Naruto Episode 75
♪ そう さ 悲し み を やさし さ に
♪ 自分 らし さ を 力 に
♪ 迷い ながら で も いい
♪ 歩き 出し て
♪ もう 一 回
♪ ~
♪ 誰 か の 期待 に ずっと 応え
♪ 誉め られる の が 好き な の です か
♪ なり たい 自分 を 摺 り 替え て も
♪ 笑顔 は いつ でも 素敵 です か
♪ 始まり だけ
♪ 夢見 て 起きる
♪ その 先 なら
♪ いつか 自分 の 腕 で
♪ そう だ 大事 な 物 は いつも
♪ 形 の ない もの だけ
♪ 手 に 入れ て も なくし て も
♪ 気付か ぬ まま
♪ そう さ 悲し み を やさし さ に
♪ 自分 らし さ を 力 に
♪ 迷い ながら で も いい
♪ 歩き 出し て
♪ もう 一 回
♪ ~
♪ ~
( 我 愛 羅 ) そこ か ! う ~ あ ~ !
♪ ~
( サスケ ) ここ だ !
♪ ~
ヘッヘヘヘ … 。
♪ ~
チッ 。
( 我 愛 羅 ) 返す ぞ 。
♪ ~
( 我 愛 羅 ) ん ! ?
( 我 愛 羅 ) 分身 か … 。
♪ ~
野郎 … 。
♪ ~
( 我 愛 羅 ) うち は サスケ ~ !
なぜ 向かって こ ない ! ?
う っ ! が ぁ ~ !
あ ~ ! あぁ … !
ハァ ハァ … なぜ …
逃げる ! ?
( 男の子 1 ) < いい ぞ こっち こっち ! >
( 男の子 1 ) < こっち だ って ! 回せ よ ! >
( 男の子 2 ) < パス ! >
( 男の子 3 ) < いい ぞ いい ぞ 行け 行け 行け … ! >
( 男の子 たち の はしゃぐ 声 )
( 男の子 4 ) < シュート ! >
< あっ >
( 男の子 5 ) < どう する ? >
( 男の子 6 ) < 俺 たち まだ 壁 登り の 術 なんて でき ねえ し >
( 男の子 5 ・ 男の子 6 ) < あっ >
( 男の子 6 ) < お … お前 は … >
( 我 愛 羅 ) < これ … >
( 男の子 5 ) < 我 愛 羅 だ … > ( 男の子 6 ) < 砂 の 我 愛 羅 … >
( 男の子 5 ) < に … 逃げろ ~ ! > ( 男の子 たち ) < う わ ~ ! >
( 我 愛 羅 ) < あっ >
( 男の子 たち ) < ハァ ハァ … あぁ ! >
< 待って ! > ( 我 愛 羅 ) 《 1 人 に し ない で ! 》
( 男の子 6 ) < う わ ~ ! 助け て ! >
( 我 愛 羅 ) 《 もう …
1 人 は 嫌 だ 》
( 男の子 5 ) < う わ ~ ! う わ ~ ! >
( 我 愛 羅 ) 《 もう … 》
( 男の子 5 ) < 嫌 だ ~ ! >
< あっ >
( 夜叉 丸 ) < 我 愛 羅 様 落ち着 い て ください ! >
< 夜叉 丸 … >
( 男の子 5 ) < う っ … う … >
♪ ~
( 我 愛 羅 ) う ~ あ ~ !
逃がし は し ない !
逃がし は し ない ぞ !
うち は サスケ ~ !
う あ ~ !
フッ ハハハハ … !
ハッ ハハハハ … !
フッ ハハハハ … !
《 ふざけ ん な ! 何 だ あの ばか 力 は ! 》
この 俺 が 怖い か ?
《 圧倒 的 すぎる … 》
うち は サスケ !
怖い か ? この 俺 の 存在 が !
( 我 愛 羅 ) < 忘れる な 。
お前 は 俺 の 獲物 だ >
< 待て ! >
< なぜ そこ まで 俺 に こだわる ? >
( 我 愛 羅 ) < 本当 の 孤独 を 知る 目 >
( 我 愛 羅 ) < そして
それ が この世 の 最大 の 苦しみ で ある こと を 知って いる 目 。
言った はず だ 。
お前 は 俺 と 同じ 目 を し て いる と 。
力 を 求め
憎しみ と 殺意 に 満ち満ち て いる 目 。
俺 と 同じ
己 を 孤独 と いう 地獄 に 追い込 ん だ 者 を
殺し たく て ウズウズ し て いる 目 だ >
< はっ ! >
( 我 愛 羅 ) < その 目 だ >
( カカシ ) < はい 待った >
( カカシ ) < 我 愛 羅 と か いった な 。
お前 が サスケ の 何 を 知って る か は 知ら ない けど ね
サスケ の すべて を 見透かす よう な 言い 方 は ダメ でしょ 。
本選 前 に こんな とこ まで 嗅ぎつけ て き て
一体 何 が 言い たい の ? >
< 戦い と は
他者 と 自分 の 存在 を 懸け
殺し 合う こと だ >
< 勝った 者 だけ が 己 の 存在 価値 を 実感 できる >
( カカシ ) < つまり 言い たい の は
試合 で は なく て 殺し 合い を しよ う ぜ って こと かな ? >
( 我 愛 羅 ) < うち は お前 も 本当 は 望 ん で いる はず だ 。
心 の 奥底 で
自分 の 存在 価値 を 確かめ たい 。
果たして 自分 は 本当 に 強い の か ?
その 殺意 に 満ち た 目 を 向ける 相手 より
本当 に 強い 存在 な の か ? >
♪ ~
( 我 愛 羅 ) どう し た ! ?
うち は サスケ !
この 俺 が 怖い か ?
( 我 愛 羅 ) 憎しみ も 殺意 も
その 恐怖 に すく ん だ の か ?
お前 は その 程度 の 存在 だった の か ?
俺 と 戦え そして 確かめろ 。
お前 の 価値 を 存在 を
実感 しろ !
答え が 欲し けれ ば
来い
《 俺 は 生かさ れ た 。
わざわざ たった 一 人 。
何 の ため に だ ? 》
《 いや その 理由 は 分かって る 。
あいつ が 俺 を 生かし た の は
一族 殺し の 罪悪 感 に さいなま れ ぬ ため の 存在 と し て
イタチ は
自分 を 殺さ せる ため の 復しゅう 者 と いう 存在 と し て
俺 を 選 ん だ ん だ ! 》
♪ ~
( テマリ ) はっ !
ハハハハ … さ ぁ 楽しま せ て くれ 。
うち は サスケ !
一撃 で 決める !
♪ ~
( 大 蛇 丸 ) ハァ ハァ ハァ … 。
♪ ~
う ぅ … 。
( 猿 飛 ) う ぅ … 。
♪ ~
早く 死 ん で 楽 に お なり なさい 。
この 老 いぼ れ め が 。
( 猿 飛 ) 言った はず じゃ 。
お前 も 死ぬ と 。
( 大 蛇 丸 ) この !
( 猿 魔 ) あっ 。
う あっ 。
う ぅ … が はっ !
手 を 放せ 老 いぼ れ !
( 猿 飛 ) 放さ ぬ ! 断じて 放さ ぬ !
お前 の 魂 を 抜き出す まで は な !
♪ ~
( 大 蛇 丸 ) 《 このまま で は … 》
♪ ~
( テマリ ) あっ !
( サスケ ・ 我 愛 羅 ) う あ ~ !
♪ ~
う あ ~
( テマリ ) 我 愛 羅 !
♪ ~
《 手応え は あった 》
あっ 。
( 我 愛 羅 ) ハァ … ヘッヘヘヘ … 。
ハッ ハハ アハ ハハ … !
ア ~ ッハハハ … !
ハ ~ ッハハハ … !
そう か そう だった の か 。
ばか な あの 状態 で 我 愛 羅 の 攻撃 を
カウンター で 合わせ た だ と ?
なぜ こんなに 楽しい の か
今 分かった 。
この 痛み 。
俺 を 傷つける ほど の ヤツ を 倒し
そい つ の すべて を 奪い 去る こと は
俺 に より 強い 生 の 実感 を 与え て くれる !
( テマリ ) 《 今 まで 傷 一 つ 負った こと の ない 我 愛 羅 に
二 度 まで も … 。
あいつ 化け物 か … 。
いや … しかし 本当 の 化け物 は … 。
何せ 我 愛 羅 が 変身 し て いる の は
まだ 右腕 だけ だ 》
あぁ … 。
もっと もっと だ !
何 ! ?
( 我 愛 羅 ) う ぅ … あ ぅ ~ … 。
う ~ !
《 一体 何 な ん だ ? こいつ !
次 から 次 へ と 》
( 我 愛 羅 ) う ~ !
《 さらに 速い ! 》
♪ ~
う っ !
♪ ~
《 動き を 先 読み し なきゃ かわせ も し ねえ 。
この 眼 が なけりゃ とっくに 死 ん でる ぜ 》
う あ ~ !
《 もう 千鳥 は … 。
火豪 火 球 の 術 !
♪ ~
ハハハ … !
《 砂 に 火 は ダメ か 。
それ に この 程度 の 術 じゃ … 》
死 ね ~ !
《 やはり 千鳥 じゃ ねえ と ! 》
♪ ~
ヘッ 。
ハァ ハァ ハァ … 。
( カカシ ) < まっ お前 の 限界 は 2 発 。
こんな ところ だ >
< チッ 。
ハァ ハァ ハァ … >
( カカシ ) < 今 の チャクラ で 一 日 に 撃 てる 千鳥 は
ここ まで だ よ 。
何せ この 千鳥 は
実戦 じゃ 写 輪 眼 と 併用 し なきゃ 使え ない 術 だ 。
だけど 写 輪 眼 と ほか の 術 を 同時に 使う と いう こと は
体 内 の チャクラ を 一気に 爆発 さ せ
使い切る よう な もの だ >
( カカシ ) < まっ でも やっぱり お前 は すごい ほう だ よ 。
俺 でも 千鳥 … ま ぁ つまり 雷 切 は 日 に 4 発 使え ば
チャクラ を フル に 使い切っちゃ う から なぁ >
< 2 発 以上 使 お う と すれ ば どう なる ? >
( カカシ ) < 3 発 目 は 発動 し ない 。
よく 覚え とけ 。
無理 に 術 を 発動 しよ う と すれ ば
術 は うまく 発動 し ない うえ に チャクラ は ゼロ に なり
下手 し たら 死ぬ ぞ >
( カカシ ) < たとえ 生き残った と し て も
お前 に とって 決して ろくな こと に は なら ない よ 。
特に お前 は な >
♪ ~
( 我 愛 羅 ) どう し た ?
お前 の 存在 価値 は この 程度 か ?
はっきり 言 お う 。
お前 は 弱い !
( 我 愛 羅 ) お前 は 甘い 。
憎しみ が 弱い から だ 。
( 我 愛 羅 ) 憎しみ の 力 は 殺意 の 力 。
殺意 の 力 は 復しゅう の 力 !
( 我 愛 羅 ) お前 の 憎しみ は 俺 より 弱い !
黙れ 。
( 我 愛 羅 ) この 意味 が 分かる か ! ?
黙れ !
( 我 愛 羅 ) それ は お前 が
俺 より 弱い と いう こと だ !
《 イタチ は 自分 を 殺さ せる ため の
復しゅう 者 と いう 存在 と し て 俺 を 選 ん だ ん だ 》
《 俺 は 復しゅう 者 だ ! 》
( 我 愛 羅 ) ハァ ~。
ハァ ~~ !
ヘッヘッヘッ ハァ !
う っ !
う お ~ ~ ( 我 愛 羅 ) う ~ ~
♪ ~
ぐ っ ! う お ~ ! あ ~ !
♪ ~
あっ !
♪ ~
ハッ !
《 また 呪 印 が … 》
が っ !
( 我 愛 羅 ) ん !
う あ ~ !
《 くそ ! 体 が … 》
う ~ あ ~ !
( ナルト ) ハァ ハァ ハァ … 。 ( サクラ ) サスケ 君 !
ハァ ハァ ハァ … 。
う ぅ ~ !
♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ
♪ 恥ずかしい こと じゃ ない
♪ この 傷 を 無駄 に し ない で
♪ 笑って 歩 けれ ば いい
♪ ~
♪ そう 静か な 空気 吸い込み
♪ 広き 空 に 顔 上げ 飛び込み
♪ 時 に 雨 が 降ったら ひと休み
♪ じゃあ 行く先 は 風 吹く まま に
♪ たくさん の まとって る 後悔
♪ この 傷 を 無駄 に し ちゃ しょう ない
♪ 胸 に 勲章 刻み 行 こ う かい
♪ 生涯 そう こっか ら が Show Time
♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ
♪ 恥ずかしい こと じゃ ない
♪ この 傷 を 無駄 に し ない で
♪ 笑って 歩 けれ ば いい
♪ 悲しみ も 風 に 変え て
♪ 強く 進んで 行け れ ば いい
♪ 強く 進んで 行け れ ば いい
♪ ~
( 我 愛 羅 ) 〈 ねぇ 夜叉 丸 痛い って どんな 感じ ?
僕 一 度 も 傷 と か 出来 た こと が ない から
一体 どんな 感じ な の か なぁ って 。
ねぇ 僕 もしかしたら ケガ を し てる の か な ?
血 は 出 ない けど この 胸 の 所 が ずっと おかしい ん だ 。
何だか 苦しく て すごく すごく
痛い ん だ 〉