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逃げるは恥だが役に立つ, 逃げるは恥だが役に立つ#10 (02)

逃げる は 恥 だ が 役 に 立つ #10 (02)

欲しい もの が 特に なくて も 来た から に は 買って しまう と いう

心理 を つく ため に さすが コスい

商売 は コスくて なんぼ でしょ と は いえ

商店 街 を 知って もらう ため の 広報 活動 が 第一義 だ と すれば

少し の 黒字 が 出れば いい ぐらい の 気持ち で 金儲け に は 走ら ず に

森山 さん

手伝って くれ ない か な ?

M 社 の 買収 の 余波 を 受けて

ウチ の 売上 の 4 割 が 失わ れる

経営 の スリム 化 の ため に リストラ が 必要 だ

それ が

僕 です か ?

うん

誤解 し ないで ほしい 3I で 一番 優秀 な エンジニア は 津崎 君 だ

その分 年俸 も 高い

開発 の ほとんど から 手 を 引く と なったら 宝 の 持ち 腐れ

分不相応 な 買い物 だ

それ と もう 一つ

津崎 君 結婚 して なかった んだ ね

《 いっそ ホントに 籍 を 入れて は ?》

≪( 沼田 ) 聞い ちゃった んだ よ 津崎 君 と みくり さん が ➡

籍 を 入れて ない って こと 社長 に 頼んで

総務 に も 確認 した 法 を 犯した わけで は …

分かって る ウチ の 会社 は 事実婚 に 対して も

社会 保険 の 対象 と して 許可 して る から いい んだ

ただ 2 人 が 単なる 雇用 関係 だ と する と

リストラ する 社員 を 選定 する 上 で

選び やすく なる

人 ひとり 雇う 経済 的 余裕

日野 君 の ように 養わ なきゃ いけない 妻子 も い ない

確かに

籍 を 入れて い ない と いう こと は

責任 を 負って い ない と いう こと に なり ます ね

( 口々に 意見 を 言って いる )

ちょっと ちょっと 待って ください

今 の 話 に よる と 私 に 手伝え って いう の は

ボランティア で ノーギャラ って こと です か ?

俺 達 だって ノーギャラ だ よ そうだ よ な

そりゃ 皆さん は 自分 達 の 商店 街 だ から

学園 祭 みたいで 楽し そう じゃん それ と これ と は 別

いい です か 皆さん 人 の 善意 に つけ込んで

労働力 を タダ で 使おう と する

それ は 搾取 です

例えば 友達 だ から 勉強 に なる から これ も あなた の ため だ から

など と 言って 正当な 賃金 を 払わ ない

このよう な 「 やりがい 搾取 」 を 見過ごして は いけ ません

労働 組合 ? 市議 会 議員 の 妄想 が 始まって る

私 森山 みくり は やりがい の 搾取 に 断固 と して 反対 し ます !

よし 分かった !

日給 3千円 で

安い …

お 願い し ます !

ごめん ね 変な こと に なって 手伝う 時間 を

1 日 3.2 時間 以内 に 収めれば

横浜市 の 最低 賃金 930 円 を 維持 できる

日数 は 応 相談 だ ね

私 守銭奴 みたいだった ? いんや

現金 収入 大事 だって 私 も 離婚 して 身 に 染みた もん

森山 候補 の 演説 良かった よ

ありがと うん

年内 いっぱい よろしく お 願い し ます

ごめん な

沼田 さん が 謝る こと は あり ません 津崎 君 を 選んだ の は 俺 だ

僕 が 沼田 さん でも

そうして た と 思い ます

自分 を 責め ないで ください

< 沼田 さん の せい じゃない > < 誰 の せい で も ない > < ただ そこ に 残酷な 事実 が ある だけ だ > < 仕事 仕事 を 探さ ねば > < 今 と 同 程度 の 年収 で > < みくり さん と の いちゃいちゃ タイム を > < 死守 できる ホワイト な 会社 そんな 都合 の いい 話 が > < そう 簡単に ある と も 思え ない が 今 の 生活 を 維持 する ため に は > < 何と して も > ( ドア が 開く )

ただいま 帰り ました お 帰り なさい

朝 言って た 材料 買って き ました よ

何 か ?

いえ 作り ましょう

( 携帯 着信 )

もしもし

☎( 風見 ) 今 どこ です か ?

駅 帰って きた とこ

これ から 会い ませ ん か ?

分かった どこ の 店 に 行けば ?

☎ よかったら ウチ へ そこ から 3 分

ありがとう

聞き たい こと が あって 来た の

この 前 の どういう 意味 ?

私 が 言った こと 何 か 変だった ?

《 例えば 私 みたいな アラフィフ の 独身 女 だって 》

《 社会 に は 必要で 誰 か に 勇気 を 与える こと が できる 》

《 だから 私 は 》

《 カッコ よく 生き なきゃ って 思う の よ 》

《 そんな こと 言わ ないで ください 》

あなた 言った でしょ 「 そんな こと 言わ ないで 」 って

どうして ? 私 が 痛々しく 見えた から ?

強 がって カッコ つけて 痛い こと 言って る って

僕 は カッコイイ 百合 さん が 好きです が

それ は 百合 さん から にじみ出る カッコ よ さ であって

誰か の お 手本 に なる ため に 無理 を する 必要 は ない

そう 思った だけ です

無理 して る わけじゃない の

この 前 は 仕事 で 色々 あって

周り の 期待 は 嬉しい し 周り から 期待 さ れて る から

頑張れる って こと も 本当 だ し

カッコ よく 生き たい って いう の も 本心

はい

でも そう ね 時 に は いい の かも しれ ない

頑張ら ない 時 が あって も

あんな とこ で 泣いたり して ごめんなさい

人目 に つか ない ように かばって くれて ありがとう

かばった ん じゃなくて

見せ たく なかった んです 誰 に も

人 の 秘密 を 握った ような 顔 し ちゃって

あ ~ 不覚 だった

みっともない 若人 の 前 で

若人 って

私 から 見たら 十分 若人

ここ に 水 を つけて

こうして こうして

こう です おお

やって み ます はい

これ から 少し やっ さん の ところ に 行く 回数 が 増える と 思い ます

色々 手伝う こと に なって 大変 です ね シングルマザー

< やっ さん だけ で なく 男 の 人 も わらわら いる 状況 に > < 最低 賃金 で 駆り出さ れる こと に なった と は 言い にくい > 分かった

私 より 上手 コツ を つかみ ました

平匡 さん って やって みたら 色んな こと できる ん じゃない です か ?

< でき ない と 思って いた こと が できる > < 一つずつ 世界 が 広がる > < 仕事 を 失って も 穏やか で い られる の は > < 今 ここ に ある 世界 を 信じ られる から だ > みくり さん が いて 良かった

< 大好き な 人 に 認めて もらえて > ありがとう ございます はい

< 受け入れて もらえて > 《 僕 は 一生 このまま 》

《 本当の 結婚 は せず に 終わる ので 》

< 結婚 と いう 公的な 契約 が なかった と して も > 信じ られる なら

それ で 一緒に い られる なら

どんな 形 でも いい です よ ね

関係 は それぞれ な んだ し

大丈夫 よ すぐ そこ なんだ から

夜道 ぐらい 1 人 で 帰れ ない と やって いけない

今度 ウチ に も 遊び に 来て 甥っ子 特典 で

おいしい ワイン 飲まして あげる

( ため息 )

本気 で 甥っ子 だ と 思って る んだ うん ?

僕 は 百合 さん を 抱き たい と 思って る のに

オバサン を からかわ ない の

じゃあ ね

何 を 言って んだ 俺 は

ビックリ した …

< どんなに 奇妙 な 関係 でも 意志 が あれば 続いて いく > < どちら か が 変え たい と 願わ ない かぎり > < バランス を 壊さ ない かぎり > < いつまでも このまま > < 続けて いける > ≪( 日野 ) どういう こと だ よ あんなに 優秀な 津崎 さん が

リストラ なんて 納得 いか ねえ

社長 全然 分かって ねえ 日野 君 色々 と ね

沼田 さん は 納得 して ん の ?

≪( 風見 ) ここ は 自分 が 残れる こと を 喜び ましょう よ

でも さあ … じゃあ 津崎 さん の 代わり に

辞め ます か ? えッ ?

家族 が … 家 の ローン が …

ほら ね 俺 が 辞めて 丸く 収まる なら

そう し たい ぐらい だ インフラエンジニア は い なきゃ 困る でしょ

ええ … 津崎 さん なら すぐ

次の 仕事 見つかり ます よ

昼 休み 返上 で 職 探し か

時間 短縮 の ため に 事前 アンケート を 作成 し ました

おお ~

必要 部数 を コピー して 各 商店 に 配って 記入 して もらって

回収 し といて ください

そう です か 分かり ました また ご 縁 が あったら お 願い し ます

もしもし 津崎 と 申し ます が

ごちそうさま でした はい

< 最近 の 平匡 さん は 忙し そうで > < 料理 に ついて も ノーコメント > < 全部 食べて る し まずく は ない と 思う んだ けど > ホント です か !?

はい ありがとう ございます

明日 ご挨拶 に 伺い ます はい 失礼 し ます

はあ~

みくり さん 今日 の 夕飯 は 外 で 食べ ません か ?

外 ? この メモ の 場所 で 待ち合わせ を

18 時 45 分 に 集合 で お 願い し ます はい

行って き ます

あッ お 弁当

ありがとう ございます

行って らっしゃい 行って き ます

≪( 風見 ) 百合 さん

おはよう ございます おはよう

避け なくて も 避けて なんて

バー に も 来 ない し メール も 無視 忙しかった の

僕 も 一応 人間 なんで ここ まで 避け られる と ➡

それなり に ヘコみ ます 二度 と 話し たく ない の なら

もう 近づき ません そう いう わけじゃ …

風見 さん ?

この 前 は どうも こんにちは

( ナツキ ) 土屋 さん おはよう ございます

おはよう

あッ ねえ アレ 持ってきた ? アレ って 何 です か ?

ほら ほら アレ よ 春 キャン の … 何 だ っけ ほら

何 か あった んです か ? あって も 話さ ない

珍しい 怒って る 怒ら せて る んだ ろ

やったー 関係 が 一歩 前進 !

君 に あだ名 を あげよう

ポジティブ モンスター

ポジモン ? ポジモン ゲット だ ぜ !

いい 感じ でした ね イケメン と

どこ が 親子 ほど も 年 が 違う

いい じゃない です か それ ぐらい の ハードル

それ ぐらい ? 生きて 会える んだ から

< 外 で 夕食 > < 突然 なぜ だろう > < そう いえば > 《 みくり さん の 誕生日 に 何も し なかった こと が 悔やま れ ます 》

《 外 で 食事 くらい できれば よかった 》

《 じゃあ 来年 おいしい 焼き鳥 屋 さん で 》

《 焼き鳥 で いい んです か ?》 《 家 で 作ら ない もの が いい んです 》

焼き鳥 だ

< 来年 は あまりに 遠い から > < 連れて いって くれよう と して いる > < 初めて の 待ち合わせ 初めて の デート > < かわいく 攻める か > < 張り切り すぎて も 良く ない し > < 焼き鳥 の ニオイ が つく と なる と > はあ ~

決ま ん ない …

お待たせしました

いえ 時間 ピッタリ です 行き ましょう

たまに は いい です ね こういう の 月 に 一度 は

外食 日 を 設け ましょう か いい です ね

今 まで 気づき ません でした 私 も です さっき 初めて

デート した こと なかった って 気づき ました

ここ です

あの 心なしか 高 そうな

問題 あり ません 行き ましょう

津崎 様 お 待ち して おり ました どうも

コート を お 預かり し ます

みくり さん ?

お 願い し ます これ も

では ご 案内 し ます

今 メニュー を お 持ち し ます はい

評判 の お 店 な んです

こういう 所 なら もっと いい 服 を カワイイ です よ

子羊 に 使わ れて る ソース ・ ヴァン ・ ルージュ の ワイン の セパージュ は 何 です か ?

< 何 が 起こって いる の か > < しみじみ と しっくり お 寺 の 似合う 平匡 さん が > なるほど 子羊 だ から てっきり ボルドー か と 思ったら

< キラキラ した 空間 で 横 文字 っぽい ランゲージ を 喋って いらっしゃる > みくり さん

< どっち ? どっち を 選べば > < 平匡 ルート の エンディング を 迎え られる の ?> < フラグ 立った ~> < 違う 違う そう じゃない 平匡 さん の 王子 モード > < ちょっと カッコイイ けど そう じゃない > お 願い し ます かしこまり ました

< 準備 の かい が あった > < 特別な 日 の ため の 評判 の いい 店 を ピックアップ > < 予約 の 空き を 必死で 探し > < 第一 希望 の 店 の キャンセル 待ち を 確保 > < 昼間 の うち に 訪問 し 最終 確認 > 《 ミキュイ に して あり ます 》 《 ミキュイ って 何 です か ?》

< ここ まで は 順調 だ > う~ん

< おいしい とんでもなく おいしい > < だけど 平匡 さん が さっき から 一言 も 話さ ない > < ただ 食べて 合間 に > < 嬉し そうに ほほ笑む だけ > < 怖い > < 王子 モード 続行 中 の 平匡 さん の 裏 に > < 何 が 隠さ れて いる の か > 今日 ここ へ 来た の は

これ から の こと を 話す ため です

サイズ が 分から なかった ので 指輪 は まだ ない んです が

みくり さん

きちんと 入籍 して

結婚 し ましょう

平匡 さん は そんな つもり ない の か と …

自分 に は 起こり 得ない 話 だ と 思って い ました

です が みくり さん と 出会って 変わった んです

試算 して みた んです

逃げる は 恥 だ が 役 に 立つ #10 (02) にげる||はじ|||やく||たつ Escape is Shameful but Useful #10 (02)

欲しい もの が 特に なくて も 来た から に は 買って しまう と いう ほしい|||とくに|||きた||||かって|||

心理 を つく ため に さすが コスい しんり||||||コス い

商売 は コスくて なんぼ でしょ と は いえ しょうばい||コス く て|||||

商店 街 を 知って もらう ため の 広報 活動 が 第一義 だ と すれば しょうてん|がい||しって||||こうほう|かつどう||だいいちぎ|||

少し の 黒字 が 出れば いい ぐらい の 気持ち で 金儲け に は 走ら ず に すこし||くろじ||でれば||||きもち||かねもうけ|||はしら||

森山 さん もりやま|

手伝って くれ ない か な ? てつだって||||

M 社 の 買収 の 余波 を 受けて |しゃ||ばいしゅう||よは||うけて

ウチ の 売上 の 4 割 が 失わ れる うち||うりあげ||わり||うしなわ|

経営 の スリム 化 の ため に リストラ が 必要 だ けいえい||すりむ|か||||りすとら||ひつよう|

それ が

僕 です か ? ぼく||

うん

誤解 し ないで ほしい 3I で 一番 優秀 な エンジニア は 津崎 君 だ ごかい||||||ひと ばん|ゆうしゅう||えんじにあ||つ さき|きみ|

その分 年俸 も 高い そのぶん|ねんぽう||たかい

開発 の ほとんど から 手 を 引く と なったら 宝 の 持ち 腐れ かいはつ||||て||ひく|||たから||もち|くされ When it comes to withdrawing from most of the development, the treasure rots

分不相応 な 買い物 だ ぶん ふそうおう||かいもの|

それ と もう 一つ |||ひと つ

津崎 君 結婚 して なかった んだ ね つ さき|きみ|けっこん||||

《 いっそ ホントに 籍 を 入れて は ?》 |ほんとに|せき||いれて|

≪( 沼田 ) 聞い ちゃった んだ よ 津崎 君 と みくり さん が ➡ ぬまた|ききい||||つ さき|きみ||み くり||

籍 を 入れて ない って こと 社長 に 頼んで せき||いれて||||しゃちょう||たのんで

総務 に も 確認 した 法 を 犯した わけで は … そうむ|||かくにん||ほう||おかした||

分かって る ウチ の 会社 は 事実婚 に 対して も わかって||うち||かいしゃ||じじつ こん||たいして|

社会 保険 の 対象 と して 許可 して る から いい んだ しゃかい|ほけん||たいしょう|||きょか||||| It ’s okay because it ’s permitted as a subject of social insurance.

ただ 2 人 が 単なる 雇用 関係 だ と する と |じん||たんなる|こよう|かんけい||||

リストラ する 社員 を 選定 する 上 で りすとら||しゃいん||せんてい||うえ|

選び やすく なる えらび||

人 ひとり 雇う 経済 的 余裕 じん||やとう|けいざい|てき|よゆう Financial margin to hire one person

日野 君 の ように 養わ なきゃ いけない 妻子 も い ない ひの|きみ||よう に|やしなわ|||さいし|||

確かに たしかに

籍 を 入れて い ない と いう こと は せき||いれて||||||

責任 を 負って い ない と いう こと に なり ます ね せきにん||おって|||||||||

( 口々に 意見 を 言って いる ) くちぐちに|いけん||いって|

ちょっと ちょっと 待って ください ||まって|

今 の 話 に よる と 私 に 手伝え って いう の は いま||はなし||||わたくし||てつだえ|||| According to what I'm talking about, helping me

ボランティア で ノーギャラ って こと です か ? ぼらんてぃあ|||||| Do you mean no gala as a volunteer?

俺 達 だって ノーギャラ だ よ そうだ よ な おれ|さとる|||||そう だ||

そりゃ 皆さん は 自分 達 の 商店 街 だ から |みなさん||じぶん|さとる||しょうてん|がい||

学園 祭 みたいで 楽し そう じゃん それ と これ と は 別 がくえん|さい||たのし||じゃ ん||||||べつ It's like a school festival, so it looks fun, isn't it?

いい です か 皆さん 人 の 善意 に つけ込んで |||みなさん|じん||ぜんい||つけこんで Is it okay, everyone, take advantage of the good intentions of others

労働力 を タダ で 使おう と する ろうどう ちから||ただ||つかおう||

それ は 搾取 です ||さくしゅ|

例えば 友達 だ から 勉強 に なる から これ も あなた の ため だ から たとえば|ともだち|||べんきょう|||||||||| For example, because I'm a friend, I'm studying, so this is also for you.

など と 言って 正当な 賃金 を 払わ ない ||いって|せいとうな|ちんぎん||はらわ| Do not pay a fair wage

このよう な 「 やりがい 搾取 」 を 見過ごして は いけ ません この よう|||さくしゅ||みすごして|||ませ ん

労働 組合 ? 市議 会 議員 の 妄想 が 始まって る ろうどう|くみあい|しぎ|かい|ぎいん||もうそう||はじまって| Union ? The delusion of a member of the city council has begun

私 森山 みくり は やりがい の 搾取 に 断固 と して 反対 し ます ! わたくし|もりやま|み くり||||さくしゅ||だんこ|||はんたい||

よし 分かった ! |わかった

日給 3千円 で にっきゅう|せん えん|

安い … やすい

お 願い し ます ! |ねがい||

ごめん ね 変な こと に なって 手伝う 時間 を ||へんな||||てつだう|じかん|

1 日 3.2 時間 以内 に 収めれば ひ|じかん|いない||おさめれば Within 3.2 hours a day

横浜市 の 最低 賃金 930 円 を 維持 できる よこはま し||さいてい|ちんぎん|えん||いじ|

日数 は 応 相談 だ ね にっすう||おう|そうだん||

私 守銭奴 みたいだった ? いんや わたくし|しゅ せん やつ||いん や

現金 収入 大事 だって 私 も 離婚 して 身 に 染みた もん げんきん|しゅうにゅう|だいじ||わたくし||りこん||み||しみた|

森山 候補 の 演説 良かった よ もりやま|こうほ||えんぜつ|よかった|

ありがと うん あり が と|

年内 いっぱい よろしく お 願い し ます とし ない||||ねがい||

ごめん な

沼田 さん が 謝る こと は あり ません 津崎 君 を 選んだ の は 俺 だ ぬまた|||あやまる||||ませ ん|つ さき|きみ||えらんだ|||おれ|

僕 が 沼田 さん でも ぼく||ぬまた||

そうして た と 思い ます |||おもい|

自分 を 責め ないで ください じぶん||せめ||

< 沼田 さん の せい じゃない > ぬまた||||じゃ ない < 誰 の せい で も ない > だれ||||| < ただ そこ に 残酷な 事実 が ある だけ だ > |||ざんこくな|じじつ|||| < 仕事 仕事 を 探さ ねば > しごと|しごと||さがさ| < 今 と 同 程度 の 年収 で > いま||どう|ていど||ねんしゅう| < みくり さん と の いちゃいちゃ タイム を > み くり||||いちゃ いちゃ|たいむ| < 死守 できる ホワイト な 会社 そんな 都合 の いい 話 が > ししゅ||ほわいと||かいしゃ||つごう|||はなし| < そう 簡単に ある と も 思え ない が 今 の 生活 を 維持 する ため に は > |かんたんに||||おもえ|||いま||せいかつ||いじ|||| < 何と して も > なんと|| ( ドア が 開く ) どあ||あく

ただいま 帰り ました お 帰り なさい |かえり|||かえり|

朝 言って た 材料 買って き ました よ あさ|いって||ざいりょう|かって|||

何 か ? なん|

いえ 作り ましょう |つくり|

( 携帯 着信 ) けいたい|ちゃくしん

もしもし

☎( 風見 ) 今 どこ です か ? かざみ|いま|||

駅 帰って きた とこ えき|かえって||

これ から 会い ませ ん か ? ||あい|||

分かった どこ の 店 に 行けば ? わかった|||てん||いけば

☎ よかったら ウチ へ そこ から 3 分 |うち||||ぶん

ありがとう

聞き たい こと が あって 来た の きき|||||きた|

この 前 の どういう 意味 ? |ぜん|||いみ

私 が 言った こと 何 か 変だった ? わたくし||いった||なん||へんだった

《 例えば 私 みたいな アラフィフ の 独身 女 だって 》 たとえば|わたくし||||どくしん|おんな|

《 社会 に は 必要で 誰 か に 勇気 を 与える こと が できる 》 しゃかい|||ひつようで|だれ|||ゆうき||あたえる|||

《 だから 私 は 》 |わたくし|

《 カッコ よく 生き なきゃ って 思う の よ 》 かっこ||いき|||おもう||

《 そんな こと 言わ ないで ください 》 ||いわ||

あなた 言った でしょ 「 そんな こと 言わ ないで 」 って |いった||||いわ||

どうして ? 私 が 痛々しく 見えた から ? |わたくし||いたいたしく|みえた|

強 がって カッコ つけて 痛い こと 言って る って つよ||かっこ||いたい||いって||

僕 は カッコイイ 百合 さん が 好きです が ぼく|||ゆり|||すき です|

それ は 百合 さん から にじみ出る カッコ よ さ であって ||ゆり|||にじみでる|かっこ|||

誰か の お 手本 に なる ため に 無理 を する 必要 は ない だれ か|||てほん|||||むり|||ひつよう|| You don't have to force yourself to set an example for someone

そう 思った だけ です |おもった||

無理 して る わけじゃない の むり|||わけじゃ ない| I'm not overdoing it

この 前 は 仕事 で 色々 あって |ぜん||しごと||いろいろ|

周り の 期待 は 嬉しい し 周り から 期待 さ れて る から まわり||きたい||うれしい||まわり||きたい|||| I'm happy with the expectations of those around me, and I'm expecting them from others.

頑張れる って こと も 本当 だ し がんばれる||||ほんとう|| It ’s true that you can do your best

カッコ よく 生き たい って いう の も 本心 かっこ||いき||||||ほんしん

はい

でも そう ね 時 に は いい の かも しれ ない |||じ|||||||

頑張ら ない 時 が あって も がんばら||じ|||

あんな とこ で 泣いたり して ごめんなさい |||ないたり||

人目 に つか ない ように かばって くれて ありがとう ひとめ||||よう に|||

かばった ん じゃなくて ||じゃ なくて

見せ たく なかった んです 誰 に も みせ|||ん です|だれ||

人 の 秘密 を 握った ような 顔 し ちゃって じん||ひみつ||にぎった||かお||

あ ~ 不覚 だった |ふかく|

みっともない 若人 の 前 で |わこうど||ぜん|

若人 って わこうど|

私 から 見たら 十分 若人 わたくし||みたら|じゅうぶん|わこうど

ここ に 水 を つけて ||すい|| Soak water here

こうして こうして

こう です おお

やって み ます はい

これ から 少し やっ さん の ところ に 行く 回数 が 増える と 思い ます ||すこし||||||いく|かいすう||ふえる||おもい|

色々 手伝う こと に なって 大変 です ね シングルマザー いろいろ|てつだう||||たいへん|||

< やっ さん だけ で なく 男 の 人 も わらわら いる 状況 に > |||||おとこ||じん||わら わら||じょうきょう| <In a situation where not only Yasan but also men are involved> < 最低 賃金 で 駆り出さ れる こと に なった と は 言い にくい > さいてい|ちんぎん||かりださ|||||||いい| <It's hard to say that you've been driven out at the minimum wage> 分かった わかった

私 より 上手 コツ を つかみ ました わたくし||じょうず|こつ|||

平匡 さん って やって みたら 色んな こと できる ん じゃない です か ? ひら きよう|||||いろ ん な||||じゃ ない||

< でき ない と 思って いた こと が できる > |||おもって|||| <You can do what you thought you couldn't do> < 一つずつ 世界 が 広がる > ひと つ ずつ|せかい||ひろがる < 仕事 を 失って も 穏やか で い られる の は > しごと||うしなって||おだやか||||| < 今 ここ に ある 世界 を 信じ られる から だ > いま||||せかい||しんじ||| みくり さん が いて 良かった み くり||||よかった

< 大好き な 人 に 認めて もらえて > だいすき||じん||みとめて| ありがとう ございます はい

< 受け入れて もらえて > うけいれて| 《 僕 は 一生 このまま 》 ぼく||いっしょう| 《I will stay like this for the rest of my life》

《 本当の 結婚 は せず に 終わる ので 》 ほんとうの|けっこん||せ ず||おわる| 《Because a real marriage ends without a real marriage》

< 結婚 と いう 公的な 契約 が なかった と して も > けっこん|||こうてきな|けいやく||||| 信じ られる なら しんじ||

それ で 一緒に い られる なら ||いっしょに|||

どんな 形 でも いい です よ ね |かた|||||

関係 は それぞれ な んだ し かんけい|||||

大丈夫 よ すぐ そこ なんだ から だいじょうぶ|||||

夜道 ぐらい 1 人 で 帰れ ない と やって いけない よみち||じん||かえれ|||| I can't do it unless I can go home alone like the night road

今度 ウチ に も 遊び に 来て 甥っ子 特典 で こんど|うち|||あそび||きて|おいっこ|とくてん|

おいしい ワイン 飲まして あげる |わいん|のま して|

( ため息 ) ためいき

本気 で 甥っ子 だ と 思って る んだ うん ? ほんき||おいっこ|||おもって|||

僕 は 百合 さん を 抱き たい と 思って る のに ぼく||ゆり|||いだき|||おもって||

オバサン を からかわ ない の

じゃあ ね

何 を 言って んだ 俺 は なん||いって||おれ|

ビックリ した … びっくり|

< どんなに 奇妙 な 関係 でも 意志 が あれば 続いて いく > |きみょう||かんけい||いし|||つづいて| < どちら か が 変え たい と 願わ ない かぎり > |||かえ|||ねがわ|| <Unless either one wants to change> < バランス を 壊さ ない かぎり > ばらんす||こわさ|| <Unless you break the balance> < いつまでも このまま > < 続けて いける > つづけて| <You can continue> ≪( 日野 ) どういう こと だ よ あんなに 優秀な 津崎 さん が ひの||||||ゆうしゅうな|つ さき||

リストラ なんて 納得 いか ねえ りすとら||なっとく||

社長 全然 分かって ねえ 日野 君 色々 と ね しゃちょう|ぜんぜん|わかって||ひの|きみ|いろいろ||

沼田 さん は 納得 して ん の ? ぬまた|||なっとく|||

≪( 風見 ) ここ は 自分 が 残れる こと を 喜び ましょう よ かざみ|||じぶん||のこれる|||よろこび||

でも さあ … じゃあ 津崎 さん の 代わり に |||つ さき|||かわり|

辞め ます か ? えッ ? やめ|||え ッ

家族 が … 家 の ローン が … かぞく||いえ||ろーん|

ほら ね 俺 が 辞めて 丸く 収まる なら ||おれ||やめて|まるく|おさまる|

そう し たい ぐらい だ インフラエンジニア は い なきゃ 困る でしょ |||||||||こまる|

ええ … 津崎 さん なら すぐ |つ さき|||

次の 仕事 見つかり ます よ つぎの|しごと|みつかり||

昼 休み 返上 で 職 探し か ひる|やすみ|へんじょう||しょく|さがし|

時間 短縮 の ため に 事前 アンケート を 作成 し ました じかん|たんしゅく||||じぜん|あんけーと||さくせい||

おお ~

必要 部数 を コピー して 各 商店 に 配って 記入 して もらって ひつよう|ぶすう||こぴー||かく|しょうてん||くばって|きにゅう||

回収 し といて ください かいしゅう|||

そう です か 分かり ました また ご 縁 が あったら お 願い し ます |||わかり||||えん||||ねがい||

もしもし 津崎 と 申し ます が |つ さき||もうし||

ごちそうさま でした はい

< 最近 の 平匡 さん は 忙し そうで > さいきん||ひら きよう|||いそがし|そう で < 料理 に ついて も ノーコメント > りょうり||||のー こめんと < 全部 食べて る し まずく は ない と 思う んだ けど > ぜんぶ|たべて|||||||おもう|| ホント です か !? ほんと||

はい ありがとう ございます

明日 ご挨拶 に 伺い ます はい 失礼 し ます あした|ごあいさつ||うかがい|||しつれい||

はあ~ は あ

みくり さん 今日 の 夕飯 は 外 で 食べ ません か ? み くり||きょう||ゆうはん||がい||たべ|ませ ん|

外 ? この メモ の 場所 で 待ち合わせ を がい||めも||ばしょ||まちあわせ|

18 時 45 分 に 集合 で お 願い し ます はい じ|ぶん||しゅうごう|||ねがい|||

行って き ます おこなって||

あッ お 弁当 あ ッ||べんとう

ありがとう ございます

行って らっしゃい 行って き ます おこなって||おこなって||

≪( 風見 ) 百合 さん かざみ|ゆり|

おはよう ございます おはよう

避け なくて も 避けて なんて さけ|||さけて|

バー に も 来 ない し メール も 無視 忙しかった の ばー|||らい|||めーる||むし|いそがしかった|

僕 も 一応 人間 なんで ここ まで 避け られる と ➡ ぼく||いちおう|にんげん||||さけ||

それなり に ヘコみ ます 二度 と 話し たく ない の なら ||ヘコ み||ふた ど||はなし||||

もう 近づき ません そう いう わけじゃ … |ちかづき|ませ ん|||

風見 さん ? かざみ|

この 前 は どうも こんにちは |ぜん|||

( ナツキ ) 土屋 さん おはよう ございます |つちや|||

おはよう

あッ ねえ アレ 持ってきた ? アレ って 何 です か ? あ ッ|||もってきた|||なん||

ほら ほら アレ よ 春 キャン の … 何 だ っけ ほら ||||はる|||なん|||

何 か あった んです か ? あって も 話さ ない なん|||ん です||||はなさ|

珍しい 怒って る 怒ら せて る んだ ろ めずらしい|いかって||いから||||

やったー 関係 が 一歩 前進 ! やった -|かんけい||ひと ほ|ぜんしん

君 に あだ名 を あげよう きみ||あだな||

ポジティブ モンスター ぽじてぃぶ|

ポジモン ? ポジモン ゲット だ ぜ ! ||げっと||

いい 感じ でした ね イケメン と |かんじ||||

どこ が 親子 ほど も 年 が 違う ||おやこ|||とし||ちがう

いい じゃない です か それ ぐらい の ハードル |じゃ ない||||||はーどる

それ ぐらい ? 生きて 会える んだ から ||いきて|あえる||

< 外 で 夕食 > がい||ゆうしょく < 突然 なぜ だろう > とつぜん|| < そう いえば > 《 みくり さん の 誕生日 に 何も し なかった こと が 悔やま れ ます 》 み くり|||たんじょうび||なにも|||||くやま|| 《I regret not having done anything on Mikuri-san's birthday》

《 外 で 食事 くらい できれば よかった 》 がい||しょくじ||| 《I wish I could have a meal outside》

《 じゃあ 来年 おいしい 焼き鳥 屋 さん で 》 |らいねん||やきとり|や|| 《Then next year at a delicious yakitori restaurant》

《 焼き鳥 で いい んです か ?》 《 家 で 作ら ない もの が いい んです 》 やきとり|||ん です||いえ||つくら|||||ん です 《Is it okay with yakitori? 》 《I like something that I do n’t make at home》

焼き鳥 だ やきとり| Yakitori

< 来年 は あまりに 遠い から > らいねん|||とおい| <Because it's too far next year> < 連れて いって くれよう と して いる > つれて||||| <I'm trying to take you> < 初めて の 待ち合わせ 初めて の デート > はじめて||まちあわせ|はじめて||でーと < かわいく 攻める か > |せめる| <Do you want to attack cutely> < 張り切り すぎて も 良く ない し > はりきり|||よく|| < 焼き鳥 の ニオイ が つく と なる と > やきとり||||||| はあ ~ は あ

決ま ん ない … きま||

お待たせしました お また せ しました

いえ 時間 ピッタリ です 行き ましょう |じかん|ぴったり||いき|

たまに は いい です ね こういう の 月 に 一度 は |||||||つき||ひと ど|

外食 日 を 設け ましょう か いい です ね がいしょく|ひ||もうけ|||||

今 まで 気づき ません でした 私 も です さっき 初めて いま||きづき|ませ ん||わたくし||||はじめて

デート した こと なかった って 気づき ました でーと|||||きづき|

ここ です

あの 心なしか 高 そうな |こころなしか|たか|そう な

問題 あり ません 行き ましょう もんだい||ませ ん|いき|

津崎 様 お 待ち して おり ました どうも つ さき|さま||まち||||

コート を お 預かり し ます こーと|||あずかり||

みくり さん ? み くり|

お 願い し ます これ も |ねがい||||

では ご 案内 し ます ||あんない||

今 メニュー を お 持ち し ます はい いま|めにゅー|||もち|||

評判 の お 店 な んです ひょうばん|||てん||ん です

こういう 所 なら もっと いい 服 を カワイイ です よ |しょ||||ふく||||

子羊 に 使わ れて る ソース ・ ヴァン ・ ルージュ の ワイン の セパージュ は 何 です か ? こ ひつじ||つかわ|||そーす||||わいん||||なん||

< 何 が 起こって いる の か > なん||おこって||| < しみじみ と しっくり お 寺 の 似合う 平匡 さん が > ||||てら||にあう|ひら きよう|| なるほど 子羊 だ から てっきり ボルドー か と 思ったら |こ ひつじ|||||||おもったら

< キラキラ した 空間 で 横 文字 っぽい ランゲージ を 喋って いらっしゃる > きらきら||くうかん||よこ|もじ||||しゃべって| みくり さん み くり|

< どっち ? どっち を 選べば > |||えらべば < 平匡 ルート の エンディング を 迎え られる の ?> ひら きよう|るーと||||むかえ|| < フラグ 立った ~> |たった < 違う 違う そう じゃない 平匡 さん の 王子 モード > ちがう|ちがう||じゃ ない|ひら きよう|||おうじ|もーど < ちょっと カッコイイ けど そう じゃない > ||||じゃ ない お 願い し ます かしこまり ました |ねがい||||

< 準備 の かい が あった > じゅんび|||| <There was a preparation> < 特別な 日 の ため の 評判 の いい 店 を ピックアップ > とくべつな|ひ||||ひょうばん|||てん|| < 予約 の 空き を 必死で 探し > よやく||あき||ひっしで|さがし < 第一 希望 の 店 の キャンセル 待ち を 確保 > だい ひと|きぼう||てん||きゃんせる|まち||かくほ < 昼間 の うち に 訪問 し 最終 確認 > ひるま||||ほうもん||さいしゅう|かくにん 《 ミキュイ に して あり ます 》 《 ミキュイ って 何 です か ?》 |||||||なん||

< ここ まで は 順調 だ > |||じゅんちょう| う~ん

< おいしい とんでもなく おいしい > < だけど 平匡 さん が さっき から 一言 も 話さ ない > |ひら きよう|||||いちげん||はなさ| < ただ 食べて 合間 に > |たべて|あいま| < 嬉し そうに ほほ笑む だけ > うれし|そう に|ほほえむ| < 怖い > こわい < 王子 モード 続行 中 の 平匡 さん の 裏 に > おうじ|もーど|ぞっこう|なか||ひら きよう|||うら| < 何 が 隠さ れて いる の か > なん||かくさ|||| 今日 ここ へ 来た の は きょう|||きた||

これ から の こと を 話す ため です |||||はなす||

サイズ が 分から なかった ので 指輪 は まだ ない んです が さいず||わから|||ゆびわ||||ん です|

みくり さん み くり|

きちんと 入籍 して |にゅうせき|

結婚 し ましょう けっこん||

平匡 さん は そんな つもり ない の か と … ひら きよう||||||||

自分 に は 起こり 得ない 話 だ と 思って い ました じぶん|||おこり|え ない|はなし|||おもって||

です が みくり さん と 出会って 変わった んです ||み くり|||であって|かわった|ん です

試算 して みた んです しさん|||ん です