Claymore Episode 20 Claymore Episode 20

馬 が 手 に 入った よ うま||て||はいった| I got a horse

さあ

本当 に 僕たち と 一緒 に 行って くれる と 助かる ん だ ほんとう||ぼくたち||いっしょ||おこなって|||たすかる||

この 子 プリシラ って いう ん だ けど |こ||||||

こんなに 人 に 懐く なんて そう ない ん だ よ |じん||なつく||||||

君 から する 南 の 匂い が 家族 を 思い出さ せる の か な きみ|||みなみ||におい||かぞく||おもいださ||||

家族 かぞく

ああ

妖魔 に 食わ れ たら し いよ ようま||くわ||||

この 子 も |こ|

どう しだい What you do

馬 の 調子 でも 悪い の か ね うま||ちょうし||わるい|||

いや 何でもない |なんでもない

なら いい が

あんた たち この先 へ 行く つもり なら ||このさき||いく||

ピエタ に は 近寄ら ん ほう が いい ぞ |||ちかよら|||||

何やら クレイモア が 随分 集まって た と いう 話 だ なにやら|||ずいぶん|あつまって||||はなし|

クレイモア の いる ところ に 妖魔 あり だ |||||ようま||

関わら ん ほう が いい ね かかわら|||||

それ じゃ

クレイモア が ピエタ に

すみません 俺 やっぱり 一緒 に 行け ませ ん |おれ||いっしょ||いけ|| I'm sorry, I can't go with you

ピエタ に 行か なきゃ ||いか|

それ じゃ

待ち たまえ まち|

僕たち も 旅 を やめる つもり は ない ん だ ぼくたち||たび||||||| We don’t even intend to stop traveling

ピエタ なら 方向 は 同じ だ し プリシラ の ため に 一緒 に 行って くれ ない か ||ほうこう||おなじ|||||||いっしょ||おこなって|||

でも 俺 |おれ

ピエタ まで は まだ 大分 ある よ ||||だいぶ||

急 い だ って しょうがない ん じゃ ない か な きゅう||||しょうが ない|||||

君 が 一緒 に 来 て くれ た んで すっかり 安心 し た よう だ きみ||いっしょ||らい||||||あんしん||||

さっき クレイモア と 聞い て 顔色 が 変わった ね |||ききい||かおいろ||かわった|

君 が 探し て いる 人 は クレイモア な の かい きみ||さがし|||じん|||||

ええ

どうして クレイモア なんか を

さっき の 男 じゃ ない けど 人 が 関わって も 碌 な こと は ない 存在 じゃ ない か ||おとこ||||じん||かかわって||ろく|||||そんざい||| I'm not the same man as before, but I'm afraid there's nothing wrong with people involved

俺 に とって は 違い ます おれ||||ちがい|

俺 に とって クレア は おれ||||

クレア と いう の か

クレア

クレア が い なかったら 俺 は 今 ここ に は い ない ||||おれ||いま|||||

クレア は いつも 俺 を |||おれ|

だから 今度 は 俺 が |こんど||おれ|

俺 が クレア を 守る って 決め た ん です おれ||||まもる||きめ|||

なるほど

人間 らしい ちょっと 悲壮 な 決意 だ ね にんげん|||ひそう||けつい||

言う の は 簡単 さ いう|||かんたん|

でも 君 に その 力 が ある の か な |きみ|||ちから|||||

す すごい

いつも 弱い 者 は 言葉 に 縋り付く |よわい|もの||ことば||すがりつく

そして 力 を 持った 者 が 力無き 者 の ため に 死 ん で いく |ちから||もった|もの||ちからなき|もの||||し|||

よく ある 話 さ ||はなし|

いい かい

無力 は 罪 だ よ むりょく||ざい||

無力 は 罪 むりょく||ざい

お 願い し ます |ねがい||

俺 に 剣 を 教え て くれ ませ ん か おれ||けん||おしえ|||||

剣 を けん|

あなた の 剣 は すごい って わかり ます ||けん|||||

剣 の 流れ が 綺麗 で 動き に 無駄 が ない し けん||ながれ||きれい||うごき||むだ|||

完成 さ れ てる って 言う か かんせい|||||いう|

へ ～

昔 少し やって た ん だ むかし|すこし||||

少し は すこし|

教え て ください おしえ||

ピエタ へ 行く まで に 俺 少し でも 強く なり たい ん です お 願い し ます ||いく|||おれ|すこし||つよく||||||ねがい||

いい 目 を し てる よ |め||||

強く なる かも ね 君 つよく||||きみ

いい よ 僕 が 教え られる 程度 の こと なら ||ぼく||おしえ||ていど|||

ありがとう ござい ます

切 っ 先 が 定まって ない せつ||さき||さだまって| The tip is not fixed

腕 じゃ なく 体 で 振る ん だ うで|||からだ||ふる||

はい

クレア きっと もう すぐ 会え る ||||あえ|

今度 こそ 絶対 守って 見せる こんど||ぜったい|まもって|みせる

ラキ 無事 で い て くれ |ぶじ||||

覚悟 は し て た つもり だった が 覚醒 者 と の 戦い が これほど の もの だ と は かくご||||||||かくせい|もの|||たたかい|||||||

私 たち が 生き残れ た の は 奇跡 に 近い わたくし|||いきのこれ||||きせき||ちかい

この先 は わから ん が このさき||||

しかし 本当 に 怖い の は 死ぬ こと じゃ ない |ほんとう||こわい|||しぬ|||

限界 ぎりぎり の 闘い で 覚醒 し て しまう こと だ げんかい|||たたかい||かくせい|||||

何 を ご ちゃ ご ちゃ 言って る なん||||||いって| What are you talking about

あんな 戦い 程度 で 覚醒 する か よ |たたかい|ていど||かくせい||| Do you wake up after such a battle?

ビビ って ん じゃ ねぇ よ

った く

こんな 辛 気 臭い ところ で 寝 られ や し ねぇ |しん|き|くさい|||ね||||

気 に する な き|||

隊長 は 気 が 立って いる だけ だ たいちょう||き||たって||| The captain is just upset

確か 替え の 装備 が 届 い て いる はず だった な たしか|かえ||そうび||とどけ||||||

ああ 東 の 宿 の 倉庫 だ |ひがし||やど||そうこ|

なるほど

装備 の 補充 は 万全 って わけ か そうび||ほじゅう||ばんぜん|||

誰 だ だれ|

隊長 か たいちょう|

デネヴ だ

やら れ た 装備 の 替え を 取り に 来 た |||そうび||かえ||とり||らい|

今 あたし が 着替え て ん だ いま|||きがえ|||

遠慮 し や がれ えんりょ|||

仲間 同士 で おかしな こと を いう もの だ な なかま|どうし|||||||| It's something that is strange between friends.

いい から 出て 行け ||でて|いけ

一 つ 聞 い たい ん だ が ひと||き|||||

この もう 一 本 の 剣 は どう し た ん だ ||ひと|ほん||けん||||||

印 が 違う よう だ が いん||ちがう|||

うる せ ぇ な

やら れ た 奴 から 奪い取った ん だ よ 文句 ある か |||やつ||うばいとった||||もんく|| I took it away from the guy who did it

我々 の 剣 は 戦士 が 死ね ば そのまま 墓 標 に なる われわれ||けん||せんし||しね|||はか|しるべ||

それ を 知ら ぬ わけ で は ある まい ||しら|||||| I don't know that

死 ん だ 奴 に は 必要 ねぇ だ ろ う し|||やつ|||ひつよう||||

どうせ 誰 も 知ら ねぇ 下位 ナンバー の 戦士 の 剣 だ |だれ||しら||かい|なんばー||せんし||けん|

その 割り に は 利き腕 で しっかり 持って 私 に 蹴飛ばさ れ た とき も 放さ ず 持って い た よう だ が な |わり|||ききうで|||もって|わたくし||けとばさ|||||はなさ||もって||||||

な 何 が 言い て ぇ ん だ て め ぇ |なん||いい||||||| お前 の 言動 は 一見 する と 荒 くれ 者 の それ の よう だ が おまえ||げんどう||いっけん|||あら||もの||||||

すべて が 仲間 の ため と 思え なく も ない ||なかま||||おもえ||| It’s not because it’s all about fellows.

く 来る な |くる|

て め ぇ 隊長 の 言う こと が 聞け ねぇ の か |||たいちょう||いう|||きけ||| I can't hear what the captain says

来る ん じゃ ねぇ くる|||

なるほど

それ が お前 の 本当 の 姿 と いう わけ か ||おまえ||ほんとう||すがた||||

少し 付き合って いただき たい の です が すこし|つきあって|||||

フローラ 隊長 |たいちょう

き 貴 様 |とうと|さま

どう し た

限界 を 超え そう に なった こと が 恐ろしかった の か げんかい||こえ||||||おそろしかった||

誰 が だれ|

恥じる こと は ない はじる|||

誰 でも そう な る だれ||||

力 へ の 欲求 ちから|||よっきゅう

血 と 肉 へ の 渇望 ち||にく|||かつぼう

自分 の 中 の 醜悪 な 黒い 塊 じぶん||なか||しゅうあく||くろい|かたまり

それ を はっきり と 感じる 瞬間 だ から な ||||かんじる|しゅんかん|||

まるで 自分 が もっと 深い ところ 経験 し た か の よう な 口振り だ な |じぶん|||ふかい||けいけん|||||||くちぶり|| It's just like I was experiencing a deeper place

ただ の 一般 論 だ ||いっぱん|ろん|

勘繰る な かんぐる| Don't think about it

まっ どちら に し て も ひ弱く て 臆病 な 戦士 に は 荷 の 重い 体験 だった わけ だ な ||||||ひよわく||おくびょう||せんし|||に||おもい|たいけん|||| In any case, it was a heavy experience for a weak and timid warrior.

な あっ

何 言って ん だて め ぇ なん|いって||||

元々 は 親しい 仲間 に くっ つい なんとか 生き て いる だけ 脆弱 な 戦士 だった が もともと||したしい|なかま|||||いき||||ぜいじゃく||せんし||

その 親しい 戦士 は 戦い の 中 で 命 を 落とす |したしい|せんし||たたかい||なか||いのち||おとす

それ も 力 の 無い 自分 が 原因 で ||ちから||ない|じぶん||げんいん| It’s because I’m weak

残さ れ た 戦士 は 彼女 の 剣 を 握り 決意 する のこさ|||せんし||かのじょ||けん||にぎり|けつい| The remaining warrior decides to grab her sword

誰 より も 強く なる と だれ|||つよく|| Be stronger than anyone

常に 妖力 解放 し て 筋骨 隆々 に 見せ た の も とわに|ようりょく|かいほう|||きんこつ|りゅうりゅう||みせ|||

組織 に 二 刀 流 を 認め させる ため か そしき||ふた|かたな|りゅう||みとめ|||

て て め ぇ なんで

別に 知って た わけ じゃ ない べつに|しって|||| I didn't know that

私 たち の 世界 で は 珍しく ない 有り 触れた 話 だ わたくし|||せかい|||めずらしく||あり|ふれた|はなし|

この っ

おお ここ だ ここ だ

やった 選り取り みどり だ な |よりどり||| It's a selection I made

くそ くそ

奥 に 誰 が いる の か おく||だれ||||

誰 か だれ|

なん だ デネヴ か よ

お前 も 来 て た の か おまえ||らい||||

ああ

奥 に 何 が ある の か おく||なん||||

いや 家畜 の 資料 しか なかった |かちく||しりょう||

なん だ

じゃ 着替える か |きがえる|

着替える っ つ っ て も なあ どうせ すぐ ずたずた に なる ん だ ろ だ けど さ きがえる||||||||||||||||| Even if I change my clothes

これ で いい これ で

じゃ な デネヴ

良き 眠り よう って やつ だ よき|ねむり||||

お前 も な おまえ||

お 休み |やすみ

恩 を 着せる つもり かい よ おん||きせる||| Are you gonna wear

そんな つもり は ない

ヘレン は いい 奴 だ が 口 が 軽い んで な |||やつ|||くち||かるい||

今 あんた の その 姿 を チーム の 者 が 知ったら さらに 戦い を 恐れる かも しれ ない いま||||すがた||ちーむ||もの||しったら||たたかい||おそれる|||

て め ぇ それ 以上 知った 風 な こと を ||||いじょう|しった|かぜ||| Temee

もう 一 つ 有り 触れた 話 を して やろ う |ひと||あり|ふれた|はなし|||| I’ll tell you the story I touched.

ある 少女 に は 年 の 離れ た 姉 が い た |しょうじょ|||とし||はなれ||あね||| A girl had an older sister

家 が 妖魔 に 襲わ れ た 時 いえ||ようま||おそわ|||じ

姉 は 妹 を ベッド の し た に 放り込 ん だ あね||いもうと||べっど|||||ほうりこ||

少女 は ただ 見て いる しか でき なかった しょうじょ|||みて||||

妖魔 に 嬲ら れ 切り裂か れ て いく 姉 の 姿 を ただ 見て いる しか ようま||なぶら||きりさか||||あね||すがた|||みて||

少女 は やがて 半 人 半 妖 の 戦士 と なる が しょうじょ|||はん|じん|はん|よう||せんし||| The girl will eventually become a half-human half-fairy warrior

姉 の 仇 を 願って い た にもかかわらず あね||あだ||ねがって||| Even though I was hoping for my sister's death

防御 型 の 戦士 に なって い た ぼうぎょ|かた||せんし||||

心 の 中 で は 死に たく ない と 思って い た わけ だ こころ||なか|||しに||||おもって||||

あの ベッド の 下 でも 姉 が 犠牲 に なって い た 時 で さえ |べっど||した||あね||ぎせい|||||じ||

そう 思って いた ん だ |おもって|||

そんな 自分 に 絶望 し 自暴自棄 な 戦い を し て い た そい つ に 腹 を 立て た ある 戦士 が 言った |じぶん||ぜつぼう||じぼうじき||たたかい|||||||||はら||たて|||せんし||いった

なあ どんな 時 でも 生き たい って 思う の は 当たり前 だ ろ う ||じ||いき|||おもう|||あたりまえ|||

人間 だ ぜ あたし ら にんげん||||

すべて が 吹っ切れ た わけ で は ない が その おかげ で その 戦士 は まだ 生き て いる らしい ||ふっきれ|||||||||||せんし|||いき|||

ここ に は 仲間 が いる |||なかま||

お前 一 人 で でき ない こと は 我々 が サポート する おまえ|ひと|じん||||||われわれ||さぽーと|

だから あまり 一 人 で 気張る な ウンディーネ 隊長 ||ひと|じん||きばる|||たいちょう That’s why I’m not alone. I’m Captain Undine.

こんな ところ まで 連れ て 来 て 一体 何 の 用 だ |||つれ||らい||いったい|なん||よう|

ずっと 違和感 を 感じ て い た ん です |いわかん||かんじ|||||

あなた の その 右腕 |||みぎうで

自分 の もの で は あり ませ ん ね じぶん||||||||

やはり

以前 聞い た こと が あり ます いぜん|ききい||||| I have heard it before.

あなた と まったく 同じ 剣 を 使う 戦士 の 話 を |||おなじ|けん||つかう|せんし||はなし|

かつて の ナンバー ２ 高速 剣 の イレーネ ||なんばー|こうそく|けん||

当時 ナンバー １ の テレサ 討伐 隊 の 一 人 とうじ|なんばー|||とうばつ|たい||ひと|じん

以来 行方 を 知って いる 者 は おり ませ ん が いらい|ゆくえ||しって||もの|||||

ナンバー ２ に まで なった 者 が 簡単 に 死 ん だ と は 思え ませ ん なんばー||||もの||かんたん||し|||||おもえ||

どこ で その 手 を |||て|

答え て いただき ま しょ う こたえ|||||

答え られ ない 手段 に 入れ た と 思って いい の です ね こたえ|||しゅだん||いれ|||おもって||||

一 度 は 試し て 見 たい と 思って い まし た ひと|たび||ためし||み|||おもって|||

かつて の ナンバー ２ の 高速 剣 に 私 の 風 斬り が 迫れる の か どう か ||なんばー||こうそく|けん||わたくし||かぜ|きり||せまれる||||

待て まて

ジーン さん

あなた に は 関係 の ない こと です |||かんけい||||

邪魔 を し ない で いただき ま しょ う じゃま||||||||

私 は クレア に 恩 ある 身 だ わたくし||||おん||み|

黙って 斬ら せる わけ に は いか ない だまって|きら||||||

彼女 に は 斬ら れる 理由 が ある と でも かのじょ|||きら||りゆう||||

関係ない かんけいない

クレア に 剣 を 向ける 者 が あれ ば それ だけ で 私 に は 剣 を 抜く 理由 に なる ||けん||むける|もの|||||||わたくし|||けん||ぬく|りゆう|| Anyone who points his sword at Claire will be the only reason for me to pull it out.

ジーン 止せ |よせ

いい でしょ う

どちら に せよ いつ 次 の 襲撃 が ある か わから ない 中 本気 で 斬り 合う つもり は なかった ん です から ||||つぎ||しゅうげき||||||なか|ほんき||きり|あう||||||

ですが 信用 でき ない あなた と 戦う わけ に は 行き ませ ん |しんよう|||||たたかう||||いき|| But I'm not going to fight you who you can't trust

あなた を 討伐 隊 から 外す よう に ||とうばつ|たい||はずす|| Take you out of the subjugation

この 腕 は イレーネ に 借り受け た もの だ |うで||||かりうけ|||

彼女 は 組織 から 隠れ て いる ん だ かのじょ||そしき||かくれ||||

なるべく 話し たく なかった が |はなし|||

イレーネ は 戦い で 利き腕 を 失った 私 を 助け て くれ た ||たたかい||ききうで||うしなった|わたくし||たすけ|||

そして

そして 決して 失い たく ない もの の ため に |けっして|うしない|||||| And for things I never want to lose

本来 なら 受け取る はず も ない ほんらい||うけとる|||

だが 私 は 戦い 続け なけ れ ば なら なかった |わたくし||たたかい|つづけ|||||

どうして も

なぜ

あの 時 失って しまった もの の ため |じ|うしなって||||

私 は 戦い 必ず 生き抜 い て 覚醒 者 プリシラ の 首 を 落とす わたくし||たたかい|かならず|いきぬ|||かくせい|もの|||くび||おとす

覚醒 者 プリシラ かくせい|もの|

今 どこ に いる かも わから ない あの プリシラ を 倒す と いう の です か いま||||||||||たおす|||||

その ため に 私 は 戦士 と なった |||わたくし||せんし||

あたし の 中 に テレサ の 血 と 肉 を ||なか||||ち||にく|

それぞれ に 戦う 理由 は ある もの です ね ||たたかう|りゆう|||||

この 戦い ともに 必ず 生き抜き ま しょ う |たたかい||かならず|いきぬき|||

フローラ

隊長 さっき は 弱音 を 吐 い て 悪かった たいちょう|||よわね||は|||わるかった The captain was awkward and I was so bad

決して びび った わけ じゃ けっして|||| I was never scared

ああ

覚え て ねぇ なあ おぼえ|||

それ より 早く 傷 治し て おけ よ ||はやく|きず|なおし|||

この 隊 から 一 人 でも 死ぬ 奴 が 出る こと は あたし が 許さ ねぇ |たい||ひと|じん||しぬ|やつ||でる|||||ゆるさ|

いい な

隊長 たいちょう

食わ なく て も 平気 って の と 食う 楽しみ は 別もの だ ぜ くわ||||へいき||||くう|たのしみ||べつもの|| Even if you don't eat, the fun of eating is different.

食べ て いる とき は ほか の こと を 考え なく て すむ しな たべ|||||||||かんがえ|||| You don't have to think about other things when you are eating

この 戦い が 終わったら さ チーム 全員 に あたし が 取って置き な もん を 奢 って やる よ |たたかい||おわったら||ちーむ|ぜんいん||||とっておき||||しゃ|||

それ 食う まで は 死ね ねぇ って 気 に なる だ ろ う |くう|||しね|||き|||||

すまない

臆病 風 に 吹か れ て い た らしい おくびょう|かぜ||ふか|||||

当然 だ とうぜん|

あたし ら 人間 な ん だ から な ||にんげん|||||

人間 にんげん

ああ

そう だ な

でき れ ば ここ に 集まった 戦士 全員 が 生き残る こと を |||||あつまった|せんし|ぜんいん||いきのこる|| Hopefully all the warriors gathered here will survive

ミリア ここ に い た の か

いや あたし も どう かし て いる

祈る 神 など ない と いう のに な いのる|かみ||||||

また ここ は 戦場 に なる |||せんじょう||

ああ

恐らく 今日 の 戦い は 前座 に 過ぎ ん だ ろ う おそらく|きょう||たたかい||ぜんざ||すぎ|||| Maybe today's battle is just the undercard

一 度 深淵 の モノ と 出会った お前 なら わかる はず だ ひと|たび|しんえん||もの||であった|おまえ||||

こんな もの で は ない

あの 深淵 の モノ 北 の イー スレイ が 本気 を 出せ ば |しんえん||もの|きた|||||ほんき||だせ|

寝かせ て あげ なさい ねかせ|||

最後 の 最後 まで 体力 を 使い切って しまった よう だ さいご||さいご||たいりょく||つかいきって|||

人 と いう の は 不思議 な もの だ ね じん|||||ふしぎ||||

どんなに 限界 を 超えよ う と も 手 に 入る 力 は 滑稽 な ほど 小さい |げんかい||こえよ||||て||はいる|ちから||こっけい|||ちいさい

まあ いい

プリシラ お前 が 気 に 入って いる の なら 剣 ぐらい いくら でも 教え て やる |おまえ||き||はいって||||けん||||おしえ||

プリシラ 大人 しく し て て おくれ 客 の よう だ |おとな||||||きゃく||| Priscilla It looks like a mature customer

リガルド

あなた ほど の 方 が この よう な ところ で 野宿 と は |||かた|||||||のじゅく||

いい ん だ よ 偶に は ||||たまに|

気分 も 変わる きぶん||かわる

で ピエタ の 様子 は |||ようす| はい

そう か

軍 を 集結 さ せろ ぐん||しゅうけつ||

北 の 軍 総勢 二十七 を 持って アルフォンス 始まり の 町 ピエタ を 殲滅 する きた||ぐん|そうぜい|にじゅうしち||もって||はじまり||まち|||せんめつ|

およそ 何一つ 生命 の 存在 し ない 町 と なる でしょ う ね |なにひとつ|せいめい||そんざい|||まち|||||

我が イー スレイ の 名 に おい て わが||||な|||

鼠 一 匹 虫 一 匹 の 命 さえ 根絶やし に しろ ねずみ|ひと|ひき|ちゅう|ひと|ひき||いのち||ねだやし||

来る くる

慈悲 無き 王 じひ|なき|おう

慈悲 無き 指令 じひ|なき|しれい

殺戮 の 夜 さつりく||よ