Chuunibyou demo Koi ga Shitai ! Episode 7 Chuunibyou demo Koi ga Shitai! Episode 7

暑い わ ね あつい||

ああ

おはよう

おはよう ございます

な に 見とれ て ん の よ しか し よく あんな 服 来 て くるわ ね ||みとれ|||||||||ふく|らい|||

昭和 アイドル かって の しょうわ|あいどる||

バーカ くみ ん 先輩 は お前 と 違って 時代 に 左右 さ れ ない まっすぐ な 人 な の |||せんぱい||おまえ||ちがって|じだい||さゆう||||||じん||

小学生 が な に 言って ん だ か しょうがくせい||||いって|||

小学生 言う な しょうがくせい|いう|

一色 君 小学生 みたい だ ね いっしょく|きみ|しょうがくせい|||

強力 な 太陽 光 と ガンマ 線 が 凸 守 を 襲う デス きょうりょく||たいよう|ひかり|||せん||とつ|しゅ||おそう|

「 ダーク ・ リミテッド ・ シールド 」 装着 だーく|||そうちゃく

もはや 中 二 病 と いう より 小学生 病 に … |なか|ふた|びょう||||しょうがくせい|びょう|

なに か 言った デス か ニセ 様 ||いった|||にせ|さま

な … なにも 言って な いわ よ ||いって|||

本当 デス か なにやら そこ の 坊主 頭 と 一緒 に さ れ た よう に 聞こえ た デス よ ほんとう||||||ぼうず|あたま||いっしょ|||||||きこえ|||

誰 が 坊主 だ だれ||ぼうず|

小学生 は 黙って る デス しょうがくせい||だまって||

六 花 と 一緒 に 来 て ほしい お前 が 必要 だ むっ|か||いっしょ||らい|||おまえ||ひつよう|

勝負 デス ニセ 様 しょうぶ||にせ|さま

( \ an 8 } なに よ やる 気 なら 私 も 本気 出す わ よ ||||き||わたくし||ほんき|だす||

夏 が 来 た 夏 休み が 来 た なつ||らい||なつ|やすみ||らい|

( \ an 8 } 俺 は 無視 か |おれ||むし|

( \ an 8 } 二 人 と も 頑張って |ふた|じん|||がんばって

しばらく 見つめ 合って から |みつめ|あって|

しばらく 見つめ 合って から |みつめ|あって|

逸ら す まで に 何 を 考え て た の 気 に なる はやら||||なん||かんがえ||||き||

逸ら す まで に 何 を 考え て た の 気 に なる はやら||||なん||かんがえ||||き||

唇 尖ら せ た あたし を 見 て くちびる|とがら|||||み|

唇 尖ら せ た あたし を 見 て くちびる|とがら|||||み|

どう し た の って 聞い て くる の 待って みる の |||||ききい||||まって||

どう し た の って 聞い て くる の 待って みる の |||||ききい||||まって||

ごまかし た あ と の 独り言 は |||||ひとりごと|

ごまかし た あ と の 独り言 は |||||ひとりごと|

恥ずかしい から 聞か ない で くれる はずかしい||きか|||

恥ずかしい から 聞か ない で くれる はずかしい||きか|||

後 に 引け ない ほど 惹 か れ 合う 恋 あと||ひけ|||じゃく|||あう|こい

後 に 引け ない ほど 惹 か れ 合う 恋 あと||ひけ|||じゃく|||あう|こい

もう 始まって た |はじまって|

もう 始まって た |はじまって|

夢 なら たくさん 見 た ゆめ|||み|

夢 なら たくさん 見 た ゆめ|||み|

覚め た まま でも まだ 会い たい さめ|||||あい|

覚め た まま でも まだ 会い たい さめ|||||あい|

君 が そう さ せ た きみ|||||

君 が そう さ せ た きみ|||||

恋 は 欲張り だ ね こい||よくばり||

恋 は 欲張り だ ね こい||よくばり||

飛び 跳ね そう な 心 の 行く まま に 行 こ う よ とび|はね|||こころ||いく|||ぎょう|||

飛び 跳ね そう な 心 の 行く まま に 行 こ う よ とび|はね|||こころ||いく|||ぎょう|||

理想 も 妄想 も 現実 も りそう||もうそう||げんじつ|

理想 も 妄想 も 現実 も りそう||もうそう||げんじつ|

全て 君 を 軸 に 回る すべて|きみ||じく||まわる

全て 君 を 軸 に 回る すべて|きみ||じく||まわる

新しい 世界 へ あたらしい|せかい|

新しい 世界 へ あたらしい|せかい|

いきなり 乗り物酔い か よ |のりものよい||

だから 小学生 だって 言って ん の よ |しょうがくせい||いって|||

う … うるさい デ …

いい から 外 見ろ 遠く の 緑 ||がい|みろ|とおく||みどり

うるさい デス この 時 こそ 『 マビノギ オン 』 の 言葉 を 目 に し て |||じ|||おん||ことば||め|||

魔物 を 追い出す デス 「 心 の … 」 まもの||おいだす||こころ|

逆 効果 だ ぎゃく|こうか|

丹生 谷 トイレ そっち に あった から 頼む にう|たに|といれ|||||たのむ

えっ 　 なんで 私 が ||わたくし|

男 が 一緒 に 入ったら 変 に 思わ れる だ ろ う おとこ||いっしょ||はいったら|へん||おもわ||||

偽物 の 手 は 借り ない デス にせもの||て||かり||

ああ もう

さ … 触る な デ … |さわる||

あと 少し だ から 我慢 な さ い |すこし|||がまん|||

瀕死 の ところ を 敵 に 助け られる ちょっと かっこいい デス ひんし||||てき||たすけ||||

喋ら ない 一色 あんた も ちょっと 手伝って しゃべら||いっしょく||||てつだって

一色 ？ いっしょく

あっ 　 黒 子 |くろ|こ

どこ 見 てる か 丸 分かり よ 来 なさい |み|||まる|わかり||らい| You know exactly where I'm looking.

はい

もう ちょっと だ から ね

おい 六 花 |むっ|か

なに

なんか リアクション 取れよ つ ー か お前 も もし かして 乗り物酔い か ||とれよ||-||おまえ||||のりものよい|

平気 訓練 は 受け て いる へいき|くんれん||うけ||

じゃあ なんで 黙って ん だ よ ||だまって|||

心配 だ ね しんぱい||

起き た ん です か おき||||

なに か あった の 六 花 ちゃん ||||むっ|か|

あっ 　 いや

世界 が 回る デス 「 ミョルニルトルネード 」 せかい||まわる||

黙って ろ って 言って る でしょ う だまって|||いって|||

った く なんで 私 が 被害 を 被ら なきゃ いけない の よ |||わたくし||ひがい||かぶら||||

さすが クラス 委員 お前 ホント 面倒 見 いい よ な |くらす|いいん|おまえ|ほんと|めんどう|み|||

別に 見 たく あ ない でしょ う べつに|み||||| You don't want to see it, do you?

あんた が 貰い リバース し てる から でしょ う ||もらい|||||| That's because you're the one who's getting paid to reverse it.

それ より 大丈夫 な の あの 子 ||だいじょうぶ||||こ

うん ？

小鳥 遊 さん から 誘って くれ た ん だ よ な ことり|あそ|||さそって||||||

実家 に 帰る から 遊び に 来 ない か って じっか||かえる||あそび||らい|||

まあ お前 は 無理やり つい て き た ん だ けど な |おまえ||むりやり||||||||

もし かして こっち に なに か ある の

な に かって

ほら よく ある でしょ う

中学 時代 付き合って た 彼 氏 と 高校 別々 で 遠距離 恋愛 に なって 的 な ちゅうがく|じだい|つきあって||かれ|うじ||こうこう|べつべつ||えんきょり|れんあい|||てき|

修羅場 か しゅらば|

修羅場 は 強力 な 結 界 魔法 デス しゅらば||きょうりょく||けつ|かい|まほう|

あんた は 黙って なさい ||だまって|

恋愛 … か れんあい|

邪 王 真 眼 に 誓って じゃ|おう|まこと|がん||ちかって I swear on my evil eye.

ない ない

見 て み|

あの 人 は ？ |じん|

十 花 さん 六 花 の お 姉さん じゅう|か||むっ|か|||ねえさん

なん な の

大きな 家 だ ね おおきな|いえ||

もし かして 小鳥 遊 さ ん お 金持ち ？ ||ことり|あそ||||かねもち

遠い ところ よく いらっしゃい まし た とおい|||||

いいえ いいえ こちら こそ 小鳥 遊 さん に は いつも お 世話 に なって る 上 に ||||ことり|あそ||||||せわ||||うえ|

こんな お 誘い まで 受け て 本当 に ご 迷惑 じゃ なかった です か ||さそい||うけ||ほんとう|||めいわく||||

いいえ 六 花 は まだ 海賊 ごっこ ？ 流行って る から ね |むっ|か|||かいぞく||はやって|||

少し は まとも に なった か と 思った が すこし|||||||おもった|

あなた

ば あ 様 皆 に ダーク ブラウン リキッド を ||さま|みな||だーく|||

六 花 むっ|か

えっ あぁ おい 六 花 |||むっ|か

これ つまらない もの です が お 世話 に なり ます ||||||せわ|||

あら あら すみません お 気遣い なく ||||きづかい|

ゆっくり し て て く だ さい ね

ありがとう ござい ます

お前 なん つ ー か さ おばちゃん っぽい よ な おまえ|||-||||||

う っ さ い

な … なん だ

( \ an 8 } 大きな ワン ちゃん |おおきな|わん|

こ … これ は 伝説 の 魔 獣 デス か |||でんせつ||ま|けだもの||

ナイス デス やっつける デス

ダメ だめ

どうぞ

こっち に は あんまり 荷物 ない ん だ な ||||にもつ||||

なん だ それ

不可 視 境界 線 の 向こう と 通信 する ふか|し|きょうかい|せん||むこう||つうしん|

どこ で 見つけ て き た ん だ よく あった な そんな もん ||みつけ||||||||||

一 年 前 に 見つけ た 現在 の 拠点 に 運 ぼ う か と 思った が ひと|とし|ぜん||みつけ||げんざい||きょてん||うん|||||おもった|

プリーステス に 拒否 さ れ た ||きょひ|||

だ ろ う な

どう し た ん だ よ

なに が

そう だ な お前 ふう に 言う と だ な |||おまえ|||いう|||

この 地 に 気配 を 察知 し て いる よう だ が なん だ |ち||けはい||さっち||||||||

そもそも ここ は 私 の 拠点 で は ない |||わたくし||きょてん|||

むしろ 管理 局 が 本部 を 置く 敵 の 拠点 |かんり|きょく||ほんぶ||おく|てき||きょてん

二 年 前 私 は ここ に 連れ て こ られ た ふた|とし|ぜん|わたくし||||つれ||||

二 年 前 ？ ふた|とし|ぜん

一見 何事 も ない 屋敷 いっけん|なにごと|||やしき

しかし ここ に は 不可 視 境界 線 の 存在 を 無効 化 する 結 界 が 張ら れ て いる ||||ふか|し|きょうかい|せん||そんざい||むこう|か||けつ|かい||はら|||

精神 攻撃 および 負荷 が 増大 だ から 私 は 脱出 し た せいしん|こうげき||ふか||ぞうだい|||わたくし||だっしゅつ||

よく 分から ない が なに か あった って こと か |わから||||||||

この 結 界 を 破る に は 必要 だった 邪 王 真 眼 の 力 が |けつ|かい||やぶる|||ひつよう||じゃ|おう|まこと|がん||ちから|

いるか

はい

今年 は いく ん だ ろ う な ことし|||||||

荷物 ここ に おい とく ぞ にもつ|||||

それ から お前 の 友達 海 に 行く そう だ ||おまえ||ともだち|うみ||いく||

友達 に は あんまり 心配 かける な よ ともだち||||しんぱい|||

モリ サマー ちゃん さすが の セパレート |さまー||||

つ ー か あんた の それ は なに よ 水着 まで 真っ白 ？ |-||||||||みずぎ||まっしろ

いや これ しか なく て … 似合う … かな |||||にあう|

パー フェット です

ありがとう

うっとうしい

い や ぁ 目 が 目 に 海水 が |||め||め||かいすい|

この 海 に は 怪物 クラーケン が 潜 ん で いる デス |うみ|||かいぶつ|||ひそ||||

今 こそ この 海中 戦 用 魔 導 着 の 威力 を 試す 時 デス いま|||かいちゅう|いくさ|よう|ま|みちび|ちゃく||いりょく||ためす|じ|

刮目 する が いい デス かつもく||||

あの 魔 導 着 を 着 れ ば 海中 でも 通常 の ３.８８ 倍 で 動け る よう に なる |ま|みちび|ちゃく||ちゃく|||かいちゅう||つうじょう||ばい||うごけ||||

熱 っ 熱 っ 熱 っ … ねつ||ねつ||ねつ|

３.８８ 倍 で 動け る ばい||うごけ|

( \ an 8 } 熱 っ 熱 っ 熱 っ … |ねつ||ねつ||ねつ|

ほら ほら 早く 行き なさい ||はやく|いき|

覚え て いる デス よ おぼえ||||

確かに 早い な たしかに|はやい|

俺 達 も 泳ぎ ま しょ う よ くみ ん 先輩 … 寝 てる ！ おれ|さとる||およぎ|||||||せんぱい|ね|

結局 あんた ほとんど 話し て ない わ よ ね けっきょく|||はなし|||||

なに

行く デス ケル ペロス いく|||

ち ょ … なんで あいつ の 言う こと 聞く の よ |||||いう||きく||

もう 覚え て ください よ |おぼえ|||

勇太 ゆうた

ちょっと なんで ついてくる の やめ て

あっ 　 おい

意味 ない だ ろ う いみ||||

勇太 急 い で ゆうた|きゅう||

なん だ これ は

ラートツヴァイヘルブラウ

名前 は どう で も いい なまえ|||||

これ から 不可 視 境界 線 集積 点 に 向かう 乗って ||ふか|し|きょうかい|せん|しゅうせき|てん||むかう|のって

この 格好 で か |かっこう||

プリーステス の 監視 の 目 を 逃れる に は この 程度 の カモフラージュ は 必要 ||かんし||め||のがれる||||ていど||||ひつよう

やっぱり か

あっ 　 おい

結局 こう なる か 冨樫 勇太 けっきょく||||とがし|ゆうた

はい

付き合え つきあえ

どこ に

あいつ の … 父親 の ところ だ ||ちちおや|||

えっ ？

全身 が 痛い デス 聖なる 光 に やら れ た デス ぜんしん||いたい||せいなる|ひかり|||||

ひや けど め も 塗ら ず に あんなに はしゃぐ から よ ||||ぬら|||||| I'm sorry, but you were so excited without putting on any paint.

しかし 刻印 は 完璧 に でき た デス |こくいん||かんぺき||||

う わ っ 　 寒 っ |||さむ|

はい 皆 で これ 食べ なさい って |みな|||たべ||

これ は ？

完璧 でしょ う かんぺき||

本当 だ ね ほんとう||

ちょうど 三 年 だ |みっ|とし|

あいつ が 小さかった こと も あって パパ は 六 花 に だけ は 言わ ない で ほしい と 言って な ||ちいさかった||||ぱぱ||むっ|か||||いわ|||||いって|

だから 六 花 に とって パパ の 死 は あまりに 突然 で |むっ|か|||ぱぱ||し|||とつぜん|

なんの 前触れ も ない もの で |まえぶれ||||

その せい か あいつ は いまだ に パパ の 死 を 認めよ う と し ない |||||||ぱぱ||し||みとめよ||||

頑 な に ここ に 来る こと を 拒 ん で いる がん|||||くる|||こば|||

ママ 早く まま|はやく

お 母さん は ？ |かあさん|

私 と 六 花 を パパ の 実家 に 置 い て 出 て いった わたくし||むっ|か||ぱぱ||じっか||お|||だ||

じいちゃん は 真面目 な 性格 で ああいう 六 花 が どうしても 受け入れ られ なく て な ||まじめ||せいかく|||むっ|か|||うけいれ||||

私 も 仕事 で ここ を 離れる こと に なって 結局 二 年 経って も あの まま だ わたくし||しごと||||はなれる||||けっきょく|ふた|とし|たって||||

私 は 不可 視 境界 線 を 見つけ なけ れ ば なら ない 必ず わたくし||ふか|し|きょうかい|せん||みつけ||||||かならず

この 結 界 を 破る に は 必要 だった 邪 王 真 眼 の 力 が |けつ|かい||やぶる|||ひつよう||じゃ|おう|まこと|がん||ちから|

すごい

これ 全部 十 花 さん が 作った ん です か |ぜんぶ|じゅう|か|||つくった|||

一応 仕事 だ から な いちおう|しごと|||

そう そう そう いや 小鳥 遊 さん の 弁当 いつも 豪華 だった もん な ||||ことり|あそ|||べんとう||ごうか|||

ああ クラス でも 噂 に なって た ん です よ |くらす||うわさ||||||

でも あの レストラン で 働 い てる なんて 六 花 ちゃん 羨ま し い ||れすとらん||はたら||||むっ|か||うらやま||

そう か

早く 食べよ う ぜ いただき ます はやく|たべよ||||

いただき ます

これ は チーズ 入り デス か ||ちーず|はいり||

凸 ちゃん チーズ も ダメ な の とつ||ちーず||だめ||

あんな 腐った 雑巾 臭 が する もの 誰 が 食べる の デス か |くさった|ぞうきん|くさ||||だれ||たべる|||

もと は 乳 デス 乳 が 腐った もの デス よ 最悪 デス ||ちち||ちち||くさった||||さいあく|

食べろ たべろ

食べろ たべろ

ち ち ち が …

食べろ たべろ

はい

えら いよ 凸 ちゃん ||とつ|

さすが マスター が 恐れる プリーステス |ますたー||おそれる|

眼力 が 半端 ない デス がんりき||はんぱ||

それ より 六 花 ちゃん は ||むっ|か||

ちょっと 見 て き ます |み|||

具合 悪い の ぐあい|わるい|

あっ いや まあ

いるか

合言葉 は あいことば|

邪 王 真 眼 は 最強 じゃ|おう|まこと|がん||さいきょう

違う ちがう

違う の か よ ちがう|||

どうやら プリーステス の 精神 攻撃 を 受け た 様子 |||せいしん|こうげき||うけ||ようす

勇太 は 勇太 で は ない ゆうた||ゆうた|||

やはり そう 思って た か ||おもって||

安心 しろ これ でも 一応 元 ダーク フレイム マスター だ あんしん||||いちおう|もと|だーく||ますたー|

いい の か 不可 視 境界 線 を 探し に いか なく て も |||ふか|し|きょうかい|せん||さがし|||||

本当 ？ ほんとう

嘘 言って どう する うそ|いって||

だ … だって ママ も お 姉ちゃん も じいちゃん も ばあちゃん も ||まま|||ねえちゃん|||||

だから 俺 だった ん だ ろ う |おれ|||||

勇太 お … お 姉ちゃん … プリーステス は きっと 警戒 し て いる ゆうた|||ねえちゃん||||けいかい|||

抜け出す の は 容易 で は ない ぬけだす|||ようい|||

じゃあ やめ とく か

いつ いく ？

い … 今 ！ |いま

今 ？ いま

うん 今 |いま

あの 木 に 移ったら 木 に 隠れる よう に 右側 に 降り て |き||うつったら|き||かくれる|||みぎがわ||ふり|

俺 靴 ない ぞ おれ|くつ||

私 は ある から 大丈夫 わたくし||||だいじょうぶ

おい

なんの 音 |おと

さあ

盥 ？ たらい

… デス

かかった か

痛い いたい

さすが 十 花 さん |じゅう|か|

まさか お前 が 手 を 貸す と は な どういう つもり だ |おまえ||て||かす||||||

さあ 自分 でも よく 分から ん |じぶん|||わから|

あっ 　 今 の ちょっと かっこいい |いま|||

いい から 黙って ろ ||だまって|

まったく やはり お前 は 危険 だ な ||おまえ||きけん||

勇太 ゆうた

六 花 来い 来い 六 花 飛べ むっ|か|こい|こい|むっ|か|とべ

大丈夫 か だいじょうぶ|

大丈夫 ラートツヴァイヘルブラウ の 隠し 場所 に 案内 する だいじょうぶ|||かくし|ばしょ||あんない|

余計 な こと を よけい|||

どこ まで 行け ば いい ？ ||いけ||

あと 十 キロ ぐらい |じゅう|きろ|

あっ 　 そんなに 遠い の か ||とおい||

平気 ダーク フレイム マスター は 最強 だ から へいき|だーく||ますたー||さいきょう||

最強 ？ さいきょう

うん やっぱり 最強 だった ダーク フレイム マスター 最強 だった ||さいきょう||だーく||ますたー|さいきょう|

だから 言 うなって 言って ん だ ろ う |げん||いって||||

スピード 上げる ぞ すぴーど|あげる|

でも 真 の 最強 は 邪 王 真 眼 |まこと||さいきょう||じゃ|おう|まこと|がん

は いはい

結局 六 花 ちゃん と 冨樫 君 帰って こ なかった ね けっきょく|むっ|か|||とがし|きみ|かえって|||

十 花 さん もど っか 行っちゃ っ た し じゅう|か||||おこなっちゃ|||

まあ 障害 の 一 つ や 二 つ は つきもの よ ね |しょうがい||ひと|||ふた|||||

なんの 障害 デス か |しょうがい||

や ー ね 凸 ちゃん ったら |-||とつ||

でも 私 は 時間 の 問題 だ と 思う わ よ |わたくし||じかん||もんだい|||おもう||

なに が

なに が デス

さあ

くみ ん 先輩 ||せんぱい

見 た ？ 三 年 前 み||みっ|とし|ぜん

うん パパ が い なく なった その 夜 見え た の |ぱぱ||||||よ|みえ||

境界 線 を 越え て パパ が 見え た きょうかい|せん||こえ||ぱぱ||みえ|

私 に … 見え た だ から まだ ここ に いる の わたくし||みえ||||||||

境界 線 の 向こう から ここ を 私 を 見て いる きょうかい|せん||むこう||||わたくし||みて|

それ に 頷く こと も 否定 する こと も 俺 に は でき なかった ||うなずく|||ひてい||||おれ||||

ただ …

止め て とどめ|

着 い た の か ちゃく||||

うん 私 の 拠点 パパ と 皆 と 共に い た 場所 |わたくし||きょてん|ぱぱ||みな||ともに|||ばしょ

これ が 現実 だ パパ は もう い ない それ が 今 だ ||げんじつ||ぱぱ|||||||いま|

爆ぜろ リアル 弾けろ シナプス はぜろ|りある|はじけろ|

バニッシュメント ・ ディス ・ ワールド ||わーるど

INSIDE IDENTITY

居場所 は どこ ？ いばしょ||

勘違い が 恥 だ と か かんちがい||はじ|||

素直 さ が 痛い と か すなお|||いたい||

誰 が なんと 言いよう と か だれ|||いいよう||

正し さ なんて 分か ん ない ぜ ただし|||わか|||

普通 に 流れ て く 日常 に ふつう||ながれ|||にちじょう|

無理 し て 馴染ま せ た むり|||なじま||

沈 ん じ まった 個性 と 血 を しず||||こせい||ち|

噛 ん で 飲 ん で 吐 い て 割れ か|||いん|||は|||われ

こんな 僕 を 分かって ほしい |ぼく||わかって|

言い たい けど 言え なく て いい|||いえ||

なんで 誰 も 分かって くん ない の と |だれ||わかって||||

思う の は 贅沢 な の か な ？ な の か な ？ おもう|||ぜいたく||||||||

感情 的 な 太陽 は かんじょう|てき||たいよう|

熱 を 上げ すぎ て ねつ||あげ||

どうにか なり そう

叫び たく て しょうがない さけび|||しょうが ない

がむしゃら に 求め てる IDENTITY ||もとめ||

INSIDE IDENTITY

INSIDE MY JUSTICE

邪魔 し ない で じゃま|||

居場所 は 何 処 ？ いばしょ||なん|しょ