Naruto Episode 80
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ We are Fighting Dreamers 高 み を 目指し て
♪ Fighting Dreamers なりふり 構わ ず
♪ Fighting Dreamers 信じる が まま に
♪ Oli Oli Oli Oh - ! Just go my way !
♪ Right here Right now ( Bang ! ) ぶ っ放せ Like a 弾丸 ライナー !
♪ Right here Right now ( Burn ! )
♪ 険しい 修羅 の 道 の 中
♪ 他人 の 地図 を 広げ て 何 処 へ 行く ?
♪ 極彩色 の カラス が
♪ それ を 奪い取って 破り 捨て た
♪ さ ぁ 心 の 目 見開 い て
♪ しか と 真実 を 見極めろ ! ( Yeah ! )
♪ 失う モノ なんて ない さ
♪ いざ 参ろう !
♪ We are Fighting Dreamers 高 み を 目指し て
♪ Fighting Dreamers なりふり 構わ ず
♪ Fighting Dreamers 信じる が まま に
♪ Oli Oli Oli Oh - ! Just go my way !
♪ Right here Right now ( Bang ! ) ぶ っ放せ Like a 弾丸 ライナー !
♪ Right here Right now ( Burn ! ) ぶった 斬って く ぜ Get the fire !
♪ Right here Right now ( Bang ! ) ぶ っ放せ Like a 弾丸 ライナー !
♪ Right here Right now ( Burn ! ) ぶった 斬って く ぜ Get the fire !
♪ ~
♪ ~
( 大 蛇 丸 ) う ぅ … 。
あぁ … 。
♪ ~
( 猿 魔 ) 猿 飛 … 。
( 猿 魔 ) 《 せめて この 剣 だけ でも … 》
( 猿 魔 ) 《 忍 の 道 を 極め た
まさに お前 らしい 最期 だった 》
( 大 蛇 丸 ) う ぅ … 腕 が 焼ける よう だ … 。
( 左 近 ) 大 蛇 丸 様 !
作戦 は ここ まで よ 。
結 界 は もう いい 帰る わ 。
( 一同 ) はっ ! 解 !
( カブト ・ バキ ) あっ !
( ガイ ) 結 界 が … 。 ( カカシ ) 解け た !
( ゲンマ ) 火影 様 は ?
( 暗部 1 ) 行く ぞ !
逃がす か !
( 鬼 童 丸 ) 《 忍法 蜘蛛 縛り ! 》
( 暗部 たち ) あっ ! あ ~ !
( 暗部 2 ) チャクラ を 流し込 ん だ 粘着 性 の 糸 か … 。
( ガイ ) カカシ ヤツ ら 動 い た ぞ ! 追う か ?
( カカシ ) いや 待て ガイ 。
( カブト ) そう 上 の 状況 情報 が ない 状態 で 動き回る と
敵 の わな に はまり ます よ 。
( ガイ ) そんな こと は 百 も 承知 の うえ だ わな が あ ろ う と なか ろ う と
こんな とき に 敵 を 見逃す わけ に は いか ん !
それ が 木 ノ 葉 の 忍 だ 。
( カカシ ) で お前 は 結局 見 てる だけ か ?
カブト 。
( カブト ) やっぱり バレ て た 。
( バキ ) おい どう する ?
( カブト ) そろそろ 引き ま しょ う か 。
( カカシ ) また 俺 から 逃げる の か ?
( カブト ) 今 は ね うかつ に 手の内 を 見せる と
コピー さ れ ちゃ う の が 関の山 です から 。
ま ぁ もっとも うち は 一族 ほど 完璧 に
その 眼 を 使いこな せ て は い ない よう です が 。
♪ ~
では 。
≪ ( カンクロウ ) テマリ 。
( テマリ ) はっ ! カン クロウ !
( サスケ ) ハァ ハァ ハァ … 。
サクラ を 頼む 。
( パックン ) お … おい !
ん ~。
( ナルト ) ハァ ハァ ハァ … 。
( 我 愛 羅 ) 《 なぜ こいつ は これほど に 強い ?
ぐ っ !
俺 の 存在 は 消え ない 。
消え ない … 消え て たまる か ! 》
くっ … !
ハァ ハァ … ぐ っ !
ハァ ハァ ハァ … 。
♪ ~
( 子ども 1 ) < あいつ と は 口 利く な っ つ っ た ろ ! >
( 子ども 2 ) < 行 こ う ぜ >
♪ ~
( 子ども 3 ) < あっ い た !
あれ か >
( 子ども 4 ) < い なく なれ ! >
♪ ~
( 子ども たち ) < 化け物 ! 化け物 ! 化け物 … ! >
♪ ~
( 子ども 5 ) < 化け物 ! 死ね ! >
♪ ~
( 子ども 6 ) < それ か … 関わる な バカ ! >
♪ ~
( 子ども 7 ) < 見る な って >
♪ ~
( 子ども 8 ) < ど っか 行け ! >
♪ ~
♪ ~
( 我 愛 羅 ) < ヤツ ら に とって 消し去り たい 過去 の 遺物 だ 。
では 俺 は 何 の ため に 存在 し 生き て いる の か ? >
( 白 ) < 自分 の こと を こう 思った 。
いや そう 思わ ざる を え なかった 。
そして それ が いちばん つらい こと だ と 知った 。
自分 が この世 に
まるで 必要 と さ れ ない 存在 だ と いう こと です >
( 我 愛 羅 ) く … 来る な !
♪ ~
独りぼっち の あの 苦しみ は
半端 じゃ ねえ よ な … 。
お前 の 気持ち は
何で かな ? 痛い ほど 分かる ん だって ば よ 。
けど 俺 に は もう
大切 な 人 たち が でき た ん だ 。
俺 の 大切 な 人 たち
傷つけ させ ねえ 。
で なけりゃ お 前 殺し て でも
俺 は お前 を 止める ぞ !
何で …
何で お前 は 他人 の ため に ここ まで 。
独りぼっち の あの 地獄 から 救って くれ た …
俺 の 存在 を 認め て くれ た
大切 な みんな だ から 。
♪ ~
( 夜叉 丸 ) < 愛情 は 自分 の 身近 に いる
大切 な 人 に 尽くし て あげ たい と 慈しみ 見守る 心 >
( 我 愛 羅 ) 愛情 … 。
( 我 愛 羅 ) 《 だから こいつ は 強い の か … 》
ぐ っ … 。
もう いい ナルト 。 あっ 。
サクラ は 大丈夫 だ 。
こいつ も チャクラ が 尽き た ん だ ろ 。
とっくに サクラ の 砂 は 崩れ た よ 。
そ っか 。
もう いい やめ だ 。
( カンクロウ ) 我 愛 羅 … 。
( カンクロウ ) 《 こんなに 弱りきった 我 愛 羅 は
初めて 見る じゃ ん 》
( カンクロウ ) 分かった よ 。
( 我 愛 羅 ) う … 。
♪ ~
( 我 愛 羅 ) 《 うずまき ナルト か … 》
( 我 愛 羅 ) 《 いつか 俺 に も … 》
( 我 愛 羅 ) テマリ カン クロウ 。
( テマリ ・ カンクロウ ) ん ?
( 我 愛 羅 ) すまない 。 ( テマリ ) あっ 。
( カンクロウ ) べ … 別に いい って 。
( 秒 を 刻む 音 )
( 秒 を 刻む 音 )
あっ 。 ( 秒 を 刻む 音 )
( 秒 を 刻む 音 )
( 遠 雷 )
♪ ~
♪ ~
( 紅 ) 雨 … 。
( アスマ ) 空 も 泣きだし た か 。
( ホムラ ) この たび の 戦闘 で 命 を 落とし た 三 代 目 火影
ならびに その 犠牲 者 を 弔う ため の
葬儀 を 行う 。
( 暗部 ) 始まった か 結局 われわれ は
ただ 見 て いる こと しか でき なかった な 。
♪ ~
《 何で だって ば よ 。
何で 火影 の じいちゃん が 死な なきゃ いけ ねえ ん だ 》
( 木 ノ 葉 丸 の 泣き声 )
《 何で … 》 ( 木 ノ 葉 丸 の 泣き声 )
( 木 ノ 葉 丸 の 泣き声 )
♪ ~
( イルカ の 泣き声 )
( 猿 飛 ) < もう 一 年 に なる か > ( イルカ ) < あっ >
( 猿 飛 ) < 悲し み を 隠し て 笑う の は
簡単 な こと で は ない な 。
お前 は いつも 笑い の 中心 に なって いる と
担任 から 聞い た が >
( イルカ ) < 僕 は 悲しく なんか ない ん だ !
忍 が 任務 で 死ぬ の は 名誉 な こと な ん だ !
父ちゃん も 母ちゃん も
化け ぎ つね から この 里 を 命懸け で 守った 英雄 だ ぞ !
僕 は その 英雄 の 子ども だ !
一 人 に なった って 悲しく なんか ない ん だ 。
これ だって … うれし涙 … >
( 猿 飛 ) < もう いい >
( 猿 飛 ) < お前 が いつも
一 人 ひざ を 抱え て い た こと は 知 っと る 。
しかし お前 は 一 人 で は ない >
< えっ >
( 猿 飛 ) < 木 ノ 葉 隠れ の 忍 たち は
皆 火 の 意志 を 持って おる >
( イルカ ) < 火 の 意志 ? >
( 猿 飛 ) < 木 ノ 葉 を 守 ろ う と する 強い 意志 の こと じゃ 。
この 火 の 意志 を 持って おる かぎり
この 里 に いる 者 は すべて 家族 その もの な ん じゃ 。
イルカ よ お前 は 持って おる か の う >
( イルカ ) < うん >
♪ ~
( カカシ ) ハヤテ へ か ?
( カカシ ) 三 代 目 の 葬儀 が もう 始まって る 。
急げ よ 。
( 夕顔 ) カカシ 先輩 こそ オビト さん へ です か ?
( 夕顔 ) いつも 遅刻 の 理由 を 考える くらい なら
もっと 早く 来 て あげ れ ば いい のに 。
( カカシ ) 来 てる よ 朝 早く 。
( カカシ ) ただ ここ に 来る と 昔 の バカ だった 自分 を
いつ まで も 戒め たく なる 。
( 自 来 也 ) フン 。
♪ ~
♪ ~
《 忍 は どの よう な 状況 に おい て も
感情 を 表 に 出す べ から ず 。
任務 を 第 一 と し
何事 に も 涙 を 見せ ぬ べし 》
♪ ~
♪ ~
♪ ~
イルカ 先生 。 ( イルカ ) ん ?
何で 人 は
人 の ため に 命 を 懸け た り する の か な ?
人間 が 一 人 死ぬ 亡くなる 。
過去 や 今 の 生活 そして その 未来 と 一緒に な 。
たくさん の 人 が 任務 や 戦争 で 死 ん で ゆく 。
それ も 驚く ほど あっさり と 簡単 に だ 。
ハヤテ だって その 一 人 だ よ 。
死 に ゆく 者 に も 夢 や 目指す もの は ある 。
しかし 誰 に も それ と 同じ くらい 大切 な もの が ある ん だ 。
両親 兄弟 友達 や 恋人
自分 に とって 大切 な 人 たち 。
互いに 信頼 し 合い 助け合う 。
生まれ落ち た 時 から
ずっと 大切 に 思って き た 人 たち と の つながり 。
そして その つながった 糸 は
時 を 経る に 従い 太く 強く なって いく 。
理屈 じゃ ない の さ 。
その 糸 を 持 っち まっ た ヤツ は そう し ち まう ん だ 。
大切 だ から 。
うん 何となく は 俺 に も 分かる って ば よ 。
でも … 。
死ぬ の は つらい よ 。
( カカシ ) 三 代 目 だって ただ で 死 ん だ わけ じゃ ない よ 。
ちゃんと 俺 たち に 大切 な もの を 残し て くれ てる 。
まっ いずれ お前 に も 分かる よう に なる さ 。
うん それ も 何となく 分かる って ば よ 。
( サクラ ) 雨 や ん だ ね 。
♪ ~
じゃあ ね イルカ 先生 。
( イルカ ) ああ 。
( イルカ ) 《 木 ノ 葉 隠れ の 小さな 木 ノ 葉 たち に
三 代 目 あなた の 言う 火 の 意志 は
どうやら ちゃん と 受け継が れ て いる よう です 。
木 ノ 葉 に つい た その 小さな 火種 は
やがて 強く 大きく 燃え て
また この 里 を 照らし 守る の でしょ う 。
( イルカ ) 《 いつ の 日 か
新た な 火影 と なって … 》
( 男 1 ) とりあえず 壊滅 は 免れ た もの の
被害 は 甚大 の よう です ね 。
( 男 2 ) 栄華 を 極め た あの 里 が
あわれ だ な 。
( 男 1 ) 柄 に も ない 。
故郷 は やはり 未練 が あり ます か ?
あなた でも 。
( 男 2 ) いい や まるで ない よ 。
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ 我慢 の 連続 だった ろ
♪ 心 で 泣 い て いた ん だ ろ
♪ 自分 で 決め た その 夢 だけ は
♪ ゆず れ ない ん だ ろ ?
♪ 脇役 だ けど
♪ ~
♪ かげ の 人 だ けど
♪ 夢 と 向き合う 時 くらい
♪ 真ん中 に い させ て 正直 に い させ て
♪ 今 まで 何度 も なんとか あきらめ ず に
♪ 今 まで 何度 も 立ち上がって き た じゃ ない か
♪ 今 まで 何度 も 僕ら 何度 も 信じ て
♪ 何度 も 夢見 て 何度 も …
♪ 今 まで 何度 も バカ を 見 て き た じゃ ない か
♪ 何度 も 人 の かげ に 立って き た じゃ ない か
♪ さ ぁ 主役 だ よ
♪ 自分 の 夢 くらい
♪ わがまま で い させ て
♪ ~
( カカシ ) 〈 祭事 は 終わり 朝もや は やがて すべて を 包み込む 。
静寂 … その 白い 霧 の 中 で
影 は 静か に 牙 を 研ぐ 。
よみがえる 幼き 日 の 記憶 。
絶望 いらだち そして 決意 。
宿命 と いう 名 の 歯車 が
今 静か に 回り 出す 〉
♪ ~