サスケ の 動き が 止まった 。
まだ かなり 距離 は ある が 。
( ナルト ) 《 あいつ に 追い つい た か サスケ … よし ! 》
( パックン ) お っ この におい は … 。
どう し た ん だって ば よ ?
( サクラ ) サスケ 君 に 何 か あった の ?
今 まで 気付か なかった が … 。
お 主
拙者 と 同じ シャンプー を 使って おる な ?
( に おい を 嗅ぐ 音 ) この フローラル グリーン の 香り
間違い ない !
あの な ~ !
ま ぁ 毛並み は 拙者 の ほう が ツヤツヤ じゃ な 。
こんな 大事 な とき に
つま ん ねえ こ と 言って ん じゃ ねえ って ば よ !
ヘヘヘ すま ぬ すま ぬ 。 私 は 犬 と 同じ … 。
犬 と 同じ … 犬 と 同じ … 。
あ ? サクラ ちゃん ? 犬 と 同じ … 。
犬 と 同じ 犬 と 同じ … 。
あ ~ サクラ ちゃん ? 待って !
あっ これ ! 拙者 より 先 に 行く で ない 。
( カンクロウ ) く そ ~ 。
( テマリ ) うち は サスケ 。
( サスケ ) もう 逃がしゃ し ねえ よ 。
( カンクロウ ) 《 チッ 我 愛 羅 が こんな とき に
より に よって この ガキ と は な 。
全く 最悪 じゃ ん 》
( カンクロウ ) フッ 上 等 じゃ ん ! あっ 。
カン クロウ 我 愛 羅 を 連れ て 早く 行け !
こいつ は あたし に 任せろ 。
( カンクロウ ) えっ だ けど テマリ … 。
こいつ 相手 に いくら 何でも 1 人 って の は … 。
構う な ! これ は 砂 の 国 の 重要 任務 だ 。
我 愛 羅 の こと を 最 優先 さ せろ 。
それ に こいつ
結構 あたし 好み で ね 。
行け ! カン クロウ 。
さ せる か !
逃がす か !
食らえ !
( テマリ ) 《 相手 は あの うち は 。
まずい な こっち の チャクラ は もう 残り 少ない って の に 》
( テマリ ) 《 これ で 写 輪 眼 を 使わ れ ちゃ
ますます 分 が 悪い が
ここ は 何と して も あいつ に 大量 の チャクラ を 使わ せ て … 》
《 一気に 千鳥 で 片づける か 。
それとも … やはり ここ は … 》
( テマリ ) ハッ !
( テマリ ) 《 フッ やっぱり 。
チャクラ は 我 愛 羅 の ため に 取って おこ う って わけ か 》
( テマリ ) 忍法 カマイタチ !
オ ~ ラッ !
ナメ る な ! 忍法 風 砂 塵 !
あっ !
♪ ~
《 チッ あの やっかい な 扇子 を どう に か し ない こと に は … 》
( テマリ ) 《 フッ そんな 戦い 方 で いつ まで もつ かな ? 》
《 しょうが ねえ 》
( テマリ ) 《 やっと やる 気 に なった みたい だ ね 》
《 火 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 鳳仙 火 の 術 ! 》
( テマリ ) 《 そう こ なくっちゃ ね ! 》
♪ ~
《 ピン ポイント で 狙う !
火 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 豪 火 球 の 術 ! 》
やった か ?
( テマリ ) 忍法 カマイタチ !
( テマリ ) 《 フッ かかった ね 》
《 しまった ! 》 今 だ !
もらった ~ !
う わ ~ !
よし 。
何 ! ? 変わり 身 だ と !
( テマリ ) しまった !
( 爆発 音 ) あ ~ !
( テマリ ) う っ … 。
悪い が いつ まで も 相手 を し てる 暇 は ない んで な 。
ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ … く っそ ~ 。
我 愛 羅 は 何と して も … 。
( 猿 飛 ) ん ! ?
( 暗部 1 ) 何 だ ? あれ は … 一体 どう なって る ?
( 暗部 2 ) 何者 だ ? あの 若者 は 。
( 猿 飛 ) 貴 様 一体 何者 だ ! ?
( 大 蛇 丸 ) 突然 すぎ て 理解 でき ませ ん か ?
私 です 大 蛇 丸 です よ 。
( 猿 飛 ) まさか 貴 様 …
あの 禁 術 を 完成 さ せ て い た の か ! ?
( 大 蛇 丸 ) フッ フフフ … 。
里 を 出 て 十 数 年 苦労 し まし た よ 。
( 猿 飛 ) げ に 恐ろしき 人 外 の 者 よ 。
( 大 蛇 丸 ) フッフッフ … フフフ … 。
ハハハ … ハハハ … !
ハハハハ … !
ア ~ ッハハハ … !
( 猿 魔 ) ヤツ め やり おった か 。
わし が 貴 様 を 四 代 目 に 選 べ なかった の も
その ゆ がん だ 思想 ゆえ 。
♪ ~
♪ ~
( 足音 )
( 大 蛇 丸 ) < フフ フフ … ついに 見つかって しまい まし た ね >
( 大 蛇 丸 ) < 残念 です >
< 大 蛇 丸 貴 様 これ は どう いう こと だ ? >
< あれ だけ の ブービー トラップ を 仕掛け て おい た のに
… と 驚 い た の です が なるほど 。
あなた で し た か >
( 暗部 1 ) < 近頃 里 の 下 忍 から 中 忍
果て は 暗部 の 者 さえ 行方 不明 者 が 続出 し て いる 。
さらに 最近 あなた の 様子 が おかしい と いう
情報 が あり まし て ね >
( 暗部 2 ) < 大 蛇 丸 様 あなた ほど の 忍 が なぜ こんな … >
< フフ フフ … あなた も 殺し て あげ ま しょ う か >
( 暗部 2 ) < う っ … >
< 大 蛇 丸 やはり 貴 様 の 仕業 だった か 。
言え ! ここ で 何 を やって い た ? >
< あ ~ あ バレ ちゃ った ん じゃ
猫 かぶって て も しょうがない わ ね 。
術 の … 開発 です よ >
( 暗部 1 ) < 大 蛇 … 貴 様 その ため に 仲間 の 忍 を … >
( 猿 飛 ) < やはり 禁 術 か >
( 猿 飛 ) < お前 一体 何 を 望 ん で いる ? >
( 大 蛇 丸 ) < すべて です よ >
( 猿 飛 ) < すべて だ と ! ? >
♪ ~
< すべて の 術 を 手 に 入れ
この世 の 真理 を すべて 理解 する 。
青 と 黄色 を 始め て 混ぜ た 者 は
そう し て 出来 た 新しい 色 に 緑 と 名付け た 。
私 も それ と 同じ こと を し たい だけ です よ 。
青 が チャクラ なら 黄色 が 印
そして 緑 が 術 。
色彩 に 限りなく 種類 が ある の と 同様
術 も 数 千 数 万 と この 世 に あ ろ う 。
けど ありとあらゆる すべて の 術 を
そして 真理 を この 手 に 入れる ため に は
長い 時間 が 必要 。
その 長い 年月 を かけ
すべて を 知り尽くし た 者 こそ
究極 の 個体 と 呼ぶ に ふさわしい 。
私 に とって
肉体 の 寿命 は 短 すぎる 。
はかな すぎる 。
たとえ 火影 と 呼ば れよ う と も
死ね ば すべて そこ で 終わり です から >
< 大 蛇 丸
貴 様 まさか ここ で 実験 し て いる 術 は … >
( 大 蛇 丸 ) < そう その まさか >
♪ ~
< 不老 不 死 の 術 です よ >
♪ ~
この 不 死 の 術 は
みずから の 精神 を この 地 に 永 ごう とどめる 法 。
つまり 新しい 肉体 を 見つけ
その 肉体 に みずから の 精神 を 入れ 込み
乗っ取る 転生 術 。
フフフ … 今 まで 昔 の 姿 を 装って い た の は
先生 に 再会 を 懐かし ん で もら お う と 思った から で し て 。
老い と は むなしい もの です ねぇ 。
あなた を 見 て いる と ひしひし と そう 感じ ます 。
あなた は ここ で 死に
私 は さらに 若く 美しく
強い 肉体 を 手 に 入れる 。
木 ノ 葉 は 本当 に あたし を 楽しま せ て くれる 。
ん ! ?
フフ … 。
なるほど うち は サスケ か 。
フフ … そう その とおり 。
サスケ 君 です よ 。
他者 の 体 を 奪い
精神 を 不 死 化 さ せる 転生 術 か 。
一体 その 顔 その 体
何 人 目 じゃ ! ?
( 大 蛇 丸 ) 2 人 目 です か ね 。
サスケ 君 は もう 少し 私 好み に 育て て から
乗っ取る つもり です が フフフ … 。
フフ フフ … 。
でも あなた に ご 自身 の 生涯 を 悔い
運命 を 呪い ながら 死 ん で もらう に は
やはり この 顔 が いい です か ね ?
( 暗部 ) 化け物 め 。
♪ ~
( 暗部 ) 火影 様 !
( 大 蛇 丸 ) フフ フフ … 。
気 を 抜 い ちゃ ダメ です よ 先生 。
あなた は いつも 甘 すぎる ん です よ 。
( 猿 飛 ) ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
( 猿 魔 ) さっき から どう し た ? お前 らしく も ねえ 。
すま ぬ 。
( 猿 飛 ) ん !
( 猿 飛 ) 《 瞳 … 。
悪意 と 野望 を 秘め た 瞳 。
そう いう 素養 が あった こと は 気付 い て おった 。
気付 い て い て 知ら ない フリ を し て き た 。
まだ 戦乱 の 時代 に
強く 才能 に 満ち あふれ た 天才
まさしく 数 十 年 に 一 人 の 逸材 だった 。
だから 自分 の 意志 と 力 を 受け継 い で くれる 存在
そう 思い たか っ �� 。
その わし の 甘 さ が
あの 時 そして 今 の 状況 を 作った 》
< 殺す ん です か ? この あたし を >
< 忍法 口 寄せ ! >
< でき ます か ねぇ ? あなた に 。
猿 飛 先生 >
( 猿 飛 ) < ん ! >
♪ ~
( 猿 魔 ) < 殺せ ! 猿 飛 今 しか ない ぞ ! >
♪ ~
( 猿 魔 ) < 猿 飛 お 前 … >
( 猿 飛 ) わし は 殺 せ なかった 。
( 猿 飛 ) 貴 様 を 葬り かつて の 過ち を 今 正 そ う !
( 猿 飛 ) 行く ぞ !
( 大 蛇 丸 ) もう 遅 すぎる の です よ !
( 猿 飛 ) 影 分身 の 術 !
( 暗部 ) ばか な なぜ 影 分身 を … 。
残り 少ない チャクラ を 分散 さ せる なんて !
フッ やはり あなた は 老い た 。
焦り で みずから の 寿命 を 縮めよ う と は 。
( 猿 魔 ) ま … まさか お前 … 。
( 猿 飛 ) 巳 亥 未 卯 戌 子 酉 午 巳 !
( 猿 魔 ) この 印 の 順 やはり 猿 飛 め あの 術 を !
♪ ~
( 猿 飛 ) 《 これ が 四 代 目 の 言って い た
この 術 と 契約 し た 者 のみ が 見 られる と いう
死に 神 か ! 》
もう 何 を やって も 遅い 私 の 勝ち です 。
木 ノ 葉 は 滅びる の よ !
木 ノ 葉 の 里 は わし の 住む 家 じゃ !
火影 と は その 家 の 大黒柱 と し て
家 を 守り 続ける 存在 。
それ は 木 ノ 葉 の 意志 を 受け継ぎ 託す 者 。
簡単 に は ゆか ぬ ぞ !
( 二 代 目 ) 幻 術 黒 暗 行 の 術 !
( 大 蛇 丸 ) くだら ぬ ざ れ 言 だ 。
あなた は 木 ノ 葉 と いう 組織 に
歴史 の 中 の 一 時 の 頭 に すぎ ない 。
( 猿 飛 ) ん ! う ~ 。
う ~ 。
( 大 蛇 丸 ) 残さ れ た 顔 岩 とて
やがて 風化 し 朽ち て いく 。
フン ! 木 ノ 葉 の 里 は わし に とって
ただ の 組織 で は ない 。
( 猿 飛 ) 木 ノ 葉 の 里 に は
毎年 多く の 忍 が 生まれ 育ち
生き 戦い 里 を 守る ため に 死 ん で いく 。
♪ ~
♪ ~
( 猿 飛 ) そんな 里 の 者 たち は
たとえ 血 の つながり が なく と も
わし に とって 大切 な …
大切 な …
家族 じゃ !
♪ ~
( 大 蛇 丸 ) フフフ … ならば その 柱
あなた を たたき 折り
木 ノ 葉 の 家 を 崩し て さしあげ ま しょ う 。
フン たとえ わし を 殺し た と し て も
その 柱 は 折れ は せ ぬ !
わし は 初代 様 二 代 目 様 の
木 ノ 葉 の 意志 を 受け継 い だ 男
三 代 目 火影 じゃ !
お前 が この 木 ノ 葉 隠れ の 里 を いくら 狙 お う と も
わし の 意志 を 受け継ぐ 新た な 火影 が 柱 と なり
木 ノ 葉 を 守る !
のう 四 代 目 よ !
大 蛇 丸
これ から お前 も 知ら ぬ 取って置き の 術 を 披露 し て やる 。
食らえ ! 封印 術 屍 鬼 封 尽 !
♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ
♪ 恥ずかしい こと じゃ ない
♪ この 傷 を 無駄 に し ない で
♪ 笑って 歩 けれ ば いい
♪ ~
♪ そう 静か な 空気 吸い込み
♪ 広き 空 に 顔 上げ 飛び込み
♪ 時 に 雨 が 降ったら ひと休み
♪ じゃあ 行く先 は 風 吹く まま に
♪ たくさん の まとって る 後悔
♪ この 傷 を 無駄 に し ちゃ しょう ない
♪ 胸 に 勲章 刻み 行 こ う かい
♪ 生涯 そう こっか ら が Show Time
♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ
♪ 恥ずかしい こと じゃ ない
♪ この 傷 を 無駄 に し ない で
♪ 笑って 歩 けれ ば いい
♪ 悲しみ も 風 に 変え て
♪ 強く 進んで 行け れ ば いい
♪ 強く 進んで 行け れ ば いい
♪ ~
( 猿 飛 ) 〈 この 里 に は 毎年 多く の 忍 が 生まれ
育ち 育み 戦う 。
そして 里 の ため 大切 な 者 を 守る ため に 生き て いる 。
たとえ 血 の つながり が なく と も
彼ら は わし に とって 大切 な 家族 じゃ 。
その 家族 を これ 以上
貴 様 の 思いどおり に は さ せ ん ! 〉
( ナレ ー ション ) 〈 異 世界 から の 侵略 者 ネイバー と
界 境 防衛 機関 ボーダー が 激しい 衝突 を 繰り返す 三 門 市 〉
〈 ボーダー 所属 の 三雲 修 は
自ら を ネイバー と 名乗る 謎 の 少年 空 閑 遊 真 と 出会う 〉
〈 雨 取 千佳 を 仲間 に 加え