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ナルト, Naruto Episode 76

Naruto Episode 76

♪ そう さ 悲し み を やさし さ に

♪ 自分 らし さ を 力 に

♪ 迷い ながら で も いい

♪ 歩き 出し て

♪ もう 一 回

♪ ~

♪ 誰 か の 期待 に ずっと 応え

♪ 誉め られる の が 好き な の です か

♪ なり たい 自分 を 摺 り 替え て も

♪ 笑顔 は いつ でも 素敵 です か

♪ 始まり だけ

♪ 夢見 て 起きる

♪ その 先 なら

♪ いつか 自分 の 腕 で

♪ そう だ 大事 な 物 は いつも

♪ 形 の ない もの だけ

♪ 手 に 入れ て も なくし て も

♪ 気付か ぬ まま

♪ そう さ 悲し み を やさし さ に

♪ 自分 らし さ を 力 に

♪ 迷い ながら で も いい

♪ 歩き 出し て

♪ もう 一 回

( 我 愛 羅 ) う ~ あ ~ !

♪ ~

( ナルト ) 《 こ … こいつ … 》

( 我 愛 羅 ) う ぅ … 。

( サクラ ) サスケ 君 ! ( サスケ ) う っ … !

( パックン ) 《 一足 遅かった か 》

( テマリ ) あいつ ら … 。

♪ ~

サ … サクラ ちゃん … 。

う っ … お前 ら … 。

《 あっ これ は … 。

きっと むちゃ な 戦い 方 を … 。

あの 時 み たい に … 》

う あ ~ ! あ ~ !

サスケ 君 ! 《 カカシ 先生

アザ の こと 心配 ない って 言って た のに 》

誰 だって ば よ ? サクラ ちゃん 。

サクラ ちゃん ! 何 よ もう !

こいつ 誰 だって ば よ ! ?

( パックン ) 姿 形 は 変わ っと る が

我 愛 羅 と か いう ヤツ じゃ 。

< 俺 は 母 と 呼ぶ べき 女 の 命 を 奪い 生まれ落ち た 。

最強 の 忍 と なる べく

父親 の 忍術 で 砂 の 化身 を

この 身 に 取りつか せ て な 。

俺 は 生まれ ながら の 化け物 だ >

《 こいつ が それ だって の か ? 》

《 あいつ が サスケ 君 を … 》

( パックン ) おい 小 娘 。

拙者 は 戦闘 タイプ じゃ ねえ から あし から ず 。

そんな の 見 たら 分かる わ よ !

う わ っ ! あぁ !

《 とにかく ここ から 逃げ て

サスケ 君 を 何とか カカシ 先生 の 所 へ 連れ て か なく ちゃ 》

( 我 愛 羅 ) ハァ … 。

お前 … 。

う ぅ ! サスケ 君 !

( カカシ ) < まっ お前 の 限界 は 2 発 。

こんな ところ だ 。

3 発 目 は 発動 し ない 。

よく 覚え とけ 。

無理 に 術 を 発動 しよ う と すれ ば

術 は うまく 発動 し ない うえ に チャクラ は ゼロ に なり

下手 し たら 死ぬ ぞ >

( カカシ ) < たとえ 生き残った と し て も

お前 に とって 決して ろくな こと に は なら ない よ 。

特に お前 は な >

< 呪 印 か ? >

( カカシ ) < 憎しみ に 任せ 呪 印 の 力 に 依存 すれ ば

お前 の 成長 は そこ で 止まる 。

それ じゃ お前 は イタチ に 勝 て ない よ >

う っ ! あぁ !

《 とにかく こいつ を 抑え 込ま ねえ と ! 》

が はっ ! サスケ 君 !

( 我 愛 羅 ) そう か お前 は

あの 時 殺し 損ね た … 。

( 我 愛 羅 ) < 自分 の ため だけ に 戦い 自分 だけ を 愛し て 生きる 。

殺す べき 他者 が 存在 し 続ける かぎり

俺 の 存在 は 消え ない >

に …

逃 げ っ ぞ ! みんな !

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 死ね うち は サスケ ~ !

( 我 愛 羅 ) う っ !

サクラ ちゃん !

どけ !

う あっ !

う ぅ !

サクラ ちゃん !

あの 我 愛 羅 の 前 に 立ちはだかる なんて 。

くそ ! くそ !

どう すりゃ い い ん だって ば よ 一体 。

う ぅ … 。

《 こいつ と だけ は … 》

( 我 愛 羅 ) < さ ぁ 感じ させ て くれ >

う ぅ ! う ぅ … 。

う っ ! なぜ … 。

♪ ~

( 夜叉 丸 ) < 我 愛 羅 様 落ち着 い て ください ! >

( 我 愛 羅 ) う っ う ぅ !

< やっぱり ダメ だ 。

砂 が 邪魔 する >

( 夜叉 丸 ) < 我 愛 羅 様 >

( 我 愛 羅 ) < 夜叉 丸 >

< こう 見え て も 医療 班 と し て あなた の 体調 を 管理 し

常に お守り する よう 風 影 様 から 仰せつかって いる 身 です 。

私 の 前 で そんな まね は やめ て ください >

< と は いって も 砂 が 守って くれ ます か >

< 夜叉 丸 ごめん >

< え ? あぁ これ 。

ただ の かすり傷 です >

< 傷 って 痛い ? >

< ま ぁ 少し は でも すぐ 治り ます よ >

( 我 愛 羅 ) < ねぇ 夜叉 丸 > ( 夜叉 丸 ) < 何 です ? >

( 我 愛 羅 ) < 痛い って 何 な の ? >

< 僕 一 度 も 傷 出来 た こと ない から

どんな 感じ か なぁ って >

< う ~ ん … 。

どう 言ったら いい の か な ?

苦しい って いう か つらい って いう か 。

つまり 打た れ たり 切ら れ たり

我慢 でき ない 状態 で

普通 に い られ ない 感覚 って 言ったら いい の か な ?

アハ … うまく 言 え ない です が

あまり よい 状態 で は ない と いう こと です か ね >

♪ ~

< 夜叉 丸 > ( 夜叉 丸 ) < はい >

< じゃあ 夜叉 丸 は 僕 の こと

嫌い ? >

♪ ~

( 夜叉 丸 ) < 人 は 傷つけ た り 傷つけ られ たり し て

生き て いく もの です でも 人 は そう 簡単 に は

嫌い に なれ ない もの です よ >

< ありがとう 夜叉 丸 。

痛い って いう の が 何となく 分かった 気 が する >

( 夜叉 丸 ) < そう です か ん ? >

( 我 愛 羅 ) < じゃあ 僕 も ケガ し てる の か な ?

みんな と 同じ で 。

いつも 痛い ん だ 。

血 は 出 て ない けど

ここ ん とこ が すごく 痛い ん だ >

< あっ ! >

< 体 の 傷 は 確か に 血 が 流れ て 痛 そう に 見える かも しれ ませ ん 。

でも 時 が たて ば 自然 と 痛み は 消え

薬 を 使え ば さらに 治り は 早い 。

しかし やっかい な の は 心 の 傷 です 。

治り にくい こと この うえ ない >

< 心 の 傷 ? >

( 夜叉 丸 ) < 体 の 傷 と 心 の 傷 は 少し 違い ます 。

体 の 傷 と 違って 塗り 薬 も なけ れ ば

一生 治ら ない こと だって あり ます >

♪ ~

( 夜叉 丸 ) < でも ただ 一 つ だけ

心 の 傷 を 癒 や せる もの が あり ます 。

ただ これ は やっかい な 薬 で

他人 から しか もらう こと は でき ませ ん >

< 何 ? どう すれ ば 僕 は … >

< 心 の 傷 を 癒 や せる もの

それ は … >

< 愛情 です > ( 我 愛 羅 ) < 愛情 ? >

< はい >

< ど … どう し たら もら える の ?

僕 は 何 を すれ ば この 痛 み を … >

< 我 愛 羅 様 は もう すでに もらって い ます よ >

( 我 愛 羅 ) < え ? >

( 夜叉 丸 ) < 愛情 は 自分 の 身近 に いる

大切 な 人 に 尽くし て あげ たい と

慈しみ 見守る 心 。

姉さん の よう に ね 。

姉さん は 我 愛 羅 様 を ずっと 愛し て い た の だ と 思い ます 。

砂 の 守 鶴 は 本来 攻撃 の ため の 生き 霊 です 。

砂 が 自動 的 に 我 愛 羅 様 を 守 ろ う と する の は

母親 と し て の 愛情 。

あの 砂 の 中 に は

母親 の 意志 が 込め られ て いる ん だ と 思い ます 。

姉さん 死 ん で も なお

我 愛 羅 様 を 守り たかった ん だ ろ う な >

< 夜叉 丸 > ( 夜叉 丸 ) < 何 です ? >

< さっき は ありがとう 。

僕 を 止め て くれ て >

< どう いたし まして 。

我 愛 羅 様 は

私 の 身近 に いる 大切 な 人 です から ね >

( 夜叉 丸 ) < 分かり ます か ?

私 の 痛み が … >

( 我 愛 羅 ) < 鉄 の 味 が する >

う ぅ ~ !

ハァ ハァ … 。

ぐ っ … !

( 我 愛 羅 ) ぐ っ ! あぁ !

う ぅ ! う ~ !

う ~ ! あぁ … 。

♪ ~

( 猿 飛 ) お っ … 。

( 大 蛇 丸 ) う ぅ … う っ … 。

( 大 蛇 丸 ) う っ ! う … う ぅ !

う あ ~ … 。

あ ~

♪ ~

( ガイ ) ハハハ … 。

( ガイ ) 20 !

♪ ~

( ガイ ) 21 !

♪ ~

( 忍 1 ) あっ ! ( 殴る 音 )

( カカシ ) ん ?

( ガイ ) 木 ノ 葉 旋風 !

トリャ ~ ! ( 忍 2 ・ 忍 3 ) う わ っ !

( ガイ ) カカシ 何 人 倒し た ?

( カカシ ) 22 。 ( ガイ ) フッ 。

やはり また 俺 の 勝利 の よう だ な 。

俺 は 今 の で

( カカシ ) は いはい そう ね 。

ク ~ ! この スカ しか げん が ナウ い じゃ ない か !

それ で こそ わが ライバル だ !

( カカシ ) 行く ぞ 。 ( ガイ ) おう よ !

( 我 愛 羅 ) う ぅ … !

ハァ ハァ … 。

ぐ っ ! う ぅ … !

( 我 愛 羅 ) < ねぇ 夜叉 丸 お 願い が ある ん だ >

( 夜叉 丸 ) < 何 です ? >

( 我 愛 羅 ) < 傷 薬 が 欲しい ん だ >

さっき は ごめん 痛かった でしょ ?

これ 傷 薬 よかったら … 。

( 男の子 ) 帰れ よ 化け物 !

( 男性 1 ) フ ~ あっ … おっと … 。

オラ ~ 気 付けろ この ガキ …

お … お前 は … 。

( 我 愛 羅 ) 《 また … 》 ( 男の子 ) < 帰れ よ 化け物 ! >

( 我 愛 羅 ) 《 この 目 … 》 ( 男性 1 ) < お … お前 は … >

( 我 愛 羅 ) 《 何で … 何で ! 》

お … おい ひ ぃ ~ !

ギャ ~ !

( 男性 2 ) 何 だ ? 何事 だ ? ( 男性 3 ) ガ … 我 愛 羅 だ 。

( 男性 4 ) おい こいつ 死 ん でる ぞ 。

( 我 愛 羅 ) 《 父 様 … 》

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 《 やっぱり うまく 行か ない や 》

( 我 愛 羅 ) 《 何で 僕 だけ こんな 化け物 な ん だ … 。

僕 は 何 な ん だ ! ? 》

< 心 の 傷 を 癒 や せる もの

それ は 愛情 です >

( 我 愛 羅 ) 夜叉 丸 … 。

( 泣き声 )

はっ !

( 我 愛 羅 ) 《 何 ? 》

( 我 愛 羅 ) 《 な … 何で …

何で 僕 が … 僕 ばっかり ! 》

う あ ~ !

( 倒れる 音 )

誰 ?

何で ?

あっ 。

( 唾 を 飲み込む 音 )

( 足音 )

あっ !

あ … あぁ … 。

あぁ … あぁ … 。

さすが です ね … 我 愛 羅 様 … 。

( 我 愛 羅 ) う っ !

う ぅ … あぁ …

あ … 夜叉 丸 … 。

あ ~ ~~

( 我 愛 羅 ) う ぅ … !

《 あの 目 だ ! 》

( 我 愛 羅 ) どう し た ? 逃げる ん じゃ なかった の か ?

サスケ 君 … 。

ナルト … 。

こいつ ら は

お前 に とって 何 だ ?

こ … こいつ ら は

俺 の 仲間 だって ば よ !

これ 以上 ち っと でも 傷つけ て み や がれ 。

て め ぇ ぶ っ 飛ばす ぞ !

う ぅ ! あ ~ !

あっ 。 あっ 。

( 我 愛 羅 ) さ ぁ どう し た ?

ぶ っ 飛ばす ん じゃ ない の か ?

早く 来い !

く っそ ~ !

♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ

♪ 恥ずかしい こと じゃ ない

♪ この 傷 を 無駄 に し ない で

♪ 笑って 歩 けれ ば いい

♪ ~

♪ そう 静か な 空気 吸い込み

♪ 広き 空 に 顔 上げ 飛び込み

♪ 時 に 雨 が 降ったら ひと休み

♪ じゃあ 行く先 は 風 吹く まま に

♪ たくさん の まとって る 後悔

♪ この 傷 を 無駄 に し ちゃ しょう ない

♪ 胸 に 勲章 刻み 行 こ う かい

♪ 生涯 そう こっか ら が Show Time

♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ

♪ 恥ずかしい こと じゃ ない

♪ この 傷 を 無駄 に し ない で

♪ 笑って 歩 けれ ば いい

♪ 悲しみ も 風 に 変え て

♪ 強く 進んで 行け れ ば いい

♪ 強く 進んで 行け れ ば いい

♪ ~

〈 俺 に は こいつ の 強 さ が 分かる 。

こいつ に とって 俺 なんて

緊張 感 の ない 弱虫 みたい な もん かも しれ ねえ 。

でも 何 な ん だ ? 何 な ん だって ば よ ?

この 込み上げ て くる 感じ は 。

分か ん ねえ … 分か ん ねえ けど 何で だ か 俺

こいつ に だけ は 死 ん で も 負け たく ねえ ! 〉

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ 弱い 自分 なんて とっくに 自覚 し てん だ よ

Naruto Episode 76 Naruto Episode 76

♪ そう さ 悲し み を やさし さ に ||かなし|||||

♪ 自分 らし さ を 力 に じぶん||||ちから|

♪ 迷い ながら で も いい まよい||||

♪ 歩き 出し て あるき|だし|

♪ もう 一 回 |ひと|かい

♪ ~

♪ 誰 か の 期待 に ずっと 応え だれ|||きたい|||こたえ

♪ 誉め られる の が 好き な の です か ほめ||||すき||||

♪ なり たい 自分 を 摺 り 替え て も ||じぶん||すり||かえ||

♪ 笑顔 は いつ でも 素敵 です か えがお||||すてき||

♪ 始まり だけ はじまり|

♪ 夢見 て 起きる ゆめみ||おきる

♪ その 先 なら |さき|

♪ いつか 自分 の 腕 で |じぶん||うで|

♪ そう だ 大事 な 物 は いつも ||だいじ||ぶつ||

♪ 形 の ない もの だけ かた||||

♪ 手 に 入れ て も なくし て も て||いれ|||||

♪ 気付か ぬ まま きづか||

♪ そう さ 悲し み を やさし さ に ||かなし|||||

♪ 自分 らし さ を 力 に じぶん||||ちから|

♪ 迷い ながら で も いい まよい||||

♪ 歩き 出し て あるき|だし|

♪ もう 一 回 |ひと|かい

( 我 愛 羅 ) う ~ あ ~ ! われ|あい|ら||

♪ ~

( ナルト ) 《 こ … こいつ … 》

( 我 愛 羅 ) う ぅ … 。 われ|あい|ら||

( サクラ ) サスケ 君 ! ( サスケ ) う っ … ! |さすけ|きみ|||

( パックン ) 《 一足 遅かった か 》 |ひとあし|おそかった|

( テマリ ) あいつ ら … 。

♪ ~

サ … サクラ ちゃん … 。 |さくら|

う っ … お前 ら … 。 ||おまえ|

《 あっ これ は … 。

きっと むちゃ な 戦い 方 を … 。 |||たたかい|かた|

あの 時 み たい に … 》 |じ|||

う あ ~ ! あ ~ !

サスケ 君 ! 《 カカシ 先生 さすけ|きみ||せんせい

アザ の こと 心配 ない って 言って た のに 》 |||しんぱい|||いって||

誰 だって ば よ ? サクラ ちゃん 。 だれ||||さくら|

サクラ ちゃん ! 何 よ もう ! さくら||なん||

こいつ 誰 だって ば よ ! ? |だれ|||

( パックン ) 姿 形 は 変わ っと る が |すがた|かた||かわ|||

我 愛 羅 と か いう ヤツ じゃ 。 われ|あい|ら||||やつ|

< 俺 は 母 と 呼ぶ べき 女 の 命 を 奪い 生まれ落ち た 。 おれ||はは||よぶ||おんな||いのち||うばい|うまれおち|

最強 の 忍 と なる べく さいきょう||おし|||

父親 の 忍術 で 砂 の 化身 を ちちおや||にんじゅつ||すな||けしん|

この 身 に 取りつか せ て な 。 |み||とりつか|||

俺 は 生まれ ながら の 化け物 だ > おれ||うまれ|||ばけもの|

《 こいつ が それ だって の か ? 》

《 あいつ が サスケ 君 を … 》 ||さすけ|きみ|

( パックン ) おい 小 娘 。 ||しょう|むすめ

拙者 は 戦闘 タイプ じゃ ねえ から あし から ず 。 せっしゃ||せんとう|たいぷ||||||

そんな の 見 たら 分かる わ よ ! ||み||わかる||

う わ っ ! あぁ !

《 とにかく ここ から 逃げ て |||にげ|

サスケ 君 を 何とか カカシ 先生 の 所 へ 連れ て か なく ちゃ 》 さすけ|きみ||なんとか||せんせい||しょ||つれ||||

( 我 愛 羅 ) ハァ … 。 われ|あい|ら|

お前 … 。 おまえ

う ぅ ! サスケ 君 ! ||さすけ|きみ

( カカシ ) < まっ お前 の 限界 は 2 発 。 ||おまえ||げんかい||はつ

こんな ところ だ 。

3 発 目 は 発動 し ない 。 はつ|め||はつどう||

よく 覚え とけ 。 |おぼえ|

無理 に 術 を 発動 しよ う と すれ ば むり||じゅつ||はつどう|||||

術 は うまく 発動 し ない うえ に チャクラ は ゼロ に なり じゅつ|||はつどう|||||||||

下手 し たら 死ぬ ぞ > へた|||しぬ|

( カカシ ) < たとえ 生き残った と し て も ||いきのこった||||

お前 に とって 決して ろくな こと に は なら ない よ 。 おまえ|||けっして|||||||

特に お前 は な > とくに|おまえ||

< 呪 印 か ? > まじない|いん|

( カカシ ) < 憎しみ に 任せ 呪 印 の 力 に 依存 すれ ば |にくしみ||まかせ|まじない|いん||ちから||いぞん||

お前 の 成長 は そこ で 止まる 。 おまえ||せいちょう||||とまる

それ じゃ お前 は イタチ に 勝 て ない よ > ||おまえ||いたち||か|||

う っ ! あぁ !

《 とにかく こいつ を 抑え 込ま ねえ と ! 》 |||おさえ|こま||

が はっ ! サスケ 君 ! ||さすけ|きみ

( 我 愛 羅 ) そう か お前 は われ|あい|ら|||おまえ|

あの 時 殺し 損ね た … 。 |じ|ころし|そこね|

( 我 愛 羅 ) < 自分 の ため だけ に 戦い 自分 だけ を 愛し て 生きる 。 われ|あい|ら|じぶん|||||たたかい|じぶん|||あいし||いきる

殺す べき 他者 が 存在 し 続ける かぎり ころす||たしゃ||そんざい||つづける|

俺 の 存在 は 消え ない > おれ||そんざい||きえ|

に …

逃 げ っ ぞ ! みんな ! のが||||

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 死ね うち は サスケ ~ ! われ|あい|ら|しね|||さすけ

( 我 愛 羅 ) う っ ! われ|あい|ら||

サクラ ちゃん ! さくら|

どけ !

う あっ !

う ぅ !

サクラ ちゃん ! さくら|

あの 我 愛 羅 の 前 に 立ちはだかる なんて 。 |われ|あい|ら||ぜん||たちはだかる|

くそ ! くそ !

どう すりゃ い い ん だって ば よ 一体 。 ||||||||いったい

う ぅ … 。

《 こいつ と だけ は … 》

( 我 愛 羅 ) < さ ぁ 感じ させ て くれ > われ|あい|ら|||かんじ|さ せ||

う ぅ ! う ぅ … 。

う っ ! なぜ … 。

♪ ~

( 夜叉 丸 ) < 我 愛 羅 様 落ち着 い て ください ! > やしゃ|まる|われ|あい|ら|さま|おちつ|||

( 我 愛 羅 ) う っ う ぅ ! われ|あい|ら||||

< やっぱり ダメ だ 。 |だめ|

砂 が 邪魔 する > すな||じゃま|

( 夜叉 丸 ) < 我 愛 羅 様 > やしゃ|まる|われ|あい|ら|さま

( 我 愛 羅 ) < 夜叉 丸 > われ|あい|ら|やしゃ|まる

< こう 見え て も 医療 班 と し て あなた の 体調 を 管理 し |みえ|||いりょう|はん||||||たいちょう||かんり|

常に お守り する よう 風 影 様 から 仰せつかって いる 身 です 。 とわに|おもり|||かぜ|かげ|さま||おおせつかって||み|

私 の 前 で そんな まね は やめ て ください > わたくし||ぜん|||||||

< と は いって も 砂 が 守って くれ ます か > ||||すな||まもって|||

< 夜叉 丸 ごめん > やしゃ|まる|

< え ? あぁ これ 。

ただ の かすり傷 です > ||かすりきず|

< 傷 って 痛い ? > きず||いたい

< ま ぁ 少し は でも すぐ 治り ます よ > ||すこし||||なおり||

( 我 愛 羅 ) < ねぇ 夜叉 丸 > ( 夜叉 丸 ) < 何 です ? > われ|あい|ら||やしゃ|まる|やしゃ|まる|なん|

( 我 愛 羅 ) < 痛い って 何 な の ? > われ|あい|ら|いたい||なん||

< 僕 一 度 も 傷 出来 た こと ない から ぼく|ひと|たび||きず|でき||||

どんな 感じ か なぁ って > |かんじ|||

< う ~ ん … 。

どう 言ったら いい の か な ? |いったら||||

苦しい って いう か つらい って いう か 。 くるしい|||||||

つまり 打た れ たり 切ら れ たり |うた|||きら||

我慢 でき ない 状態 で がまん|||じょうたい|

普通 に い られ ない 感覚 って 言ったら いい の か な ? ふつう|||||かんかく||いったら||||

アハ … うまく 言 え ない です が ||げん||||

あまり よい 状態 で は ない と いう こと です か ね > ||じょうたい|||||||||

♪ ~

< 夜叉 丸 > ( 夜叉 丸 ) < はい > やしゃ|まる|やしゃ|まる|

< じゃあ 夜叉 丸 は 僕 の こと |やしゃ|まる||ぼく||

嫌い ? > きらい

♪ ~

( 夜叉 丸 ) < 人 は 傷つけ た り 傷つけ られ たり し て やしゃ|まる|じん||きずつけ|||きずつけ||||

生き て いく もの です でも 人 は そう 簡単 に は いき||||||じん|||かんたん||

嫌い に なれ ない もの です よ > きらい||||||

< ありがとう 夜叉 丸 。 |やしゃ|まる

痛い って いう の が 何となく 分かった 気 が する > いたい|||||なんとなく|わかった|き||

( 夜叉 丸 ) < そう です か ん ? > やしゃ|まる||||

( 我 愛 羅 ) < じゃあ 僕 も ケガ し てる の か な ? われ|あい|ら||ぼく||けが|||||

みんな と 同じ で 。 ||おなじ|

いつも 痛い ん だ 。 |いたい||

血 は 出 て ない けど ち||だ|||

ここ ん とこ が すごく 痛い ん だ > |||||いたい||

< あっ ! >

< 体 の 傷 は 確か に 血 が 流れ て 痛 そう に 見える かも しれ ませ ん 。 からだ||きず||たしか||ち||ながれ||つう|||みえる||||

でも 時 が たて ば 自然 と 痛み は 消え |じ||||しぜん||いたみ||きえ

薬 を 使え ば さらに 治り は 早い 。 くすり||つかえ|||なおり||はやい

しかし やっかい な の は 心 の 傷 です 。 |||||こころ||きず|

治り にくい こと この うえ ない > なおり|||||

< 心 の 傷 ? > こころ||きず

( 夜叉 丸 ) < 体 の 傷 と 心 の 傷 は 少し 違い ます 。 やしゃ|まる|からだ||きず||こころ||きず||すこし|ちがい|

体 の 傷 と 違って 塗り 薬 も なけ れ ば からだ||きず||ちがって|ぬり|くすり||||

一生 治ら ない こと だって あり ます > いっしょう|なおら|||||

♪ ~

( 夜叉 丸 ) < でも ただ 一 つ だけ やしゃ|まる|||ひと||

心 の 傷 を 癒 や せる もの が あり ます 。 こころ||きず||いや||||||

ただ これ は やっかい な 薬 で |||||くすり|

他人 から しか もらう こと は でき ませ ん > たにん||||||||

< 何 ? どう すれ ば 僕 は … > なん||||ぼく|

< 心 の 傷 を 癒 や せる もの こころ||きず||いや|||

それ は … >

< 愛情 です > ( 我 愛 羅 ) < 愛情 ? > あいじょう||われ|あい|ら|あいじょう

< はい >

< ど … どう し たら もら える の ?

僕 は 何 を すれ ば この 痛 み を … > ぼく||なん|||||つう||

< 我 愛 羅 様 は もう すでに もらって い ます よ > われ|あい|ら|さま|||||||

( 我 愛 羅 ) < え ? > われ|あい|ら|

( 夜叉 丸 ) < 愛情 は 自分 の 身近 に いる やしゃ|まる|あいじょう||じぶん||みぢか||

大切 な 人 に 尽くし て あげ たい と たいせつ||じん||つくし||||

慈しみ 見守る 心 。 いつくしみ|みまもる|こころ

姉さん の よう に ね 。 ねえさん||||

姉さん は 我 愛 羅 様 を ずっと 愛し て い た の だ と 思い ます 。 ねえさん||われ|あい|ら|さま|||あいし|||||||おもい|

砂 の 守 鶴 は 本来 攻撃 の ため の 生き 霊 です 。 すな||しゅ|つる||ほんらい|こうげき||||いき|れい|

砂 が 自動 的 に 我 愛 羅 様 を 守 ろ う と する の は すな||じどう|てき||われ|あい|ら|さま||しゅ||||||

母親 と し て の 愛情 。 ははおや|||||あいじょう

あの 砂 の 中 に は |すな||なか||

母親 の 意志 が 込め られ て いる ん だ と 思い ます 。 ははおや||いし||こめ|||||||おもい|

姉さん 死 ん で も なお ねえさん|し||||

我 愛 羅 様 を 守り たかった ん だ ろ う な > われ|あい|ら|さま||まもり||||||

< 夜叉 丸 > ( 夜叉 丸 ) < 何 です ? > やしゃ|まる|やしゃ|まる|なん|

< さっき は ありがとう 。

僕 を 止め て くれ て > ぼく||とどめ|||

< どう いたし まして 。

我 愛 羅 様 は われ|あい|ら|さま|

私 の 身近 に いる 大切 な 人 です から ね > わたくし||みぢか|||たいせつ||じん|||

( 夜叉 丸 ) < 分かり ます か ? やしゃ|まる|わかり||

私 の 痛み が … > わたくし||いたみ|

( 我 愛 羅 ) < 鉄 の 味 が する > われ|あい|ら|くろがね||あじ||

う ぅ ~ !

ハァ ハァ … 。

ぐ っ … !

( 我 愛 羅 ) ぐ っ ! あぁ ! われ|あい|ら|||

う ぅ ! う ~ !

う ~ ! あぁ … 。

♪ ~

( 猿 飛 ) お っ … 。 さる|と||

( 大 蛇 丸 ) う ぅ … う っ … 。 だい|へび|まる||||

( 大 蛇 丸 ) う っ ! う … う ぅ ! だい|へび|まる|||||

う あ ~ … 。

あ ~

♪ ~

( ガイ ) ハハハ … 。

( ガイ ) 20 !

♪ ~

( ガイ ) 21 !

♪ ~

( 忍 1 ) あっ ! ( 殴る 音 ) おし||なぐる|おと

( カカシ ) ん ?

( ガイ ) 木 ノ 葉 旋風 ! |き||は|せんぷう

トリャ ~ ! ( 忍 2 ・ 忍 3 ) う わ っ ! |おし|おし|||

( ガイ ) カカシ 何 人 倒し た ? ||なん|じん|たおし|

( カカシ ) 22 。 ( ガイ ) フッ 。

やはり また 俺 の 勝利 の よう だ な 。 ||おれ||しょうり||||

俺 は 今 の で おれ||いま||

( カカシ ) は いはい そう ね 。

ク ~ ! この スカ しか げん が ナウ い じゃ ない か !

それ で こそ わが ライバル だ ! ||||らいばる|

( カカシ ) 行く ぞ 。 ( ガイ ) おう よ ! |いく||||

( 我 愛 羅 ) う ぅ … ! われ|あい|ら||

ハァ ハァ … 。

ぐ っ ! う ぅ … !

( 我 愛 羅 ) < ねぇ 夜叉 丸 お 願い が ある ん だ > われ|あい|ら||やしゃ|まる||ねがい||||

( 夜叉 丸 ) < 何 です ? > やしゃ|まる|なん|

( 我 愛 羅 ) < 傷 薬 が 欲しい ん だ > われ|あい|ら|きず|くすり||ほしい||

さっき は ごめん 痛かった でしょ ? |||いたかった|

これ 傷 薬 よかったら … 。 |きず|くすり|

( 男の子 ) 帰れ よ 化け物 ! おとこのこ|かえれ||ばけもの

( 男性 1 ) フ ~ あっ … おっと … 。 だんせい|||

オラ ~ 気 付けろ この ガキ … |き|つけろ||がき

お … お前 は … 。 |おまえ|

( 我 愛 羅 ) 《 また … 》 ( 男の子 ) < 帰れ よ 化け物 ! > われ|あい|ら||おとこのこ|かえれ||ばけもの

( 我 愛 羅 ) 《 この 目 … 》 ( 男性 1 ) < お … お前 は … > われ|あい|ら||め|だんせい||おまえ|

( 我 愛 羅 ) 《 何で … 何で ! 》 われ|あい|ら|なんで|なんで

お … おい ひ ぃ ~ !

ギャ ~ !

( 男性 2 ) 何 だ ? 何事 だ ? ( 男性 3 ) ガ … 我 愛 羅 だ 。 だんせい|なん||なにごと||だんせい||われ|あい|ら|

( 男性 4 ) おい こいつ 死 ん でる ぞ 。 だんせい|||し|||

( 我 愛 羅 ) 《 父 様 … 》 われ|あい|ら|ちち|さま

♪ ~

( 我 愛 羅 ) 《 やっぱり うまく 行か ない や 》 われ|あい|ら|||いか||

( 我 愛 羅 ) 《 何で 僕 だけ こんな 化け物 な ん だ … 。 われ|あい|ら|なんで|ぼく|||ばけもの|||

僕 は 何 な ん だ ! ? 》 ぼく||なん|||

< 心 の 傷 を 癒 や せる もの こころ||きず||いや|||

それ は 愛情 です > ||あいじょう|

( 我 愛 羅 ) 夜叉 丸 … 。 われ|あい|ら|やしゃ|まる

( 泣き声 ) なきごえ

はっ !

( 我 愛 羅 ) 《 何 ? 》 われ|あい|ら|なん

( 我 愛 羅 ) 《 な … 何で … われ|あい|ら||なんで

何で 僕 が … 僕 ばっかり ! 》 なんで|ぼく||ぼく|

う あ ~ !

( 倒れる 音 ) たおれる|おと

誰 ? だれ

何で ? なんで

あっ 。

( 唾 を 飲み込む 音 ) つば||のみこむ|おと

( 足音 ) あしおと

あっ !

あ … あぁ … 。

あぁ … あぁ … 。

さすが です ね … 我 愛 羅 様 … 。 |||われ|あい|ら|さま

( 我 愛 羅 ) う っ ! われ|あい|ら||

う ぅ … あぁ …

あ … 夜叉 丸 … 。 |やしゃ|まる

あ ~ ~~

( 我 愛 羅 ) う ぅ … ! われ|あい|ら||

《 あの 目 だ ! 》 |め|

( 我 愛 羅 ) どう し た ? 逃げる ん じゃ なかった の か ? われ|あい|ら||||にげる|||||

サスケ 君 … 。 さすけ|きみ

ナルト … 。

こいつ ら は

お前 に とって 何 だ ? おまえ|||なん|

こ … こいつ ら は

俺 の 仲間 だって ば よ ! おれ||なかま|||

これ 以上 ち っと でも 傷つけ て み や がれ 。 |いじょう||||きずつけ||||

て め ぇ ぶ っ 飛ばす ぞ ! |||||とばす|

う ぅ ! あ ~ !

あっ 。 あっ 。

( 我 愛 羅 ) さ ぁ どう し た ? われ|あい|ら|||||

ぶ っ 飛ばす ん じゃ ない の か ? ||とばす|||||

早く 来い ! はやく|こい

く っそ ~ !

♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ だれ||しっぱい||||

♪ 恥ずかしい こと じゃ ない はずかしい|||

♪ この 傷 を 無駄 に し ない で |きず||むだ||||

♪ 笑って 歩 けれ ば いい わらって|ふ|||

♪ ~

♪ そう 静か な 空気 吸い込み |しずか||くうき|すいこみ

♪ 広き 空 に 顔 上げ 飛び込み ひろき|から||かお|あげ|とびこみ

♪ 時 に 雨 が 降ったら ひと休み じ||あめ||ふったら|ひとやすみ

♪ じゃあ 行く先 は 風 吹く まま に |ゆくさき||かぜ|ふく||

♪ たくさん の まとって る 後悔 ||||こうかい

♪ この 傷 を 無駄 に し ちゃ しょう ない |きず||むだ|||||

♪ 胸 に 勲章 刻み 行 こ う かい むね||くんしょう|きざみ|ぎょう|||

♪ 生涯 そう こっか ら が Show Time しょうがい||||||

♪ 誰 だって 失敗 は する ん だ だれ||しっぱい||||

♪ 恥ずかしい こと じゃ ない はずかしい|||

♪ この 傷 を 無駄 に し ない で |きず||むだ||||

♪ 笑って 歩 けれ ば いい わらって|ふ|||

♪ 悲しみ も 風 に 変え て かなしみ||かぜ||かえ|

♪ 強く 進んで 行け れ ば いい つよく|すすんで|いけ|||

♪ 強く 進んで 行け れ ば いい つよく|すすんで|いけ|||

♪ ~

〈 俺 に は こいつ の 強 さ が 分かる 。 おれ|||||つよ|||わかる

こいつ に とって 俺 なんて |||おれ|

緊張 感 の ない 弱虫 みたい な もん かも しれ ねえ 。 きんちょう|かん|||よわむし||||||

でも 何 な ん だ ? 何 な ん だって ば よ ? |なん||||なん|||||

この 込み上げ て くる 感じ は 。 |こみあげ|||かんじ|

分か ん ねえ … 分か ん ねえ けど 何で だ か 俺 わか|||わか||||なんで|||おれ

こいつ に だけ は 死 ん で も 負け たく ねえ ! 〉 ||||し||||まけ||

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ 弱い 自分 なんて とっくに 自覚 し てん だ よ よわい|じぶん|||じかく||||